JPH0759443A - コンバイン - Google Patents
コンバインInfo
- Publication number
- JPH0759443A JPH0759443A JP21257393A JP21257393A JPH0759443A JP H0759443 A JPH0759443 A JP H0759443A JP 21257393 A JP21257393 A JP 21257393A JP 21257393 A JP21257393 A JP 21257393A JP H0759443 A JPH0759443 A JP H0759443A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combine
- grain
- rolling
- vehicle body
- main part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】安定したロ−リング制御を可能にする。
【構成】左右一対の走行クロ−ラ２，２を具備する車体
１上に脱穀部４とグレンタンク６を左右に並設し、車体
に対し片側の走行クロ−ラ２のみ昇降させてロ−リング
制御可能に構成してあるコンバインにおいて、ロ−リン
グ支点１１をグレンタンク６側に設ける。
１上に脱穀部４とグレンタンク６を左右に並設し、車体
に対し片側の走行クロ−ラ２のみ昇降させてロ−リング
制御可能に構成してあるコンバインにおいて、ロ−リン
グ支点１１をグレンタンク６側に設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、片側ロ−リングを可能
にしたコンバインに関する。
にしたコンバインに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、実開昭５６−４８７２３号公報記
載のコンバインの水平維持装置がある。
載のコンバインの水平維持装置がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記公報
記載の従来技術の問題点を解消することを目的とする。
記載の従来技術の問題点を解消することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、左右一対の
走行クロ−ラを具備する車体上に脱穀部とグレンタンク
を左右に並設し、車体に対し片側の走行クロ−ラのみ昇
降させてロ−リング制御可能に構成してあるコンバイン
において、ロ−リング支点をグレンタンク側に設けてあ
ることを特徴とする。
走行クロ−ラを具備する車体上に脱穀部とグレンタンク
を左右に並設し、車体に対し片側の走行クロ−ラのみ昇
降させてロ−リング制御可能に構成してあるコンバイン
において、ロ−リング支点をグレンタンク側に設けてあ
ることを特徴とする。
【０００５】
【発明の効果】従って、本発明によれば、重量の変化す
るグレンタンク側をロ−リング支点とするため、制御が
安定する。
るグレンタンク側をロ−リング支点とするため、制御が
安定する。
【０００６】
【実施例】図例において、１は車体、２，２は左右一対
に設けた走行クロ−ラで、車体１に軸架している。３は
機台、４は脱穀部、５は脱穀部４の前方に配設した刈取
部、６はグレンタンク、７は運転席、８は操作ボックス
である。脱穀部４及びグレンタンク６は、機台３上に左
右横方向に並列させて搭載している。９は前記脱穀部４
からの１番穀粒を揚送して前記グレンタンク６内に供給
する揚穀装置である。
に設けた走行クロ−ラで、車体１に軸架している。３は
機台、４は脱穀部、５は脱穀部４の前方に配設した刈取
部、６はグレンタンク、７は運転席、８は操作ボックス
である。脱穀部４及びグレンタンク６は、機台３上に左
右横方向に並列させて搭載している。９は前記脱穀部４
からの１番穀粒を揚送して前記グレンタンク６内に供給
する揚穀装置である。
【０００７】脱穀部４側の走行クロ−ラ２は、クロ−ラ
支持フレ−ム２ａと前記機台３との間に連結させて設け
た油圧シリンダ装置１０の伸縮作動で、車体１に対して
自在に昇降（上下動）するよう架設している。機台３
は、ロ−リング支点軸１１回りに上下傾動自在に架設し
ている。ロ−リング支点軸１１は、グレンタンク６側寄
り位置で、且つ走行クロ−ラ２の横幅内上方位置に設定
している。
支持フレ−ム２ａと前記機台３との間に連結させて設け
た油圧シリンダ装置１０の伸縮作動で、車体１に対して
自在に昇降（上下動）するよう架設している。機台３
は、ロ−リング支点軸１１回りに上下傾動自在に架設し
ている。ロ−リング支点軸１１は、グレンタンク６側寄
り位置で、且つ走行クロ−ラ２の横幅内上方位置に設定
している。
【０００８】そして、前記油圧シリンダ装置１０は、油
圧制御装置を介して伸縮作動するよう制御せしめるが、
機台３上には該機台の地面に対する左右の傾きを検出す
る傾斜検出センサ−１２を設けてあり、該機台３が地面
に対して左右に傾斜したときに前記傾斜検出センサ−１
２による機台３の傾きの検出結果に基づいて機台３を車
体１に対して左右にロ−リング制御し、機台３が地面に
対し平行する姿勢を保持するように構成してある。
圧制御装置を介して伸縮作動するよう制御せしめるが、
機台３上には該機台の地面に対する左右の傾きを検出す
る傾斜検出センサ−１２を設けてあり、該機台３が地面
に対して左右に傾斜したときに前記傾斜検出センサ−１
２による機台３の傾きの検出結果に基づいて機台３を車
体１に対して左右にロ−リング制御し、機台３が地面に
対し平行する姿勢を保持するように構成してある。
【０００９】運転席７及び操作ボックス８の上方部に
は、上下移動機構Ａによって昇降自在なサンル−フ１３
を設けている。また、このサンル−フ１３は、図４に示
す如く、運転席７と操作ボックス８との双方に近接した
状態で格納できるように構成している。つまり、格納状
態のとき、運転席７と操作ボックス８の上方を完全に覆
うようにし、雨天時等において運転席に雨が侵入しにく
い構成としている。前記上下動機構Ａは、後方に屈折、
前方上方に伸長する屈折リンク１４，１５と、この屈折
リンク１４，１５間に介在する伸縮杆（ガススプリン
グ）１６とで構成している。屈折リンク１４は、支軸１
７を回動中心として、且つ、長孔１８及び固定具１９を
介して揺動角が変更調節できるように構成している。２
０はサンル−フの姿勢保持具、２１は係止フック、２２
は係止杆である。
は、上下移動機構Ａによって昇降自在なサンル−フ１３
を設けている。また、このサンル−フ１３は、図４に示
す如く、運転席７と操作ボックス８との双方に近接した
状態で格納できるように構成している。つまり、格納状
態のとき、運転席７と操作ボックス８の上方を完全に覆
うようにし、雨天時等において運転席に雨が侵入しにく
い構成としている。前記上下動機構Ａは、後方に屈折、
前方上方に伸長する屈折リンク１４，１５と、この屈折
リンク１４，１５間に介在する伸縮杆（ガススプリン
グ）１６とで構成している。屈折リンク１４は、支軸１
７を回動中心として、且つ、長孔１８及び固定具１９を
介して揺動角が変更調節できるように構成している。２
０はサンル−フの姿勢保持具、２１は係止フック、２２
は係止杆である。
【００１０】前記刈取部５は、立毛穀稈を分草する分草
体２３、分草された穀稈を引起す引起し装置２４、引起
し後の穀稈を株元部から切断する刈取装置２５、刈取後
の穀稈を後方に掻込む掻込装置２６、刈取穀稈を前記脱
穀部４に搬送供給する搬送装置２７等からなる。引起し
装置２４は、上方に配設された横向きの駆動軸２８から
ベベルギヤ機構２９を介して下向きに配設した伝動軸３
０に伝えられると共に引起し装置２４の上部に内装され
た駆動スプッロケット３１から後方に突出された入力軸
３２に対してベベルギヤ機構３３を介して該入力軸に伝
えられるように連動構成されている。そして、この引起
し装置２４は、駆動軸２８の軸芯Ｑ1周り及び入力軸３
２の軸芯Ｑ2周りに揺動固定自在に構成されている。従
って、引起し装置２４を軸芯Ｑ2周りの揺動で分草体２
３の対応圏外に外した後、軸芯Ｑ1周りで上方に持ち上
げて、例えば後方の脱穀部上にもたしかけ保持すること
ができる。かかる構成によれば、引起し装置の上方高位
を支点としているため、刈取搬送装置の前方を大きく開
放できメンテナンスが容易である。
体２３、分草された穀稈を引起す引起し装置２４、引起
し後の穀稈を株元部から切断する刈取装置２５、刈取後
の穀稈を後方に掻込む掻込装置２６、刈取穀稈を前記脱
穀部４に搬送供給する搬送装置２７等からなる。引起し
装置２４は、上方に配設された横向きの駆動軸２８から
ベベルギヤ機構２９を介して下向きに配設した伝動軸３
０に伝えられると共に引起し装置２４の上部に内装され
た駆動スプッロケット３１から後方に突出された入力軸
３２に対してベベルギヤ機構３３を介して該入力軸に伝
えられるように連動構成されている。そして、この引起
し装置２４は、駆動軸２８の軸芯Ｑ1周り及び入力軸３
２の軸芯Ｑ2周りに揺動固定自在に構成されている。従
って、引起し装置２４を軸芯Ｑ2周りの揺動で分草体２
３の対応圏外に外した後、軸芯Ｑ1周りで上方に持ち上
げて、例えば後方の脱穀部上にもたしかけ保持すること
ができる。かかる構成によれば、引起し装置の上方高位
を支点としているため、刈取搬送装置の前方を大きく開
放できメンテナンスが容易である。
【００１１】前記揚穀装置９は、図８〜図１０に示すよ
うな構成になっている。すなわち、脱穀選別室３４から
の穀粒を横方向の一側へ移送する１番移送螺旋３５の軸
３６の終端部と、この移送されてきた穀粒を引継いで揚
上移送するよう揚穀筒３７に内装された揚穀螺旋３８の
軸３９の下端部とを一対の傘歯車４０を介して連動連結
してあると共に、前記移送螺旋３５の終端部と揚穀螺旋
３８の始端部とを内装軸架する軸承体４１には、該移送
螺旋３５の終端部から穀粒を上方へ引継移送する屈曲状
態の引継経路４２を形成している。選別室３４と揚穀筒
３７との間にはエルボ状の連通筒４３を介装している。
前記引継通路４２の内部には、移送螺旋３５による送り
経路の底部位置から揚穀螺旋３８による揚上経路始端の
所定高さ位置までの間、スパイラル状に連続する穀粒案
内用昇り傾斜面４４を形成している。従って、穀粒移送
時には、移送螺旋３５により横送りされてきた穀粒は、
この移送螺旋３５の終端部設けられた引継羽根４５によ
って持ち上げ力が作用する状態で、前記昇り傾斜面４４
を案内されて持ち上げられた後、この昇り傾斜終端から
揚穀螺旋３８の始端部に引き継がれることになる。
うな構成になっている。すなわち、脱穀選別室３４から
の穀粒を横方向の一側へ移送する１番移送螺旋３５の軸
３６の終端部と、この移送されてきた穀粒を引継いで揚
上移送するよう揚穀筒３７に内装された揚穀螺旋３８の
軸３９の下端部とを一対の傘歯車４０を介して連動連結
してあると共に、前記移送螺旋３５の終端部と揚穀螺旋
３８の始端部とを内装軸架する軸承体４１には、該移送
螺旋３５の終端部から穀粒を上方へ引継移送する屈曲状
態の引継経路４２を形成している。選別室３４と揚穀筒
３７との間にはエルボ状の連通筒４３を介装している。
前記引継通路４２の内部には、移送螺旋３５による送り
経路の底部位置から揚穀螺旋３８による揚上経路始端の
所定高さ位置までの間、スパイラル状に連続する穀粒案
内用昇り傾斜面４４を形成している。従って、穀粒移送
時には、移送螺旋３５により横送りされてきた穀粒は、
この移送螺旋３５の終端部設けられた引継羽根４５によ
って持ち上げ力が作用する状態で、前記昇り傾斜面４４
を案内されて持ち上げられた後、この昇り傾斜終端から
揚穀螺旋３８の始端部に引き継がれることになる。
【図１】コンバインの要部の背面図である。
【図２】同上要部の背面図である。
【図３】コンバインの側面図である。
【図４】同上要部の側面図である。
【図５】コンバイン要部の側面図である。
【図６】刈取部の要部の側面図である。
【図７】刈取部要部の正面図である。
【図８】揚穀装置の要部の縦断側面図である。
【図９】同上要部の背面図である。
【図１０】同上要部の斜視図である。
１ 車体 ２ 走行クロ−ラ ３ 機台 ４ 脱穀部 ５ 刈取部 ６ グレンタンク ７ 運転席 ８ 操作ボックス ９ 揚穀装置 １０ 油圧シリンダ
−装置 １１ ロ−リング支点軸
−装置 １１ ロ−リング支点軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 毛利 克朗 愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (1)
- 【請求項１】 左右一対の走行クロ−ラを具備する車体
上に脱穀部とグレンタンクを左右に並設し、車体に対し
片側の走行クロ−ラのみ昇降させてロ−リング制御可能
に構成してあるコンバインにおいて、ロ−リング支点を
グレンタンク側に設けてあることを特徴とするコンバイ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21257393A JPH0759443A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21257393A JPH0759443A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | コンバイン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0759443A true JPH0759443A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16624943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21257393A Pending JPH0759443A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | コンバイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0759443A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005328788A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Iseki & Co Ltd | コンバインおよびコンバインによる刈取方法 |
| JP2019004728A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | ヤンマー株式会社 | ねぎ収穫機 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP21257393A patent/JPH0759443A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005328788A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Iseki & Co Ltd | コンバインおよびコンバインによる刈取方法 |
| JP4626746B2 (ja) * | 2004-05-21 | 2011-02-09 | 井関農機株式会社 | コンバインおよびコンバインによる刈取方法 |
| JP2019004728A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | ヤンマー株式会社 | ねぎ収穫機 |
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