JPH01293283A - 履帯式走行車両における履帯式走行装置の昇降装置 - Google Patents
履帯式走行車両における履帯式走行装置の昇降装置Info
- Publication number
- JPH01293283A JPH01293283A JP12419488A JP12419488A JPH01293283A JP H01293283 A JPH01293283 A JP H01293283A JP 12419488 A JP12419488 A JP 12419488A JP 12419488 A JP12419488 A JP 12419488A JP H01293283 A JPH01293283 A JP H01293283A
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- traveling
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- hydraulic cylinder
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、コンバインや土木作業用等の履帯式走行車両
における走行機体下方に配置した左右−対の履帯式走行
装置を昇降する装置の構造に関するものである。
における走行機体下方に配置した左右−対の履帯式走行
装置を昇降する装置の構造に関するものである。
走行機体の前部に刈取前処理装置を備えたコンバインや
農作業用または土木作業用のバックホー等の履帯式(無
限軌道式)の走行車両にあっては、地面の左右凹凸に拘
わらず作業機器や運転席が搭載された走行機体を左右水
平状に姿勢保持するため、左右一対の履帯式走行装置に
おけるトラックフレームを走行機体に対して各々昇降調
節できるように構成することは良く知られている。
農作業用または土木作業用のバックホー等の履帯式(無
限軌道式)の走行車両にあっては、地面の左右凹凸に拘
わらず作業機器や運転席が搭載された走行機体を左右水
平状に姿勢保持するため、左右一対の履帯式走行装置に
おけるトラックフレームを走行機体に対して各々昇降調
節できるように構成することは良く知られている。
この場合、走行機体側に中途部または一端を上下回動自
在に枢支したレバーの先端をトラックフレームに装着し
、油圧シリンダにて上下口!lJ駆動するこのレバーを
介してトランクフレームを昇降させる構成は、例えば、
特開昭58−224609号公報や、実開昭61−18
3785号公報等に開示されている。
在に枢支したレバーの先端をトラックフレームに装着し
、油圧シリンダにて上下口!lJ駆動するこのレバーを
介してトランクフレームを昇降させる構成は、例えば、
特開昭58−224609号公報や、実開昭61−18
3785号公報等に開示されている。
この前者の先行技術(特開昭63−7712号公報)で
は、走行機体に中途部を枢着したレバーの先端側を通常
進行方向(前進方向)である前向きに延ばすように構成
しているから、該レバーが水平面に対して45度以上の
角度で立つとき(トラックフレームがもっとも下降位置
にあるとき)には、履帯の下辺の後向き走行に引き摺ら
れてトランクフレームが後向きに移動勝手となり、ひい
てはレバーが起立方向に回動勝手となる。
は、走行機体に中途部を枢着したレバーの先端側を通常
進行方向(前進方向)である前向きに延ばすように構成
しているから、該レバーが水平面に対して45度以上の
角度で立つとき(トラックフレームがもっとも下降位置
にあるとき)には、履帯の下辺の後向き走行に引き摺ら
れてトランクフレームが後向きに移動勝手となり、ひい
てはレバーが起立方向に回動勝手となる。
このことは、レバーを回動駆動させる油圧シリンダの伸
縮作動を厳重に管理していないと、トランクフレームが
不用意に下向きに離れて、当該走行機体側が上昇すると
いう危険があり、また、レバーに大きな圧縮力が作用し
て座屈するおそれもあった。
縮作動を厳重に管理していないと、トランクフレームが
不用意に下向きに離れて、当該走行機体側が上昇すると
いう危険があり、また、レバーに大きな圧縮力が作用し
て座屈するおそれもあった。
他方後者の先行技術(実開昭61−183785号公報
)では、走行機体の下方に前後方向に伸縮自在に連結し
た前後一対のトラックフレームを配設し、この前後トラ
ックフレームと走行機体とを後トラックフレームに対し
ては走行機体から後下向きに延びるレバーにて連結し、
前トランクフレームに対しては走行機体から前下向きに
延びろレバーにて連結し、該前後両レバーを各々油圧シ
リンダにて回動駆動するように構成している。
)では、走行機体の下方に前後方向に伸縮自在に連結し
た前後一対のトラックフレームを配設し、この前後トラ
ックフレームと走行機体とを後トラックフレームに対し
ては走行機体から後下向きに延びるレバーにて連結し、
前トランクフレームに対しては走行機体から前下向きに
延びろレバーにて連結し、該前後両レバーを各々油圧シ
リンダにて回動駆動するように構成している。
従ってこの技術においては、前後両レバーが立った状態
では、前者の場合と同様に前レバーが起立方向に回動勝
手となり、後レバーが伏せ勝手となるから、前トラック
フレームが下向き移動し、後トラックフレームが上向き
移動し勝手となって、走行機体の前後が略水平状で昇降
し難いという問題があった。
では、前者の場合と同様に前レバーが起立方向に回動勝
手となり、後レバーが伏せ勝手となるから、前トラック
フレームが下向き移動し、後トラックフレームが上向き
移動し勝手となって、走行機体の前後が略水平状で昇降
し難いという問題があった。
本発明は、これらの先行技術の問題を解決することを目
的とするものである。
的とするものである。
このため、本発明は、走行機体の下方に、左右一対の履
帯式走行装置を各々独立して昇降駆動するように設けて
成る履帯式走行車両において、走行機体側に中途部を各
々上下回動自在に枢支した前後複数のベルクランクレバ
ーの各前進に対し後向き先端アーム部を前記左右各履帯
弐走行装置におけるトラックフレームに各々枢着し、昇
降用油圧シリンダとベルクランクレバーとを、該各ベル
クランクレバーをその各先端アーム部が前進に対し後向
き略水平状から後下向き角度45度以内で回動するよう
に関連させたものである。
帯式走行装置を各々独立して昇降駆動するように設けて
成る履帯式走行車両において、走行機体側に中途部を各
々上下回動自在に枢支した前後複数のベルクランクレバ
ーの各前進に対し後向き先端アーム部を前記左右各履帯
弐走行装置におけるトラックフレームに各々枢着し、昇
降用油圧シリンダとベルクランクレバーとを、該各ベル
クランクレバーをその各先端アーム部が前進に対し後向
き略水平状から後下向き角度45度以内で回動するよう
に関連させたものである。
本発明では、一つのトランクフレームと走行機体とを前
後に複数のベルクランクレバーを介して連結し、且つ、
この複数のベルクランクレバーの先端アーム部側は走行
機体の前進に対し同じ後向きに延びるものであるから、
トラックフレームは走行機体に対して並行状態のまま上
下動し得る。
後に複数のベルクランクレバーを介して連結し、且つ、
この複数のベルクランクレバーの先端アーム部側は走行
機体の前進に対し同じ後向きに延びるものであるから、
トラックフレームは走行機体に対して並行状態のまま上
下動し得る。
従って、走行時に走行機体を昇降させても当該走行機体
が前後に傾くという不自然な動きが生じない。
が前後に傾くという不自然な動きが生じない。
また、各ベルクランクレバーの先端アーム部は通常の車
両の前進方向と反対側の後向きに延び、しかも、トラッ
クフレームが走行機体の下方に最も近い上昇位置では先
端アーム部が後向き略水平状態であり、トランクフレー
ムが走行機体から最も離れる下降位置では先端アーム部
が水平から45度以内の角度であるように、油圧シリン
ダを介してベルクランクレバーを回動駆動させるもので
あるから、先端アーム部が最も起立した状態においても
、当該先端アーム部が起立方向に回動勝手 ′するおそ
れがなく、ベルクランクレバーの回動駆動させる油圧シ
リンダの作動管理も簡単で済むという効果を有するので
ある。
両の前進方向と反対側の後向きに延び、しかも、トラッ
クフレームが走行機体の下方に最も近い上昇位置では先
端アーム部が後向き略水平状態であり、トランクフレー
ムが走行機体から最も離れる下降位置では先端アーム部
が水平から45度以内の角度であるように、油圧シリン
ダを介してベルクランクレバーを回動駆動させるもので
あるから、先端アーム部が最も起立した状態においても
、当該先端アーム部が起立方向に回動勝手 ′するおそ
れがなく、ベルクランクレバーの回動駆動させる油圧シ
リンダの作動管理も簡単で済むという効果を有するので
ある。
次に本発明を農作業機であるコンバインに適用した実施
例について説明すると、符号1はコンバインの走行機体
で、該走行機体lの下方には、当該走行機体1に対して
昇降駆動する左右一対のクローラ形走行装置2a、2b
を配設しである。
例について説明すると、符号1はコンバインの走行機体
で、該走行機体lの下方には、当該走行機体1に対して
昇降駆動する左右一対のクローラ形走行装置2a、2b
を配設しである。
この走行機体1の機体フレーム3の前端には、機枠4を
介して刈取前処理装置5を昇降調節自在に装着してあり
、この刈取前処理装置5は機枠4における下部フレーム
の先端下部に左右複数の分草体6とその後方位置に左右
長手の刈取り機構7が設けられ、機枠4の前面部には複
数の殻稈引起装置8が設けられ、その後方には掻込みホ
イール並びに後述のフィートチエン10始端に殻稈を搬
送する穂先搬送装置9aと株元搬送装置9bとから成る
殻稈縦搬送装置9を備え、図示しない刈取高センサーの
対地高さ検出により所定の刈取高を保持できる構成であ
る。
介して刈取前処理装置5を昇降調節自在に装着してあり
、この刈取前処理装置5は機枠4における下部フレーム
の先端下部に左右複数の分草体6とその後方位置に左右
長手の刈取り機構7が設けられ、機枠4の前面部には複
数の殻稈引起装置8が設けられ、その後方には掻込みホ
イール並びに後述のフィートチエン10始端に殻稈を搬
送する穂先搬送装置9aと株元搬送装置9bとから成る
殻稈縦搬送装置9を備え、図示しない刈取高センサーの
対地高さ検出により所定の刈取高を保持できる構成であ
る。
前記機体フレーム3の上面には、走行機体1の進行方向
に向いて、右側にフィートチエン10付きの脱穀装置1
1を、左側には前記脱穀装置11で脱穀済の籾をM積す
る籾タンク12を各々備え、該籾タンク12の前方には
運転席13を備えである。
に向いて、右側にフィートチエン10付きの脱穀装置1
1を、左側には前記脱穀装置11で脱穀済の籾をM積す
る籾タンク12を各々備え、該籾タンク12の前方には
運転席13を備えである。
また、前記走行機体1には、図示しないエンジンからの
動力をミッションケース14を介して前記刈取前処理装
置5に伝達すると共に、機体フレーム3から適宜支持部
材15介して回転自在に取付く駆動スブロケソ)16.
16を回転駆動し、この再駆動スプロケット16.16
にて後述の左右再走行装置2a、2bにおける履帯17
.17を駆動させる。
動力をミッションケース14を介して前記刈取前処理装
置5に伝達すると共に、機体フレーム3から適宜支持部
材15介して回転自在に取付く駆動スブロケソ)16.
16を回転駆動し、この再駆動スプロケット16.16
にて後述の左右再走行装置2a、2bにおける履帯17
.17を駆動させる。
左右再走行装置2a、 2bは、各々断面中空矩形状
等の前後長手のトラックフレーム18と、該各トランク
フレーム18の後端にて緊張力調節自在なコイルバネ等
の付勢手段19を介して後向きに付勢する緊張スプロケ
ット20と、トラックフレーム18の前後方向に適宜隔
てて各々回転自在に軸21支持された複数の遊転輪22
と内転輪22′、トラックフレーム18の前後中途部に
て支軸23に互いに独立的に回動自在に取付く前後−対
のアーム24.アーム24を介して装着されたイコライ
ザ転輪25.25とから成り、緊張スプロケット20と
前記駆動スプロケット16との間に巻掛けられた履帯1
7の内周下面に前記遊転輪22が接当し、且つ前記一対
のイコライザ転輪25.25は履帯17を下向きに押圧
するように各アーム24を回動付勢する。
等の前後長手のトラックフレーム18と、該各トランク
フレーム18の後端にて緊張力調節自在なコイルバネ等
の付勢手段19を介して後向きに付勢する緊張スプロケ
ット20と、トラックフレーム18の前後方向に適宜隔
てて各々回転自在に軸21支持された複数の遊転輪22
と内転輪22′、トラックフレーム18の前後中途部に
て支軸23に互いに独立的に回動自在に取付く前後−対
のアーム24.アーム24を介して装着されたイコライ
ザ転輪25.25とから成り、緊張スプロケット20と
前記駆動スプロケット16との間に巻掛けられた履帯1
7の内周下面に前記遊転輪22が接当し、且つ前記一対
のイコライザ転輪25.25は履帯17を下向きに押圧
するように各アーム24を回動付勢する。
なお符号26は第1転輪、符号27は第2転輪であり、
各々機体フレーム側に取付く。また、第5図で矢印Aの
方向が走行機体1の前進方向である。
各々機体フレーム側に取付く。また、第5図で矢印Aの
方向が走行機体1の前進方向である。
平面視矩形棒状の機体フレーム3における下部には左右
一対の前後長手のシャーシ30.30を設け、該左右両
シャーシ30.30には、その前後適宜位置に各々ブラ
ケット31.31を介して取付くパイプ状の支軸33.
33にベルクランクレバー32.32の中途部を回動自
在に被嵌して設け、左右における前後一対のベルクラン
クレバー32.32の先端アーム部32a、32aは各
々左右一対のトラックフレーム18.18の内側面に沿
って後向きに延びるように配設する(第4図及び第5図
参照)。
一対の前後長手のシャーシ30.30を設け、該左右両
シャーシ30.30には、その前後適宜位置に各々ブラ
ケット31.31を介して取付くパイプ状の支軸33.
33にベルクランクレバー32.32の中途部を回動自
在に被嵌して設け、左右における前後一対のベルクラン
クレバー32.32の先端アーム部32a、32aは各
々左右一対のトラックフレーム18.18の内側面に沿
って後向きに延びるように配設する(第4図及び第5図
参照)。
この前後一対の各ベルクランクレバー32の先端アーム
部32aはトラックフレーム18に内向きに取付くパイ
プ支軸39に回動自在に被嵌する一方、前後のベルクラ
ンクレバー32の(fi1mアーム部32b近傍同士を
連結杆34にて連結し、前後いずれか一方のベルクラン
クレバー32の他端アーム部32bを、機体フレーム3
に支持ブラケット35に後端を枢支した油圧シリンダの
ピストンロッド先端に枢着しく第5図参照)、この左右
一対の油圧シリンダ36a、36bのうち左の36aを
作動させると、当該左側(走行機体を後から見て左側)
の走行装置2aにおけるトラックフレーム18が昇降動
じてその側の走行機体1が昇降し、右側の油圧シリンダ
36bを作動させることにより右側(走行機体を後から
見て右側)の走行装置2bが昇降駆動するように、各々
独立的に走行装置を作動させる構成である。
部32aはトラックフレーム18に内向きに取付くパイ
プ支軸39に回動自在に被嵌する一方、前後のベルクラ
ンクレバー32の(fi1mアーム部32b近傍同士を
連結杆34にて連結し、前後いずれか一方のベルクラン
クレバー32の他端アーム部32bを、機体フレーム3
に支持ブラケット35に後端を枢支した油圧シリンダの
ピストンロッド先端に枢着しく第5図参照)、この左右
一対の油圧シリンダ36a、36bのうち左の36aを
作動させると、当該左側(走行機体を後から見て左側)
の走行装置2aにおけるトラックフレーム18が昇降動
じてその側の走行機体1が昇降し、右側の油圧シリンダ
36bを作動させることにより右側(走行機体を後から
見て右側)の走行装置2bが昇降駆動するように、各々
独立的に走行装置を作動させる構成である。
そして、各油圧シリンダのピストンロッドが突出すると
き、其に各々関連させたトラックフレーム18が下向き
移動するものであり、さらに、各ベルクランクレバー3
2のトラックフレーム18に取付く先端アーム部32a
が略水平状態から後向き略45度以内の範囲で回動し、
該先端アーム部32aが略水平状態のときには走行機体
1が最下降した状態に相当し、先端アーム部32aが水
平から後下向き略45角度以内の適宜後下向き角度のと
きには走行機体1が最上昇下状態に相当するように構成
する。
き、其に各々関連させたトラックフレーム18が下向き
移動するものであり、さらに、各ベルクランクレバー3
2のトラックフレーム18に取付く先端アーム部32a
が略水平状態から後向き略45度以内の範囲で回動し、
該先端アーム部32aが略水平状態のときには走行機体
1が最下降した状態に相当し、先端アーム部32aが水
平から後下向き略45角度以内の適宜後下向き角度のと
きには走行機体1が最上昇下状態に相当するように構成
する。
また、この各先端アーム部32aにはコンパインの自重
(P)による垂直反力が上向きに掛かるのに対して、走
行機体1の前進時に履帯17の上辺が前向きに引っ張ら
れる(μP=牽引力、ここで牽引係数μ≦1である)こ
とによる前向きの水平反力が各々作用することになる。
(P)による垂直反力が上向きに掛かるのに対して、走
行機体1の前進時に履帯17の上辺が前向きに引っ張ら
れる(μP=牽引力、ここで牽引係数μ≦1である)こ
とによる前向きの水平反力が各々作用することになる。
そして、先端アーム部32aが水平から後下向き略45
角度以内の適宜後下向き角度のときには、当該先端アー
ム部32aがトラックフレームに取付く先端部から支軸
33までの腕長さの垂直成分は水平成分よりも短いので
あるから、前記各先端アーム部32aが最も起立した状
態(略45角度のときには前記腕長さの垂直成分と水平
成分の長さは同じ)のときにも、当該先端アーム部32
aの先端が後上向き回動するようなモーメントが前下向
きに回動するようなモーメントよりも大きく働き、不用
意にこの先端アーム部32aがさらに起立方向に移動す
ることがなく、トラックフレーム18が上昇勝手となる
。
角度以内の適宜後下向き角度のときには、当該先端アー
ム部32aがトラックフレームに取付く先端部から支軸
33までの腕長さの垂直成分は水平成分よりも短いので
あるから、前記各先端アーム部32aが最も起立した状
態(略45角度のときには前記腕長さの垂直成分と水平
成分の長さは同じ)のときにも、当該先端アーム部32
aの先端が後上向き回動するようなモーメントが前下向
きに回動するようなモーメントよりも大きく働き、不用
意にこの先端アーム部32aがさらに起立方向に移動す
ることがなく、トラックフレーム18が上昇勝手となる
。
従って、また、各ベルクランクレバー32の先端アーム
部32a側に当該先端アーム部を軸線方向に圧縮する力
が不用意に作用せず、各先端アーム部が座屈するおそれ
も少なくなる。
部32a側に当該先端アーム部を軸線方向に圧縮する力
が不用意に作用せず、各先端アーム部が座屈するおそれ
も少なくなる。
さらに、油圧シリンダのピストンロッドが突出するとき
、各ベルクランクレバー32の先端アーム部が下向き回
動する方向に移動するように、油圧シリンダとベルクラ
ンクレバーとを関連させるときには、この油圧シリンダ
をピストンロッド突出方向に油圧が作動する単動形の油
圧シリンダを採用することも可能となり、各油圧シリン
ダのピストンロッドの出没動の制御管理を簡単すること
ができるという効果も有する。
、各ベルクランクレバー32の先端アーム部が下向き回
動する方向に移動するように、油圧シリンダとベルクラ
ンクレバーとを関連させるときには、この油圧シリンダ
をピストンロッド突出方向に油圧が作動する単動形の油
圧シリンダを採用することも可能となり、各油圧シリン
ダのピストンロッドの出没動の制御管理を簡単すること
ができるという効果も有する。
なお、図示実施例では、前後一対のベルクランクレバー
32を連結杆34で連結することにより前後いずれか一
方のベルクランクレバーを油圧シリンダにて回動駆動す
れば、前後ベルクランクレバーが一斉に回動するように
構成したが、前記連結杆34を省略し、各ベルクランク
レバー32ごとに油圧シリンダを関連させるときには、
前後の油圧シリンダのピストンロッド出没量に応じてト
ラックフレーム18が水平状じ昇降させることも前後に
仲けた状態で昇降させることも可能となる。
32を連結杆34で連結することにより前後いずれか一
方のベルクランクレバーを油圧シリンダにて回動駆動す
れば、前後ベルクランクレバーが一斉に回動するように
構成したが、前記連結杆34を省略し、各ベルクランク
レバー32ごとに油圧シリンダを関連させるときには、
前後の油圧シリンダのピストンロッド出没量に応じてト
ラックフレーム18が水平状じ昇降させることも前後に
仲けた状態で昇降させることも可能となる。
さらに、前記のベルクランクレバーは前後に二つ以上設
けるようにしても良いことは言うまでもない。
けるようにしても良いことは言うまでもない。
また、走行機体1等に設けた傾斜センサーによる左右傾
きを検出し、予めセットした走行機体1の左右傾斜角度
または水平状態に保持するように、前記左右両油圧シリ
ンダを作動させる姿勢自動制御を実行しても良いし、手
動にて左右両油圧シリンダを同時に作動させて走行機体
の左右を一斉に昇降させたり、左右のうち一方の油圧シ
リンダを手動にて作動させて走行機体の左右(頃斜を任
意にセットするようにしても良いのである。
きを検出し、予めセットした走行機体1の左右傾斜角度
または水平状態に保持するように、前記左右両油圧シリ
ンダを作動させる姿勢自動制御を実行しても良いし、手
動にて左右両油圧シリンダを同時に作動させて走行機体
の左右を一斉に昇降させたり、左右のうち一方の油圧シ
リンダを手動にて作動させて走行機体の左右(頃斜を任
意にセットするようにしても良いのである。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はコンバインの側
面図、第2図は正面図、第3図は走行機体が上昇した状
態の部分側面図、第4図は要部拡大側面図、第5図は第
4図のV−V祝事面図、第6図は第4図のVl−Vl視
断面図である。 1・・・・走行機体、2a、2b・・・・走行装置、3
・・・・機体フレーム、5・・・・刈取前処理装置、1
1・・・・脱穀装置、12・・・・籾タンク、13・・
・・運転席、17・・・・履帯、18・・・・トラック
フレーム、32・・・・ベルクランクレバー、32a・
・・・先端アーム部、34・・・・連結杆、36a、3
6b・・・・油 ′圧シリンダ。
面図、第2図は正面図、第3図は走行機体が上昇した状
態の部分側面図、第4図は要部拡大側面図、第5図は第
4図のV−V祝事面図、第6図は第4図のVl−Vl視
断面図である。 1・・・・走行機体、2a、2b・・・・走行装置、3
・・・・機体フレーム、5・・・・刈取前処理装置、1
1・・・・脱穀装置、12・・・・籾タンク、13・・
・・運転席、17・・・・履帯、18・・・・トラック
フレーム、32・・・・ベルクランクレバー、32a・
・・・先端アーム部、34・・・・連結杆、36a、3
6b・・・・油 ′圧シリンダ。
Claims (1)
- (1)、走行機体の下方に、左右一対の履帯式走行装置
を各々独立して昇降駆動するように設けて成る履帯式走
行車両において、走行機体側に中途部を各々上下回動自
在に枢支した前後複数のベルクランクレバーの各前進に
対し後向き先端アーム部を前記左右各履帯式走行装置に
おけるトラックフレームに各々枢着し、昇降用油圧シリ
ンダとベルクランクレバーとを、該各ベルクランクレバ
ーをその各先端アーム部が前進に対し後向き略水平状か
ら後下向き角度45度以内で回動するように関連させた
ことを特徴とする履帯式走行車両における履帯式走行装
置の昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63124194A JP2688059B2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 履帯式走行車両における履帯式走行装置の昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63124194A JP2688059B2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 履帯式走行車両における履帯式走行装置の昇降装置 |
Related Child Applications (1)
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JP7107392A Division JP2688185B2 (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 履帯式走行装置の昇降装置 |
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JP2688059B2 JP2688059B2 (ja) | 1997-12-08 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0437085U (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-27 | ||
US8414091B2 (en) * | 2008-02-11 | 2013-04-09 | Manitowoc Crane Companies, Llc | Track tensioning system for mobile vehicles, including lift cranes |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6396981U (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-23 |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP63124194A patent/JP2688059B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6396981U (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-23 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0437085U (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-27 | ||
US8414091B2 (en) * | 2008-02-11 | 2013-04-09 | Manitowoc Crane Companies, Llc | Track tensioning system for mobile vehicles, including lift cranes |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2688059B2 (ja) | 1997-12-08 |
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