JPH0756478A - 像領域に不安定化剤を付与する像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 - Google Patents

像領域に不安定化剤を付与する像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置

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JPH0756478A
JPH0756478A JP22212193A JP22212193A JPH0756478A JP H0756478 A JPH0756478 A JP H0756478A JP 22212193 A JP22212193 A JP 22212193A JP 22212193 A JP22212193 A JP 22212193A JP H0756478 A JPH0756478 A JP H0756478A
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Yoichi Asaba
陽一 浅場
Kiyoshi Tanigawa
清 谷川
Yoshiaki Miyashita
義明 宮下
Satoshi Shinguryo
慧 新宮領
Shinichi Kuramoto
信一 倉本
Sadao Takahashi
貞夫 高橋
Yoshiyuki Kimura
祥之 木村
Kazuhiro Ando
和弘 安藤
Tadashi Saito
忠司 斉藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理液の消費量の低減を図るとともに、乾燥
工程での処理時間の短縮及び省電力化を図り、転写紙の
シワや波打ち等の発生を防止する。 【構成】 転写紙10に処理液20を付与する液付与装
置は、ジェットノズルヘッド223、画像検知センサ2
45、制御部9、用紙先端センサ234等を備える。オ
ペレータが部分消去モードを選択すると、転写紙10上
の画像を画像検知センサ245で読み取り、その画像デ
ータの一部若しくは全部を制御部9に一旦記憶する。用
紙先端センサ234による転写紙先端の検知時から所定
時間経過後に、ジェットノズルヘッド223による転写
紙10への処理液20の付与処理を開始する。ここで、
ジェットノズルヘッド223からの液噴射は上記画像デ
ータに基づいて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によって像形
成物質を安定に付着した像保持体の表面から、該像形成
物質を取り除く像保持体からの像形成物質除去方法及び
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み像保持体としての用紙か
らトナーなどの像形成物質を除去する例えば像形成物質
除去方法及びその装置としては種々のものが知られてい
る。例えば溶剤を使用するものとして、特開平1−10
1576号公報には、トナーが付着された用紙をトナー
樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、
溶剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質
除去方法が開示されている。また、特開平4−3003
95号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧あ
るいは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、
溶解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械
剥離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像形成
物質除去方法が開示されている。
【0003】一方、溶剤を使用しないものとして、例え
ば特開平2−255195号公報には、支持体上に離型
剤を塗布した印刷体に電子写真方式あるいは熱転写方式
で載せた熱溶融性インキあるいはトナーを、該印刷体に
インキ剥離体を重ね加熱ローラと圧力ローラの間を通
し、冷えてからインキ剥離体を剥がすことにより、該イ
ンキ剥離体の方に付着させて除去する像形成物質除去方
法が開示されている。また特開平4−64472号公報
には、少なくとも、表面に熱溶融性樹脂を有するエンド
レスシートと、これを支えて回転させる熱ローラ及び冷
却ローラと、表面に離型処理をした紙(イレーザブルペ
ーパ)を軟化あるいは溶融した熱溶融性樹脂に押しつけ
る押圧ローラと、これらを連動して動かせる駆動部から
なるイレーザが開示されている。また特開平4−829
83号公報には、互いに圧接して回転し圧接箇所に紙を
通過させる2本の並行に設けられたローラと、該2本の
ローラの少なくとも一方を加熱するヒーターと、該圧接
箇所を通過した紙を前記ローラから分離する掻取具と、
前記ローラに付着した像形成物質を前記ローラから除去
する剥離装置とを備えた像形成物質除去装置が開示され
ている。
【0004】ところで、上記溶剤を使用しない方法や装
置は、表面に紙繊維が露出している通常の紙に画像を記
録した記録済み像保持体から像形成物質を除去するのに
使用すると、例えば電子写真方式の定着工程で熱溶融性
樹脂を主成分とする像形成物質を像保持体に融着させる
などして、像形成物質が像保持体表面の繊維に強固に固
着されているので、像形成物質除去の際に像形成物質と
共に表面の紙繊維を剥ぎ取って紙質を損傷してしまう。
特に像形成物質の除去性を高めるために、上記インキ剥
離体、エンドレスシートあるいはローラさせた上に熱や
圧力を加える場合、種々の条件によっては、逆に像形成
物質と像保持体との間の定着性を高めてしまって除去を
困難にすることもあった。
【0005】そこで、先に本出願人は、記録済み像保持
体に、不安定化液としての水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液を保持させるととも
に、剥離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加
熱接着もしくは加圧接着して像保持体から剥離する像形
成物質除去方法を提案した(例えば、特願平4−255
916号参照)。これによれば、像保持体の紙質を比較
的損傷することなく、像形成物質のみを除去することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成においては、部分的に画像が形成されている像保持
体に対しても、該像保持体の全面に処理液が付与される
ので、処理液が無駄に消費されてしまう場合があった。
また、像保持体に過度に処理液が付与されると、後の乾
燥工程で必要な熱量が増加し、乾燥工程での処理時間が
長くなり、消費電力が増大してしまう場合があった。ま
た、像保持体に過度に処理液が付与されると、像保持体
のシワや波打ち等が生じやすくなる場合があった。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、像保持体の像形成物
質が付着している像領域における不安定化剤の浸透を促
進させることにより、不安定化剤の消費量の低減を図る
とともに、乾燥工程での処理時間の短縮及び省電力化を
図り、像保持体のシワや波打ち等の発生を防止すること
ができる像保持体からの像形成物質除去方法及びその装
置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、表面に像形成物質が安定に付着
している像保持体から、該像形成物質を取り除く像保持
体からの像形成物質除去方法において、該像保持体上の
該像形成物質が付着している像領域を検知する工程と、
該表面と該像形成物質との間の付着状態を不安定状態に
する不安定化剤を該像保持体の像領域に付与する工程と
を有することを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2の発明は、表面に像形成物
質が安定に付着している像保持体から、該像形成物質を
取り除く像保持体からの像形成物質除去装置において、
該像保持体上の該像形成物質が付着している像領域を検
知する像領域検知手段と、該表面と該像形成物質との間
の付着状態を不安定状態にする不安定化剤を、該像保持
体に付与する不安定化剤付与手段と、該像領域検知手段
の検知結果に基づいて、該不安定化剤付与手段による該
不安定化剤の付与を制御する制御手段とを設けたことを
特徴とするものである。
【0010】なお、上記請求項1又は2の発明におい
て、上記不安定化剤には、液体のみならず、粉体、ゲル
状のものも含むものとする。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、像保持体上の像形
成物質が付着している像領域を検知し、該像保持体の像
領域のみに上記不安定化剤を付与し、該像領域の表面と
該像形成物質との間の付着状態を確実に不安定状態にす
ることができるようになる。
【0012】請求項2の発明においては、上記像領域検
知手段によって、像保持体上の像形成物質が付着してい
る像領域を検知し、上記制御手段によって、該像領域検
知手段の検知結果に基づいて、上記不安定化剤付与手段
による上記不安定化剤の付与を制御することにより、該
像領域の表面と該像形成物質との間の付着状態を確実に
不安定状態にすることができるようになる。
【0013】
【実施例】本発明を転写型の電子写真複写機によって画
像が形成された像保持体としての転写紙から、像形成物
質としての熱溶融性トナー(以下、トナーという)を取
り除く像保持体からの像形成物質除去装置(以下、トナ
ー除去装置という)に適用した実施例について説明す
る。図1に、本発明が適用できるトナー除去装置の一例
の概略構成図を示す。まず、全体の概略を説明すると、
このトナー除去装置は、積載状態で収容しているトナー
像が形成された転写紙10を一枚づつ分離給送する給紙
ユニット1と、給紙ユニット1から送られてきた転写紙
10に液を供給する液付与ユニット2と、液が供給され
た転写紙10からトナーを除去するトナー剥離ユニット
3と、トナーが除去された転写紙10を乾燥させる乾燥
ユニット4と、乾燥ユニット4から排出される転写紙1
0を受ける紙受けユニット5とを備えている。そして、
給紙ユニット1から搬送された転写紙10は、液付与ユ
ニット2で転写紙10とトナーとの付着状態を不安定状
態にする不安定化剤(以下、処理液という)20が付与
され、処理液20を少なくとも転写紙10とトナーとの
界面部に浸透させる。そして、トナー剥離ユニット3の
剥離ローラ302によって、処理液20を浸透させた該
界面部においてトナーを転写紙10から剥離した後、転
写紙10は乾燥ユニット4の乾燥ローラ402で乾燥さ
れ、紙受けユニット5に排出される。
【0014】ここで、上記処理液20としては、水、水
溶性ポリマーを含む水溶液、界面活性剤を含む水溶液、
及び水溶性ポリマーと界面活性剤とを含む水溶液よりな
る群から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水溶液を
用いることができる。また、該水又は水溶液には、所定
の有機溶剤を含有させることもできる。また、上記処理
液20として、有機溶剤のみを用いることができる。
【0015】上記水溶性ポリマーとしては、例えば、デ
ンプン質(かんしょデンプン、ばれいしょデンプン、タ
ピオカデンプン、小麦デンプン、コーンスターチ等)、
マンナン(こんにゃく等)、海藻類(ふのり、寒天、ア
ルギン酸ナトリウム等)、植物粘質物(トロロアオイ、
トラガントゴム、アラビアゴム等)、微生物による粘質
物(デキストラン、レバン等)、タンパク質(にかわ、
ゼラチン、カゼイン、コラーゲン等)の天然ポリマー
や、セルロース系(ビスコース、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等)、デンプン系(可溶性デンプ
ン、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプ
ン)の半合成ポリマーや、合成ポリマー等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0016】また、上記界面活性剤としては、例えば、
陰イオン系(カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステ
ル塩、リン酸エステル塩、ホスホン酸塩等)、陽イオン
系(アミン塩、第四級アンモニウム塩、ベンザルコニウ
ム塩、塩化ベンゼトニウム塩、ピリジニウム塩、イミダ
ゾリニウム塩、スルホニウム塩、ポリエチレンポリアミ
ン等)、両性系(アミノ酸、カルボキシベタイン、スル
ホベタイン、アミノ硫酸エステル、アミノカルボン酸
塩、イミダゾリン誘導体等)、非イオン系(エーテル
型、エーテルエステル型、エステル型、含窒素型、多価
アルコール、アミノアルコール、ポリエチレングリコー
ル等)の通常の界面活性剤やフッ素系界面活性剤等が挙
げられるが、これらに限定されるものではない。
【0017】また、上記水又は水溶液に含有させる有機
溶剤としては、ターペンチン、ジペンテン、ブチルアセ
テート、四塩化炭素、セロソルブアセテート、キシレ
ン、トルエン、エチルアセテート、ジアセトンアルコー
ル、メチルセロソルブアセテート、ベンゼン、メチルエ
チルケトン、メチルアセテート、メチレンクロリド、エ
チレンジクロリド、シクロヘキサン、セロソルブ、ジオ
キサン、アセトン、メチルセロソルブ、シクロヘキサノ
ール、ブタノール等が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
【0018】また、上記単独で用いる有機溶剤として
は、炭素水素系溶剤であるヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、ノナン、スピィリット、ナフサN01〜6(シェル
石油社の商品名)、アイソパーE,L,K,V(エクソ
ン社の商品名)、アイピーソルベント(出光石油社の商
品名)、シェルーゾル70,71、ソルベッソ100,
150(シェルオイル社の商品名)、アスコムOMS,
460(スピリッツ社の商品名)、ベガゾール103
0,2130,3040(モービル石油社の商品名)等
が挙げられる。更に、フッ素系溶剤であるフロリナート
FC40,43,70,77(住友3M社の商品名)、
アフルードE10,16,18等や、シリコーン系溶剤
である信越シリコーンKF96(商品名)、東レシリコ
ーンSH200,344(商品名)、東芝シリコーンT
SF431(商品名)等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0019】次に、図示の例の各ユニット1,2,3,
4,5について説明する。上記給紙ユニット1は、底板
101上に積載された転写紙10を最下部のものから給
紙ローラ102で給紙し、図示しない分離機構で重送紙
を分離して一枚の転写紙10のみを、タイミング調整及
びスキュー補正のためのレジストローラ対104で送り
出すものである。その具体的な構成及び動作は電子写真
複写機における給紙機構と同様であるので、詳細な説明
は省略する。
【0020】上記液付与ユニット2は、処理液20を所
定量満たした液容器201、転写紙10の一方の面(図
中の上面)に接触しながら、液容器201の処理液20
中に案内するように搬送する液中搬送ローラ202、液
中搬送ローラ202の駆動部(不図示)、転写紙10の
他の面(図中の下面)を液容器201の処理液20中に
案内する液中ガイド板203、挾持搬送手段としても機
能する絞りローラ対204、下側の絞りローラ204に
食い込み配置された絞り棒205、などを備えている。
このユニット2において、給紙ユニット1から給送され
た転写紙10は、液中搬送ローラ202と液中ガイド板
203とによって、液容器201の処理液20中に案内
され、処理液20に浸漬された後、絞りローラ対204
によって余分な処理液20が除去かれ、次のトナー剥離
ユニット3へと搬送される。なお、本発明に係る液付与
ユニット2の具体例については、後で詳述する。
【0021】上記トナー剥離ユニット3は、それぞれト
ナーTの軟化手段としての加熱ランプ301を内蔵し互
いに圧接状態で配置された一対の剥離ローラ302、転
写紙排出側の圧接部近傍の剥離ローラ302の表面に接
触するように配設された分離爪303、剥離ローラ30
2の表面をクリーニングするクリーニング装置304、
駆動部(不図示)等を備えている。
【0022】この剥離ローラ302の表面は、少なくと
も軟化しているトナーに対して、転写紙10と該トナー
との付着力より大きい付着力を有するものを用いて構成
する。具体的には、上記トナーと同一又は類似のトナー
成分樹脂や、接着剤の成分樹脂等を用いることができ、
またアルミ系、銅系、ニッケル系等の金属材料を用いる
こともできるが、これらに限定されるものではない。ま
た、上記樹脂は、水溶性のものであっても、あるいは非
水溶性のものであってもよい。
【0023】上記トナー成分樹脂としては、ポリスチレ
ン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、スチレン−ブ
チルアクリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0024】また、上記接着剤の成分樹脂としては、に
かわ、ゼラチン、アルブミン、カゼイン等のタンパク質
系接着剤、デンプン系、セルロース系、複合多糖類系
(アラビアゴム、トラガントゴム等)等の炭水化物系接
着剤、酢酸ビニルの重合体及び共重合体、アクリル系、
エチレン共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウ
レタン等の熱可塑性接着剤、ポリクロロプレン系、ニト
リルゴム系、再生ゴム系、SBR系、天然ゴム系等のゴ
ム系接着剤、ゴム系、アクリル系等の感圧接着剤、酸化
チタンを分散させたポリエチレンテレフタレート(PE
T)、等が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。 (以下、余白)
【0025】また、上記樹脂を用いる場合には、テンシ
ョンや熱による伸び防止、耐久性等の観点から、支持体
と表層の少なくとも2層以上の多層構造にすることが望
ましい。即ち、図示の例のようにローラ形状の剥離部材
とする場合には、支持体としての基体ローラ上に上記樹
脂などからなる表層を形成して剥離部材を構成すること
が望ましい。
【0026】上記樹脂などを支持する支持体としては、
例えば、ゴムローラ、シート、セロハンテープ、クラフ
ト紙粘着テープ、ポリ塩化ビニルテープ、アセトンテー
プ、フィラメント補強テープ等のテープ、等も用いるこ
とができるが、これらに限定されるものではない。
【0027】また上記上下剥離ローラ302の加熱ラン
プ301は、転写紙10の表裏に密着して転写紙10に
固着しているトナーを加熱して軟化させ、これにより、
トナーを転写紙10の繊維から剥がれ易くするものであ
る。この加熱は圧接部において転写紙10上のトナーが
溶融しない程度に行うことが望ましい。トナーが溶融し
てしまうと転写紙10上のトナーを、紙側と剥離ローラ
302側とに分断することなく、剥離ローラ302側へ
転写させるのが、困難になるためである。また加熱し過
ぎると剥離ローラ302対の圧接部を通過中に転写紙1
0が乾燥し過ぎて、トナーの転写紙10に対する固着力
が転写紙10が濡れている場合に比して強まり、転写紙
10がトナーを介して該ローラ302に貼り付いて上記
分離爪303で分離できなくなる恐れがある。従って、
加熱部通過後の転写紙10に多少の湿り気が残って上記
トナーの再付着を防止できる程度に加熱することが望ま
しい。
【0028】上記クリーニング装置304は、剥離ロー
ラ302の表面上のトナーTを除去するクリーニングロ
ーラ305、クリーニングローラ305上のトナーTを
掻き落すスクレーパブレード306、スクレーパブレー
ドで306で掻き落したトナーTを収容するトナー受け
(トナー容器)307を備えている。
【0029】なお、上記剥離ローラ302に代え、これ
と同様の表面特性を備えたベルトを用いたり、上記クリ
ーニング装置304のクリーニングローラ305に代え
剥離ローラ302表面に直接当接させたクリーニングブ
レードやスクレーパなどを用いたりしても良い。
【0030】上記乾燥ユニット4は、転写紙10を乾燥
させるものであり、加熱ランプ401内蔵の例えばアル
ミからなる上乾燥ローラ402と、これに下方から圧接
する下乾燥ローラ404とから構成されている。この下
乾燥ローラ404は給液性部材からなる表層を備え、該
表層の液を絞り落す絞りブレード405が当接してい
る。このような乾燥ローラ対404,404に代え、又
は加え、ベルト状の部材を用いたり、熱風ファンや赤外
線ランプなどを用いたりしても良い。
【0031】そして、上記紙受けユニット5は、この乾
燥ユニット4から排出された転写紙を受けるための排紙
トレー501を備えている。
【0032】また、このトナー除去装置には、図示を省
略したが、給紙台に転写紙10があるか否かを検出する
検出手段、給紙ユニット1による転写紙10の重送検出
手段、液容器201中の液残量検出手段、液容器201
への液自動補給手段、転写紙10の装置内ジャム検出手
段、各加熱ランプの点灯制御手段と、トナー受け容器3
07内満杯手段などが設けられている。
【0033】以上の構成において、給紙ユニット1から
送られた転写紙10は、液付与ユニット2でそのトナー
像面に液が均一に供給され、トナー剥離ユニット3に送
られる。このトナー剥離ユニット3で、紙に固着してい
るトナーが剥離ローラ302からの加熱で軟化し、剥離
ローラ302表面に付着する。トナーが除去された紙は
乾燥ユニット4で乾燥され、紙受けユニット5に排出さ
れる。
【0034】以上、このトナー除去装置によれば、トナ
ーが付着した紙に液を供給して紙のトナーとの界面部に
液を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、紙繊維
を傷めることなく、トナーを除去できる。
【0035】また、紙表面が液で濡れた状態で剥離ロー
ラ302と接触させ、かつ剥離ローラ302から分離す
る時点でも紙が湿った状態を維持できる程度に加熱する
ので、剥離ローラ302表面をトナー接着性を有する材
質で構成した場合にも、紙表面自体が剥離ローラ302
表面に接着して分離不良が生じるのを防止でき、また分
離した紙部分が剥離ローラ302と再接触することによ
るトナーの再転移を防止できる。
【0036】また、このトナー除去装置では、二つの剥
離ローラ302で転写紙10を挾持し、転写紙10両面
からトナーを除去するように構成したので、給紙ユニッ
ト1の底板101上にトナーを除去すべき転写紙10を
セットする場合に、表裏を考慮する必要がない。また両
面使用した転写紙の両面のトナーを除去したい場合に
も、装置内を一度通すだけで済む。
【0037】次に、図2を用いて、上記トナー除去装置
を動作させるための制御部9について説明する。図2
は、図1のトナー除去装置を動作させるための制御ブロ
ック図である。商用電源901から交流電源供給を受
け、メインスイッチ902をオンすると直流電源(PS
U)903から、DC電源電圧が各制御ICに供給され
る。電源を供給されたCPU904は、プログラムカウ
ンタ等のリセットを行い、ROM905に書き込まれた
プログラム内容に基づいて、制御を開始する。CLK発
振器906は、CPU動作に必要な基準クロック(CL
K)を供給する。
【0038】まず、アドレスデータバス907を通し
て、パラレルインターフェイス908にリレー909を
オンするデータが送られる。パラレルインターフェイス
の出力ポートには、各負荷を駆動するドライバー910
が接続されており、更にその一部にリレー1の接点駆動
コイルが接続され、リレー1の接点911が閉じる。
【0039】そして、SSR1(912),SSR2
(913)がそれぞれオンするべくデータが前記と同様
にドライバー910へ送られる。SSR1の先には剥離
ローラ302を加熱する加熱ランプ301に対応する抵
抗体914a,bが2本ないし1本接続され、同ローラ
302の加熱を開始する。一方、SSR2の先には乾燥
ローラ402を加熱する加熱ランプ401に対応する抵
抗体915が接続され、同様に加熱を開始する。各ロー
ラーの温度は、それぞれサーミスタ916,917で検
知されてA/Dコンバータ918へ入力され、アナログ
データからデジタルデータへ変換される。RAM919
には各ローラーの制御温度が書き込まれており、その値
と比較して温度制御される。このデーターは操作表示部
920からシリアルインターフェイス921を通して、
RAM919に書き込むこともできる。
【0040】各ローラの温度が、剥離あるいは乾燥する
のに充分な温度(RAMの設定値)になったら、操作表
示部920に動作可能の表示(LED点灯等)を示す。
操作表示部920より動作指令データーが送信された
ら、CPU904はメイン駆動モータ922を動作さ
せ、同モータの負荷が一定速度で駆動できたら、給紙モ
ータ923を駆動し、給紙を開始する。ここで、レジス
トモータ924は、スキュー防止のため給紙モータとの
タイミングを計りながら回転し、紙を送り出す。後は前
述の処理液含浸、剥離、乾燥の工程になる。
【0041】なお、給紙コロ102及びレジストローラ
104以外の負荷は、全てメイン駆動モータ922にて
同期駆動される。LCTには紙の有無を検知するペーパ
ーエンドセンサー925が有り、紙が無くなるとパラレ
ルインターフェイスを通じて紙無しデーターを送信す
る。紙無しを検知したCPU904は、マシン動作を停
止し、操作表示部920へ動作停止の表示(LED点灯
等)を行う。
【0042】次に、本発明に係る液付与ユニット2の具
体的な構成例について詳述する。図3は、本実施例に係
る液付与ユニット2の概略構成図であり、図4は、ジェ
ットノズルヘッド223を用いた同液付与ユニット2の
概略構成図である。この液付与ユニット2は、転写紙1
0の進行方向に直交してジェットノズルが複数設けられ
たジェットノズルヘッド223、搬送ローラ対209
a,b等を備えている。また、転写紙10上の画像領域
を検知する像領域検知手段として画像検知センサ245
を備えている。画像検知センサ245の検知面との対向
する位置には、センサ245との間に転写紙10を挾持
搬送する対向ローラ225が配設されている。また、画
像検知センサ245による検知結果に基づいて転写紙1
0への処理液20の付与処理を制御する制御手段とし
て、上記制御部9、及び液付与ユニット2に搬送される
転写紙10の先端を検知する用紙先端センサ234を備
えている。
【0043】上記画像検知センサ245としては、CC
Dラインセンサ等のイメージセンサを用いることができ
る。この場合、CCDラインセンサは、転写紙10の幅
と略同じか、それ以上の長さが必要である。また、縮小
光学系を用いて、CCDラインセンサを小型化すること
もできる。但し、解像度は変わらない。
【0044】また、上記用紙先端センサ234として
は、反射型、透過型、フィラー付きのフォトセンサ等を
用いることができる。
【0045】上記液付与ユニット2において、オペレー
タが操作部(不図示)により部分消去モードを選択する
と、まず、給紙ユニット1から給送された転写紙10
は、対向ローラ225によって搬送されながら、画像検
知センサ245で画像が読み取られる。その画像データ
の一部若しくは全部は、図2のA/Dコンバータ918
を介してRAM919に一旦記憶される。そして、転写
紙10の先端を用紙先端センサ234で検知し、この検
知時から所定の時間が経過した後に、ジェットノズルヘ
ッド223による転写紙10への処理液20の付与処理
を開始するように制御する。該所定の時間は、転写紙1
0の搬送速度、及び用紙先端センサ234とジェットノ
ズルヘッド223の液噴射位置との間の距離から求めら
れる。また、用紙先端センサ234で転写紙10の先端
を検知した後、搬送ローラ対209aの駆動を一旦停止
させ、転写紙10の先端を揃え、制御部9からの再スタ
ート信号により転写紙10をジェットノズルヘッド22
3側に搬送して、液付与処理開始のタイミングと、ジェ
ットノズルヘッド223に転写紙10の先端が対向する
タイミングとを精度よく同期させるように制御すること
もできる。
【0046】転写紙10への処理液付与動作において
は、制御部9のRAM919に記憶されている画像デー
タに基づき、ジェットノズルヘッド223の各ノズルか
らの液噴射が制御される。例えば、図4に示すように、
転写紙10の画像10aに対向しているジェットノズル
のみから液噴射を行うように制御される。ここで、画像
領域の読み取り・噴射の位置精度はあまり細かく設定す
る必要はなく、画像より大きな領域に処理液20が付与
できればよい。例えば、プリンター等に用いられるイン
クジェット印字では1インチあたり200〜400ドッ
トの精度が一般的であるが、本実施例では数mm〜数cm単
位の分割精度で十分である。但し、読みとり・噴射位置
の制御を高精度に制御することはもちろん構わない。
【0047】一方、オペレータが操作部により部分消去
モードを選択しない場合には、通常の液付与処理、即ち
転写紙10の全面へ処理液20を付与する処理工程が実
行される。
【0048】以上、本実施例によれば、画像検知センサ
245によって、転写紙10上のトナーが付着している
画像領域を検知し、上記制御部9によって、該画像領域
のみに処理液20を付与する。これにより、該画像領域
の表面とトナーとの間の付着状態を確実に不安定状態に
することができるので、次の剥離工程で該画像領域から
トナーを確実に取り除くことができるようになる。ま
た、画像領域のみに処理液20を付与することができる
ので、処理液20の消費量を減少させることができ、そ
の後の乾燥工程における処理時間の短縮及び省電力化を
図ることができるようになる。また、転写紙10へ付与
する水等の液体成分が少なくて済むため、転写紙10の
シワ、波打ち等の発生を抑えることができるようにな
る。
【0049】なお、上記実施例では、液付与ユニット2
にジェットノズルヘッド223を用いているが、これに
代え、加圧力を可変できる液塗布ローラ対や、液噴霧量
を可変できる噴霧ノズル等を用いてもよい。また、転写
紙10の搬送方向に直交する方向に液を保持する溝を有
し、該溝に接するように搬送されてきた転写紙10への
該溝内の液を選択的に付与できるような処理ヘッド等を
用いてもよい。
【0050】また、上記実施例において、処理液20を
付与する領域は、上記画像検知センサ245で検知した
画像領域の全面でもよいが、該画像領域の一部のみに処
理液20を付与するように制御してもよい。
【0051】また、上記実施例において、搬送される転
写紙10の先端部は通常白抜けになっているので、該先
端部には処理液20が付与されず、処理液20で濡れな
い。該先端部が白抜けになっていない場合には、該先端
部に処理液20を付与しないように制御してもよい。こ
のように転写紙10の先端部の濡れを抑えることによ
り、剥離工程等の後処理工程で、転写紙10の処理部材
からの分離がしやすくなる。
【0052】また、上記実施例において、液付与ユニッ
ト2を適宜組み合せて使用し、上記界面活性剤等の浸透
促進液と処理液20とを分けて転写紙10に付与するよ
うに構成してもよく、また、浸透促進液又は処理液20
を転写紙10に多数回付与するように構成してもよい。
【0053】また、上記実施例では、本発明を転写型の
電子写真複写機によって画像が形成された転写紙10、
又は画像が形成される前の未使用の転写紙10に適用し
ているが、ファクシミリ、プリンター、印刷機等紙等の
他の画像形成装置で用いる記録紙等の像保持体にも適用
できる。また、本発明は、繊維質の構造をした像保持体
に限定されることなく、像を形成することができる像保
持体に適用できる。また、本発明が適用できる像保持体
は、例えば、プラスチック層等のベースシートの表面層
が紙等の材料層である積層物等であってもよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、像保持
体上の像形成物質が付着している画像領域を検知し、該
画像領域のみに上記不安定化剤を付与する。これによ
り、該画像領域の表面と像形成物質との間の付着状態を
確実に不安定状態にすることができるので、次の剥離工
程で該画像領域から像形成物質を確実に取り除くことが
できるようになるという効果がある。また、該画像領域
のみに該不安定化剤を付与することができるので、該不
安定化剤の消費量を減少させることができ、その後の乾
燥工程における処理時間の短縮及び省電力化を図ること
ができるようになるという効果がある。また、該像保持
体へ付与する水等の液体成分が少なくて済むため、該像
保持体のシワ、波打ち等の発生を抑えることができるよ
うになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るトナー除去装置の概略構成図。
【図2】同トナー除去装置の制御部のブロック図
【図3】同トナー除去装置の液付与ユニットの概略構成
図。
【図4】ジェットノズルへッドを用いた同液付与ユニッ
トの概略構成図。
【符号の説明】
2 液付与ユニット 9 制御部 10 転写紙 209a,b 搬送ローラ対 223 ジェットノズルヘッド 225 対向ローラ 234 用紙先端センサ 245 画像検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新宮領 慧 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 倉本 信一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 貞夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 木村 祥之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 安藤 和弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 斉藤 忠司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に像形成物質が安定に付着している像
    保持体から、該像形成物質を取り除く像保持体からの像
    形成物質除去方法において、 該像保持体上の該像形成物質が付着している像領域を検
    知する工程と、 該表面と該像形成物質との間の付着状態を不安定状態に
    する不安定化剤を、該像保持体の像領域に付与する工程
    とを有することを特徴とする像保持体からの像形成物質
    除去方法。
  2. 【請求項2】表面に像形成物質が安定に付着している像
    保持体から、該像形成物質を取り除く像保持体からの像
    形成物質除去装置において、 該像保持体上の該像形成物質が付着している像領域を検
    知する像領域検知手段と、 該表面と該像形成物質との間の付着状態を不安定状態に
    する不安定化剤を、該像保持体に付与する不安定化剤付
    与手段と、 該像領域検知手段の検知結果に基づいて、該不安定化剤
    付与手段による該不安定化剤の付与を制御する制御手段
    とを設けたことを特徴とする像保持体からの像形成物質
    除去装置。
JP22212193A 1993-08-13 1993-08-13 像領域に不安定化剤を付与する像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 Withdrawn JPH0756478A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018185355A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 セイコーエプソン株式会社 処理装置、シート製造装置、処理方法およびシートの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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