JPH0756472A - 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 - Google Patents

像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置

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JPH0756472A
JPH0756472A JP22211593A JP22211593A JPH0756472A JP H0756472 A JPH0756472 A JP H0756472A JP 22211593 A JP22211593 A JP 22211593A JP 22211593 A JP22211593 A JP 22211593A JP H0756472 A JPH0756472 A JP H0756472A
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JP22211593A
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Yoichi Asaba
陽一 浅場
Kiyoshi Tanigawa
清 谷川
Yoshiaki Miyashita
義明 宮下
Satoshi Shinguryo
慧 新宮領
Shinichi Kuramoto
信一 倉本
Sadao Takahashi
貞夫 高橋
Yoshiyuki Kimura
祥之 木村
Kazuhiro Ando
和弘 安藤
Tadashi Saito
忠司 斉藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理液を付与した転写紙10のトナー面を剥
離ローラ302に接触させた後に転写紙を剥離ローラ3
02から分離するトナー除去装置において、ベタ画像面
積が大きい場合にも転写紙を傷めずに良好にトナーを除
去できるようにする。 【構成】 トナー付着している転写紙10を保持させる
紙保持用ドラム601の周りに、紙に処理液を供給する
液供給装置208、2本の剥離ローラ302、乾燥ロー
ラ402などを設ける。2本の剥離ローラのうち上流側
のものは、50%程度のトナーを剥離できるように構成
しておく。そして上記紙保持用ドラムに転写紙を保持さ
せて搬送する間に、処理液を塗布してトナー付着が不安
定化している転写紙のトナー面を各剥離ローラ302に
接触させて、トナーを剥離除去する。これによれば、上
流側の剥離ローラで部分的にトナーを除去した後に下流
側の剥離ローラで残りのトナーを除去するという二回に
分けたトナー除去ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によって像形
成物質が安定に付着した像保持用体としての例えば転写
シートから、像形成物質と転写シートとの付着を不安定
にする不安定化液を転写シートに付与して像形成物質を
取り除く、像保持体からの像形成物質除去装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み転写シートとしての用紙
からトナーなどの像形成物質を除去する例えば像形成物
質除去方法及びその装置としては種々のものが知られて
いる。例えば溶剤を使用するものとして、特開平1−1
01576号公報には、トナーが付着された用紙をトナ
ー樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加
し、溶剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成
物質除去方法が開示されている。また、特開平4−30
0395号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴
霧あるいは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解
し、溶解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、
機械剥離あるいは静電気吸着等による方法で除去し、そ
の後乾燥・延伸などの紙の仕上げを行う像形成物質除去
方法が開示されている。
【0003】一方、溶剤を使用しないものとして、例え
ば特開平2−255195号公報には、支持体上に離型
剤を塗布した印刷体に電子写真方式あるいは熱転写方式
で載せた熱溶融性インキあるいはトナーを、該印刷体に
インキ剥離体を重ね加熱ローラと圧力ローラの間を通
し、冷えてからインキ剥離体を剥がすことにより、該イ
ンキ剥離体の方に付着させて除去する像形成物質除去方
法が開示されている。また特開平4−64472号公報
には、少なくとも、表面に熱溶融性樹脂を有するエンド
レスシートと、これを支えて回転させる熱ローラ及び冷
却ローラと、表面に離型処理をした紙(イレーザブルペ
ーパ)を軟化あるいは溶融した熱溶融性樹脂に押しつけ
る押圧ローラと、これらを連動して動かせる駆動部から
なるイレーザが開示されている。また特開平4−829
83号公報には、互いに圧接して回転し圧接箇所に紙を
通過させる2本の並行に設けられたローラと、該2本の
ローラの少なくとも一方を加熱するヒーターと、該圧接
箇所を通過した紙を前記ローラから分離する掻取具と、
前記ローラに付着した像形成物質を前記ローラから除去
する剥離装置とを備えた像形成物質除去装置が開示され
ている。
【0004】ところで、上記溶剤を使用しない方法や装
置は、表面に紙繊維が露出している通常の紙に画像を記
録した記録済み転写シートから像形成物質を除去するの
に使用すると、例えば電子写真方式の定着工程で熱溶融
性樹脂を主成分とする像形成物質を転写シートに融着さ
せるなどして、像形成物質が転写シート表面の繊維に強
固に固着されているので、像形成物質除去の際に像形成
物質と共に表面の紙繊維を剥ぎ取って紙質を損傷してし
まう。特に像形成物質の除去性を高めるために、上記イ
ンキ剥離体、エンドレスシートあるいはローラさせた上
に熱や圧力を加える場合、種々の条件によっては、逆に
像形成物質と転写シートとの間の定着性を高めてしまっ
て除去を困難にすることもあった。
【0005】そこで、先に本出願人は、記録済み転写シ
ートに、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液を保持させるととも
に、剥離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加
熱接着もしくは加圧接着して転写シートから剥離する像
形成物質除去方法を提案した(例えば、特願平4−25
5916号参照)。これによれば、転写シートの紙質を
比較的損傷することなく、像形成物質のみを除去するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方法に
よれば、ベタ画像面積が大きい転写シートからトナーを
除去する場合に、トナーを除去しきれないという問題点
がある。また、転写シートの表面が繊維質の場合、無理
なトナー剥離のために繊維が損傷を受けるという問題点
がある。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、ベタ画像面積が大き
い像保持体からも像形成物質を良好に除去できる、像保
持体からの像形成物質除去方法及びその装置を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、像保持体からの像形成物質除
去方法において、繊維質の表面に像形成物質が安定化し
て付着している像保持体の該表面と該像形成物質との付
着性を低下させる付着性低下工程と、該付着性低下工程
が施された像保持体上の該像形成物質に対して、該表面
と該像形成物質との付着力より大きな付着力を有する接
着部が、所定の面積比率で表面に分散形成された第1の
剥離部材を、像保持体上の像形成物質に接触させた後
に、該像保持体から離間させる第1剥離工程と、該第1
剥離工程が施された像保持体上の該像形成物質に対し
て、該表面と該像形成物質との付着力より大きな付着力
を有する接着部が、第1の剥離部材におけるよりも大き
な面積比率で表面に形成された第2の剥離部材を、像保
持体上の像形成物質に接触させた後に、該像保持体から
離間させる第2剥離工程とを有することを特徴とするも
のである。
【0009】また、請求項2の発明は、表面に像形成物
質が安定化して付着している像保持体より、像形成物質
を取り除く像保持体からの像形成物質除去装置におい
て、上記表面と像形成物質との付着を不安定化する付着
不安定化手段と、像保持体との付着が不安定化している
像形成物質を接着し得る材質からなる部分が、表面に所
定の面積比率で分散形成された第1の剥離部材を備え、
所定の像保持体搬送経路上の像保持体に接触した後に該
搬送経路上の所定箇所から該搬送経路と離間していくよ
うに該表面を移動させる第1の像形成物質剥離手段と、
像保持体との付着が不安定化している像形成物質を接着
し得る材質からなる部分が、第1の剥離部材におけるよ
りも大きな面積比率で表面に形成された第2の剥離部材
を備え、第1の剥離部材の表面との接触部を通過した該
搬送経路上の像保持体上の像形成物質に接触した後に該
搬送経路上の所定箇所から該搬送経路と離間していくよ
うに該表面を移動させる第2の像形成物質剥離手段とを
設けたことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項2の像保
持体からの像形成物質除去装置において、上記表面より
像形成物質を取り除く際、像形成物質を軟化させる軟化
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1乃至3の発明においては、像保持体の
表面と像形成物質との付着性を低下させる。例えば、表
面に像形成物質が安定化して付着している像保持体に、
該表面と像形成物質との付着を不安定化する付着不安定
化物質を付与して付着性を低下させる。この付着性不安
定化物質としては、例えば、水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液などを用いることがで
きる。
【0012】そして、像保持体との付着が不安定化して
いる像形成物質に、第1の剥離部材の表面を接触させた
後に、該表面を像保持体から離間させて、剥離部材表面
に接着された像形成物質を、像保持体から剥離させる。
ここで、第1の剥離部材は、像形成物質に対して所定の
付着力を有する接着部が、所定の面積比率で表面に分散
形成されているので、像保持体上の像形成物質のうち、
該接着部に接した部分が像保持体から剥離され、残りの
像形成物質部分は、そのまま像保持体に残る。
【0013】そして、この像保持体上に部分的に残って
いる像形成物質に、第2の剥離部材の表面を接触させた
後に、該表面を像保持体から離間させて、剥離部材表面
に接着された像形成物質を、像保持体から剥離させる。
ここで、第2の剥離部材は、像形成物質に対して所定の
付着力を有する接着部が、第1の剥離部材におけるより
も大きな面積比率、望ましくは100%の面積比率で表
面に形成されているので、第1の剥離部材によって剥離
されずに残っている像形成物質が像保持体から剥離され
る。
【0014】特に、請求項3の発明においては、軟化手
段によって、像保持体の表面より像形成物質を取り除く
際、像形成物質を軟化させ、これにより、像形成物質が
像保持体の表面から離れやすくする。この軟化手段とし
ては、例えば像形成物質が熱軟化性の物質である場合に
は、加熱手段を用いることができる。
【0015】
【実施例】まず、本発明を転写型の電子写真複写機によ
って画像が形成された像保持体としての転写紙から、像
形成物質としての熱溶融性トナー(以下、トナーとい
う)を取り除くトナー除去装置に適用した実施例につい
て説明する。図1は本発明が適用できるトナー除去装置
の一例を示すものである。図1において、このトナー除
去装置は、積載状態で収容しているトナー像が形成され
た転写紙10を一枚づつ分離給送する給紙ユニット1
と、給紙ユニット1から送られてきた転写紙10に液を
供給する液付与ユニット2と、液が供給された転写紙1
0からトナーを除去するトナー剥離ユニット3と、トナ
ーが除去された転写紙10を乾燥させる乾燥ユニット4
と、乾燥ユニット4から排出される転写紙10を受ける
紙受けユニット5とを備えている。そして、このトナー
除去装置は、液付与ユニット2で転写紙10とトナーと
の付着状態を不安定化状態にする不安定化液(以下、処
理液という)20を転写紙10に付与して、処理液20
を少なくとも転写紙10とトナーとの界面部に浸透さ
せ、トナーと転写紙10との付着を不安定にした状態
で、トナー剥離ユニット3の剥離ローラ302によって
転写紙10からトナーを剥離した後、乾燥ユニット4で
乾燥させて転写紙を再利用可能にするものである。
【0016】ここで、上記処理液20としては、水、水
溶性ポリマーを含む水溶液、界面活性剤を含む水溶液、
及び水溶性ポリマーと界面活性剤とを含む水溶液よりな
る群から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水溶液を
用いることができる。また、該水又は水溶液には、所定
の有機溶剤を含有させることもできる。また、上記処理
液20として、有機溶剤のみを用いることができる。
【0017】上記水溶性ポリマーとしては、例えば、デ
ンプン質(かんしょデンプン、ばれいしょデンプン、タ
ピオカデンプン、小麦デンプン、コーンスターチ等)、
マンナン(こんにゃく等)、海藻類(ふのり、寒天、ア
ルギン酸ナトリウム等)、植物粘質物(トロロアオイ、
トラガントゴム、アラビアゴム等)、微生物による粘質
物(デキストラン、レバン等)、タンパク質(にかわ、
ゼラチン、カゼイン、コラーゲン等)の天然ポリマー
や、セルロース系(ビスコース、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等)、デンプン系(可溶性デンプ
ン、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプ
ン)の半合成ポリマーや、合成ポリマー等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0018】また、上記界面活性剤としては、例えば、
陰イオン系(カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステ
ル塩、リン酸エステル塩、ホスホン酸塩等)、陽イオン
系(アミン塩、第四級アンモニウム塩、ベンザルコニウ
ム塩、塩化ベンゼトニウム塩、ピリジニウム塩、イミダ
ゾリニウム塩、スルホニウム塩、ポリエチレンポリアミ
ン等)、両性系(アミノ酸、カルボキシベタイン、スル
ホベタイン、アミノ硫酸エステル、アミノカルボン酸
塩、イミダゾリン誘導体等)、非イオン系(エーテル
型、エーテルエステル型、エステル型、含窒素型、多価
アルコール、アミノアルコール、ポリエチレングリコー
ル等)の通常の界面活性剤やフッ素系界面活性剤等が挙
げられるが、これらに限定されるものではない。
【0019】また、上記水又は水溶液に含有させる有機
溶剤としては、ターペンチン、ジペンテン、ブチルアセ
テート、四塩化炭素、セロソルブアセテート、キシレ
ン、トルエン、エチルアセテート、ジアセトンアルコー
ル、メチルセロソルブアセテート、ベンゼン、メチルエ
チルケトン、メチルアセテート、メチレンクロリド、エ
チレンジクロリド、シクロヘキサン、セロソルブ、ジオ
キサン、アセトン、メチルセロソルブ、シクロヘキサノ
ール、ブタノール等が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
【0020】また、上記単独で用いる有機溶剤として
は、炭素水素系溶剤であるヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、ノナン、スピィリット、ナフサN01〜6(シェル
石油社の商品名)、アイソパーE,L,K,V(エクソ
ン社の商品名)、アイピーソルベント(出光石油社の商
品名)、シェルーゾル70,71、ソルベッソ100,
150(シェルオイル社の商品名)、アスコムOMS,
460(スピリッツ社の商品名)、ベガゾール103
0,2130,3040(モービル石油社の商品名)等
が挙げられる。更に、フッ素系溶剤であるフロリナート
FC40,43,70,77(住友3M社の商品名)、
アフルードE10,16,18等や、シリコーン系溶剤
である信越シリコーンKF96(商品名)、東レシリコ
ーンSH200,344(商品名)、東芝シリコーンT
SF431(商品名)等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0021】次に、図示の例の各ユニット1,2,3,
4,5について説明する。上記給紙ユニット1は、底板
101上に積載された転写紙10を最上部のものから給
紙ローラ102で給紙し、図示しない分離機構で重送紙
を分離して一枚の転写紙10のみを、タイミング調整及
びスキュー補正のためのレジストローラ対104で送り
出すものである。その具体的な構成及び動作は電子写真
複写機における給紙機構と同様であるので、詳細な説明
は省略する。
【0022】上記液付与ユニット2は、処理液20を所
定量満たした液容器201、転写紙10の一方の面(図
中の上面)に接触しながら、液容器201の処理液20
中に案内するように搬送する液中搬送ローラ202、液
中搬送ローラ202の駆動部(不図示)、転写紙10の
他の面(図中の下面)を液容器201の処理液20中に
案内する液中ガイド板203、挾持搬送手段としても機
能する絞りローラ対204、下側の絞りローラ204に
食い込み配置された絞り棒205、などを備えている。
このユニット2において、給紙ユニット1から給送され
た転写紙10は、液中搬送ローラ202と液中ガイド板
203とによって、液容器201の処理液20中に案内
され、処理液20に浸漬された後、絞りローラ対204
によって余分な処理液20が除去かれ、次のトナー剥離
ユニット3へと搬送される。なお、この例のように直接
転写紙10を処理液中に通して転写紙10に処理液を付
与するのに代え、塗布ローラで転写紙10の表面に処理
液を塗布したり、噴霧器により転写紙10の表面に霧状
にされた処理液を付着させたりして、付与するようにし
ても良い。その他任意の方法を用いることができる。
【0023】上記トナー剥離ユニット3は、それぞれト
ナーTの軟化手段としての加熱ランプ301を内蔵し互
いに圧接状態で配置された一対の剥離体としての剥離ロ
ーラ対302、転写紙排出側の圧接部近傍の剥離ローラ
302の表面に接触するように配設された分離爪30
3、剥離ローラ302の表面をクリーニングするクリー
ニング装置304、駆動部(不図示)等を備えている。
【0024】この剥離ローラ302の表面は、少なくと
も軟化しているトナーに対して、転写紙10と該トナー
との付着力より大きい付着力を有するものを用いて構成
する。具体的には、上記トナーと同一又は類似のトナー
成分樹脂や、接着剤の成分樹脂等を用いることができ、
またアルミ系、銅系、ニッケル系等の金属材料を用いる
こともできるが、これらに限定されるものではない。ま
た、上記樹脂は、水溶性のものであっても、あるいは非
水溶性のものであってもよい。
【0025】上記トナー成分樹脂としては、ポリスチレ
ン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、スチレン−ブ
チルアクリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0026】また、上記接着剤の成分樹脂としては、に
かわ、ゼラチン、アルブミン、カゼイン等のタンパク質
系接着剤、デンプン系、セルロース系、複合多糖類系
(アラビアゴム、トラガントゴム等)等の炭水化物系接
着剤、酢酸ビニルの重合体及び共重合体、アクリル系、
エチレン共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウ
レタン等の熱可塑性接着剤、ポリクロロプレン系、ニト
リルゴム系、再生ゴム系、SBR系、天然ゴム系等のゴ
ム系接着剤、ゴム系、アクリル系等の感圧接着剤、酸化
チタンを分散させたポリエチレンテレフタレート(PE
T)、等が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0027】また、上記樹脂を用いる場合には、テンシ
ョンや熱による伸び防止、耐久性等の観点から、支持体
と表層の少なくとも2層以上の多層構造にすることが望
ましい。すなわち、図示の例のように剥離体をローラ形
状にする場合には、ローラ形状の基体、例えばゴムロー
ラ上に、上記樹脂からなる表層を形成して剥離体を構成
することが望ましい。なお、剥離体はベルト状やカット
シート状に構成することもできる。いずれの形状にする
場合にも上記樹脂を直接支持する支持体として、例え
ば、セロハンテープ、クラフト紙粘着テープ、ポリ塩化
ビニルテープ、アセトンテープ、フィラメント補強テー
プ等のテープ、等を用いることができる。
【0028】また上記上下剥離ローラ302の加熱ラン
プ301は、転写紙10の表裏に密着して転写紙10に
固着しているトナーを加熱して軟化させ、これにより、
トナーを転写紙10の繊維から剥がれ易くするものであ
る。この加熱は圧接部において転写紙10上のトナーが
溶融しない程度に行うことが望ましい。トナーが溶融し
てしまうと転写紙10上のトナーを、紙側と剥離ローラ
302側とに分断することなく、剥離ローラ302側へ
転写させるのが、困難になるためである。また加熱し過
ぎると剥離ローラ302対の圧接部を通過中に転写紙1
0が乾燥し過ぎて、トナーの転写紙10に対する固着力
が転写紙10が濡れている場合に比して強まり、転写紙
10がトナーを介して該ローラ302に貼り付いて上記
分離爪303で分離できなくなる恐れがある。従って、
加熱部通過後の転写紙10に多少の湿り気が残って上記
トナーの再付着を防止できる程度に加熱することが望ま
しい。
【0029】上記クリーニング装置304は、剥離ロー
ラ302の表面上のトナーTを除去するクリーニングロ
ーラ305、クリーニングローラ305上のトナーTを
掻き落すスクレーパブレード306、スクレーパブレー
ドで306で掻き落したトナーTを収容するトナー受け
(トナー容器)307を備えている。
【0030】このクリーニングローラ305の少なくと
も表面は、剥離ローラ302上に付着しているトナーT
に対する離型性が、剥離ローラ302表面の該トナーに
対する離型性より劣っている材料で構成されている。こ
の具体的な材料としては、アルミ系、銅系、ニッケル系
等の金属材料、又は酸化チタンを分散させたポリエチレ
ンテレフタレート(PET)等の高分子系材料が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0031】上記乾燥ユニット4は、転写紙10を乾燥
させるものであり、加熱ランプ401内蔵の例えばアル
ミからなる上乾燥ローラ402と、これに下方から圧接
する下乾燥ローラ404とから構成されている。この下
乾燥ローラ404は給液性部材からなる表層を備え、該
表層の液を絞り落す絞りブレード405が当接してい
る。
【0032】そして、上記紙受けユニット5は、この乾
燥ユニット4から排出された転写紙を受けるための排紙
トレー501を備えている。
【0033】以上の構成において、給紙ユニット1から
送られた転写紙10は、液付与ユニット2でそのトナー
像面に液が均一に供給され、トナー剥離ユニット3に送
られる。このトナー剥離ユニット3で、紙に固着してい
るトナーが剥離ローラ302からの加熱で軟化し、剥離
ローラ302表面に付着する。そして分離爪303によ
って剥離ローラ302から転写紙10を分離する際に、
剥離ローラ302表面に付着したトナーが紙から剥離
し、これにより、紙からトナーが除去される。トナーが
除去された紙は乾燥ユニット4で乾燥され、紙受けユニ
ット5に排出される。
【0034】以上、このトナー除去装置によれば、トナ
ーが付着した紙に液を供給して紙のトナーとの界面部に
液を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、紙繊維
を傷めることなく、トナーを除去できる。
【0035】また、このトナー除去装置では、二つの剥
離ローラ302で転写紙10を挾持し、転写紙10両面
からトナーを除去するように構成したので、給紙ユニッ
ト1の底板101上にトナーを除去すべき転写紙10を
セットする場合に、表裏を考慮する必要がない。また両
面使用した転写紙の両面のトナーを除去したい場合に
も、装置内を一度通すだけで済む。
【0036】なお、図1のトナー除去装置では、二つの
剥離ローラ302で転写紙10を挾持し、転写紙10両
面からトナーを除去するように構成されているが、対向
するローラの内の一方のみを剥離ローラ302にして、
転写紙10の片面のみからトナーを除去するようにする
こともできる。
【0037】次に、図2を用いて本発明を適用できるト
ナー除去装置の他の構成例について説明する。図1のト
ナー除去装置においては、液付与ユニット2、トナー剥
離ユニット3、及び、乾燥ユニット5をそれぞれ個別に
設けたが、図2に示すトナー除去装置においては、液付
与ユニットとトナー剥離ユニットを合体させて、液付与
ユニット兼トナー剥離ユニット6を構成している。この
ユニット6はクランプ爪602で転写紙先端をクランプ
して周面に保持して回転する紙保持ドラム601を備
え、該ドラム601の回りに、該ドラム601に保持さ
れた転写紙に処理液を供給するための例えばスポンジロ
ーラ207などを備えた液供給装置208や剥離ローラ
302などが接触配置されている。また紙保持ドラム6
01に保持された再利用紙上のトナーを検知するCCD
センサー603が設けられている。その他、上記図1に
示す装置におけると同様の部材については同一の符号を
付している。
【0038】なお、上記液付与用のローラ207には処
理液20のほか、浸透促進用液21も供給される構成に
なっており、上記ドラム601に対して離接可能なって
いる。この液付与用のローラ207の離接動作によって
トナーの部分除去が可能になる。また、処理液20と浸
透促進用液21とを別々のローラで該ドラム601の転
写紙に供給するようにすることもできる。この浸透促進
用液としては、例えば前述の界面活性剤などを用いるこ
とができる。
【0039】以上の構成において、転写紙は上記ドラム
601のクランプ爪602によって固定され、該ドラム
601と共に回動する。この回動中に、処理液及び浸透
促進用液が塗布ローラ207によって転写紙に塗布さ
れ、その後、剥離ローラ302によってトナーが転写紙
上から除去される。剥離ローラ302通過後の転写紙上
のトナー量が上記CCDセンサー603で検出され、転
写紙上のトナーが完全に剥離されていない場合には、何
回か同じプロセスを繰り返し、これにより、トナーを完
全に除去する。トナーが除去されると、クランプ爪60
2が開いて転写紙が該ドラム601から分離し、乾燥ユ
ニット4へ送られる。
【0040】このトナー除去装置によれば、クランプ爪
602によって転写紙10の先端を紙保持ドラム601
に固定した状態で、剥離ローラ302との対向部を通過
させるので、該ローラ302表面に転写紙10の先端部
がまきついたままになって、装置内での紙つまりを起こ
るのを防止できる。また、紙保持ドラム601上に転写
紙10を保持した状態で、転写紙10への処理液の付
与、及び、転写紙10の剥離ローラ302に対する接触
・分離によるトナー除去を行うので、転写紙10への処
理液の付与箇所から剥離ローラ302との接触箇所まで
の間の転写紙10の搬送を確実に行うことができる。
【0041】ここで、図1のトナー除去装置において
は、ベタ画像面積が大きい転写紙からトナーを除去する
場合に、トナーを除去しきれないことがあるという問題
点がある。また、図2のトナー除去装置においても、ベ
タ画像面積が大きい転写紙からトナーを除去する場合
に、紙保持ドラム601を何回転もさせる必要があり、
トナーの完全除去に要する時間が長時間になってしまう
という問題点がある。以下、このような問題点を解決す
る本発明の実施例に係るトナー除去装置について説明す
る。
【0042】図3は、本発明を適用したトナー除去装置
の一構成例の主要部を示すものである。このトナー除去
装置は、図示しないヒータを内蔵した紙保持用ドラム7
01の回りに、該ドラム701に保持された転写紙に処
理液を供給するための例えばスポンジローラ207など
を備えた液供給装置208、剥離ローラ302、乾燥ロ
ーラ402、分離爪703などが接触配置されている。
そして、本実施例においては、図示のように剥離ローラ
302が2本設け、該ドラム701上に保持されて搬送
されている転写紙に二回に分けた剥離作用を及ぼすよう
にしている。紙保持用ドラム701の回転方向上流側の
剥離ローラ302はトナー像の50%程度を剥離ローラ
302に移し、同方向下流側の剥離ローラ302は、残
りの全てのトナーをこの剥離ローラ302に移すように
構成されている。具体的には、剥離ローラ302の表面
に凹凸を、凸部の面積比率が50%になるように分散形
成したり、トナーと接着性のある材質部分を、面積比率
が50%になるように例えば網点状に分散形成したりす
ることにより、トナー像の50%程度を剥離できるロー
ラを構成することができる。また下流側の剥離ローラ3
02はその周面全体がトナーを接着できるように形成す
ることが望ましい。なお、各剥離ローラ302の周面に
先端部が接触あるいは近接するように配置されている爪
部材303は剥離ローラ302への転写紙の巻き付きを
防止するための分離爪である。
【0043】以上の構成において、図示しない給紙ユニ
ット1から送られた転写紙10は、除去すべきトナーが
付着しているトナー面を表にして紙保持用ドラム701
に保持され、液供給装置208によって処理液が塗布さ
れながら、該ドラム701と共に回動する。この回動中
に紙保持用ドラム701内のヒータで転写紙上のトナー
が軟化され、2本の剥離ローラ302の圧接部を通過す
る。このうち上流側の剥離ローラ302の圧接部を通過
するときに、転写紙上の50%程度のトナーが該剥離ロ
ーラ302の表面に接着されて転写紙から剥離され、更
に、下流側の剥離ローラ302の圧接部を通過するとき
に、転写紙上の残りのトナーが該剥離ローラ302の表
面に接着されて転写紙から剥離される。これにより、ト
ナーが除去されて転写紙は、該ドラム701の回動によ
って乾燥ローラ402との対向部を通過するときに、転
写紙に含浸している処理液が適度に加熱除去された後
に、分離爪703によって該ドラム701から分離さ
れ、図示しない紙受けユニット5に送られる。
【0044】以上、本実施例によれば、2回に分けた剥
離でトナーを除去するので、1回の剥離で全てのトナー
を除去しようとする場合に比して、剥離の際に転写紙に
与えるストレスを小さくでき、転写紙の損傷をより少な
くできる。よって特にベタ画像部の面積が大きいトナー
像が形成された転写紙からトナーを除去する場合に有効
である。
【0045】なお、2本の剥離ローラ302ではなく、
3本以上の剥離ローラ302を設けて3回以上の剥離に
分けてトナーを除去するようにしても良い。
【0046】また、このような多段の剥離は、図1の個
別のトナー剥離ユニット3を備えたトナー除去装置にも
適用できる。この場合、例えば図1の装置のように転写
紙の両面から同時にトナーを除去するために、互いに対
向配置された剥離ローラ対302を用いるときには、こ
のような剥離ローラ対302を転写紙搬送経路に沿って
2以上配置する。また対向するローラの内の一方のみを
剥離ローラ302にして、転写紙10の片面のみからト
ナーを除去するようにするときにも、剥離ローラ302
とバックアップローラとの対を転写紙搬送経路に沿って
2以上配置する。
【0047】また、このような多段の剥離は、図2のト
ナー除去装置のように、転写紙保持ドラム601を、必
要に応じて複数回回転させながら、保持している転写紙
上のトナーを除去するものにも適用できる。この場合に
はトナーの完全除去に要する時間を短縮することができ
る。
【0048】
【発明の効果】請求項1乃至3の発明によれば、まず、
像形成物質に対して所定の付着力を有する接着部が所定
の面積比率で表面に分散形成されている第1の剥離部材
を用いて、像保持体との付着が不安定化している像形成
物質を、像保持体上から部分的に剥離除去した後に、残
りの像形成物質を、像形成物質に対して所定の付着力を
有する接着部が第1の剥離部材におけるよりも大きな面
積比率で表面に形成されている第2の剥離部材を用い
て、像保持体から剥離除去するので、像保持体表面の損
傷を最小限に抑えながら、像形成物質を良好に除去する
ことができる。よって、ベタ画像面積が大きい像保持体
からも像形成物質を良好に除去できる。
【0049】また、像保持体表面から像形成物質を除去
するに当たり、像保持体の表面と像形成物質との付着を
不安定化しているので、例えば上記表面が繊維質で構成
される像保持体を用いる場合にも、該繊維質の損傷を最
小限に抑えながら像形成物質を除去できる。
【0050】特に、請求項3の発明によれば、軟化手段
によって、像保持体の表面より像形成物質を取り除く
際、像形成物質を軟化させ、これにより、像形成物質が
像保持体の表面から離れやすくするので、例えば上記表
面が繊維質で構成される像保持体を用いる場合にも、該
繊維質の損傷を一層良好に抑えながら像形成物質を除去
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な転写紙からのトナー除去装
置の概略構成図。
【図2】本発明を適用可能な他の転写紙からのトナー除
去装置の概略構成図。
【図3】実施例に係るトナー除去装置の主要部の概略構
成図。
【符号の説明】
1 給紙ユニット 2 液付与ユニット 3 トナー剥離ユニット 4 乾燥ユニット 5 紙受けユニット 6 液付与ユニット兼トナー剥離ユニット 10 転写紙 208 液供給装置 234 用紙先端センサ 301 ヒータ 302 剥離ローラ 303 分離爪 402 乾燥ローラ 601 紙保持用ドラム 602 クランプ爪 701 紙保持用ドラム 703 分離爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新宮領 慧 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 倉本 信一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 貞夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 木村 祥之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 安藤 和弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 斉藤 忠司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維質の表面に像形成物質が安定化して付
    着している像保持体の該表面と該像形成物質との付着性
    を低下させる付着性低下工程と、 該付着性低下工程が施された像保持体上の該像形成物質
    に対して、該表面と該像形成物質との付着力より大きな
    付着力を有する接着部が、所定の面積比率で表面に分散
    形成された第1の剥離部材を、像保持体上の像形成物質
    に接触させた後に、該像保持体から離間させる第1剥離
    工程と、 該第1剥離工程が施された像保持体上の該像形成物質に
    対して、該表面と該像形成物質との付着力より大きな付
    着力を有する接着部が、第1の剥離部材におけるよりも
    大きな面積比率で表面に形成された第2の剥離部材を、
    像保持体上の像形成物質に接触させた後に、該像保持体
    から離間させる第2剥離工程とを有することを特徴とす
    る像保持体からの像形成物質除去方法。
  2. 【請求項2】表面に像形成物質が安定化して付着してい
    る像保持体より、像形成物質を取り除く像保持体からの
    像形成物質除去装置において、 上記表面と像形成物質との付着を不安定化する付着不安
    定化手段と、 像保持体との付着が不安定化している像形成物質を接着
    し得る材質からなる部分が、表面に所定の面積比率で分
    散形成された第1の剥離部材を備え、所定の像保持体搬
    送経路上の像保持体に接触した後に該搬送経路上の所定
    箇所から該搬送経路と離間していくように該表面を移動
    させる第1の像形成物質剥離手段と、 像保持体との付着が不安定化している像形成物質を接着
    し得る材質からなる部分が、第1の剥離部材におけるよ
    りも大きな面積比率で表面に形成された第2の剥離部材
    を備え、第1の剥離部材の表面との接触部を通過した該
    搬送経路上の像保持体上の像形成物質に接触した後に該
    搬送経路上の所定箇所から該搬送経路と離間していくよ
    うに該表面を移動させる第2の像形成物質剥離手段とを
    設けたことを特徴とする像保持体からの像形成物質除去
    装置。
  3. 【請求項3】上記表面より像形成物質を取り除く際、像
    形成物質を軟化させる軟化手段を設けたことを特徴とす
    る請求項2の像保持体からの像形成物質除去装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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