JPH0736328A - 剥離部材表面の像形成物質の除去手段を有する剥離手段を備えた、像保持体からの像形成物質除去装置 - Google Patents

剥離部材表面の像形成物質の除去手段を有する剥離手段を備えた、像保持体からの像形成物質除去装置

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JPH0736328A
JPH0736328A JP20116593A JP20116593A JPH0736328A JP H0736328 A JPH0736328 A JP H0736328A JP 20116593 A JP20116593 A JP 20116593A JP 20116593 A JP20116593 A JP 20116593A JP H0736328 A JPH0736328 A JP H0736328A
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JP20116593A
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Sadao Takahashi
貞夫 高橋
Kiyoshi Tanigawa
清 谷川
Yoshiaki Miyashita
義明 宮下
Satoshi Shinguryo
慧 新宮領
Shinichi Kuramoto
信一 倉本
Yoshiyuki Kimura
祥之 木村
Kazuhiro Ando
和弘 安藤
Tadashi Saito
忠司 斉藤
Yoichi Asaba
陽一 浅場
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期にわたって剥離性能が低下することなく
使用できるトナー剥離ユニットを備えた転写紙からのト
ナー除去装置を提供する。 【構成】 転写紙10表面から剥離され、加熱ランプ3
01を内蔵した剥離ローラ302表面に付着しているト
ナーTを、クリーニングローラ305で除去する。クリ
ーニングローラ305上のトナーTはスクレーパブレー
ド306で掻き落し、トナー受け(トナー容器)307
に収容する。ローラ305に代えて、スクレーパブレー
ド313や、クリーニングウェッブ(ベルト)315を
設けてもよい。また、除去したトナーをトナー受け(ト
ナー容器)307に回収し、圧縮部材321で圧縮して
もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によって像形
成物質を安定に付着させた像保持体から該像形成物質を
取り除く、像保持体からの像形成物質除去装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み像保持体としての用紙か
らトナーなどの像形成物質を除去する例えば像形成物質
除去方法及びその装置としては種々のものが知られてい
る。例えば溶剤を使用するものとして、特開平1−10
1576号公報には、トナーが付着された用紙をトナー
樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、
溶剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質
除去方法が開示されている。また、特開平4−3003
95号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧あ
るいは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、
溶解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械
剥離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像形成
物質除去方法が開示されている。
【0003】一方、溶剤を使用しないものとして、例え
ば特開平2−255195号公報には、支持体上に離型
剤を塗布した印刷体に電子写真方式あるいは熱転写方式
で載せた熱溶融性インキあるいはトナーを、該印刷体に
インキ剥離体を重ね加熱ローラと圧力ローラの間を通
し、冷えてからインキ剥離体を剥がすことにより、該イ
ンキ剥離体の方に付着させて除去する像形成物質除去方
法が開示されている。また特開平4−64472号公報
には、少なくとも、表面に熱溶融性樹脂を有するエンド
レスシートと、これを支えて回転させる熱ローラ及び冷
却ローラと、表面に離型処理をした紙(イレーザブルペ
ーパ)を軟化あるいは溶融した熱溶融性樹脂に押しつけ
る押圧ローラと、これらを連動して動かせる駆動部から
なるイレーザが開示されている。また特開平4−829
83号公報には、互いに圧接して回転し圧接箇所に紙を
通過させる2本の並行に設けられたローラと、該2本の
ローラの少なくとも一方を加熱するヒーターと、該圧接
箇所を通過した紙を前記ローラから分離する掻取具と、
前記ローラに付着した像形成物質を前記ローラから除去
する剥離装置とを備えた像形成物質除去装置が開示され
ている。
【0004】ところで、上記溶剤を使用しない方法や装
置は、表面に紙繊維が露出している通常の紙に画像を記
録した記録済み像保持体から像形成物質を除去するのに
使用すると、例えば電子写真方式の定着工程で熱溶融性
樹脂を主成分とする像形成物質を像保持体に融着させる
などして、像形成物質が像保持体表面の繊維に強固に固
着されているので、像形成物質除去の際に像形成物質と
共に表面の紙繊維を剥ぎ取って紙質を損傷してしまう。
特に像形成物質の除去性を高めるために、上記インキ剥
離体、エンドレスシートあるいはローラさせた上に熱や
圧力を加える場合、種々の条件によっては、逆に像形成
物質と像保持体との間の定着性を高めてしまって除去を
困難にすることもあった。
【0005】そこで、先に本出願人は、記録済み像保持
体に、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液を保持させるととも
に、剥離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加
熱接着もしくは加圧接着して像保持体から剥離する像形
成物質除去方法を提案した(例えば、特願平4−255
916号参照)。これによれば、像保持体の紙質を比較
的損傷することなく、像形成物質のみを除去することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
像保持体からの像形成物質除去装置において、上記剥離
部材を繰り返し使用していくと、該剥離部材表面に像保
持体から除去した像形成物質が過剰に付着して、該剥離
部材の性能が低下していくおそれがあった。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、長期にわたって剥離
性能が低下することなく使用できる剥離手段を備えた像
保持体からの像形成物質除去装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、表面に像形成物質が安定に付着
している像保持体から、該像形成物質を取り除く像保持
体からの像形成物質除去装置において、該像形成物質に
対して、該表面と該像形成物質との付着力より大きい付
着力を有する剥離部材を、該像形成物質が付着した該表
面側で、少なくとも該表面上の像形成物質と接触するよ
うに配置した剥離手段と、該剥離部材に付着した該像形
成物質を取り除く除去手段とを設けたことを特徴とする
ものである。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1の像保
持体からの像形成物質除去装置において、上記剥離部材
が接触している又は接触する直前の上記像保持体に付着
している上記像形成物質を軟化させる軟化手段を設けた
ことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
の像保持体からの像形成物質除去装置において、上記除
去手段によって取り除いた像形成物質を回収する回収手
段を設けたことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項4の発明は、請求項3の像保
持体からの像形成物質除去装置において、上記回収手段
によって回収した像形成物質を圧縮する圧縮手段を設け
たことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明においては、上記像保持体の上
記像形成物質が付着した表面側で、少なくとも該表面上
の像形成物質と接触するように配置した上記剥離手段の
剥離部材が、該像形成物質に対して、該表面と該像形成
物質との付着力より大きい付着力を有することにより、
該剥離部材を該表面に接触させた後、該剥離部材と該像
保持体とを分離する際に、該像形成物質を確実に該像保
持体から離し、該剥離部材のみに付着させることができ
るようになる。そして、上記除去手段で、該剥離部材に
付着した像形成物質を取り除くことにより、該剥離部材
を繰り返し使用しても、該剥離部材表面に該像形成物質
が過剰に付着しないようにすることができる。
【0013】請求項2の発明においては、上記軟化手段
で、上記剥離部材が接触している又は接触する直前の上
記像保持体に付着している上記像形成物質を軟化させる
ことにより、該像保持体と該像形成物質との付着力をよ
り小さく、該像形成物質と該剥離部材との付着力を大き
くすることができるようになる。
【0014】請求項3の発明においては、上記除去手段
によって取り除いた像形成物質を上記回収手段で回収す
ることにより、上記剥離部材表面から取り除いた像形成
物質を、所定の容器などに収容することができるように
なる。
【0015】請求項4の発明においては、上記回収手段
によって回収した像形成物質を上記圧縮手段で圧縮する
ことにより、回収した像形成物質の体積を小さくするこ
とができ、該像形成物質の収容効率を高めることができ
るようになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を転写型の電子写真複写機によ
って画像が形成された像保持体としての転写紙から、像
形成物質としての熱溶融性トナー(以下、トナーとい
う)を取り除く像保持体からの像形成物質除去装置(以
下、トナー除去装置という)に適用した実施例について
説明する。図1は、本発明が適用できるトナー除去装置
の一例の概略構成図である。まず、全体の概略を説明す
ると、このトナー除去装置は、積載状態で収容している
トナー像が形成された転写紙10を一枚づつ分離給送す
る給紙ユニット1と、給紙ユニット1から送られてきた
転写紙10に液を供給する液付与ユニット2と、液が供
給された転写紙10からトナーを除去するトナー剥離ユ
ニット3と、トナーが除去された転写紙10を乾燥させ
る乾燥ユニット4と、乾燥ユニット4から排出される転
写紙10を受ける紙受けユニット5とを備えている。そ
して、給紙ユニット1から搬送された転写紙10は、液
付与ユニット2で転写紙10とトナーとの付着状態を不
安定化状態にする液体の不安定化剤(以下、処理液とい
う)20が付与され、処理液20を少なくとも転写紙1
0とトナーとの界面部に浸透させる。そして、トナー剥
離ユニット3の剥離ローラ302によって、処理液20
を浸透させた該界面部においてトナーを転写紙10から
剥離した後、転写紙10は乾燥ユニット4の乾燥ローラ
402で乾燥され、紙受けユニット5に排出される。
【0017】ここで、上記処理液20としては、水、水
溶性ポリマーを含む水溶液、界面活性剤を含む水溶液、
及び水溶性ポリマーと界面活性剤とを含む水溶液よりな
る群から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水溶液を
用いることができる。また、該水又は水溶液には、所定
の有機溶剤を含有させることもできる。また、上記処理
液20として、有機溶剤のみを用いることができる。
【0018】上記水溶性ポリマーとしては、例えば、デ
ンプン質(かんしょデンプン、ばれいしょデンプン、タ
ピオカデンプン、小麦デンプン、コーンスターチ等)、
マンナン(こんにゃく等)、海藻類(ふのり、寒天、ア
ルギン酸ナトリウム等)、植物粘質物(トロロアオイ、
トラガントゴム、アラビアゴム等)、微生物による粘質
物(デキストラン、レバン等)、タンパク質(にかわ、
ゼラチン、カゼイン、コラーゲン等)の天然ポリマー
や、セルロース系(ビスコース、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等)、デンプン系(可溶性デンプ
ン、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプ
ン)の半合成ポリマーや、合成ポリマー等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0019】また、上記界面活性剤としては、例えば、
陰イオン系(カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステ
ル塩、リン酸エステル塩、ホスホン酸塩等)、陽イオン
系(アミン塩、第四級アンモニウム塩、ブンザルコニウ
ム塩、塩化ベルゼトニウム塩、ピニジニウム塩、イミダ
ゾリニウム塩、スルホニウム塩、ポリエチレンポリアミ
ン等)、両性系(アミノ酸、カルボキシベタイン、スル
ホベタイン、アミノ硫酸エステル、アミノカルボン酸
塩、イミダゾリン誘導体等)、非イオン系(エーテル
型、エーテルエステル型、エステル型、含窒素型、多価
アルコール、アミノアルコール、ポリエチレングリコー
ル等)の通常の界面活性剤やフッ素系界面活性剤等が挙
げられるが、これらに限定されるものではない。
【0020】また、上記水又は水溶液に含有させる有機
溶剤としては、ターペンチン、ジペンテン、ブチルアセ
テート、四塩化炭素、セロソルブアセテート、キシレ
ン、トルエン、エチルアセテート、ジアセトンアルコー
ル、メチルセロソルブアセテート、ベンゼン、メチルエ
チルケトン、メチルアセテート、メチレンクロリド、エ
チレンジクロリド、シクロヘキサン、セロソルブ、ジオ
キサン、アセトン、メチルセロソルブ、シクロヘキサノ
ール、ブタノール等が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
【0021】また、上記単独で用いる有機溶剤として
は、炭素水素系溶剤であるヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、ノナン、スピィリット、ナフサN01〜6(シェル
石油社の商品名)、アイソパーE,L,K,V(エクソ
ン社の商品名)、アイピーソルベント(出光石油社の商
品名)、シェルーゾル70,71、ソルベッソ100,
150(シェルオイル社の商品名)、アスコムOMS,
460(スピリッツ社の商品名)、ベガゾール103
0,2130,3040(モービル石油社の商品名)等
が挙げられる。更に、フッ素系溶剤であるフロリナート
FC40,43,70,77(住友3M社の商品名)、
アフルードE10,16,18等や、シリコーン系溶剤
である信越シリコーンKF96(商品名)、東レシリコ
ーンSH200,344(商品名)、東芝シリコーンT
SF431(商品名)等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0022】次に、図示の例の各ユニット1,2,3,
4,5について説明する。上記給紙ユニット1は、トナ
ー像が形成された面(以下、トナー像面という)を下に
向けて底板101上に積載された転写紙10を最下部の
ものから給紙ローラ102で給紙し、図示しない分離機
構で重送紙を分離して一枚の転写紙10のみを、タイミ
ング調整及びスキュー補正のためのレジストローラ対1
04で送り出すものである。その具体的な構成及び動作
は電子写真複写機における給紙機構と同様であるので、
詳細な説明は省略する。
【0023】上記液付与ユニット2は、処理液20を所
定量満たした液容器201、転写紙10の一方の面(図
中の上面)に接触しながら、液容器201の処理液20
中に案内するように搬送する液中搬送ローラ202、液
中搬送ローラ202の駆動部(不図示)、転写紙10の
他の面(図中の下面)を液容器201の処理液20中に
案内する液中ガイド板203、挾持搬送手段としても機
能する絞りローラ対204、下側の絞りローラ204に
食い込み配置された絞り棒205、などを備えている。
このユニット2において、給紙ユニット1から給送され
た転写紙10は、液中搬送ローラ202と液中ガイド板
203とによって、液容器201の処理液20中に案内
され、処理液20に浸漬された後、絞りローラ対204
によって余分な処理液20が除去かれ、次のトナー剥離
ユニット3へと搬送される。
【0024】上記トナー剥離ユニット3は、それぞれト
ナーTの軟化手段としての加熱ランプ301を内蔵し互
いに圧接状態で配置された一対の剥離ローラ302、転
写紙排出側の圧接部近傍の剥離ローラ302の表面に接
触するように配設された分離爪303、剥離ローラ30
2の表面をクリーニングするクリーニング装置304、
駆動部(不図示)等を備えている。なお、トナー剥離ユ
ニット3の他の構成例については、後で詳しく説明す
る。
【0025】この剥離ローラ302の表面は、少なくと
も軟化しているトナーに対して、転写紙10と該トナー
との付着力より大きい付着力を有するものを用いて構成
する。具体的には、上記トナーと同一又は類似のトナー
成分樹脂や、接着剤の成分樹脂等を用いることができ、
またアルミ系、銅系、ニッケル系等の金属材料を用いる
こともできるが、これらに限定されるものではない。ま
た、上記樹脂は、水溶性のものであっても、あるいは非
水溶性のものであってもよい。
【0026】上記トナー成分樹脂としては、ポリスチレ
ン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、スチレン−ブ
チルアクリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0027】また、上記接着剤の成分樹脂としては、に
かわ、ゼラチン、アルブミン、カゼイン等のタンパク質
系接着剤、デンプン系、セルロース系、複合多糖類系
(アラビアゴム、トラガントゴム等)等の炭水化物系接
着剤、酢酸ビニルの重合体及び共重合体、アクリル系、
エチレン共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウ
レタン等の熱可溶性接着剤、ポリクロロプレン系、ニト
リルゴム系、再生ゴム系、SBR系、天然ゴム系等のゴ
ム系接着剤、ゴム系、アクリル系等の感圧接着剤、酸化
チタンを分散させたポリエチレンテレフタレート(PE
T)、等が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0028】また、上記樹脂を用いる場合には、テンシ
ョンや熱による伸び防止、耐久性等の観点から、支持体
と表層の少なくとも2層以上の多層構造にすることが望
ましい。上記樹脂などを支持する支持体としては、例え
ば、ゴムローラ、シート、セロハンテープ、クラフト紙
粘着テープ、ポリ塩化ビニルテープ、アセトンテープ、
フィラメント補強テープ等のテープ、等を用いることが
できるが、これらに限定されるものではない。
【0029】また上記上下剥離ローラ302の加熱ラン
プ301は、転写紙10表裏のに密着して転写紙10に
固着しているトナーを加熱して軟化させ、これにより、
トナーを転写紙10の繊維から剥がれ易くするものであ
る。この加熱は圧接部において転写紙10上のトナーが
溶融しない程度に行うことが望ましい。トナーが溶融し
てしまうと転写紙10上のトナーを、紙側と剥離ローラ
302側とに分断することなく、剥離ローラ302側へ
転写させるのが、困難になるためである。また加熱し過
ぎると剥離ローラ302対の圧接部を通過中に転写紙1
0が乾燥し過ぎて、トナーの転写紙10に対する固着力
が転写紙10が濡れている場合に比して強まり、転写紙
10がトナーを介して該ローラ302に貼り付いて上記
分離爪303で分離できなくなる恐れがある。従って、
加熱部通過後の転写紙10に多少の湿り気が残って上記
トナーの再付着を防止できる程度に加熱することが望ま
しい。
【0030】上記クリーニング装置304は、剥離ロー
ラ302の表面上のトナーTを除去するクリーニングロ
ーラ305、クリーニングローラ305上のトナーTを
掻き落すスクレーパブレード306、スクレーパブレー
ドで306で掻き落したトナーTを収容するトナー受け
(トナー容器)307を備えている。
【0031】上記乾燥ユニット4は、転写紙10を乾燥
させるものであり、加熱ランプ401内蔵の例えばアル
ミからなる上乾燥ローラ402と、これに下方から圧接
する下乾燥ローラ404とから構成されている。
【0032】そして、上記紙受けユニット5は、この乾
燥ユニット4から排出された転写紙を受けるための排紙
トレー501を備えている。 (以下、余白)
【0033】次に、上記トナー除去装置に適用できるト
ナー剥離ユニット3の実施例について詳しく説明する。
なお、上記図1のトナー除去装置の全体構成図では、二
つの剥離ローラ302で転写紙10を挾持し、転写紙1
0両面からトナーを除去するように構成されているが、
以下では、一つの剥離ローラ302で転写紙10の片面
からトナーを除去するトナー剥離ユニット3の場合につ
いて説明する。もちろん、以下の構成は、図1のように
二つの剥離ローラ302で転写紙10を挾持し、転写紙
10両面からトナーを除去するように構成したトナー剥
離ユニット3にも適用できる。
【0034】図2を用いて、剥離ローラ302上に付着
した不均一なトナーを平滑化する平滑手段を有するトナ
ー剥離ユニット3の一具体例について説明する。このト
ナー剥離ユニット3は、トナーTの軟化手段としての加
熱ランプ301を内蔵した中空の剥離ローラ302、剥
離ローラ302の表面に接触するように配設されたバッ
クアップローラ308、剥離ローラ302の表面に回転
しながら押圧するように配設された上記平滑手段の押圧
部材としての押圧ローラ309、駆動部(不図示)等を
備えている。
【0035】上記バックアップローラ308及び駆動部
は、剥離ローラ302の表面を複写紙10の表面に接触
させた状態で移動させる剥離部材移動手段を構成してい
る。上面にトナーTが付着した転写紙10は、バックア
ップローラ308と剥離ローラ302との間に挾持さ
れ、左方に搬送される。上記駆動部は、剥離ローラ30
2のみ、バックアップローラ308のみ、又はその両方
を矢印方向に駆動するように構成することができる。こ
こで、バックアップローラ308を駆動し、剥離ローラ
302をバックアップローラ308に従動するように構
成した場合には、剥離ローラ302の繰り返し使用によ
ってトナー付着量が増加し、剥離ローラ302の径が増
加しても、挾持部での剥離ローラ302の表面の移動速
度及び転写紙10の搬送速度一定に維持することができ
る。
【0036】なお、上記押圧ローラ309の表面部の材
料としては、トナーTとの離型性に優れた材料が好まし
く、具体例としてはテフロン等が挙げられる。
【0037】また、本例では、軟化手段として加熱ラン
プ30を用いているが、それに代えて、加圧でトナーを
軟化させる加圧装置等を設けてもよい。また、この加熱
ランプや加圧装置等は、剥離ローラ302と転写紙10
との接触部の上流側に設けてもよい。
【0038】本例において、トナーTが上面に付着した
転写紙10が、剥離ローラ302とバックアップローラ
308との間に挾持され、左方に搬送される。この挾持
部では、トナーTに対して、転写紙10表面とトナーT
との付着力より大きい付着力を有する剥離ローラ302
表面に、転写紙10のトナーTの付着した面が圧接し、
その後、転写紙10が該挾持部を通過するとき、トナー
Tが剥離ローラ302表面に付着したまま、転写紙10
表面から剥離される。
【0039】このとき、加熱ランプ301によって剥離
ローラ302が加熱され、剥離ローラ302及びバック
アップローラ308で挾持した転写紙10上のトナーT
を軟化させているので、トナーTと転写紙10との間の
付着力が更に小さくなり、トナーTと剥離ローラ302
表面との付着力が大きくなり、トナーTが剥離ローラ3
02表面から剥離しやすくなっている。
【0040】転写紙10表面から剥離され、剥離ローラ
302表面に付着しているトナーTは、転写紙10上の
画像パターンに対応して凹凸になっているが、この凹凸
状の不均一なトナー付着は、剥離ローラ302の表面を
押圧している押圧ローラ309によって平滑化される。
トナー付着が平滑化された剥離ローラ302表面は、ト
ナーTが付着している転写紙10表面に接触し、次の剥
離処理に使用される。
【0041】更に、図3を用いて、上記平滑手段を有す
るトナー剥離ユニット3の他の具体例について説明す
る。このトナー剥離ユニット3は、上記平滑手段の押圧
部材として上記押圧ローラ309の代わりに、剥離ロー
ラ302の表面を押圧するように配置した押圧ブレード
310を設けている。本例においては、転写紙10上の
画像パターンに対応して凹凸状になって、剥離ローラ3
02上に不均一に付着しているトナーは、押圧ブレード
310が押圧することによって平滑化される。トナー付
着が平滑化された剥離ローラ302表面は、トナーTが
付着している転写紙10表面に接触し、次の剥離処理に
使用される。
【0042】以上、上記平滑手段を設けることにより、
剥離ローラ302上の画像パターンに対応した凹凸状の
トナー付着が平滑化され、剥離ローラ302表面の転写
紙10表面への接触状態にムラがなくなるので、局所的
な剥離不良等の剥離ムラの発生を防止でき、剥離ローラ
302を繰り返し使用できるようになる。
【0043】なお、上記トナー剥離ユニット3におい
て、図4に示すようにシリコーンオイル等の離型剤を押
圧ローラ309表面に塗布する離型剤塗布手段としての
離型剤塗布ローラ311と、押圧ローラ309上のトナ
ーTを掻き落す画像形成物質除去手段としてのスクレー
パブレード312を設けてもよい。この場合には、離型
剤塗布ローラ311で押圧ローラ309表面に離型剤を
塗布することにより、押圧ローラ309表面のトナーT
に対する離型性を高めることができ、一方、押圧ローラ
309表面に付着したトナーTを、スクレーパブレード
312で掻き落すことができるので、押圧ローラ309
表面にトナーが付着しないようにすることができ、剥離
ローラ302上の凹凸状に付着しているトナーTを、確
実に平滑化することができるようになる。
【0044】次に、図5を用いて、剥離ローラ302表
面に付着したトナーTを除去する画像形成物質除去手段
としてのトナー除去装置304を有するトナー剥離ユニ
ット3の一具体例について説明する。このトナー剥離ユ
ニット3は、上記図1と同様な構成であり、トナーTの
軟化手段としての加熱ランプ301を内蔵した中空の剥
離ローラ302、剥離ローラ302の表面に接触するよ
うに配設されたバックアップローラ308、駆動部(不
図示)等を備えている。そして、上記トナー除去手段と
して、剥離ローラ302の表面上のトナーTを除去する
クリーニングローラ305、クリーニングローラ305
上のトナーTを掻き落すスクレーパブレード306、ス
クレーパブレードで306で掻き落したトナーTを収容
するトナー受け(トナー容器)307を備えている。
【0045】上記クリーニングローラ305の少なくと
も表面は、剥離ローラ302上に付着しているトナーT
に対する離型性が、剥離ローラ302表面の該トナーに
対する離型性より劣っている材料で構成されている。こ
の具体的な材料としては、アルミ系、銅系、ニッケル系
等の金属材料、又は酸化チタンを分散させたポリエチレ
ンテレフタレート(PET)等の高分子系材料が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0046】本例においては、転写紙10表面から剥離
され、剥離ローラ302表面に付着しているトナーT
は、クリーニングローラ305で除去される。クリーニ
ングローラ305上に付着したトナーTはスクレーパブ
レード306で掻き落され、トナー受け(トナー容器)
307に収容される。
【0047】また、上記トナー除去装置304は、図6
に示すように剥離ローラ302上のトナーTを、スクレ
ーパブレード313で直接掻き落すように構成してもよ
い。スクレーパブレード313で掻き落されたトナーT
はトナー受け(トナー容器)307に収容される。ここ
で、上記スクレーパブレード313は、例えば金属で形
成され、テフロンなどでコーティングすることによりト
ナーTに対して良好な離型性を有するようにしているの
で、表面へのトナー付着を防止することができる。ま
た、トナー受け(トナー容器)307の上部は、装置本
体側に設けられたガイドレール314に沿って移動可能
に構成され、必要に応じて、トナー受け(トナー容器)
307を装置外に取りだし、トナー受け(トナー容器)
307内のトナーを廃棄できるようになっている。
【0048】また、上記トナー除去装置304は、図7
に示すように剥離ローラ302上のトナーTを、剥離ロ
ーラ302に圧接するように張架されたウェッブ(ベル
ト)315によって除去するように構成してもよい。未
使用ウェッブロール316から供給されたウェッブ31
5は、トナーTが付着している剥離ローラ302表面に
圧接しながら、剥離ローラ302表面の移動速度に対し
て速度差をもって駆動され、トナーTを除去した後、巻
取りロール317に巻き取られる。
【0049】以上、上記トナー除去装置304を設ける
ことにより、剥離ローラ302の表面に付着したトナー
Tを常時、又は必要に応じて除去でき、過剰のトナー付
着を防止できるようになるので、剥離ローラ302の剥
離性能を長期にわたって維持して使用できるようにな
る。
【0050】なお、上記トナー除去装置304で除去し
たトナーTを回収する回収手段であるトナー回収装置を
設けてもよい。このトナー回収装置の具体例としては、
上記図6で説明したように、トナー受け(トナー容器)
307の上部を、装置本体側に設けられたガイドレール
314に沿って移動可能に構成したものが挙げられる。
これによって、必要に応じて、トナー受け(トナー容
器)307を装置外に取りだし、トナー受け(トナー容
器)307内のトナーを廃棄できるようになる。
【0051】また、図8(a)〜(c)に示すようなト
ナー回収装置を設けることもできる。このトナー回収装
置は、バックアップローラ308が転写紙10を吸着し
て搬送する転写紙搬送体を兼用しており、スクリュー3
18を内蔵したトナー搬送路319、トナー搬送路31
9の端部に設けられたヒータ320及びトナー容器30
7、トナー容器307内のトナーTを圧縮する圧縮手段
としての圧縮部材321、スクリュー318の駆動部
(不図示)、ヒータ電源(不図示)等を備えている。な
お、上記圧縮部材は、手動で駆動してもよく、また自動
的に駆動するような駆動部を設けてもよい。本例におい
ては、図8(a)に示すように、剥離ローラ302の表
面に付着しているトナーTは、スクレーパブレード31
3でトナー搬送路319内に掻き落される。そして、図
8(b)に示すように、トナー搬送路319内のトナー
Tは、スクリュー318でトナー搬送路319の端部に
搬送され、ヒータ320で加熱されたトナー搬送路31
9内で溶融されながら、トナー容器307に収容され
る。そして、図8(c)に示すように、トナー容器30
7内に収容されたトナーTは、圧縮部材321で圧縮さ
れ、トナーTの密度が高められて、固形化される。トナ
ー容器307内のトナーTは、随時廃棄される。
【0052】以上のように、トナー回収装置を設けるこ
とにより、トナー容器307内のトナーTを回収して廃
棄できるので、トナー剥離ユニット3を長期にわたって
使用できるようになる。また、トナー容器307内のト
ナーTの密度を高くし、トナーTの容積を小さくできる
ので、トナー収容効率を高めることができ、装置のコン
パクト化を図ることができるようになる。更に、回収ト
ナーを容易に廃棄できるので、装置の維持、メンテナン
スの容易化、即ち装置の操作性及びサービス性の向上を
図ることができるようになる。
【0053】次に、剥離ローラ302上のトナー付着量
を検知し、その検知結果に基づいて、剥離ローラ302
の使用を止める等の制御を行う制御手段を有するトナー
剥離ユニット3について説明する。図9を用いて、上記
制御手段を有するトナー剥離ユニット3の一具体例につ
いて説明する。このトナー剥離ユニット3は、搬送ロー
ラ322a,b,cに張架された剥離部材としての剥離
ベルト323、バネ等の弾性部材324で剥離ベルト3
23表面に押圧するように付勢された押圧ローラ30
9、バネ等の弾性部材324で剥離ベルト323を介し
て搬送ローラ322aと圧接するように付勢されたバッ
クアップローラ308、剥離ベルト323上のトナー付
着量を検知するトナー付着量検知装置325、CPU,
RAM,ROM,I/O部などで構成された上記制御手
段である制御部(不図示)等を備えている。上記トナー
付着量検知装置325は、光反射面327aを有しバネ
等の弾性部材324で剥離ベルト323表面に当接する
ように付勢された反射板327、反射板327に光を照
射し、その反射光強度を検知する反射型フォトセンサ3
28等によって構成されている。
【0054】本例において、トナーTが上面に付着して
いる転写紙10は、剥離ベルト323とバックアップロ
ーラ308との間に挾持されて図の左方向に搬送され
る。この挾持部を転写紙10が通過するとき、トナーT
が剥離され、剥離ベルト323の表面に付着し、積層さ
れていく。このトナー層は、押圧ローラ309で平滑に
された後、反射板327の左端部が当接する。このと
き、剥離ベルト323上のトナー層厚に応じて、反射板
327が左右方向に移動し、反射面327aからの反射
光強度が変動するので、結果として、フォトセンサ32
8の出力電圧Vspが、剥離ベルト323上のトナー層
厚によって変動する。フォトセンサ328の出力電圧V
spは上記制御部に入力され、以下の各種制御に用いる
ことができる。
【0055】上記フォトセンサ828による出力電圧に
基づく制御の一例では、剥離ベルト323の交換を要す
るトナー層厚に対応するフォトセンサ328の出力電圧
V1を基準値として設定し、予め制御部に記憶してお
く。そして、フォトセンサ323の出力電圧Vspと上
記基準値V1とを比較し、剥離ベルト323の交換要と
判断した場合や、交換時期が近づいたと判断した場合な
どに、表示パネルでの表示や警告音などでオペレータに
知らせるように制御することができる。
【0056】また、上記制御の他の例では、転写紙10
の挾持・搬送が不可能となるトナー層厚に対応するフォ
トセンサ328の出力電圧V2を基準値として設定し、
予め制御部に記憶しておく。そして、フォトセンサ32
3の出力電圧Vspが上記基準値V2と略同じになった
場合に、装置全体の駆動を停止するように制御すること
ができる。これより、転写紙10のジャムを未然に防止
することができるようになる。なお、上記装置全体の停
止は、剥離ベルト323が所定回数回転した後に行なっ
てもよい。その場合は、例えば、剥離ベルト323上に
凸状の検知マークを形成しておき、フォトセンサ323
の出力電圧Vspが上記基準値V2と略同じになった
後、該検知マークの通過を上記トナー付着量検知装置3
25で検知し、剥離ベルト323の回転数を計数し、そ
の計数結果を制御に用いる。
【0057】なお、上記実施例では、本発明を転写型の
電子写真複写機によって画像が形成された転写紙10に
適用しているが、ファクシミリ、プリンター、印刷機等
紙等の他の画像形成装置で用いる記録紙等の像保持体に
も適用できる。また、本発明は、繊維質の構造をした像
保持体に限定されることなく、像を形成することができ
る像保持体に適用できる。また、本発明が適用できる像
保持体は、例えば、プラスチック層等のベースシートの
表面層が紙等の吸液性及び弾性を有する材料層である積
層物等であってもよい。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上記像保持体
の上記像形成物質が付着した表面側で、少なくとも該表
面上の画像形成物質と接触するように配置した上記剥離
手段の剥離部材が、該像形成物質に対して、該表面と該
像形成物質との付着力より大きい付着力を有することに
より、該剥離部材を該表面に接触させた後、該剥離部材
と該像保持体とを分離する際に、該像形成物質を確実に
該像保持体から離し、該剥離部材のみに付着させること
ができるようになるので、該像保持体から画像形成物質
のみを確実に取り除くことができるようになるという効
果がある。また、該剥離部材に付着した像形成物質を取
り除くことにより、該剥離部材を繰り返し使用しても、
該剥離部材表面に該像形成物質が過剰に付着しないよう
になるので、該剥離部材の剥離性能を長期にわたって低
下させることなく維持することができるようになるとい
う効果がある。
【0059】請求項2の発明によれば、上記軟化手段
で、上記剥離部材が接触している又は接触する直前の上
記像保持体に付着している上記像形成物質を軟化させる
ことにより、該像保持体と該像形成物質との付着力をよ
り小さく、該像形成物質と該剥離部材との付着力を大き
くすることができるようになるので、該像保持体から画
像形成物質のみを更に確実に取り除くことができるとい
う効果がある。
【0060】請求項3の発明によれば、上記除去手段に
よって取り除いた像形成物質を上記回収手段で回収する
ことにより、上記剥離部材表面から取り除いた像形成物
質を、所定の容器などに収容することができるようにな
るので、回収した像形成物質を容易に廃棄できるように
なり、装置の維持、メンテナンスの容易化、即ち装置の
操作性及びサービス性の向上を図ることができるように
なるという効果がある。
【0061】請求項4の発明によれば、上記回収手段に
よって回収した像形成物質を上記圧縮手段で圧縮するこ
とにより、回収した像形成物質の体積を小さくすること
ができ、該像形成物質の収容効率を高めることができる
ので、装置のコンパクト化を図ることができるようにな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るトナー除去装置の概略構成図。
【図2】同トナー除去装置のトナー剥離ユニットの概略
構成図。
【図3】変形例に係るトナー剥離ユニットの概略構成
図。
【図4】他の変形例に係るトナー剥離ユニットの概略構
成図。
【図5】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニットの概
略構成図。
【図6】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニットの概
略構成図。
【図7】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニットの概
略構成図。
【図8】(a)は更に他の変形例に係るトナー剥離ユニ
ットの概略構成図。(b)は同トナー剥離ユニットのト
ナー回収部の断面図。(c)は同トナー回収部の圧縮部
材の説明図。
【図9】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニットの概
略構成図。
【符号の説明】
3 トナー剥離ユニット 10 転写紙 20 処理液 301 加熱ランプ 302 剥離ローラ 304 剥離ローラからのトナー除去装置 305 クリーニングローラ 306,313 スクレーパブレード 307 トナー受け(トナー容器) 315 クリーニングウェッブ(ベルト) 318 スクリュー 321 トナー圧縮部材 T トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新宮領 慧 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 倉本 信一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 木村 祥之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 安藤 和弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 斉藤 忠司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 浅場 陽一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に像形成物質が安定に付着している像
    保持体から、該像形成物質を取り除く像保持体からの像
    形成物質除去装置において、 該像形成物質に対して、該表面と該像形成物質との付着
    力より大きい付着力を有する剥離部材を、該像形成物質
    が付着した該表面側で、少なくとも該表面上の像形成物
    質と接触するように配置した剥離手段と、 該剥離部材に付着した該像形成物質を取り除く除去手段
    とを設けたことを特徴とする像保持体からの像形成物質
    除去装置。
  2. 【請求項2】上記剥離部材が接触している又は接触する
    直前の上記像保持体に付着している上記像形成物質を軟
    化させる軟化手段を設けたことを特徴とする請求項1の
    像保持体からの像形成物質除去装置。
  3. 【請求項3】上記除去手段によって取り除いた像形成物
    質を回収する回収手段を設けたことを特徴とする請求項
    1又は2の像保持体からの像形成物質除去装置。
  4. 【請求項4】上記回収手段によって回収した像形成物質
    を圧縮する圧縮手段を設けたことを特徴とする請求項3
    の像保持体からの像形成物質除去装置。
JP20116593A 1993-07-21 1993-07-21 剥離部材表面の像形成物質の除去手段を有する剥離手段を備えた、像保持体からの像形成物質除去装置 Withdrawn JPH0736328A (ja)

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JP20116593A JPH0736328A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 剥離部材表面の像形成物質の除去手段を有する剥離手段を備えた、像保持体からの像形成物質除去装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5983050A (en) * 1996-01-31 1999-11-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with variable capacity cleaning means

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20001003