JPH0756476A - 像保持体の像消去領域からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに像保持体処理装置 - Google Patents

像保持体の像消去領域からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに像保持体処理装置

Info

Publication number
JPH0756476A
JPH0756476A JP22211993A JP22211993A JPH0756476A JP H0756476 A JPH0756476 A JP H0756476A JP 22211993 A JP22211993 A JP 22211993A JP 22211993 A JP22211993 A JP 22211993A JP H0756476 A JPH0756476 A JP H0756476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
forming substance
toner
paper
erasing area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22211993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Asaba
陽一 浅場
Kiyoshi Tanigawa
清 谷川
Yoshiaki Miyashita
義明 宮下
Satoshi Shinguryo
慧 新宮領
Shinichi Kuramoto
信一 倉本
Sadao Takahashi
貞夫 高橋
Yoshiyuki Kimura
祥之 木村
Kazuhiro Ando
和弘 安藤
Tadashi Saito
忠司 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP22211993A priority Critical patent/JPH0756476A/ja
Publication of JPH0756476A publication Critical patent/JPH0756476A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーを安定に付着させた転写紙の指定した
部分からトナーを確実に取り除く。 【構成】 液付与ユニット2は、ジェットノズルヘッド
223、像消去領域を指定するデジタイザ244、制御
部9、転写紙10の先端を検知する用紙先端センサ23
4等を備える。オペレータが操作部により部分消去モー
ドを選択すると、まず、転写紙10をデジタイザ244
上に置き、画像を消去したい領域の座標を制御部9に入
力することによって、像消去領域を指定する。像消去領
域指定が終了したら、転写紙10を給紙ユニット1にセ
ットし、スタートボタンを押して処理液付与動作を開始
すると、制御部9のRAM919に記憶されている像消
去領域の座標データに基づき、ジェットノズルヘッド2
23の各ノズルからの液噴射が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によって像形
成物質を安定に付着した像保持体の表面から、該像形成
物質を取り除く像保持体からの像形成物質除去方法及び
その装置、並びに複写機、ファクシミリ、プリンター、
印刷機等の画像形成装置によって像形成物質を付着させ
ることができる像保持体を処理する像保持体処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み像保持体としての用紙か
らトナーなどの像形成物質を除去する例えば像形成物質
除去方法及びその装置としては種々のものが知られてい
る。例えば溶剤を使用するものとして、特開平1−10
1576号公報には、トナーが付着された用紙をトナー
樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、
溶剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質
除去方法が開示されている。また、特開平4−3003
95号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧あ
るいは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、
溶解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械
剥離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像形成
物質除去方法が開示されている。
【0003】一方、溶剤を使用しないものとして、例え
ば特開平2−255195号公報には、支持体上に離型
剤を塗布した印刷体に電子写真方式あるいは熱転写方式
で載せた熱溶融性インキあるいはトナーを、該印刷体に
インキ剥離体を重ね加熱ローラと圧力ローラの間を通
し、冷えてからインキ剥離体を剥がすことにより、該イ
ンキ剥離体の方に付着させて除去する像形成物質除去方
法が開示されている。また特開平4−64472号公報
には、少なくとも、表面に熱溶融性樹脂を有するエンド
レスシートと、これを支えて回転させる熱ローラ及び冷
却ローラと、表面に離型処理をした紙(イレーザブルペ
ーパ)を軟化あるいは溶融した熱溶融性樹脂に押しつけ
る押圧ローラと、これらを連動して動かせる駆動部から
なるイレーザが開示されている。また特開平4−829
83号公報には、互いに圧接して回転し圧接箇所に紙を
通過させる2本の並行に設けられたローラと、該2本の
ローラの少なくとも一方を加熱するヒーターと、該圧接
箇所を通過した紙を前記ローラから分離する掻取具と、
前記ローラに付着した像形成物質を前記ローラから除去
する剥離装置とを備えた像形成物質除去装置が開示され
ている。
【0004】ところで、上記溶剤を使用しない方法や装
置は、表面に紙繊維が露出している通常の紙に画像を記
録した記録済み像保持体から像形成物質を除去するのに
使用すると、例えば電子写真方式の定着工程で熱溶融性
樹脂を主成分とする像形成物質を像保持体に融着させる
などして、像形成物質が像保持体表面の繊維に強固に固
着されているので、像形成物質除去の際に像形成物質と
共に表面の紙繊維を剥ぎ取って紙質を損傷してしまう。
特に像形成物質の除去性を高めるために、上記インキ剥
離体、エンドレスシートあるいはローラさせた上に熱や
圧力を加える場合、種々の条件によっては、逆に像形成
物質と像保持体との間の定着性を高めてしまって除去を
困難にすることもあった。
【0005】そこで、先に本出願人は、記録済み像保持
体に、不安定化液としての水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液を保持させるととも
に、剥離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加
熱接着もしくは加圧接着して像保持体から剥離する像形
成物質除去方法を提案した(例えば、特願平4−255
916号参照)。これによれば、像保持体の紙質を比較
的損傷することなく、像形成物質のみを除去することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成においては、像保持体の全面に処理液を付与してい
たため、修正液を使用する画像消去等のように画像の指
定した部分のみから像形成物質を除去することが困難で
あった。例えば、固定フォーマットを有する画像の場合
に、固定フォーマットの部分はそのまま残し、変動する
画像領域のみの像形成物質物質を除去して像保持体を再
利用することが困難であった。
【0007】また、本出願人は、未使用の像保持体であ
って、界面活性剤を含む水溶液、水溶性ポリマーを含む
水溶液及び界面活性剤と水溶性ポリマーとを含む水溶液
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水
溶液を保持させた後、乾燥する処理を施したものを提案
した(例えば、特願平4−255915号参照)。この
処理を施した像保持体は、通常の画像形成に用いられた
後、上記像形成物質除去方法で像形成物質が取り除かれ
て再利用されるが、従来は像保持体の全面に処理液を付
与していたため、画像の必要な部分のみから像形成物質
を除去することが困難であった。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、像形成物質を安定に付着さ
せた像保持体の指定した部分から像形成物質を確実に取
り除くことができる像保持体からの像形成物質除去方法
及びその装置を提供することであり、また、その第2の
目的は、像形成物質を付着させることができる像保持体
の指定した部分に不安定化剤を確実に付与することがで
きる像保持体処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、表面に像形成物質が安定
に付着している像保持体から、該像形成物質を取り除く
像保持体からの像形成物質除去方法において、該像保持
体上の該像形成物質を取り除く像消去領域を指定する工
程と、該像消去領域に該表面と該像形成物質との間の付
着状態を不安定状態にする不安定化剤を付与する工程と
を有することを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2の発明は、表面に像形成物
質が安定に付着している像保持体から、該像形成物質を
取り除く像保持体からの像形成物質除去装置において、
該像保持体上の該像形成物質を取り除く像消去領域を指
定する像消去領域指定手段と、該像保持体に、該表面と
該像形成物質との間の付着状態を不安定状態にする不安
定化剤を付与する不安定化剤付与手段と、該像消去領域
指定手段による指定に基づいて、該不安定化剤付与手段
による該不安定化剤の付与を制御する制御手段とを設け
たことを特徴とするものである。
【0011】上記第2の目的を達成するために、請求項
3の発明は、表面に像形成物質を付着させることができ
る像保持体を処理する像保持体処理装置において、該像
保持体上の該像形成物質を取り除く像消去領域を指定す
る像消去領域指定手段と、該像保持体に、該表面と該像
形成物質との間の付着状態を不安定状態にする不安定化
剤を付与する不安定化剤付与手段と、該像消去領域指定
手段による指定に基づいて、該不安定化剤付与手段によ
る該不安定化剤の付与を制御する制御手段とを設けたこ
とを特徴とするものである。
【0012】なお、上記請求項1乃至3の発明におい
て、上記不安定化剤には、液体のみならず、粉体、ゲル
状のものも含むものとする。
【0013】
【作用】請求項1の発明においては、表面に像形成物質
が安定に付着している像保持体上の該像形成物質を取り
除く像消去領域を指定し、その後、該像消去領域に不安
定化剤を付与することにより、該像保持体の像消去領域
の表面と該像形成物質との間の付着状態を確実に不安定
状態にすることができるようになる。
【0014】請求項2の発明においては、上記像消去領
域指定手段によって、表面に像形成物質が安定に付着し
ている像保持体上の、該像形成物質を取り除く像消去領
域を指定し、上記制御手段によって、該像消去領域指定
手段による指定に基づいて、上記不安定化剤付与手段に
よる上記不安定化剤の付与を制御することにより、該像
保持体の像消去領域の表面と該像形成物質との間の付着
状態を確実に不安定状態にすることができるようにな
る。
【0015】請求項3の発明においては、上記像消去領
域指定手段によって、表面に像形成物質を付着させるこ
とができる像保持体上の、該像形成物質を取り除く像消
去領域を指定し、上記制御手段によって、該像消去領域
指定手段による指定に基づいて、上記不安定化剤付与手
段による上記不安定化剤の付与を制御することにより、
該像保持体の像消去領域の表面と該像形成物質との間の
付着状態を確実に不安定状態にすることができるように
なる。
【0016】
【実施例】まず、本発明を転写型の電子写真複写機によ
って画像が形成された像保持体としての転写紙から、像
形成物質としての熱溶融性トナー(以下、トナーとい
う)を取り除く像保持体からの像形成物質除去装置(以
下、トナー除去装置という)に適用した実施例について
説明する。図1に、本発明が適用できるトナー除去装置
の一例の概略構成図を示す。まず、全体の概略を説明す
ると、このトナー除去装置は、積載状態で収容している
トナー像が形成された転写紙10を一枚づつ分離給送す
る給紙ユニット1と、給紙ユニット1から送られてきた
転写紙10に液を供給する液付与ユニット2と、液が供
給された転写紙10からトナーを除去するトナー剥離ユ
ニット3と、トナーが除去された転写紙10を乾燥させ
る乾燥ユニット4と、乾燥ユニット4から排出される転
写紙10を受ける紙受けユニット5とを備えている。そ
して、給紙ユニット1から搬送された転写紙10は、液
付与ユニット2で転写紙10とトナーとの付着状態を不
安定状態にする不安定化剤(以下、処理液という)20
が付与され、処理液20を少なくとも転写紙10とトナ
ーとの界面部に浸透させる。そして、トナー剥離ユニッ
ト3の剥離ローラ302によって、処理液20を浸透さ
せた該界面部においてトナーを転写紙10から剥離した
後、転写紙10は乾燥ユニット4の乾燥ローラ402で
乾燥され、紙受けユニット5に排出される。
【0017】ここで、上記処理液20としては、水、水
溶性ポリマーを含む水溶液、界面活性剤を含む水溶液、
及び水溶性ポリマーと界面活性剤とを含む水溶液よりな
る群から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水溶液を
用いることができる。また、該水又は水溶液には、所定
の有機溶剤を含有させることもできる。また、上記処理
液20として、有機溶剤のみを用いることができる。
【0018】上記水溶性ポリマーとしては、例えば、デ
ンプン質(かんしょデンプン、ばれいしょデンプン、タ
ピオカデンプン、小麦デンプン、コーンスターチ等)、
マンナン(こんにゃく等)、海藻類(ふのり、寒天、ア
ルギン酸ナトリウム等)、植物粘質物(トロロアオイ、
トラガントゴム、アラビアゴム等)、微生物による粘質
物(デキストラン、レバン等)、タンパク質(にかわ、
ゼラチン、カゼイン、コラーゲン等)の天然ポリマー
や、セルロース系(ビスコース、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等)、デンプン系(可溶性デンプ
ン、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプ
ン)の半合成ポリマーや、合成ポリマー等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0019】また、上記界面活性剤としては、例えば、
陰イオン系(カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステ
ル塩、リン酸エステル塩、ホスホン酸塩等)、陽イオン
系(アミン塩、第四級アンモニウム塩、ベンザルコニウ
ム塩、塩化ベンゼトニウム塩、ピリジニウム塩、イミダ
ゾリニウム塩、スルホニウム塩、ポリエチレンポリアミ
ン等)、両性系(アミノ酸、カルボキシベタイン、スル
ホベタイン、アミノ硫酸エステル、アミノカルボン酸
塩、イミダゾリン誘導体等)、非イオン系(エーテル
型、エーテルエステル型、エステル型、含窒素型、多価
アルコール、アミノアルコール、ポリエチレングリコー
ル等)の通常の界面活性剤やフッ素系界面活性剤等が挙
げられるが、これらに限定されるものではない。
【0020】また、上記水又は水溶液に含有させる有機
溶剤としては、ターペンチン、ジペンテン、ブチルアセ
テート、四塩化炭素、セロソルブアセテート、キシレ
ン、トルエン、エチルアセテート、ジアセトンアルコー
ル、メチルセロソルブアセテート、ベンゼン、メチルエ
チルケトン、メチルアセテート、メチレンクロリド、エ
チレンジクロリド、シクロヘキサン、セロソルブ、ジオ
キサン、アセトン、メチルセロソルブ、シクロヘキサノ
ール、ブタノール等が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
【0021】また、上記単独で用いる有機溶剤として
は、炭素水素系溶剤であるヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、ノナン、スピィリット、ナフサN01〜6(シェル
石油社の商品名)、アイソパーE,L,K,V(エクソ
ン社の商品名)、アイピーソルベント(出光石油社の商
品名)、シェルーゾル70,71、ソルベッソ100,
150(シェルオイル社の商品名)、アスコムOMS,
460(スピリッツ社の商品名)、ベガゾール103
0,2130,3040(モービル石油社の商品名)等
が挙げられる。更に、フッ素系溶剤であるフロリナート
FC40,43,70,77(住友3M社の商品名)、
アフルードE10,16,18等や、シリコーン系溶剤
である信越シリコーンKF96(商品名)、東レシリコ
ーンSH200,344(商品名)、東芝シリコーンT
SF431(商品名)等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0022】次に、図示の例の各ユニット1,2,3,
4,5について説明する。上記給紙ユニット1は、底板
101上に積載された転写紙10を最下部のものから給
紙ローラ102で給紙し、図示しない分離機構で重送紙
を分離して一枚の転写紙10のみを、タイミング調整及
びスキュー補正のためのレジストローラ対104で送り
出すものである。その具体的な構成及び動作は電子写真
複写機における給紙機構と同様であるので、詳細な説明
は省略する。
【0023】上記液付与ユニット2は、処理液20を所
定量満たした液容器201、転写紙10の一方の面(図
中の上面)に接触しながら、液容器201の処理液20
中に案内するように搬送する液中搬送ローラ202、液
中搬送ローラ202の駆動部(不図示)、転写紙10の
他の面(図中の下面)を液容器201の処理液20中に
案内する液中ガイド板203、挾持搬送手段としても機
能する絞りローラ対204、下側の絞りローラ204に
食い込み配置された絞り棒205、などを備えている。
このユニット2において、給紙ユニット1から給送され
た転写紙10は、液中搬送ローラ202と液中ガイド板
203とによって、液容器201の処理液20中に案内
され、処理液20に浸漬された後、絞りローラ対204
によって余分な処理液20が除去かれ、次のトナー剥離
ユニット3へと搬送される。なお、本発明に係る液付与
ユニット2の具体例については、後で詳述する。
【0024】上記トナー剥離ユニット3は、それぞれト
ナーTの軟化手段としての加熱ランプ301を内蔵し互
いに圧接状態で配置された一対の剥離ローラ302、転
写紙排出側の圧接部近傍の剥離ローラ302の表面に接
触するように配設された分離爪303、剥離ローラ30
2の表面をクリーニングするクリーニング装置304、
駆動部(不図示)等を備えている。
【0025】この剥離ローラ302の表面は、少なくと
も軟化しているトナーに対して、転写紙10と該トナー
との付着力より大きい付着力を有するものを用いて構成
する。具体的には、上記トナーと同一又は類似のトナー
成分樹脂や、接着剤の成分樹脂等を用いることができ、
またアルミ系、銅系、ニッケル系等の金属材料を用いる
こともできるが、これらに限定されるものではない。ま
た、上記樹脂は、水溶性のものであっても、あるいは非
水溶性のものであってもよい。
【0026】上記トナー成分樹脂としては、ポリスチレ
ン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、スチレン−ブ
チルアクリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。 (以下、余白)
【0027】また、上記接着剤の成分樹脂としては、に
かわ、ゼラチン、アルブミン、カゼイン等のタンパク質
系接着剤、デンプン系、セルロース系、複合多糖類系
(アラビアゴム、トラガントゴム等)等の炭水化物系接
着剤、酢酸ビニルの重合体及び共重合体、アクリル系、
エチレン共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウ
レタン等の熱可塑性接着剤、ポリクロロプレン系、ニト
リルゴム系、再生ゴム系、SBR系、天然ゴム系等のゴ
ム系接着剤、ゴム系、アクリル系等の感圧接着剤、酸化
チタンを分散させたポリエチレンテレフタレート(PE
T)、等が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0028】また、上記樹脂を用いる場合には、テンシ
ョンや熱による伸び防止、耐久性等の観点から、支持体
と表層の少なくとも2層以上の多層構造にすることが望
ましい。即ち、図示の例のようにローラ形状の剥離部材
とする場合には、支持体としての基体ローラ上に上記樹
脂などからなる表層を形成して剥離部材を構成すること
が望ましい。
【0029】上記樹脂などを支持する支持体としては、
例えば、ゴムローラ、シート、セロハンテープ、クラフ
ト紙粘着テープ、ポリ塩化ビニルテープ、アセトンテー
プ、フィラメント補強テープ等のテープ、等も用いるこ
とができるが、これらに限定されるものではない。
【0030】また上記上下剥離ローラ302の加熱ラン
プ301は、転写紙10の表裏に密着して転写紙10に
固着しているトナーを加熱して軟化させ、これにより、
トナーを転写紙10の繊維から剥がれ易くするものであ
る。この加熱は圧接部において転写紙10上のトナーが
溶融しない程度に行うことが望ましい。トナーが溶融し
てしまうと転写紙10上のトナーを、紙側と剥離ローラ
302側とに分断することなく、剥離ローラ302側へ
転写させるのが、困難になるためである。また加熱し過
ぎると剥離ローラ302対の圧接部を通過中に転写紙1
0が乾燥し過ぎて、トナーの転写紙10に対する固着力
が転写紙10が濡れている場合に比して強まり、転写紙
10がトナーを介して該ローラ302に貼り付いて上記
分離爪303で分離できなくなる恐れがある。従って、
加熱部通過後の転写紙10に多少の湿り気が残って上記
トナーの再付着を防止できる程度に加熱することが望ま
しい。
【0031】上記クリーニング装置304は、剥離ロー
ラ302の表面上のトナーTを除去するクリーニングロ
ーラ305、クリーニングローラ305上のトナーTを
掻き落すスクレーパブレード306、スクレーパブレー
ドで306で掻き落したトナーTを収容するトナー受け
(トナー容器)307を備えている。
【0032】なお、上記剥離ローラ302に代え、これ
と同様の表面特性を備えたベルトを用いたり、上記クリ
ーニング装置304のクリーニングローラ305に代え
剥離ローラ302表面に直接当接させたクリーニングブ
レードやスクレーパなどを用いたりしても良い。
【0033】上記乾燥ユニット4は、転写紙10を乾燥
させるものであり、加熱ランプ401内蔵の例えばアル
ミからなる上乾燥ローラ402と、これに下方から圧接
する下乾燥ローラ404とから構成されている。この下
乾燥ローラ404は給液性部材からなる表層を備え、該
表層の液を絞り落す絞りブレード405が当接してい
る。このような乾燥ローラ対404,404に代え、又
は加え、ベルト状の部材を用いたり、熱風ファンや赤外
線ランプなどを用いたりしても良い。
【0034】そして、上記紙受けユニット5は、この乾
燥ユニット4から排出された転写紙を受けるための排紙
トレー501を備えている。
【0035】また、このトナー除去装置には、図示を省
略したが、給紙台に転写紙10があるか否かを検出する
検出手段、給紙ユニット1による転写紙10の重送検出
手段、液容器201中の液残量検出手段、液容器201
への液自動補給手段、転写紙10の装置内ジャム検出手
段、各加熱ランプの点灯制御手段と、トナー受け容器3
07内満杯手段などが設けられている。
【0036】以上の構成において、給紙ユニット1から
送られた転写紙10は、液付与ユニット2でそのトナー
像面に液が均一に供給され、トナー剥離ユニット3に送
られる。このトナー剥離ユニット3で、紙に固着してい
るトナーが剥離ローラ302からの加熱で軟化し、剥離
ローラ302表面に付着する。トナーが除去された紙は
乾燥ユニット4で乾燥され、紙受けユニット5に排出さ
れる。
【0037】以上、このトナー除去装置によれば、トナ
ーが付着した紙に液を供給して紙のトナーとの界面部に
液を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、紙繊維
を傷めることなく、トナーを除去できる。
【0038】また、紙表面が液で濡れた状態で剥離ロー
ラ302と接触させ、かつ剥離ローラ302から分離す
る時点でも紙が湿った状態を維持できる程度に加熱する
ので、剥離ローラ302表面をトナー接着性を有する材
質で構成した場合にも、紙表面自体が剥離ローラ302
表面に接着して分離不良が生じるのを防止でき、また分
離した紙部分が剥離ローラ302と再接触することによ
るトナーの再転移を防止できる。
【0039】また、このトナー除去装置では、二つの剥
離ローラ302で転写紙10を挾持し、転写紙10両面
からトナーを除去するように構成したので、給紙ユニッ
ト1の底板101上にトナーを除去すべき転写紙10を
セットする場合に、表裏を考慮する必要がない。また両
面使用した転写紙の両面のトナーを除去したい場合に
も、装置内を一度通すだけで済む。
【0040】次に、図2を用いて、上記トナー除去装置
を動作させるための制御部9について説明する。図2
は、図1のトナー除去装置を動作させるための制御ブロ
ック図である。商用電源901から交流電源供給を受
け、メインスイッチ902をオンすると直流電源(PS
U)903から、DC電源電圧が各制御ICに供給され
る。電源を供給されたCPU904は、プログラムカウ
ンタ等のリセットを行い、ROM905に書き込まれた
プログラム内容に基づいて、制御を開始する。CLK発
振器906は、CPU動作に必要な基準クロック(CL
K)を供給する。
【0041】まず、アドレスデータバス907を通し
て、パラレルインターフェイス908にリレー909を
オンするデータが送られる。パラレルインターフェイス
の出力ポートには、各負荷を駆動するドライバー910
が接続されており、更にその一部にリレー1の接点駆動
コイルが接続され、リレー1の接点911が閉じる。
【0042】そして、SSR1(912),SSR2
(913)がそれぞれオンするべくデータが前記と同様
にドライバー910へ送られる。SSR1の先には剥離
ローラ302を加熱する加熱ランプ301に対応する抵
抗体914a,bが2本ないし1本接続され、同ローラ
302の加熱を開始する。一方、SSR2の先には乾燥
ローラ402を加熱する加熱ランプ401に対応する抵
抗体915が接続され、同様に加熱を開始する。各ロー
ラーの温度は、それぞれサーミスタ916,917で検
知されてA/Dコンバータ918へ入力され、アナログ
データからデジタルデータへ変換される。RAM919
には各ローラーの制御温度が書き込まれており、その値
と比較して温度制御される。このデーターは操作表示部
920からシリアルインターフェイス921を通して、
RAM919に書き込むこともできる。
【0043】各ローラの温度が、剥離あるいは乾燥する
のに充分な温度(RAMの設定値)になったら、操作表
示部920に動作可能の表示(LED点灯等)を示す。
操作表示部920より動作指令データーが送信された
ら、CPU904はメイン駆動モータ922を動作さ
せ、同モータの負荷が一定速度で駆動できたら、給紙モ
ータ923を駆動し、給紙を開始する。ここで、レジス
トモータ924は、スキュー防止のため給紙モータとの
タイミングを計りながら回転し、紙を送り出す。後は前
述の処理液含浸、剥離、乾燥の工程になる。
【0044】なお、給紙コロ102及びレジストローラ
104以外の負荷は、全てメイン駆動モータ922にて
同期駆動される。LCTには紙の有無を検知するペーパ
ーエンドセンサー925が有り、紙が無くなるとパラレ
ルインターフェイスを通じて紙無しデーターを送信す
る。紙無しを検知したCPU904は、マシン動作を停
止し、操作表示部920へ動作停止の表示(LED点灯
等)を行う。
【0045】次に、本発明に係る液付与ユニット2の具
体的な構成例について詳述する。図3を用いて、ジェッ
トノズルによって処理液20を付与する方式を採用した
液付与ユニット2の構成例について説明する。この液付
与ユニット2は、転写紙10の進行方向に直交してジェ
ットノズルが複数設けられたジェットノズルヘッド22
3等を備えている。また、転写紙10上の消去したい画
像領域を指定する像消去領域指定手段としてデジタイザ
244を備えている。また、デジタイザ244による像
消去領域指定結果に基づいて転写紙10への処理液20
の付与処理を制御する制御手段として、上記制御部9、
及び液付与ユニット2に搬送される転写紙10の先端を
検知する用紙先端センサ234を備えている。用紙先端
センサ234としては、反射型、透過型、フィラー付き
のフォトセンサ等を用いることができる。
【0046】上記デジタイザ244で読み取られた転写
紙10上の消去したい画像の座標データは、図2のA/
Dコンバータ918を介してRAM919に一旦記憶さ
れる。また、上記用紙先端センサ234からのデータは
パラレルインターフェース908を介してCPU904
に入力される。
【0047】図4のフローチャートを用いて、ジェット
ノズルヘッド223の駆動制御について説明する。オペ
レータが操作部(不図示)により部分消去モードを選択
すると、まず、被処理用紙である転写紙10をデジタイ
ザ244上に置き、画像を消去したい領域の座標を制御
部9に入力することによって、像消去領域を指定する
(ステップ1〜3)。上記像消去領域は1個所だけ指定
してもいいが、2個所以上指定してもよい。像消去領域
指定が終了したら、転写紙10を給紙ユニット1の、例
えば手差し給紙部にセットし、スタートボタンを押して
処理液付与動作を開始させる(ステップ4)。この処理
液付与動作において、制御部9のRAM919に記憶さ
れている像消去領域の座標データに基づき、ジェットノ
ズルヘッド223の各ノズルからの液噴射を制御する。
例えば、図3に示すように、転写紙10の画像10aの
形成領域を像消去領域に指定した場合には、該像消去領
域に対向しているジェットノズルのみから液噴射を行う
ように制御する。ここで、給紙ユニット1から搬送され
た転写紙10の先端を用紙先端センサ234によって検
知し、その検知データ及び転写紙10の搬送速度の設定
データに基づいて、液付与処理開始のタイミングと、ジ
ェットノズルヘッド223に転写紙10の先端が対向す
るタイミングとを同期させる。
【0048】一方、上記ステップ1において、オペレー
タが操作部により部分消去モードを選択しない場合に
は、通常の液付与処理、即ち転写紙10の全面へ処理液
2を付与する処理工程が実行される。
【0049】以上、本実施例によれば、上記デジタイザ
244によって、転写紙10上のトナーTを取り除く像
消去領域を指定し、上記制御部9によって、該像消去領
域のみに処理液20を付与するようにジェットノズルヘ
ッド223を制御することにより、転写紙10の該像消
去領域の表面とトナーTとの間の付着状態を確実に不安
定状態にすることができるので、次の剥離工程で該像消
去領域のみからトナーTを確実に取り除くことができる
ようになる。したがって、従来修正液等でしか行えなか
ったような、指定した部分からのトナーTの除去を容易
に行うことできるようになる。特に、固定フォーマット
を有する画像の場合に、固定フォーマットの部分はその
まま残し、変動する画像領域からのみトナーTを除去し
て転写紙10を繰り返し再利用することができるように
なる。
【0050】次に、本発明を、電子写真複写機等で画像
を形成することができる、例えば、未使用の転写紙10
に、不安定化剤を付与する像保持体処理装置である転写
紙処置装置に適用した実施例について説明する。この転
写紙処理装置は、上記トナー除去装置の実施例と同様な
構成を用いることができ、例えば上記図1のトナー除去
装置のトナー剥離ユニット3を取り除き、上記液付与ユ
ニット2から直接乾燥ユニット4に転写紙10を搬送さ
せるように構成することができる。また、図5に示すよ
うに、上記トナー除去装置のトナー剥離ユニット3を迂
回するような迂回搬送路232と、ユーザがトナー付着
済み転写紙のトナー除去モードと未使用転写紙処理モー
ドを切り替えることができるモード切換装置(不図
示)、該モード切換装置によって転写紙の搬送路を切り
換える搬送路切り換え装置233とを設け、未使用転写
紙処理モードを選択した場合には、転写紙10がトナー
剥離ユニット3を迂回する搬送路232を通過するよう
に構成することもできる。ここで、転写紙10に付与す
る不安定化剤としては、上記処理液20で純粋な水を除
いたもの、即ち、水溶性ポリマーを含む水溶液、界面活
性剤を含む水溶液、及び水溶性ポリマーと界面活性剤と
を含む水溶液よりなる群から選ばれた少なくとも1種の
水溶液等を用いることができる。
【0051】以上、本実施例によれば、上記デジタイザ
244によって、転写紙10上のトナーTを取り除く像
消去領域を指定し、上記制御部9によって、該像消去領
域のみに処理液20を付与するようにジェットノズルヘ
ッド223を制御する。そして、該転写紙10上に画像
(トナー像)を形成した後、転写紙10上のトナーTを
取り除く場合に、転写紙10の指定した像消去領域の表
面とトナーTとの付着状態を不安定状態にして、トナー
Tを該像消去領域の表面のみから確実に取り除くことが
できるようになる。
【0052】なお、上記各実施例では、指定した領域内
の画像を消去するように制御しているが、上記部分消去
モードを選択した後、領域内消去モード又は領域外消去
モードのいずれかを選択できるように構成してもよい。
【0053】また、上記各実施例では、像消去領域指定
手段としてデジタイザ244を用いているが、これに代
え、転写紙10上の画像をスキャナーなどで読み取り、
読み込んだ画像をCRT等の表示装置上に表示させ、該
表示装置上で消去したい画像の領域を指定するように構
成してもよい。
【0054】また、上記各実施例において、液付与ユニ
ット2を適宜組み合せて使用し、上記界面活性剤等の浸
透促進液と処理液20とを分けて転写紙10に付与する
ように構成してもよく、また、浸透促進液又は処理液2
0を転写紙10に多数回付与するように構成してもよ
い。
【0055】また、上記各実施例では、本発明を転写型
の電子写真複写機によって画像が形成された転写紙1
0、又は画像が形成される前の未使用の転写紙10に適
用しているが、ファクシミリ、プリンター、印刷機等紙
等の他の画像形成装置で用いる記録紙等の像保持体にも
適用できる。また、本発明は、繊維質の構造をした像保
持体に限定されることなく、像を形成することができる
像保持体に適用できる。また、本発明が適用できる像保
持体は、例えば、プラスチック層等のベースシートの表
面層が紙等の材料層である積層物等であってもよい。
【0056】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、表面に
像形成物質が安定に付着した像保持体の、指定した像消
去領域にのみ上記不安定化剤を付与することにより、該
像保持体の像消去領域の表面と像形成物質との間の付着
状態を確実に不安定状態にすることができるので、次の
剥離工程で該像消去領域のみから像形成物質を確実に取
り除くことができ、従来修正液等でしか行えなかったよ
うな、指定した部分からの像形成物質の除去を、容易に
行うことできるようになるという効果がある。特に、固
定フォーマットを有する画像の場合に、固定フォーマッ
トの部分はそのまま残し、変動する画像領域からのみ像
形成物質を除去して像保持体を繰り返し再利用すること
ができるようになるという効果がある。
【0057】請求項3の発明によれば、表面に像形成物
質を付着させることができる像保持体上の、指定した像
消去領域にのみ上記不安定化剤を付与することにより、
該像保持体に画像を形成して像形成物質を付着させた
後、該像形成物質を取り除く際に、該像保持体の像消去
領域の表面と像形成物質との間の付着状態を確実に不安
定状態にすることができるので、次の剥離工程で該像消
去領域のみから像形成物質を確実に取り除くことがで
き、従来修正液等でしか行えなかったような、指定した
部分からの像形成物質の除去を、容易に行うことできる
ようになるという効果がある。特に、固定フォーマット
を有する画像の場合に、固定フォーマットの部分はその
まま残し、変動する画像領域からのみ像形成物質を除去
して像保持体を繰り返し再利用することができるように
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るトナー除去装置の概略構成図。
【図2】同トナー除去装置の制御部のブロック図
【図3】同トナー除去装置の液付与ユニットの概略構成
図。
【図4】同液付与ユニットの制御のフローチャート。
【図5】実施例に係る転写紙処理装置の概略構成図。
【符号の説明】
2 液付与ユニット 9 制御部 10 転写紙 223 ジェットノズルヘッド 234 用紙先端センサ 244 デジタイザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新宮領 慧 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 倉本 信一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 貞夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 木村 祥之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 安藤 和弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 斉藤 忠司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に像形成物質が安定に付着している像
    保持体から、該像形成物質を取り除く像保持体からの像
    形成物質除去方法において、 該像保持体上の該像形成物質を取り除く像消去領域を指
    定する工程と、 該像消去領域に、該表面と該像形成物質との間の付着状
    態を不安定状態にする不安定化剤を付与する工程とを有
    することを特徴とする像保持体からの像形成物質除去方
    法。
  2. 【請求項2】表面に像形成物質が安定に付着している像
    保持体から、該像形成物質を取り除く像保持体からの像
    形成物質除去装置において、 該像保持体上の該像形成物質を取り除く像消去領域を指
    定する像消去領域指定手段と、 該像保持体に、該表面と該像形成物質との間の付着状態
    を不安定状態にする不安定化剤を付与する不安定化剤付
    与手段と、 該像消去領域指定手段による指定に基づいて、該不安定
    化剤付与手段による該不安定化剤の付与を制御する制御
    手段とを設けたことを特徴とする像保持体からの像形成
    物質除去装置。
  3. 【請求項3】表面に像形成物質を付着させることができ
    る像保持体を処理する像保持体処理装置において、 該像保持体上の該像形成物質を取り除く像消去領域を指
    定する像消去領域指定手段と、 該像保持体に、該表面と該像形成物質との間の付着状態
    を不安定状態にする不安定化剤を付与する不安定化剤付
    与手段と、 該像消去領域指定手段による指定に基づいて、該不安定
    化剤付与手段による該不安定化剤の付与を制御する制御
    手段とを設けたことを特徴とする像保持体処理装置。
JP22211993A 1993-08-13 1993-08-13 像保持体の像消去領域からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに像保持体処理装置 Withdrawn JPH0756476A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22211993A JPH0756476A (ja) 1993-08-13 1993-08-13 像保持体の像消去領域からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに像保持体処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22211993A JPH0756476A (ja) 1993-08-13 1993-08-13 像保持体の像消去領域からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに像保持体処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0756476A true JPH0756476A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16777461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22211993A Withdrawn JPH0756476A (ja) 1993-08-13 1993-08-13 像保持体の像消去領域からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに像保持体処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0756476A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211181A (ja) * 2009-02-16 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像除去装置、画像形成除去システム及び画像除去方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211181A (ja) * 2009-02-16 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像除去装置、画像形成除去システム及び画像除去方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0830153A (ja) 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置
JPH07160158A (ja) 像保持体に処理状況マークを形成する像保持体からの像形成物質除去方法、及びその装置
JPH0756476A (ja) 像保持体の像消去領域からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに像保持体処理装置
JP3273832B2 (ja) 付着性不安定化液を用いた像保持体からの像形成物質除去装置、及び、像保持体処理装置
JPH07287487A (ja) 画像形成消去装置
JPH07181847A (ja) 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置
JPH0756478A (ja) 像領域に不安定化剤を付与する像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置
JPH0756477A (ja) 像領域に浸透度促進剤を付与する像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置
JPH0784490A (ja) 剥離部材を用いた像保持体からの像形成物質除去装置
JP3269724B2 (ja) 像保持体からの像形成物質除去装置
JPH0784395A (ja) 像保持体の再生方法、像保持体の再生装置、及び像保持体からの像形成物質除去装置
JPH07121067A (ja) 処理ヘッドを有する不安定化液付与手段を備えた像保持体からの像形成物質除去装置及び像保持体処理装置
JPH0744073A (ja) 浸透度促進剤の付与制御手段を備えた像保持体からの像形成物質除去装置及び像保持体処理装置
JPH0744074A (ja) 不安定化剤の付与制御手段を備えた像保持体からの像形成物質除去装置及び像保持体処理装置
JP3224644B2 (ja) 剥離部材表面の像形成物質付着量の検知手段を有する剥離手段を備えた、像保持体からの像形成物質除去装置
JPH0756470A (ja) 反転搬送手段を有する不安定化液付与手段を備えた像保持体からの像形成物質除去装置及び像保持体処理装置
JPH0756472A (ja) 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置
JP3208409B2 (ja) 剥離部材表面の像形成物質の除去手段を有する剥離手段を備えた、像保持体からの像形成物質除去装置
JPH07114309A (ja) 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置
JP2811530B2 (ja) 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに像保持体処理装置
JPH0756471A (ja) 像保持体からの像形成物質除去装置
JPH07199750A (ja) シート材からの像形成物質除去方法及びその装置
JPH07110643A (ja) 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置
JPH0784489A (ja) 剥離部材を用いた像保持体からの像形成物質除去装置
JPH0784396A (ja) 像保持体の再生方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001031