JPH0755323B2 - 軸方向に移動可能なロ−ルを備えたロ−ルスタンド - Google Patents
軸方向に移動可能なロ−ルを備えたロ−ルスタンドInfo
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- JPH0755323B2 JPH0755323B2 JP61228523A JP22852386A JPH0755323B2 JP H0755323 B2 JPH0755323 B2 JP H0755323B2 JP 61228523 A JP61228523 A JP 61228523A JP 22852386 A JP22852386 A JP 22852386A JP H0755323 B2 JPH0755323 B2 JP H0755323B2
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- rolls
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- curved
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/14—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
- B21B13/142—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls by axially shifting the rolls, e.g. rolls with tapered ends or with a curved contour for continuously-variable crown CVC
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/02—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
- B21B2013/025—Quarto, four-high stands
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/02—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
- B21B2013/028—Sixto, six-high stands
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、作業ロール対が直接に、または中間ロール対
を介して支持ロール対で支持されているロールスタンド
であって、作業ロール対と支持ロール対と中間ロール対
のうち少なくとも1つのロール対の両ロールが、互いに
逆方向にロール軸方向へ移動可能であり、且つ少なくと
もロール胴の長さの一部分にわたってそれぞれ湾曲した
輪郭を有し、移動可能なロールは、隣接する移動可能な
ロールの輪郭がロール軸方向の中央位置において補完さ
れるようにロール軸方向へ移動可能であり、湾曲した輪
郭を有するロールが、凹状に湾曲している部分を含んで
いるロールスタンドに関するものである。ここで、ロー
ル軸方向の中央位置とは、互いに逆方向にロール軸方向
へ移動可能なロールの位置調整を行う起点となる位置を
いう。
を介して支持ロール対で支持されているロールスタンド
であって、作業ロール対と支持ロール対と中間ロール対
のうち少なくとも1つのロール対の両ロールが、互いに
逆方向にロール軸方向へ移動可能であり、且つ少なくと
もロール胴の長さの一部分にわたってそれぞれ湾曲した
輪郭を有し、移動可能なロールは、隣接する移動可能な
ロールの輪郭がロール軸方向の中央位置において補完さ
れるようにロール軸方向へ移動可能であり、湾曲した輪
郭を有するロールが、凹状に湾曲している部分を含んで
いるロールスタンドに関するものである。ここで、ロー
ル軸方向の中央位置とは、互いに逆方向にロール軸方向
へ移動可能なロールの位置調整を行う起点となる位置を
いう。
従来技術 この種のロールスタンドは、すでにドイツ特許第303886
5号公報によって知られている。このロールスタンドの
主な利点は、ロール間隙の形状を、従って圧延帯材の横
断面を、湾曲した輪郭を備えているロールをロール軸方
向にずらせるだけで制御することができ、圧延力の分布
を簡単に変化させることができることである。ロール間
隙の形状は、従って圧延帯材の横断面の形状は、湾曲し
た輪郭を有しているロールをわずかな距離だけ移動させ
ることによって制御することができ、しかも移動可能な
ロールの位置を圧延材の幅に直接適合させる必要がな
い。このドイツ特許第3038865号公報から公知の構成
は、支持ロール及び/または中間ロールを備えたロール
スタンドばかりでなく、二段ロールスタンドにも適用す
ることができる。
5号公報によって知られている。このロールスタンドの
主な利点は、ロール間隙の形状を、従って圧延帯材の横
断面を、湾曲した輪郭を備えているロールをロール軸方
向にずらせるだけで制御することができ、圧延力の分布
を簡単に変化させることができることである。ロール間
隙の形状は、従って圧延帯材の横断面の形状は、湾曲し
た輪郭を有しているロールをわずかな距離だけ移動させ
ることによって制御することができ、しかも移動可能な
ロールの位置を圧延材の幅に直接適合させる必要がな
い。このドイツ特許第3038865号公報から公知の構成
は、支持ロール及び/または中間ロールを備えたロール
スタンドばかりでなく、二段ロールスタンドにも適用す
ることができる。
上記ドイツ特許第3038865号公報に記載のロールスタン
ドの他の構成では、ドイツ特許公開第3213496号公報に
従って、ロール群のいくつかのロール対のロール胴は湾
曲した輪郭を有しており、且つロールは互いに逆方向へ
ロール軸方向に移動可能になっている。従って例えば四
段ロール式ロールスタンドの場合、作業ロール対のロー
ルと支持ロール対のロールとに、ロール胴の全長にわた
って湾曲して延びる輪郭をもたせることができる。一方
六段ロール式ロールスタンドの場合には、中間ロールも
ロール胴の全長にわたって延びる湾曲した輪郭を有する
ことができる。また六段ロール式ロールスタンドの場合
には、ロール胴が円筒状の輪郭を有しているような支持
ロールを使用し、一方中間ロールと作業ロールとがロー
ル胴の全長にわたって湾曲して延びる輪郭を有するよう
にすることもできる。さらに作業ロールのロール胴の全
長に円筒状の輪郭をもたせ、一方中間ロールと支持ロー
ルがロール胴の全長にわたって湾曲して延びる輪郭を有
するようにすることもできる。
ドの他の構成では、ドイツ特許公開第3213496号公報に
従って、ロール群のいくつかのロール対のロール胴は湾
曲した輪郭を有しており、且つロールは互いに逆方向へ
ロール軸方向に移動可能になっている。従って例えば四
段ロール式ロールスタンドの場合、作業ロール対のロー
ルと支持ロール対のロールとに、ロール胴の全長にわた
って湾曲して延びる輪郭をもたせることができる。一方
六段ロール式ロールスタンドの場合には、中間ロールも
ロール胴の全長にわたって延びる湾曲した輪郭を有する
ことができる。また六段ロール式ロールスタンドの場合
には、ロール胴が円筒状の輪郭を有しているような支持
ロールを使用し、一方中間ロールと作業ロールとがロー
ル胴の全長にわたって湾曲して延びる輪郭を有するよう
にすることもできる。さらに作業ロールのロール胴の全
長に円筒状の輪郭をもたせ、一方中間ロールと支持ロー
ルがロール胴の全長にわたって湾曲して延びる輪郭を有
するようにすることもできる。
この種のロールスタンドを実際に使用しても簡単に最適
な圧延が行なえることが判明している。しかしながら、
特に圧延プログラムが複雑なロールに対してこの種のロ
ールスタンドを適用すると、ある特定の稼働条件のもと
では、互いに隣接するロールのロール胴の接触面の間に
プレス力が生じることが判明している。即ちロール胴の
全長にわたって輪郭が湾曲しているために、ロードピー
クをもった非対称な荷重分布が、湾曲した輪郭を備えた
ロール胴の端部にして、ロール胴の稜とともに凹状に湾
曲した部分を成している端部に生じるのである。
な圧延が行なえることが判明している。しかしながら、
特に圧延プログラムが複雑なロールに対してこの種のロ
ールスタンドを適用すると、ある特定の稼働条件のもと
では、互いに隣接するロールのロール胴の接触面の間に
プレス力が生じることが判明している。即ちロール胴の
全長にわたって輪郭が湾曲しているために、ロードピー
クをもった非対称な荷重分布が、湾曲した輪郭を備えた
ロール胴の端部にして、ロール胴の稜とともに凹状に湾
曲した部分を成している端部に生じるのである。
互いに隣接しているロール間の接触間隙に最大のライン
ロードピークが生じるのは、ロールスタンドが次のよう
な稼働状態にあるときで、即ちロール胴の輪郭が湾曲し
ているロールの負のずれ位置が、凹状に湾曲している輪
郭を有している部分の前方にあり、且つ正の曲げ力がこ
のロールに対して作用するとき、つまりこのロールに作
用する曲げ応力の方向が輪郭の湾曲曲線と同じ方向であ
るときである。
ロードピークが生じるのは、ロールスタンドが次のよう
な稼働状態にあるときで、即ちロール胴の輪郭が湾曲し
ているロールの負のずれ位置が、凹状に湾曲している輪
郭を有している部分の前方にあり、且つ正の曲げ力がこ
のロールに対して作用するとき、つまりこのロールに作
用する曲げ応力の方向が輪郭の湾曲曲線と同じ方向であ
るときである。
ロールスタンドがこのような稼働状態にあると、ロール
胴に損傷を与えやすくなる。
胴に損傷を与えやすくなる。
目的 本発明の目的は、従来のこの種の欠点を解消するととも
に、ロール胴の全長にわたって輪郭が湾曲しているロー
ルに生じるライロードピークを減少させることができる
ようにすることである。
に、ロール胴の全長にわたって輪郭が湾曲しているロー
ルに生じるライロードピークを減少させることができる
ようにすることである。
構成及び効果 本発明は、上記目的を達成するため、湾曲した輪郭を有
するロールのロール胴が、凹状に湾曲している部分に近
い側の端部において円筒状に形成されていることを特徴
とするものである。
するロールのロール胴が、凹状に湾曲している部分に近
い側の端部において円筒状に形成されていることを特徴
とするものである。
従来のこの種のロールスタンドにおいて使用されてい
た、ロール胴が長い距離にわたって湾曲していたものに
比べて、本発明では、ロール胴の稜に接続している凹状
に湾曲している部分の直径をより小さくさせることがで
き、有利にはロールのずれ長さに対応している部分を越
えた領域で直径をより小さくさせることができる。従っ
てこのロールと、このロールに隣接し且つ直線的に接触
しているロールとのずれの長さが約100mmであるとする
と、凹状に湾曲した輪郭を有している部分の端部に設け
られる円筒状に延びている部分も少なくとも100mmであ
る。
た、ロール胴が長い距離にわたって湾曲していたものに
比べて、本発明では、ロール胴の稜に接続している凹状
に湾曲している部分の直径をより小さくさせることがで
き、有利にはロールのずれ長さに対応している部分を越
えた領域で直径をより小さくさせることができる。従っ
てこのロールと、このロールに隣接し且つ直線的に接触
しているロールとのずれの長さが約100mmであるとする
と、凹状に湾曲した輪郭を有している部分の端部に設け
られる円筒状に延びている部分も少なくとも100mmであ
る。
ロール胴の全長にわたって湾曲した輪郭を有しているロ
ールが、それに隣接するロールにして、円筒状の輪郭を
備えたロールと直線的に接触しているようなロールスタ
ンドの場合には、円筒状のロール胴を備えたロールが、
湾曲した輪郭を有しているロールの、輪郭が凹状に湾曲
した部分に付設され、且つロール胴の稜の方向へ緩やか
に円錐状に先細りになっている輪郭を備えているように
することによって本発明の目的を達成できる。
ールが、それに隣接するロールにして、円筒状の輪郭を
備えたロールと直線的に接触しているようなロールスタ
ンドの場合には、円筒状のロール胴を備えたロールが、
湾曲した輪郭を有しているロールの、輪郭が凹状に湾曲
した部分に付設され、且つロール胴の稜の方向へ緩やか
に円錐状に先細りになっている輪郭を備えているように
することによって本発明の目的を達成できる。
このような場合も、ロール胴の円錐状に先細りになって
いる輪郭は、少なくとも互いに隣接しているロール間の
ロール軸方向のずれの長さに対応している長さにわたっ
て延びているようにするべきである。
いる輪郭は、少なくとも互いに隣接しているロール間の
ロール軸方向のずれの長さに対応している長さにわたっ
て延びているようにするべきである。
円筒状のロール胴の先細りになっている輪郭のテーパ度
は次のように選定することができ、即ちこのロールに隣
接し且つこのロールと接触しているロールの端部の凹状
に湾曲している輪郭に少なくとも対応しているように選
定することができる。
は次のように選定することができ、即ちこのロールに隣
接し且つこのロールと接触しているロールの端部の凹状
に湾曲している輪郭に少なくとも対応しているように選
定することができる。
湾曲した輪郭を備えたロール胴を有しているロールが、
円筒状のロール胴を有しているロールと接触している場
合には、上記の2つの構成を組合せると特に有利であ
る。
円筒状のロール胴を有しているロールと接触している場
合には、上記の2つの構成を組合せると特に有利であ
る。
このように、この種のロールスタンドをどのような稼働
状態で使用してもラインロードピークを減少させること
ができ、問題となっている領域にプレス力は生じない。
状態で使用してもラインロードピークを減少させること
ができ、問題となっている領域にプレス力は生じない。
実施例 次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。
添付の図面には、簡単のために第1図には四段ロール式
ロールスタンドのロール群だけが、第2図ないし第4図
には六段ロール式ロールスタンドのロール群だけが図示
されている。第1図に図示した四段ロール式ロールスタ
ンド11は、支持ロール対12,13と作業ロール対14,15から
構成されるロール群によって作業を行なう。
ロールスタンドのロール群だけが、第2図ないし第4図
には六段ロール式ロールスタンドのロール群だけが図示
されている。第1図に図示した四段ロール式ロールスタ
ンド11は、支持ロール対12,13と作業ロール対14,15から
構成されるロール群によって作業を行なう。
作業ロール対14,15は、圧延帯材17のためのロール間隙1
6を決定している。ロール間隙16の高さは、通常のよう
に、支持ロール対12,13のロールチョックに係合してい
る圧下装置(図示せず)によって決定される。
6を決定している。ロール間隙16の高さは、通常のよう
に、支持ロール対12,13のロールチョックに係合してい
る圧下装置(図示せず)によって決定される。
支持ロール12及び13のロール胴12a,13aは、該支持ロー
ルの長手方向に見て湾曲した輪郭を有している。上部支
持ロール12の場合には、ロール胴12aの輪郭が図の左半
分で凸状に湾曲しており、一方図の右半分では凹状に湾
曲している。逆に下部支持ロール13の場合には、ロール
胴13aの輪郭が図の右半分で凸状に湾曲し、図の左半分
で凹状に湾曲している。支持ロール12,13のロール胴12
a,13aの長手方向は同じ湾曲曲線によって決定され、そ
して第1図からわかるように、両支持ロール12と13はロ
ール胴12a,13aの形状(図の例ではびん状の形状)の点
で同一であり、互いに180°向きを変えた状態でロール
スタンド11のロール台架に収容されている。
ルの長手方向に見て湾曲した輪郭を有している。上部支
持ロール12の場合には、ロール胴12aの輪郭が図の左半
分で凸状に湾曲しており、一方図の右半分では凹状に湾
曲している。逆に下部支持ロール13の場合には、ロール
胴13aの輪郭が図の右半分で凸状に湾曲し、図の左半分
で凹状に湾曲している。支持ロール12,13のロール胴12
a,13aの長手方向は同じ湾曲曲線によって決定され、そ
して第1図からわかるように、両支持ロール12と13はロ
ール胴12a,13aの形状(図の例ではびん状の形状)の点
で同一であり、互いに180°向きを変えた状態でロール
スタンド11のロール台架に収容されている。
さらに第1図からわかるように、ロール胴12aと13aの湾
曲した輪郭は、凹状に湾曲した部分の端部で、ロール胴
の稜の方向へある一定の長手方向部分12b,13bにわたっ
て円筒状に延びている。即ちロール胴12a,13aは、長手
方向部分12b,13bにわたって一様な直径12c,13cを有して
いる。
曲した輪郭は、凹状に湾曲した部分の端部で、ロール胴
の稜の方向へある一定の長手方向部分12b,13bにわたっ
て円筒状に延びている。即ちロール胴12a,13aは、長手
方向部分12b,13bにわたって一様な直径12c,13cを有して
いる。
作業ロール対の両作業ロール14と15のロール胴14a,15a
も長手方向に湾曲した輪郭を有している。この輪郭は、
それぞれに隣接する支持ロール12,13のロール胴12a,13a
の輪郭を補完するように設定されている。従って上部作
業ロール14のロール胴14aは、図の左半分では凹状の輪
郭を有し、図の右半分では凸状の輪郭を有している。一
方これとは逆に、下部作業ロール15のロール胴15aは、
図の左半分では凸状の輪郭を有し、図の右半分では凹状
の輪郭を有している。両作業ロール14と15の場合も、第
1図によれば、ロール胴14a,15aに関し同一の形状(び
ん状の形状)を有し、互いに180°向きを変えた状態で
ロール台架に収容されている。
も長手方向に湾曲した輪郭を有している。この輪郭は、
それぞれに隣接する支持ロール12,13のロール胴12a,13a
の輪郭を補完するように設定されている。従って上部作
業ロール14のロール胴14aは、図の左半分では凹状の輪
郭を有し、図の右半分では凸状の輪郭を有している。一
方これとは逆に、下部作業ロール15のロール胴15aは、
図の左半分では凸状の輪郭を有し、図の右半分では凹状
の輪郭を有している。両作業ロール14と15の場合も、第
1図によれば、ロール胴14a,15aに関し同一の形状(び
ん状の形状)を有し、互いに180°向きを変えた状態で
ロール台架に収容されている。
作業ロール群の作業ロール14と15の場合も、ロール胴14
aと15aの湾曲した輪郭は、凹状に湾曲した部分の端部
で、ロール胴の稜の方向へある一定の長手方向部分14b,
15bにわたって円筒状に延びている。即ちロール胴14a,1
5aは、長手方向部分14b,15bにわたって一様な直径14c,1
5cを有している。
aと15aの湾曲した輪郭は、凹状に湾曲した部分の端部
で、ロール胴の稜の方向へある一定の長手方向部分14b,
15bにわたって円筒状に延びている。即ちロール胴14a,1
5aは、長手方向部分14b,15bにわたって一様な直径14c,1
5cを有している。
第1図に図示した四段式ロールスタンド11の両ロール対
12と13或いは14と15のうち一方のロールは、しかし有利
には両ロール対12,13及び14,15のロールは、そのジャー
ナルを介してロール台架(図示せず)内をロール軸方向
に移動可能に支承されている。この場合、ロール軸方向
に位置調整するための装置はそれぞれロールジャーナル
の1つに係合している。
12と13或いは14と15のうち一方のロールは、しかし有利
には両ロール対12,13及び14,15のロールは、そのジャー
ナルを介してロール台架(図示せず)内をロール軸方向
に移動可能に支承されている。この場合、ロール軸方向
に位置調整するための装置はそれぞれロールジャーナル
の1つに係合している。
支持ロール対の支持ロール12と13及び作業ロール対の作
業ロール14と15をロール軸方向における中央位置に位置
調整すると、第1図に示すようにロール間隙16はロール
胴の全長にわたって一様な横断面高さを有する。このと
きロール間隙16は、簡単にS字状に反って延びている。
従って圧延帯材17は、その全幅にわたって均一な厚さで
圧延される。
業ロール14と15をロール軸方向における中央位置に位置
調整すると、第1図に示すようにロール間隙16はロール
胴の全長にわたって一様な横断面高さを有する。このと
きロール間隙16は、簡単にS字状に反って延びている。
従って圧延帯材17は、その全幅にわたって均一な厚さで
圧延される。
作業ロール14と15の反ったロール胴14aと15aの間のロー
ル間隙16の高さは、両作業ロール14と15の軸間距離に依
存している一方、両作業ロールのロール軸の回りでのロ
ール胴の半径にも依存している。
ル間隙16の高さは、両作業ロール14と15の軸間距離に依
存している一方、両作業ロールのロール軸の回りでのロ
ール胴の半径にも依存している。
両作業ロール対14と15をロール軸方向に相対的に移動さ
せることができ、他方支持ロール12と13のロール軸方向
の相対移動が可能であるばかりでなく、作業ロール14と
15に対しても位置調整が可能であるので、ロール間隙16
の横断面の形状をかなりの程度に変化させることができ
る。この場合、ロール群の位置調整に応じて圧延帯材17
の長手稜に対する圧延力を増減させることができる。他
方、支持ロール群12,13及び作業ロール群14,15の互いに
接触しているロール胴12aと14a及び13aと15aの間の圧力
分布をも制御することができ、従ってロール間隙16の形
状をさらに最適化することができる。支持ロール12と13
のロール胴12aと13aの凹状に湾曲した部分の端部領域が
円筒状に延びる長手方向部分12bと13bを有し、これに対
応して作業ロール14と15のロール胴14aと15aの凹状に湾
曲した部分の端部領域が円筒状に延びる長手方向部分14
bと15bを有しているので、ラインロードピーク(上記の
長手方向部分12b,13b,14b,15bでロール胴の輪郭が通常
どおりに湾曲して延びている場合、ある種の稼働条件及
びロールスタンドの組合せに依存して生じる)を効果的
に阻止することができる。このようなラインロードピー
クは、ロール胴がロール軸方向である一定の相対位置を
占めるときに生じるもので、ロール胴の変形や損傷の原
因になるものである。
せることができ、他方支持ロール12と13のロール軸方向
の相対移動が可能であるばかりでなく、作業ロール14と
15に対しても位置調整が可能であるので、ロール間隙16
の横断面の形状をかなりの程度に変化させることができ
る。この場合、ロール群の位置調整に応じて圧延帯材17
の長手稜に対する圧延力を増減させることができる。他
方、支持ロール群12,13及び作業ロール群14,15の互いに
接触しているロール胴12aと14a及び13aと15aの間の圧力
分布をも制御することができ、従ってロール間隙16の形
状をさらに最適化することができる。支持ロール12と13
のロール胴12aと13aの凹状に湾曲した部分の端部領域が
円筒状に延びる長手方向部分12bと13bを有し、これに対
応して作業ロール14と15のロール胴14aと15aの凹状に湾
曲した部分の端部領域が円筒状に延びる長手方向部分14
bと15bを有しているので、ラインロードピーク(上記の
長手方向部分12b,13b,14b,15bでロール胴の輪郭が通常
どおりに湾曲して延びている場合、ある種の稼働条件及
びロールスタンドの組合せに依存して生じる)を効果的
に阻止することができる。このようなラインロードピー
クは、ロール胴がロール軸方向である一定の相対位置を
占めるときに生じるもので、ロール胴の変形や損傷の原
因になるものである。
稼働状態に応じて支持ロール12,13と作業ロール14,15が
四段ロール式ロールスタンド11内で占めるロール軸方向
の位置がどのような位置であろうとラインロードピーク
が生じないようにするためには、支持ロール12,13のロ
ール胴12a,13aの円筒状に延びている長手方向部分12b,1
3bの長さと、作業ロール14,15のロール胴14a,15aの円筒
状に延びている長手方向部分14b,15bの長さとを、上記
ロール群のロール軸方向における基本位置からのずれに
対応して決定することが重要である。即ち、各支持ロー
ル12,13と作業ロール14,15のロール軸方向におけるずれ
の可能性が100mmである場合には、ロール胴12a,13a或い
は14a,15aの円筒状に延びている長手方向部分12b,13b或
いは14b,15bの長さは少なくとも100mmなければならな
い。
四段ロール式ロールスタンド11内で占めるロール軸方向
の位置がどのような位置であろうとラインロードピーク
が生じないようにするためには、支持ロール12,13のロ
ール胴12a,13aの円筒状に延びている長手方向部分12b,1
3bの長さと、作業ロール14,15のロール胴14a,15aの円筒
状に延びている長手方向部分14b,15bの長さとを、上記
ロール群のロール軸方向における基本位置からのずれに
対応して決定することが重要である。即ち、各支持ロー
ル12,13と作業ロール14,15のロール軸方向におけるずれ
の可能性が100mmである場合には、ロール胴12a,13a或い
は14a,15aの円筒状に延びている長手方向部分12b,13b或
いは14b,15bの長さは少なくとも100mmなければならな
い。
第2図に図示した六段ロール式ロールスタンド21は、第
1図の四段ロール式ロールスタンド11と同一の基本構造
を有している。しかしこの六段ロール式ロールスタンド
21は、両支持ロール22,23及び両作業ロール24,25に加え
て、2つの中間ロール28,29を有している。圧延帯材27
のためのロール間隙26は、同様に両作業ロール24と25に
よって決定される。
1図の四段ロール式ロールスタンド11と同一の基本構造
を有している。しかしこの六段ロール式ロールスタンド
21は、両支持ロール22,23及び両作業ロール24,25に加え
て、2つの中間ロール28,29を有している。圧延帯材27
のためのロール間隙26は、同様に両作業ロール24と25に
よって決定される。
第2図に図示した六段ロール式ロールスタンド21のすべ
てのロールは、即ち支持ロール22と23及び作業ロール24
と25ばかりでなく、中間ロール28と29も長手方向に湾曲
した輪郭を有している。即ち、半分は凸状に湾曲し、他
の半分は凹状に湾曲している。支持ロール22と23はロー
ル胴22aと23aを、作業ロール24と25はロール胴24aと25a
をそれぞれ有し、一方中間ロール28と29はロール胴28a
と29aを有している。
てのロールは、即ち支持ロール22と23及び作業ロール24
と25ばかりでなく、中間ロール28と29も長手方向に湾曲
した輪郭を有している。即ち、半分は凸状に湾曲し、他
の半分は凹状に湾曲している。支持ロール22と23はロー
ル胴22aと23aを、作業ロール24と25はロール胴24aと25a
をそれぞれ有し、一方中間ロール28と29はロール胴28a
と29aを有している。
各ロールの湾曲した輪郭は、互いに接触しているロール
胴22a,28a,24a或いは23a,29a,25aで互いに次のように同
調しており、即ちこれらの輪郭が、第2図の六段ロール
式ロールスタンド21のすべてのロール対22,23;28,29;2
4,25のロール軸方向における中央位置で互いに補完しあ
い、その結果ロール間隙26の横断面形状がほぼS字状に
延びているにもかかわらず、圧延帯材27のためのロール
間隙26が全長にわたって一様な高さを有するように同調
している。
胴22a,28a,24a或いは23a,29a,25aで互いに次のように同
調しており、即ちこれらの輪郭が、第2図の六段ロール
式ロールスタンド21のすべてのロール対22,23;28,29;2
4,25のロール軸方向における中央位置で互いに補完しあ
い、その結果ロール間隙26の横断面形状がほぼS字状に
延びているにもかかわらず、圧延帯材27のためのロール
間隙26が全長にわたって一様な高さを有するように同調
している。
いずれかのロール対22,23或いは24,25或いは28,29のロ
ールをロール軸方向に相対移動させることによって、及
び/または1つのロール対を他のロール対に対してロー
ル軸方向に相対移動させることによって、ロール間隙26
の輪郭を微調整することができる。より厳密にいえば、
中間ロール対28と29を付加的に設けることによって、第
1図に図示した四段ロール式ロールスタンド11の場合よ
りもロール間隙26をより高精度に調整することが可能に
なる。
ールをロール軸方向に相対移動させることによって、及
び/または1つのロール対を他のロール対に対してロー
ル軸方向に相対移動させることによって、ロール間隙26
の輪郭を微調整することができる。より厳密にいえば、
中間ロール対28と29を付加的に設けることによって、第
1図に図示した四段ロール式ロールスタンド11の場合よ
りもロール間隙26をより高精度に調整することが可能に
なる。
第2図からわかるように、すべてのロール対22,23;28,2
9;24,25のロール胴22a,23a;28a,29a;24a,25aは、凹状に
湾曲した輪郭を有している部分に続いて長手方向部分22
b,23b;28b,29b;24b,25bの方向へ円筒状に延びている。
この円筒状の長手方向部分22b,23b;28b,29b;24b,25bの
直径22c,23c;28c,29c;24c,25cは、輪郭が標準的に湾曲
している場合よりもわずかに小さい。
9;24,25のロール胴22a,23a;28a,29a;24a,25aは、凹状に
湾曲した輪郭を有している部分に続いて長手方向部分22
b,23b;28b,29b;24b,25bの方向へ円筒状に延びている。
この円筒状の長手方向部分22b,23b;28b,29b;24b,25bの
直径22c,23c;28c,29c;24c,25cは、輪郭が標準的に湾曲
している場合よりもわずかに小さい。
この実施例の場合も、ロール胴22a,23a;28a,29a;24a,25
aの円筒状の長手方向部分22b,23b;28b,29b;24b,25bは、
ロール群の互いに隣接しているロール間の軸線方向にお
ける相対的なずれがある特定の関係にある時に生じるラ
インロードピークの発生を確実に阻止しており、従って
不都合なプレスが回避されている。
aの円筒状の長手方向部分22b,23b;28b,29b;24b,25bは、
ロール群の互いに隣接しているロール間の軸線方向にお
ける相対的なずれがある特定の関係にある時に生じるラ
インロードピークの発生を確実に阻止しており、従って
不都合なプレスが回避されている。
第3図と第4図に示す六段ロール式ロールスタンドは、
第2図に図示した六段ロール式ロールスタンド21のロー
ル群とは異なった構成のロール群を有する変形実施例で
ある。
第2図に図示した六段ロール式ロールスタンド21のロー
ル群とは異なった構成のロール群を有する変形実施例で
ある。
第3図の六段ロール式ロールスタンド31では、ほぼ全長
にわたって輪郭が円筒状のロール胴32aと33aを備えた支
持ロール32と33が使用されている。これに対して作業ロ
ール34と35は、ほぼ全長にわたって輪郭が湾曲している
ロール胴34aと35aを備えており、同様に中間ロール38と
39もほぼ全長にわたって輪郭が湾曲したロール胴38aと3
9aを備えている。もちろん湾曲した輪郭は、ロール胴の
半分では凸状になっており、他の半分では対応的に凹状
になっている。さらに中間ロール38と39及び作業ロール
34と35のロールスタンドへの取り付けは次のように行な
われており、即ちこれらのロールのロール胴の輪郭がロ
ール軸方向における中央位置で互いに補完しあい、その
際圧延帯材37のためのロール間隙36が、なだらかなS字
状に延びているにもかかわらず全幅にわたって均一な高
さを有するように行なわれている。
にわたって輪郭が円筒状のロール胴32aと33aを備えた支
持ロール32と33が使用されている。これに対して作業ロ
ール34と35は、ほぼ全長にわたって輪郭が湾曲している
ロール胴34aと35aを備えており、同様に中間ロール38と
39もほぼ全長にわたって輪郭が湾曲したロール胴38aと3
9aを備えている。もちろん湾曲した輪郭は、ロール胴の
半分では凸状になっており、他の半分では対応的に凹状
になっている。さらに中間ロール38と39及び作業ロール
34と35のロールスタンドへの取り付けは次のように行な
われており、即ちこれらのロールのロール胴の輪郭がロ
ール軸方向における中央位置で互いに補完しあい、その
際圧延帯材37のためのロール間隙36が、なだらかなS字
状に延びているにもかかわらず全幅にわたって均一な高
さを有するように行なわれている。
作業ロール34と35及び中間ロール38と39は、凹状に湾曲
した端部において円筒状に延びている端部部分(長手方
向部分)34b,35b或いは38b,39bに関しては、第2図に図
示したロールスタンドの作業ロール及び中間ロールと完
全に一致している。即ちこれらの長手方向部分34b,35b
或いは38b,39bの直径34c,35c或いは38c,39cは、凹状に
湾曲した輪郭がロール胴の稜の方向へ標準的に延びてい
る場合の前記稜におけるロール胴34a,35a或いは38a,39a
の直径よりもわずかに小さい。
した端部において円筒状に延びている端部部分(長手方
向部分)34b,35b或いは38b,39bに関しては、第2図に図
示したロールスタンドの作業ロール及び中間ロールと完
全に一致している。即ちこれらの長手方向部分34b,35b
或いは38b,39bの直径34c,35c或いは38c,39cは、凹状に
湾曲した輪郭がロール胴の稜の方向へ標準的に延びてい
る場合の前記稜におけるロール胴34a,35a或いは38a,39a
の直径よりもわずかに小さい。
第3図に図示した六段ロール式ロールスタンド31と第2
図に図示した六段ロール式ロールスタンド21との違い
は、支持ロール32と33が円筒状のロール胴32aと33aを有
している点にあるばかりでなく、この円筒状のロール胴
32aと33aが、中間ロール38と39の凹状のロール胴輪郭に
隣接している端部で、それぞれロール胴の稜の方向へゆ
るかやに円錐状に先細りになっている輪郭を備えた長手
方向部分32b或いは33bを有している点にもある。このよ
うな構成も圧延過程に有利に貢献し、即ち中間ロール3
8,39と支持ロール32と33のロール軸方向における相対位
置がある特定の関係にある場合ラインロードピークが阻
止され、従って結果生じるプレスの不具合が回避され
る。
図に図示した六段ロール式ロールスタンド21との違い
は、支持ロール32と33が円筒状のロール胴32aと33aを有
している点にあるばかりでなく、この円筒状のロール胴
32aと33aが、中間ロール38と39の凹状のロール胴輪郭に
隣接している端部で、それぞれロール胴の稜の方向へゆ
るかやに円錐状に先細りになっている輪郭を備えた長手
方向部分32b或いは33bを有している点にもある。このよ
うな構成も圧延過程に有利に貢献し、即ち中間ロール3
8,39と支持ロール32と33のロール軸方向における相対位
置がある特定の関係にある場合ラインロードピークが阻
止され、従って結果生じるプレスの不具合が回避され
る。
第4図に図示した六段ロール式ロールスタンド41では、
作業ロール44と45は、ほぼ全長にわたって円筒状の形状
の輪郭を有している。ただしロール胴の端部において
は、両作業ロール44と45は短い長手方向部分44b或いは4
5bを有し、この長手方向部分44b或いは45bは、ロール胴
の稜の方向へ緩やかに円錐状に先細りになっている輪郭
を備えている。この場合第4図からわかるように、円錐
状に先細りになっている輪郭を備えた長手方向部分44b
と45bは、両作業ロール44と45の互いに離れる方向のロ
ール胴端部に設けられている。
作業ロール44と45は、ほぼ全長にわたって円筒状の形状
の輪郭を有している。ただしロール胴の端部において
は、両作業ロール44と45は短い長手方向部分44b或いは4
5bを有し、この長手方向部分44b或いは45bは、ロール胴
の稜の方向へ緩やかに円錐状に先細りになっている輪郭
を備えている。この場合第4図からわかるように、円錐
状に先細りになっている輪郭を備えた長手方向部分44b
と45bは、両作業ロール44と45の互いに離れる方向のロ
ール胴端部に設けられている。
これに対して、支持ロール42と43のロール胴42aと43a及
び中間ロール48と49のロール胴48aと49aは、ほぼ全長に
わたって湾曲した輪郭を備えている。この湾曲した輪郭
は、ロール胴の半分では凸状になっており、他の半分で
は凹状になっている。輪郭が凹状に湾曲している部分の
ロール胴端部では、凹状に湾曲した輪郭がある程度の長
さにわたってロール胴の稜の方向へ円筒状に延びてい
る。この円筒状に延びている長手方向部分を第4図では
支持ロール42,43に対しては符号42b,43bで示し、中間ロ
ール48,49に対しては符号48b,49bで示している。この場
合円筒状に延びている長手方向部分42b,43b或いは48b,4
9bの直径42c,43c或いは48c,49cは、凹状に湾曲している
輪郭がロール胴の稜の方向へ標準的に延びている場合の
ロール胴の稜における直径よりもわずかに小さい。
び中間ロール48と49のロール胴48aと49aは、ほぼ全長に
わたって湾曲した輪郭を備えている。この湾曲した輪郭
は、ロール胴の半分では凸状になっており、他の半分で
は凹状になっている。輪郭が凹状に湾曲している部分の
ロール胴端部では、凹状に湾曲した輪郭がある程度の長
さにわたってロール胴の稜の方向へ円筒状に延びてい
る。この円筒状に延びている長手方向部分を第4図では
支持ロール42,43に対しては符号42b,43bで示し、中間ロ
ール48,49に対しては符号48b,49bで示している。この場
合円筒状に延びている長手方向部分42b,43b或いは48b,4
9bの直径42c,43c或いは48c,49cは、凹状に湾曲している
輪郭がロール胴の稜の方向へ標準的に延びている場合の
ロール胴の稜における直径よりもわずかに小さい。
第4図に示した六段ロール式ロールスタンド41の場合、
支持ロール42,43の円筒状に延びている長手方向部分42
b,43bと、中間ロール48,49の円筒状に延びている長手方
向部分48b,49bと、作業ロール44,45の円錐状に先細りに
なっている長手方向部分44b,45bとが、少なくともそれ
ぞれのロールの最大ずれ長さに同調するような長さに選
定されているため、この実施例でもロール胴間の接触位
置にラインロードピークが生じる心配はなく、従ってプ
レスの不具合が生じない。
支持ロール42,43の円筒状に延びている長手方向部分42
b,43bと、中間ロール48,49の円筒状に延びている長手方
向部分48b,49bと、作業ロール44,45の円錐状に先細りに
なっている長手方向部分44b,45bとが、少なくともそれ
ぞれのロールの最大ずれ長さに同調するような長さに選
定されているため、この実施例でもロール胴間の接触位
置にラインロードピークが生じる心配はなく、従ってプ
レスの不具合が生じない。
第1図から第4図までに図示した実施例では、協働する
ロール対のロール胴がすべて同じ長さであるようなロー
ルスタンドを使用した場合を図示したが、種々のロール
対を使用しなくてもよく、即ち作業ロールと支持ロール
と場合によっては中間ロールとが異なった長さのロール
胴を有しているようなロールスタンドを使用してもよ
い。このような場合には、ロールがロール胴の全長にわ
たって湾曲した輪郭を有しているようなロール対が、円
筒状の輪郭を備えた隣接するロールのロール胴長さより
もずれ長さの2倍だけ大きなロール胴長さを有するよう
に構成するべきである。
ロール対のロール胴がすべて同じ長さであるようなロー
ルスタンドを使用した場合を図示したが、種々のロール
対を使用しなくてもよく、即ち作業ロールと支持ロール
と場合によっては中間ロールとが異なった長さのロール
胴を有しているようなロールスタンドを使用してもよ
い。このような場合には、ロールがロール胴の全長にわ
たって湾曲した輪郭を有しているようなロール対が、円
筒状の輪郭を備えた隣接するロールのロール胴長さより
もずれ長さの2倍だけ大きなロール胴長さを有するよう
に構成するべきである。
第4図の六段ロール式ロールスタンドでは、圧延帯材47
のためのロール間隙46を制御するにあたって、支持ロー
ル42,43及び/または中間ロール48,49がロール軸方向に
移動可能な構成になされ、一方作業ロール44,45は、ロ
ール軸方向に移動不能にロールチョックで支持される。
のためのロール間隙46を制御するにあたって、支持ロー
ル42,43及び/または中間ロール48,49がロール軸方向に
移動可能な構成になされ、一方作業ロール44,45は、ロ
ール軸方向に移動不能にロールチョックで支持される。
第1図の四段ロール式ロールスタンドの変形実施例とし
て、例えば円筒状のロール胴を備えた支持ロールを有
し、一方ロール胴が長手方向に湾曲した輪郭を備えてい
るような作業ロールを有している四段ロール式ロールス
タンドの場合には、作業ロールのロール胴長さが、支持
ロールのロール胴長さよりも最大ずれ長さの2倍だけ大
きいようにするのが特に有利である。この場合作業ロー
ルは、ロール胴の輪郭が凹状に湾曲して延びている部分
の端部の稜の方向へ円筒状に延びている部分を有し、こ
の円筒状に延びている部分の長さは、少なくとも作業ロ
ールの最大ずれ長さに対応している。
て、例えば円筒状のロール胴を備えた支持ロールを有
し、一方ロール胴が長手方向に湾曲した輪郭を備えてい
るような作業ロールを有している四段ロール式ロールス
タンドの場合には、作業ロールのロール胴長さが、支持
ロールのロール胴長さよりも最大ずれ長さの2倍だけ大
きいようにするのが特に有利である。この場合作業ロー
ルは、ロール胴の輪郭が凹状に湾曲して延びている部分
の端部の稜の方向へ円筒状に延びている部分を有し、こ
の円筒状に延びている部分の長さは、少なくとも作業ロ
ールの最大ずれ長さに対応している。
上記の円筒状に延びている部分が設けられているので、
作業ロールを支持ロールに対して負のロール軸方向へず
らせば、即ち上記の円筒状に延びている部分に隣接する
作業ロールのロール胴の稜を、支持ロールの対応するロ
ール胴の稜に対してロール軸方向に後退させれば、圧延
時にラインロードピークが生じない。
作業ロールを支持ロールに対して負のロール軸方向へず
らせば、即ち上記の円筒状に延びている部分に隣接する
作業ロールのロール胴の稜を、支持ロールの対応するロ
ール胴の稜に対してロール軸方向に後退させれば、圧延
時にラインロードピークが生じない。
このような四段ロール式ロールスタンドの場合、もし作
業ロールを正のロール軸方向へずらすならば、プレスが
増大するに従ってラインロードピークが発生しないよう
にするために次のようにすることが重要である。即ち支
持ロール32と33が中間ロール38と39に接触している第3
図の六段ロール式ロールスタンド31の場合のように、支
持ロールが作業ロールのロール胴の凹状に湾曲している
輪郭に関係づけられている部分でロール胴の稜の方向へ
緩やかに円錐状に先細りになっている輪郭を有している
ようにすることが重要である。この種の四段ロール式ロ
ールスタンドの場合には、ロール38と39が作業ロール対
として作用することになる。
業ロールを正のロール軸方向へずらすならば、プレスが
増大するに従ってラインロードピークが発生しないよう
にするために次のようにすることが重要である。即ち支
持ロール32と33が中間ロール38と39に接触している第3
図の六段ロール式ロールスタンド31の場合のように、支
持ロールが作業ロールのロール胴の凹状に湾曲している
輪郭に関係づけられている部分でロール胴の稜の方向へ
緩やかに円錐状に先細りになっている輪郭を有している
ようにすることが重要である。この種の四段ロール式ロ
ールスタンドの場合には、ロール38と39が作業ロール対
として作用することになる。
第1図は四段ロール式ロールスタンドのロール群を圧延
方向に見た図、第2図は六段ロール式ロールスタンドの
ロール群の第1図に対応する図、第3図は六段ロール式
ロールスタンドのロール群の他の実施例を圧延方向に見
た図、第4図は六段ロール式ロールスタンドのロール群
の他の実施例を圧延方向に見た図である。 12,13;22,23;32,33;42,43……支持ロール 14,15;24,25;34,35;44,45……作業ロール 28,29;38,39;48,49……中間ロール 12b,13b,14b,15b;22b,23b,24b,25b,28b,29b;34b,35b,38
b,39b,44b,45b,48b,49b……円筒状部分
方向に見た図、第2図は六段ロール式ロールスタンドの
ロール群の第1図に対応する図、第3図は六段ロール式
ロールスタンドのロール群の他の実施例を圧延方向に見
た図、第4図は六段ロール式ロールスタンドのロール群
の他の実施例を圧延方向に見た図である。 12,13;22,23;32,33;42,43……支持ロール 14,15;24,25;34,35;44,45……作業ロール 28,29;38,39;48,49……中間ロール 12b,13b,14b,15b;22b,23b,24b,25b,28b,29b;34b,35b,38
b,39b,44b,45b,48b,49b……円筒状部分
Claims (4)
- 【請求項1】作業ロール対が直接に、または中間ロール
対を介して支持ロール対で支持されているロールスタン
ドであって、作業ロール対と支持ロール対と中間ロール
対のうち少なくとも1つのロール対の両ロールが、互い
に逆方向にロール軸方向へ移動可能であり、且つ少なく
ともロール胴の長さの一部分にわたってそれぞれ湾曲し
た輪郭を有し、移動可能なロールは、隣接する移動可能
なロールの輪郭がロール軸方向の中央位置において補完
されるようにロール軸方向へ移動可能であり、湾曲した
輪郭を有するロールが、凹状に湾曲している部分を含ん
でいるロールスタンドにおいて、 湾曲した輪郭を有するロール(14,15或いは12,13;24,25
或いは22,23或いは28,29;34,35或いは38,39;42,43或い
は48,49)のロール胴(14a,15a或いは12a,13a;24a,25a
或いは22a,23a或いは28a,29a;34a,35a或いは38a,39a;42
a,43a或いは48a,49a)が、凹状に湾曲している部分に近
い側の端部において円筒状に形成されていることを特徴
とするロールスタンド。 - 【請求項2】円筒状に形成されている部分(14b,15b或
いは12b,13b;24b,25b或いは22b,23b或いは28b,29b;34b,
35b或いは38b,39b;44b,45b或いは48b,49b)のロール軸
方向における長さが、少なくとも、移動可能なロール
(14,15或いは12,13;24,25或いは22,23或いは28,29;34,
35或いは38,39;42,43或いは48,49)の最大移動長さに対
応していることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に
記載のロールスタンド。 - 【請求項3】支持ロール(32,33)または作業ロール(4
4,45)のロール胴(32a,33aまたは44a,45a)が円筒状の
輪郭を有し、支持ロール(32,33)または作業ロール(4
4,45)は、湾曲した輪郭を有しているロール(38,39;4
8,49)の凹状に湾曲した部分に付設される端部に、ロー
ル胴の稜の方向へ緩やかに円錐状に先細りになっている
部分(32b,33b;44b,45b)を備えていることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項または第2項に記載のロール
スタンド。 - 【請求項4】湾曲した輪郭を備えているロール胴(38a,
39a;48a,49a)の、円筒状に形成されている部分(38b,3
9b;48b,49b)が、円筒状のロール胴(32a,33a;44a,45
a)を備えたロールの円錐状に先細りになっている部分
(32b,33b;44b,45b)に隣接していることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1
つに記載のロールスタンド。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3513554 | 1985-04-16 | ||
DE19863602698 DE3602698A1 (de) | 1985-04-16 | 1986-01-30 | Walzgeruest mit axial verschiebbaren walzen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6384702A JPS6384702A (ja) | 1988-04-15 |
JPH0755323B2 true JPH0755323B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=25831374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61228523A Expired - Lifetime JPH0755323B2 (ja) | 1985-04-16 | 1986-09-29 | 軸方向に移動可能なロ−ルを備えたロ−ルスタンド |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4781051A (ja) |
EP (1) | EP0258482B1 (ja) |
JP (1) | JPH0755323B2 (ja) |
DE (1) | DE3602698A1 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0763737B2 (ja) * | 1988-05-11 | 1995-07-12 | 日新製鋼株式会社 | ワークロールと接する中間ロール及びそれが組み込まれた多段圧延機 |
US5174144A (en) * | 1990-04-13 | 1992-12-29 | Hitachi, Ltd. | 4-high rolling mill |
CA2087156C (en) * | 1991-05-16 | 2000-12-26 | Toshiki Hiruta | Six high rolling mill |
US5622073A (en) * | 1991-05-16 | 1997-04-22 | Kawasaki Steel Corporation | Six high rolling mill |
DE19719318C2 (de) * | 1997-05-08 | 2003-06-12 | Sms Demag Ag | Verfahren zur Beeinflussung der Bandkontur im Kantenbereich eines Walzenbandes |
DE19812263A1 (de) * | 1998-03-20 | 1999-09-23 | Schloemann Siemag Ag | Walze für ein Walzgerüst |
US6119500A (en) * | 1999-05-20 | 2000-09-19 | Danieli Corporation | Inverse symmetrical variable crown roll and associated method |
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