JPS642443B2 - - Google Patents

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JPS642443B2
JPS642443B2 JP13444779A JP13444779A JPS642443B2 JP S642443 B2 JPS642443 B2 JP S642443B2 JP 13444779 A JP13444779 A JP 13444779A JP 13444779 A JP13444779 A JP 13444779A JP S642443 B2 JPS642443 B2 JP S642443B2
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JP
Japan
Prior art keywords
roll
work roll
diameter work
small
rolling
Prior art date
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Expired
Application number
JP13444779A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5659505A (en
Inventor
Kyoto Myasaka
Isao Imai
Norio Iwanami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP13444779A priority Critical patent/JPS5659505A/ja
Publication of JPS5659505A publication Critical patent/JPS5659505A/ja
Publication of JPS642443B2 publication Critical patent/JPS642443B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧延材の形状を制御する圧延機の圧
延方法に関する。
近年、圧延材の板幅方向の厚み形状を制御する
ために、四段圧延機におけるワークロールのベン
デイング法が開発されて種々実施されているが、
これまでのロールベンデイング法では圧延材の形
状を制御する能力に限界があつた。
即ち、形状が良好な特に板幅方向に板厚変化の
少ない圧延製品を得るには、ワークロールが圧延
荷重等によつて変形するのをできるだけ少なく
し、且つロールベンデイングによる修正能力を大
きくすることが重要である。
従来の四段圧延機には垂直方向のロールベンデ
イング装置しかなく、このためそれによるロール
のクラウン修正量は少く、且つ単純な放物線状の
形状のみの修正であり、これでは単純な耳のびや
中のびの形状が修正できる程度であつた。又ロー
ル軸長の1/2以下の狭幅の板に対しては効果が少
く、良好な形状修正効果が得られなかつた。
本発明は前記実情に鑑みなしたもので、第1の
発明は上、下ワークロールのうち一方を小径のワ
ークロールとし、又他方を大径のワークロールと
し、前記小径のワークロールが前記大径のワーク
ロールよりも圧延ライン下流側に位置するよう、
前記上、下ワークロールのうち少くとも前記小径
のワークロールを上、下バツクアツプロールに対
して圧延ライン下流側に適宜ずらして設け、且つ
前記小径のワークロールと該小径のワークロール
側の前記バツクアツプロールとの間に中間ロール
を配設し、前記小径のワークロールの圧延ライン
下流側に、該小径のワークロール外周面に当接し
て該小径のワークロールの水平方向撓み調整し得
るようにした押えロールを配設し、該押えロール
の圧延ライン下流側に、該押えロールの長手方向
に複数分割した分割補強ロール或いは分割静圧パ
ツドを配設して前記押えロールの圧延ライン下流
側外周面を前記分割補強ロール或いは前記分割静
圧パツドにより支持せしめた5段圧延機におい
て、前記小径のワークロールを高速駆動し、又前
記大径のワークロールを低速駆動して異速圧延を
行うことを特徴とする圧延方法にかかるものであ
り、第2の発明は上、下ワークロールのうち一方
を小径のワークロールとし、又他方を大径のワー
クロールとし、前記小径のワークロールが前記大
径のワークロールよりも圧延ライン下流側に位置
するよう、前記上、下ワークロールのうち少くと
も前記小径のワークロールを上、下バツクアツプ
ロールに対して圧延ライン上流側に適宜ずらして
設け、且つ前記小径のワークロールと該小径のワ
ークロール側の前記バツクアツプロールとの間に
中間ロールを配設し、前記小径のワークロールの
圧延ライン上流側に、該小径のワークロール外周
面に当接して該小径のワークロールの水平方向撓
みを調整し得るようにした押えロールを配設し、
該押えロールの圧延ライン上流側に、該押えロー
ルの長手方向に複数分割した分割補強ロール或い
は分割静圧パツドを配設して前記押えロールの圧
延ライン上流側外周面を前記分割補強ロール或い
は前記分割静圧パツドにより支持せしめた5段圧
延機において、前記小径のワークロールを低速駆
動し、又前記大径のワークロールを高速駆動して
異速圧延を行うことを特徴とする圧延方法に係る
ものである。
以下図面を参照しつつ本発明の実施例を説明す
る。
第1図に示す如く、上、下ワークロール1,2
と該上、下ワークロール1,2を支持する上下バ
ツクアツプロール3,4と、前記上ワークロール
1と上バツクアツプロール3との間に配設した中
間ロール5とよりなる5段圧延機において、前記
上ワークロール1を強度上許容し得る範囲で小径
に形成し、且つ該上ワークロール1を圧延ライン
下流側方向に、即ち上、下バツクアツプロール
3,4の回転中心を結ぶ圧下ラインに対する出側
に適宜ずらした位置に配置せしめる。この状態で
圧延材8の圧下圧延を行つた場合には、上ワーク
ロール1が圧延ライン下流側に逃げるように撓
む。
この撓みを利用して形状制御を行うために上ワ
ークロール1の圧延ライン下流側外周面に対し、
上ワークロール1に押圧して上ワークロール1の
水平方向の撓みを調整するようにした上ワークロ
ール1と略同一長さを有する押えロール6を配設
し、該押えロール6に対し、ロール幅方向に適宜
複数分割した補強ロール7を圧延ラインのずらし
側に設けて前記押えロール6を支持せしめる。各
補強ロール7は適宜な支持体9にて支持され、該
支持体9はハウジング11に設けたスクリユーロ
ツド式(シリンダ式等でもよい)移動装置10に
より上ワークロール1と押えロール6とを結ぶ直
線方向移動装可能に構成されている。尚、補強ロ
ール7は押えロール6と上ワークロール1と結ぶ
直線を挾んだ位置に2個宛配設してもよい(第1
図仮想線参照)。
更に、上、下ワークロール1,2と中間ロール
5との両軸端部にダブルチヨツクを設け、且つ
夫々のチヨツクの上下部にシリンダを設け、上、
下ワークロール1,2及び中間ロール5に垂直方
向の湾曲を与えるベンデイング装置(以上図示せ
ず)を備える。
前記構成の5段圧延機において圧延材8を圧延
すると、上ワークロール1には第2図においてF
に示す如く前記ずらし量に応じて大きな水平分力
が発生することになる。
この場合、前記ずらし量(オフセツト量)は大
きくとつた方が上ワークロール1の水平方向位置
制御によるギヤツプの制御範囲が拡大できる利点
があるが、反面、ずらし量が大きくなると水平分
力Fが大きくなるためにそれを受ける押えロール
6等に作用する負荷が増大することになつて、上
ワークロールの高精度な水平方向の形状制御が困
難となる。
このため、前記圧延ライン下流側にずらした上
ワークロール1をやや高速駆動してやれば異速圧
延によるP方向の水平分力でFを軽減することが
できるので、上ワークロール1のずらし量(オフ
セツト量)をかなり大きくとることができる。又
この異速比を適宜変更することにより水平分力、
即ち上ワークロール1のたわみを調整することが
でき、圧延材8の形状制御を効果的に行うことが
できる。
又、圧延材8の形状制御をより高精度に行う場
合には、移動装置10の作動により補強ロール7
を介して押えロール6への押付け力を各別に調整
して該押付け力の変位を垂直方向変位とし、上ワ
ークロール1の撓みを長さ方向各部において自在
に調整するようにする。この際補強ロール7を押
えロール6に強く押付けるとその部分の上、下ワ
ークロール1,2間隙が減少してその部分の圧延
材8の板厚が減少し、又逆に補強ロール7の押付
け力を弱めるとその部分の板厚が増大するように
作用する。又移動装置10の作動により幅方向に
複数個設けられている各補強ロール7を同時に押
えロール6側に押圧或は離反させる方向に移動調
整することができる。このように、圧延ライン下
流側にずらして配設した小径の上ワークロール1
を高速駆動することにより水平分力を軽減するこ
とができるのでオフセツト量を大きくとれるよう
になり、従つて異速比に応じて水平分力、即ち上
ワークロール1のたわみ量を調整でき、しかも補
強ロール7の位置を調整することにより上ワーク
ロール1の撓みを複数個所において自在に調整す
ることができるので、圧延材8の形状を任意に制
御することができる。
更に、前記操作に、中間ロール5及び上、下ワ
ークロール1,2に備えたベンデイング装置の操
作を併用することにより、圧延材8の形状制御を
より高精度、高範囲にわたつて行うことができ
る。
尚、前記実施例において、ロール6,7群には
上ワークロール1と平行に移動可能な構造を加え
てもよく、更に補強ロール7に対し押えロール6
のみを又押えロール6に対し補強ロール7のみを
上ワークロール1と平行に移動可能な構造を加え
てもよい。
第3図は本発明の他の実施例を示すもので、小
径の上ワークロール1を圧延ライン下流側にずら
して配置したものである。
この方式の場合には圧延力の分力がF方向に掛
かるため上ワークロール1を低速駆動して該異速
圧延による水平分力PによりFをキヤンセルする
ようにすることにより、前記実施例と同等の作用
効果を発揮することができる。
第4図は第1図に示す圧延機の変形例を示すも
ので、圧延ライン下流側において、上ワークロー
ル1と上バツクアツプロール3とを結ぶ直線上及
び上ワークロール1と下バツクアツプロール4と
を結ぶ直線上に中間ロール5及び下ワークロール
2を偏心配設したものであり、この方式の場合、
中間ロール5と下ワークロール2の水平分力が発
生しないようになる。
第5図は第3図に示す圧延機の変形例を示し、
圧延ライン上流側において、上ワークロール1と
上バツクアツプロール3とを結ぶ直線上及び上ワ
ークロール1と下バツクアツプロール4とを結ぶ
直線上に中間ロール5及び下ワークロール2を偏
心配設したものである。この場合にも中間ロール
5と下ワークロール2の水平分力は発生しない。
尚、本発明は前記実施例では上ワークロールを
小径と成した場合を例示したが、下ワークロール
について同様な構成としてもよいこと、又押えロ
ールを押付け支持する分割補強ロールの代りに分
割静圧パツドを使用してもよいこと、その他本発
明の要旨を逸脱しない限り種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
如上のように本発明によれば、小径のワークロ
ールを、大径のワークロールよりも、圧延ライン
の下流側或は上流側にオフセツトして大径のワー
クロールに対し異速にて高速駆動或は低速駆動す
ることにより、オフセツトしたワークロールの圧
延による水平分力を軽減させるので、異速比に応
じて水平分力、即ちオフセツトしたワークロール
のたわみ量を任意に調整することができ、高精度
の板形状を得ることができる。又水平方向の制御
を付加できるため、更に高精度、高範囲にわたり
板形状制御を行うことができる、等の優れた効果
を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するための圧延機
の側面図、第2図は第1図の部分拡大図、第3図
は本発明の他の実施例を示す部分拡大図、第4図
は第1図に示す圧延機の変形例を示す図、第5図
は第3図に示す圧延機の変形例を示す図である。 1…上ワークロール、2…下ワークロール、3
…上バツクアツプロール、4…下バツクアツプロ
ール、5…中間ロール、8…圧延材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上、下ワークロールのうち一方を小径のワー
    クロールとし、又他方を大径のワークロールと
    し、前記小径のワークロールが前記大径のワーク
    ロールよりも圧延ライン下流側に位置するよう、
    前記上、下ワークロールのうち少くとも前記小径
    のワークロールを上、下バツクアツプロールに対
    して圧延ライン下流側に適宜ずらして設け、且つ
    前記小径のワークロールと該小径のワークロール
    側の前記バツクアツプロールとの間に中間ロール
    を配設し、前記小径のワークロールの圧延ライン
    下流側に、該小径のワークロール外周面に当接し
    て該小径のワークロールの水平方向撓みを調整し
    得るようにした押えロールを配設し、該押えロー
    ルの圧延ライン下流側に、該押えロールの長手方
    向に複数分割した分割補強ロール或いは分割静圧
    パツドを配設して前記押えロールの圧延ライン下
    流側外周面を前記分割補強ロール或いは前記分割
    静圧パツドにより支持せしめた5段圧延機におい
    て、前記小径のワークロールを高速駆動し、又前
    記大径のワークロールを低速駆動して異速圧延を
    行うことを特徴とする圧延方法。 2 上、下ワークロールのうち一方を小径のワー
    クロールとし、又他方を大径のワークロールと
    し、前記小径のワークロールが前記大径のワーク
    ロールよりも圧延ライン下流側に位置するよう、
    前記上、下ワークロールのうち少くとも前記小径
    のワークロールを上、下バツクアツプロールに対
    して圧延ライン上流側に適宜ずらして設け、且つ
    前記小径のワークロールと該小径のワークロール
    側の前記バツクアツプロールとの間に中間ロール
    を配設し、前記小径のワークロールの圧延ライン
    上流側に、該小径のワークロール外周面に当接し
    て該小径のワークロールの水平方向撓みを調整し
    得るようにした押えロールを配設し、該押えロー
    ルの圧延ライン上流側に、該押えロールの長手方
    向に複数分割した分割補強ロール或いは分割静圧
    パツドを配設して前記押えロールの圧延ライン上
    流側外周面を前記分割補強ロール或いは前記分割
    静圧パツドにより支持せしめた5段圧延機におい
    て、前記小径のワークロールを低速駆動し、又前
    記大径のワークロールを高速駆動して異速圧延を
    行うことを特徴とする圧延方法。
JP13444779A 1979-10-18 1979-10-18 Rolling method Granted JPS5659505A (en)

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JPS5659505A JPS5659505A (en) 1981-05-23
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CH657547A5 (de) * 1982-08-31 1986-09-15 Escher Wyss Ag Walzwerk fuer ein bahnfoermiges material.
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JPH0618641B2 (ja) * 1985-04-10 1994-03-16 石川島播磨重工業株式会社 圧延装置

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