JPH0755135Y2 - バス側方窓のデミスタ装置 - Google Patents

バス側方窓のデミスタ装置

Info

Publication number
JPH0755135Y2
JPH0755135Y2 JP9882388U JP9882388U JPH0755135Y2 JP H0755135 Y2 JPH0755135 Y2 JP H0755135Y2 JP 9882388 U JP9882388 U JP 9882388U JP 9882388 U JP9882388 U JP 9882388U JP H0755135 Y2 JPH0755135 Y2 JP H0755135Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side window
rear direction
duct
floor
demister
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9882388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0219616U (ja
Inventor
幹夫 小暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP9882388U priority Critical patent/JPH0755135Y2/ja
Publication of JPH0219616U publication Critical patent/JPH0219616U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0755135Y2 publication Critical patent/JPH0755135Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はバスの側方窓用デミスタ装置に関するものであ
る。
従来の技術 バス車体の側部を、車体前後方向および上下方向に配設
された閉断面の骨部材例えば角パイプを強固に結合した
骨格構造で構成し車種の多様化に容易に対応し得るよう
にしたスケルトン構造のバス車体において、該バス車体
の側部の骨格である角パイプのうち、側方窓の下部を水
平に通る上方角パイプに着目し、該上方角パイプをデフ
ロスタダクトとして、その上面に側方窓ガラスの内面に
温風を吹き付けるための吹出口を複数個設けると共に、
上方角パイプを中継ダクトを介して車体床下のヒータユ
ニットに連通させた側方窓用デフロスタが本出願人にお
いて開発され既に実願昭62-66339号として出願されてい
る。
考案が解決しようとする課題 上記のような従来構造では、座席付近に設けた吹出口に
ヒータユニットを連通させるために床下に設けたダクト
を、車体の側部まで延設し、立上げて、これを中継ダク
トとし、側方窓の下部を通る骨格の上方角パイプに連設
させているので、床下のダクト構造が複雑であり、ヒー
タユニットを含めた床下配置が制約される他に、中継ダ
クトが一本で集中化しており、骨格の上方角パイプ内で
温風を前後方向に分散させるためにデフロスタ効果が均
一でないと言う各種の問題を有している。
本考案はこのような問題に対処することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段 本考案は、側方窓下部に車体前後方向に設けられた箱形
断面形状の側窓部骨部材と、床側端部に車体前後方向に
設けられた箱形断面形状の床部骨部材と、上記側窓部骨
部材と床部骨部材との間に車体前後方向に所定間隔をお
いて固着された箱形断面形状の複数の柱部材とからなる
車体側壁構造を有し、上記複数の柱部材の下部の内側に
沿って車体前後方向に配設された暖房ダクトを備えたバ
スにおいて、上記側窓部骨部材の上面に、上記複数の柱
部材の間隔にほぼ等しい長さを有し両端部が閉じられた
箱形断面形状をなし側方窓内面に向けて温風を吹き出す
複数の温風吹出口を有するデミスタダクトを、複数個車
体前後方向に連ねて取付け、上記複数の柱部材の暖房ダ
クトと当接する個所に暖房ダクトと柱部材とを連通する
開口部を形成すると共に、複数の柱部材上部と複数のデ
ミスタダクトとを側窓部骨部材を貫通してそれぞれ連通
させるパイプ状部材を設けたことを特徴とするものであ
る。
作用 上記により側方窓下部に設けられたデミスタダクトに温
風を供給する立上りダクトを省略できると共に、複数の
柱部材にそれぞれ温風供給路を形成させデミスタダクト
の吹出口から吹き出される温風の分布の均一化即ちデミ
スタ効果の向上を図ることができる。
実施例 以下本考案の一実施例を附図を参照して説明する。
第1図乃至第3図において、1は骨格方式の車体側壁構
造を有するバス車体、2は側方窓下部に車体前後方向に
設けられた箱型断面形状の側窓部骨部材、3は床側端部
に車体前後方向に設けられた閉断面形状の床部骨部材、
4は上記側窓部骨部材2と床部骨部材3との間に所定間
隔をおいて固着された箱型断面形状の中間部柱部材、5
は上記側窓部骨部材2と図示しない天井部材との間に固
着された箱型断面形状の上部柱部材、6は上記床部骨部
材3と図示しないシャシフレーム部材との間に固着され
た箱型断面形状の下部柱部材、7は補強用斜材で、これ
らにより車体側壁構造体が形成されている。
8は床下に搭載された冷暖房兼用の空調装置、9は床下
において車体前後方向に配設されると共にその前端部が
車体幅方向の両側に延設され、その後端部が上記空調装
置8に連通している床下ダクト、10は車室内の側板腰張
り部に沿って前後に連通する暖房ダクトで、シートに着
座した乗客の足元附近に向けて温風を吹き出す吹出口10
aを有している。11は立上りダクトで、該立上りダクト1
1は客室の天井肩部に沿って前後に連通し多数の吹出し
口を有する冷房ダクト(図示省略)に連通している。
前記床下ダクト9の左右両端部は、前記暖房ダクト10と
立上りダクト11とに分岐し、該分岐部には切換シャッタ
12が設けられている。
上記のような骨格方式の車体側壁構造と車室内の側板腰
張り部に沿って前後に連通する暖房ダクト10とを備えた
バスにおいて、本考案は第2図および第4図(イ),
(ロ)に示すように車体側壁構造を構成する複数の中間
部柱部材4の暖房ダクト10と当接する個所に開口部4aを
設け、側窓部骨部材2の上記複数の中間部柱部材4との
固着個所に車体前後方向において斜め上方に貫通するパ
イプ状部材2aを設けると共に、各柱間隔にほぼ等しい長
さを有し両端部が閉じられた箱型断面部材より構成さ
れ、その下面に上記パイプ状部材2aに連通する吸入口13
aを有し、その上面に窓14に温風を吹付ける吹出口とな
る複数の切欠部13bを有するデミスタダクト13を各柱間
に位置する上記側窓部骨部材2の上面に取付けたもので
ある。
上記構成において、各柱間に位置する側窓部骨部材2の
上面に取付けられ、各柱間隔にほぼ等しい長さを有する
デミスタダクト13には、該デミスタダクト13毎に独立し
た温風供給路が設けられているので、各デミスタダクト
13に供給される温風量を均一とし、各窓毎のデミスト効
果を均一にすることができるもので、第4図(イ)は固
定窓の場合、(ロ)は引違窓の場合を示す。
尚複数の中間部柱部材4の暖房ダクト10と当接する個所
に設けられた開口部4aにデミスタ風量を増大させるファ
ン15を設けてもよいことは勿論である。
考案の効果 上記のように本考案によれば、側方窓下部に沿う前後方
向閉断面形状の側窓部骨部材と、床側端部に沿う前後方
向閉断面形状の床部骨部材と、該側窓部骨部材と床部骨
部材との間に所定間隔をおいて固着された閉断面形状の
複数の柱部材とからなる車体側壁構造を有し、複数の柱
部材の下部内側に沿って前後方向に配設された暖房ダク
トを備えたバスにおいて、側窓部骨部材の上面に複数の
デミスタダクトを車体前後方向に連ねて取付け、上記暖
房ダクトと複数の柱部材とを連通させると共に、複数の
柱部材と複数のデミスタダクトとを側窓部骨部材を連通
してそれぞれ連通させるパイプ状部材を設けたことによ
り、側方窓下部に設けられたデフロスタダクトに温風を
供給する立上りダクトを省略できると共に、複数の柱部
材にそれぞれ温風供給路を形成させデミスタダクトの吹
出口から吹き出される温風の分布の均一化即ちデミスタ
効果の向上を図ることができるもので、構成の簡単なる
ことと相俟って実用上多大の効果をもたらし得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面説明図、第2図は第
1図のA−A断面図、第3図は第1図のB部詳細側面
図、第4図(イ),(ロ)は第2図のC部詳細断面図
で、(イ)は固定窓、(ロ)は引違い窓に適用した場合
を示す。 1……バス車体、2……側窓部骨部材、3……床部骨部
材、4……中間部柱部材、5……上部柱部材、6……下
部柱部材、7……補強用斜材、8……空調装置、9……
床下ダクト、10……暖房ダクト、11……立上りダクト、
12……切換シャッタ、13……デミスタダクト、14……
窓、15……ファン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側方窓下部に車体前後方向に設けられた箱
    形断面形状の側窓部骨部材と、床側端部に車体前後方向
    に設けられた箱形断面形状の床部骨部材と、上記側窓部
    骨部材と床部骨部材との間に車体前後方向に所定間隔を
    おいて固着された箱形断面形状の複数の柱部材とからな
    る車体側壁構造を有し、上記複数の柱部材の下部の内側
    に沿って車体前後方向に配設された暖房ダクトを備えた
    バスにおいて、上記側窓部骨部材の上面に、上記複数の
    柱部材の間隔にほぼ等しい長さを有し両端部が閉じられ
    た箱形断面形状をなし側方窓内面に向けて温風を吹き出
    す複数の温風吹出口を有するデミスタダクトを、複数個
    車体前後方向に連ねて取付け、上記複数の柱部材の上記
    暖房ダクトと当接する個所に該暖房ダクトと柱部材とを
    連通する開口部を形成すると共に、上記複数の柱部材の
    上部と上記複数のデミスタダクトとを上記側窓部骨部材
    を貫通してそれぞれ連通させるパイプ状部材を設けたこ
    とを特徴とするバス側方窓のデミスタ装置。
JP9882388U 1988-07-26 1988-07-26 バス側方窓のデミスタ装置 Expired - Lifetime JPH0755135Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9882388U JPH0755135Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 バス側方窓のデミスタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9882388U JPH0755135Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 バス側方窓のデミスタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0219616U JPH0219616U (ja) 1990-02-08
JPH0755135Y2 true JPH0755135Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=31325428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9882388U Expired - Lifetime JPH0755135Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 バス側方窓のデミスタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755135Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0219616U (ja) 1990-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002503579A (ja) 自動車の車室の送風、暖房、空調装置
JPS5811605Y2 (ja) 自動車用通風装置
JPH0755135Y2 (ja) バス側方窓のデミスタ装置
JPS5923610Y2 (ja) 自動車の車室内空調機構
JP2001171333A (ja) 車両用空調装置
JP3709742B2 (ja) 車両用空調装置
JPS5919614Y2 (ja) 自動車の空調ダクト及びデフロスタ−の集中機構
JP3221029B2 (ja) 車両用空調装置
JP3792367B2 (ja) 空気調和装置のフットダクト構造
JP2003136942A (ja) 空調装置の車両搭載構造および車両搭載方法
JP3011983B2 (ja) 自動車の空気調和装置
JPH02258409A (ja) 自動車のフロアカーペット
JP2005104397A (ja) 車両用暖房装置
JPS6317107A (ja) 自動車用空調装置
JPH0413211Y2 (ja)
JPS6139608Y2 (ja)
JPH0645423Y2 (ja) 車両の下部車体構造
JPH11165526A (ja) 車両のリヤヒーター用ダクト構造
JP2000135921A (ja) 空気吹出装置の配設構造
JPH0232491Y2 (ja)
JP3541815B2 (ja) 車両の暖房装置
JPH0210007Y2 (ja)
JPH04977Y2 (ja)
JPS61160311A (ja) 車両用暖房装置
JPS6136404Y2 (ja)