JP2002503579A - 自動車の車室の送風、暖房、空調装置 - Google Patents

自動車の車室の送風、暖房、空調装置

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JP2002503579A
JP2002503579A JP2000532295A JP2000532295A JP2002503579A JP 2002503579 A JP2002503579 A JP 2002503579A JP 2000532295 A JP2000532295 A JP 2000532295A JP 2000532295 A JP2000532295 A JP 2000532295A JP 2002503579 A JP2002503579 A JP 2002503579A
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アンドレ コリネ
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    • B60H1/00207Combined heating, ventilating, or cooling devices characterised by the position of the HVAC devices with respect to the passenger compartment
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、吸入口と、それに接続された吸気導管(22)とを有し、吸気導管(22)は少なくとも1つの送風装置(72)に給気し、送風装置(72)は、吸入空気の流束を2つの熱交換器(92、94)を通して分配器(20)へ指向させ、分配器(20)の出口(96、98、100、102)は、車室(12)内の空気の流れの配分に関与する通風口(48、52、64、66、68、70、86)に空気分配管(24、26、36、38、40、54、56)を介して接続されており、車室に可変の温度及び流量の空気の流束を選択的に拡散することを可能にする送風装置(72)と熱交換器(92、94)と分配器(20)との制御手段を有する自動車の車室(12)の送風、暖房、空調装置(10)において、分配器(20)は、横方向には中央位置に、縦方向には座席の列の後に配置され、分配器(20)の出口(96、98、100、102)は、自動車の床(16)の高さに配置されることを特徴とする自動車の車室(12)の送風、暖房、空調装置(10)を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、自動車の車室の送風、暖房、空調装置に関する。
【0002】 本発明は特に、自動車の車室の内外から空気を吸入する吸入口と、上記吸入口
に接続された少なくとも1つの吸気導管とを有し、上記吸気導管は、少なくとも
1つの主送風装置に給気し、上記主送風装置は、吸入空気の流束を少なくとも1
つの熱交換器を通して分配器の方向へ指向させ、上記分配器の出口は、上記車室
に配分される空気の流れに関与する通風口に空気分配管を介して接続されており
、車室の異なる区域に可変の温度及び流量の空気の流束を選択的に拡散すること
を可能にする上記主送風装置と上記熱交換器と上記分配器との制御手段を有する
自動車の車室の送風、暖房、空調装置に関する。
【0003】 異なる温度で、自動車の車室の異なる区域へ、空気流を拡散させる多数の送風
、暖房、空調装置が知られている。
【0004】 自動車の内外から空気を取り入れて、熱機関の冷却液を利用する加熱用の熱交
換器または冷却用の熱交換器へ指向させる送風装置からなるこれらの装置の大部
分は、自動車の計器板とエンジンルームとの間に配置されていることが問題であ
る。このように加熱または冷却された空気は、分配器と配管を介して、搭乗者の
要求に応じて車室の種々の個所へ導かれる。この配管は、前席の搭乗者の快適性
を確保するために計器板の適切な出口へ、除霜のためにフロントガラスの基盤へ
、あるいは一般にセンターコンソールやドアの敷居カバーの内装部材の中に隠さ
れている自動車の後部への延長部へ通じている。
【0005】 所要空間と美観の観点から、配管によって内部の車室の空間が侵されることを
回避することが望まれる場合に問題が生じる。
【0006】 この問題の第1の解決策として、車体の下部その他の下部構造の部材のような
自動車の構造部材の中に配管が隠されている装置がある。
【0007】 刊行物 US-A-2,696,774 には、このような装置が記載されている。
【0008】 この事例においては、空気は、自動車の前へ引っ張られた後で、自動車の構造
の一部を形成する管状の穴を介して部分的に空調機へ指向される。この管状の穴
の他の区域は、後部の搭乗者の場所へ、加熱または冷却された空気を指向させる
ことができる。
【0009】 しかしながら、この解決策は、温度変化が、構造部材の壁と、設置の生産性に
多大のペナルティを課する外部環境との間の熱交換と関連するので、満足なもの
ではない。
【0010】 この問題の他の解決策としては、分配器から来た空気を、自動車の床の被覆の
中に隠された僅かな厚みの長方形断面に配置した配管の中へ指向させる装置があ
る。
【0011】 刊行物 EP-A-0.210.548 には、このような装置が記載されている。
【0012】 この装置は、外部との熱交換をかなり減少させ得るが、配管の中の負荷損失が
過大な長いパイプを、大きな長さと大きな容積を有するワンボックス型の自動車
には適用できない可能性があり、中型の自動車には適用できない。
【0013】 ワンボックス型の自動車の場合には、送風、暖房、空調装置の構成に、自動車
の構造のくぼみを利用して、前席の搭乗者と、後席の搭乗者と、窓ガラスとへ、
空気を指向させることが可能であり、これによって、装置を縦方向の中間位置に
設置することを考慮することが可能になる。分配器の出口は、分配器が対向して
取り付けられた自動車の構造の異なるくぼみへ連結することが可能である。
【0014】 刊行物 EP-B1-0.503.987 には、このような装置が記載されている。
【0015】 この装置によって、負荷の損失の問題は解決されるが、外部環境との熱交換に
関しては不利なままの状態である。これを解決するためには、装置にとってかな
り不利な、熱交換器と送風装置の大型化が不可欠である。このような大型の装置
を、縦方向の中間位置に収容することは、例えば自動車の支柱に近接したくぼみ
の中に、車室として使用可能な内部スペースを侵害することなく、自動車の側面
上の最小スペースを占めるという目的に相反する。
【0016】 これらの問題を解決するために、本発明は、発明の詳細な説明の冒頭に特に記 載したような自動車の車室の送風、暖房、空調装置において、上記分配器は、横
方向には中央位置に、縦方向には座席の列の後に配置され、上記分配器の上記出
口は、自動車の床の高さに配置されることを特徴とする自動車の車室の送風、暖
房、空調装置を提案する。
【0017】 本発明のその他の特徴によれば、 −上記分配器は、その上面に、自動車の上記車室に空気を送る多数の空気分配管
に接続された上記出口が配置されたケースを有し、 −上記分配器の上記ケースは、加熱用の熱交換器と冷却用の熱交換器とを有する
ブロックの一部を形成し、 −上記ブロックは、空気の流束を、異なる割合で混合し、独立または同時に、上
記分配器の異なる上記出口から拡散されるように、上記分配器の方向へ指向させ
、 −上記ブロックは、その穴から空気を導入し、上記ブロックの内部における出口
が、上記加熱用の熱交換器と上記冷却用の熱交換器の少なくとも一方を通じて空
気の流束を指向させる主送風装置を有し、 −上記吸気導管と上記空気分配管は、自動車の上記車室の内部の壁に固定される
か、自動車の内部のカバー部材、特に床面の敷物及び内部の備品部材と一体化さ
れるかの、少なくとも一方であり、 −上記吸気導管は、自動車のフロントガラスの下に位置する外気吸入口に接続さ
れた縦の区間と、内気吸入口を有し、自動車の縦の中心軸に近接して縦方向に伸
び、上記主送風装置の上記穴に接続された水平の区間とを有し、 −上記空気分配管は、前席の搭乗者の脚の個所における左の空気分配管と右の空
気分配管との2つの空気分配管を含み、上記2つの空気分配管は、順次、自動車
の計器板と上記分配器との間を自動車の縦の中心軸に沿ってそれぞれ縦方向に伸
びる水平な区間を有し、上記搭乗者の足の右側で、縦方向に下に向いている、前
席の上記搭乗者の上記脚へ空気を指向させる左の送風口と右の送風口とに接続さ
れており、 −上記空気分配管は、後席の搭乗者の脚の方向へ、自動車の中心軸に沿って向け
られた、少なくとも1つの中央の空気分配管を含み、 −上記空気分配管は、左の側方及び上方空気分配管と、右の側方及び上方空気分
配管とを含み、上記左の側方及び上方空気分配管と上記右の側方及び上方空気分
配管は、順次に、横方向に伸びて互いに対向する2つの水平な部分と、自動車の
上記車室の側面の支柱に沿って鉛直方向に伸び、上記側面の支柱に沿って配置さ
れた左右の側方の通風口を有する、2つの縦方向に伸びる部分と、自動車の上枠
の側面に沿って縦方向に伸び、自動車の上記上枠の上記側面に沿って配置された
側方の通風口を有する、2つの部分とを有し、 −上記空気分配管は、左の水平方向空気分配管と、右の水平方向空気分配管との
、2つの前方への水平方向空気分配管を含み、上記2つの前方への水平方向空気
分配管は、上記分配器と自動車の計器板との間を自動車の中心軸に沿って縦方向
に伸び、上記計器板の下の区域において前方空気分配装置に連接される部分をそ
れぞれ有し、 −上記前方空気分配装置は、送風、暖房、空調制御手段によって制御され、少な
くとも1つのフラップを有し、上記フラップは、自動車のフロントガラスに沿っ
て配置された除霜用の通風口の方向へ、除霜用の電気の加熱器を介して、空気の
流束を指向させる電動補助送風機が取り付けられた唯一の除霜配管と、左右の前
席の搭乗者の各側の計器板の中間の高さに位置する2つの通風口にそれぞれ通じ
ている、前席の搭乗者用の左右の独立した2つの横方向送風配管との間に空気を
配分する。
【0018】 本発明のその他の特徴および利点は、理解を容易にするために添付図面を参照
して説明する以下の詳細な記載を読むことにより明らかとなるであろう。
【0019】 図1は、本発明によって実現された装置を装備した自動車の車室を自動車の左
後部から見た斜視図であり、自動車の車室の中の装置の種々の部品が示されてい
る。
【0020】 図2は、本発明によって実現された装置を装備した自動車の車室を示す上面図
である。
【0021】 図3は、前席の送風モードで作動中の、前方空気配分装置を示す、図2の詳細
図である。
【0022】 図4は、フロントガラスの除霜モードで作動中の、前方空気配分装置を示す、
図2の詳細図である。
【0023】 図5は、フロントガラスの除霜・送風混合モードで作動中の、前方空気配分装
置を示す、図2の詳細図である。
【0024】 図6は、送風装置、熱交換器、分配器、及びそれらの出口の構成を示す、送風
、暖房、空調ブロックの斜視図である。
【0025】 図1に、本発明による、送風、暖房、空調装置10の全体を示す。送風、暖房
、空調装置10は、ワンボックス型の自動車の車室12の中に位置を占める。
【0026】 本発明に従って、送風、暖房、空調ブロック14は、自動車の車室12の部分
を構成する床16の、横方向には中央位置に、縦方向には座席(図示しない)の
列の後に、配置される。送風、暖房、空調ブロック14の部分を構成する分配器
20の上面18は、自動車の床16と同じ高さに配置され、車室12内の異なる
空気分配管へ、種々の出口(図示しない)を介して連接される。一方、送風、暖
房、空調ブロック14は、図1、2に示すように、自動車の中心軸Aの右に縦に
配置された吸気導管22を介して空気を供給される。
【0027】 本発明に従って、吸気導管22は、1つの外気吸入口(図示しない)と少なく
とも1つの内気吸入口(図示しない)とを有する。この外気吸入口と内気吸入口
とによって、送風、暖房、空調ブロック14に、吸気導管22を介して、選択的
に空気を供給することが可能である。
【0028】 自動車に中程度の質を示す範囲の空気が循環されているか、複数の空気供給源
から、例えば粒子用と臭気用との異なるフィルタを通して濾過された自動車の外
部の空気と共に、送風、暖房、空調ブロック14に空気が供給されているか、内
部の空気の全部または一部が再循環されているか、及び自動車の車室12の内部
を搭乗者の快適性に適した空気の質の高さに維持するあらゆる場合の程度に応じ
て、搭乗者が外気と内気との2つの空気供給源を選択的に選定可能であるという
ことは特に有利である。
【0029】 本発明に従って、空気を圧送する異なる配管によって、車室12の異なる点へ
、異なる温度の、異なる空気の流束を拡散させることが可能である。
【0030】 中央の分配器20から、左の空気分配管24と右の空気分配管26との2つの
配管が、前席の搭乗者の脚の個所で、自動車のほぼ縦方向に伸びている。前席の
搭乗者の脚の個所における左の空気分配管24と右の空気分配管26は、それぞ
れ水平な区間28と区間30を有する。区間28と区間30は、自動車の床16
、特に自動車の床16の剛性を確保し、その上に前の列の座席が固定される横桁
29の形状に適合されて、縦方向に前に向かって伸びている。これらは、それぞ
れ左の送風口である左の鈎状先端部32と右の送風口である右の鈎状先端部34
とを有している。左の鈎状先端部32と右の鈎状先端部34は、搭乗者の脚の方
向に暖気を拡散する。暖気が自動車の下部の区域に拡散され、特に冷気が自動車
の上部の区域に拡散されると、快適な状態が得られることが知られている。
【0031】 前席の搭乗者のための左の空気分配管24と右の空気分配管26の左の鈎状先
端部32と右の鈎状先端部34によって、前席の搭乗者の脚に向けて、上から下
へ空気の流束を導くという基準を部分的に満たすことが可能になる。同様に、図
1、2に示すように、自動車の中心軸Aに沿って向けられた、後席の搭乗者の個
所における中央の空気分配管36によって、この基準を満たすことが可能になり
、前席の後に位置する自動車の下部の区域へ、暖気を均一に配分することが可能
になる。
【0032】 後席の搭乗者の脚の個所における中央の空気分配管36は、送風、暖房、空調
ブロック14の上面18の上に、送風、暖房、空調ブロック14と自動車の後部
との間に含まれる、例えば自動車の座席を調整可能に取り付けるレールに割り当
てられている床の部分を侵さないように、直接配置される。
【0033】 左の空気分配管24と右の空気分配管26と中央の空気分配管36とによって
拡散されるところの、著しく低温の冷気の流束の拡散は、主要な2区域に応じて
実施される。
【0034】 一方では、左の側方及び上方空気分配管38と、右の側方及び上方空気分配管
40との2つの側方及び上方空気分配管によって、自動車の側方と上方の部分に
おける冷気の流束の拡散が可能になる。左の側方及び上方空気分配管38は、図
1では分配器20の上面18の上の部分の分岐管のみが示されているが、右の側
方及び上方空気分配管40と自動車の縦方向中心面に関して対称である。
【0035】 図1、2に示すように、右の側方及び上方空気分配管40は、送風、暖房、空
調ブロック14の両側に、図1に示す車室12の側面の支柱44の下部まで横方
向に伸びる水平な部分である第1の部分42を有する。右の側方及び上方空気分
配管40の縦方向に伸びる部分である第2の部分46は、側面の支柱44に沿っ
て側面を上昇し、特に後席の搭乗者の送風と自動車の側面の窓ガラス(図示しな
い)の通風との少なくとも一方を可能にする、少なくとも1つの側方の通風口4
8を有する。
【0036】 右の側方及び上方空気分配管40の第2の部分46の上端は、部分50に連接
されている。部分50は、自動車の上枠(図示しない)の右側の側面13に沿っ
て縦方向に伸び、搭乗者と自動車の窓ガラスの少なくとも一方の方向へ、冷気を
下部へ指向させて通風を確保する、少なくとも1つの側方の通風口52を有する
【0037】 図1に示すように、上枠の側面13に沿う部分50は、自動車の車室12の全
長に亘る上部への冷気の均一な拡散を確保するために、上枠の全長に亘って、自
動車の前方と後方に向かって延長することが可能である。
【0038】 他方では、図1、2に示すように、送風、暖房、空調装置10は、左の水平方
向空気分配管54と、右の水平方向空気分配管56との、2つの水平方向空気分
配管を有する。左の水平方向空気分配管54と、右の水平方向空気分配管56は
、分配器20の上面18から自動車の前方に向かって伸びて、前方空気分配装置
58に連接され、自動車の車室12への著しく低温の冷気の流束を拡散させる。
【0039】 前方空気分配装置58によって、左の水平方向空気分配管54と右の水平方向
空気分配管56から来た空気の流束を、一方では自動車のフロントガラス62の
除霜器の上板60へ、他方では自動車の前席用の左の独立した通風口64、66
と右の独立した通風口68、70へ導くことができる。
【0040】 前方空気分配装置58を図3〜5を参照して後に説明するように作用させるた
めに、搭乗者は除霜器の上板60または通風口64、66、68、70の高さの
空気の流束を自在に選択することができる。前方空気分配装置58は、送風と除
霜器の機能を、同時または独立して確保するために、左の水平方向空気分配管5
4、右の水平方向空気分配管56及び分配器20の出口へ、空気の流束を循環さ
せて使用することを可能にするので、特に有利である。
【0041】 図2は、送風、暖房、空調装置10の異なる部品の床16上における配置を特
に示す。
【0042】 分配器20が前の座席の列の後方に、横方向と縦方向の中央に配置されている
ので、分配器20に接続される配管及び導管の長さの均等化が可能である。この
ため、負荷損失は、ほぼ同じ長さの、異なる配管においてほぼ同じになり、主送
風装置72の規模を所要の大きさに的確に適合させることができる。
【0043】 他方、前席の搭乗者の脚の位置における、左の空気分配管24と右の空気分配
管26は、自動車の前の座席のレール74の間を通過するように、自動車の中心
軸Aから同一の距離に配置される。自動車の前の座席のレールと後の座席の第1
列のレールの間に横方向に、例えば床面の敷物(図示しない)の厚みの中に配置
される、左の側方及び上方空気分配管38と、右の側方及び上方空気分配管40
も同様に自動車の中心軸Aから同一の距離に配置される。
【0044】 最後に、自動車の中心軸Aの右側に配置される吸気導管22は、自動車の右の
前席の搭乗者または運転者の足載せとして役立て、左の導管の支持体として使用
し、この理由で自動車の内部の備品と一体化することが、有利に可能であること
を付言する。
【0045】 図3は、前席の搭乗者の第1の送風モードでの、前方空気分配装置58の作用
を示す。
【0046】 冷気の流束は、左の水平方向空気分配管54と右の水平方向空気分配管56か
ら前方空気分配装置58まで送られる。この形態においては、矢印で示すように
、空気の流束は優先的に前席の搭乗者に、各搭乗者に独立に、指向される。従っ
て、前方へ向かう各空気分配管は、他の空気分配管から運ばれる空気の流束とか
なり異なる温度で空気の流束を拡散することができる。送風の空気の流束は、そ
れぞれ、前席の搭乗者の通風口64、66と通風口68、70との2連の通風口
によって、拡散される。これによって、前席の左右の搭乗者に、各搭乗者の好み
に応じて、異なった温度で空気の流束を拡散することが可能である。このため、
前方空気分配装置58は、その側面80に沿って各空気の流束を導き、閉鎖した
ときには送風機82を停止状態に抑制する、左のフラップ76と右のフラップ7
8とを有する。
【0047】 図4においては、前方空気分配装置58は、フロントガラス62の除霜を確保
するように搭乗者から指令されている。この形態においては、左のフラップ76
と右のフラップ78は開かれていて、左の水平方向空気分配管54と右の水平方
向空気分配管56を介して運ばれて来る、分配器20から来た空気の流束を、電
動補助送風機82によって除霜配管83の中で混合されるように変向する。電動
補助送風機82は、動作中は、このように形成された流束を、空気の流束を再熱
するための追加の電気の加熱器84を通過させ、除霜器の上板60に属する一連
の通風口86の方向へ送る。
【0048】 この形態においては、左の水平方向空気分配管54と右の水平方向空気分配管
56から来た流束は、均一な混合気体を得るために混合され、急速に除霜するた
めにフロントガラス62の全面に亘って拡散される。フロントガラスの除霜の能
率は、フロントガラスの表面にその速度で拡散される空気の温度に大いに依存す
ることが知られている。このため、前方空気分配装置58は、送風機82を介し
た加速され、加熱器84を介して再熱されたた空気の、急速な拡散を可能にする
。加熱器84は、例えばセラミック材料を主材料とする加熱器によって実現され
る。
【0049】 図5に示す、搭乗者が前方の送風を希望し、且つフロントガラス62の除霜を
要求する場合には、前方空気分配装置58は、除霜のために、左の水平方向空気
分配管54と右の水平方向空気分配管56から来た空気の流束を部分的に混合す
る。この形態においては、前方空気分配装置58の左のフラップ76と右のフラ
ップ78は半開にされ、各流束の一部分のみが除霜器の上板60とその通風口8
6の方向へ変向される。前方空気分配装置58の左の水平方向空気分配管54か
ら来た空気の流束の一部と、前方空気分配装置58の右の水平方向空気分配管5
6から来た空気の流束の一部のみが互いに混合され、流束の他の部分は、図3を
参照して前に説明したように、前席の各搭乗者について独立に温度上の快適性を
確保するために、左の通風口64、66と右の通風口68、70の方向へ送られ
る。
【0050】 この配置は、除霜と前席の搭乗者のための送風とを、車室における配管の増加
を避けながら、同時に実現可能にし、自動車の前方へ空気を分配する装置の修正
を要する配管は、前方空気分配装置58の左の水平方向空気分配管54と右の水
平方向空気分配管56のみであり、この配置は重要な場所に特に利点をもたらす
ので、特に有利である。
【0051】 図6に、送風、暖房、空調ブロック14の全体図を示す。図には送風、暖房、
空調ブロック14を構成する沢山の部品が示されている。
【0052】 既知のように、送風、暖房、空調ブロック14は、そのケースの上面88が、
吸気導管22の先端を受ける穴90を有する、主送風装置72を有する。主送風
装置72は、車体の中に含まれ、加熱用の熱交換器92を通して、あるいは送風
、暖房、空調ブロック14の内部のフラップ(図示しない)を介して冷却用の熱
交換器94を通して、空気の流束を強制的に送る。従って、異なる温度の異なる
空気の流束が、出口を構成する分配器20の上面18に形成された上の穴の出口
96、98、100、102に得られる。
【0053】 図1を参照して予め説明したように、2つの出口96は、それぞれ左の側方及
び上方空気分配管38と右の側方及び上方空気分配管40へ、2つの出口98は
、それぞれ左の空気分配管24と右の空気分配管26へ、2つの出口100は、
それぞれ左の水平方向空気分配管54と右の水平方向空気分配管56へ、出口1
02は、後席の搭乗者の個所における中央の空気分配管36へ、接続される。
【0054】 このような送風、暖房、空調ブロック14は、所望の流量と温度で空気の流束
を形成する全装置を比較的限られたスペース内にまとめることを可能にし、その
結果、自動車の組立て時における送風、暖房、空調ブロック14の取付けが簡単
化されるので、特に有利であり、これは製造コストの観点から特に有利である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車室の内外から空気を吸入する吸入口(図示しない)と、上記吸入口
    に接続された少なくとも1つの吸気導管(22)とを有し、上記吸気導管(22
    )は、少なくとも1つの主送風装置(72)に給気し、上記主送風装置(72)
    は、吸入空気の流束を少なくとも1つの熱交換器(92、94)を通して分配器
    (20)の方向へ指向させ、上記分配器(20)の出口(96、98、100、
    102)は、上記車室(12)内に配分される空気の流れに関与する通風口(4
    8、52、64、66、68、70、86)に空気分配管(24、26、36、
    38、40、54、56)を介して接続されており、 車室の異なる区域に可変の温度及び流量の空気の流束を選択的に拡散すること
    を可能にする上記主送風装置(72)と上記熱交換器(92、94)と上記分配
    器(20)との制御手段を有する、 自動車の車室の送風、暖房、空調装置において、 上記分配器(20)は、横方向には中央位置に、縦方向には座席(図示しない
    )の列の後に配置され、上記分配器(20)の上記出口(96、98、100、
    102)は、自動車の床(16)の高さに配置される、 ことを特徴とする自動車の車室の送風、暖房、空調装置。
  2. 【請求項2】 上記分配器(20)は、その上面(18)に、自動車の上記車室(12)に空
    気を送る多数の上記空気分配管(24、26、36、38、40、54、56)
    に接続された上記出口(96、98、100、102)が配置されたケースを有
    することを特徴とする請求項1に記載の自動車の車室の送風、暖房、空調装置。
  3. 【請求項3】 上記分配器(20)の上記ケースは、加熱用の熱交換器(92)と冷却用の熱
    交換器(94)とを有するブロック(14)の一部を形成することを特徴とする
    請求項2に記載の自動車の車室の送風、暖房、空調装置。
  4. 【請求項4】 上記ブロック(14)は、空気の流束を、異なる割合で混合し、独立または同
    時に、上記分配器(20)の異なる上記出口(96、98、100、102)か
    ら拡散されるように、上記分配器(20)の方向へ指向させることを特徴とする
    請求項3に記載の自動車の車室の送風、暖房、空調装置。
  5. 【請求項5】 上記ブロック(14)は、その穴(90)から空気を導入し、上記ブロックの
    内部における出口が、上記加熱用の熱交換器(92)と上記冷却用の熱交換器(
    94)の少なくとも一方を通じて空気の流束を指向させる主送風装置(72)を
    有することを特徴とする請求項3または4に記載の自動車の車室の送風、暖房、
    空調装置。
  6. 【請求項6】 上記吸気導管(22)と上記空気分配管(24、26、36、38、40、5
    4、56)は、自動車の上記車室(12)の内部の壁に固定されるか、自動車の
    内部のカバー部材(図示しない)、特に床面の敷物(図示しない)及び内部の備
    品部材(図示しない)と一体化されるかの、少なくとも一方であることを特徴と
    する請求項2〜5のいずれか1つに記載の自動車の車室の送風、暖房、空調装置
  7. 【請求項7】 上記吸気導管(22)は、自動車のフロントガラスの下に位置する外気吸入口
    (図示しない)に接続された縦の区間(23)と、内気吸入口を有し、自動車の
    縦の中心軸(A)に近接して縦方向に伸び、上記主送風装置(72)の上記穴(
    90)に接続された水平の区間(25)とを有することを特徴とする請求項6に
    記載の自動車の車室の送風、暖房、空調装置。
  8. 【請求項8】 上記空気分配管(24、26、36、38、40、54、56)は、前席の搭
    乗者の脚の個所における左の空気分配管(24)と右の空気分配管(26)との
    2つの空気分配管を含み、上記2つの空気分配管は、順次、自動車の計器板(図
    示しない)と上記分配器(20)との間を自動車の縦の中心軸(A)に沿ってそ
    れぞれ縦方向に伸びる、左の水平な区間(28)と、右の水平な区間(30)と
    を有し、上記搭乗者の足の右側で、縦方向に下に向いている、前席の上記搭乗者
    の上記脚へ空気を指向させる左の送風口(32)と右の送風口(34)とに接続
    されている、ことを特徴とする請求項6に記載の自動車の車室の送風、暖房、空
    調装置。
  9. 【請求項9】 上記空気分配管(24、26、36、38、40、54、56)は、後席の搭
    乗者の脚の方向へ、自動車の中心軸(A)に沿って向けられた、少なくとも1つ
    の中央の空気分配管(36)を含むことを特徴とする請求項6に記載の自動車の
    車室の送風、暖房、空調装置。
  10. 【請求項10】 上記空気分配管(24、26、36、38、40、54、56)は、左の側方
    及び上方空気分配管(38)と、右の側方及び上方空気分配管(40)とを含み
    、上記左の側方及び上方空気分配管(38)と上記右の側方及び上方空気分配管
    (40)は、順次に、横方向に伸びて互いに対向する2つの水平な部分(42)
    と、自動車の上記車室(12)の側面の支柱(44)に沿って鉛直方向に伸び、
    上記側面の支柱に沿って配置された左右の側方の通風口(48)を有する、2つ
    の縦方向に伸びる部分(46)と、自動車の上枠の側面に沿って縦方向に伸び、
    自動車の上記上枠の上記側面に沿って配置された側方の通風口(52)を有する
    、2つの部分(50)とを有する、ことを特徴とする請求項6に記載の自動車の
    車室の送風、暖房、空調装置。
  11. 【請求項11】 上記空気分配管(24、26、36、38、40、54、56)は、左の水平
    方向空気分配管(54)と、右の水平方向空気分配管(56)との、2つの前方
    への水平方向空気分配管を含み、上記2つの前方への水平方向空気分配管は、上
    記分配器(20)と自動車の計器板(図示しない)との間を自動車の中心軸(A
    )に沿って縦方向に伸び、上記計器板の下の区域において前方空気分配装置(5
    8)に連接される部分(55、57)をそれぞれ有することを特徴とする請求項
    6に記載の自動車の車室の送風、暖房、空調装置。
  12. 【請求項12】 上記前方空気分配装置(58)は、送風、暖房、空調制御手段によって制御さ
    れ、少なくとも1つのフラップ(76、78)を有し、上記フラップ(76、7
    8)は、自動車のフロントガラス(62)に沿って配置された除霜用の通風口(
    86)の方向へ、除霜用の電気の加熱器(84)を介して、空気の流束を指向さ
    せる電動補助送風機(82)が取り付けられた唯一の除霜配管(83)と、左右
    の前席の搭乗者の各側の計器板の中間の高さに位置する2つの通風口(64、6
    6、68、70)にそれぞれ通じている、前席の搭乗者用の左右の独立した2つ
    の横方向送風配管(65、69)との間に空気を配分することを特徴とする請求
    項11に記載の自動車の車室の送風、暖房、空調装置。
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