JPS6136404Y2 - - Google Patents

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JPS6136404Y2
JPS6136404Y2 JP317181U JP317181U JPS6136404Y2 JP S6136404 Y2 JPS6136404 Y2 JP S6136404Y2 JP 317181 U JP317181 U JP 317181U JP 317181 U JP317181 U JP 317181U JP S6136404 Y2 JPS6136404 Y2 JP S6136404Y2
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JP
Japan
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hot air
outlet
air
air outlet
blown
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JP317181U
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JPS57116505U (ja
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Publication of JPS6136404Y2 publication Critical patent/JPS6136404Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバス型車両等の客席暖房のための温風
分配機構に関するものである。
従来、バス型車両の客席暖房のための温風は、
車体に1個又は複数個の吹出口を設け、その吹出
口に設けられたフイン等で吹出方向を制御して必
要な部位へ送風していた。しかし、このような方
式では乗客の身体や車両の構造物が障害となつた
り、途中で上昇する等して温風が遠くまで確実に
届かず、全ての客席を均一に暖房することができ
ないという不具合があつた。
本考案は上記問題点に着目し、客席シートクツ
シヨン下方に温風搬送用の温風誘導棚を設け、必
要な部位に十分な量の温風を送り全客席で均一な
暖房効果が得られるようにしたことを目的とする
ものである。
以下、本考案を実施例に基づき説明する。
第1図、第2図、及び第3図は第1の実施例を
示したものである。温風供給ダクト1は車体2の
外板21と内板22との空間に配設されており、
一端は図示しない熱交換器に連絡され、他端は温
風供給端とされ、内板22に設けられた温風吹出
口3に衝合している。温風誘導棚4はシートクツ
シヨン5の底面から所定の間隔をもつてシートク
ツシヨン5の下方に設けられ、かつ、前記吹出口
3に連係されており、これにより前方吹出口41
及び側方吹出口42が形成される。なお、吹出口
3内には案内板6が設けられている。
このような構成よりなる暖房ダクト装置におい
て、図示しないブロアモータにより熱交換器を介
して送り出された温風は、温風供給ダクト1及び
温風吹出口3を経て温風誘導棚4に吹込まれる。
温風誘導棚4に吹込まれた温風は、矢印Aにて示
すように前方吹出口41及び側方吹出口42から
車室内に吹出されるところとなり、これにより温
風が遠方まで到達し均一な暖房が行なわれること
となる。
次に、第2実施例を第4図により説明する。第
2実施例は第1実施例の温風誘導棚4における前
方吹出口41に関し、その上方を遮蔽し、かつ、
その吹出口を温風誘導棚4の底面まで連続させ
て、前方兼下方吹出口43を形成したものであ
る。
この構成において、温風誘導棚4内に吹込まれ
た温風は、矢印Bにて示すように温風誘導棚4の
前方兼下方吹出口43の上方が遮蔽されているた
め前方への吹出量が減り、側方吹出口42からの
吹出量が増す。また、前方兼下方吹出口43から
吹出す温風の一部は下方へ向かうようになる。
次に、第3実施例を第5図により説明する。第
3実施例は、第2実施例の温風誘導棚4の前方兼
下方吹出口43と同様な吹出口を新たに後方側に
も形成して後方兼下方吹出口44を設けたもので
ある。
この構成において、温風誘導棚4内に吹込まれ
た温風は、矢印Cの如く、前方兼下方吹出口4
3、側方吹出口42及び後方兼下方吹出口44か
ら車室内に吹出されるようになり、当該シートの
前方及び後方シートのシート前方の暖房にも供さ
れることとなる。
次に、第4実施例を第6図により説明する。第
4実施例は、第3実施例の温風誘導棚4の前方兼
下方吹出口43及び後方兼下方吹出口44を幅方
向に2分割して形成し、前方兼下方吹出口43
a,43b、及び後方兼下方吹出口44a,44
bとし、それぞれの吹出口の図面において右側開
口端部に遮蔽板45を立設したものである。
この構成において、温風誘導棚4内に吹込まれ
た温風は、矢印Dの如く、側方吹出口42に向か
つて流れながら、前方兼下方吹出口43a,43
b及び後方兼下方吹出口44a,44bから吹出
すが、遮蔽板45により温風が遮ぎられ、前後へ
の吹出量が第3実施例の場合よりも増加するよう
になる。
次に、第5実施例を第7図により説明する。第
5実施例は、第3実施例の温風誘導棚4の各吹出
口のうち側方吹出口42に関し、その上方を遮蔽
し、かつ、その吹出口を底面まで連続させて側方
吹出口46を形成したものである。
この構成において、温風誘導棚4内に吹込まれ
た温風は、矢印Eの如く、前方兼下方吹出口4
3、側方吹出口46及び後方兼下方吹出口44か
ら各々車室内へ略均一に吹出され暖房に供され
る。
次に、第6実施例を第8図により説明する。第
6実施例は、第5実施例の温風誘導棚4の温風吹
出口3側の開口部に逆流防止板47を温風吹出口
3と対応する部位を除いて遮蔽するように設けた
ものである。
この構成において、温風誘導棚4内に吹込まれ
た温風は、矢印Fの如く、前方兼下方吹出口4
3、側方吹出口46及び後方兼下方吹出口44か
ら車室内へ吹出され暖房に供される。ここで逆流
防止板47により温風吹出口3側から洩れる温風
が止められ、各吹出口43,46,44からの温
風量が増し、温風の指向性が高まるようになる。
本考案は、以上説明したように、温風吹出口に
対応するよう温風誘導棚をシートのシートクツシ
ヨン下方に設け、温風吹出口からの温風を誘導で
きるようにしたので、車室内の構造物や乗客の身
体に関係なく、車室内の均一な暖房を可能とする
と共に、吹出口を乗客の身体に近い位置に設ける
ことが可能となり良好な暖房効果が得られる。ま
た、各々の吹出口の開口面積を変えることにより
吹出量の割合を変化させることができる。なお、
前記温風誘導棚は、暖房不要時には手荷物等の収
納部として利用できる等の効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は第1実施例における車室内の一部切欠き斜視
図、第2図及び第3図はその正面図及び側面図で
ある。第4図乃至第8図は第2実施例乃至第6実
施例を示す温風誘導棚の斜視図である。 1……温風供給ダクト、3……温風吹出口、4
……温風誘導棚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の内外板の空間に温風供給ダクトを配設
    し、該温風供給ダクトの温風供給端を車体内板に
    配設した温風吹出口に衝合させると共に、車室内
    に設置されるシートのシートクツシヨン下部に棚
    板を配設し、該棚板と前記シートクツシヨンの裏
    底面間に郭成される空間に前記温風吹出口を開口
    させてなる車両の客席暖房ダクト装置。
JP317181U 1981-01-13 1981-01-13 Expired JPS6136404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP317181U JPS6136404Y2 (ja) 1981-01-13 1981-01-13

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JP317181U JPS6136404Y2 (ja) 1981-01-13 1981-01-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57116505U JPS57116505U (ja) 1982-07-19
JPS6136404Y2 true JPS6136404Y2 (ja) 1986-10-22

Family

ID=29801604

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JP317181U Expired JPS6136404Y2 (ja) 1981-01-13 1981-01-13

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JPS57116505U (ja) 1982-07-19

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