JPH0753524Y2 - バックル - Google Patents

バックル

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JPH0753524Y2
JPH0753524Y2 JP3543290U JP3543290U JPH0753524Y2 JP H0753524 Y2 JPH0753524 Y2 JP H0753524Y2 JP 3543290 U JP3543290 U JP 3543290U JP 3543290 U JP3543290 U JP 3543290U JP H0753524 Y2 JPH0753524 Y2 JP H0753524Y2
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JP
Japan
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buckle
claw
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plate
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JP3543290U
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JPH03127518U (ja
Inventor
友城 浅野
Original Assignee
スコービル・ジャパン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案はベルト部材を取付けて使用する掛止め式のバッ
クルの構造に関する。
〔従来技術の説明〕
従来、掛止め式のバックルは第4図に示されるように、
ばね部材等で付勢された掛止め具を内蔵する受け部材1
に平鋼等によって形成された差し込み部材3を差し込
み、該差し込み部材3の先端に設けた開口に前記掛止め
具を係合させる形式のもの或は、第5図に示されるよう
に押え板5がばね部材7を介して枢動自在に取付けら
れ、先端部分に引掛け部9が形成された受け側部材11
に、鈎状部分13が形成された差し込み部材15を挿入係合
させるものがある。しかしながら、第4図に示される具
体例はバックルの表側からの衝撃力に弱く、また第5図
の具体例における差し込み部材15の鈎状部分13は、これ
を受け部材から抜いた状態に於て衣服等への引っ掛かり
を生じ易い欠点を有し且つ掛止めを外す際には押え板5
の後端部13を押し下げて差し込み部材を大きく廻動させ
る必要があるためこの時受け部材の後方も矢印b方向に
一緒に廻動し、それがバックルを外しにくくする場合が
ある。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、前述の如き従来からのバックルの欠点
を解消するバックルを提供することにある。即ち、本考
案の目的は、振動衝撃によって容易にはずれることが無
く、ロックを外した場合に他物への引っ掛かりが生じな
いバックルを提供することにある。
〔考案の概要及び作用効果〕
本考案によれば、受け部材及び差し込み部材が夫々バッ
クルの半分体を構成するバックルであって、 前記受け部材が、前記差し込み部材との合着面の各側方
に於て各一本の第1の爪を具備し、中央前方寄りに開口
を有する金属製の第1の板部材及び該第1の板部材を覆
うプラスチック製の第1のカバー部材を有し、 前記差し込み部材が、前記受け部材との合着面の各側方
に於て前記受け部材の第1の爪を挟持するように位置決
めされた各一本の第2の爪及び第3の爪を具備する金属
製の第2の板部材と、該第2の板部材を覆う第2のプラ
スチック製のカバー部材と、該第2のカバー部材及び前
記第2の板部材間に揺動自在に保持され且つその前方部
分が前記受け部材との合着面から突出され、その後方部
分がばね手段によってバックルの表側へと付勢された差
し込み具とを含み、該差し込み具は前記受け部材及び差
し込み部材の合着状態に於てはその後端部分だけが前記
第2のカバー部材から突出するようにしたことを特徴と
する前記バックルが提供される。第1の爪及び第2の爪
は、一般に垂直とされ、第3の爪は一般に水平とされ
る。
本考案のバックルは上記構成により、特に第1の爪が第
2の爪及び第3の爪間で挟持される構成によってバック
ルの表側からの衝撃力に対する抵抗力が向上し、そして
差し込み具の後端部分だけが前記第2のカバー部材から
バックルの表側へと突出されることから該差し込み具に
対する手の接触面積が減少し、バックルが不用意に外れ
る恐れを減少し、それによって前述の如き従来構成のバ
ックルの欠点を解消する他、第1及び第2のカバー部材
を設けたことによって、従来製品によっては得られなか
った外観上の向上をもたらす作用効果をも奏する。
〔実施例の説明〕
以下に、第1図から第3図を参照して本考案を詳しく説
明する。第1図には本考案に従うバックルの受け部材2
が示される。該受け部材2は実質的に本考案のバックル
の半分体を構成し、その後方部分にはベルト部材(第3
図参照)を装着するための従来通りの開口4が長手方向
に形成されている。受け部材2は、図示の如く1個以上
の補強用リブ6を形成した金属製の第1の板部材8と、
該第1の板部材8を覆って配設され、後述される差し込
み部材との合着面に於て開放されたプラスチック製の第
1のカバー部材10とから構成される。前記第1の板部材
8の、前記差し込み部材との合着面の各側には各一本の
第1の爪12が図示の如く折り曲げ加工される。また、前
記第1の板部材8の前記合着面寄りには、同様に後述さ
れる差し込み具の係合突起を受容し係止するための開口
14が形成される。前記第1の板部材8の、該開口14の長
手方向に隣合う縁部には、図示される如く前記差し込み
具の先端部分を開口14へと案内するための傾斜面16を形
成し得る。前記第1のカバー部材10は、第1の板部材8
の第1の爪12の各々の外側を覆う側面18と、バックルの
表側に相当する部分を覆って伸延する表側部分20とを有
する。該表側部分20の裏側には、該第1のカバー部材10
を第1の板部材に固定するための支柱部分22(第3図参
照)が一体成形され、その一部が第1の板部材8に貫通
しその先端を第1の板部材8に対してかしめることによ
って該第1の板部材8に止着される。
第2図には本考案の差し込み部材24が示される。該差し
込み部材24は、一般に前記第1の板部材8と同様に金属
製である第2の板部材26と、受け部材2における第1の
カバー部材20と同様に該第2の板部材26を覆って配設さ
れるプラスチック製の第2のカバー部材28とを含む。前
記第2の板部材26と第2のカバー部材28との間部分に
は、その長手方向の各側の一部分が第3図に示される如
く第2の板部材26の垂直折り曲げ部分30に形成した対向
する一対の孔32に遊嵌させることによって、前後方向、
即ち第2図で左右方向に揺動自在に保持された差し込み
具34が配設される。該差し込み具34は一般に第1及び第
2の板部材よりも肉厚に作成されており、その先端に
は、本考案の受け部材2及び差し込み部材24の合着に際
し前記第1の板部材8の開口14に係入する係合突起36が
形成される。また該差し込み具34の後端には、一般には
プラスチックから形成される指掛け38が接着或は嵌込み
等によって一体的に付設される。該指掛け38は図面では
半円形状にて例示されたが、他の形状のものを好都合に
使用し得ることは勿論である。
前記第2の板部材26の指掛け38の下方位置には、差し込
み具34の前記孔32から前の部分を第2の板部材に向けて
付勢するための付勢手段40が設けられる。該付勢手段40
は一般には前記第2の板部材一部分を切り起こした突起
42及び該突起42に嵌装した螺旋ばね部材44とによって構
成されるが、他の構成も同様に使用し得る。前記第2の
板部材には更に、その各垂直部分30の、前記受け部材2
との合着面の各端部に於て、バックルの表側に接近して
第2の爪46が、そして該第2の板部材の平坦部分を延長
して第3の爪48が水平方向に夫々突設される。これらの
爪46、48は、受け部材2と差し込み部材が結合された時
に、爪12をそれらの間に挟持する様に構成する。
上記構成の前記受け部材2及び差し込み部材24との合着
に際しては、受け部材2の第1の板部材10に形成された
前記傾斜面16並びに該第1の板部材と第1のカバー部材
20との細長の空間部分が、共に差し込み部材24の差し込
み具34の案内部分として作用し、そして前記差し込み具
34の前記差し込み部材24の合着面からの突出長さが比較
的短いことにより、差し込み具34の先端の前記係合突起
36は僅かな差し込みによって極めて迅速且つ確実に行な
われ得る。一旦、受け部材2及び差し込み部材24が合着
されると、差し込み部材側の第2の爪46及び第3の爪48
は、受け部材2の第1の爪12を上下方向から挟持しこれ
がバックル表側からの衝撃に対し、バックルが外れない
ようにするための強い抵抗力を提供する。次いで指掛け
38を下方に押し下げることによってバックルを外し得
る。
以上本考案を具体例を参照して説明したが、本考案の内
で多くの変更を成し得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバックルの受け部材の斜視図である。 第2図は本考案のバックルの差し込み部材の斜視図であ
る。 第3図は、第1図の受け部材及び第2図に示される差し
込み部材を合着した状態を、夫々線A−A及び線B−B
で切断した位置で示す断面図である。 第4図は従来のバックルの斜視図である。 第5図は従来の別の態様のバックルの断面図である。 尚、図中主な部分の各称は以下の通りである。 2:受け部材 4:開口 6:補強用リブ 8:第1の板部材 10:第1のカバー部材 12:第1の爪 16:傾斜面 18:側面 20:表側部分 22:支柱部分 24:差し込み部材 26:第2の板部材 28:第2のカバー部材 30:垂直折り曲げ部分 32:孔 34:差し込み具 36:係合突起 38:指掛け 40:付勢手段 42:突起 44:螺旋ばね部材 46:第2の爪 48:第3の爪

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受け部材及び差し込み部材が夫々バックル
    の半分体を構成するバックルであって、 前記受け部材が、前記差し込み部材との合着面の各側方
    に於て各一本の第1の爪を具備し、中央前方寄りに開口
    を有する金属製の第1の板部材及び該第1の板部材を覆
    うプラスチック製の第1のカバー部材を有し、 前記差し込み部材が、前記受け部材との合着面の各側方
    に於て前記受け部材の第1の爪を挟持するように位置決
    めされた各一本の第2の爪及び第3の爪を具備する金属
    製の第2の板部材と、該第2の板部材を覆う第2のプラ
    スチック製のカバー部材と、該第2のカバー部材及び前
    記第2の板部材間に揺動自在に保持され且つその前方部
    分が前記受け部材との合着面から突出され、その後方部
    分がばね手段によってバックルの表側へと付勢された差
    し込み具とを含み、該差し込み具は前記受け部材及び差
    し込み部材の合着状態に於てはその後端部分だけが前記
    第2のカバー部材から突出するようにしたことを特徴と
    する前記バックル。
  2. 【請求項2】第1の爪及び第2の爪は垂直とされ、第3
    の爪は水平とされる実用新案請求の範囲第1項に記載の
    バックル。
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JPH03127518U JPH03127518U (ja) 1991-12-24
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