JPS6318329Y2 - - Google Patents

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JPS6318329Y2
JPS6318329Y2 JP5036081U JP5036081U JPS6318329Y2 JP S6318329 Y2 JPS6318329 Y2 JP S6318329Y2 JP 5036081 U JP5036081 U JP 5036081U JP 5036081 U JP5036081 U JP 5036081U JP S6318329 Y2 JPS6318329 Y2 JP S6318329Y2
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JP
Japan
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tool
locking
piece
tip
buckle
Prior art date
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JP5036081U
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JPS57162707U (ja
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  • Buckles (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多目的工具等を取付け得るようにした
ベルト用のバツクルに係り、その目的はベルトを
身に付けたままで多目的工具等をバツクルに対し
て簡単に着脱することができるとともに、多目的
工具等をバツクル内でがたつかないよう安定して
保持することができ、しかもこの工具等をバツク
ルから抜出すときには、多目的工具をバツクル内
に係止保持するロツク部材の先端が折れ曲がるこ
とがないようにしたベルト用バツクルを提供する
ことにある。
以下、本考案を具体化した一実施例を図面につ
いて説明すると、1はバツクルの正面ほぼ長四角
形状をなす裏板であつて、その左端部を後方へ緩
やかに若干湾曲させるとともに、左端縁を第2図
に示すように前側へ折曲げて折曲げ部2を形成し
ている。3は第2,3図に示すように裏板1の右
側縁を前方へ直角に折曲げてその上端部に形成し
たストツパ、4は同ストツパ3の下方に形成した
逃げである。5は裏板1の左端部後面に突設した
掛止めピンであつて、その基端を裏板1にかしめ
着している。この掛止めピン5はベルト51を身
に付けるときその先端のベルト穴52に係入され
る。
6は裏板1の前面に取付けた収納ケースであつ
て、その上下一対の側板6aを裏板1に溶接して
いる。なお、同収納ケース6の左側は工具31の
挿入口として開放されている。7は収納ケース6
の前面を前方へ若干突出させて形成した前板部で
あつて、その右端やや上部寄り位置には四角形状
の窓孔9を透設している。
10は特に第2図に示すように裏板1の前側に
取付けた上下幅の広い板状のロツク部材であつ
て、その基端を裏板1の左端部に対し前記掛止ピ
ン5とともにかしめ着している。そして、このロ
ツク部材10にはバネ作用を持たせ、その右部を
上中下三片に分割して、中間片をロツク片10a
とするとともに、上下両片をそれぞれ押圧片10
bとしている。ロツク片10aの先端は前記収納
ケース6の窓孔9と対応する位置まで長く延びて
おり、両押圧片10bはそれより短くなつてい
る。各押圧片10bの先端は後方へ湾曲されてい
る。
又、ロツク片10の先端部は第2図に示すよう
に裏板1から前方へ離間して収納ケース6の前板
部7内側に圧接されている。11はロツク片10
の先端に形成した係止部であつて、ロツク板先端
を後方へ直角状に折曲することによつて段差状に
形成されている。12は同係止部11の先端をさ
らに右方へ直角状に折曲げて形成した押圧部であ
る。
なお、前記ロツク部材10のかしめ部は前記裏
板1左端の折曲げ部2によつて覆われている。
13は収納ケース6の左端縁に形成した切欠
き、14は収納ケース6の右側部を右方へ突設さ
せて形成した取付部であつて、その先端部上下両
側には後方へ突出する一対の軸支片15を形成し
ている。16は両軸支片15間に回動可能に取付
けたベルト止めであつて、その複数個の突起17
と前記取付部14後面との間でベルト51の一端
を挾着して取付け得るようになつている。18は
ベルト止め16の後面に溶接固定したベルト通し
である。
31はバツクル内に収容し得るように全体とし
てほぼ長四角板状に形成した多目的工具であつ
て、右側には係合孔32と係止舌片33とからな
る栓抜き部34が設けられ、下側右隅部には刃部
35と係止突起36とからなる罐切部37が形成
されている。又、前記栓抜き部34の左方には六
角穴状をなすスパナ部38が設けられ、その下方
には左右方向に延びる長穴39が設けられてい
る。そして、この長穴39の右半部は前記スパナ
部38より小さい3個のスパナ部40となつてお
り、長穴39の左半部は幅狭の蝶ネジ回し部41
となつている。さらに、前記多目的工具31の上
縁には鋸歯42が形成され、右側縁にはその上端
を除く部分にカツター43が形成され、上側右隅
部にはマイナスネジ用のネジ回し部44が形成さ
れている。同ネジ回し部44と前記カツター43
上端との間は当接部45となつている。
さて、第1図はバツクルから多目的工具31を
取出した状態を示すものである。この状態から多
目的工具31をバツクルに収納するにはこの工具
31をカツター43側から挿入していく。
すると、同工具31の先端部は両押圧片10b
及びロツク片10aの先端部によつて前板部7側
へ押圧されながら挿入されていく。そして、多目
的工具31先端の当接部45が裏板1右端のスト
ツパ3に当接して停止されると、ロツク片10a
の先端部がこれと対応する位置に移動された工具
31の係合孔32内に進入する。このとき同係合
孔32の右端縁32aに対し工具31の板厚方向
全体にわたつてロツク片10aの係止部11が当
接するので、多目的工具31は外部への引出し不
能にロツクされる。
この状態では、ロツク片10aの押圧部12が
工具31の右端部裏面を前板部7側へ押圧すると
ともに、それより左方において工具31の上下両
端部を一対の押圧片10bが同じく前板部7側へ
押圧するので、同工具31は収納ケース6の裏面
にがたつかないように安定して圧接保持される。
反対に、多目的工具31をバツクル内から取出
す場合には、収納ケース6の窓孔9及び工具31
の係合孔32を通して指を挿入しロツク片10a
を内方へ押す。そして、同ロツク片10aの係止
部11を係合孔32から後方へ押出した状態で、
工具31を外方へ引張り出す。このとき、一対の
押圧片10bはその先端が後方へ湾曲されている
ので工具31の裏面に引掛かることはない。又、
このような工具31の抜出し時、同工具31はロ
ツク片10a及び押圧片10bの圧接摩擦抵抗に
抗して外部へ取出される。
さて、このようにして工具31をバツクルに着
脱するとき、第4図に示すようにロツク片10a
の先端部に工具31の結合孔32内側に係合する
ようにロツク片10aの板厚より幅広く形成した
係止部11が設けられていないと、このロツク片
10aの板厚を薄くした場合にはその先端が収納
ケース6と工具31との間へ入り込んでしまうこ
とがあるのである。このように入り込むと工具3
1をバツクルから取出すためにロツク片10aを
外方から押してもその先端が工具31の係合孔3
2から後方へ外れず、工具31を無理に引出そう
とすればロツク片10aの先端が曲がつてしまう
ことになる。
ところが、本考案の実施例のバツクルではロツ
ク片10aの先端に、工具31の係合孔32内側
に対しその板厚方向全体にわたつて係合する係止
部11を形成したので、このロツク片10aの板
厚を薄くした場合でも、ロツク片10aの先端が
多目的工具31の前面に入り込むことはない。
又、バツクルに対する工具31の着脱操作はベ
ルト51を身に付けたままで行うことができるの
はもちろんである。
前記実施例ではロツク片10aの係止部11を
多目的工具31の係合孔32に対しその板厚方向
全体にわたつて当接させるようにし、しかも係止
部11の先端には押圧部12を形成したが、この
押圧部12は必ずしも設ける必要はなく、又係止
部11は若干幅狭に形成して工具31の係合孔3
2の一部にのみ接するようにしてもよい。
なお、前記実施例中の多目的工具31は、その
カツター43側をN極に磁化しその反対側をS極
に磁化して全体を方角を示すための磁石として使
用できるようにしてもよい。
又、前記実施例のバツクルの収納ケース6に
は、その左端部内側に工具31吸着用のゴム磁石
を取付けてもよく、このようにすれば工具31を
収納ケース6内に収納したとき、この工具31を
より確実に保持できるものとなる。又、このよう
にゴム磁石にすれば工具31をバツクルに着脱す
るとき、工具31がこの磁石に接触しても工具3
1には傷が付くことがない。
一対の押圧片10bのうちいずれか一方は省略
してもよい。
以上詳述したように本考案は、工具31を収納
し得るように側板6aと前板部7とを有する収納
ケース6と裏板1とを組付けるとともに、収納ケ
ース6の一方を工具31の挿入口とし、裏板1の
前面において前記挿入口側には工具31固定用の
板バネ状のロツク部材10の基端を取付け、バネ
作用を有するロツク部材10の先端側を収納ケー
ス6の前板部7側へ延出し、同ロツク部材10の
先端部には、収納ケース6内の収納位置にある工
具31の係合孔32に係合するロツク片10aを
設けるとともに、同ロツク片10aの上方及び/
又は下方には工具31をその後方から収納ケース
6の前板部7側へ押圧支持する押圧片10bを設
け、さらに前記ロツク片10aの先端部には、工
具31の結合孔32内側に係合するようにロツク
片10aの板厚より幅広く形成した係止部11を
設け、前記ロツク片10aと対応する前板部7の
前面には、同ロツク片10aを後方へ押して工具
31のロツクを解除し得るようにした窓孔9を透
設したことにより、ベルトを身に付けたままで多
目的工具等をバツクルに対して簡単に着脱するこ
とができるとともに、多目的工具等をバツクル内
でがたつかないように安定して保持することがで
き、しかもこの工具等をバツクルから抜出すとき
には、工具をバツクル内に係止保持するロツク部
材の先端が折れ曲がることがないようにできる効
果を奏するので、ベルト用バツクルとして実用上
好ましい考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化したバツクルをベルト
とともに示す斜視図、第2図は多目的工具をバツ
クル内に収めた状態で示す断面図、第3図はバツ
クルのストツパと多目的工具の当接部との係合状
態を示す正面図、第4図はロツク板の先端が多目
的工具の前側へ入り込んだ状態を示す一部断面図
である。 1……裏板、6……収納ケース、9……窓孔、
10……ロツク部材、10a……ロツク片、10
b……押圧片、11……係止部、31……多目的
工具、32……係合孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 工具31を収納し得るように側板6aと前板
    部7とを有する収納ケース6と裏板1とを組付
    けるとともに、収納ケース6の一方を工具31
    の挿入口とし、裏板1の前面において前記挿入
    口側には工具31固定用の板バネ状のロツク部
    材10の基端を取付け、バネ作用を有するロツ
    ク部材10の先端側を収納ケース6の前板部7
    側へ延出し、同ロツク部材10の先端部には、
    収納ケース6内の収納位置にある工具31の係
    合孔32に係合するロツク片10aを設けると
    ともに、同ロツク片10aの上方及び/又は下
    方には工具31をその後方から収納ケース6の
    前板部7側へ押圧支持する押圧片10bを設
    け、さらに前記ロツク片10aの先端部には、
    工具31の結合孔32内側に係合するようにロ
    ツク片10aの板厚より幅広く形成した係止部
    11を設け、前記ロツク片10aと対応する前
    板部7の前面には、同ロツク片10aを後方へ
    押して工具31のロツクを解除し得るようにし
    た窓孔9を透設したことを特徴とするベルト用
    バツクル。 2 押圧片10bはロツク片10aの上下両側方
    に位置するよう同ロツク片10aと一体形成さ
    れており、それぞれの先端が後方へ湾曲されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のベルト用バツクル。 3 ロツク片10aの係止部11はその先端を後
    方へ直角状に折曲げて形成されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記載の
    ベルト用バツクル。 4 ロツク片10aの係止部11はさらにその先
    端に、収納状態にある工具31の裏面を前板部
    7側へ押圧する押圧部12を有していることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第3項記載
    のベルト用バツクル。
JP5036081U 1981-04-08 1981-04-08 Expired JPS6318329Y2 (ja)

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JP5036081U JPS6318329Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08

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JP5036081U JPS6318329Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08

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JPS57162707U JPS57162707U (ja) 1982-10-13
JPS6318329Y2 true JPS6318329Y2 (ja) 1988-05-24

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JPS57162707U (ja) 1982-10-13

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