JP2521827Y2 - 刃の交換が可能なナイフ - Google Patents
刃の交換が可能なナイフInfo
- Publication number
- JP2521827Y2 JP2521827Y2 JP1991045821U JP4582191U JP2521827Y2 JP 2521827 Y2 JP2521827 Y2 JP 2521827Y2 JP 1991045821 U JP1991045821 U JP 1991045821U JP 4582191 U JP4582191 U JP 4582191U JP 2521827 Y2 JP2521827 Y2 JP 2521827Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- blade
- knife
- covers
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B5/00—Hand knives with one or more detachable blades
- B26B5/001—Hand knives with one or more detachable blades with blades being slid out of handle immediately prior to use
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は刃の交換が可能なナイフ
に関する。詳しくは、2つの長いハンドルカバーよりな
るハンドルと、該ハンドルと組み合わされる刃の搬送部
とを備えており、該ハンドルの前端部における2つのハ
ンドルカバーのそれぞれの前端部の間から突出するもし
くは突出するようにされた、交換可能な刃を有するナイ
フに関する。
に関する。詳しくは、2つの長いハンドルカバーよりな
るハンドルと、該ハンドルと組み合わされる刃の搬送部
とを備えており、該ハンドルの前端部における2つのハ
ンドルカバーのそれぞれの前端部の間から突出するもし
くは突出するようにされた、交換可能な刃を有するナイ
フに関する。
【0002】刃は引出しおよび引き戻しが可能なもの、
もしくは使用部分を適宜切り取って廃棄する切取り式の
ものである。
もしくは使用部分を適宜切り取って廃棄する切取り式の
ものである。
【0003】
【従来の技術】刃の交換可能なナイフは、通常、刃と、
ハンドルと、刃を該ハンドルに対してスライドさせる刃
搬送部とが、組み合わされた状態になっている。
ハンドルと、刃を該ハンドルに対してスライドさせる刃
搬送部とが、組み合わされた状態になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このようなナイフで
は、刃を交換する際に、刃をハンドルから分離させる必
要がある。しかし、ハンドル内の刃搬送部に取り付けら
れた刃を、ハンドルから分離させることは容易ではな
い。
は、刃を交換する際に、刃をハンドルから分離させる必
要がある。しかし、ハンドル内の刃搬送部に取り付けら
れた刃を、ハンドルから分離させることは容易ではな
い。
【0005】本考案は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、ハンドルに対して刃を容易に取り
外すことができ、刃の交換がきわめて容易に行えるナイ
フを提供することにある。
であり、その目的は、ハンドルに対して刃を容易に取り
外すことができ、刃の交換がきわめて容易に行えるナイ
フを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、2つの長いハ
ンドルカバーよりなるハンドルと、該ハンドルと組み合
わされる刃の搬送部とを有する刃の交換が可能なナイフ
であり、刃が該ハンドルの前端部の、2つのハンドルカ
バーのそれぞれの前端部の間から突出しているか、もし
くは突出するようにされており、前記2つのハンドルカ
バーは、刃を側面で装填する場合でも外方へ広がって分
離することを防止するために、ハンドルの前端部または
前端部近傍で互いに連結しており、2つのハンドルカバ
ーの第1のハンドルカバーは後端部に貫通穴部を有し、
また第2のハンドルカバーには、2つのハンドルカバー
を組み立てると該穴部内に位置される弾性変形可能なラ
ッチ部が一体形成されており、該ラッチ部は片持ち状態
になっていて、通常は刃面に対して一定の角度で前方に
延びて、その固定点から該第2ハンドルカバーの本体部
まで該穴部内に突出しており、該ラッチ部の前端部は、
一方のハンドルカバーの弾力部と他方のハンドルカバー
とが長手方向に係合されるように、ハンドルの長手方向
に付勢されて、該穴部の前縁部と掛け金式に係合してお
り、2つのハンドルカバーは、また、ハンドルの後端部
で分離しないように、ハンドルの後端部または後端部の
近くで互いに連結しており、前記ラッチ部は、前記穴部
を通して手で押圧することにより、弾性変形されて掛け
金式係合を解放するものであり、2つのハンドルカバー
は、長手方向に互いに反対方向に移動させて連結を解除
することにより分離されることを特徴としてなり、その
ことにより上記目的が達成される。
ンドルカバーよりなるハンドルと、該ハンドルと組み合
わされる刃の搬送部とを有する刃の交換が可能なナイフ
であり、刃が該ハンドルの前端部の、2つのハンドルカ
バーのそれぞれの前端部の間から突出しているか、もし
くは突出するようにされており、前記2つのハンドルカ
バーは、刃を側面で装填する場合でも外方へ広がって分
離することを防止するために、ハンドルの前端部または
前端部近傍で互いに連結しており、2つのハンドルカバ
ーの第1のハンドルカバーは後端部に貫通穴部を有し、
また第2のハンドルカバーには、2つのハンドルカバー
を組み立てると該穴部内に位置される弾性変形可能なラ
ッチ部が一体形成されており、該ラッチ部は片持ち状態
になっていて、通常は刃面に対して一定の角度で前方に
延びて、その固定点から該第2ハンドルカバーの本体部
まで該穴部内に突出しており、該ラッチ部の前端部は、
一方のハンドルカバーの弾力部と他方のハンドルカバー
とが長手方向に係合されるように、ハンドルの長手方向
に付勢されて、該穴部の前縁部と掛け金式に係合してお
り、2つのハンドルカバーは、また、ハンドルの後端部
で分離しないように、ハンドルの後端部または後端部の
近くで互いに連結しており、前記ラッチ部は、前記穴部
を通して手で押圧することにより、弾性変形されて掛け
金式係合を解放するものであり、2つのハンドルカバー
は、長手方向に互いに反対方向に移動させて連結を解除
することにより分離されることを特徴としてなり、その
ことにより上記目的が達成される。
【0007】
【作用】本考案のナイフは、一方のハンドルカバーに設
けられたラッチ部を押圧することにより、両ハンドルカ
バーの掛け金式の係合が解除されて、各ハンドルカバー
は長手方向の反対方向へとそれぞれ移動させることによ
り、各ハンドルカバー同士が分離される。これにより、
内部に設けられた刃が容易に交換される。
けられたラッチ部を押圧することにより、両ハンドルカ
バーの掛け金式の係合が解除されて、各ハンドルカバー
は長手方向の反対方向へとそれぞれ移動させることによ
り、各ハンドルカバー同士が分離される。これにより、
内部に設けられた刃が容易に交換される。
【0008】
【実施例】以下に、本考案を、添付図面を参照して実施
例について説明する。
例について説明する。
【0009】図1〜図6に示すように、刃の交換が可能
なナイフ1は、プラスチック製の2つの長いハンドルカ
バー3および4、すなわち上側ハンドルカバー3および
下側ハンドルカバー4により構成されるハンドル2と、
刃搬送部5(図5および図6参照)とを備えており、こ
れらが組み合わされている。刃6が刃搬送部5に載置さ
れる。刃搬送部5は、ハンドル2の内部に収納されて、
ハンドル2内のガイド7に沿ってハンドル2の前端部8
へ向かう方向および前端部から離れる方向へと移動する
ように配置されており、これにより刃6のハンドル2に
対する引き出しおよび引き戻しが行われる。刃6を引き
出すときは、刃6はハンドル2の前端部8である、2つ
のハンドルカバー3および4の各前端部9および10の
間から突出する。刃搬送部5は、図5に示すように、弾
性バイアスボタン11を備えており、該ボタン11は上
側ハンドルカバー3の長形スロット12から突出して、
刃6の引出しおよび引き戻しに使用される。ボタン11
は上側ハンドルカバー3側に付勢されており、スロット
12の両側部において上側ハンドルカバー3の内側に設
けられた止め部13と着脱可能に係合する。
なナイフ1は、プラスチック製の2つの長いハンドルカ
バー3および4、すなわち上側ハンドルカバー3および
下側ハンドルカバー4により構成されるハンドル2と、
刃搬送部5(図5および図6参照)とを備えており、こ
れらが組み合わされている。刃6が刃搬送部5に載置さ
れる。刃搬送部5は、ハンドル2の内部に収納されて、
ハンドル2内のガイド7に沿ってハンドル2の前端部8
へ向かう方向および前端部から離れる方向へと移動する
ように配置されており、これにより刃6のハンドル2に
対する引き出しおよび引き戻しが行われる。刃6を引き
出すときは、刃6はハンドル2の前端部8である、2つ
のハンドルカバー3および4の各前端部9および10の
間から突出する。刃搬送部5は、図5に示すように、弾
性バイアスボタン11を備えており、該ボタン11は上
側ハンドルカバー3の長形スロット12から突出して、
刃6の引出しおよび引き戻しに使用される。ボタン11
は上側ハンドルカバー3側に付勢されており、スロット
12の両側部において上側ハンドルカバー3の内側に設
けられた止め部13と着脱可能に係合する。
【0010】図6(b)に示すように、上側ハンドルカ
バー3には、その最前端部9から少し後ろの位置の上面
および底面に、各下向きに突出したフランク部14およ
び15が形成されている。これらフランク部14および
15の底部には、前方突出部16および17が一体形成
されており、これにより後述の方法により下側ハンドル
カバー4と連結される。図6(b)に示すように、上側
ハンドルカバー3は、後述の方法により、下側ハンドル
カバー4に上方に突出するように設けられたフランク部
20および21を受容するように、切削部18および1
9が設けられている。
バー3には、その最前端部9から少し後ろの位置の上面
および底面に、各下向きに突出したフランク部14およ
び15が形成されている。これらフランク部14および
15の底部には、前方突出部16および17が一体形成
されており、これにより後述の方法により下側ハンドル
カバー4と連結される。図6(b)に示すように、上側
ハンドルカバー3は、後述の方法により、下側ハンドル
カバー4に上方に突出するように設けられたフランク部
20および21を受容するように、切削部18および1
9が設けられている。
【0011】図6(a)に示すように、下側ハンドルカ
バー4には、その最先端部に、上述の上方に突出したフ
ランク部20および21が形成されている。これらフラ
ンク部20および21の上部には、図5に示すように、
後方突出部22および23が一体形成されており、上側
ハンドルカバー3の対応するフランク部14および15
の底部の前方突出部16および17と重なることにより
連結される。図6に示すように、下側ハンドルカバー4
には2つのフランク部20および21の後ろ側に凹部2
4および25がそれぞれ形成されており、上側ハンドル
カバー3の2つのフランク部14および15を受容す
る。これにより2つのハンドルカバー3および4は、ハ
ンドル2の前端部8において連結される。
バー4には、その最先端部に、上述の上方に突出したフ
ランク部20および21が形成されている。これらフラ
ンク部20および21の上部には、図5に示すように、
後方突出部22および23が一体形成されており、上側
ハンドルカバー3の対応するフランク部14および15
の底部の前方突出部16および17と重なることにより
連結される。図6に示すように、下側ハンドルカバー4
には2つのフランク部20および21の後ろ側に凹部2
4および25がそれぞれ形成されており、上側ハンドル
カバー3の2つのフランク部14および15を受容す
る。これにより2つのハンドルカバー3および4は、ハ
ンドル2の前端部8において連結される。
【0012】図6(b)に示すように、上側ハンドルカ
バー3の後端部は、親指の爪大の穴部26を有する。こ
の穴部26の後縁部には、図3に示すように、前方へ突
出する突出部27が形成されており、この突出部27が
下側ハンドルカバー4における後壁29の凹部28内に
係合することにより、2つのハンドルカバー3および4
がハンドル2の後端部で連結される。これにより、2つ
のハンドルカバー3および4がハンドル2の後端部で分
離することが防止される。
バー3の後端部は、親指の爪大の穴部26を有する。こ
の穴部26の後縁部には、図3に示すように、前方へ突
出する突出部27が形成されており、この突出部27が
下側ハンドルカバー4における後壁29の凹部28内に
係合することにより、2つのハンドルカバー3および4
がハンドル2の後端部で連結される。これにより、2つ
のハンドルカバー3および4がハンドル2の後端部で分
離することが防止される。
【0013】下側ハンドルカバー4には、2つのハンド
ルカバー3および4が組み合わされるとき穴部26内に
位置される、弾性変形可能なラッチ部31が一体形成さ
れている。このラッチ部31は片持ち状態になってお
り、刃6の面に対して一定の角度で通常は前方に延びて
おり、固定点32から下側ハンドルカバー4の本体部3
3の後端部まで穴部26内に突出している。ラッチ部3
1の前端部34は段差形状になっており、前方に突出し
た狭い棚部35を形成する。ラッチ部31のこの前端部
34は、2つのハンドルカバー3および4が組み合わさ
れると、穴部26の前縁部36と掛け金式に係合する。
前縁部36はラッチ部31の棚部35を押圧し、これに
よりラッチ部31が僅かに弾性変形することで掛け金式
の係合が維持される。
ルカバー3および4が組み合わされるとき穴部26内に
位置される、弾性変形可能なラッチ部31が一体形成さ
れている。このラッチ部31は片持ち状態になってお
り、刃6の面に対して一定の角度で通常は前方に延びて
おり、固定点32から下側ハンドルカバー4の本体部3
3の後端部まで穴部26内に突出している。ラッチ部3
1の前端部34は段差形状になっており、前方に突出し
た狭い棚部35を形成する。ラッチ部31のこの前端部
34は、2つのハンドルカバー3および4が組み合わさ
れると、穴部26の前縁部36と掛け金式に係合する。
前縁部36はラッチ部31の棚部35を押圧し、これに
よりラッチ部31が僅かに弾性変形することで掛け金式
の係合が維持される。
【0014】図2に示すように、上側ハンドルカバー3
の内部に一体形成された弾性的に変形可能な板バネ37
が、上側ハンドルカバーの上壁面38(図5(b)参
照)から下方に延びており、下側ハンドルカバー4の内
部リブ39(図6(a)参照)の後部と長手方向に係合
して、下側ハンドルカバー4を上側ハンドルカバー3よ
り前方に押すようにしている。これにより、ラッチ部3
1の前端部34はハンドル2の長手方向に付勢され、穴
部26の前縁部36と掛け金式に係合する。
の内部に一体形成された弾性的に変形可能な板バネ37
が、上側ハンドルカバーの上壁面38(図5(b)参
照)から下方に延びており、下側ハンドルカバー4の内
部リブ39(図6(a)参照)の後部と長手方向に係合
して、下側ハンドルカバー4を上側ハンドルカバー3よ
り前方に押すようにしている。これにより、ラッチ部3
1の前端部34はハンドル2の長手方向に付勢され、穴
部26の前縁部36と掛け金式に係合する。
【0015】2つのハンドルカバー3および4を組み合
わせると、上側ハンドルカバー3の前端部のフランク部
14および15は、通常は、下側ハンドルカバー4の前
端部のフランク部20および21の後ろ側に納まり、上
述のように上側ハンドルカバーのフランク部材16およ
び17が下側ハンドルカバー4のフランク部材22およ
び23に重なることにより連結される。ラッチ部31の
外面すなわち上面40は、上側ハンドルカバー3の外面
すなわち上面の、穴部26の周縁と同様の輪郭になって
おり、刃6の平面に対して傾斜をなしている。穴部26
内にあるラッチ部31の上面40を手で押圧することに
より、このラッチ部31は弾性変形して、穴部26の前
縁部36との掛け金式係合を解除する。ラッチ部31が
刃6の平面に対して傾斜しているため、ラッチ部31の
係合の解除は、上側ハンドルカバー3の板バネ32の弾
性付勢に対して下側ハンドルカバー4を僅かに後方に移
動させるだけでよい。2つのハンドルカバー3および4
は、長手方向に互いに反対方向に分離し得る。上側ハン
ドルカバー3を下側ハンドルカバー4より後方に移動さ
せ、ハンドル2の前端部および後端部両方の連結を解除
する。これにより、2つのハンドルカバー3および4を
分離して刃6を交換し得る。
わせると、上側ハンドルカバー3の前端部のフランク部
14および15は、通常は、下側ハンドルカバー4の前
端部のフランク部20および21の後ろ側に納まり、上
述のように上側ハンドルカバーのフランク部材16およ
び17が下側ハンドルカバー4のフランク部材22およ
び23に重なることにより連結される。ラッチ部31の
外面すなわち上面40は、上側ハンドルカバー3の外面
すなわち上面の、穴部26の周縁と同様の輪郭になって
おり、刃6の平面に対して傾斜をなしている。穴部26
内にあるラッチ部31の上面40を手で押圧することに
より、このラッチ部31は弾性変形して、穴部26の前
縁部36との掛け金式係合を解除する。ラッチ部31が
刃6の平面に対して傾斜しているため、ラッチ部31の
係合の解除は、上側ハンドルカバー3の板バネ32の弾
性付勢に対して下側ハンドルカバー4を僅かに後方に移
動させるだけでよい。2つのハンドルカバー3および4
は、長手方向に互いに反対方向に分離し得る。上側ハン
ドルカバー3を下側ハンドルカバー4より後方に移動さ
せ、ハンドル2の前端部および後端部両方の連結を解除
する。これにより、2つのハンドルカバー3および4を
分離して刃6を交換し得る。
【0016】ナイフ1を再度組み合わせるには、2つの
ハンドルカバー3および4を長手方向に互いに相対的に
滑らせて、上側ハンドルカバー3を下側ハンドルカバー
4より前方に、ラッチ部31が上側ハンドルカバー3の
穴部26の前縁部36と掛け金式にカチリと係合するま
で移動させる。
ハンドルカバー3および4を長手方向に互いに相対的に
滑らせて、上側ハンドルカバー3を下側ハンドルカバー
4より前方に、ラッチ部31が上側ハンドルカバー3の
穴部26の前縁部36と掛け金式にカチリと係合するま
で移動させる。
【0017】図7〜9に示すように、刃搬送部5は従来
の構成のもので、加圧金属片42と上述のボタン11と
を備えている。ボタン11はプラスチック製で、金属片
42の上方に曲がった片持ち式のバネ部43の上に配置
される。このプラスチックボタン11は側面突出部44
を有し、この突出部44が上ハンドルカバー3の止め部
13と係合する。金属片42には通常の突出部45が形
成され、刃6の切断面ではない縁部の凹部46に係合
し、これにより刃6は通常の方法で刃搬送部5と連結す
る。
の構成のもので、加圧金属片42と上述のボタン11と
を備えている。ボタン11はプラスチック製で、金属片
42の上方に曲がった片持ち式のバネ部43の上に配置
される。このプラスチックボタン11は側面突出部44
を有し、この突出部44が上ハンドルカバー3の止め部
13と係合する。金属片42には通常の突出部45が形
成され、刃6の切断面ではない縁部の凹部46に係合
し、これにより刃6は通常の方法で刃搬送部5と連結す
る。
【0018】
【考案の効果】本考案のナイフは、このように、ラッチ
部の操作により、各ハンドルカバーを容易に分離し得る
ために、刃の交換が容易に行える。
部の操作により、各ハンドルカバーを容易に分離し得る
ために、刃の交換が容易に行える。
【図1】本考案の交換可能な刃を有するナイフの正面図
である。
である。
【図2】そのナイフの背面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】そのナイフの平面図である。
【図5】そのナイフの分解底面図である。
【図6】(a)そのナイフにおける刃を装備した状態の
刃搬送部を有する下側ハンドルカバーの内面図、(b)
は上側ハンドルの内面図である。
刃搬送部を有する下側ハンドルカバーの内面図、(b)
は上側ハンドルの内面図である。
【図7】そのナイフの刃搬送部の正面図である。
【図8】そのナイフの搬送部の側面図である。
【図9】そのナイフの搬送部の端面図である。
1 ナイフ 2 ハンドル 3 上側ハンドルカバー 4 下側ハンドルカバー 5 刃搬送部 6 刃 11 バイアスボタン 12 スロット 26 穴部 31 ラッチ部
Claims (5)
- 【請求項1】 2つの長いハンドルカバーよりなるハン
ドルと、該ハンドルと組み合わされる刃の搬送部とを有
する刃の交換が可能なナイフであり、刃が該ハンドルの
前端部の、2つのハンドルカバーのそれぞれの前端部の
間から突出しているか、もしくは突出するようにされて
おり、前記2つのハンドルカバーは、刃を側面で装填す
る場合でも外方へ広がって分離することを防止するため
に、ハンドルの前端部または前端部近傍で互いに連結さ
れており、2つのハンドルカバーの第1のハンドルカバ
ーは後端部に貫通穴部を有し、また第2のハンドルカバ
ーには、2つのハンドルカバーを組み立てると該穴部内
に位置される弾性変形可能なラッチ部が一体形成されて
おり、該ラッチ部は片持ち状態になっていて、通常は刃
面に対して一定の角度で前方に延び、その固定点から該
第2ハンドルカバーの本体部まで該穴部内に突出してお
り、該ラッチ部の前端部は、一方のハンドルカバーの弾
力部と他方のハンドルカバーとが長手方向に係合される
ように、ハンドルの長手方向に付勢されて、該穴部の前
縁部と掛け金式に係合しており、2つのハンドルカバー
は、また、ハンドルの後端部で分離しないように、ハン
ドルの後端部または後端部の近くで互いに連結してお
り、前記ラッチ部は、前記穴部を通して手で押圧するこ
とにより、弾性変形されて掛け金式係合を解放するもの
であり、2つのハンドルカバーは、長手方向に互いに反
対方向に移動させて連結を解除することにより分離され
る、ナイフ。 - 【請求項2】 前記ラッチ部と前記穴部の前縁部は、少
なくとも一方が段差形状を有しており、相互に係合して
掛け金式係合を維持する請求項1に記載のナイフ。 - 【請求項3】 前記段差形状が前記ラッチ部にある請求
項2に記載のナイフ。 - 【請求項4】 前記一方のハンドルカバーの弾力部は、
上壁面から内部に延びた下方突出部である請求項1に記
載のナイフ。 - 【請求項5】 前記段差形状はラッチ部にあり、また前
記一方のハンドルカバーの弾力部は上壁面から内部に延
びる下方突出部である請求項2に記載のナイフ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP90306618A EP0462334B1 (en) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | A replaceable blade knife |
GB90306618.1 | 1990-06-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489257U JPH0489257U (ja) | 1992-08-04 |
JP2521827Y2 true JP2521827Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=8205460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991045821U Expired - Fee Related JP2521827Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1991-06-18 | 刃の交換が可能なナイフ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5121544A (ja) |
EP (1) | EP0462334B1 (ja) |
JP (1) | JP2521827Y2 (ja) |
AT (1) | ATE85259T1 (ja) |
CA (1) | CA2044816C (ja) |
DE (1) | DE69000878T2 (ja) |
Families Citing this family (42)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19600447C1 (de) * | 1996-01-09 | 1996-08-22 | Schlipkoeter Michael Dr | Messer mit einer Wechselklinge |
FR2745519B1 (fr) * | 1996-03-01 | 1998-06-05 | Huang Yin Han | Couteau |
GB2310818A (en) * | 1996-03-06 | 1997-09-10 | Stanley Works Ltd | Hand-held utility knife |
US5813121A (en) * | 1996-06-17 | 1998-09-29 | Allway Tools, Inc. | Automatically retractable utility knife |
GB2319979B (en) * | 1996-12-04 | 1999-01-13 | Stanley Works Ltd | Utility knife |
US5864952A (en) * | 1997-01-02 | 1999-02-02 | Lutz File & Tool Company | Knife for woodworking |
US5862596A (en) * | 1997-06-09 | 1999-01-26 | Chung; Yen-Chao | Hand held cutter |
JP3716399B2 (ja) | 1998-03-20 | 2005-11-16 | 株式会社ケイディエス | カッターナイフ |
US5950311A (en) * | 1998-04-14 | 1999-09-14 | Huang; Yin Han | Knife having an easily assembling structure |
DE19819915A1 (de) * | 1998-05-05 | 1999-11-11 | Reddig Gmbh | Verlegemesser |
US6263577B1 (en) | 1998-10-06 | 2001-07-24 | American Safety Razor | Automatic spring retractable utility knife |
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