JPH0239375Y2 - - Google Patents

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JPH0239375Y2
JPH0239375Y2 JP13389387U JP13389387U JPH0239375Y2 JP H0239375 Y2 JPH0239375 Y2 JP H0239375Y2 JP 13389387 U JP13389387 U JP 13389387U JP 13389387 U JP13389387 U JP 13389387U JP H0239375 Y2 JPH0239375 Y2 JP H0239375Y2
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JP
Japan
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locking
locking piece
opening
stopper
pressing member
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JP13389387U
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JPS6439029U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は吊紐止め具に関し、特に小型テープレ
コーダや携帯ラジオ及び小型カメラ等の携帯器具
に取り外し可能に吊紐を取付ける吊紐止め具に関
連するものである。
[従来の技術] 小型のテープレコーダ或いは携帯ラジオ等に取
り付けられている手提用の紐は、第2図に示すよ
うに本体20に取り付けられたリング21に、紐
22の環状にした部分23を通して取り付けられ
ている。
[考案が解決しようとする問題点] このような従来の手提用の吊紐では、吊紐を使
用しないとき等、取り外したいと思つても取り外
しは不可能であり、また吊紐の環状部分が擦り切
れたりして、耐久性の点でも問題があつた。
本考案は上記従来例に鑑みなされたもので、小
型でしかも構造が簡易で安価であると共に、簡単
に取外しができる耐久性の良い吊紐止め具を提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案の吊紐止め具
は以下のような構成からなる。即ち、 一端に吊紐8を吊着する折曲部73を有し他端
に吊紐を取付ける対象物1に設けられた係止片2
を挿通して係止するための開孔部70を有する係
止部材7と、前記開孔部を介して挿入され前記係
止部材にて係止される前記係止片を押圧する押圧
部材6と、該押圧部材とともに前記係止部材を挟
着する挟着部材5とを備える。
[作用] 以上の構成において、係止部材7の開孔部70
に係止片2を挿通して係止する。このとき、押圧
部材6は開孔部70を介して挿入された係止片2
の上部を押圧する。
[実施例] 以下、本考案の好適な実施例を添付図面に従つ
て詳細に説明する。
[吊紐止め具の使用例の説明(第1図)] 第1図は実施例の吊紐止め具の使用例を示す図
である。
図中、1は吊紐8を取付る、例えば携帯型ラジ
オ等の本体である。2は本体1に取り付けられた
係止片で、上部3は表面が平面で軸部2′よりも
径が大きくなつている。4は吊紐8に取付られた
止め具で、本体1の係止片2と係合して吊紐8を
本体1に取付ることができる。
止め具4は金属性の係止部材7を挟持する挟着
部材5と押圧部材6とからなり、係止部材7の一
端には吊紐8を挿通して係止する折曲部を有し、
他端には係止辺2を挿入して係止する開口部を備
えている。
[係止部材の説明(第3図)] 第3図Aは実施例の係止部材7の平面図、第3
図Bは係止部材7の側面図である。
図の如く、係止部材7の一端73は“コ”の字
形に折り曲げられており、吊紐8を通して係止で
きるようになつている。また、他端には開孔部7
0がある。開孔口部70の開孔71は係止片2の
上部平面3に対応する径を有し、ここを通して係
止片2の上部平面3が挿入され、開孔72に係止
片2の軸部2′が係合することにより、本体1に
止め具4が係止される。
[挟着部材5の説明(第4図)] 第4図A〜Eは挟着部材5の形状を示す図であ
る。
第4図Aは挟着部材5の上面図、第4図Bはそ
の背面図、第4図Cは正面図、第4図Dは右側面
図、そして第4図Eは挟着部材5の裏面図であ
る。
本実施例の挟着部材5はポリカーボ等の熱可塑
性樹脂で作成されており、前述した係止部材7を
挟んで、後述する押圧部材6と超音波溶着等によ
り接着されている。
挟着部材5は係止片2の上部平面3を挿入させ
るために、半円形の切り欠き50が設けられてい
る。また、挟着部材5の裏面には係止部材7の凹
部74,74′と係合して、係止部材7を固定さ
せる凸部51,51′が設けられている。
[押圧部材6の説明(第5図)] 第5図A〜Eは押圧部材6の形状を示す図であ
る。
第5図Aは押圧部材6の上面図、第5図Bはそ
の右側面図、第5図Cは第5図AのB−B′の断
面図、第5図Dは裏面図、そして第5図Eは押圧
部材6の背面図である。
押圧部材6は挟着部材5と同質の材料(樹脂)
で作成されている。押圧部材6の背面の開孔部6
0は吊紐8を通すための開孔であり、係止部材7
の折曲部73に挿通されて係止された吊紐8は、
この開孔60を通して止め具4より外部に出され
る。押圧部材6の突起部61は、係止片2の挿入
時に係止片2の上部平面3に押し付けられ、押圧
部材6は62を中心として矢印a方向に若干曲げ
られる。そして、係止片2が完全に挿入され、係
止片2の軸部2′が係止部材7の開孔72に係止
されると、係止片2の上部平面3が凹部64に嵌
合されるため、係止片2が外れにくくなる。
またこのとき、押圧部材6が62を中心として
折り曲げられていたのが元に戻るため、係止片2
の上部平面3を押圧し、より一層外れにくくなつ
ている。また、63は係止部材7の折曲部73を
受入るための窪み部分である。
[止め具の説明(第6図)] 第6図は止め具4の構成を示す図で、第6図A
は止め具の裏面図、第6図Bは第6図Aの止め具
4のC−C′の断面図、第6図Cは止め具4の右側
面図で、尚、前記図面と同一部分は同一記号で示
している。また止め具4の上面図は第5図Aの押
圧部材6の上面図と同じである。
図から明らかなように、本実施例の止め具4は
吊紐8を折曲部73に挿通した係止部材7を押圧
部材6に嵌め込み、その上に挟着部材5を図の如
く接着することにより形成されている。尚、押圧
部材6と挟着部材5は接続部41で超音波溶着等
により係止部材7を挟む様に接着され、これによ
り係止部材7は完全に固定される。
止め具4を係止片2に取付けるときは、止め具
4の太い部分40を手に持ち、係止片2の上部平
面3に開孔部70を押付ける。これにより押圧部
材6の突起部61が押し下げられ、係止片2が開
孔70を通して挿入される。係止片2が挿入され
た後、止め具4を上部(吊紐8の方向)に引つ張
ることにより、係止片2の軸部2′が開孔72に
係止されるとともに、押圧部材6により係止片2
の上部平面3を押付ける方向に力が与えられるた
め、係止片2が外れにくくなる。
次に、止め具4を係止片2から外す場合につい
て説明すると、止め具4が係止片2に係合されて
いる状態で、止め具4に矢印E方向に力を加える
と、係止片2の上部平面3が突起部61を押し下
げ平面3が開孔71の位置にくる。この状態で、
止め具4を係止片2から離す方向に移動させるこ
とにより、簡単に止め具4を係止片2から離すこ
とができる。
このようにして、簡単に吊紐を本体に装着した
り、本体から脱着することができる。
また、金属で構成された係止部材7を樹脂等の
挟着部材5と押圧部材6で挟持することにより、
本体に金属の係止部材7で傷を付けない等の効果
がある。
[考案の効果] 以上述べてきたように本考案によれば、小型で
しかも構造が簡易で安価であり、簡単に本体に装
着或いは脱着ができる、丈夫な吊紐止め具が得ら
れた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の吊紐止め具の使用状態を説
明するための図、第2図は従来の吊紐を示す図、
第3図は係止部材の形状を示す図で、第3図Aは
正面図、第3図Bは側面図、第4図は挟着部材の
形状を示す図で、第4図Aは上面図、第4図Bは
背面図、第4図Cは正面図、第4図Dは右側面
図、第4図Eは裏面図、第5図は押圧部材の形状
を示す図で、第5図Aは正面図、第5図Bは右側
面図、第5図CはB−B′の断面図、第5図Dは
裏面図、第5図Eは背面図、第6図は実施例の止
め具の形状を示す図で、第6図Aは裏面図、第6
図BはC−C′の断面図、第6図Cは右側面図であ
る。 図中、1……本体、2……係止片、2′……軸
部、3……上部平面、4……止め具、5……挟着
部材、6……押圧部材、7……係止部材、8……
吊紐、61……突起部、63……窪み部分、64
……凹部、70……開孔部、71,72……開
孔、73……折曲部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端に吊紐8を吊着する折曲部73を有し他
    端に吊紐を取付ける対象物1に設けられた係止
    片2を挿通して係止するための開孔部70を有
    する係止部材7と、前記開孔部を介して挿入さ
    れ前記係止部材にて係止される前記係止片を押
    圧する押圧部材6と、該押圧部材とともに前記
    係止部材を挟着する挟着部材5とを備えること
    を特徴とする吊紐止め具。 (2) 前記押圧部材は係止片の上部平面に対応する
    形状を有する凹部64を備え、該凹部により前
    記係止片の上部平面を押圧するようにしたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲1項に記
    載の吊紐止め具。 (3) 前記開孔部は前記係止片の上部平面を挿通す
    る第1の開孔71と、前記係止片の前記上部平
    面よりも小さな径を有する部分に係合する第2
    の開孔72を有し、該第2の開孔に前記小さな
    径部分が係合するとき、前記押圧部材が前記上
    部平面を押圧するようにしたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の吊紐止
    め具。
JP13389387U 1987-09-03 1987-09-03 Expired JPH0239375Y2 (ja)

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JP6000648B2 (ja) * 2012-05-24 2016-10-05 キヤノン株式会社 ストラップ用取り付け金具

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