JPH0322942Y2 - - Google Patents

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JPH0322942Y2
JPH0322942Y2 JP19392684U JP19392684U JPH0322942Y2 JP H0322942 Y2 JPH0322942 Y2 JP H0322942Y2 JP 19392684 U JP19392684 U JP 19392684U JP 19392684 U JP19392684 U JP 19392684U JP H0322942 Y2 JPH0322942 Y2 JP H0322942Y2
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engagement
clip
engaging
cabinet
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JP19392684U
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JPS61109175U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、小型ラジオ、テープレコーダ等音響
機器のキヤビネツトに対するクリツプの着脱装置
に関する。
(ロ) 従来の技術 近年小型ラジオ、テープレコーダ等は小型、軽
量化が進んでおり、このような音響機器は手に持
つて使用することが出来るようになつているが、
使用者の腰のベルトに取付けた状態で使用すると
一層便利である。
このため音響機器の背面にベルトクリツプを取
付けたものが種々提案されているが、このベルト
クリツプは手に持つて使用する際には邪魔になる
ものであり、ベルトクリツプを使用状態に応じて
すみやかに着脱するものが望まれている。
従来、機器本体の背面にベルトクリツプを取付
けるものとして、例えば実開昭58−148971号公報
に記載された如き装置が知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記の従来装置においては、ベルトクリツプを
機器本体の背面に螺子によつて取付けているの
で、ベルトクリツプの着脱作業が煩わしく手間が
掛かると共に、螺子を紛失してしまうとベルトク
リツプの取付けが出来なくなるという問題があつ
た。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案はクリツプの裏面にネツク部を有する係
合部と該ネツク部近傍に係合突起を設け、キヤビ
ネツトに第1係合溝と第1係合溝に対して所定角
度をつけて設けた第2係合溝と係合凹部と第1、
第2係合溝間を連通する空隙を設け、空隙に臨む
ようにバネ部材を設けるものである。
(ホ) 作用 キヤビネツトの第1、第2係合溝間を連通する
ように空隙を設けたので、クリツプの係合部は第
1係合溝と第2係合溝の間を相互に自由に回動す
ることができる。
また、空隙に臨むようにバネ部材を設けたの
で、クリツプの回動によつてバネ部材が蓄勢さ
れ、その蓄勢力でクリツプの係合部はキヤビネツ
トの第2係合溝に係合され、クリツプの係合突起
はキヤビネツトの係合凹部に係合する。
(ヘ) 実施例 以下本考案を第1図〜第5図に従つて説明す
る。第1図は小型ラジオに用いられる本考案一実
施例のベルトクリツプの要部斜視図である。樹脂
製のベルトクリツプ1には裏面1aに小判型のネ
ツク部1bを有する係合部1cとネツク部近傍に
係合突起1dが設けられている。
第2図は本考案一実施例のキヤビネツト表面の
要部斜視図である。樹脂製のキヤビネツト2の表
面2aには、第1係合溝2bと第1係合溝2bに
対し所定角度(例えば90゜)をつけて設けた第2
係合溝2cと、係合凹部2dと第1、第2係合溝
間を連通する空隙2eが各溝の下半分に設けられ
ている。また第1係合溝2bと第2係合溝2cの
交点には円形の凹所2fが設けられている。
第3図は本考案一実施例のキヤビネツト裏面の
斜視図である。キヤビネツト2の裏面2gには、
第2係合溝2c及び第1、第2係合溝間を連通す
る空隙2eが設けられ、空隙2eに臨むようにコ
イルバネ3が配設されている。
ベルトクリツプ1をキヤビネツト2に取付ける
には、まずキヤビネツト2表面2aに設けた第1
係合溝2bにベルトクリツプ1の係合部1cを係
合させる。すると係合部1cの上面は第1係合溝
2bの底面に接触し、係合部1cは各溝に設けた
空隙2eに対向する。このときベルトクリツプ1
のネツク部1bは空隙2eには対向しない。
次にベルトクリツプ1を矢印A方向に回動する
と、ベルトクリツプ1のネツク部1bが円形の凹
所2f内で回動すると共に係合部1cは空隙2e
内を回動する。ベルトクリツプ1の係合部1cは
第4図のようにコイルバネ3の直線部3aに当接
し、更に回動するとコイルバネ3には矢印B方向
の蓄勢力が付与される。ベルトクリツプ1の係合
部1cが第2係合溝2cに対向する位置にくる
と、係合部1cはコイルバネ3の蓄勢力により矢
印B方向に押圧され、係合部1cは第2係合溝2
cに係合されると共に、ベルトクリツプ1の係合
突起1dはキヤビネツト2の係合凹部2dに係合
される。
従つてベルトクリツプ1は係合部1cがキヤビ
ネツト2の円形の凹所2fから外れた位置にくる
と共に、係合突起1dがキヤビネツト2の係合凹
部2dに係合されて二重にロツクされるので、矢
印C方向に回動することがない。第5図はベルト
クリツプ取付け後の小型ラジオ10の斜視図であ
る。
ベルトクリツプ1をキヤビネツト2から取外す
場合には、まずベルトクリツプ1を矢印D方向に
押圧する。するとベルトクリツプ1の係合部1c
は第2係合溝2cに沿つて動き、ネツク部1bは
キヤビネツト2の円形の凹所2fに達し、ベルト
クリツプ1の係合突起1dはキヤビネツト2の係
合凹部2dから離脱する。
この状態のままベルトクリツプ1を矢印C方向
に回動すると、ベルトクリツプ1の係合部1cは
キヤビネツト2の第1係合部2bに係合される。
これにより、ベルトクリツプ1はキヤビネツト2
の第1係合部2bより容易に取外すことが出来
る。
尚、コイルバネ3の代りに板バネ等他のバネ部
材を使用してもよいことは言うまでもないが、キ
ヤビネツト2と一体に樹脂製のバネを形成しても
同様の効果をあげることができる。
(ト) 考案の効果 本考案は以上説明したように、クリツプがキヤ
ビネツトに二重にロツクされて取付けられている
ので、簡単に外れることがない。しかも螺子など
を使用しないので、着脱作業を容易にかつすみや
かに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例のベルトクリツプの要
部斜視図、第2図は同じくキヤビネツト表面の要
部斜視図、第3図は同じくキヤビネツト裏面の要
部斜視図、第4図は同じくキヤビネツト裏面のベ
ルトクリツプを取付け回動している状態を示す要
部斜視図、第5図は本考案一実施例のクリツプ着
脱装置を取付けた小型ラジオの斜視図である。 1……ベルトクリツプ、1a……裏面、1b…
…ネツク部、1c……係合部、1d……係合突
起、2……キヤビネツト、2b……第1係合溝、
2c……第2係合溝、2d……係合凹部、2e…
…空隙、3……コイルバネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 裏面にネツク部を有する係合部と該ネツク部近
    傍に係合突起を有するクリツプと、前記係合部に
    対応した第1係合溝と該第1係合溝に対し所定角
    度をつけて設けた第2係合溝と前記係合突起に対
    応した位置に設けた係合凹部と前記第1、第2係
    合溝間を連通する空隙を有するキヤビネツトと、
    該空隙に臨むように配設したバネ部材とを備え、 前記クリツプの係合部を前記キヤビネツトの第
    1係合溝に係合後、前記バネ部材を蓄勢しつつ前
    記ネツク部によりクリツプを回動させ、該バネ部
    材の蓄勢力で前記係合部を前記キヤビネツトの第
    2係合溝に係合させると共に、前記クリツプの係
    合突起を前記係合凹部に係合させてクリツプをキ
    ヤビネツトに取付け、 而して前記クリツプを前記キヤビネツトの第2
    係合溝に沿つて係合解除方向に押圧すると共に前
    記係合突起を前記係合凹部から離脱させた状態で
    回動させて前記係合部を第1係合溝に係合させて
    クリツプをキヤビネツトから取外すことを特徴と
    するクリツプ着脱装置。
JP19392684U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0322942Y2 (ja)

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JPS61109175U JPS61109175U (ja) 1986-07-10
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