JPH066256Y2 - クリップ - Google Patents

クリップ

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JPH066256Y2
JPH066256Y2 JP16166388U JP16166388U JPH066256Y2 JP H066256 Y2 JPH066256 Y2 JP H066256Y2 JP 16166388 U JP16166388 U JP 16166388U JP 16166388 U JP16166388 U JP 16166388U JP H066256 Y2 JPH066256 Y2 JP H066256Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
clip
arm portion
electronic device
displaced
arm
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16166388U
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English (en)
Other versions
JPH0281907U (ja
Inventor
週一 遠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0281907U publication Critical patent/JPH0281907U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はクリップに係り、特に小型電子機器等に装着脱
自在の構成とされており当該機器を衣類のポケツト等に
はさむ時に使用されるクリップに関する。
従来の技術 昨今の電子機器の小型化に伴い、ラジオやワイヤレステ
ープレコーダの受信機等を丁度万年筆をポケツトに差込
むのと同様にポケツト等に差込めるよう(以下、この差
込み動作時を使用時という)構成されたものが提供され
始めている。このためこれらの電子機器にはクリップが
取付けられており、また機器の使用態様の多様化を図る
ため、このクリップは機器に対し装着脱自在の構成とさ
れている。
第4図に従来におけるこの種のクリップ1を示す。クリ
ップ1は樹脂成形品であり、アーム部2と、このアーム
部2の両端に形成された係止部3,4と、クリップ部5
とにより構成されている。また、6は小型電子機器であ
り、その上面及び下面には係止孔6a,6bが設けられ
ており、クリップ1の係止部3,4に突設された係止突
起3a,4aがこの係止孔6a,6bに嵌入することに
より、クリップ1は電子機器6に装着される。この装着
状態において、クリップ1は、係止部3,4が電子機器
6を挟持するような状態で装着される。
考案が解決しようとする課題 上記のように電子機器6に対し装着脱自在の構成とされ
たクリップ1では、装着脱作業を円滑に行なうため通常
係止部3,4と電子機器6の外面部との間に図中矢印L
で示す間隙を設けている。この間隙Lは装着脱作業の円
滑化の面からは必ず設けなければならないものではある
が、一方クリップ1と電子機器6の係合の面からは存在
しない方が望ましいものである。即ち、間隙Lによりク
リップ1と電子機器6との間にガタツキが生じ、これに
起因してクリップ1が外れてしまう虞れがあるからであ
る。
また、従来のクリップ1ではアーム部2の肉厚寸法は一
様に厚い寸法とされていたため、クリップ部5が使用に
伴い変位しても(変位方向を矢印Aで、また変位したク
リップ部5を一点鎖線で示す)、クリップ部5のみが可
撓変位してアーム部2は変位せず、よって上記間隙Lは
クリップ部5の使用時でもそのままの状態を維持する。
更に使用時にクリップ1に印加される外力の方向Aはク
リップ1を電子機器6より離脱させる方向であったた
め、使用時にクリップ1が外れ易いという課題があっ
た。
本考案は上記の点に鑑みて創作されたものであり、被装
着体への装着脱作業性を良好に保ちつつ使用時における
離脱を確実に防止し得るクリップを提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段及び作用 上記課題を解決するために、本考案では、 被装着体に対し着脱可能な構成とされており、装着時に
おいて上記被装着体にこれを挟持した状態で係止される
一対の係止部を両端に形成してなるアーム部と、このア
ーム部に一体的に形成されており使用時に変位されるク
リップ部とより構成されるクリップにおいて、 上記クリップ部を、上記一対の係止部を結ぶ直線を想定
した場合にこの直線と略平行となる方向に延在するよう
構成すると共に、 上記アーム部に、該クリップ部の変位に伴いこのクリッ
プ部の変位方向に向け可撓するよう他の部分に比べ薄肉
とされた可撓部を形成することにより、装着脱時におけ
る作業性を良好に維持しつつ使用時におけるクリップの
離脱を確実に防止するようにしたものである。
実施例 次に本考案の実施例について図面と共に説明する。第1
図及び第2図は本考案の一実施例であるクリップ7を示
している。
クリップ7は樹脂成形品であり、アーム部8、係止部
9,10、クリップ部1とにより構成されている。この
内、係止部9,10及びクリップ部11は第4図で示し
た従来構成と同一であり、係止部9,10には係止突起
9a,10aが形成されており、またクリップ部11は
アーム部8と一体的に形成され使用時に可撓変位し衣類
のポケツト等に差込まれる。このクリップ部11は、第
2図に示されるように、一対の係止部9,10を結ぶ直
線(同図に矢印Xで示す一点鎖線)を想定した場合に、
この直線Xと略平行となる方向に延在するよう形成され
ている。尚、クリップ1が装着される小型電子機器12
も第4図で示した構成と同一であり、係止孔12a,1
2bを設けている。
本考案になるクリップ7は、アーム部8に可撓部13を
形成したことを特徴とする。この可撓部13はアーム部
8のクリップ部11の形成位置近傍に設けられており、
アーム部8の他の部分の肉厚寸法に比べて肉薄となるよ
う構成されている。従って、可撓部13はアーム部8の
他の部分に比べて可撓しやすくなっている。
第2図はクリップ7を電子機器12に装着した状態を示
している。この時、電子機器12の外面部と係止部9,
10との間には従来のクリップ1(第4図参照)と同様
に間隙Lが形成されるよう構成されている。従って、ク
リップ7の電子機器12への装着脱作業は従来と同様に
円滑に行なうことができる。
次に、本願の特徴となる使用時におけるクリップ7の動
作について第3図を用いて説明する。
クリップ部11はその上端部がアーム部8に一体的に接
続されており、かつ一対の係止部9,10を結ぶ直線X
(第2図参照)を想定した場合に、この直線Xと略平行
となる方向に延在するよう形成されている。このため使
用時において、クリップ部11は図中矢印A方向へ変位
する。この時、クリップ部11はアーム部8と一体的な
構成とされているため、クリップ部11の変位に伴いア
ーム部8もクリップ部11の変位方向に付勢される。第
4図に示す従来のクリップ1では、アーム部2の肉厚が
均一で厚い寸法とされていたため、この付勢力が印加さ
れてもアーム部2は可撓せず、従ってクリップ部5のみ
が可撓変位する構成であった。
しかるに、本願に係るクリップ7では、アーム部8に可
撓部13が形成されるため、クリップ部11の変位に伴
う付勢力がアーム部8に印加されると、可撓部13はク
リップ部11の変位方向に可撓変位する。これにより、
アーム部8の両端に形成されている係止部9,10には
図中矢印Bで示す方向の力が印加され、各係止部9,1
0が電子機器12の外面部を押圧する状態となる。よっ
て、使用時においては係止部9,10と電子機器12に
間隙はなくなり、ガタツキの発生は無くなり係止突起9
a,10aと係止孔12a,12bの係止力は増大し、
クリップ7の電子機器12からの離脱は確実に防止され
る。前記のように、使用時においてクリップ7には電子
機器12から離脱する方向に外力が印加されるが、本考
案に係るクリップ7では、この印加される外力に係止部
9,10をより強く電子機器12に係合させるものであ
る。これにより、装着脱時における作業性を良好に保ち
つつ、使用時におけるクリップ7の離脱防止を確実に行
なうことができるようになった。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、アーム部に、クリップの
変位に伴いクリップの変位方向に向け可撓するよう他の
部分に比べ肉薄とされた可撓部を形成したことにより、
装着脱時においては被装着体に対する装着脱作業を円滑
に行ない得ると共に、使用時においては可撓部に変位に
伴い係止部がより強く被装着体に係止されるためクリッ
プの被装着体からの離脱を確実に防止できる等の特長を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるクリップを被装着体と
共に示す斜視図、第2図はクリップの装着状態を示す
図、第3図はクリップの使用時における動作を説明する
ための図、第4図は従来のクリップの一例を説明するた
めの図である。 7…クリップ、8…アーム部、9,10…係止部、11
…クリップ部、12…電子機器、13…可撓部、9a,
10a…係止突起、12a,12b…係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被装着体に対し着脱可能な構成とされてお
    り、装着時において該被装着体にこれを挟持した状態で
    係止される一対の係止部を両端に形成してなるアーム部
    と、該アーム部に一体的に形成されており使用時に変位
    されるクリップ部とより構成されるクリップにおいて、 該クリップ部を、上記一対の係止部を結ぶ直線を想定し
    た場合に該直線と略平行となる方向に延在するよう構成
    すると共に、 該アーム部に、該クリップ部の変位に伴い該クリップ部
    の変位方向に向け可撓するよう他の部分に比べ薄肉とさ
    れた可撓部を形成してなる構成のクリップ。
JP16166388U 1988-12-13 1988-12-13 クリップ Expired - Lifetime JPH066256Y2 (ja)

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JP16166388U JPH066256Y2 (ja) 1988-12-13 1988-12-13 クリップ

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JP16166388U JPH066256Y2 (ja) 1988-12-13 1988-12-13 クリップ

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JPH0281907U JPH0281907U (ja) 1990-06-25
JPH066256Y2 true JPH066256Y2 (ja) 1994-02-16

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