JPH0547430Y2 - - Google Patents

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JPH0547430Y2
JPH0547430Y2 JP1268189U JP1268189U JPH0547430Y2 JP H0547430 Y2 JPH0547430 Y2 JP H0547430Y2 JP 1268189 U JP1268189 U JP 1268189U JP 1268189 U JP1268189 U JP 1268189U JP H0547430 Y2 JPH0547430 Y2 JP H0547430Y2
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JP
Japan
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hanging
rod
hole
latching
wall clock
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JP1268189U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、掛時計を柱や壁等の支持体に掛け
る際に用いられる掛止具に関する。
(従来の技術) 掛時計の裏面には掛止用の穴が形成されてお
り、柱や壁等の支持体に取付けた釘等の突出材を
上記穴に挿嵌し、掛時計を掛架している。
従つて、従来の掛時計には、ある程度の深さの
穴が設けられている。ところで、近年、厚みの薄
い掛時計が現われたが、掛時計自体が薄くなる
と、上記穴も深く採れなくなつてくる。
(考案が解決しようとする課題) そこで、例えば実開昭62−3089号公報に記載さ
れているように、別途に掛止具を案出し、これを
介して掛時計を支持体に掛架することが提案され
ている。
上記公報記載の掛止具は、掛止具本体の下部に
突起付きの係合部を設けたもので、この係合部を
掛時計の係合穴にくぐらせた後、掛止具本体を回
転させて両者の係着を図るものである。
従つて、掛止具の係合部に曲げモーメントが付
加されて破損しやすく、また、上述のように係着
に掛止具の回転を要するため、掛時計の側に突出
部が存在する場合は、掛止具がこれに引つ掛つて
しまう不都合もあつた。
本考案は、上記実情下にあつて、掛止用の穴が
浅い掛時計の掛止具であつて、しかも上記公報記
載考案の欠点を除去した掛止具を提供する目的で
なされたものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案に係る掛時計の掛止具は、掛
時計の掛止用穴の端縁部に掛止め使用される掛止
具であつて、下部にボタン孔を有し、その上端部
が柱や壁等の支持体に取付けられる掛止杆と、前
記掛止杆の下端から掛時計後方に突出形成された
連結部と、前記掛止杆との間で掛止用穴の端縁部
を挾着すべく、前記連結部から更に上方に前記掛
止杆に重設形成された挾着片と、前記挾着片の掛
止杆側の面に突設され前記ボタン孔に臨むボタン
とから成るものである。
(作用) 上記掛止具に依れば、掛止用穴の深さが、挾持
片の板厚よりもやや大きい位の深さで用を足せる
ことになり、薄い掛時計に対しても十分対応でき
る。
(実施例) 以下、本考案を添付図面に基いて詳述する。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は第1図における−断面図、第3
図は斜視図を示す。
図において、Aは掛時計の裏板を、Bは裏板A
に形成された掛止用穴を、そしてaは掛止用穴の
上縁近傍の裏板内面に付設された係合突起を示
す。
Cは本考案に係る掛止具であつて、実施例で
は、合成樹脂材等により一体成形で作製されたも
のを示している。
具体的に説明すると、1はその上端部が柱や壁
等の支持体(図示せず)に取付けられる掛止杆で
あつて、該掛止杆1の下部には、後述するボタン
5の頭をのぞかせるべく、ボタン孔2が形成され
ている。そして、上記掛止杆1の下端には、後述
する挾着片4を上記掛止杆1に架橋すべく、連結
部3が掛時計後方に突出形成されている。
すなわち、挾着片4は、掛止杆1との間で掛止
用穴Bの端縁部を挾着するための片であつて、該
挾着片4と掛止杆1とを連結部3によつて一体化
している。上記連結部3の突出長さは、実施例の
場合、裏板Aの厚み幅と略同程度のものとなさ
れ、上記挾着片4は、掛止片1と並ぶように並行
に形成されている。
5は、上記挾着片4の基部側においてボタン孔
2に向けて突設したボタンであつて、該ボタン5
の頭5aはボタン孔2内に位置し、その表面には
ローレツト加工が施してある。
また、上記挾着片4の上部には、前記係合突起
aが嵌り込む係合孔4aが設けられ、更に挾着片
4の上端縁にはテーパ4bが付されている。
本考案に係る掛止具Cは次のようにして用いら
れる。
掛止具Cの掛止杆1を掛時計の裏板Aに沿わせ
た状態で、挾着片4を掛止用穴Bに挿入し、掛止
具Cを上方へ移動させる。この操作によつて、掛
止用穴Bの上端縁部が、掛止杆1と挾着片4との
間に入り込み、更に係合突起aが係合孔4aに嵌
合し、掛止具Cが掛時計と一体化される。その
後、上記掛止杆1の上部を柱等の支持体に取付け
る。
また、掛止具Cを掛時計から取り外す場合は、
ボタン5を少し押せば係合突起aが係合孔4aか
ら外れるので、掛止具を下方に押しやれば、両者
の結合状態が解除される。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は、掛時計の掛止
用穴の端縁部に掛止め使用される掛止具であつ
て、下部にボタン孔を有し、その上端部が柱や壁
等の支持体に取付けられる掛止杆と、前記掛止杆
の下端から掛時計後方に突出形成された連結部
と、前記掛止杆との間で掛止用穴の端縁部を挾着
すべく、前記連結部から更に上方に前記掛止杆に
重設形成された挾着片と、前記挾着片の掛止杆側
の面に突設され前記ボタン孔に臨むボタンとから
成るものであつて、掛止杆を掛時計の裏板に沿わ
せた状態にまで挾着片を掛止用穴に挿入するだけ
でよく、換言すれば、掛止用穴の深さが、挾持片
の板厚よりもやや大きい位の深さで用を足せるこ
とになり、薄い掛時計に対しても十分対応でき
る。しかも本考案は、掛止杆を回転させることな
く掛時計に掛止めできるので、従来の掛止具のよ
うな、係合部が曲げモーメントによる破損する事
態も生じることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は第1図における−断面図、第3
図は斜視図である。 A……裏板、B……掛止用穴、C……掛止具、
1……掛止杆、2……ボタン孔、3……連結部、
4……挾着片、5……ボタン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 掛時計の掛止用穴の端縁部に掛止め使用される
    掛止具であつて、 下部にボタン孔を有し、その上端部が柱や壁等
    の支持体に取付けられる掛止杆と、 前記掛止杆の下端から掛時計後方に突出形成さ
    れた連結部と、 前記掛止杆との間で掛止用穴の端縁部を挾着す
    べく、前記連結部から更に上方に前記掛止杆に重
    設形成された挾着片と、 前記挾着片の掛止杆側の面に突設され前記ボタ
    ン孔に臨むボタンとから成ることを特徴とする掛
    時計の掛止具。
JP1268189U 1989-02-07 1989-02-07 Expired - Lifetime JPH0547430Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1268189U JPH0547430Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07

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JP1268189U JPH0547430Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07

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Publication Number Publication Date
JPH02105188U JPH02105188U (ja) 1990-08-21
JPH0547430Y2 true JPH0547430Y2 (ja) 1993-12-14

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JPH02105188U (ja) 1990-08-21

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