JPS643686Y2 - - Google Patents

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JPS643686Y2
JPS643686Y2 JP10962282U JP10962282U JPS643686Y2 JP S643686 Y2 JPS643686 Y2 JP S643686Y2 JP 10962282 U JP10962282 U JP 10962282U JP 10962282 U JP10962282 U JP 10962282U JP S643686 Y2 JPS643686 Y2 JP S643686Y2
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JP
Japan
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molding
window
assembly
lower molding
bonnet
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JP10962282U
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JPS5913316U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、下端がボンネツト面より内方に位
置する、いわゆるコンシールドワイパータイプの
フロントウインド構造におけるモールデイングの
組付構造に関する。
(従来の技術) 不使用時にワイパーの全部または一部がフロン
トガラスの視界面からボンネツト面内部に収納さ
れる形式のものを一般にコンシールドワイパーま
たはセミコンシールドワイパーと呼ぶ。このタイ
プのワイパーを備えたフロントウインド構造は、
当然のように下端がボンネツト面より下方に位置
するのであるが、ウインドガラスの下端部はロア
ーモールデイングと称される比較的幅広の板状モ
ールデイングによつて被覆保護されている。また
ウインドガラスの上部端縁および左右の両側部端
縁は、通常のウインド構造と同様に、ウインドモ
ールデイングによつて縁取り被覆される。この考
案は、上記したロアーモールデイングとガラス両
側部のウインドモールデイングとの組付部におけ
る結合構造に関する。
従来のこの種ウインド構造におけるモールデイ
ング組付部の構造は、添付の図面第6図および第
7図に示したように、ウインドモールデイング4
0の上面部延長部分41の先端を図のように鉤状
に折曲げ、該鉤形折曲部42をロアーモールデイ
ング30下端縁に係合するのが一般である。
しかるに、ウインドモールデイングの組付は車
の最終組立段階でなされるので、この従来構造の
ものにあつては、ボンネツト内奥部に固定された
ロアーモールデイング30の下端縁にその鉤形折
曲部42を係合しなければならないという、極め
てやつかいな作業を必要とする。このとき、ボン
ネツト内部における位置合せおよび係合のために
細長いウインドモールデイングをボンネツト外部
から動かしたり、引張つたりするので、モールデ
イング表面がボンネツト端縁あるいは他物と接触
して傷つくことがしばしばある。
特に、従来構造におけるウインドモールデイン
グは、その先端鉤形折曲部を一旦ボンネツト内部
に深く差し入れて左右に動かし位置合わせをした
後にこれを上方に引き上げ係合させるものである
から、モールデイング上面のボンネツト端縁との
接触の際に付いた傷はその引き上げによつて最も
目立つ可視部に取出してその装飾機能を大きく損
ねる。
(考案が解決しようとする課題) この考案はこのような点に鑑み、位置決めおよ
び組付けが簡単容易なモールデイングの組付構造
を提案することを目的とする。特に、この考案は
ウインドモールデイングの先端をボンネツト内部
に深く差し入れることなく、ほとんど、ロアーモ
ールデイングに重ね合わせるだけで位置決めと係
着がワンタツチで行なうことができる新規な組付
構造を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、この考案は、ウインドガラスの下端
部がロアーモールデイングによつて重合被覆され
かつ該ガラスの両側部端縁がウインドモールデイ
ングによつて縁取り被覆されてなるフロントウイ
ンド構造における前記ロアーモールデイングとウ
インドモールデイングの組付部において、前記ロ
アーモールデイング下端縁に切欠開口部が形成さ
れており、前記ウインドモールデイング先端近傍
の裏面側には係止突部が突設されていて、該係止
突部が前記ロアーモールデイングの切欠開口に嵌
入することによつて前記ロアーモールデイングと
側部ウインドモールデイングとが係着し組付けら
れていることを特徴とするフロントウインドにお
けるモールデイングの組付構造に係る。
(実施例) 以下添付の図面の実施例に従つて詳細に説明す
る。
第1図はこの考案のフロントウインド構造を示
す要部の側面図であつて、このウインド構造は図
示のように不使用時におけるワイパーWをボンネ
ツトB内部に収納するためにその下端はボンネツ
トB面より下方に位置し、ウインドガラス10の
下端部10aはロアーモールデイング20によつ
て重合被覆され、かつ該ガラスの上部端縁10b
および側部端縁10cは同タイプのウインドモー
ルデイング11によつて被覆隠蔽されている。な
お、このウインドガラス10は公知のダイレクト
グレージング構造により接着剤を介して直接車体
に固着されている。
第2図はこの考案の実施例を示す組付部分の分
解斜視図で、同図中側部ウインドモールデイング
11と係止突部15を形成するクリツプ状ピース
16は説明の便宜上裏返し状態にて示される。第
3図はそのクリツプ状ピース16の表面側の斜視
図である。また、第4図は該部分の組付状態を示
す裏面図で、第5図は第4図の5−5線における
断面図を示す。
図示のように、この考案構造では、ウインドガ
ラス10の下端部に重合被覆されたロアーモール
デイグ20の下部21下端縁21aに切欠開口部
22が形成されている。この切欠開口部22は開
口縁が幅が広く内部幅が比較的狭い形状とするこ
とが好ましい。
一方、側部ウインドモールデイング11の先端
部近傍の裏面側11aには係止突部15が形成さ
れる。
この係止突部15は、一般にウインドモールデ
イングは同一断面形状を有する押出し成形品が多
いことに鑑み別ピースによつて形成することが好
ましくすすめられる。実施例では、第2図および
第3図に図示のような係止突部15を有するクリ
ツプ状ピース16の弾性部17をモールデイング
先端の脚部13,13空間に嵌着することによつ
て突部15が形成される。この場合脚部13先端
を若干カシメて幅狭として該弾性部17を圧入す
るようにすることが好ましい。
なお、別ピースによつて係止突部15を形成す
る場合における該ピースの固定手段としては、上
記のクリツプ状弾性部による嵌着のほかに、接着
または高周波溶着等によることが可能である。
また、側部ウインドモールデイング11の合着
組付部は、前記ピースの嵌入ならびにロアーモー
ルデイング20の合着のために、ウインドモール
デイングの上面部分12を残して、その脚13部
分が適宜切除加工される。
第4図および第5図はこの考案の組付構造を示
す断面図であるが、図示したように、係止突部1
5の切欠開口内への嵌入によつて、側部ウインド
モールデイングとロアーモールデイングは所定位
置に正確かつ確実に係着される。
(作用・効果) 第8図各図は、この考案構造と従来構造の組付
状態を対比して示した図であるが、この考案構造
によれば、第8A図および第8B図のように、ウ
インドモールデイング11をロアーモールデイン
グ20上面に重合してその突部15をロアーモー
ルデイングの切欠開口22に嵌入するだけで、所
定の位置に適確に位置決めでき確実な係着を行な
うことができる。
特に、突部15の嵌入によつてウインドモール
デイング11には矢印a方向に適確に固定され第
8C図の従来構造のように左右方向cにずれたり
することがない。
また組付に際しては、本考案では、第8B図の
矢印bのように、ウインドモールデイング11を
ロアーモールデイング20上面にほとんど重ね合
わせるだけでよく、引き上げの必要はないか、ま
たはわずかでよい。従来構造では、第8D図の矢
印dおよびeのように、深く差込み、これを引き
上げるという2回の動作が必要である。
このように、この考案構造によれば、ウインド
モールデイングとロアーモールデイングの組付を
簡単容易にワンタツチで、しかも所定の位置に適
確に組付けられることができる。
従来のようにボンネツト内部においてロアーモ
ールデイング下縁にウインドモールデイング先端
の鉤形部分を係合させるという煩雑な作業から開
放されるとともに、それらの煩雑な工程中に付着
するモールデイング上面部のスリ傷、ひつかき傷
等を大幅に減少させることができる。
このようにこの考案は組付作業の効率向上、仕
上げの確実性等において実際上の大きな利点を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のフロントウインド構造を示
す要部の側面図、第2図はこの考案構造の一例を
示す組付前の分解斜視図、第3図はクリツプ状ピ
ースの上面斜視図、第4図は組付状態を示す裏面
図、第5図は第4図の5−5線の断面図、第6図
は従来構造を示す組付部の斜視図、第7図は第6
図の7−7線における断面図、第8図各図はこの
考案構造と従来構造を対比して示した組付部の各
上面図および断面図である。 10……ウインドガラス、11……側部ウイン
ドモールデイング、15……係止突部、16……
クリツプ状ピース、20……ロアーモールデイン
グ、21……側端部、22……切欠開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ウインドガラスの下端部がロアーモールデイン
    グによつて重合被覆されかつ該ガラスの両側部端
    縁がウインドモールデイングによつて縁取り被覆
    されてなるフロントウインド構造における前記ロ
    アーモールデイングとウインドモールデイングの
    組付部において、 前記ロアーモールデイング下端縁に切欠開口部
    が形成されており、前記ウインドモールデイング
    先端近傍の裏面側には係止突部が突設されてい
    て、該係止突部が前記ロアーモールデイングの切
    欠開口に嵌入することによつて前記ロアーモール
    デイングと側部ウインドモールデイングとが係着
    し組付けられていることを特徴とするフロントウ
    インドにおけるモールデイングの組付構造。
JP10962282U 1982-07-20 1982-07-20 フロントウインドにおけるモ−ルデイングの組付構造 Granted JPS5913316U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10962282U JPS5913316U (ja) 1982-07-20 1982-07-20 フロントウインドにおけるモ−ルデイングの組付構造

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JP10962282U JPS5913316U (ja) 1982-07-20 1982-07-20 フロントウインドにおけるモ−ルデイングの組付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5913316U JPS5913316U (ja) 1984-01-27
JPS643686Y2 true JPS643686Y2 (ja) 1989-02-01

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ID=30255283

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JP10962282U Granted JPS5913316U (ja) 1982-07-20 1982-07-20 フロントウインドにおけるモ−ルデイングの組付構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0238813Y2 (ja) * 1984-10-30 1990-10-18
JP2528986Y2 (ja) * 1990-07-12 1997-03-12 ダイハツ工業株式会社 車両のウインドシールドモールの取付構造
JPH0476913U (ja) * 1990-11-20 1992-07-06

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Publication number Publication date
JPS5913316U (ja) 1984-01-27

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