JP2528986Y2 - 車両のウインドシールドモールの取付構造 - Google Patents

車両のウインドシールドモールの取付構造

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JP2528986Y2
JP2528986Y2 JP1990074724U JP7472490U JP2528986Y2 JP 2528986 Y2 JP2528986 Y2 JP 2528986Y2 JP 1990074724 U JP1990074724 U JP 1990074724U JP 7472490 U JP7472490 U JP 7472490U JP 2528986 Y2 JP2528986 Y2 JP 2528986Y2
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molding
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windshield molding
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達久 山根
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフロントウインドガラスとフロントピラーと
の間に介装するウインドシールドモールの取付構造に関
する。
(従来技術) 一般に自動車のフロントガラスの両端部とフロントピ
ラーとの間には、これらウインドガラスとフロントピラ
ーとの隙間を覆うモール本体と、これらウインドガラス
とフロントピラーとの隙間に介装される脚とから成るウ
インドシールドモールを配設している。
しかして以上のウインドシールドモールの下端部の端
末処理の方法としては、例えば実開昭62−185619号公報
に示すごとく、前記シールドモールの下端部に固定ブラ
ケットを組付けて、該固定ブラケットを前記シールドモ
ールの下端部と共に、前記ウインドガラスの下縁に沿っ
て配設されるカウルルーバとカウルアウタパネルとの隙
間に介装して、該カウルアウタパネルにボルト止めする
ようにしている。
(考案が解決しようとする課題) ところで以上のウインドシールドモールの取付構造に
あっては、前記ブラケットを別途形成しなければならな
いのは勿論のこと、該ブラケットの前記シールドモール
ドへの組付、更には該ブラケットの前記カウルアウタパ
ネルへのボルト止め作業を必要とし、取付作業性が悪い
と云う不具合がある。
本考案は以上の実情に鑑みて開発したものであって、
目的とするところは、ウインドシールドモールの下端部
に別途部品を取り付けずとも、また該ウインドシールド
モールの下端部の形状を何ら変えなくとも簡単に該ウイ
ンドシールドモールの下端部を前記カウルルーバに結合
することが出来て、しかも該ウインドシールドモールの
下端部の端末が外部に露呈することのないウインドシー
ルドモールの取付構造を提供するにある。
(課題を解決するための手段) しかして本考案は、フロントウインドガラスの下端部
にカウルルーバを配設して、該カウルルーバの前部上方
に、フロントボディを画成するパネル部材の後端部をラ
ップさせると共に、前記フロントウインドガラスの両端
縁とフロントピラーとの間に、これらウインドガラスと
フロントピラーとの隙間を覆うモール本体と、これらウ
インドガラスとフロントピラーとの隙間に介装される脚
とから成るウインドシールドモールを配設した車両にお
いて、前記カウルルーバにおける前記隙間と対応する位
置に、該カウルルーバの後端から前端側に向かって前記
パネル部材の後端部下方位置まで延びて、前記ウインド
シールドモールの下端部における脚部を介入可能とした
切欠を形成し、前記ウインドシールドモールにおける前
記カウルルーバとラップする延長部の脚部を前記切欠に
挿通して、該脚部の遊端部を前記カウルルーバに係合さ
せ、該ウインドシールドモールにおける前記延長部の端
末部位を前記パネル部材の後端部下方にラップさせたこ
とを特徴とするものである。
(作用) 本考案によれば、ウインドシールドモールにおける延
長部の脚部を前記切欠に挿通して、該脚部をカウルルー
バに係止するだけで、該モールの下端側を前記カウルル
ーバに固定することが出来、しかも前記モールが該ルー
パの上方に大きく突出することもないし、またウインド
シールドモールにおける前記延長部の端末部位が前記パ
ネル部材の後端部下方に配設されることとなるので、該
端末部位が外部に露呈するのが抑制される。
(実施例) 以下、本考案にかかる車両のウインドシールドモール
の取付構造の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は自動車のフロントボディを示し、図中(1)
はフロントウインドガラス、(2)は該フロントウイン
ドガラス(1)の車幅方向両側縁に沿って配設されるフ
ロントピラーであって、前記フロントウインドガラス
(1)の下端部にはカウルアウタパネル(図示せず)の
上面を覆うカウルルーバ(3)が配設されている。
また、(4)はフロントボディを画成するパネル部材
としてのフエンダパネル、(5)は同じくフロントボデ
ィを画成するパネル部材であって且つエンジンルームの
上方を覆うフードであり、前記フェンダパネル(4)及
びフード(5)の後端部を前記カウルルーバ(3)の前
部上方にオーバーラップさせて配設している。
また、(6)は前記フロントウインドガラス(1)と
フロントピラー(2)との境界に配設するウインドシー
ルドモールであって、合成樹脂材料から形成している。
図に示す前記ウインドシールドモール(6)は、前記
ウインドガラス(1)とフロントピラー(2)との間の
隙間(S)を覆う平板状のモール本体(61)と、該モー
ル本体(61)の下面中央から下方に延びる脚部(62)と
を備え、前記脚部(22)の下端部には、左右方向に延び
る一対の第1、第2リップ(63)(64)を一体形成し、
フロントウインドガラス(1)側に位置する第2リップ
(64)の遊端部には、該ウインドガラス(1)の端縁コ
ーナ部に係合する段部(65)を形成している。
以上のウインドシールドモール(6)は、前記脚部
(62)に前記ウインドガラス(1)とフロントピラー
(2)との間の隙間(S)に嵌合させて、前記モール本
体(61)の幅方向両端部を前記ウインドガラス(1)及
びフロントピラー(2)の表面に圧接させることで、前
記モール本体(61)により前記隙間(S)を覆うように
する一方、該ウインドシールドモール(6)の下端部を
前記カウルルーバ(3)上に延長して、該延長部(60)
を前記カウルルーバ(3)にラップさせている。
しかして以上の構成において、図に示す実施例では、
前記カウルルーバ(3)における前記隙間(S)と対応
する位置、即ち、前記ウインドシールドモール(6)の
延長部(60)がラップする位置に、該カウルルーバ
(3)の後端から前端側に向かって前記フェンダパネル
(4)の後端部下方位置まで延びて、前記脚部(62)が
挿通可能な切欠(7)を形成するのであって、実施例で
は前記切欠(7)の開口幅を、前記モール本体(61)の
幅寸法(l)よりも幅を狭くしている。
そして、前記ウインドシールドモール(6)における
前記延長部(60)の脚部(62)を、第2図に示すごとく
前記切欠(7)内に嵌め込んで、前記モール本体(61)
の幅方向両端部を前記カウルルーバ(3)における前記
切欠(7)の両側方の表面に圧接させると共に、前記第
1リップ(63)を前記カウルルーバ(3)の裏面に係合
させ、且つ前記第2リップ(64)の段部(65)を前記切
欠(7)の側面コーナー部位に係合させるのである。
斯くして前記切欠(7)は前記延長部(60)における
モール本体(61)で隠蔽される一方、前記カウルルーバ
(3)とラップする延長部(60)の脚部(62)は前記切
欠(7)内に収められて該カウルルーバ(3)に係止さ
れるのであって、従って該延長部(60)がカウルルーバ
(3)に対して浮き上がったり、あるいはガタついたり
することもないし、またカウルルーバ(3)上には、前
記延長部(60)のモール本体(61)が載るだけであるの
で、該カウルルーバ(3)の見栄えを損なうこともな
い。
しかも前記ウインドシールドモール(6)における延
長部(60)の端末部位が、前記フェンダパネル(4)の
後端部下方に配設されて該フェンダパネル(4)で覆わ
れるので、前記延長部の端末部位が外部に露呈すること
がないのである。従ってたとえ前記延長部の端末の見栄
えが悪くても、該延長部の端末処理を施す必要がないの
である。
(考案の効果) 以上のごとく本考案は、フロントウインドガラスの下
端部にカウルルーバを配設して、該カウルルーバの前部
上方に、フロントボディを画成するパネル部材の後端部
をラップさせると共に、前記フロントウインドガラスの
両端縁とフロントピラーとの間に、これらウインドガラ
スとフロントピラーとの隙間を覆うモール本体と、これ
らウインドガラスとフロントピラーとの隙間に介装され
る脚とから成るウインドシールドモールを配設した車両
において、前記カウルルーバにおける前記隙間と対応す
る位置に、該カウルルーバの後端から前端側に向かって
前記パネル部材の後端部下方位置まで延びて、前記ウイ
ンドシールドモールの下端部における脚部を介入可能と
した切欠を形成し、前記ウインドシールドモールにおけ
る前記カウルルーバとラップする延長部の脚部を前記切
欠に挿通して、該脚部の遊端部を前記カウルルーバに係
合させ、該ウインドシールドモールにおける前記延長部
の端末部位を前記パネル部材の後端部下方にラップさせ
たことにより、 従来のようにウインドシールドモールに別途部品を取り
付けたりあるいは該ウインドシールドモールの下端部の
形状を変えたりしなくとも、前記ウインドシールドモー
ルにおける延長部の脚部を、前記カウルルーバに形成し
た切欠に挿通して、該脚部をカウルルーバに係止するだ
けの簡単な作業で、該ウインドシールドモールの下端部
を前記カウルルーバに確実に固定することが出来るし、
前記切欠は前記ルーパ上に載ったモール本体により確実
に隠蔽されるので、該カウルルーバの外観も良好に保つ
ことが出来るのであって、 しかもウインドシールドモールにおける前記延長部の端
末部位が前記パネル部材の後端部下方に配設されること
となるので、たとえ前記延長部の端末部位の見栄えが悪
くても、該端末部位が外部に露呈することがないのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる車両のウインドシールドモール
の取付構造の一実施例を示す概略斜視図、第2図は第1
図II−II線断面図、第3図はカウルルーバとウインドシ
ールドモールの要部の斜視図である。 (1)……フロントウインドガラス (2)……フロントピラー (3)……カウルルーバ (6)……ウインドシールドモール (61)……モール本体 (62)……脚部 (7)……切欠

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントウインドガラスの下端部にカウル
    ルーバを配設して、該カウルルーバの前部上方に、フロ
    ントボディを画成するパネル部材の後端部をラップさせ
    ると共に、前記フロントウインドガラスの両端縁とフロ
    ントピラーとの間に、これらウインドガラスとフロント
    ピラーとの隙間を覆うモール本体と、これらウインドガ
    ラスとフロントピラーとの隙間に介装される脚とから成
    るウインドシールドモールを配設した車両において、 前記カウルルーバにおける前記隙間と対応する位置に、
    該カウルルーバの後端から前端側に向かって前記パネル
    部材の後端部下方位置まで延びて、前記ウインドシール
    ドモールの下端部における脚部を介入可能とした切欠を
    形成し、前記ウインドシールドモールにおける前記カウ
    ルルーバとラップする延長部の脚部を前記切欠に挿通し
    て、該脚部の遊端部を前記カウルルーバに係合させ、該
    ウインドシールドモールにおける前記延長部の端末部位
    を前記パネル部材の後端部下方にラップさせていること
    を特徴とする車両のウインドシールドモールの取付構
    造。
JP1990074724U 1990-07-12 1990-07-12 車両のウインドシールドモールの取付構造 Expired - Lifetime JP2528986Y2 (ja)

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JPS5913316U (ja) * 1982-07-20 1984-01-27 井上エムテ−ピ−株式会社 フロントウインドにおけるモ−ルデイングの組付構造
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