JP2847423B2 - 自動車用ウインドモールディング - Google Patents

自動車用ウインドモールディング

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JP2847423B2 JP16613890A JP16613890A JP2847423B2 JP 2847423 B2 JP2847423 B2 JP 2847423B2 JP 16613890 A JP16613890 A JP 16613890A JP 16613890 A JP16613890 A JP 16613890A JP 2847423 B2 JP2847423 B2 JP 2847423B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のリヤウインドガラス周縁部と、こ
れを嵌め込むための車体側開口とで形成される隙間を覆
って、当該隙間部分の装飾を行うための自動車用ウイン
ドモールディングに関するものである。
〔従来の技術〕
自動車のリヤウインドガラスのロア部においては、ト
ランクパネルが上方に開く構造になっているために、こ
のリヤウインドガラスの周縁に装着される従来のモール
ディングは、リヤウインドガラスのアッパー部から両サ
イド部にかけて装着される第1のモールディングと、そ
のロア部に装着される第2のモールディングとの二種類
で構成されていた。
上記第1のモールディングは、リヤウインドガラスの
周縁に挟着される構造であって、その装飾部の一端部は
ルーフパネルに弾接している。しかし、リヤウインドガ
ラスGのロア部に装着される第2のモールディングΜ′
は、第4図に示されるように、広い幅を有して前記リヤ
ウインドガラスGとロアパネル1に接着されていて、こ
れによりリヤウインドガラスGの周縁部、及びこの周縁
部分を覆い隠している。このため、以下のような諸欠点
があった。
(1)異なる断面形状を有する二つの部品によってモー
ルディングが構成されているために、両者のジョイント
部が二箇所となり(このジョイント部は、通常リヤウイ
ンドガラスのロア部の両側に設けられる)、これが自動
車の外観を悪くしていた。
(2)二種類のモールディングの断面形状は大きく異な
るので、そのジョイント部において、大きな段差、隙間
などが生じ、この部分にゴミが溜まったり、走行時の空
気流の流れの急変によって異音が発生する原因となる。
(3)断面形状の大きく異なる二種類のモールディング
を形成する必要があるので、それぞれを成形するための
金型、設備などが必要となって、投資額が大きくなる。
(4)ジョイント部が二箇所あり、しかも二種類のモー
ルディングの断面形状が大きく異なっているので、自動
車の窓枠部分への組付け工数も多くなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、単一のモールディングによってリヤウイン
ドガラスの全周を装飾することにより、従来のモールデ
ィングの有している上記各不具合を一掃することを課題
としている。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するために本発明の採用した手段は、
モールディング本体の内周側に形成された挟着溝の部分
がリヤウインドガラスの周縁部に挟着された状態で、該
リヤウインドガラスの周縁部と、これを嵌め込むための
車体側開口とで形成される隙間を覆って、当該隙間部分
の装飾を行うための自動車用ウインドモールディングに
おいて、前記リヤウインドガラスの周縁部にその全周に
亘って挟着されるモールディング本体における少なくと
も該リヤウインドガラスの両サイド部からロア部に至る
2つの各コーナー部に挟着される部分を連続一体成形
し、しかも該モールディング本体における前記リヤウイ
ンドガラスのロア部に挟着される部分のみに、前記車体
側開口を形成しているロアパネルに弾接する板状のカバ
ー部を外方に向けて突設したことである。
〔発明の作用〕 モールディング本体における少なくともリヤウインド
ガラスの両サイド部からロア部に至る2つの各コーナー
部に挟着される部分は、連続一体成形されているので、
単一部品にてリヤウインドガラスの全周を装飾できて、
モールディングのジョイント部が一箇所で済む。また、
モールディング本体におけるリヤウインドガラスのロア
部に挟着される部分のみに板状のカバー部が外方に向け
て突設されているので、リヤウインドガラスのロア部に
おいては、モールディング本体に突設された前記カバー
部がロアパネルに弾接し、このカバー部によって、上記
リヤウインドガラスのロア部の周縁部、及びこの周辺部
分が覆い隠される。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明す
る。
第1図は、自動車Cを後方から見た斜視図であり、第
2図は、第1図におけるX−X線拡大断面図であり、第
3図は、モールディングΜの斜視図である。
リヤウインドガラスGは、ルーフパネル2及びロアパ
ネル1で形成される車体側開口に嵌め込まれ、モールデ
ィングΜは、全長が1本状の単一部品であり、前記リヤ
ウインドガラスGの周縁部と、ルーフパネル2及びロア
パネル1とで形成される隙間3に装着される。
モールディングMのモールディング本体10は、装飾部
11と、この装飾部11の下面に突設された支柱部12と、こ
の支柱部12の下端に内側に向かって設けられた挟着部14
とから成って、断面コの字形をしており、その内側に挟
着溝17が設けられている。モールディング本体10におけ
るリヤウインドガラスGのロア部に挟着される部分のみ
に、ロアパネル1に弾設する板状のカバー部13が外方に
向けて突設されている。モールディング本体10の挟着溝
17にリヤウインドガラスGの周縁部を嵌め込んで、この
リヤウインドガラスGの周縁部の全周にモールディング
Μを挟着する。支柱部12には、補強板の薄金属板15が埋
設されている。
単一部品のモールディング本体10は、リヤウインドガ
ラスGのロア部に挟着される部分のみにカバー部13が外
方に向けて突設されている。
リヤウインドガラスGのアッパー部から両サイド部に
かけては、リヤウインドガラスGの周縁部とルーフパネ
ル2との間に形成される隙間3の部分にモールディング
Μが装着されて、当該部分の装飾を行っている。この部
分においては、装飾部11の一端部(外端部)は、ルーフ
パネル2に弾接している。
一方、リヤウインドガラスGのロア部においては、こ
の部分に設けられているトランクパネル4が上方に開く
ために、上記したように装飾部11によってリヤウインド
ガラスGの周縁部とロアパネル1との隙間を覆い隠す構
造にはできない。
このため、モールディング本体10の支柱部12の下端に
近い部分に板状のカバー部13を外方に向けて突設して、
このカバー部13をロアパネル1に弾接させることによっ
て、モールディングΜの装飾部11とトランクパネル4と
の隙間5の部分から、リヤウインドガラスGの周縁部、
及びこの周縁部分を覆い隠す構造になっている。
1本状のモールディングΜに形成される一つのジョイ
ント部は、前記リヤウインドガラスGの両サイド部から
ロア部に至る2つの各コーナー部を除く部分に設けられ
ていて、リヤウインドガラスGの両サイド部からロア部
に至る2つの各コーナー部に挟着されるモールディング
Μの各部分は、連続一体成形されている。
なお、第2図及び第3図において、6はリヤウインド
ガラスGをロアパネル1及びルーフパネル2に固定して
いる接着剤を示し、7は、この接着剤6の流失を防止す
るためのダムラバーを示す。
〔発明の効果〕
本発明に係るモールディングは、リヤウインドガラス
の周縁部にその全周に亘って挟着されるモールディング
本体における少なくとも該リヤウインドガラスの両サイ
ド部からロア部に至る2つの各コーナー部に装着される
部分は、連続一体成形されていて、しかも該モールディ
ング本体におけるリヤウインドガラスのロア部に挟着さ
れる部分のみに、ロアパネルに弾接する板状のカバー部
が突設されているので、単一のモールディングによって
リヤウインドガラスのロア部を含んだ全周を装飾するこ
とができて、モールディングのジョイント部を一箇所で
済ますことができると同時に、前記カバー部によって、
前記リヤウインドガラスのロア部の周縁部、及びこの周
辺部分を覆い隠すことができる。
このモールディングのジョイント部を、上記した各コ
ーナー部を除く部分に設けることにより、ジョイントさ
れる両部分の断面形状を同一にできるので、該ジョイン
ト部に、大きな段差、隙間が発生しなくなる。よって、
自動車のリヤウインドガラスの部分の外観が高まる。
また、単一のモールディングによってリヤウインドガ
ラスの全周を装飾できるので、金型、諸設備などは、一
部品分で済み、モールディング成形のための投資費用を
少なくできる。更に、ジョイント部が一つであるため
に、自動車の窓枠部分への組付け工数も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、本発明を説明するための図であ
って、第1図は、自動車Cを後方から見た斜視図、第2
図は、第1図におけるX−X線拡大断面図、第3図は、
モールディングΜの斜視図である。 第4図は、従来のモールディングΜ′を装着したリヤウ
インドガラスGのロア部の断面図である。 本発明を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 C:自動車、G:リヤウインドガラス M:モールディング 1:ロアパネル、2:ルーフパネル 4:トランクパネル 10:モールディング本体 11:モールディングの装飾部 12:モールディングの支柱部 13:モールディングのカバー部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 1/18 B60J 10/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モールディング本体の内周側に形成された
    挟着溝の部分がリヤウインドガラスの周縁部に挟着され
    た状態で、該リヤウインドガラスの周縁部と、これを嵌
    め込むための車体側開口とで形成される隙間を覆って、
    当該隙間部分の装飾を行うための自動車用ウインドモー
    ルディングであって、 前記リヤウインドガラスの周縁部にその全周に亘って挟
    着されるモールディング本体における少なくとも該リヤ
    ウインドガラスの両サイド部からロア部に至る2つの各
    コーナー部に挟着される部分は、連続一体成形されてい
    て、 しかも該モールディング本体における前記リヤウインド
    ガラスのロア部に挟着される部分のみに、前記車体側開
    口を形成しているロアパネルに弾接する板状のカバー部
    が外方に向けて突設されていることを特徴とする自動車
    用ウインドモールディング。
  2. 【請求項2】モールディング本体を構成する装飾部は、
    リヤウインドガラスのアッパー部においてルーフパネル
    に弾接することを特徴とする請求項1に記載の自動車用
    ウインドモールディング。
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