JPH0344497Y2 - - Google Patents

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JPH0344497Y2
JPH0344497Y2 JP10180285U JP10180285U JPH0344497Y2 JP H0344497 Y2 JPH0344497 Y2 JP H0344497Y2 JP 10180285 U JP10180285 U JP 10180285U JP 10180285 U JP10180285 U JP 10180285U JP H0344497 Y2 JPH0344497 Y2 JP H0344497Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 板厚を一般部より薄くして窓部を一体化して発
泡射出成形した透明樹脂成形品に関する。 〔従来の技術〕 第7図aはルーフの平面図、第7図bは第7図
aのA−A断面図である。 従来のプラスチツク製品は第7図bのように同
じ厚さの透明プラスチツクで一体構成し、窓部1
1以外は塗装12を行つていた。 〔考案が解決しようとする問題点〕 ところがプラスチツクは剛性が小さいため板厚
を厚くする必要があり、乗用車のルーフでは5〜
7mmが必要となるので重量、コストが増大する。
又取付用又は補強用リブやボスを一体成形すると
表面にひけ(へこみ)が発生し、外観が悪化する
欠点があつた。 本考案の目的は、前記従来装置の欠点を解消
し、一体成形が可能で軽く、一般部は偏肉があつ
ても表面に外観欠陥(へこみ)の発生が少なく、
透明部(窓部)は肉厚の調整によつて光線透過率
をコントロールできる透明樹脂成形品を提供する
にある。 〔問題点を解決するための手段と作用〕 本考案の樹脂成形品は、透明樹脂の発泡射出成
形品で、板厚を可変することにより光線透過率も
調整し、光線透過率が10%以下の非透光部と10%
以上の透光部とを一体成形したもので、この特性
を利用すればルーフ、ドア等の構造物を容易に一
体成形することができる。 〔実施例〕 以下第1〜6図を参照して本考案の一実施例に
ついて説明する。 第1図aはルーフの上面図、第1図bは第1図
aのA−A断面図である。第3図〜6図は変形例
である。 透明樹脂の発泡射出成形品は、板厚を変化させ
ると発泡部と非発泡部とをつくることができる。
本考案はこの特性を利用したもので明かりとり窓
部1は板厚を一般部2より薄くして発泡倍率を小
さくし、一般部2より光線透過率を大きくしたも
ので、このようにすれば窓部1と一般部2を容易
に一体に構成できる。 なお第1図bで部は一般部2で塗装、フイル
ム貼り、植毛等の方法によりさらに不透明にす
る。部の光線透過率は10%以下、の光線透過
率は10%以上とする。 第2図はポリカーボネートの肉厚と発泡倍率と
の関係線図である。 第3図は第1変形例でルーフの前方に窓部1が
あり、他は一般部2となつている。第4図は、ル
ーフの後方に窓部1を設けた第2変形例、第5図
は後部両側部に窓部1を設けた第3変形例、第6
図はルーフの両側部に窓部1を形成した第4変形
例である。 なお次の第1表は一実施例を表示したもので、
表中Lは無発泡のものの光線透過率Lは本実施例
における窓の光透過率である。T,tは実施例の
一般部と窓部の厚さを示す。この実験例によれば
ポリカーボネートでは実施例の窓は無発泡のもの
の窓部の光線透過率と殆んど同じであることを示
している。
〔考案の効果〕
前述のとおりに構成したので、本考案の樹脂成
形品は次のような効果が得られる。 (イ) 一体成形のため段差がなく空気抵抗が低減
し、汚れ防止ができる。 (ロ) シール面をもたなくてすみ、雨もれ防止が完
壁に図れる。 (ハ) 一般部は発泡しているため軽く又偏肉があつ
ても表面に外観欠陥(へこみ)が発生しにく
い。 (ニ) 透明部の光線透過率を肉軽の調整によつてコ
ントロールできる。 (ホ) 透明部として利用する部分はソリツド状にな
つているが、その周囲が発泡部でマウント状態
となるため、捩り力が作用しても透明部に応力
集中が作用することがなく、破損しにくい効果
も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図aはリーフの上面図、第1図bは第1図
aのA−A断面図、第2図は樹脂成形品(ポリカ
ーボネート)の肉厚と発泡倍率との関係線図、第
3図は第1変形例でaは上面図、bはaのA−A
断面図、第4図は第2変形例でaは上面第、bは
aのA−A断面図、第5図は第3変形例でaは上
面図、bは正面図、cはbのA−A断面図、第6
図は第4変形例でaは上面図、bはaのA−A断
面図、第7図はルーフの従来例でaは上面図、b
はaのA−A断面図である。 1……窓部、2……一般部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明樹脂の発泡射出成形品において、板厚を一
    般部より薄くして発泡倍率を小さくし光線透過率
    を大きくした明かりとり窓部を一般部と一体成形
    したことを特徴とする樹脂成形品。
JP10180285U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH0344497Y2 (ja)

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JP10180285U JPH0344497Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JP10180285U JPH0344497Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JPS6211619U JPS6211619U (ja) 1987-01-24
JPH0344497Y2 true JPH0344497Y2 (ja) 1991-09-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012206721A (ja) * 2012-07-17 2012-10-25 Mitsubishi Engineering Plastics Corp 窓を有するパネル構造体

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Publication number Publication date
JPS6211619U (ja) 1987-01-24

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