JP2623618B2 - 車両用ウインドウ - Google Patents
車両用ウインドウInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は車両用のウインドウ、特に雨水等を集めて
流下させるようにした車両用ウインドウに関するもので
ある。
流下させるようにした車両用ウインドウに関するもので
ある。
第7図は車両の斜視図であり、1は車体、2はフロン
トウインドウ(ウインドシールドガラス)、3はサイド
ウインドウ(ドアガラス)、4はリヤウインドウ、5は
車体パネル、6はウインドウモールディングである。
トウインドウ(ウインドシールドガラス)、3はサイド
ウインドウ(ドアガラス)、4はリヤウインドウ、5は
車体パネル、6はウインドウモールディングである。
第8図は実公昭57−54416号に示された従来のフロン
トウインドウを示す第7図のA−A断面図である。フロ
ントウインドウ2は、車体パネル5の開口部を覆うよう
に、ウインドウプレート7が接着剤8により車体パネル
5の底部フランジ9に接着され、車体パネル5の側部フ
ランジ10とウインドウプレート7の間隙を覆うようにウ
インドウモールディング6が設けられている。11はダム
ラバーである。サイド部12におけるモールディング6は
モールディング本体からウインドウプレート7側に突出
する突条13により、ウインドウプレート7との間に雨水
の収集溝14を形成している。
トウインドウを示す第7図のA−A断面図である。フロ
ントウインドウ2は、車体パネル5の開口部を覆うよう
に、ウインドウプレート7が接着剤8により車体パネル
5の底部フランジ9に接着され、車体パネル5の側部フ
ランジ10とウインドウプレート7の間隙を覆うようにウ
インドウモールディング6が設けられている。11はダム
ラバーである。サイド部12におけるモールディング6は
モールディング本体からウインドウプレート7側に突出
する突条13により、ウインドウプレート7との間に雨水
の収集溝14を形成している。
上記のフロントウインドウ2においては、雨天走行時
またはウインドウウオッシャ使用時にウインドウプレー
ト7に付着した水滴は収集溝14に集められて流下するた
め、車体パネル(ピラー)5を越えサイドウインドウ3
に横流れしてサイドウインドウ3の視界を遮ることが防
止される。
またはウインドウウオッシャ使用時にウインドウプレー
ト7に付着した水滴は収集溝14に集められて流下するた
め、車体パネル(ピラー)5を越えサイドウインドウ3
に横流れしてサイドウインドウ3の視界を遮ることが防
止される。
第9図は特公昭51-35727号に示された従来のリヤウイ
ンドウを示す第7図のB−B断面図である。リヤウイン
ドウ4は、ゴム成形体15により車体パネル5の底部フラ
ンジ9にウインドウプレート7とともに取付けられたモ
ールディング6から突条13が突出し、アッパー部16にお
ける車体パネル(ルーフ)5との間に収集溝14を形成し
ている。
ンドウを示す第7図のB−B断面図である。リヤウイン
ドウ4は、ゴム成形体15により車体パネル5の底部フラ
ンジ9にウインドウプレート7とともに取付けられたモ
ールディング6から突条13が突出し、アッパー部16にお
ける車体パネル(ルーフ)5との間に収集溝14を形成し
ている。
上記のリヤウインドウ4においては、車両の発進時お
よび走行時に車体パネル5上の水滴が収集溝14に集めら
れて流下し、リヤウインドウ4の視界を遮ることがな
い。
よび走行時に車体パネル5上の水滴が収集溝14に集めら
れて流下し、リヤウインドウ4の視界を遮ることがな
い。
しかしながら、上記のような従来の車両用ウインドウ
においては、いずれも突条13によって雨水の収集溝14が
形成されているため、走行中に風切音が発生するととも
に、部品点数が多く、取付工数が多いという問題点があ
った。特に第8図のものは、外表面から突条13が突出し
ているため、風切音は激しいことがあり、空気抵抗も大
きいという問題点があった。
においては、いずれも突条13によって雨水の収集溝14が
形成されているため、走行中に風切音が発生するととも
に、部品点数が多く、取付工数が多いという問題点があ
った。特に第8図のものは、外表面から突条13が突出し
ているため、風切音は激しいことがあり、空気抵抗も大
きいという問題点があった。
一方、ウインドウプレート7の外周に、射出成形等に
より枠材を一体に形成する車両用ウインドウが提案され
ているが(実開昭61-93310号ほか)、これらはいずれも
溝を形成していないため、走行時における雨水の横流れ
によるサイドウインドウ3の視認性の低下、あるいは発
進または停止時におけるルーフからの流下によるフロン
トウインドウ2またはリヤウインドウ4の視認性の低下
が生じるという問題点があった。
より枠材を一体に形成する車両用ウインドウが提案され
ているが(実開昭61-93310号ほか)、これらはいずれも
溝を形成していないため、走行時における雨水の横流れ
によるサイドウインドウ3の視認性の低下、あるいは発
進または停止時におけるルーフからの流下によるフロン
トウインドウ2またはリヤウインドウ4の視認性の低下
が生じるという問題点があった。
この発明の目的は、上記問題点を解決するため、部品
点数が少なくて製造および取付が容易であり、走行時に
おける風切音が少なく、雨水等による視認性の低下を防
止できる車両用ウインドウを提供することである。
点数が少なくて製造および取付が容易であり、走行時に
おける風切音が少なく、雨水等による視認性の低下を防
止できる車両用ウインドウを提供することである。
本発明は、車体パネルの開口部を覆うように取付けら
れるウインドウプレートと、 このウインドウプレートの周縁と車体パネルとの間隙
に沿うように、予めウインドウプレートの周縁部の射出
成形方法によってアッパー部からコーナー部を経てサイ
ド部に沿って連続して一体的に形成された合成樹脂製の
枠材とを備え、 この枠材は、 ウインドウプレートの周縁部を外側から覆うように前
記周縁部に予め形成された接着剤層を介して周縁部に一
体的に固着された本体部、 車体パネルの側部フランジに当接する舌片、 および舌片の下端部と本体部との間を調節可能に連結
する連結部を有し、 これら本体部、舌片および連結部はウインドウプレー
トを射出成形型に挟んで型締めしたときに、射出成形型
のキャビティ型面とコア型面およびウインドウプレート
の周縁面とで形成されるキャビティに射出し充填された
樹脂によって一体に形成され、 これにより枠材は車外側に向けて開口する凹状の溝を
形成し、 枠材を有するウインドウプレートが車体パネルの所定
位置に取付けられたとき、前記凹状の溝によりウインド
ウプレートと車体パネルとの間に雨水の収集溝を形成し
ている ことを特徴とする車両用ウインドウである。
れるウインドウプレートと、 このウインドウプレートの周縁と車体パネルとの間隙
に沿うように、予めウインドウプレートの周縁部の射出
成形方法によってアッパー部からコーナー部を経てサイ
ド部に沿って連続して一体的に形成された合成樹脂製の
枠材とを備え、 この枠材は、 ウインドウプレートの周縁部を外側から覆うように前
記周縁部に予め形成された接着剤層を介して周縁部に一
体的に固着された本体部、 車体パネルの側部フランジに当接する舌片、 および舌片の下端部と本体部との間を調節可能に連結
する連結部を有し、 これら本体部、舌片および連結部はウインドウプレー
トを射出成形型に挟んで型締めしたときに、射出成形型
のキャビティ型面とコア型面およびウインドウプレート
の周縁面とで形成されるキャビティに射出し充填された
樹脂によって一体に形成され、 これにより枠材は車外側に向けて開口する凹状の溝を
形成し、 枠材を有するウインドウプレートが車体パネルの所定
位置に取付けられたとき、前記凹状の溝によりウインド
ウプレートと車体パネルとの間に雨水の収集溝を形成し
ている ことを特徴とする車両用ウインドウである。
収集溝は、フロントウインドウの場合は少なくともサ
イド部に、リヤウインドウの場合は少なくともアッパー
部に形成されるが、フロントウインドウの場合はアッパ
ー部から両サイド部にかけて連続して形成するのが好ま
しい。
イド部に、リヤウインドウの場合は少なくともアッパー
部に形成されるが、フロントウインドウの場合はアッパ
ー部から両サイド部にかけて連続して形成するのが好ま
しい。
この発明の車両用ウインドウにおいては、ウインドウ
プレートの周縁部に射出成形等により枠材を形成し、枠
材の舌片が車体パネルの側部フランジに当接するように
取付ける。取付状態では枠材によって雨水の収集溝が形
成されているため、フロントウインドウでは車両の走行
時にウインドウプレートに付着した水滴は収集溝に集め
られて流下し、サイドウインドウへの横流れによる視認
性の低下は防止される。収集溝をアッパー部にも形成し
たときは、車両の発進または停止時においてルーフから
流下する雨水は収集溝に集められて流下し、フロントウ
インドウまたはリヤウインドウの視認性を低下させるこ
とがない。
プレートの周縁部に射出成形等により枠材を形成し、枠
材の舌片が車体パネルの側部フランジに当接するように
取付ける。取付状態では枠材によって雨水の収集溝が形
成されているため、フロントウインドウでは車両の走行
時にウインドウプレートに付着した水滴は収集溝に集め
られて流下し、サイドウインドウへの横流れによる視認
性の低下は防止される。収集溝をアッパー部にも形成し
たときは、車両の発進または停止時においてルーフから
流下する雨水は収集溝に集められて流下し、フロントウ
インドウまたはリヤウインドウの視認性を低下させるこ
とがない。
以下、本発明を図面の実施例により説明する。第1図
は実施例のフロントウインドウの正面図、第2図は第1
図および第7図のA−A断面図、第3図はC−C断面
図、第4図は裏面側から見た斜視図、第5図は成形型の
断面図であり、第7図ないし第9図と同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。
は実施例のフロントウインドウの正面図、第2図は第1
図および第7図のA−A断面図、第3図はC−C断面
図、第4図は裏面側から見た斜視図、第5図は成形型の
断面図であり、第7図ないし第9図と同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。
車体パネル5は、車体1の内部側に折曲がった側部フ
ランジ10からウインドウプレート7側に折曲がった底部
フランジ9の先端側に開口部17が形成されている。ウイ
ンドウプレート7は開口部17を覆うように、その周縁部
が底部フランジ9と重なる寸法とされており、車体パネ
ル5の外表面とほぼ一致する外表面を有している。ウイ
ンドウプレート7は内部にポリビニルブチラール等の中
間膜7aを有する合せガラスからなり、外周部の裏面側に
不透明プリント層18が形成され、周縁部に合成樹脂製の
枠材19が射出成形等により一体成形されている。
ランジ10からウインドウプレート7側に折曲がった底部
フランジ9の先端側に開口部17が形成されている。ウイ
ンドウプレート7は開口部17を覆うように、その周縁部
が底部フランジ9と重なる寸法とされており、車体パネ
ル5の外表面とほぼ一致する外表面を有している。ウイ
ンドウプレート7は内部にポリビニルブチラール等の中
間膜7aを有する合せガラスからなり、外周部の裏面側に
不透明プリント層18が形成され、周縁部に合成樹脂製の
枠材19が射出成形等により一体成形されている。
枠材19は、ウインドウプレート7の周縁部のアッパー
部15と両サイド12の三方に沿って形成される横断面コ字
状の本体部20、車体パネル5の側部フランジ10に当接す
る舌片21、およびこれらの本体部20と舌片21を底面側で
連結する蛇腹状の連結部22により、車体パネル5とウイ
ンドウプレート7との間に雨水の収集溝14を形成してい
る。この実施例では、収集溝14はアッパー部16から両サ
イド部12にかけて形成されているが、サイド部12だけで
あってもよい。車体パネル5は、ルーフを1枚の鉄板か
ら形成する場合や、切取った鉄板を溶接する場合などが
あり、第2図の10aに示すように寸法のバラツキがある
ので、このバラツキを吸収するために、連結部22は寸法
の大きいものを合わせて形成されており、蛇腹部でバラ
ツキを吸収し、調節するようになっているのが好まし
い。また本体部20の裏面には複数個の突部23および凹部
24が形成されており、接着剤8を介して車体パネル5の
底部フランジ9に取付ける際に、突部23が底部フランジ
9に当接して、底部フランジ9から所定の間隔を保って
ウインドウプレート7が位置決めされるとともに、凹部
24に接着剤8が充填され、接着力を高めるようになって
いる。
部15と両サイド12の三方に沿って形成される横断面コ字
状の本体部20、車体パネル5の側部フランジ10に当接す
る舌片21、およびこれらの本体部20と舌片21を底面側で
連結する蛇腹状の連結部22により、車体パネル5とウイ
ンドウプレート7との間に雨水の収集溝14を形成してい
る。この実施例では、収集溝14はアッパー部16から両サ
イド部12にかけて形成されているが、サイド部12だけで
あってもよい。車体パネル5は、ルーフを1枚の鉄板か
ら形成する場合や、切取った鉄板を溶接する場合などが
あり、第2図の10aに示すように寸法のバラツキがある
ので、このバラツキを吸収するために、連結部22は寸法
の大きいものを合わせて形成されており、蛇腹部でバラ
ツキを吸収し、調節するようになっているのが好まし
い。また本体部20の裏面には複数個の突部23および凹部
24が形成されており、接着剤8を介して車体パネル5の
底部フランジ9に取付ける際に、突部23が底部フランジ
9に当接して、底部フランジ9から所定の間隔を保って
ウインドウプレート7が位置決めされるとともに、凹部
24に接着剤8が充填され、接着力を高めるようになって
いる。
上記のフロントウインドウ2は、第5図に示すよう
に、キャビティ型となる上型25およびコア型となる下型
26によって形成される射出成形型の空間にウインドウプ
レート7を挿入して型締めし、上型25および下型26の型
面とウインドウプレート7の周縁面とで形成されるキャ
ビティ27に樹脂を射出して、射出成形により一体的に枠
材19を形成する。このときウインドウプレート7の先端
部に接着剤28を予め塗布しておき、ランナー29,30から
スプル31,32を通してキャビティ27に樹脂を射出して枠
材19を一体成形する。
に、キャビティ型となる上型25およびコア型となる下型
26によって形成される射出成形型の空間にウインドウプ
レート7を挿入して型締めし、上型25および下型26の型
面とウインドウプレート7の周縁面とで形成されるキャ
ビティ27に樹脂を射出して、射出成形により一体的に枠
材19を形成する。このときウインドウプレート7の先端
部に接着剤28を予め塗布しておき、ランナー29,30から
スプル31,32を通してキャビティ27に樹脂を射出して枠
材19を一体成形する。
こうして製造されたフロントウインドウ2は、底部フ
ランジ9との間に接着剤8を充填して硬化させ、車体パ
ネル5に取付ける。このとき枠材19は本体部20、舌片21
および連結部22が接着剤8によって車体パネル5の底部
フランジ9および側部フランジ10に接着される。取付状
態では枠材19によって収集溝14が形成されているため、
車両の走行時にウインドウプレート7に付着した水滴33
は収集溝14に集められて流下し、サイドウインドウ3へ
の横流れによる視認性の低下は防止される。また車両の
発進または停止時にルーフから流下する水滴33も同様に
収集溝14に集められて流下し、フロントウインドウ2の
視認性を低下させることはない。そして車体パネル5と
ウインドウプレート7との外表面がほぼ一致しており、
従来の突条13がないため、空気は矢印X,Yのように流れ
て抵抗が小さく、風切音も発生しない。
ランジ9との間に接着剤8を充填して硬化させ、車体パ
ネル5に取付ける。このとき枠材19は本体部20、舌片21
および連結部22が接着剤8によって車体パネル5の底部
フランジ9および側部フランジ10に接着される。取付状
態では枠材19によって収集溝14が形成されているため、
車両の走行時にウインドウプレート7に付着した水滴33
は収集溝14に集められて流下し、サイドウインドウ3へ
の横流れによる視認性の低下は防止される。また車両の
発進または停止時にルーフから流下する水滴33も同様に
収集溝14に集められて流下し、フロントウインドウ2の
視認性を低下させることはない。そして車体パネル5と
ウインドウプレート7との外表面がほぼ一致しており、
従来の突条13がないため、空気は矢印X,Yのように流れ
て抵抗が小さく、風切音も発生しない。
第6図は他の実施例を示す第1図および第7図のA−
A断面図である。この実施例では、ウインドウプレート
7が合せガラスの場合、外表面側に段差34を設けて、ウ
インドウプレート7と枠材19の外表面を一致させてお
り、これにより空気抵抗はさらに小さくなる。
A断面図である。この実施例では、ウインドウプレート
7が合せガラスの場合、外表面側に段差34を設けて、ウ
インドウプレート7と枠材19の外表面を一致させてお
り、これにより空気抵抗はさらに小さくなる。
なお、以上の実施例はフロントウインドウ2に関する
ものであったが、リヤウインドウ4にも適用可能であ
り、この場合、アッパー部16のみに収集溝14を形成する
ことができるが、サイド部12にも形成してもよい。
ものであったが、リヤウインドウ4にも適用可能であ
り、この場合、アッパー部16のみに収集溝14を形成する
ことができるが、サイド部12にも形成してもよい。
本発明によれば、雨水の収集溝を有する枠材をウイン
ドウプレートの周縁部に射出成形により一体的に形成し
たため、枠材の固着性に優れた変形の少ない車両用ウイ
ンドウが得られ、部品点数が少なくて、製造および取付
が容易であり、走行時における風切音が少なく、雨水の
付着等による視認性の低下を防止することができる。
ドウプレートの周縁部に射出成形により一体的に形成し
たため、枠材の固着性に優れた変形の少ない車両用ウイ
ンドウが得られ、部品点数が少なくて、製造および取付
が容易であり、走行時における風切音が少なく、雨水の
付着等による視認性の低下を防止することができる。
第1図は実施例のフロントウインドウの正面図、第2図
は第1図および第7図のA−A断面図、第3図はC−C
断面図、第4図は裏面側から見た斜視図、第5図は成形
型の断面図、第6図は他の実施例のA−A断面図、第7
図は車両の斜視図、第8図は従来のウインドウを示すA
−A断面図、第9図はB−B断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、2はフ
ロントウインドウ、4はリヤウインドウ、5は車体パネ
ル、7はウインドウプレート、9は底部フランジ、10は
側部フランジ、14は収集溝、17は開口部、19は枠材、20
は本体部、21は舌片、22は連結部である。
は第1図および第7図のA−A断面図、第3図はC−C
断面図、第4図は裏面側から見た斜視図、第5図は成形
型の断面図、第6図は他の実施例のA−A断面図、第7
図は車両の斜視図、第8図は従来のウインドウを示すA
−A断面図、第9図はB−B断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、2はフ
ロントウインドウ、4はリヤウインドウ、5は車体パネ
ル、7はウインドウプレート、9は底部フランジ、10は
側部フランジ、14は収集溝、17は開口部、19は枠材、20
は本体部、21は舌片、22は連結部である。
Claims (3)
- 【請求項1】車体パネルの開口部を覆うように取付けら
れるウインドウプレートと、 このウインドウプレートの周縁と車体パネルとの間隙に
沿うように、予めウインドウプレートの周縁部に射出成
形方法によってアッパー部からコーナー部を経てサイド
部に沿って連続して一体的に形成された合成樹脂製の枠
材とを備え、 この枠材は、 ウインドウプレートの周縁部を外側から覆うように前記
周縁部に予め形成された接着剤層を介して周縁部に一体
的に固着された本体部、 車体パネルの側部フランジに当接する舌片、 および舌片の下端部と本体部との間を調節可能に連結す
る連結部を有し、 これら本体部、舌片および連結部はウインドウプレート
を射出成形型に挟んで型締めしたときに、射出成形型の
キャビティ型面とコア型面およびウインドウプレートの
周縁面とで形成されるキャビティに射出し充填された樹
脂によって一体に形成され、 これにより枠材は車外側に向けて開口する凹状の溝を形
成し、 枠材を有するウインドウプレートが車体パネルの所定位
置に取付けられたとき、前記凹状の溝によりウインドウ
プレートと車体パネルとの間に雨水の収集溝を形成して
いる ことを特徴とする車両用ウインドウ。 - 【請求項2】収集溝はサイド部または(および)アッパ
ー部に形成された特許請求の範囲第1項記載の車両用ウ
インドウ。 - 【請求項3】連結部は伸縮可能な蛇腹状に形成された特
許請求の範囲第1項または第2項記載の車両用ウインド
ウ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62311597A JP2623618B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 車両用ウインドウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62311597A JP2623618B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 車両用ウインドウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01153325A JPH01153325A (ja) | 1989-06-15 |
| JP2623618B2 true JP2623618B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=18019159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62311597A Expired - Fee Related JP2623618B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 車両用ウインドウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2623618B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2600914B2 (ja) * | 1989-07-31 | 1997-04-16 | 橋本フォーミング工業株式会社 | 車両用ウインドウモールディング |
| JP3079508B2 (ja) * | 1990-01-12 | 2000-08-21 | 株式会社リコー | 文書変換装置 |
| JP2509788Y2 (ja) * | 1990-01-25 | 1996-09-04 | 株式会社パイオラックス | ガラスモ―ルの取付構造 |
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-
1987
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