JPH061449Y2 - 車輌用ウィンドシ−ルドガラスの取付構造 - Google Patents

車輌用ウィンドシ−ルドガラスの取付構造

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JPH061449Y2
JPH061449Y2 JP1987068547U JP6854787U JPH061449Y2 JP H061449 Y2 JPH061449 Y2 JP H061449Y2 JP 1987068547 U JP1987068547 U JP 1987068547U JP 6854787 U JP6854787 U JP 6854787U JP H061449 Y2 JPH061449 Y2 JP H061449Y2
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JP
Japan
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front pillar
attached
roof
weather strip
mounting structure
Prior art date
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JP1987068547U
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JPS63180313U (ja
Inventor
敏隆 西井
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、ウィンドシールドガラス(以下、ウィンドガ
ラスと略称する)を車体フレームに取付ける際の取付構
造の改良に関する。
b.従来の技術 従来、第1図に示すような車体フレームの開口部にウィ
ンドガラス1を取付ける場合に、接着剤を用いて固定す
る方法が行なわれている。
第3図はその取付構造の一例で、第1図のB−B線断面
を示すものであって、ウィンドガラス1の周縁部にウェ
ザーストリップ2を装着し、この内側に流止部材7を周
設し、これら各部材とフレーム16によって形成される空
間部に接着剤8を充填し、この接着剤8を介してウィン
ドガラス1をフレーム16に取付けるようになっている。
すなわち従来は、ウィンドガラス1の全周にわたってこ
のような取付構造がとられていた。
c.考案が解決しようとする問題点 しかしながら、この取付構造にあっては、接着剤8が硬
化するまでにかなりの時間を要するために、その間にウ
ィンドガラス1がフレーム16より浮き上がってしまうと
いう問題があった。
d.問題点を解決するための手段 本考案はこのような問題点を解決しようとするもので、
その要旨とするところは、ウィンドシールドガラス1の
周縁にウェザーストリップ2を装着し、該ガラスを接着
剤を介してフロントピラー12に取付けてなる構造にお
いて、ルーフからフロントピラーにかけて連続した接合
フランジを設けるとともに、該接合フランジにルーフド
リップを装着し、該ルーフドリップの先端部によって上
記ウェザーストリップを押圧し、該ウェザーストリップ
2を介してウィンドシールドガラスを上記フロントピラ
ーに押し付けたことを特徴とするウィンドシールドガラ
スの取付構造にある。
以下、本考案に係る車輌用ウィンドシールドガラスの取
付構造の一実施例を、添付図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図は同取付構造の部分斜視図、第2図は第1図に示
したA−A線による部分断面図、第3図は第1図に示し
たB−B線による部分断面図、第4図は第1図に示した
C−C線による部分断面図である。
本実施例は、フロントウィンドガラスを自動車の車体に
取付ける場合を示す。図においては、1はウィンドガラ
ス、2はその周縁部に装着されたウェザーストリップ、
3はサイドボデーアウターパネル、4はフロントピラー
アウターパネル、5はフロントピラーインナーパネルで
ある。
フロントピラーアウターパネル4とフロントピラーイン
ナーパネル5の接合部6と、ウィンドガラス1との間に
は、接着剤の流出を防止するためにダムラバー7がウィ
ンドガラス1の縁に沿ってそのやや内側に配設されてお
り、このダムラバー7,ウィンドガラス1,ウェザース
トリップ2及びフロントピラーアウターパネル4によっ
て形成される空間部には、接着剤8が充填されている。
この接着剤8を介してウィンドガラス1はフロントピラ
ーアウターパネル4に固着されている。9は、上記両パ
ネルの接合部6に装着されたオープニングトリムであ
る。
一方、サイドボデーアウターパネル3とフロントピラー
アウターパネル4の接合フランジ11には、ルーフドリッ
プ10が装着してあり、該ルーフドリップ10の先端部10a
によってウェザーストリップ2をフロントピラー12に押
し付けている。11aは接合フランジ11の先端を折り曲げ
て形成した係止部11aで、該係止部11aによってルーフド
リップ10の外れを防止している。このルーフドリップ10
は、たとえばABS樹脂と塩化ビニールよりなる二重押出
成型品であって、嵌着強度を増すための弾性部材10bが
内設されている。なお、図を判り易くするため第1図に
おいて、このルーフドリップ10の図示は省略されてい
る。
さらに、左右のフロントピラー12の接合フランジ11は、
第1図に示すようにサイドボデーアウターパネル3とル
ーフパネル13の接合フランジ11と連なっており、この部
分にもルーフドリップ10が嵌着されている。この結果、
ルーフパネル13の両端部には、フロントピラー12に連続
してルーフドリップ10が配置され、装飾的効果が得られ
る。なお第4図において、14はエクステンションルーフ
サイドパネル、15はサイドボデーインナーパネルであ
る。
一方、ウィンドガラス1の上下両端部は、第3図に示す
ように上記ルーフドリップ10を設けないで、接着剤8に
よってのみフレーム16に固着されている。なお17はルー
フパネル13と接合されたルーフフロントインナーパネル
である。
本実施例において、ウィンドガラス1をフレーム16に取
付ける手順を以下に述べる。まず、ウィンドガラス1を
コアとしてウェザーストリップ2を射出成型し、これを
ウィンドガラス1の周縁部に装着する。つぎに、フロン
トピラーアウターパネル4とフロントピラーインナーパ
ネル5の接合部6及びルーフパネル13とルーフフロント
ピラーインナーパネル17の接合部にオープニングトリム
9を装着し、ウィンドガラス1にダムラバー7を周設
し、その内側に接着剤8を塗布してウェザーストリップ
2をフレーム16の所定の位置に当接する。最後に、第2
図及び第4図に示すように接合フランジ11にルーフドリ
ップ10を装着すればよい。これによって、ルーフドリッ
プ10の先端部10aがウェザーストリップ2を押圧するた
めに、接着剤8が硬化するまでの間、ウィンドガラス1
がフレーム16から浮き上がるのを防止する。
e.考案の効果 本考案によれば、フロントピラー12の接合フランジ11に
装着したルーフドリップ10の先端部10aが、ウィンドガ
ラス1をフロントピラー12に押し付けるので、接着剤が
硬化するまでの間にウィンドガラス1がフロントピラー
12から浮き上がらなくなり、ウィンドガラス1の取付精
度の向上を図ることができる。
さらに、組立ライン上ではウェザーストリップ2を装着
したウィンドガラス1をフロントピラー12に押し付け、
ルーフドリップ10を接合フランジ11に装着するだけでウ
ィンドガラス1の組み付けが完了し、ウィンドガラス1
の浮き上がり防止対策は不要になるので、組立工数を大
幅に低減することができる。
さらにまた、ウェザーストリップ2とルーフドリップ10
とその先端部10aによって雨樋が形成されるので、フロ
ントピラー部のシール性が向上する。
なお、ルーフからフロントピラー12にかけてルーフドリ
ップ10が連続的に配置されるので、その形状、色彩を適
宜選択することによって、装飾効果を得ることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係る車輌用ウィンドシー
ルドガラスの取付構造の一実施例を示し、第1図は同取
付構造の部分斜視図、第2図は第1図に示したA−A線
断面による一部拡大図、第3図は第1図に示したB−B
線断面による一部拡大図、第4図は第1図に示したC−
C線断面による一部拡大図である。 1…ウィンドガラス、 2…ウェザーストリップ、 6…接合部、 7…ダムラバー、 8…接着剤、 9…オープニングトリム、 10…ルーフドリップ、 11…接合フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウィンドシールドガラス1の周縁にウェザ
    ーストリップ2を装着し、該ガラス1を接着剤8を介し
    てフロントピラー12に取付けてなる構造において、ルー
    フ13からフロントピラー12にかけて連続した接合フラン
    ジ11を設けるとともに、該接合フランジ11にルーフドリ
    ップ10を装着し、該ルーフドリップ10の先端部10aによ
    って上記ウェザーストリップ2を押圧し、該ウェザース
    トリップ2を介してウィンドシールドガラス1を上記フ
    ロントピラー12に押し付けたことを特徴とするウィンド
    シールドガラスの取付構造。
JP1987068547U 1987-05-08 1987-05-08 車輌用ウィンドシ−ルドガラスの取付構造 Expired - Lifetime JPH061449Y2 (ja)

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JPS63180313U JPS63180313U (ja) 1988-11-22
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715768Y2 (ja) * 1988-12-02 1995-04-12 三菱自動車工業株式会社 車両用モール

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58150514U (ja) * 1982-04-02 1983-10-08 トヨタ自動車株式会社 自動車用フロントウインドガラスの面一化構造
JPS58180341A (ja) * 1982-04-15 1983-10-21 Nissan Motor Co Ltd 車両用アンテナ取付構造
JPH0671892B2 (ja) * 1985-09-27 1994-09-14 日産自動車株式会社 自動車のフロントピラ−構造

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JPS63180313U (ja) 1988-11-22

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