JPH035189Y2 - - Google Patents

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JPH035189Y2
JPH035189Y2 JP16317685U JP16317685U JPH035189Y2 JP H035189 Y2 JPH035189 Y2 JP H035189Y2 JP 16317685 U JP16317685 U JP 16317685U JP 16317685 U JP16317685 U JP 16317685U JP H035189 Y2 JPH035189 Y2 JP H035189Y2
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JP
Japan
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cover part
cover
reinforcement
vehicle body
tank
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JP16317685U
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JPS6271089U (ja
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンの上方に配置される電装品
等の補機類を覆う所謂ダミータンクに関するもの
である。
(従来技術及びその問題点) 従来から自動2輪車の燃料タンクの代りにダミ
ータンクと呼称されるカバー部材をエンジンの上
方に設け、エンジンの上方に配置された電装品等
を覆うようにした先行技術が知られている。
しかしながら、この先行技術ではカバー部材が
左右分割形になつているので、合せ面で「ずれ」
が発生しやすく、又強度が弱い場合に所謂ニーグ
リツプが充分出来ないということもある(先行技
術文献として、例えば特公昭52−5133号)。
(考案の目的) 本考案は、強度に富みニーグリツプが可能で左
右一体形の自動2輪車のダミータンクを提供する
ことを目的としている。
(考案の構成) (1) 技術的手段 本考案は、エンジンの上方に配置される補機類
を覆う燃料タンクのような形状のカバー部を左右
一体に形成し、このカバー部の両側部に乗員の膝
で挟み得るニーグリツプ部を形成し、カバー部の
下縁部に連続して別体の下部カバー部を設けたこ
とを特徴とする自動2輪車のダミータンクであ
る。
(2) 作用 強度に富み、合せ面のない左右一体形のカバー
部の両側部に設けられたニーグリツプ部を乗員の
膝で挟む。
(実施例) 第1図を参照して本考案を採用した自動2輪車
のダミータンクを説明する。第1図中で10は車
体フレームであり、車体フレーム10の上方の空
間を覆うようにダミータンク12が詳しくは後述
するブラケツト等の周知の固定手段で車体フレー
ム10に固定されている。車体フレーム10の下
方にはエンジン(図示せず)が設けられている。
ダミータンク12は車体フレーム10の上方を覆
うカバー部14と、カバー部14の下縁に固定さ
れたリーンホース部16(下部カバー部)とから
なつている。
カバー部14は車体フレーム10の上方に配置
される補機類18(バツテリー、エアクリーナ、
電装品類等)を覆うもので、カバー部14は通常
の燃料タンクのような形状に形成されている。カ
バー部14は例えばABS樹脂等の強度に富んだ
合成樹脂製である。カバー部14は第2図に示す
ように、左右一体に例えば射出成型で継目無しに
形成されている。
第2図中の右端部には、開閉自在の注油口ドア
ー20が設けられており、注油口ドアー20の下
方に配置されているフイラーキヤツプ22(第1
図)から車体フレーム10の下方に設けられた燃
料タンク(図示せず)へ燃料を補給するようにな
つている。カバー部14の両側面には段付状のニ
ーグリツプGが形成されており、このニーグリツ
プ部Gはリーンホース部16にも連続している。
第1図に示すように、カバー部14の両側部下
縁にはリーンホース部16が連続して固定されて
いる。リーンホース部16はカバー部14とは異
なる材質、例えばアルミ板等の金属材料で形成さ
れる場合と、強度剛性を考慮した複雑な断面形状
を有するカバー14と同一の材料で形成される場
合がある。リーンホース部16はビス24で車体
フレーム10のブラケツト26,28(第2図)
に固定されるとともに、ボルト30でカバー部1
4に固定されている。
このカバー部14とリーンホース部16の固定
部分の構造は第3図に示すように、カバー部14
のフランジ32と、リーンホース部16のフラン
ジ34を衝合させた状態でボルト30、ナツト3
8で締付けるようになつている。
フランジ32の両端部にはリブ40(第1図)
が一体に形成されており、リブ40でフランジ3
2を補強している。カバー部14のフランジ32
は片側に4個ずつ略等間隔を隔てて設けられてお
り、リーンホース部16のフランジ34はリーン
ホース部16の上縁の略全長にわたつて連続して
設けられている。
リーンホース部16の下端部は車体中心方向に
回り込むように屈曲されており、このリーンホー
ス部16の下端部にはボルト30に対応した位置
に孔42が形成されている。したがつて孔42か
らドライバを差し込んでボルト30を締付けるよ
うになつている。
次に作用を説明する。以上のダミータンクでは
カバー部14が左右一体成型であるので、カバー
部14の上面に継目44(第2図)が発生せず外
観が美しいばかりか、防水性もよい。また継目部
分での面ずれや段差等が発生しない。
カバー部14とリーンホース部16が別体であ
るので、それぞれの機能に応じた設計処理が可能
である。すなわちニーグリツプ部Gを乗員が膝で
挟んだ場合にリーンホース部16でニーグリツプ
部Gに働く荷重の大部分を受け止められるように
リーンホース部16をアルミ板製、又は強度の高
い複雑な断面形状を持つた樹脂製にし、カバー部
14は軽量でコストの易いABS樹脂で製造する。
したがつてニーグリツプに耐え得る強度を維持し
ながら、軽量、安価である。
またカバー部14とリーンホース部16を色違
いにする場合には、カバー部14とリーンホース
部16を組立てる前に、予め着色、塗装等を施し
ておけば、マスキング無しで色違いのツートンカ
ラー処理が可能である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案による自動2輪車の
ダミータンクは、カバー部14を左右一体にした
ので、カバー部14の上面に継目44(第2図)
が発生せず外観が美しいばかりか、防水性を向上
させることができる。継目部分での面ずれや段差
等が発生せず、寸法精度を向上させることができ
る。
またカバー部14とリーンホース部16が別体
であるので、それぞれの機能に応じた設計処理が
可能になり、乗員のニーグリツプに耐え得る強度
と、軽量、低コスト化とを両立させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を採用したダミータンクの正面
図、第2図は第1図の矢視図、第3図は第1図
の−断面図である。 10……車体フレーム、12……ダミータン
ク、14……カバー部、16……リーンホース
部、18……補機類、G……ニーグリツプ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンの上方に配置される補機類を覆う燃料
    タンクのような形状のカバー部を左右一体に形成
    し、このカバー部の両側部に乗員の膝で挟み得る
    ニーグリツプ部を形成し、カバー部の下縁部に連
    続して別体の下部カバー部を設けたことを特徴と
    する自動2輪車のダミータンク。
JP16317685U 1985-10-24 1985-10-24 Expired JPH035189Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16317685U JPH035189Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

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JP16317685U JPH035189Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

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Publication Number Publication Date
JPS6271089U JPS6271089U (ja) 1987-05-06
JPH035189Y2 true JPH035189Y2 (ja) 1991-02-08

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CN101918266B (zh) * 2007-12-28 2012-07-11 雅马哈发动机株式会社 机动二轮车
JP6099694B2 (ja) * 2015-05-27 2017-03-22 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

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JPS6271089U (ja) 1987-05-06

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