JPH0420906Y2 - - Google Patents

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JPH0420906Y2
JPH0420906Y2 JP16736787U JP16736787U JPH0420906Y2 JP H0420906 Y2 JPH0420906 Y2 JP H0420906Y2 JP 16736787 U JP16736787 U JP 16736787U JP 16736787 U JP16736787 U JP 16736787U JP H0420906 Y2 JPH0420906 Y2 JP H0420906Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はたて樋の取付構造に関する。
〔従来の技術〕
近年、控具を用いてたて樋を家屋の壁面等に取
り付ける場合、取付作業が簡単でありながらたて
樋をがたつきなく支持でき、しかも控具が目立た
なくなる構造にすることが要望されている。
このような要望に沿つた従来のたて樋の取付構
造が実開昭62−89439号公報に開示されている。
このものは第6図に示すようにたて樋100の左
右の側壁101,101に形成された凹溝10
2,102を控具本体200の係止部201、2
01にそれぞれ係止させると共に、控具本体20
0の左右一対の突出部202,202とこれらの
突出部202,202を連絡している腕部203
とによつてたて樋100の凹溝102,102の
後方部分を抱え込ませ、かつ、その後方部分を突
出部202,202と腕部203に粘着層204
を介して貼り付けたものである。なお、205は
控具本体200に固着された足であり、この足2
05が家屋の壁面A等に固着される。
このような取付構造によると、控具本体200
の一対の突出部202,202を拡開させながら
たて樋100をそれらの突出部202,202の
間に押し込んで凹溝102,102を係止部20
1,201に係止させるだけでたて樋100を取
り付けることができるため、取付作業が比較的簡
単になる。また、取付後には粘着層204を介し
て控具本体200にたて樋100が貼り付けられ
ているためにたて樋100が控具本体200にが
たつきなく支持される。さらにたて樋100の前
方からは突出部202,202と係止部201,
201の一部が見えるだけであるために控具が目
立つて見苦しくなるといつた事態が比較的少なく
なる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の取付構造では、控具本体200
の左右の突出部202,202がたて樋100の
左右の側壁101,101の凹溝102,102
よりも後方部分で外部に露出しているため、上述
のように控具が余り目立たないといつても控具が
見えないわけではない。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、取付作業が簡単でありながらたて樋をがたつ
きなく支持でき、しかも控具の見える部分が従来
例よりも少なくなるか或いは全く無くなるたて樋
の取付構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のたて樋の取付構造は、控具本体の両端
部に設けられた左右一対の支持腕のうちの少なく
とも一方の支持腕がヒンジ機構を介して控具本体
に連結され、かつこれら左右一対の支持腕に係合
部が設けられ、この係合部にたて樋の家屋に面す
る背壁の両端部に形成された被係合部が係止され
ていると共に、上記係合部が支持腕に作用する揺
動方向のばね力によつて上記被係合部に押し付け
られているものである。
〔作用〕
本考案のたて樋の取付構造によると、たて樋は
その背壁の幅方向の被係合部が控具本体の係合部
に係止されているため、従来のように控具の一部
をたて樋の側壁側へ突出させる必要がなくなり、
従来のものに比べて控具の見える部分が少なくな
るか或いは全く見えなくなる。また、上記係合部
が支持腕に作用する揺動方向のばね力によつて上
記被係合部に押し付けられているためたて樋がが
たつきなく支持される。さらに、たて樋は少なく
とも一方の支持腕をばね力に抗して開くか又は閉
めるかしながらたて樋の背壁の被係合部を控具本
体の係合部に係止させるだけで取り付けられる。
〔実施例〕
第1図は本考案の第一実施例を示したもので、
たて樋1はポリ塩化ビニル樹脂やポリプロピレン
等の熱可塑性樹脂を連続押出成形した成形品より
なる所謂角たて樋であつて、家屋Bに面する背壁
2の幅方向の両端部、即ち左側端部と右側端部に
はたて樋1の全長に亘つて延びる被係合部3,3
が一体に具備されている。被係合部3は背壁2に
対して直角に家屋B側へ突出する突片4とこの突
片4の先端部に折返し状に斜めに形成された折曲
片5とを一体に備えている。これに対し、控具6
は第3図に示すように足7を一体に有する帯板状
の控具本体8の両端部に蝶番のようなヒンジ機構
9,9を介して支持腕10,10が連結されてい
ると共に、支持腕10の先端部に横方向へ突出す
る張出部11が曲成され、さらにこの張出部11
の先端部に折返し状の係合部12が形成されてい
る。また、上記支持腕10,10の相互間には圧
縮ばね13が介在されており、この圧縮ばね13
のばね力が一対の支持腕10,10を押し拡げる
方向に常時作用している。足7を図のように下方
に突出させておくと、圧縮ばね13が介在しても
じやまされずに家屋Bに打ち付けることができ
る。
第1図のようにたて樋1を控具6に取り付けた
状態で、たて樋1における背壁2の被係合部3,
3は控具6の係合部12,12に外側から係止し
ており、かつ、支持腕10,10に作用している
上記ばね力によつて上記係合部12,12が上記
被係合部3,3の突片4,4に押し付けられてい
る。
このような取付構造によると、たて樋1によつ
て控具本体8や支持腕10,10が完全に覆い隠
され、特に、たて樋1の被係合部3によつて係合
部12が完全に覆い隠されるため控具6が全く見
えなくなる。また、たて樋1の側方からは第2図
に示すように支持腕10の一部が見えるだけであ
る。このように上記取付構造は従来例に比べて控
具6が目立ちにくく、実際上は控具6が目立つこ
とは殆ど起こり得ない。また、支持腕10,10
が内方へ揺動してその相互間隔が狭まつたときに
たて樋1が控具6から離脱するおそれがあるが、
上記支持腕10,10は圧縮ばね13のばね力に
よつて押し拡げられる方向へ常時付勢されてお
り、しかも突片4の先端部に折返し状に斜めに形
成された折曲片5,5が上記係合部12,12に
横方向でも係止しているので、たて樋1は離脱し
にくく、しかもたて樋1ががたつきなく支持され
た状態となる。さらに控具6に支持されたたて樋
1が何らかの作用で前方へ引つ張られた場合でも
上記折曲片5,5が係合部12,12からの抜け
出しを阻止することに役立つ。
たて樋1を取り付けるときには、圧縮ばね13
のばね力に抗して一対の支持腕10,10を押し
て係合部12,12の相互間隔を狭くし、次にた
て樋1の被係合部3,3を上記係合部12,12
の外側へ嵌め込んで支持腕10,10に対する押
し付けを解除する。こうすると、支持腕10,1
0が圧縮ばね13のばね力によつて復元し、第1
図のように係合部12,12が被係合部3,3に
係合する。或いはまた、たて樋1の被係合部3,
3を控具6の係合部12,12に当接させ、たて
樋1を控具6側に押し付けることにより圧縮ばね
13を圧縮して嵌入し、その後圧縮ばね13が復
元することを利用して係合させることもできる。
この方法であると単にたて樋1を押し付けるだけ
であり、より簡単に取り付けることができる。
上記実施例では、ヒンジ機構を控具本体8の両
端部に設けてたて樋1との嵌合を容易にしたが、
そのために控具6が家屋Bに対して左右に揺動す
ることも考えられ、ピン等で固定する必要性が生
じる。これを無くするためには、第4図に示すよ
うにヒンジ機構9を控具本体8の片端部のみに設
け、他端部は帯板を折曲した形状にして揺動不能
に形成する。この構造の控具6を用いると、ヒン
ジ機構9を介して連結された支持腕10のみが揺
動し、他方の支持腕10は固定されているので、
控具6を家屋Bに打ち付け固定することにより、
控具6が揺動せず、たて樋1を安定して取り付け
られる。
上記各実施例は被係合部3が係合部12にその
外側から係合している例であるが、第5図に示し
た第三実施例のように被係合部3が係合部12に
その内側から係合する構成にすることも可能であ
る。この場合にはたて樋1の背壁3の両端部にL
字型の被係合部3,3を一体に外向きに形成して
おくと共に、控具本体8にヒンジ機構9,9を介
して連結された支持腕10,10の先端部に内向
きの係合部12,12を具備させ、さらに支持腕
10,10の間に引張りばね14を介在して支持
腕10,10を引張りばね14のばね力で近付く
方向に付勢しておく。こうしておくと、係合部1
2,12に被係合部3,3が係止され、かつ、上
記係合部12,12が支持腕10,10に作用す
るばね力によつて上記被係合部3,3に押し付け
られてたて樋1ががたつきなく支持される。ま
た、たて樋1を取り付けるときは、引張りばね1
4のばね力に抗して支持腕10,10を拡開させ
ながら、或いは被係合部を3を係合部12に圧入
させ、支持腕10を拡開させながらたて樋1の被
係合部3,3を上記係合部12,12の内側へ嵌
め込んで支持腕10,10に対する拡開力を解除
する。こうすると、支持腕10,10が引張りば
ね14のばね力によつて復元し、第5図のように
係合部12,12が被係合部3,3に係合する。
この第三実施例によると、係合部12が被係合部
3によつて覆い隠されないのでその係合部12が
見えることもあり得るが、実際上はたて樋1によ
つて係合部12の前方が覆われるために見苦しく
なるほど目立つことはない。この実施例において
もヒンジ機構を控具本体8の片端部のみに設けて
他端を折曲形状になし、控具6の揺動を防ぐよう
にしてもよい。
なお、たて樋1の形状は図示したものに限ら
ず、例えばコーナ部に湾曲壁を形成して装飾効果
を期待したものであつてもよい。また、支持腕に
揺動方向のばね力を作用させる手段としては、圧
縮ばねや引張りばねを用いる方法のほか、ヒンジ
機構9にねじりばねを内蔵させる方法によつても
よい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によると、たて樋をワンタ
ツチ式に簡単に取り付けることができるものであ
りながらたて樋をぐらつきなく支持でき、しかも
控具の見える部分が従来例よりも少なくなるか或
いは全く無くなるため、控具が目立つて見苦しく
なるといつた事態が起こり得ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例の水平断面図、第
2図は第1図に対応する概略側面部、第3図は控
具を例示した斜視図、第4図と第5図はそれぞれ
第二実施例と第三実施例の水平断面図、第6図は
従来例の水平断面図である。 1……たて樋、2……背壁、3……被係合部、
8……控具本体、9……ヒンジ機構、10……支
持腕、12……係合部、13……圧縮ばね、14
……引張りばね、B……家屋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 控具本体の両端部に設けられた左右一対の支持
    腕のうちの少なくとも一方の支持腕がヒンジ機構
    を介して控具本体に連結され、かつこれら左右一
    対の支持腕に係合部が設けられ、この係合部にた
    て樋の家屋に面する背壁の両端部に形成された被
    係合部が係止されていると共に、上記係合部が支
    持腕に作用する揺動方向のばね力によつて上記被
    係合部に押し付けられていることを特徴とするた
    て樋の取付構造。
JP16736787U 1987-10-31 1987-10-31 Expired JPH0420906Y2 (ja)

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JP16736787U JPH0420906Y2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0615116Y2 (ja) * 1988-10-05 1994-04-20 タキロン株式会社 樋受け具
JP2002138635A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Takiron Co Ltd 竪樋取付具及び竪樋取付構造

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