JPH0114489Y2 - - Google Patents

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JPH0114489Y2
JPH0114489Y2 JP2343783U JP2343783U JPH0114489Y2 JP H0114489 Y2 JPH0114489 Y2 JP H0114489Y2 JP 2343783 U JP2343783 U JP 2343783U JP 2343783 U JP2343783 U JP 2343783U JP H0114489 Y2 JPH0114489 Y2 JP H0114489Y2
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JP
Japan
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molding
tapping screw
holder
holding part
automobile
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JP2343783U
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JPS59128411U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車等のウインドモール用保持
具に関するものである。
この種保持具の従来技術として、例えば特願昭
57−196276号のものが既に開発されている(第1
図および第2図参照)。これによると、保持具全
体を、ウインドモール(以下、モールと略称す
る。)を装着するためのモール装着部MSと、自
動車のボデイ側へ係入するための保持部Hとに分
離形成するとともに両部をタツピングスクリユー
Tによつて重合状に連結している。両部を分離形
成した意義については、上記先願において既に開
示されており、簡単に言えば、保持具Cに正規の
組付け姿勢を与えるためである。
また、この例では紛失防止の点と、現場での作
業を容易ならしめる点から、現場への搬入前に、
予め両部MS,Hは仮付けされる。(第2図状
態)。ところで、両部MS,Hを仮付けするため
には、モール装着部MSからタツピングスクリユ
ーTを差込んだ後、保持部Hに対して適当量のね
じ込みを要する。ところが、保持具Cは大量に使
用される性質のものであるため、個々の保持具に
対してその都度、ねじ込み作業を強いられたので
は、極めて煩わしいとともに作業能率の低下に直
結する。
本考案は、モール装着部と保持部との仮付け作
業を、従来のねじ込みに代え、タツピングスクリ
ユーの圧入によつてなし、もつて仮付け作業の迅
速化を図らんとした。
本考案は、上記目的の達成のために、保持部に
対し、タツピングスクリユーが圧入されたとき
に、該タツピングスクリユーと係着される一対の
爪片を設けたものである。
以下、本考案の実施例を図面にしたがつて説明
する。
本例保持具Cは、それぞれ合成樹脂材にて形成
されたモール装着部MSと保持部Hとからなる。
まず、モール装着部MSから説明すると、モール
装着部MSは、下向きに開口する中空ボツクス状
の収納部1を備えるとともに、の上面に平板状の
基板2が前方へ水平に延出されて、全体略L字状
に一体形成されており、基板2における延出部分
の裏面はウインドガラスGに対する押圧面3とさ
れている。また、基板2の延出部分における前端
縁には周縁に沿つて係合段縁4が段設されてい
て、モールMの第1フランジ縁f1と係合しう
る。
一方、基板2から収納部1にかけての背側の両
肩部には、下向き鉤状の係止突片5,5がそれぞ
れ突出形成されており、モールMの第2フランジ
縁f2とそれぞれ係合しうる。また、基板2から
収納部1の背側にかけては周縁部を残して嵌合凹
部6が凹設されていて、L字状に形成された金属
製の補助板7を嵌合しうる。さらに係合凹部6に
は収納部1内の中央部へ貫通する差込み孔8を有
したボス9が突出形成されており、ここからタツ
ピングスクリユーTを縦挿しうる。さらにまた、
収納部1内において、その左右側(両短辺側)の
内壁面には、それぞれ2条ずつのストッパ縁10
〜10が縦向きに突出形成されている。但し、各ス
トツパ縁10〜10は収納部1の開口面より若干
上方位置から基板2の下面に至るまでの間に亘つ
て形成されている。
次に保持部Hについて説明すると、保持部Hは
その上側に基部11を備え、下側に一対の鉤片1
2,12を備える。基部11は前記収納部1にほ
ぼ密着状態で嵌入可能で、左右方向へ開口する中
空台状に形成されている。そして、その上板11
A中央部にはタツピングスクリユーTを挿通しう
る差込み孔13が貫通されていて、基部11が収
納部1に嵌入されたときには、モール装着部MS
側の差込み孔8と同軸をなす。また、上板11A
の下面において、差込み孔13を挟んで左右対称
部位には一対の爪片14,14が一体に垂下形成
されている。そして、両爪片14,14の下端に
はそれぞれフツク15,15が内向きに形成され
ており、タツピングスクリユーTのねじの谷間に
係合しうる。とともに、両爪片14は相互に拡開
する方向への弾性変形が許容されている。
一方、基部11の下板11B中央部には、上板
11Aの差込み孔13と同軸に小孔16が貫通さ
れている。また、下板11Bの下面には、小孔1
6を挟んで一対の鉤片12,12が前後に対向し
て垂下形成されており、ボデイBに穿孔された取
付け孔孔17に差込み可能とされている。さら
に、両鉤片12,12の対向面の中央部にはタツ
ピングスクリユーTに対する溝部18がそれぞれ
縦向きに形成されていて、タツピングスクリユー
Tのねじ込みに従つて、両鉤片12,12を強制
的に拡開変形させうる。
このようにして、形成された本例保持具Cは、
モールMの装着現場へ搬入される前に、モール装
着部MSと保持部Hとが予めタツピングスクリユ
ーTにて仮付け状態(第6図状態)で連結され
る。
この仮付け作業について説明すると、まず、モ
ール装着部MSの嵌合凹部6に対し補強板7を嵌
め込んでおく。また、保持部Hにおける基部11
をモール装着部MSにおける収納部1に嵌め入
れ、基部11の上板11A上面を各ストツパ縁10
〜10にあてがつておく。この下で、タツピングス
クリユーTをモール装着部MSの差込み孔8から
縦挿し、さらに保持部Hの差込み孔13へ押し込
んでやると、両爪片14,14が押し拡げられる
とともに両フツク15,15がタツピングスクリ
ユーTのねじの谷間に係止される(第7図参照)。
即ち、両部MS、Hの仮付け作業は、単にタツピ
ングスクリユーTの押し込みによつてなされるた
め、該作業は極めて簡単かつ迅速である。そし
て、このことは保持具Cが多量に使用される性質
のものであることを考れば、大きな意義を有する
ものと言える。
なお、モールMの取付け作業例は、以下に示す
如くである。
まず、モールMの取付けに先立つて、ボデイB
の窓枠部に対し弾性材よりなるシーラ材19を介
してウインドガラスGを固定しておく。この後、
上記仮付けされた保持具Cを正立姿勢にしてボデ
イBの取付け孔17へ両鉤片12,12を押し込
む。そして、タツピングスクリユーTをねじ込ん
でやると、モール装着部MSが押し下げられてゆ
く結果、ウインドガラスGが押圧面3にて押し下
げられるとともに基部11が収納部1へ収納され
てゆく。但し、各ストツパ縁10〜10は基部1
1が収納部1内を相対的に上昇するのに伴つて押
し遺されてゆく。一方、螺進に伴い、両鉤片1
2,12は強制的に拡開されるため、ボデイBに
対して抜け止めがなされる。そして、収納部1の
下縁がボデイBに当接されると、モール装着部
MSはそれ以上の下動が規制される。しがつて、
この時点から、さらにタツピングスクリユーTが
ねじ込まれれば、保持部Hは持上げ力を受承する
ため、両鉤片12,12の外壁が取付け孔17の
孔縁に食い込むこととなり、保持具C全体がボデ
イBに対してがた付きなく確実に止着される。こ
の後、モールMの第1フランジ縁f1を係合段縁
4に、第2フランジ縁f2を両係止突片5,5に
それぞれ係合させれば、モールMの装着作業が完
了される。
このように、本例保持具Cはボデイに対しがた
付きなく正規の状態で止着されるため、モールM
が確実に取付けられるのは勿論のこと、保持具C
を現場へ搬入する前段階における仮付け作業が、
従来に比して極めて簡単となる。何故なら、モー
ル装着部MSと保持部Hとは、タツピングスクリ
ユーTを強く押し込んでやるだけで仮止めされ、
従来と異なり、タツピングスクリユーTをねじ込
む手間がないからである。
さて、本考案はモール装着部と保持部とが分離
形成されている保持具において、保持部に少くと
も一対の爪片を形成しておき、前記両部に対しタ
ツピングスクリユーが縦挿されたときには、該タ
ツピングスクリユーをその弾性力にて挟持するよ
うにしたものである。
したがつて、本考案によれば、両部の仮付け作
業は、タツピングスクリユーを単に押し込む(圧
入)するだけでよいため、至極簡便であり、大量
に消費される保持具の性質上、その仮付け作業の
迅速化を達成し得た本考案の意義は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保持具の分解斜視図、第2図は
同仮付け状態を示す断面図、第3図は本例保持具
の分解斜視図、第4図は収納部の断面図、第5図
は保持部の断面図、第6図は仮付け状態を示す斜
視図、第7図は同正断面図、第8図は本付け状態
を示す正断面図、第9図はモールの装着状態を示
す側断面図である。 3…押圧面、14…爪片、C…保持具、H…保
持部、MS…モール装着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車等のウインドガラス周辺に装着されるウ
    インドモールの保持具であつてウインドモールを
    装着可能でかつウインドガラスを押圧しうる押圧
    面を備えたモール装着部と、自動車等のボデイ側
    へ係入しうる保持部とに分離形成され、かつ両部
    はモール装着部側から縦挿されるタツピングスク
    リユーにて重合状に連結可能とされるとともに前
    記保持部にはタツピングスクリユーの挿通時に該
    タツピングスクリユーの軸部と弾性的に係合しう
    る少くとも一対の爪片が形成されていることを特
    徴とする自動車等のウインドモール用保持具。
JP2343783U 1983-02-18 1983-02-18 自動車等のウインドモ−ル用保持具 Granted JPS59128411U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2343783U JPS59128411U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動車等のウインドモ−ル用保持具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2343783U JPS59128411U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動車等のウインドモ−ル用保持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128411U JPS59128411U (ja) 1984-08-29
JPH0114489Y2 true JPH0114489Y2 (ja) 1989-04-27

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ID=30154520

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JP2343783U Granted JPS59128411U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動車等のウインドモ−ル用保持具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH082487Y2 (ja) * 1989-08-30 1996-01-29 株式会社ニフコ スクリユゥグロメット
JP2012047264A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Panasonic Electric Works Co Ltd ワーク取付構造

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Publication number Publication date
JPS59128411U (ja) 1984-08-29

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