JPH0245363Y2 - - Google Patents

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JPH0245363Y2
JPH0245363Y2 JP14318183U JP14318183U JPH0245363Y2 JP H0245363 Y2 JPH0245363 Y2 JP H0245363Y2 JP 14318183 U JP14318183 U JP 14318183U JP 14318183 U JP14318183 U JP 14318183U JP H0245363 Y2 JPH0245363 Y2 JP H0245363Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエキスパンシヨン・ジヨイントに関す
るものである。
一般に、エキスパンシヨン・ジヨイントは間隔
をおいて相対する建築物躯体の一方にホルダーを
固定し、該ホルダーに上記両躯体間間〓を覆うカ
バー材を係着して成るもので、通常、カバー材の
裏面には係止突縁が形成される一方、ホルダーに
はその受け部が形成されており、カバー材取付け
の際、その係止突縁をホルダーの受け部に外方か
ら押圧することにより係着されている。しかしな
がら、このようなカバー材係着構成においては、
ホルダーはカバー材を係着保持しているにすぎ
ず、それ以上に積極的にカバー材を建築物躯体方
向に引寄せて該カバー材を躯体外面に押圧するも
のではないから、カバー材と躯体外面との間には
間〓が生じることが多く、特にカバー材のホルダ
ー側とは反対の側と躯体外面との間に〓間が生じ
やすかつた。
本考案は上記欠点を解決し、カバー材と建築物
躯体外面との間〓が生じるのを防止することので
きるエキスパンシヨン・ジヨイントを提案するこ
とを目的とする。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
第1図において符号Aはエキスパンシヨン・ジ
ヨイントを示す。このエキスパンシヨン・ジヨイ
ントは相対する2つの建築物躯体10,20のう
ち一方の建築物躯体10の天端部にカバー材ホル
ダー30と止着固定するとともに、該ホルダー3
0にカバー材40を係着保持しこのカバー材40
により上記躯体10,20間の〓間Sを閉塞して
成るものである。
建築物躯体10,20は、屋根と屋根、壁と
壁、床と床等のように〓間Sを介して面一状に続
く躯体である。
ホルダー30は弾性金属から構成され、一方の
躯体10の天端部にその長手方向に沿つて一定の
間隔をおいて止着される短尺の部材であり、上記
天端部に止着される止着部31と、この止着部3
1の一方の側に屈曲形成された係止部32と、上
記止着部31の他方の側に弯曲形成された弾性弯
曲部33と、さらにこの弾性弯曲部33の自由端
に形成された係着部34とを備えている。上記弾
性弯曲部33は互いに反対向きに弯曲したU字状
の第1弯曲部35と第2弯曲部36とを接続形成
したもので、第2弯曲部36の止着部側側壁36
aは点線で示すように、成形時には止着部31に
対して鋭角を成すように設定されている。次に、
係着部34は嵌込み溝状に形成され、開口端には
カバー材の係着を保持する突片34a,34aが
設けられている。
カバー材40は躯体10,20の間の間〓Sを
塞ぐに充分な幅を有するアルミニウムの押出型材
等の長尺の金属製部材で、裏面両端に気密材嵌着
溝41,41が設けられ、気密材50が嵌着され
いる。また、裏面の中間部には長手方向に沿つて
係止突縁42が突出形成され、該係止突縁42の
先端には係止部43が設けられている。また、一
方の係着溝41の内側にはカバー材40の裏面に
沿つて突条44が突出形成されている。
上記構成部材からエキスパンシヨン・ジヨイン
トを施工するにあたつては、まず上記構成のホル
ダー30の止着部31を躯体10の天端部に止着
することにより、ホルダー30を躯体10に沿つ
て一定の間隔に固定する。このとき、弯曲部33
の第2弯曲部36の側壁36aは躯体10の壁面
に接触する。次に、カバー材40をホルダー30
に係着し、躯体間〓S上に覆設する。このとき、
まず適当な手段(図示せず)によつてホルダー3
0の係着部34を強制的に外方に引き出してお
き、カバー材40の突条44をホルダー30の係
合突出32に係合させるとともに、その係止突縁
42をホルダー30の係着部34に押し込む。こ
れにより、係止部43が係着部34の突片34
a,34aに係合し、カバー材40はホルダー3
0に係着保持される。この状態で上記引き出し手
段を離すと、カバー材40の一端はホルダー30
の係止部32により躯体10の外面に密接保持さ
れる。同時に係着部34は、変形されたホルダー
30の弯曲部33の弾性復帰作用により点線の方
向に、つまり躯体22の外面に向けて付勢される
から、カバー材40の他端も常に躯体20の外面
に圧縮される。このため、躯体10,20との間
にガタつきや〓間が生じることはない。また、弯
曲部33の弾性復帰力により、ホルダー30の係
着部34の突片34a,34aとカバー材40の
係止突縁42とは強固に係着し、しかもその係着
力は保持される。
なお、震動、不同沈下等により躯体10,20
間の相対する位置が相対的に変動しても、カバー
材40は非止着側の躯体20に対してフリーにな
つているので、カバー材40は上記変動に追従し
て常に躯体20に当接する。以下の例についても
同様である。
また、上記エキスパンシヨン・ジヨイント構成
において、ホルダー30の止着部31に一体また
は別体の弾性金属から成る弯曲部51を固定する
ことにより、該弯曲片51の弾性によりカバー材
40の躯体10側部分は押上げられ、反対にその
ときのてこ作用によつてカバー材40の躯体20
側部分は躯体20の天端部外面に圧接されるか
ら、これによりカバー材40の躯体20に対する
密圧接はより効果的となる。
さらに、ホルダー30の係止受け部34からさ
らに点線で示す係合部37を延出しておけば、こ
の係合部37は他方の躯体20の天端部上に載置
されるから、ホルダー30を外方に引き出す作業
が不要となり、カバー材40の取付け操作が楽で
ある。
次に、第2図はエキスパンシヨン・ジヨイント
の他の例を示すもので、このエキスパンシヨン・
ジヨイントは互いに直角を成して入隅部を構成す
る壁と壁、壁と床、壁と天井、屋根と壁等の建築
物躯体10,20のうち、一方の躯体10にカバ
ー材ホルダー30を止着固定するとともに、該ホ
ルダー30にカバー材40を係着保持し、このカ
バー材40によつて躯体間〓Sを閉塞するもので
ある。
このホルダー30も弾性金属から構成された短
尺の部材で、一方の躯体10に止着される止着部
31とこの止着部31の一方の側に屈曲形成され
た係止部32と上記止着部31の他方の側に弯曲
された弾性弯曲部33と、さらにこの弾性弯曲部
33の自由端に形成された係着部34と、係着部
34から延出された係合部37とを備えている。
そして、弯曲部33は点線で示すように、大きく
弯曲形成されている。
カバー材40は躯体10,20の対向形態に応
じて略直角に屈曲形成され、両側端裏面の嵌着溝
41,41には気密材50,50が嵌着されてい
る。また、上記屈曲部からは係止突部43を有す
る係止突縁42が突出形成され、一方の嵌着溝4
1の内側からは突条44が突出形成されている。
上記構成部材からエキスパンシヨ・ジヨイント
を施工するにあたつては、前記図示例と同様に、
ホルダー30の止着部31を躯体10に沿つて一
定の間隔をおいて止着固定する。これにより、係
着部34は斜め外向きに配設される。次に、カバ
ー材40の突条44をホルダー30の係止部32
に係合させ、さらに適当な引き出し手段によつて
ホルダー30の係着部34を上方に引き出し、該
係着部34にカバー材40の係止突縁42を係着
させる。
上記構成により、カバー材40は一端において
ホルダー30の係止部32により躯体10の外面
に保持されるが、同時に、係着部34は変形され
た弯曲部33の弾性復帰作用により点線側に付勢
されるから、カバー材40の他端は躯体20の外
面に圧接される。したがつて、カバー材40と躯
体10,20とは密接状態となり、両者間には〓
間が生じない。
第3図は、さらに別の例のエキスパンシヨ・ジ
ヨイントを示すもので、このエキスパンシヨ・ジ
ヨイントは第1図に示したものと同じ平壁状構成
の建築物躯体10,20のうち一方の躯体10に
ホルダー30を止着固定し、該ホルダー30にカ
バー材40を係着し、このカバー材40によつて
躯体間〓Sを閉塞するものである。
このホルダー30も弾性金属から構成された短
尺の部材で、止着部31の一方に係止部32を屈
曲形成し、他方にU字形の弾性弯曲部33を設け
るとともに、さらにこの弯曲部32の自由端を延
出し、延出部38の端部に係着部39を形成して
成るもので、係着部39には外向きに係止突片3
9a,39aが形成され、また延長部38はホル
ダーの成形時に、点線で示されるように弯曲部3
3を介して止着部31に対し鈍角を成すように曲
成されている。
カバー材40は長尺の部材で、両側端裏面の嵌
着溝41,41には気密材50,50が嵌着さ
れ、また一方の嵌着溝41、の内側には突条43
が形成され、他方の嵌着溝41の近傍には係止受
け部45が形成されている。
上記構成部材からエキスパンシヨン・ジヨイン
トを施工するにあたつては、まずホルダー30の
止着部31を躯体10の天端部に沿つて一定の間
隔をおいて止着する。これにより、延長部38は
躯体20の天端部上に当接されるが、変形された
弯曲部33の弾性復帰作用により点線のように付
勢されている。次に、カバー材40の一端の突条
43をホルダー30の係止部32に係合させ、他
端の係止受け部45とホルダー30の係着部39
とを係着する。
なお、この場合、ホルダー30の係着部39
は、取付け時に躯体20上に載置されるので、引
き出し作業は不要となる。
カバー材40は一端において係止部32により
躯体10の外面に保持されるとともに、他端にお
いて係止部39に保持される。しかも、係着部3
9は弾性弯曲部33の弾性により躯体10の外面
側に付勢されるから、同様にカバー材40の他端
も躯体20の外面に圧接される。したがつて、カ
バー材40と躯体10,20との間には〓間が生
じない。
第4図は、さらに他の例のエキスパンシヨン・
ジヨイントを示すもので、このエキスパンシヨ
ン・ジヨイントは第2図に示したものと同じ入隅
構成の建築物躯体10,20のうち、一方の躯体
10にホルダー30を止着固定するとともに、該
ホルダー30にカバー材40を係着保持し、この
カバー材40によつて躯体間〓Sを閉塞するもの
である。
ホルダー30は弾性金属から成る短尺部材で、
止着部31の一方に係止部32を突設し、他方に
弾性弯曲部33を設けるとともに、該弯曲部33
の自由端から上記止着部と略直角に延長部38を
延長形成し、さらにその端部に鈎形の係着部39
を屈曲形成したものである。延長部38はホルダ
ー成形時に、点線で示されるように曲成されてい
る。
カバー材40は直角に屈曲された長尺の部材
で、両側端裏面の嵌着溝41,41には気密材5
0,50が嵌着され、また一方の嵌着溝41の内
側には突条43が形成され、他方の嵌着溝41の
近傍には係止突部43を有する係止突縁42が形
成されている。
上記構成部材によつてエキスパンシヨン・ジヨ
イントを施工するにあたつては第3図のエキスパ
ンシヨン・ジヨイントと同じ要領でよく、まず、
ホルダー30の止着部31を躯体10に沿つて一
定の間隔をおいて止着する。これにより延長部3
8は躯体20の天端部上に当接されるが、弯曲部
33の弾性により点線の方向に付勢されている。
次に、カバー材40の一端の突条43をホルダー
30の係止部32に係合させ、他端の係止突縁4
2をホルダー30の係着部39に係着させる。
カバー材40は、一端において係止部32によ
り躯体10の外面に保持されるとともに、他端に
おいて係止部39に保持される。しかも、係着部
39は変形された弯曲部33の弾性復帰作用によ
り躯体20の外面に圧接されるから、同様にカバ
ー材40の他端も躯体20の外面に圧接される。
したがつて、カバー材40と躯体10,20との
間には間〓が生じない。
なお、第3図及び第4図において、カバー材4
0の他端とホルダー30との係着構成は図示され
たものに限定されない。例えば、第5図のように
カバー40に係合溝47を形成し、該係合溝47
の内壁に凹凸部47aを形成する一方、ホルダー
30に係着部39を形成し、該係止部39を係合
溝47の凹凸部47aに係合させる構成であつて
もよい。
以上詳しく説明したように、本考案に係るエキ
スパンシヨン・ジヨイントは、間〓をおいて相対
する建築物躯体の一方の躯体に沿つて間隔をおい
てホルダーを固定し、該ホルダーに上記両躯体間
〓を覆うカバー材を係着するエキスパンシヨン・
ジヨイントにおいて、上記ホルダーを弾性金属か
ら成形するとともに、該ホルダーには、上記一方
の躯体に固定される止着部と、上記カバー材の一
端に係止される係止部と、上記カバー材の両端の
間に係着されるカバー材係着部とを形成し、上記
止着部とカバー材係着部との間に、上記カバー材
係着部に係着されたカバー材の他端を躯体外面に
向けて付勢する弾性弯曲部を形成するものであ
る。したがつて、カバー材はホルダーの弾性弯曲
部により常に建築物躯体の外面に圧接されるよう
に付勢されるから、カバー材と建築物躯体の外面
とは密接し、両者間に〓間が生じるのを有効に防
止するほか、ホルダーとカバー材との係着力も強
固となり、ガタつき等も生じない。したがつて、
実用上非常に有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエキスパンシヨン・ジヨ
イントの断面図、第2図〜第4図は上記エキスパ
ンシヨン・ジヨイントの他の例の断面図であり、
第5図はカバー材とホルダーとの係着部の他の例
の断面図である。 符号10,20……建築物躯体、30……ホル
ダー、33……弯曲部、34……係着部、40…
…カバー材、42……係止突縁、50……気密
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間〓をおいて相対する建築物躯体の一方の躯体
    に沿つて間隔をおいてホルダーを固定し、該ホル
    ダーに上記両躯体間〓を覆うカバー材を係着する
    エキスパンシヨン・ジヨイントにおいて、上記ホ
    ルダーを弾性金属から成形するとともに、該ホル
    ダーには、上記一方の躯体に固定される止着部
    と、上記カバー材の一端に係止される係止部と、
    上記カバー材の両端の間に係着されるカバー材係
    着部とを形成し、上記止着部とカバー材係着部と
    の間に、上記カバー材係着部に係着されたカバー
    材の他端を躯体外面に向けて付勢する弾性弯曲部
    を形成することを特徴とするエキスパンシヨン・
    ジヨイント。
JP14318183U 1983-09-14 1983-09-14 エキスパンション・ジョイント Granted JPS6051209U (ja)

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