JPS62392Y2 - - Google Patents

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JPS62392Y2
JPS62392Y2 JP14935681U JP14935681U JPS62392Y2 JP S62392 Y2 JPS62392 Y2 JP S62392Y2 JP 14935681 U JP14935681 U JP 14935681U JP 14935681 U JP14935681 U JP 14935681U JP S62392 Y2 JPS62392 Y2 JP S62392Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連窓の隣り合う窓枠の竪枠を方立を介
して連結する連窓の竪枠連結部構造に関するもの
である。
従来、連窓の竪枠連結部構造としては、隣り合
う一対の竪枠室内側間に亘つてベースを嵌合固着
し、該ベースにビス止めした方立本体と一対の竪
枠室外側との間にシール材を取付けたものが知ら
れている。
しかし、この構造であると方立本体と一対の竪
枠室外側とはその両者間にシール材が圧着してあ
るだけであるから、強風雨等により一対の竪枠室
外側が室内側に彎曲変位されて一対の竪枠室外側
とシール材との間に隙間が生じ雨水等が混入して
しまう。その結果、障子の開閉に支障を来たした
り又室内側の壁、床等にシミ、カビが生じる等の
欠点を有していた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は一対の竪枠室外側とシール材との
間に隙間が生じないと共に、一対の竪枠を簡単容
易に連結できるようにした連窓の竪枠連結部構造
を提供することである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図は連窓の正面図であり、連窓を構成する
隣り合う窓枠A,A′の相対向する一対の竪枠1
0,20は方立30を介して連結してある。
該一対の竪枠10,20は第2図に示すよう
に、室内外方向に伸びる側壁11,21とその室
外側で室外側壁12,22を一体的に備え、室外
側壁12,22は側壁11,21と直交する外片
12a,22a、外片12a,22aと直角とな
つた内向片12b,22b、内向片12b,22
bと直角となつた折曲片12c,22cとによつ
て略クランク型に折曲している。
方立30は方立本体31とベース32と弾性連
結部材43とを備え、方立本体31は外面31a
と傾斜両側面31b,31bと内面31cとによ
つて略逆台形状の上部を形成し、内面31cには
舌片33を介してコ字状のビス装着部34が一体
形成され、該ビス装着部34にはビス径より小さ
いビス用溝35が形成してあると共に、前記傾斜
両側面31b,31bには凹条溝36がそれぞれ
形成され、各凹条溝36にはシール材となるAT
材37がそれぞれ嵌着してある。
該AT材37は凹条溝36に嵌着される硬質部
分37aと軟質部分37bとを備えている。
前記ベース32はビス42が遊嵌するビス遊嵌
孔38′をもつ基片38と傾斜両側片39,39
とにより略コ字状となり、傾斜両側片39,39
の先端部39a,39aは夫々外方に拡開する様
に略く字状、略逆く字状に折曲しかつ該く字状折
曲先端部39a,39aの基部より内向片40,
40がそれぞれ対向するように形成されていると
共に、基片38には前記ビス装着部34が嵌合
し、先端が拡開する一対の突片41,41が一体
形成されかつビス42が前記ビス用溝35に螺合
されて方立本体31とベース32とを連結してあ
り、方立本体31とベース32との間には常時両
者が離隔する様に作用する可撓性の連結材43が
取付けられている。
該連結材43は、ビス装着部34の両外側に突
出した突条34a,34aに嵌着した基片43a
と、ベース32の内向片40、傾斜側片39、突
片41に当接嵌着する可撓片43bとを備え、方
立本体31とベース32とを対向離隔付勢維持し
ている。
50はカバであり、一対の側壁11,21の室
内側にビス止めされて一対の側壁11,21の室
内側開口を閉塞している。
しかして、一対の竪枠10,20を方立30を
介して連結するには、まずビス42を弛めて連結
材43の弾力で方立本体31とベース32とを対
向離隔して第3図に示すようにAT材37の内面
37′と傾斜両側片39,39の先端39′,3
9′とを所定距離L1だけ室内・外方向に簡単に離
隔させる。
この状態で一対の竪枠10,20を矢印で示す
ように方立30の両側から対向接近させ、各竪枠
10,20の内向片12b,22bと折曲片12
c,22cとを方立本体31の両側に設けたAT
材37に圧接して竪枠10,20の室外側と方立
本体31との間の気密を保つ。
この時、AT材内面37′と傾斜側片39の先
端39′(つまりベース室外側端面)とは所定距
離L1だけ離隔しているので、竪枠折曲片12
c,22cがベース32と干渉することがなく、
一対の竪枠10,20を側方から取付姿勢を保つ
て平行に移動させることができ、竪枠の連結が簡
単容易となる。
そして、第4図に示すようにビス42を締付け
ると、連結部材43の可撓片43bが弾性変形さ
れてベース32が方立本体31側に移動され、ベ
ース32の傾斜両側片39,39の先端部39
a,39aが竪枠10,20の内向片12b,2
2bに係合しかつ内向片40,40が折曲片12
c,22cに当接して一対の竪枠10,20をベ
ース32で狭持し、一対の竪枠10,20を方立
30を介して連結すると共に、カバ50を取付け
る。この時可撓片43bが折曲片12cに当接
し、2次シール効果をも果すことができる。
この状態で、強風等により一対の竪枠10,2
0に室内側に向う力が作用し、一対の竪枠10,
20が第4図に矢印で示すように室内側に彎曲変
形しようとしても、一対の竪枠10,20の内向
片12b,22bがベース32で狭持されている
ので彎曲変形が防止され、一対の竪枠10,20
の室外側(つまり内向片12b,22b)とAT
材37,37との間に隙間が生じることがなく雨
水等が内部に侵入することを防止できる。
また、ベース32の傾斜側片39の先端部39
aは第5図に示すように内向部39′aと外向部
39″aとにより略く字状、略逆く字状に折曲
し、かつ自由状態(内向片12b,22bに嵌合
していない状態)では仮想線で示すように内向片
12b,22bよりも内方に位置し、ベース32
を方立本体31方向に移動した時には外向部3
9″aがガイドとなつて実線で示すように外方に
弾性変位し、その反力で側壁11,21の内向片
12b,22bに圧接されるので引き寄せ力が生
じ強固に内向片12b,22bを狭持できると共
に、内向片12b,22bと内向部39′aとの
間には空洞部44が形成されるので、この空洞部
44にゴミ等を排除出来、本来の精度をだすこと
が可能である。
また、第6図に示すように、壁側22の折曲片
22cを方立本体3の凹条溝36の内側側部3
1″を越えて、方立本体31方向に延出させ、該
折曲片22cを上記内側端部31″に直接当てて
或はAT材を介して間接的に当ててベース32の
内向片40と共に狭持しても良い。この様にすれ
ば完全に竪枠10,20の動きが規制される。
更に第7図に示すように方立本体31の外面3
1a部分にフランジ45,45を形成し、このフ
ランジ45,45を竪枠10,20の外片12
a,22aに当接するようにしても良い。
このようにすれば、AT材37をフランジ45
で覆うことができ、AT材37の劣化を防止でき
ると共に、外観を良好とできる。
また、第8図に示すように、方立本体31の舌
片33と連続してコ字状ビス装着部34を一体形
成し、このコ字状ビス装着部34の下部折曲片3
4′にビスホール35を形成しても良い。
また、第9図に示すように、竪枠10,20の
側壁11,21の内部に室内方向に開口した凹条
溝13,23を有する突片を形成し、この凹条溝
13,23に連結板51の両側突起51a,51
aを嵌合固着し、この連結板51に逆コ字形のブ
ラケツト52をビス51′で固着し、ブラケツト
52に前記ベース32に係合する押え部材53を
ビス54で固着して一対の竪枠10,20の室外
側連結部を方立30、押え部材53、ブラケツト
52、連結部材51を介して竪枠10,20の室
内側で支持すれば、一対の竪枠10,20の連結
強度を強固なものとすることができて大型の連窓
の場合に有利である。
つまり、押え部材53は前面53aの略両端よ
り、ベース32方向に伸びた一対の突片55,5
5が一体形成され、該一対の突片55,55に
夫々対向したフツク55a,55aを形成すると
共に、ベース32の両側片39,39の先端部3
9a,39aの基部外側に段部56,56を形成
し、押え部材53をブラケツト52を介して連結
板51に取付けると共に、カバ50を外した状態
で押え部材53を挿入して一対の突片55,55
のフツク55a,55aをベース32の両側片3
9,39の上記段部56,56にそれぞれスナツ
プ係合しかつ押え部材53の前面53aをベース
32の基片38に当接して連結板51の突片51
a,51aを凹条溝13,23に嵌合固着する。
そして後に、カバ50を取付ける。
尚上記各構成を適宜組合せることが出来る。
本考案は以上の様になり、一対の竪枠10,2
0の室外側シール材との間に隙間が生じることを
完全に防止できると共に、一対の竪枠10,20
を連結する際にはベース32を連結部材43の弾
性力で方立本体31より簡単にかつ一定に離隔し
た状態にでき、内向片12b,22bと両側片3
9,39とが干渉せずに一対の竪枠10,20を
方立30に向けて真直に移動できるので、竪枠連
結作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は全体正面図、第2図は連結部の横断面図、第
3図・第4図は連結作業の説明断面図、第5図は
連結部の一部拡大説明図、第6図、第7図、第8
図はそれぞれ異なる実施例を示す一部断面図、第
9図は更に異なる実施例を示す横断面図である。 10,20竪枠、12b,22bは内向片、3
0は方立、31は方立本体、32はベース、35
はビスホール、37はシール材、38は基片、3
9は両側片、43は連結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣り合つた窓枠A,A′の相対向した一対の竪
    枠10,20を、方立30を介して連結した連結
    部の構造において、前記一対の竪枠10,20
    は、夫々室内外方向に伸びる側壁11,21に、
    その室外側で、室外側壁12,22を一体的に設
    け、該室外側壁12,22は、側壁11,21と
    直交する外片12a,22aを夫々対向延出さ
    せ、この外片12a22bの延出端に、内向片1
    2b,22bを室内側に対称的に連設した形状と
    し、又、前記方立30は、方立本体31と、ベー
    ス32と弾性連結部材43とより構成し、該方立
    本体31は、シール材37,37嵌入用凹状溝3
    6,36を有する側面31b,31bをもつ上部
    並びに突片43a,43aを対称的に具備するコ
    字状ビス装着部34及び該上部にビス装着部34
    を連結する舌片33とからなり、前記ベース32
    は孔38′を有する基片38と両側片39,39
    とにより略コ字状とし、方立30は、一端を方立
    本体31の突片43a,43aと係合し、他端を
    ベース32と係止した弾性連結部材43,43を
    介して前記ベース32と前記方立とを、前記ベー
    ス32の孔38′を通してビス装着部34に螺合
    されたビス42で接近離隔自在に連結されてお
    り、前記ベース32の両側片39,39が一対の
    竪枠10,20の前記内向片を支持固定し、か
    つ、方立本体31の凹部に嵌入されたシール材3
    7,37を前記内向片に当接して、一対の竪枠1
    0,20を連結したことを特徴とする連窓の竪枠
    連結部構造。
JP14935681U 1981-10-09 1981-10-09 連窓の竪枠連結部構造 Granted JPS5855181U (ja)

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JPS5855181U JPS5855181U (ja) 1983-04-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6222967U (ja) * 1985-07-24 1987-02-12
JPS6272735A (ja) * 1985-09-27 1987-04-03 Toyo Ink Mfg Co Ltd 難燃樹脂組成物
JP2010121295A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Shin Nikkei Co Ltd サッシ窓

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JPS5855181U (ja) 1983-04-14

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