JP2010121295A - サッシ窓 - Google Patents

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Yudai Imamura
悠大 今村
Osamu Miura
修 三浦
Yuki Osoreda
祐樹 恐田
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Abstract

【課題】方立と窓枠体の各室内面に面ずれを生じにくくすることのできるサッシ窓を提供する。
【解決手段】上下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる窓枠体1の幅方向中間位置の、上下枠間に方立2を設け、方立2の左右にはそれぞれ障子3を納め、窓枠体1は室外側の金属枠13と、金属枠13の室内露出面を覆う樹脂枠14とからなり、方立2は室外側の金属方立30と、金属方立30の室内露出面を覆う樹脂方立31とからなり、樹脂方立31は金属方立30に対して当接固定される固定面部34bを有し、固定面部34bは室内外方向に伸びており、金属方立30に対し室内外方向に位置調整可能とされる。
【選択図】図4

Description

本発明は、窓枠体の幅方向中間位置に方立を縦方向に設けて左右に障子を納めたサッシ窓に関し、特に窓枠体と方立がいずれも金属材及びその室内側に配設される樹脂材からなるサッシ窓に関する。
従来、窓を横方向に2つ以上連設した連窓のサッシ窓が知られている。サッシ窓を連窓とする構造としては、上下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる窓枠体を2つ用意し、対向する縦枠を方立で連結するものや、上下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる窓枠体の幅方向中間位置に方立を縦方向に設けるものが知られている。
いずれにおいても、窓枠体及び方立を、室外側の金属材とその室内側露出面を覆う樹脂材とからなる複合材からなるようにして、断熱性及び意匠性を高めた複合サッシとすることも知られている。窓枠体の幅方向中間位置に方立を縦方向に設ける場合において、複合サッシの構成としたものは、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2001−146876号公報
従来の窓枠体の幅方向中間位置に方立を縦方向に設けるサッシ窓は、室外側に配置される金属方立の室内面に対して、樹脂方立を係合することによって固定するようにしていた。ここで、複合サッシは金属材と樹脂材を組み合わせて構成するため、窓枠体において寸法及び組立誤差が生じやすい。このため、方立を窓枠体に取付けた際に、樹脂方立の室内面と上下の樹脂枠の室内面とに面ずれが生じる可能性があった。面ずれが生じると、室内側から見た意匠性を損なうこととなる。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、方立と窓枠体の各室内面に面ずれを生じにくくすることのできるサッシ窓を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るサッシ窓は、上下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる窓枠体の幅方向中間位置の、前記上下枠間に方立を設け、該方立の左右にはそれぞれ障子を納めてなるサッシ窓において、
前記窓枠体は室外側の金属枠と、該金属枠の室内露出面を覆う樹脂枠とからなり、前記方立は室外側の金属方立と、該金属方立の室内露出面を覆う樹脂方立とからなり、
前記樹脂方立は前記金属方立に対して当接固定される固定面部を有し、該固定面部は室内外方向に伸びており、前記金属方立に対し室内外方向に位置調整可能とされることを特徴として構成されている。
また、本発明に係るサッシ窓は、前記樹脂方立の固定面部には長孔状のネジ孔が形成されることで、前記金属方立に対し室内外方向に位置調整可能とされることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係るサッシ窓は、前記金属方立は室内面から室内側に突出する取付面部を有し、前記樹脂方立の固定面部は前記取付面部に当接すると共に、ネジ止め固定されることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係るサッシ窓は、前記樹脂方立は前記金属方立の取付面部に固定される室内部材と、前記金属方立の取付面部及び該取付面部より外周側の室内面を覆う側面部材とからなり、該側面部材は前記金属方立の室内面に固着される固着部と、前記室内部材に設けられる固定面部に当接する当接部とを備え、該当接部と固定面部が前記金属方立の取付面部に対して共締め固定されることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係るサッシ窓は、前記樹脂方立には網戸を保持する保持部が前記左右の縦枠と対向する両面にそれぞれ形成されることを特徴として構成されている。
また、本発明に係るサッシ窓は、前記側面部材と前記室内部材の室外側面とで凹状を形成し前記保持部を構成することを特徴として構成されている。
本発明に係るサッシ窓によれば、樹脂方立は金属方立に対して当接固定される固定面部を有し、固定面部は室内外方向に伸びており、金属方立に対し室内外方向に位置調整可能とされることにより、窓枠体を組立てた際に、各枠材の寸法誤差や組立誤差により方立の室内面と窓枠体の室内面とに面ずれが生じても、方立の室内面を構成する樹脂方立の固定位置を調整することで、窓枠体との面ずれを解消することができる。これによって、室内側から見た意匠性を良好にすることができる。
また、本発明に係るサッシ窓によれば、樹脂方立の固定面部には長孔状のネジ孔が形成されることで、金属方立に対し室内外方向に位置調整可能とされることにより、樹脂方立の固定位置の調整を容易に行うことができる。
さらに、本発明に係るサッシ窓によれば、金属方立は室内面から室内側に突出する取付面部を有し、樹脂方立の固定面部は取付面部に当接すると共に、ネジ止め固定されることにより、金属方立と樹脂方立を当接させネジ止めにより固定するので、容易かつ強固に両者を固定することができる。
さらにまた、本発明に係るサッシ窓によれば、樹脂方立は金属方立の取付面部に固定される室内部材と、金属方立の取付面部及び該取付面部より外周側の室内面を覆う側面部材とからなり、側面部材は金属方立の室内面に固着される固着部と、室内部材に設けられる固定面部に当接する当接部とを備え、当接部と固定面部が金属方立の取付面部に対して共締め固定されることにより、二部材からなる樹脂方立を容易に一体化すると共に金属方立に対し強固に固定することができる。
そして、本発明に係るサッシ窓によれば、樹脂方立には網戸を保持する保持部が左右の縦枠と対向する両面にそれぞれ形成されることにより、網戸を方立で保持してその他の部品を設ける必要がないため、コスト低減と共に意匠性も良好にすることができる。
また、本発明に係るサッシ窓によれば、側面部材と室内部材の室外側面とで凹状を形成し保持部を構成することにより、網戸の保持部を簡易に構成することができる。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態におけるサッシ窓の室内側から見た正面図を示している。この図に示すように、本実施形態におけるサッシ窓は、横長の方形状に枠組みされてなる窓枠体1を設け、窓枠体1の幅方向中間位置には、縦方向に方立2を設けると共に、方立2の左右にはそれぞれ障子3を開閉自在に納めて構成されている。
窓枠体1は、上枠10と下枠11及び左右の縦枠12、12を方形状に枠組みして構成されている。方立2は、上下端面がそれぞれ上枠10の下面と下枠11の上面に突き当てられ、連結されることによって固定されている。これら窓枠体1と方立2によって、窓枠体1内には2つの方形状の空間が形成され、各空間に障子3が納められる。
障子3は、上框20と下框21及び左右の縦框22、22を方形状に框組みしてなる框体4内にガラス板からなるパネル体5を納めて構成されている。框体4を構成する一方の縦框22には、操作ハンドル23が設けられており、これを手で持って回動させることで障子3の窓枠体1に対する施錠、解錠をなすことができると共に、解錠状態において手で持って室内外方向に操作することで、障子3を開閉させることができる。本実施形態で障子3は、いずれも操作ハンドル23が設けられる側と反対側の縦辺を軸として室内外方向に辷り出す縦辷り出し窓として構成されている。
図2にはサッシ窓の縦断面図を、図3にはサッシ窓の横断面図を、それぞれ示している。図2に示すように、窓枠体1を構成する上枠10は、室外側の金属上枠10aとその室内側露出面を覆う樹脂上枠10bとからなり、下枠11は、室外側の金属下枠11aとその室内側露出面を覆う樹脂下枠11bとからなり、縦枠12は、室外側の金属縦枠12aとその室内側露出面を覆う樹脂縦枠12bとからなっている。すなわち、窓枠体1は室外側の金属枠13とその室内側露出面を覆う樹脂枠14によって形成されている。
方立2は、窓枠体1と同様に、金属方立30の室内側露出面を覆うように樹脂方立31が配設されている。また、障子3を構成する框体4も、窓枠体1や方立2と同様に複合材からなり、室外側の金属框24の室内側露出面を覆うように樹脂框25が配設される。このように、サッシ窓を構成する窓枠体1と方立2及び框体4が、いずれも室内側に露出する部分が樹脂材により構成されており、断熱性及び意匠性を高めた複合サッシとされている。
樹脂枠14と樹脂方立31の内周面には、障子3の室内側に配置される網戸6を保持する凹状の保持部17が形成される。網戸6は、上枠10から下枠11に渡る長さを有した持手部6aと、伸縮自在な網からなる網部6bとからなり、網部6bの一端部が操作ハンドル23が設けられる側と反対側の縦辺に固定される。すなわち、図3の図中右側の障子3の室内側に設けられる網戸6は、図中右側の縦枠12に形成された保持部17に保持されて、方立2の右側面に形成された保持部17まで持手部6aをスライドすることができるようにされている。一方、図3の図中左側の障子3の室内側に設けられる網戸6は、方立2の左側面に形成された保持部17に保持され、図中左側の縦枠12に形成された保持部17まで持手部6aをスライドすることができるようにされている。
図4には図3の中央付近拡大図を示している。また、図5には方立2の分解横断面図を示している。方立2は、前述のように金属方立30と樹脂方立31からなるが、金属方立30は、さらに方立本体32とカバー材33の二部材からなり、樹脂方立31は、さらに室内部材34と左右の側面部材35の三部材からなっている。
金属方立30を構成する方立本体32は、断面中空状に形成され、室外側に面する室外側面32aと、室内側に面する室内側面32bと、左右の障子3の縦框22と対向する側面32c、32cを有して構成されている。室外側面32aの両側部には、それぞれタイト材保持部32d、32dが形成されており、その略全長に渡って縦タイト材36が取付けられる。
方立2と対向する左右の各縦框22は、それぞれ室外面が方立2側に伸びており、方立本体32の室外側面32aと対向する対向部22aを有している。対向部22aは、障子3が閉じた状態において、先端部が方立本体32に取付けられた縦タイト材36に当接し、これによって障子3と方立2の間の縦辺における気密性及び水密性を確保する。
金属方立30の室外側面32aのうち、左右の各縦框22の外周端部間の領域には、突出部37が形成され、その室外面は縦框22の室外面と略面一状となるようにしている。突出部37は、方立本体32の室外側面32aに突出状に形成される係合部32eと、カバー材33とで構成されている。カバー材33は、断面略コ字状の長尺材からなり、室内端部が係合部32eに係合して方立本体32に固定される。
カバー材33の係合部32eに対する室内側係合端部が、方立本体32のタイト材保持部32dに保持される縦タイト材36の縦框22に対する当接位置と、室内外方向において略同じとなるようにされている。その効果については後で述べる。
方立2が突出部37を有しない場合には、方立2の室外側面32aに室外側から対向する縦框22の室外面に比べて、方立2の室外側面32aが凹んだように見えるので、意匠性の点で問題がある。このように、金属方立30の室外側面32aに、室外面が縦框22の室外面と略面一状となる突出部37が形成されていることにより、室外側からサッシ窓を見た場合に、2枚の障子3の間が略面一状となり、意匠性を良好にすることができる。
方立本体32の室内側面32bは、室外側面32aよりも外方に長く伸びており、また室内側に向かって突出する取付面部32fを2つ有している。すなわち、取付面部32fは、室内外方向に伸びるように形成されている。この取付面部32fに対して樹脂方立31を構成する室内部材34が取付けられる。室内部材34は、室内側に面する室内面部34aを備え、室内面34aから室外側に向かって伸びる固定面部34bを2つ有している。各固定面部34bは、方立本体32の取付面部32fに対して方立2の外周側から当接し、ネジ止め固定される。
金属方立30の取付面部32fは室内外方向に伸びるように形成され、樹脂方立31の室内部材34は取付面部32fに対して当接固定されるようにしているので、樹脂方立31は金属方立30に対する取付位置を室内外方向に調整することができる。このために、室内部材34に設けられるネジを挿通するネジ孔は、室内外方向に長い長孔状に形成されている。
このように、樹脂方立31の金属方立30に対する固定位置を室内外方向に調整可能となるようにしたので、窓枠体1を組立てた際に、各枠材の寸法誤差や組立誤差により方立2の室内面と窓枠体1の室内面とに面ずれが生じても、方立2の室内面を構成する樹脂方立31の固定位置を調整することで、窓枠体1との面ずれを解消することができる。これによって、室内側から見た意匠性を良好にすることができる。
樹脂方立31を構成する側面部材35は、金属方立30の取付面部32fとそれより外周側の室内側面32bを覆うように形成され、室外端部の固着部35aが方立本体32の室内側面32bの外周端部に係合固定され、それより室内側が断面略J字状をなすように形成されて、全体としては断面形状が柄杓状となるようにされている。方立2において網戸6を保持する保持部17は、側面部材35と室内部材34の室内面部34aによって凹状をなすように構成されている。
側面部材35のうち保持部17の底面を構成する部分は、当接部35bとして室内部材34の固定面部34bに当接している。そして、側面部材35の当接部35bと室内部材34の固定面部34bは、ネジ止めにより方立本体32の取付面部32fに対して共締め固定されている。これにより、樹脂方立31を構成する室内部材34と側面部材35が一体化されると共に、金属方立30に対して強固に一体化される。
次に、窓枠体1に方立2を取付ける組立工程について説明する。図6には、方立2を取付ける前の上枠10及び下枠11の縦断面図を示している。この図に示すように、上枠10と下枠11には、室外側の内周面にそれぞれ取付金具15が固定される。取付金具15は、上枠10や下枠11の内周面に当接してネジ止め固定される枠固定面15aと、室外側に面する方立固定面15bと、枠固定面15a及び方立固定面15bと直交する側面15cとを有している。
図7には、方立2を取付ける際の上枠10及び下枠11の縦断面図を示している。この図において方立2は、室外端部に取付けられるカバー材33以外が組み立てられた状態であり、すなわち方立本体32に樹脂方立31が取付けられた状態である。なお、この時点では、方立本体32と樹脂方立31の固定をなすネジは、仮固定の状態としておく。
樹脂方立31は、樹脂上枠10bや樹脂下枠11bと干渉しないように、方立本体32よりも上下が短くされている。この方立2の室外側面32aを上枠10と下枠11に固定された取付金具15の方立固定面15bに当接させ、室外側から固着具であるネジにより固定する。図4に示すように、このときに方立2の側面32cは、取付金具15の側面15cに当接し、窓枠体1幅方向の位置決めがなされる。このネジ止めは、方立本体32の2つの係合部32e間の領域においてなされる。したがって、カバー材33を取付けると方立2と上枠10及び下枠11との連結部分は露出しないこととなる。このため、意匠性を良好にすることができる。
方立2は上枠10及び下枠11の取付金具15に対し、室外側から固着具により固定されるが、これを側面側から固定しようとすると、ネジを締結するための工具が上枠10及び下枠11と干渉しないように、固定位置を上枠10及び下枠11から離れた位置とする必要がある。この場合、方立2と上枠10及び下枠11との固定強度が低下する。ここでは方立2と取付金具15の連結が室外側から挿入されるネジによってなされるので、固定位置を上枠10及び下枠11の近傍とすることができ、固定強度を大きくすることができる。
方立2を取付金具15に固定したら、方立2の室内面が窓枠体1の室内面と面一状となるように、樹脂方立31の金属方立30に対する室内外方向取付位置を調整する。調整して全体が面一状となったら、樹脂方立31と金属方立30を固定するネジを本締めする。
図8には、カバー材33を取付ける際の上枠10及び下枠11の縦断面図を示している。上枠10の室外側部には、長手方向に沿って横タイト材10cが設けられ、下枠11の室外側部にも、長手方向に沿って横タイト材11cが設けられている。これらの横タイト材10c、11cは、いずれも縦枠12や方立2に設けられる縦タイト材36と同じ室内外方向位置に設けられ、これらのタイト材が四周に渡って連続した気密ラインを構成するようにしている。また、上枠10の横タイト材10cが設けられている位置よりも室外側は、溝状に形成されて下方に開口する凹部10dとされている。一方、下枠11の横タイト材11cが設けられている位置よりも室外側は、平面状の載置面11dとされている。
カバー材33は、方立本体32よりも上下方向に長く形成されており、図中破線で示すように斜めにした状態で上端部を上枠10の凹部10dに挿入し、続いて下端部を下枠11の載置面11dに載置すると共に、方立本体32の係合部32eに係合させて固定する。また、それに伴って上枠10の横タイト材10cと下枠11の横タイト材11cは、それぞれカバー材33の室内面に当接する。
前述のように、カバー材33の当接室内端位置は、方立2において縦タイト材36が障子3の縦框22に当接する位置と室内外方向において略同じ位置である。縦タイト材36と横タイト材10c、11cは、四周に渡って同じ室内外方向位置に設けられているため、カバー材33は上枠10の横タイト材10c及び下枠11の横タイト材11cと干渉することがなく、これらが当接することとなる。したがって、横タイト材10c、11cは、いずれも上枠10と下枠11の略全長に渡って通し状に設けることができる。このため、タイト材を分割して設けるのに比べて、気密性及び水密性を高くすることができる。
ここまで、縦辷り出し窓について説明したが、横辷り出し窓についても説明する。図9には横辷り出し窓の縦断面図を、図10には横辷り出し窓の横断面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、横辷り出し窓は上枠10と下枠11及び左右の縦枠12、12を枠組みしてなる窓枠体1内に、上框20と下框21及び左右の縦框22、22を方形状に框組みしてなる框体4にパネル体5を納めた障子3を、室内外方向に開閉自在となるように納めて構成されている。
障子3は、上辺側を中心に下辺側が室内外方向に開くようにされており、したがって框体4を構成する下框21に操作ハンドル23が設けられている。窓枠体1の室内側部には、内周面の四周に渡って網戸6を保持する保持部17が形成されており、図10に示すように網戸6は左右両側の縦枠12の保持部17にそれぞれ固定されている。したがって、この場合において網戸6は、両側からスライドして窓枠体1の幅方向中央位置で突き合わされ閉じた状態とされる。
図9に示すように、上枠10と下枠11の保持部17には、底面に突起状の網戸ストッパー16が固定されている。網戸ストッパー16は、円筒状の部材からなり、ネジ止めにより上枠10と下枠11にそれぞれ固定されている。図10において破線で示すように、網戸6の持手部6aは、窓枠体1の中央位置に設けられた網戸ストッパー16に対し、両側からそれぞれ当接し、それ以上移動しないようにスライドが規制される。
また、網戸6の持手部6aには、上下方向中間部に複数のマグネットが設けられており(図示しない)、持手部6aを網戸ストッパー16に当接させた際に、互いに固着されるようにしている。図9及び図10のように網戸6を両引きに設けた場合、持手部6aを突き合わせる位置が定まりにくく、開閉動作を行いにくい難点があったが、このように上枠10と下枠11に網戸ストッパー16を設けることにより、網戸6の開閉を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、本実施形態では、窓は辷り出し窓として説明したが、窓の種類はその他のものであってもよく、例えば引き違いサッシや嵌め殺し窓などであってもよい。
本実施形態におけるサッシ窓の室内側から見た正面図である。 サッシ窓の縦断面図である。 サッシ窓の横断面図である。 図3の中央付近拡大図である。 方立の分解横断面図である。 方立を取付ける前の上枠及び下枠の縦断面図である。 方立を取付ける際の上枠及び下枠の縦断面図である。 カバー材を取付ける際の上枠及び下枠の縦断面図である。 横辷り出し窓の縦断面図である。 横辷り出し窓の横断面図である。
符号の説明
1 窓枠体
2 方立
3 障子
4 框体
5 パネル体
6 網戸
10 上枠
10c 横タイト材
10d 凹部
11 下枠
11c 横タイト材
11d 載置面
12 縦枠
13 金属枠
14 樹脂枠
15 取付金具
17 保持部
22 縦框
22a 対向部
30 金属方立
31 樹脂方立
32 方立本体
32a 室外側面
32b 室内側面
32c 側面
32e 係合部
32f 取付面部
33 カバー材
34 室内部材
34a 室内面部
34b 固定面部
35 側面部材
35a 固着部
35b 当接部
36 縦タイト材
37 突出部

Claims (6)

  1. 上下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる窓枠体の幅方向中間位置の、前記上下枠間に方立を設け、該方立の左右にはそれぞれ障子を納めてなるサッシ窓において、
    前記窓枠体は室外側の金属枠と、該金属枠の室内露出面を覆う樹脂枠とからなり、前記方立は室外側の金属方立と、該金属方立の室内露出面を覆う樹脂方立とからなり、
    前記樹脂方立は前記金属方立に対して当接固定される固定面部を有し、該固定面部は室内外方向に伸びており、前記金属方立に対し室内外方向に位置調整可能とされることを特徴とするサッシ窓。
  2. 前記樹脂方立の固定面部には長孔状のネジ孔が形成されることで、前記金属方立に対し室内外方向に位置調整可能とされることを特徴とする請求項1記載のサッシ窓。
  3. 前記金属方立は室内面から室内側に突出する取付面部を有し、前記樹脂方立の固定面部は前記取付面部に当接すると共に、ネジ止め固定されることを特徴とする請求項1または2記載のサッシ窓。
  4. 前記樹脂方立は前記金属方立の取付面部に固定される室内部材と、前記金属方立の取付面部及び該取付面部より外周側の室内面を覆う側面部材とからなり、該側面部材は前記金属方立の室内面に固着される固着部と、前記室内部材に設けられる固定面部に当接する当接部とを備え、該当接部と固定面部が前記金属方立の取付面部に対して共締め固定されることを特徴とする請求項3記載のサッシ窓。
  5. 前記樹脂方立には網戸を保持する保持部が前記左右の縦枠と対向する両面にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項4記載のサッシ窓。
  6. 前記側面部材と前記室内部材の室外側面とで凹状を形成し前記保持部を構成することを特徴とする請求項5記載のサッシ窓。
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