JPH0621376Y2 - 押釦取付け装置 - Google Patents

押釦取付け装置

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JPH0621376Y2
JPH0621376Y2 JP10808688U JP10808688U JPH0621376Y2 JP H0621376 Y2 JPH0621376 Y2 JP H0621376Y2 JP 10808688 U JP10808688 U JP 10808688U JP 10808688 U JP10808688 U JP 10808688U JP H0621376 Y2 JPH0621376 Y2 JP H0621376Y2
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JP
Japan
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JP10808688U
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義幸 角田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、化粧用コンパクト等における押釦取付け装置
に係るものである。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 合成樹脂製の化粧用コンパクト等では、閉蓋係止手段の
係合を解除させるために、本体に押釦が設けられる。
この押釦は、通常、本体との間で、一方に軸が、他方に
割込み付きの軸受が設けられて、相互の回動可能に装着
される。
しかし、この場合、軸と軸受に高い寸法精度を要して、
コスト高となり、それでもない外れることがある。
本考案は、かかる従来の欠点を除去しようとするもので
ある。
「課題を解決するための手段」 上記目的達成のため、本考案は、蓋2の前壁21の前面に
切欠44を形成し、該切欠の奥に蓋内に開通する窓孔46を
穿設するとともに、該切欠の両側内面に一対の係止爪4
7,47を設け、また、押釦4の裏面上縁に前記切欠44内へ
と挿入させる取付け部4bをヒンジ4aを介して後方へ突設
し、該取付け部には、上記一対の係止爪47,47に係合さ
せる曲げの弾性変形可能な一対の係合片41,41を両側に
設け、かつ、両係合片41,41の先端相互に弓形のばね片4
2を前後に弾性反転可能に架設するとともに、両接合片
の間に前方へと弾性反転したばね片42を受けるばね座43
を形成したことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であるから、押釦4の取り付けに当たって
は、取付け部1bにおいて、ばね片42を後方へ突出させた
状態にして(第4図)、取付け部1bを蓋2の前壁21の前
面の切欠44へ挿入し、両係合片41,41をこれら及びばね
片42の弾性変形を以て切欠44内の一対の係止爪47,47に
乗り越え係合させ、次いで、ばね片42を、窓孔46を通じ
て前方へ弾性反転させ、ばね座43へと着座させる(第5
図)。
これにより、ばね片42は不動に支持され、同時に、該ば
ね片42により係合片41,41も不動に支持される。したが
って、係合片41,41は適確に抜け止めされる。
而して、押釦4を押せば、該押釦はヒンジ1aを以て回動
する。
「実施例」 図面は、本考案の実施例を示している。
図示のものは、扁平で方形の合成樹脂製化粧用コンパク
トであり、身1と蓋2とを後部で相互に枢着し、前部に
閉蓋係止手段3を講じ、かつ、該閉蓋係止手段の係合を
解除させる押釦4を備えている。
閉蓋係止手段3は、身1の前壁11の前面中央に段面が傾
斜面45をなす凹段部31を設け、該凹段部の中央立上り面
上縁に係止突条32を横設し、また、蓋2の前部適所から
係止舌片33を垂設して互いに係合させている。
押釦4は、蓋2の前壁21の前面中央に上記凹段部31と対
応させて切欠44を設け、該切欠にて上部を回動可能に装
着して、下部を上記凹段部31内に挿入するとともに、下
端をその凹段部31の上記傾斜面45に当接させて、押し込
みに伴い傾斜面45を摺り上がって蓋2を突き上げ、閉蓋
係止手段3を離脱させるようになっている。
押釦4の取り付けには、上記切欠44の奥に蓋内へと開通
する横長の窓孔46を穿設し、また、その切欠44の両側内
面に一対の係止爪47,47を設け、押釦4の裏面上縁に前
記切欠44内へと挿入させる取付け部4bをヒンジ4aを介し
て後方へ突設し、該取付け部には、上記一対の係止爪4
7,47に係合させる曲げの弾性変形可能な一対の係合片4
1,41を両側に設け、かつ、両係合片41,41の先端相互に
弓形のばね片42を前後に弾性反転可能に一体に架設し、
該ばね片の中間部に操作用膨隆部421を形成し、両係合
片の間に前方へと弾性反転したばね片42を受けるばね座
43を形成しており、而して、まず、第4図に示すよう
に、ばね片42を後方へ突出させた状態にして、上記切欠
44内へ更に窓孔46へ挿入し、窓孔46を通じて操作用膨隆
部421を蓋2内へ強く引っ張ることにより、両係合片41,
41を切欠44内両側の係止爪47,47へ係合させ、次いで、
第5図に示すように、窓孔46を通じて操作用膨隆部421
を逆に強く押し込んで、ばね片42を弾性反転させ、ばね
座43へ着座させる。
押釦4とヒンジ4a、取付け部4b、そして、係合片41,4
1、ばね片42、操作用膨隆部421及びばね座43は、合成樹
脂により一体成形する。なお、係合片41,41は、鈎状に
形成すると係合が容易である。
「考案の効果」 本考案によれば、押釦4の裏面上縁にヒンジ4aを介して
取付け部4bを突設し、該取付け部には、両側に曲げの弾
性変形可能な一対の係合片41,41を設け、両係合片41,41
の先端相互に弓形のばね片42を前後に弾性反転可能に架
設して、その取付け部4bを、ばね片42が後方へ突出する
態勢で蓋2の前壁21前面に形成した切欠44に挿入し、か
つ、両係合片41,41をその切欠の両側内面に設けた一対
の係止爪47,47に係合させるので、両係合片41,41を、こ
れ自体の弾性変形とばね片42の弾性変形により、その切
欠44内の両側の係止爪47,47へ容易に係合させることが
できる。
また、その取付け部4bには、両係合片の間に前方へと弾
性反転したばね片42を受けるばね座43を形成し、前記切
欠44の奥に蓋内に開通する窓孔46を設け、該窓孔を介し
てばね片42を弾性反転させて、ばね座43へ着座させるよ
うにしているので、ばね片42、ひいては両係止爪47,47
を不動に保持させることができて、不意の離脱を確実に
阻止でき、以て押釦4をヒンジ4aにより的確かつ円滑に
回動させることができる。
したがって、高い寸法精度を要することはなく、歩留を
向上させることができ、コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例で、第1図は、斜視図、第2図
は、分解斜視図、第3図は、截断側面図、第4図、第5
図は、押釦の取り付けを示す要部の拡大断面図である。 1……身、2……蓋 3……閉蓋係止手段、4……押釦 4a……ヒンジ、4b……取付け部 11……前壁、21……前壁 31……凹段部、32……係止突条 33……係止舌片、41……係止片 42……ばね片、43……ばね座 44……切欠、45……傾斜面 46……窓孔、47……係止爪 421……操作用膨隆部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋2の前壁21の前面に切欠44を形成し、該
    切欠の奥に蓋内に開通する窓孔46を穿設するとともに、
    該切欠の両側内面に一対の係止爪47,47を設け、また、
    押釦4の裏面上縁に前記切欠44内へと挿入させる取付け
    部4bをヒンジ4aを介して後方へ突設し、該取付け部に
    は、上記一対の係止爪47,47に係合させる曲げの弾性変
    形可能な一対の係合片41,41を両側に設け、かつ、両係
    合片41,41の先端相互に弓形のばね片42を前後に弾性反
    転可能に架設するとともに、両係合片の間に前方へと弾
    性反転したばね片42を受けるばね座43を形成したことを
    特徴とする押釦取付け装置。
JP10808688U 1988-08-17 1988-08-17 押釦取付け装置 Expired - Fee Related JPH0621376Y2 (ja)

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JPH0229606U JPH0229606U (ja) 1990-02-26
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