JP2518597Y2 - 自転車折り畳み器 - Google Patents

自転車折り畳み器

Info

Publication number
JP2518597Y2
JP2518597Y2 JP1164193U JP1164193U JP2518597Y2 JP 2518597 Y2 JP2518597 Y2 JP 2518597Y2 JP 1164193 U JP1164193 U JP 1164193U JP 1164193 U JP1164193 U JP 1164193U JP 2518597 Y2 JP2518597 Y2 JP 2518597Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
folding body
folding
triangular
safety hook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1164193U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0661683U (ja
Inventor
錦彰 李
Original Assignee
錦彰 李
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 錦彰 李 filed Critical 錦彰 李
Priority to JP1164193U priority Critical patent/JP2518597Y2/ja
Publication of JPH0661683U publication Critical patent/JPH0661683U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2518597Y2 publication Critical patent/JP2518597Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は一種の自転車折り畳み器
に関し、特に三角フック方式および安全フックにより折
り畳み器の上折体、下折体を確実に挟み合わせ、不慮の
外力により脱落することを防ぎ、安全フックを押し開く
と上下折体が一直線に開く自転車の折り畳み器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在一般に広く使用されている自転車の
折り畳み器は図6に示される。これはロック装置(1
a)により上折体(2a)と下折体(3a)を固定する
ものである。このロック装置(1a)は棒(11a)、
90°の曲げ棒(12a)および接合部(13a)から
構成される。この棒(11a)および90°の曲げ棒
(12a)の一端をそれぞれ上折体(2a)、下折体
(3a)に挿入して固定し、もう一端を接合部(13
a)に連接させる。折り畳み器をロックしたい時には、
図に示される矢印の方向に回転して90°の曲げ棒(1
2a)を接合部(13a)内に収め、湾曲部を接合部
(13a)のみぞ(131a)に固定することで上下折
体(2a)(3a)をロックする。折り畳み器を開きた
いときには、反対方向にロック装置を押して開け、自転
車を折り畳むことができる。
【0003】上記従来の技術には次の様な欠点があっ
た。即ち、 (イ)ロック装置が折体の外部に位置するため、内部空
間を浪費するのみならず体積が増加する。かつ容易に雨
水や汚物により浸食され、錆びつきや損傷を受け、経済
的にもメリットがない。 (ロ)ロック装置を製造するとき、曲げ棒および接合部
の製造は難しく、連接も難しいため製造コストがかか
る。 (ハ)上下折体を挟み合わせるのに力がいるが、挟み合
わせが比較的堅固でない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案の自転車の折り
畳み器の主な目的は、三角フック方式および安全フック
により上折体、下折体をしっかりと挟み合わせ、不慮の
外力を受けても離脱しない安全な自転車の折り畳み器を
提供することである。
【0005】木考案の自転車の折り畳み器のもう一つの
目的は、ロック装置を上折体、下折体の内部に設けるこ
とにより、自転車の折り畳み器の体積を小さくし、雨水
がロック装置を浸食することを防ぐ構造を提供し、製造
が容易で製造コストも低い自転車の折り畳み器を提供す
ることである。
【0006】
【課顆を解決するための手段】本考案は主に、上折体、
下折体、三角フックおよび安全フックから構成される。
そのうち上下の折体はその末端を回転軸により連結され
て開閉できる。この回転軸の一端と安全フックは連結
し、回転軸の側面には調整ネジを設け、調整ネジと三角
フック末端に設けたピボットは連接している。安全フッ
クを押して上下折体内の三角フックをピボット上にて回
転させ、上下折体前端のフック部をしっかりとロックす
る。このとき安全フックはスプリングの弾力で下折体の
突出部に固定され、折り畳み器が不慮の外力により脱落
することを防ぐ。
【0007】
【作用】本考案の自転車の折り畳み器は、三角フック方
式および安全フックにより上折体、下折体をしっかりと
挟み合わせ、不慮の外力を受けても離脱せず、使用上安
全である。
【0008】
【実施例】図1〜3を参照すると、本考案は主に、上折
体(1)、下折体(2)、三角フック(3)および安全
フック(4)から構成される。そのうち上折体(1)、
下折体(2)内部の前端には、フック部(11)(2
1)を設け、末端にはそれぞれ軸穴(13)(23)を
設ける。この軸穴(13)(23)に回転軸(43)を
挿入し、上折体(1)と下折体(2)を連結し、開閉が
できるようにする。この回転軸(43)の一端と安全フ
ック(4)を接合させ、回転軸(43)に垂直に調整ネ
ジ(33)を挿入して設け、調整ネジ(33)の別の一
端は、三角フック(3)末端のピボット(32)に連結
する。また回転軸(43)に差し込まれる方の調整ネジ
(33)の末端面にはみぞ(34)を設け、ドライバー
により三角フック(3)の締め具合を調整することがで
き、三角フック(3)は安全フック(4)の回転により
移動する。また、三角フック(3)末端には三角開口端
(31)を設ける。この三角開口端(31)の角度は上
折体(1)、下折体(2)前端のフック部(11)(2
1)の角度である。
【0009】本考案を自転車の折り畳みに使用する際
は、図5に示されるように設置し、その閉じ合わせの動
作は図6に示される。すなわち安全フック(4)を内側
に向けて回し、調整ネジ(33)および三角フック
(3)を前に押し動かし、三角フック(3)前端の三角
開口端(31)をそれぞれ上折体(1)、下折体(2)
前端のフック部(11)(21)に貼合し、上折体
(1)と下折体(2)を緊密に挟み合わせる。また三角
フック(3)は支え(25)により支えられ、再び下に
移動することがない。このとき安全フック(4)はその
上に設けたスプリング(41)の弾力により下折体
(2)側面の突出部(24)に固定されるため、外力を
受けても外れることがない。折り畳み器を開けるときに
は、支え(42)を軽く押して安全フック(4)を上に
上げて突出部(4)から外し、上折体(1)と下折体
(2)を開けた後、穴(12)(22)の車軸を押して
車軸を折り畳む。
【0010】
【考案の効果】本考案の自転車の折り畳み器の効果は以
下の通りである。 (イ)三角フック方式により迅速かつ確実に自転車の折
り畳みが行え、また安全フックにより上折体と下折体を
安全に挟み合わせることができ、外力により外れること
がなく安全に自転車の折り畳みが行える。 (ロ)上折体と下折体の内部にロック装置を設けたため
に折り畳み器の体積を減らすことができ、且つ雨水や灰
塵による侵食を防ぎ、耐用年数を延ばすことができる。 (ハ)大部分の部品をプレス成形により製造することが
でき、製造コストおよび製造における難度を低くするこ
とができ、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の斜視図である。
【図2】 本考案を開いた時の斜視図である。
【図3】 本考案の分解斜視図である。
【図4】 本考案の三角フックの働きを示す図である。
【図5】 本考案を折り畳み自転車に装着する際の位置
を示す図である。
【図6】 従来の自転車の折り畳み器の立体図である。
【符号の説明】
(1)上折体 (2)下折体 (11)(21)フック部 (12)(22)穴 (13)(23) 軸穴 (24)突出部 (25)支え (3)三角フック (31)三角開口端 (32)ピボット (33)調整ネジ (34)みぞ (4) 安全フック (41)スプリング (42)支え (43)回転軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)一種の自転車の折り畳み器であ
    り、上折体(1)と下折体(2)を設け、その内部の前
    端にそれぞれフック部(11)(21)を設け、上折体
    (1)の上面、下折体(2)の下面にそれぞれ穴(1
    2)(22)を設けて車軸と連接させ、上折体(1)、
    下折体(2)の末端には軸穴(13)(23)を設け、
    軸穴(13)(23)には回転軸(43)を設け、上折
    体(1)と下折体(2)を連結して開閉を可能とし、ま
    た下折体(2)内面の底部には支え(25)を設け、外
    側面には突出部(24)を設ける。 (ロ)上記上折体(1)と下折体(2)を連結する回転
    軸(43)には安全フック(4)を設け、安全フック
    (4)には支え(42)およびスプリング(41)を設
    ける。 (ハ)上折体(1)、下折体(2)のフック部(11)
    (21)と同角度の三角の開口端を前端に有する三角フ
    ック(3)を設け、三角フック(3)の末端にはピボッ
    ト(32)を設け、このピボット(32)と上記回転軸
    (43)との間は調整ネジ(33)を設けて連結し回転
    可能とし、調整ネジ(33)の末端面にはみぞ(34)
    を設け、ドライバーにて三角フック(3)の締め具合を
    調整し、三角フック(3)は安全フック(4)の回転に
    より移動することができる。 (ニ)折り畳み器を閉じ合わせるとき、安全フック
    (4)は内側に回転し、調整ネジ(33)と三角フック
    (3)を前に押し動かし前端の三角開口端(31)を上
    折体(1)下折体(2)の前端のフック部(11)(2
    1)に貼合し、上折体(1)と下折体(2)を挟み合わ
    せ、また安全フック(4)はスプリング(41)の弾力
    により下折体(2)の突出部(24)上にロックされ、
    外力により外れることがない。 (ホ)折り畳み器を開く時は、安全フック(4)上の支
    え(42)を軽く押し、安全フック(4)を突出部(2
    4)から外し、上折体(1)と下折体(2)を開き自転
    車の車軸を折り畳むことができる。 以上の特徴よりなる自転車の折り畳み器。
JP1164193U 1993-02-05 1993-02-05 自転車折り畳み器 Expired - Lifetime JP2518597Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1164193U JP2518597Y2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 自転車折り畳み器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1164193U JP2518597Y2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 自転車折り畳み器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0661683U JPH0661683U (ja) 1994-08-30
JP2518597Y2 true JP2518597Y2 (ja) 1996-11-27

Family

ID=11783582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1164193U Expired - Lifetime JP2518597Y2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 自転車折り畳み器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2518597Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7290956B2 (en) * 2004-10-01 2007-11-06 Studio Moderna Sa Releasable securing apparatus and method of using same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0661683U (ja) 1994-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4109984B2 (ja) フック装置
EP1080656B1 (en) Closure device for bags, suitcases, beauty cases and the like
US20060175863A1 (en) Articulated hinge for vehicle bed covers and the like
JP2518597Y2 (ja) 自転車折り畳み器
JPH021192Y2 (ja)
JP2509279Y2 (ja) 自転車における締め付け用クイックレバ―のロック機構
JP2586396Y2 (ja) 折り畳み自転車における接合部構造
JP2565623Y2 (ja) 扉の安全枢支構造
JPS6012254B2 (ja) 自動車のサンル−フ
JPS581426Y2 (ja) 開閉式シ−トのヒンジ構造
JPS6224804Y2 (ja)
JP2509278Y2 (ja) 自転車フレ―ムにおける折り畳み機構
JPH0540832Y2 (ja)
JPH0621376Y2 (ja) 押釦取付け装置
JP2586399Y2 (ja) 折り畳み自転車における接合部構造
JPH0248598Y2 (ja)
JPH0416053U (ja)
JPS6131910Y2 (ja)
JP2528916Y2 (ja) ヒンジの開成停止機構
JPH03129670U (ja)
JPS6243844Y2 (ja)
JPH0418225Y2 (ja)
JP3024924B2 (ja) 錠装置
JPS624060Y2 (ja)
JPH0144365Y2 (ja)