JPS6243844Y2 - - Google Patents

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JPS6243844Y2
JPS6243844Y2 JP643082U JP643082U JPS6243844Y2 JP S6243844 Y2 JPS6243844 Y2 JP S6243844Y2 JP 643082 U JP643082 U JP 643082U JP 643082 U JP643082 U JP 643082U JP S6243844 Y2 JPS6243844 Y2 JP S6243844Y2
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JP
Japan
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front window
vehicle body
engaging portion
elastic support
locking piece
Prior art date
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Expired
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JP643082U
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English (en)
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JPS58110518U (ja
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Priority to JP643082U priority Critical patent/JPS58110518U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、前倒し可能なフロントウインドを
備えた車輌におけるフロントウインドのロツク装
置に関するものである。
従来、この種の車輌においては、フロントウイ
ンドを前方に倒して走行する場合、フロントウイ
ンドの一部を紐等により車体に緊縛して振動を防
いでいる。しかしこのような緊縛の操作は面倒で
ある。この考案は上記のような問題を解決するた
めのもので、その目的は前倒しにしたフロントウ
インドを緊縛等を要することなく、きわめて容易
に、所謂ワンタツチ操作により、車体にロツクで
きる装置を得ることである。
なお前倒し可能なフロントウインドに関する従
来の技術としては、実開昭50−147319号、実開昭
55−111803号等があるが、これらはいづれもフロ
ントウインドと車体の間隙からの、雨水等の侵入
を防止するものであり、本願の、前記のような問
題を解決しようとするものではない。
本考案を、実施例を示す図面について述べる
と、第1図〜第4図において、フロントウインド
2に固定し、車体1に軸支させた回動軸4;該回
動軸4に設けた、係合部6aを有する位置規制部
材6;車体1前面でフロントウインド2の回動範
囲に設けた弾性支持部材11;車体1に軸着させ
た、フロントウインド2が前記弾性支持部材11
に圧接した際に、前記係合部6aと係合する係止
片8から成る車輌における前倒し可能なフロント
ウインドのロツク装置である。
以下本考案を図示の実施例に基いて具体的に説
明する。
第1図乃至第4図において、2は車体1の前面
に配設されたフロントウインドで、その下端両側
にはヒンジブラケツト3が取付けられており、該
ヒンジブラケツト3に回動軸4が固定され、該回
動軸4が、車体1にリベツト5a等の固着手段に
よつて取付けられたステー5に回動可能に支持さ
れている。
6は前記回動軸4の外側にキー7によつて固定
された位置規制部材で、その外周にはV字状に切
欠かれた係合部6aを備えている。なお、係合部
は第6図に示すように位置規制部材6の外周に突
出して形成される突出係合部6bとしてもよい。
8は前記ステー5に基部が軸9によつて回動可
能に支持された係止片で、その先端部8aが前記
位置規制部材6の係合部6aと適宜係合するよう
になつており、かつ、前記ステー5との間に張設
されたコイルスプリング10によつて先端部8a
が常に位置規制部材6の外周面に当接すべく付勢
されている。即ち、該係止片8の先端部8aはフ
ロントウインド2が前方に回動したロツク位置
で、前記位置規制部材6の係合部6aと係合する
ようになつている。
11は車体1の前面においてフロントウインド
2の回動範囲内に配設された弾性支持部材で、車
体1にボルト等によつて取付けられ、中央部が凸
状に湾曲しかつ穴12aを備えた保持板12と、
該保持板12の穴12aに摺動可能に挿入され頭
部13aにゴム等の緩衝部材14を装着した支持
杆13と、該支持杆13に嵌合したワツシヤ15
aと頭部13aとの間に配設され支持杆13を常
に外方に押圧すべく付勢しているコイルスプリン
グ16と、支持杆13の基端部に螺合され該基端
部に嵌合された抜け止め用ワツシヤ15bを保持
するナツト17とからなつている。
また、弾性支持部材11は第7図に示すように
ゴム等の弾性体18によつて層状に形成したもの
を用いてもよい。
なお、この種車輌には前記フロントウインド2
を起立し、これを起立状態でロツクする装置が設
けられているが、これは従来公知のものと同様で
あり、本考案と直接関係ないので省略する。
本考案は以上のように構成されており、フロン
トウインド2を前倒しした状態でロツクする場
合、フロントウインド2の起立状態での図示しな
いロツク装置を外し、フロントウインド2を回動
軸4を中心として前方に回動すると、その上端部
が第4図に示すように弾性支持部材11の緩衝部
材14に当接する。この状態で回動軸4とともに
回動する位置規制部材6に形成された係合部6a
は、係止片8の先端部8aの手前に達する。
次に、フロントウインド2をスプリング16の
力に抗して押圧するとコイルスプリング16を圧
縮し、フロントウインド2は回動軸4を中心とし
て更に若干回動するため、回動軸4とともに回動
する位置規制部材6に形成された係合部6aが係
止片8の先端部8aと対向して第5図に示すよう
に両者が係合する。このときフロントウインド2
への押圧力を開放すれば、フロントウインド2は
弾性支持部材11のコイルスプリング16の力に
よつて起立する方向に押圧されるので、回動軸4
に取付けられた位置規制部材6に形成された係合
部6aが、係止片8の先端部8aに強く押し付け
られ両者の係合力が増してロツク状態が保持され
る。
次に、フロントウインド2を起立する場合は、
第5図のロツク状態からフロントウインド2を弾
性支持部材11のコイルスプリング16の力に抗
して押圧し、位置規制部材6の係合部6aと係止
片8の先端部8aとの係合を外し、係止片8をコ
イルスプリング10の力に抗して軸9を中心に図
において時計方向に回動して、フロントウインド
2を回動軸4を中心に後方に回動すればよい。
以上のように、本考案によれば、フロントウイ
ンド2の回動軸4に取付けられた位置規制部材6
に係合部6aを設け、フロントウインド2を前倒
しした際該フロントウインド2を支持する弾性支
持部材11を若干圧縮した状態で、前記係合部6
aと係止片8とを係合するようにしたので、フロ
ントウインド2を前方に回動する操作だけの所謂
ワンタツチ操作により、車体にロツクすることが
できる。
また、本考案によればフロントウインド2はロ
ツク状態では弾性支持部材11によつて起立する
方向に回動すべく付勢されているので、前記係合
部6aと係止片8との係合力が増し、ロツク状態
を確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は車輌における前倒し可能なフロントウインドの
ロツク装置を設けた車輌の斜視図、第2図は同装
置の概略を示す側面図、第3図は同正面図、第4
図は同装置のロツク直前の状態を示す図、第5図
は同装置のロツク時の状態を示す図、第6図は同
装置の係合部及び係止片の他の実施例を示す図、
第7図は同装置の弾性支持部材の他の実施例を示
す図である。 1……車体、2……フロントウインド、4……
回動軸、6……位置規制部材、6a……係合部、
8……係止片、11……弾性支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントウインドに固定し、車体に軸支させた
    回動軸;該回動軸に設けた、係合部を有する位置
    規制部材;車体前面でフロントウインドの回動範
    囲に設けた弾性支持部材;車体に軸着させた、フ
    ロントウインドが前記弾性支持部材に圧接した際
    に、前記係合部と係合する係止片から成る車輌に
    おける前倒し可能なフロントウインドのロツク装
    置。
JP643082U 1982-01-22 1982-01-22 車輌における前倒し可能なフロントウインドのロツク装置 Granted JPS58110518U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP643082U JPS58110518U (ja) 1982-01-22 1982-01-22 車輌における前倒し可能なフロントウインドのロツク装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP643082U JPS58110518U (ja) 1982-01-22 1982-01-22 車輌における前倒し可能なフロントウインドのロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58110518U JPS58110518U (ja) 1983-07-28
JPS6243844Y2 true JPS6243844Y2 (ja) 1987-11-16

Family

ID=30019209

Family Applications (1)

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JP643082U Granted JPS58110518U (ja) 1982-01-22 1982-01-22 車輌における前倒し可能なフロントウインドのロツク装置

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JP (1) JPS58110518U (ja)

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JPS58110518U (ja) 1983-07-28

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