JP3699982B2 - テーブルの連結装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、会議用しとて用いるテーブルの連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明に用いるテーブルは、端部に下向き状に突設した縁片を備えた天板を用いたものであるが、このようなテーブルを連結する構造のものは、本発明者においては知らない。
【0003】
本発明は、斯様なテーブルに適用する連結装置を提供すべく創案したものである。
【0004】
【目的を達成するための手段】
互いに連結する一対のテーブルの一方の天板の端部に、連結時に互いに隣接する縁片を下向きにして突設し、他の一方のテーブルの前記縁片側の天板の下面側には、前記一方のテーブルの前記縁片の下端部に係止する係止部片を先端側に、また、該係止部片に相対向する取付部片を基端側にそれぞれ備えた溝形状の連結片の取付部片の自由端部を回動自在に枢着し、該取付部片の、テーブル連結方向において相対する外縁と内縁に選択的に圧接するばね片を、前記縁片に並べて前記他の一方のテーブルの天板下面側に設けた構成とする。
【0005】
【作用】
テーブル同士を連結しないときは、ばね片が連結片の取付部片の外縁に接して当該連結片の回転を規制して連結片は当該テーブルの天板下に収納保持される。
【0006】
テーブル同士を連結するときは、連結片を回転させて係止部片を当該テーブルの天板の外側に突出させ、これに一方のテーブルに備えた縁片に係止させてテーブル同士を連結せしめ、該連結状態はばね片の取付部片の内縁に対する接触により連結片の回転を規制することにより維持される。
【0007】
【実施例】
図面は本発明に係るテーブルの連結装置の一実施例を示し、図1は本発明要部の縦断面図、図2は図1のX−X線断面図である。
【0008】
本発明を適用するテーブルAは、天板1の端部に、連結する他のテーブルA´の端部に下向き状に突設した縁片2´と連結時に互いに隣接する下向き状の縁片2を突設したもので、天板1(縁片2も含めて)は合成樹脂を素材として型抜き成形したものである。
【0009】
前記テーブルAの天板1の前記縁片2寄りの下面にはナット材3を埋設し、該ナット材3に固定螺子4を螺合して保持枠5を中央部片6において固着してある。
【0010】
保持枠5は、中央部片6の両側に支持部片7、7を相対して連設し、該支持部片7、7の間すなわち前記中央部片6の前記縁片2側の端部にばね片8を連設して構成したもので、中央部片6に固定螺子4を貫通させて前記縁片2寄りの前記天板1の下面側に前記の通り固着したものである。
【0011】
この保持枠5は合成樹脂(実施例ではポリプロピレン樹脂)を素材とし、連結片9の支持材としての機能とばね片8によって連結片9の回動を規制する機能を果たすもので、該保持枠5を構成する前記支持部片7、7の自由端部(下端部)には支軸10を架設して前記連結片9を取付部片11において回転自在に枢着してある。
【0012】
連結片9は、中央部片13の先端側に係止部片12を、基端側に該係止部片12と相対向する前記取付部片11を設けたほぼ溝形状の枠体の背面側に補強用の突条片14……を並設して構成し、取付部片11の自由端部を支軸10によって保持枠5の前記支持部片7、7に回動自在に取付けたもので、前記保持枠5のばね片8が取付部片11の外縁11aに接触しているときその自重による回動が規制されて天板1の直下に存する収納状態が維持され、また、前記外縁11aにテーブル連結方向に相対する内縁11bにばね片8が接触しているときは、その自重による回動が規制されて係止部片12が上向きにしてテーブルAより突出して、該係止部片12と前記縁片2との間に連結する前記他のテーブルA´に備えた縁片2´が挾入する間隙15が形成されるようになっている。
【0013】
なお、説明を省略したが、一方のテーブルAに対応する他のテーブルA´にも、これまでテーブルAについて説明したと同様の保持枠や連結片を備えている(テーブルA側の保持枠5に対しては保持枠5´とするように、対応するものには図面上ダッシュ付符号で表す)。
【0014】
しかして、テーブルA、A´同士を連結しないときは、保持枠5のばね片8が連結片9の取付部片11の外縁11aに接触して連結片9は天板1の直下にして縁片2の内側に収納されている。
【0015】
この状態で連結片9を支軸10を中心にして図1において時計方向に回動させると、取付部片11はばね片8の付勢に抗して回動し、該取付部片11の内縁11bがばね片8と対向する位置に回動し、該内縁11bにばね片8が接触するようになって、連結片9の係止部片12側が縁片2より外方に突出され、縁片2と係止部片12との間に間隙15が形成される。
【0016】
次いで、テーブルAに連結する他の一方のテーブルA´の縁片2´を前記間隙15に挾入することによって一対のテーブルA、A´の連結作業が終了し(テーブルA´側の連結片9´を用いて、テーブルA´に対して一方のテーブルAを連結しても良いことは勿論である)、ばね片8による連結片9の回動規制によって当該連結状態は維持される。
【0017】
【発明の効果】
本発明は前記の通りの構成であるから、天板の端部に下向きにして突設した縁片を備えたテーブルの連結を行うことができ、また、ばね片の連結片の取付部片の内外縁に選択的に接触させるようにすることにより、連結状態の連結片の収納状態を確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明要部の縦断面図。
【図2】図1のX−X線断面図。
【符号の説明】
A、A´ テーブル
1、1´ 天板
2´ 縁片
9 連結片
11 取付部片
12 係止部片
【産業上の利用分野】
本発明は、会議用しとて用いるテーブルの連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明に用いるテーブルは、端部に下向き状に突設した縁片を備えた天板を用いたものであるが、このようなテーブルを連結する構造のものは、本発明者においては知らない。
【0003】
本発明は、斯様なテーブルに適用する連結装置を提供すべく創案したものである。
【0004】
【目的を達成するための手段】
互いに連結する一対のテーブルの一方の天板の端部に、連結時に互いに隣接する縁片を下向きにして突設し、他の一方のテーブルの前記縁片側の天板の下面側には、前記一方のテーブルの前記縁片の下端部に係止する係止部片を先端側に、また、該係止部片に相対向する取付部片を基端側にそれぞれ備えた溝形状の連結片の取付部片の自由端部を回動自在に枢着し、該取付部片の、テーブル連結方向において相対する外縁と内縁に選択的に圧接するばね片を、前記縁片に並べて前記他の一方のテーブルの天板下面側に設けた構成とする。
【0005】
【作用】
テーブル同士を連結しないときは、ばね片が連結片の取付部片の外縁に接して当該連結片の回転を規制して連結片は当該テーブルの天板下に収納保持される。
【0006】
テーブル同士を連結するときは、連結片を回転させて係止部片を当該テーブルの天板の外側に突出させ、これに一方のテーブルに備えた縁片に係止させてテーブル同士を連結せしめ、該連結状態はばね片の取付部片の内縁に対する接触により連結片の回転を規制することにより維持される。
【0007】
【実施例】
図面は本発明に係るテーブルの連結装置の一実施例を示し、図1は本発明要部の縦断面図、図2は図1のX−X線断面図である。
【0008】
本発明を適用するテーブルAは、天板1の端部に、連結する他のテーブルA´の端部に下向き状に突設した縁片2´と連結時に互いに隣接する下向き状の縁片2を突設したもので、天板1(縁片2も含めて)は合成樹脂を素材として型抜き成形したものである。
【0009】
前記テーブルAの天板1の前記縁片2寄りの下面にはナット材3を埋設し、該ナット材3に固定螺子4を螺合して保持枠5を中央部片6において固着してある。
【0010】
保持枠5は、中央部片6の両側に支持部片7、7を相対して連設し、該支持部片7、7の間すなわち前記中央部片6の前記縁片2側の端部にばね片8を連設して構成したもので、中央部片6に固定螺子4を貫通させて前記縁片2寄りの前記天板1の下面側に前記の通り固着したものである。
【0011】
この保持枠5は合成樹脂(実施例ではポリプロピレン樹脂)を素材とし、連結片9の支持材としての機能とばね片8によって連結片9の回動を規制する機能を果たすもので、該保持枠5を構成する前記支持部片7、7の自由端部(下端部)には支軸10を架設して前記連結片9を取付部片11において回転自在に枢着してある。
【0012】
連結片9は、中央部片13の先端側に係止部片12を、基端側に該係止部片12と相対向する前記取付部片11を設けたほぼ溝形状の枠体の背面側に補強用の突条片14……を並設して構成し、取付部片11の自由端部を支軸10によって保持枠5の前記支持部片7、7に回動自在に取付けたもので、前記保持枠5のばね片8が取付部片11の外縁11aに接触しているときその自重による回動が規制されて天板1の直下に存する収納状態が維持され、また、前記外縁11aにテーブル連結方向に相対する内縁11bにばね片8が接触しているときは、その自重による回動が規制されて係止部片12が上向きにしてテーブルAより突出して、該係止部片12と前記縁片2との間に連結する前記他のテーブルA´に備えた縁片2´が挾入する間隙15が形成されるようになっている。
【0013】
なお、説明を省略したが、一方のテーブルAに対応する他のテーブルA´にも、これまでテーブルAについて説明したと同様の保持枠や連結片を備えている(テーブルA側の保持枠5に対しては保持枠5´とするように、対応するものには図面上ダッシュ付符号で表す)。
【0014】
しかして、テーブルA、A´同士を連結しないときは、保持枠5のばね片8が連結片9の取付部片11の外縁11aに接触して連結片9は天板1の直下にして縁片2の内側に収納されている。
【0015】
この状態で連結片9を支軸10を中心にして図1において時計方向に回動させると、取付部片11はばね片8の付勢に抗して回動し、該取付部片11の内縁11bがばね片8と対向する位置に回動し、該内縁11bにばね片8が接触するようになって、連結片9の係止部片12側が縁片2より外方に突出され、縁片2と係止部片12との間に間隙15が形成される。
【0016】
次いで、テーブルAに連結する他の一方のテーブルA´の縁片2´を前記間隙15に挾入することによって一対のテーブルA、A´の連結作業が終了し(テーブルA´側の連結片9´を用いて、テーブルA´に対して一方のテーブルAを連結しても良いことは勿論である)、ばね片8による連結片9の回動規制によって当該連結状態は維持される。
【0017】
【発明の効果】
本発明は前記の通りの構成であるから、天板の端部に下向きにして突設した縁片を備えたテーブルの連結を行うことができ、また、ばね片の連結片の取付部片の内外縁に選択的に接触させるようにすることにより、連結状態の連結片の収納状態を確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明要部の縦断面図。
【図2】図1のX−X線断面図。
【符号の説明】
A、A´ テーブル
1、1´ 天板
2´ 縁片
9 連結片
11 取付部片
12 係止部片
Claims (1)
- 互いに連結する一対のテーブルの一方の天板の端部に、縁片を下向きにして突設し、他の一方のテーブルの前記縁片側の天板の下面側には、前記一方のテーブルの前記縁片の下端部に係止する係止部片を先端側に、また、該係止部片に相対向する取付部片を基端側にそれぞれ備えた溝形状の連結片の取付部片の自由端部を回動自在に枢着し、該取付部片の、テーブル連結方向において相対する外縁と内縁に選択的に圧接するばね片を、前記縁片に並べて前記他の一方のテーブルの天板下面側に設けた、テーブルの連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30295196A JP3699982B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | テーブルの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30295196A JP3699982B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | テーブルの連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10137044A JPH10137044A (ja) | 1998-05-26 |
JP3699982B2 true JP3699982B2 (ja) | 2005-09-28 |
Family
ID=17915121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30295196A Expired - Fee Related JP3699982B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | テーブルの連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3699982B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4925043B2 (ja) * | 2006-11-15 | 2012-04-25 | コクヨ株式会社 | 係合装置 |
JP5344435B2 (ja) * | 2009-05-22 | 2013-11-20 | コクヨ株式会社 | 天板連結機構 |
KR102154574B1 (ko) * | 2020-07-16 | 2020-09-10 | (주)베스툴 | 확장 연결이 가능한 책상 |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP30295196A patent/JP3699982B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10137044A (ja) | 1998-05-26 |
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Legal Events
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