JPH0751687B2 - 記録用インク - Google Patents
記録用インクInfo
- Publication number
- JPH0751687B2 JPH0751687B2 JP61209317A JP20931786A JPH0751687B2 JP H0751687 B2 JPH0751687 B2 JP H0751687B2 JP 61209317 A JP61209317 A JP 61209317A JP 20931786 A JP20931786 A JP 20931786A JP H0751687 B2 JPH0751687 B2 JP H0751687B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- sodium
- filter
- recording
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水、水溶性染料、湿潤剤を主成分とする記録
用インクで、特にインクジエツトプリンターに用いる記
録用インクに関する。
用インクで、特にインクジエツトプリンターに用いる記
録用インクに関する。
インクジエツトプリンターは、無騒音、高速印刷、高品
位印刷、カラー印刷など印刷技術に於て多くの利点を有
しているが、インク滴を30〜100μm程度の微小ノズル
から噴出して印刷する技術のため、インクが微小ノズル
や微小流路で安定して流動できるように、非常にクリー
ンで安定した特性のインクが要求される。そのため、イ
ンク製造を、極力ゴミやチリの発生を抑えたクリーンル
ームで行つたり、さらにインクを1μm以下のメンプレ
ンフイルターで精密濾過を行いインク中の微粒子を除去
したり、インクジエツトプリンターのインクの経路中に
フイルターをつけたりして、クリーンなインクを保つて
いるのが現状であつた。しかし、このような技術で、ク
リーンなインクを保てるのも初期だけで、該インクはイ
ンク容器やインクジエツトプリンター中のインク経路材
料に接触して流動するため、温度変化や経時変化により
該材料中の添加剤が微小なりとも溶出し、インク中の成
分と化学反応を起こしインク中に不溶物をつくりインク
の流動を変化させたり妨げたりする問題があつた。
位印刷、カラー印刷など印刷技術に於て多くの利点を有
しているが、インク滴を30〜100μm程度の微小ノズル
から噴出して印刷する技術のため、インクが微小ノズル
や微小流路で安定して流動できるように、非常にクリー
ンで安定した特性のインクが要求される。そのため、イ
ンク製造を、極力ゴミやチリの発生を抑えたクリーンル
ームで行つたり、さらにインクを1μm以下のメンプレ
ンフイルターで精密濾過を行いインク中の微粒子を除去
したり、インクジエツトプリンターのインクの経路中に
フイルターをつけたりして、クリーンなインクを保つて
いるのが現状であつた。しかし、このような技術で、ク
リーンなインクを保てるのも初期だけで、該インクはイ
ンク容器やインクジエツトプリンター中のインク経路材
料に接触して流動するため、温度変化や経時変化により
該材料中の添加剤が微小なりとも溶出し、インク中の成
分と化学反応を起こしインク中に不溶物をつくりインク
の流動を変化させたり妨げたりする問題があつた。
本発明は、以上のような従来の問題点に鑑み、初期状態
だけでなく温度変化や経時変化があつてもインクが接触
する材料からの溶出物と反応して不溶物をつくることな
く、常にクリーンでしかもインク経路中でインクの流動
を変化させたり妨げたりしない記録用インクを提供する
ことを目的とする。
だけでなく温度変化や経時変化があつてもインクが接触
する材料からの溶出物と反応して不溶物をつくることな
く、常にクリーンでしかもインク経路中でインクの流動
を変化させたり妨げたりしない記録用インクを提供する
ことを目的とする。
本発明は、前期目的を達成するため、記録用インク中の
ナトリウムイオン濃度が0.2重量%以下であることを特
徴とする。
ナトリウムイオン濃度が0.2重量%以下であることを特
徴とする。
インクジエツト記録装置のインク系は第1図(a)に示
すようにインク11を格納するインクタンク12、インク11
を印刷ヘツド14へ連結するインク供給管13から成る。
すようにインク11を格納するインクタンク12、インク11
を印刷ヘツド14へ連結するインク供給管13から成る。
また第1図(b)のようにインク経路中に不溶物を除去
するためにフイルタ15を設けることができる。
するためにフイルタ15を設けることができる。
インクタンク12、インク供給管13、印刷ヘツド14はイン
ク11と直接接触しており、特にインクタンク12とインク
供給管13は耐インク性に加えフレキシビリテイーも必要
なため、一般的に入手しやすいポリオレフイン系樹脂や
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、シリコーン樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ナイロン等の樹脂
やジエン系、非ジエン系の合成ゴムからできている。
ク11と直接接触しており、特にインクタンク12とインク
供給管13は耐インク性に加えフレキシビリテイーも必要
なため、一般的に入手しやすいポリオレフイン系樹脂や
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、シリコーン樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ナイロン等の樹脂
やジエン系、非ジエン系の合成ゴムからできている。
本発明者はこれらの樹脂や合成ゴム中に含まれる添加剤
成物が、インク中へ溶出し、さらにインク成分と反応し
て不溶物を生成することを発見し本発明に至つた。すな
わち、前記樹脂や合成ゴム中に添加剤として含まれてい
る脂肪酸や脂肪酸アマイド、脂肪酸金属塩が温度変化等
によりインク中へ溶出しインクに含まれるナトリウムイ
オンと反応して脂肪酸ナトリウムになり、これがインク
経路中で凝集してインクの流動性を変えたり、フイルタ
ー15やヘツド14のノズルに詰まつて流動を妨げたりする
のである。特に、該樹脂や合成ゴム中の添加剤がステア
リン酸もしくはアテアリン酸アマイド、ステアリン酸塩
の場合、ステアリン酸ナトリウムを生成し、この化合物
は糸状もしくは針状の細長い結晶になるためフイルター
15につまりやすく、インクの流動を妨げる。この現象
は、インク及びそれと接する該樹脂や合成ゴムが40℃以
上の高温の環境で1日程度放置した場合、顕著におこり
やすい。この原因としては、樹脂や合成ゴム中のステア
リン酸やステアリン酸アマイド、ステアリン酸金属塩が
高温状態でとけやすくなるとともに、樹脂や合成ゴム自
身のポリマーマトリクスも温度の上昇により分子振動を
おこすため、マトリクス中に存在する該ステアリン酸や
その誘導体の溶出が大きくなるためであると考えられ
る。さらにインクのPHが高くなると、すなわちアルカリ
性が強くなると、該ステアリン酸やその誘導体の溶解度
が高くなりいつそう顕著になる。
成物が、インク中へ溶出し、さらにインク成分と反応し
て不溶物を生成することを発見し本発明に至つた。すな
わち、前記樹脂や合成ゴム中に添加剤として含まれてい
る脂肪酸や脂肪酸アマイド、脂肪酸金属塩が温度変化等
によりインク中へ溶出しインクに含まれるナトリウムイ
オンと反応して脂肪酸ナトリウムになり、これがインク
経路中で凝集してインクの流動性を変えたり、フイルタ
ー15やヘツド14のノズルに詰まつて流動を妨げたりする
のである。特に、該樹脂や合成ゴム中の添加剤がステア
リン酸もしくはアテアリン酸アマイド、ステアリン酸塩
の場合、ステアリン酸ナトリウムを生成し、この化合物
は糸状もしくは針状の細長い結晶になるためフイルター
15につまりやすく、インクの流動を妨げる。この現象
は、インク及びそれと接する該樹脂や合成ゴムが40℃以
上の高温の環境で1日程度放置した場合、顕著におこり
やすい。この原因としては、樹脂や合成ゴム中のステア
リン酸やステアリン酸アマイド、ステアリン酸金属塩が
高温状態でとけやすくなるとともに、樹脂や合成ゴム自
身のポリマーマトリクスも温度の上昇により分子振動を
おこすため、マトリクス中に存在する該ステアリン酸や
その誘導体の溶出が大きくなるためであると考えられ
る。さらにインクのPHが高くなると、すなわちアルカリ
性が強くなると、該ステアリン酸やその誘導体の溶解度
が高くなりいつそう顕著になる。
一般に、合成樹脂(ゴムを含む)は樹脂主成分以外に、
重合時に用いられる安定剤や、UV吸収剤、酸化防止剤な
ど多くの添加助剤が含まれており、その中でも安定剤と
して用いられる脂肪酸や脂肪酸アマイド、脂肪酸金属塩
は通常樹脂中に1%以下含まれている。このような樹脂
から成るインクタンクを用いて、インク中のナトリウム
イオン量とインク経路中のフイルター(孔径20μm:ステ
ンレス製)の目詰りの関係を調べたところ、インク中の
ナトリウムイオンが0.2重量%以下であれば、インク中
にナトリウムが含まれていても、フイルターに目詰りが
発生しないことが判明した。さらに、樹脂中の安定剤と
して広く用いられているステアリン酸カルシウムを、イ
ンク中に溶出したことを仮想して、グリセリン10wt%を
含むPH12の水酸化カリウムアルカリ水溶液に、0.1wt
%、0.01wt%添加して60℃に温め、ステアリン酸カルシ
ウムが完全に溶解した後、それぞれの水溶液にNaClをナ
トリウム換算重量で0.05、0.1、0.15、0.2、0.25、0.3w
t%を添加し、室温(約20℃)で1日放置した後、析出
物の確認を行つた。その結果、ステアリン酸0.1wt%、
0.01wt%を含むそれぞれの水溶液について、Na濃度が0.
25wt%以上の水溶液中に系状物の析出物が確認できた。
Na0.2wt%以下の水溶液は、析出物はなかつた。また、
該系状物を赤外線分光光度計とX線マイクロアナライザ
ーにより分析した結果、ステアリン酸ナトリウムである
ことが判つた。従つて、ナトリウムイオンがインク中に
0.2wt%以下であれば、インク経路中でフイルター等を
詰まらせる原因であるステアリン酸ナトリウムを析出さ
せないのである。
重合時に用いられる安定剤や、UV吸収剤、酸化防止剤な
ど多くの添加助剤が含まれており、その中でも安定剤と
して用いられる脂肪酸や脂肪酸アマイド、脂肪酸金属塩
は通常樹脂中に1%以下含まれている。このような樹脂
から成るインクタンクを用いて、インク中のナトリウム
イオン量とインク経路中のフイルター(孔径20μm:ステ
ンレス製)の目詰りの関係を調べたところ、インク中の
ナトリウムイオンが0.2重量%以下であれば、インク中
にナトリウムが含まれていても、フイルターに目詰りが
発生しないことが判明した。さらに、樹脂中の安定剤と
して広く用いられているステアリン酸カルシウムを、イ
ンク中に溶出したことを仮想して、グリセリン10wt%を
含むPH12の水酸化カリウムアルカリ水溶液に、0.1wt
%、0.01wt%添加して60℃に温め、ステアリン酸カルシ
ウムが完全に溶解した後、それぞれの水溶液にNaClをナ
トリウム換算重量で0.05、0.1、0.15、0.2、0.25、0.3w
t%を添加し、室温(約20℃)で1日放置した後、析出
物の確認を行つた。その結果、ステアリン酸0.1wt%、
0.01wt%を含むそれぞれの水溶液について、Na濃度が0.
25wt%以上の水溶液中に系状物の析出物が確認できた。
Na0.2wt%以下の水溶液は、析出物はなかつた。また、
該系状物を赤外線分光光度計とX線マイクロアナライザ
ーにより分析した結果、ステアリン酸ナトリウムである
ことが判つた。従つて、ナトリウムイオンがインク中に
0.2wt%以下であれば、インク経路中でフイルター等を
詰まらせる原因であるステアリン酸ナトリウムを析出さ
せないのである。
本発明の記録用インクは、水、水溶性染料、湿潤剤を主
成分とするが、各組成物中に含まれるナトリウムイオン
の濃度の総和がインク全量の0.2wt%以下でなければな
らない。
成分とするが、各組成物中に含まれるナトリウムイオン
の濃度の総和がインク全量の0.2wt%以下でなければな
らない。
水については、ナトリウム濃度を極力下げるために、超
純水を用いる。超純水を得るには通常の水道水を逆浸透
膜やイオン交換樹脂等、公知の手法により処理すること
により得ることができる。
純水を用いる。超純水を得るには通常の水道水を逆浸透
膜やイオン交換樹脂等、公知の手法により処理すること
により得ることができる。
水溶性染料は、一般に多くのナトリウムを含んでいる。
その原因として、染料の塩析工程で使用される塩化ナト
リウムや、ジアゾ化工程での亜硝酸ナトリウム、その他
の工程中での酢酸ナトリウムや炭酸ナトリウム、水酸化
ナトリウム、硫酸ナトリウムが、製造された染料中に含
まれるからである。また水溶性染料自身にも、多くの場
合、分子内にスルホン酸ナトリウム基を含んでおり、一
般に入手できる水溶性染料のほとんどは、染料中にナト
リウムとして5%以上は含まれる。従つて本発明の記録
用インクに用いるためには、これらのナトリウム化合物
を製造段階で使用を減らし、他のアルカリ金属化合物、
例えば塩化カリウム等を使用することによりナトリウム
低減できる。また、前述のナトリウム化合物を使用した
場合でも、陽イオン交換樹脂、例えばアンバーライト12
0系(オルガノ(株)商標)やダウエツクス50W(ダウケ
ミカル商標)等の強酸性陽イオン交換樹脂をH型にし
て、染料水溶液を該交換樹脂に通すことによりナトリウ
ムを低減できる。
その原因として、染料の塩析工程で使用される塩化ナト
リウムや、ジアゾ化工程での亜硝酸ナトリウム、その他
の工程中での酢酸ナトリウムや炭酸ナトリウム、水酸化
ナトリウム、硫酸ナトリウムが、製造された染料中に含
まれるからである。また水溶性染料自身にも、多くの場
合、分子内にスルホン酸ナトリウム基を含んでおり、一
般に入手できる水溶性染料のほとんどは、染料中にナト
リウムとして5%以上は含まれる。従つて本発明の記録
用インクに用いるためには、これらのナトリウム化合物
を製造段階で使用を減らし、他のアルカリ金属化合物、
例えば塩化カリウム等を使用することによりナトリウム
低減できる。また、前述のナトリウム化合物を使用した
場合でも、陽イオン交換樹脂、例えばアンバーライト12
0系(オルガノ(株)商標)やダウエツクス50W(ダウケ
ミカル商標)等の強酸性陽イオン交換樹脂をH型にし
て、染料水溶液を該交換樹脂に通すことによりナトリウ
ムを低減できる。
本発明に用いる水溶性染料は、カラーインデツクスにあ
る直接染料、酸性染料、塩基性染料が使用でき、該染料
を前述のナトリウム化合物を低減する製造法や、精製法
で本発明の所望のナトリウム濃度に調整することができ
る。染料は記録用インクの着色成分であるので、被記録
媒体へ印刷された時、十分なコントラストが必要であ
り、また染料濃度が高すぎるとインクジエツトヘツドの
ノズル部で乾燥析出による目詰りが起こるため、0.5〜1
0重量部が最適である。
る直接染料、酸性染料、塩基性染料が使用でき、該染料
を前述のナトリウム化合物を低減する製造法や、精製法
で本発明の所望のナトリウム濃度に調整することができ
る。染料は記録用インクの着色成分であるので、被記録
媒体へ印刷された時、十分なコントラストが必要であ
り、また染料濃度が高すぎるとインクジエツトヘツドの
ノズル部で乾燥析出による目詰りが起こるため、0.5〜1
0重量部が最適である。
湿潤剤は、インクジエツトヘツドのノズル部で記録用イ
ンクの乾燥を防止するための重要な成分である。本発明
の記録用インクでは、水溶性有機溶剤が使用でき、その
内でも多価アルコール類、及び多価アルコール類のエー
テル誘導体、エステル誘導体、水溶性アミン、含窒素環
状化合物等が適している。具体的には、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
グリセリン等の多価アルコール類、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレング
リコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメチ
ルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチル
エーテル等の多価アルコール類のアルキルエーテル誘導
体類、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト、グリセリルモノアセテート、グリセルジアセテート
等の多価アルコールのエステル誘導体、(モノ・ジ・ト
リ)エタノールアミン、ポリオキシエチレンアミン等の
水溶性アミン、N−メチル−2−ピロリドン等の含窒素
環状化合物がある。これら水溶性有機溶剤は、ナトリウ
ムを含まないため特に精製する必要はないが、合成過程
でナトリウム化合物を使用しなければならない水溶性有
機溶剤については精製すべきである。該有機溶剤の添加
量としては、記録用インクの乾燥防止のため、量が多い
程効果はあるが、一方記録用インクの粘度も上昇するた
め多量の添加は好ましくない。一般に、インク粘度はイ
ンク粒の噴出サイクルに大きく影響を及ぼし、粘度が高
くなると噴出サイクルは上がらず噴出特性も不安定にな
る。そのためインク粘度は50mpa・s以下が好しく、こ
の粘度範囲を考慮すると、水溶性有機溶剤は5〜80重量
部、添加することができる。
ンクの乾燥を防止するための重要な成分である。本発明
の記録用インクでは、水溶性有機溶剤が使用でき、その
内でも多価アルコール類、及び多価アルコール類のエー
テル誘導体、エステル誘導体、水溶性アミン、含窒素環
状化合物等が適している。具体的には、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
グリセリン等の多価アルコール類、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレング
リコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメチ
ルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチル
エーテル等の多価アルコール類のアルキルエーテル誘導
体類、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト、グリセリルモノアセテート、グリセルジアセテート
等の多価アルコールのエステル誘導体、(モノ・ジ・ト
リ)エタノールアミン、ポリオキシエチレンアミン等の
水溶性アミン、N−メチル−2−ピロリドン等の含窒素
環状化合物がある。これら水溶性有機溶剤は、ナトリウ
ムを含まないため特に精製する必要はないが、合成過程
でナトリウム化合物を使用しなければならない水溶性有
機溶剤については精製すべきである。該有機溶剤の添加
量としては、記録用インクの乾燥防止のため、量が多い
程効果はあるが、一方記録用インクの粘度も上昇するた
め多量の添加は好ましくない。一般に、インク粘度はイ
ンク粒の噴出サイクルに大きく影響を及ぼし、粘度が高
くなると噴出サイクルは上がらず噴出特性も不安定にな
る。そのためインク粘度は50mpa・s以下が好しく、こ
の粘度範囲を考慮すると、水溶性有機溶剤は5〜80重量
部、添加することができる。
また、本発明の記録用インクは、記録紙への浸透を速く
するため、特開昭56−57862に本発明者等が提案してい
るようにインクPH値を12〜14に調整できる。この場合、
PH値を上げるためアルカリ金属の水酸化物を用いるが、
本発明の場合、水酸化カリウムが適当で、水酸化ナトリ
ウムは使用できない。
するため、特開昭56−57862に本発明者等が提案してい
るようにインクPH値を12〜14に調整できる。この場合、
PH値を上げるためアルカリ金属の水酸化物を用いるが、
本発明の場合、水酸化カリウムが適当で、水酸化ナトリ
ウムは使用できない。
その他の添加剤として、防腐剤や防カビ剤、キレート
剤、PH調整剤等、必要に応じ添加できるが、該添加剤は
ナトリウム系化合物が多く、少量の添加が好ましい。
剤、PH調整剤等、必要に応じ添加できるが、該添加剤は
ナトリウム系化合物が多く、少量の添加が好ましい。
実施例1 上記水溶液100gをH型強酸性陽イオン交換樹脂アンバー
ライト120Bの充てんされたイオン交換塔に通し、ナトリ
ウムイオンの除去を行ない、C.I.Direct Black 154の
精製10%水溶液を得た。該水溶液は、NaがHに交換され
てPHが低く、KOH水溶液でPH10になるよう調整した。こ
の液を用いて下記の組成に示すインクを調合した。この
インクをイオンクロマトで測定した結果、ナトリウム0.
1%、カリウム0.4%、塩素0.5%であつた。
ライト120Bの充てんされたイオン交換塔に通し、ナトリ
ウムイオンの除去を行ない、C.I.Direct Black 154の
精製10%水溶液を得た。該水溶液は、NaがHに交換され
てPHが低く、KOH水溶液でPH10になるよう調整した。こ
の液を用いて下記の組成に示すインクを調合した。この
インクをイオンクロマトで測定した結果、ナトリウム0.
1%、カリウム0.4%、塩素0.5%であつた。
調合後、1μmのミリポアメンブレンフイルターでろか
を行つた後、減圧脱気して、ポリエチレンフィルムから
成るインク袋へ該インクを150g入れ、袋中に空気が入ら
ないよう液中熱シールを行いインクタンクを得た。該イ
ンクタンクを70℃中に120時間放置して、さらに室温で
3日間放置してから、IP−130Kインクジエツトプリンタ
ー(セイコーエプソン(株)製)へ該インクタンクを接
続して、印字を行つた。該インクタンクを10パツク使用
したところで、インク経路中のナイロン30μmフイルタ
ーを調べたところ、フイルターには何も詰まつておらず
良好であつた。
を行つた後、減圧脱気して、ポリエチレンフィルムから
成るインク袋へ該インクを150g入れ、袋中に空気が入ら
ないよう液中熱シールを行いインクタンクを得た。該イ
ンクタンクを70℃中に120時間放置して、さらに室温で
3日間放置してから、IP−130Kインクジエツトプリンタ
ー(セイコーエプソン(株)製)へ該インクタンクを接
続して、印字を行つた。該インクタンクを10パツク使用
したところで、インク経路中のナイロン30μmフイルタ
ーを調べたところ、フイルターには何も詰まつておらず
良好であつた。
比較例 実施例1の10%染料水溶液をイオン交換塔に通さず、実
施例1と同量のKOH水溶液で調整した。該調整液を用い
て、実施例1と同様の組成でインクを得た。イオンクロ
マトで測定の結果、ナトリウム0.5%、カリウム0.4%、
塩素0.5%であつた。
施例1と同量のKOH水溶液で調整した。該調整液を用い
て、実施例1と同様の組成でインクを得た。イオンクロ
マトで測定の結果、ナトリウム0.5%、カリウム0.4%、
塩素0.5%であつた。
調整後、実施例1と同様にしてインクタンクを作り、同
条件で放置後、印字したところ3パツク目で印字不良を
おこした。インク経路中のフイルターを調べたところ、
フイルターは、大部分が詰まつており、赤外分光計と電
子顕微鏡で拡大して調べた結果、ステアリン酸ナトリウ
ムの結晶であつた。印字不良は、このフイルター詰りに
より、インクの流動が妨げられ、インクの供給不良によ
るものであつた。
条件で放置後、印字したところ3パツク目で印字不良を
おこした。インク経路中のフイルターを調べたところ、
フイルターは、大部分が詰まつており、赤外分光計と電
子顕微鏡で拡大して調べた結果、ステアリン酸ナトリウ
ムの結晶であつた。印字不良は、このフイルター詰りに
より、インクの流動が妨げられ、インクの供給不良によ
るものであつた。
実施例2 C.I.Direct Black 154を合成するに当り亜硝酸ナトリ
ウムを用いてカツプリングを行い、その他の工程では一
切ナトリウム化合物を使用せずに合成を行つた。合成
後、塩酸で染料を酸析してからKOH水溶液に溶かし、そ
の10%水溶液で下記インクを調合した。
ウムを用いてカツプリングを行い、その他の工程では一
切ナトリウム化合物を使用せずに合成を行つた。合成
後、塩酸で染料を酸析してからKOH水溶液に溶かし、そ
の10%水溶液で下記インクを調合した。
このインクをイオンクロマトで測定した結果、ナトリウ
ム0.03、カリウム0.6%、塩素0.3%であつた。
ム0.03、カリウム0.6%、塩素0.3%であつた。
実施例1と同様の評価を行つた結果、インク経路のフイ
ルターは詰まることなく、印字状態も良好であつた。
ルターは詰まることなく、印字状態も良好であつた。
実施例3 実施例1あるいは2と同様の処理でナトリウムを低減し
た実施例3−1〜3−8中の染料を用いて3−1〜3−
8に示すインクを調合した。比較例として3−10〜3−
13に市販の染料をそのままインクとして調合した。ナト
リウム、カリウム、塩素はイオンクロマトで測定を行つ
た。
た実施例3−1〜3−8中の染料を用いて3−1〜3−
8に示すインクを調合した。比較例として3−10〜3−
13に市販の染料をそのままインクとして調合した。ナト
リウム、カリウム、塩素はイオンクロマトで測定を行つ
た。
実施例1と同様の評価を行つた結果を表−1に示す。
表−1の結果のとうり、インク中のナトリウム濃度が0.
2%以下であれば、フイルター目詰りは全くおこらなか
つた。またカリウム濃度、塩素イオン濃度はほとんどフ
イルター目詰りには関与しなかつた。
2%以下であれば、フイルター目詰りは全くおこらなか
つた。またカリウム濃度、塩素イオン濃度はほとんどフ
イルター目詰りには関与しなかつた。
実施例4 実施例1で評価に用いたインク袋を表−2の材料に変え
て同様の実験を行つた。インクは実施例1のインク、及
び比較例のインクを用いて行い表−2の結果を得た。
て同様の実験を行つた。インクは実施例1のインク、及
び比較例のインクを用いて行い表−2の結果を得た。
ナトリウム濃度が0.2%以下のインクでは表−2のどの
材料に対してもフイルターを目詰りさせなかつたが、ナ
トリウム濃度が0.5%のインクはすべてフイルタ目詰り
をおこした。
材料に対してもフイルターを目詰りさせなかつたが、ナ
トリウム濃度が0.5%のインクはすべてフイルタ目詰り
をおこした。
本発明の記録用インクは、ナトリウムイオン濃度が0.2
重量%以下のため、インクと接触する多くの樹脂材料や
ゴム材料から溶出する脂肪酸類とインク中のナトリウム
が反応して不溶物を生成することがないため、インク系
に温度変化や経時変化があつてもインク経路を詰まらせ
たり、インクの流動を変化させず、インクジエツト記録
装置の信頼性を向上させた。
重量%以下のため、インクと接触する多くの樹脂材料や
ゴム材料から溶出する脂肪酸類とインク中のナトリウム
が反応して不溶物を生成することがないため、インク系
に温度変化や経時変化があつてもインク経路を詰まらせ
たり、インクの流動を変化させず、インクジエツト記録
装置の信頼性を向上させた。
第1図(a),(b)はインクジエツト記録装置のイン
ク系を示す。 11……インク 14……印刷ヘツド 15……フイルター
ク系を示す。 11……インク 14……印刷ヘツド 15……フイルター
Claims (1)
- 【請求項1】記録用インクに含まれるナトリウムイオン
の総和がインク全量に対し、0.2重量%以下であること
を特徴とする記録用インク。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
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US07/092,106 US4849773A (en) | 1986-09-05 | 1987-09-02 | Ink jet recording apparatus |
DE19873729715 DE3729715A1 (de) | 1986-09-05 | 1987-09-04 | Tintenstrahl-aufzeichnungsvorrichtung |
DE3744998A DE3744998C2 (de) | 1986-09-05 | 1987-09-04 | Tintenspeicher für eine Tintenstrahl-Aufzeichnungsvorrichtung |
US07/366,999 US4973992A (en) | 1986-09-05 | 1989-06-16 | Ink jet printing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61209317A JPH0751687B2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | 記録用インク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6366268A JPS6366268A (ja) | 1988-03-24 |
JPH0751687B2 true JPH0751687B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country Status (3)
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---|---|
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- 1987-09-02 US US07/092,106 patent/US4849773A/en not_active Expired - Lifetime
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1989
- 1989-06-16 US US07/366,999 patent/US4973992A/en not_active Expired - Lifetime
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