JPS60215082A - 水性インク組成物 - Google Patents
水性インク組成物Info
- Publication number
- JPS60215082A JPS60215082A JP59070138A JP7013884A JPS60215082A JP S60215082 A JPS60215082 A JP S60215082A JP 59070138 A JP59070138 A JP 59070138A JP 7013884 A JP7013884 A JP 7013884A JP S60215082 A JPS60215082 A JP S60215082A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- water
- substd
- ink
- dye
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は印刷用、筆記具用、記録計用、スタンプ用とし
て好適な水性インク組成物に関するものであり、特にイ
ンクジェット印刷用としてすぐれた性能を有する黒色水
性インク組成物に関する。
て好適な水性インク組成物に関するものであり、特にイ
ンクジェット印刷用としてすぐれた性能を有する黒色水
性インク組成物に関する。
従来技術
水性インク組成物は基本的には染料および湿潤剤といわ
れる多価アルコールまたはそのエーテル類と水とより構
成され必要に応じてさらに防カビ剤等の添加剤を含有す
るものである。
れる多価アルコールまたはそのエーテル類と水とより構
成され必要に応じてさらに防カビ剤等の添加剤を含有す
るものである。
イエロー水性インク用染料としては従来例えばC,1,
ダイレクトイエロー12,27,33,39.50,5
8,85,88,100,110やC,1,アシッドイ
エロー7.17,23,29,42.99等の直接染料
や酸性染料がある。
ダイレクトイエロー12,27,33,39.50,5
8,85,88,100,110やC,1,アシッドイ
エロー7.17,23,29,42.99等の直接染料
や酸性染料がある。
しかしながらこれらの染料をインクジエツト印刷用イン
クとした場合、直接染料は溶解性が悪く、十分な画像コ
ントラストを得るためにインク中の染料含有量を高める
ことができない。また、含有量を低くして溶解したにし
てもインクの保存、あるいは使用中に染料が凝集沈澱し
!こりしてノズルの目詰まりを起す。また酸性染わ1は
比較的溶解性は良いものの耐水性、耐光性に劣り画像の
保存性に問題がある。
クとした場合、直接染料は溶解性が悪く、十分な画像コ
ントラストを得るためにインク中の染料含有量を高める
ことができない。また、含有量を低くして溶解したにし
てもインクの保存、あるいは使用中に染料が凝集沈澱し
!こりしてノズルの目詰まりを起す。また酸性染わ1は
比較的溶解性は良いものの耐水性、耐光性に劣り画像の
保存性に問題がある。
目 的
従来の欠点を解決したインクジェット用イエロー水性イ
ンクを提供することにあり、より詳細には噴剣特性が1
ぐれて目詰まりがなく特に画像の耐水性、耐光性にすぐ
れたイエロー水性インクを提供することにある。
ンクを提供することにあり、より詳細には噴剣特性が1
ぐれて目詰まりがなく特に画像の耐水性、耐光性にすぐ
れたイエロー水性インクを提供することにある。
構成
前記欠点を解決づる手段として、特定の染料を用いるこ
とが十分な効果をもたらすことを児い出して本発明にい
たった。すなわち本発明のインク組成物は下記一般式で
表わされる水溶性染料を少なくとも一種含有することを
特徴とするものである。
とが十分な効果をもたらすことを児い出して本発明にい
たった。すなわち本発明のインク組成物は下記一般式で
表わされる水溶性染料を少なくとも一種含有することを
特徴とするものである。
R1、R2:フェニル基、置換フェニル基、ナフチル基
、置換ナフチル基、低級アルキ ル基、置換低級アルキル基 R3、R4;アルキル基、フェニル基、置換フェニル基
、シアノ基、アルコキシ基、カ ルボキシ基、カルバモイル基 R5、R6:ヒドロキシル基、アミノ基X、Y;水素、
アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン、スルホン酸基、
7Jルボキシル基 上記一般式で表わされる染料の含有量は、インク100
重量部に対して0.5〜30重置部、好ましくは1.5
〜6重量部が適当である。
、置換ナフチル基、低級アルキ ル基、置換低級アルキル基 R3、R4;アルキル基、フェニル基、置換フェニル基
、シアノ基、アルコキシ基、カ ルボキシ基、カルバモイル基 R5、R6:ヒドロキシル基、アミノ基X、Y;水素、
アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン、スルホン酸基、
7Jルボキシル基 上記一般式で表わされる染料の含有量は、インク100
重量部に対して0.5〜30重置部、好ましくは1.5
〜6重量部が適当である。
0.5重量部未満であると着色剤としての効力がうずれ
て、得られる画像の色調は不十分となり、また30重歯
部を越える場合には、長時間経時させるとインク中に析
出が生じて、インクジェット記録が十分に行なわれなく
なる傾向がある。以下に該染料の具体例を列挙する。
て、得られる画像の色調は不十分となり、また30重歯
部を越える場合には、長時間経時させるとインク中に析
出が生じて、インクジェット記録が十分に行なわれなく
なる傾向がある。以下に該染料の具体例を列挙する。
これらの染料は通常知られている方法で合成できる。例
えば具体例1で示される染料は]、N−−ビス(4−ア
ミノフェニル)尿素を常法にてテトラゾ化した後、アル
カリ性で3−メチル−1−(4′−スルホ)フェニルピ
ラゾロンとカップリング反応することで容易に合成でき
る。
えば具体例1で示される染料は]、N−−ビス(4−ア
ミノフェニル)尿素を常法にてテトラゾ化した後、アル
カリ性で3−メチル−1−(4′−スルホ)フェニルピ
ラゾロンとカップリング反応することで容易に合成でき
る。
本発明に使用する湿潤剤としては、多価アルコール及び
そのエーテル類等であるが、例えばエチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコ
ール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル
、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエ
チレングリコールモノエチルエーテル、チオジェタノー
ル等であり、インク100重量部に対して5〜30重量
部用いることができ、2種以上を併用してもよい。
そのエーテル類等であるが、例えばエチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコ
ール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル
、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエ
チレングリコールモノエチルエーテル、チオジェタノー
ル等であり、インク100重量部に対して5〜30重量
部用いることができ、2種以上を併用してもよい。
又、本発明のインク組成物には防カビ剤として、デヒド
ロ酢酸ナトリウム、2.2−ジメチル−6−アセドキシ
ジオキサンー 1.3、安息香酸ナトリウム、チオ硫酸
ナトリウム、チオグリコール酸アンモン等を添加するこ
とができる。
ロ酢酸ナトリウム、2.2−ジメチル−6−アセドキシ
ジオキサンー 1.3、安息香酸ナトリウム、チオ硫酸
ナトリウム、チオグリコール酸アンモン等を添加するこ
とができる。
以下に本発明の実施例および比較例を示す。
%はすべで重量%である。
実施例1
下記の組成物を約50℃に加熱して攪拌溶解した後、孔
径0.22μmのテフロンフィルターで濾過することに
よってインクを作成した該インクの物性は表−1に示す
とおりである。
径0.22μmのテフロンフィルターで濾過することに
よってインクを作成した該インクの物性は表−1に示す
とおりである。
具体例1の染料 3.5%
グリセリン 5.0%
ジエチレングリコール 15.0%
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.3%
水 76.2%
下記の組成よりなる材料を用いる以外は実施例1と同様
にして、実施例2〜5および比較、例1〜3のインクを
作成した。
にして、実施例2〜5および比較、例1〜3のインクを
作成した。
実施例2
具体例2の染料 3.5%
グリセリン 5.0%
ジエチレングリコール 15.0%
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.3%
水 76.2%
実施例3
具体例3の染料 3.0%
グリセリン 5.0%
ジエチレングリコール 15.0%
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.3%
水 76.7%
実施例4
具体例6の染ネ31 3,5%
グリセリン 5.0%
ジエチレングリコール 15,0%
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.3%
水 76.2%
実施例5
具体例9の染113.0%
グリセリン 5.0%
ジエチレングリコール 15.0%
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.3%
水 76.7%
比較例1
C,1,ダイレクトイエロー23.5%グリセリン 5
.0% ジエチレングリコール 15.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.3% 水 76.2% 比較例2 C,1,ダイレクトイエロー123.5%グリセリン
5.0% ジエチレングリコール 15.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.3% 水 76.2% 比較例3 C,1,アシッドイエロー42 3.0%グリセリン
5,0% ジエチレングリコール 15.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.3% 水 76.7% 表−1インクの物性 ※1 インクを純水で染料濃度Iwt%に希釈して上質
紙にドクター測定し浸漬前の811!度と比較した。
.0% ジエチレングリコール 15.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.3% 水 76.2% 比較例2 C,1,ダイレクトイエロー123.5%グリセリン
5.0% ジエチレングリコール 15.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.3% 水 76.2% 比較例3 C,1,アシッドイエロー42 3.0%グリセリン
5,0% ジエチレングリコール 15.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.3% 水 76.7% 表−1インクの物性 ※1 インクを純水で染料濃度Iwt%に希釈して上質
紙にドクター測定し浸漬前の811!度と比較した。
アーク灯、63℃)にかCプIK+と同じ方法で褪色率
をめた。
をめた。
効 果
(I>実施例1のインク組成物について、4つの項目つ
いて評価試験を行なった。その結果以下に示す。
いて評価試験を行なった。その結果以下に示す。
1)画像鮮明性および画像の乾燥性:
内径30μmのノズルから粒子周波数1100K lh
の条件で市場の上質紙上にインクをジェット記録したと
ころ、ニジミのない鮮明な黒色画像が得られた。記録物
の乾燥時間は常湿常湿で10秒以内であった。
の条件で市場の上質紙上にインクをジェット記録したと
ころ、ニジミのない鮮明な黒色画像が得られた。記録物
の乾燥時間は常湿常湿で10秒以内であった。
2〉保存性:
インクをカラス容器に密閉し、−20°Cて1力月間、
4℃で゛11力間、20℃で1年間、及び90°Cで1
週間、夫々保存したが、析出は認められなかった。また
インク物性や色調についても変化は認められなかった。
4℃で゛11力間、20℃で1年間、及び90°Cで1
週間、夫々保存したが、析出は認められなかった。また
インク物性や色調についても変化は認められなかった。
3)噴射安定性:
前記1)のジェット記録を1000時間連続して行なっ
たが、ノズルに目詰まりや噴射方向の変化なく、安定し
た記録が行なえた。
たが、ノズルに目詰まりや噴射方向の変化なく、安定し
た記録が行なえた。
4)噴射応答性:
前記1)に従ってジェット記録を行なった後、常温常湿
で1力月間、及び40°C−30%RHで1週間夫々放
置し、ついで再び1)のジェット記録を行なったが、前
記3)と同様、安定した記録が行なえた。
で1力月間、及び40°C−30%RHで1週間夫々放
置し、ついで再び1)のジェット記録を行なったが、前
記3)と同様、安定した記録が行なえた。
(I[>実施例2〜5のインクについて実施例1と同し
く噴射応答性−をテストしたところ実施例1と同様に良
好な結果が得られた。これに対して比較例1〜3の場合
は、常温常湿で1週間、および40°C30%R1−1
で3日間放置したところ、各々ノズルの部分目詰まりが
生じてインクの噴射方向が著しく不安定となり、ジェッ
ト記録は不可能であった。
く噴射応答性−をテストしたところ実施例1と同様に良
好な結果が得られた。これに対して比較例1〜3の場合
は、常温常湿で1週間、および40°C30%R1−1
で3日間放置したところ、各々ノズルの部分目詰まりが
生じてインクの噴射方向が著しく不安定となり、ジェッ
ト記録は不可能であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記一般式で表わされる水溶性染料を少なくとも一種含
有することを特徴とする水性インク組成物。 R1、R2;フェニル基、14mフェニル基、ナフチル
基、置換ナフチル基、低級アルキ ル基、置換低級アルキル基 R3,R4;アルキール基、フェニル基、置換フェニル
基、シアノ基、アルコキシ基、カ ルボキシ基、カルバモイル基 R5、R6:ヒドロキシル基、アミノ基×、Y;水素、
アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン、スルホン酸基、
カルボキシ ル基
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59070138A JPS60215082A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 水性インク組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59070138A JPS60215082A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 水性インク組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60215082A true JPS60215082A (ja) | 1985-10-28 |
Family
ID=13422907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59070138A Pending JPS60215082A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 水性インク組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60215082A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5281264A (en) * | 1992-03-31 | 1994-01-25 | Orient Chemical Industries, Ltd. | Salt-forming type dye and ink composition |
EP2868703A1 (en) | 2013-10-29 | 2015-05-06 | DyStar Colours Distribution GmbH | Metal free acid dyes, process for their production and their use |
EP2868713A1 (en) | 2013-10-29 | 2015-05-06 | DyStar Colours Distribution GmbH | Metal free acid dyes, process for the production thereof and their use |
EP2868714A1 (en) | 2013-10-29 | 2015-05-06 | DyStar Colours Distribution GmbH | Metal free acid dyes, process for the production and their use |
EP2868707A1 (en) | 2013-10-29 | 2015-05-06 | DyStar Colours Distribution GmbH | Metal free acid dyes, process for their production and use of said dyes |
EP2868706A1 (en) | 2013-10-29 | 2015-05-06 | DyStar Colours Distribution GmbH | Metal free acid dyes, methods for the production thereof and their use |
WO2015062927A1 (en) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | Dystar Colours Distribution Gmbh | Acid dyes, methods for the production thereof and their use |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP59070138A patent/JPS60215082A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5281264A (en) * | 1992-03-31 | 1994-01-25 | Orient Chemical Industries, Ltd. | Salt-forming type dye and ink composition |
EP2868703A1 (en) | 2013-10-29 | 2015-05-06 | DyStar Colours Distribution GmbH | Metal free acid dyes, process for their production and their use |
EP2868713A1 (en) | 2013-10-29 | 2015-05-06 | DyStar Colours Distribution GmbH | Metal free acid dyes, process for the production thereof and their use |
EP2868714A1 (en) | 2013-10-29 | 2015-05-06 | DyStar Colours Distribution GmbH | Metal free acid dyes, process for the production and their use |
EP2868707A1 (en) | 2013-10-29 | 2015-05-06 | DyStar Colours Distribution GmbH | Metal free acid dyes, process for their production and use of said dyes |
EP2868706A1 (en) | 2013-10-29 | 2015-05-06 | DyStar Colours Distribution GmbH | Metal free acid dyes, methods for the production thereof and their use |
WO2015062927A1 (en) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | Dystar Colours Distribution Gmbh | Acid dyes, methods for the production thereof and their use |
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