JPS63117077A - 水性インク - Google Patents

水性インク

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JPS63117077A
JPS63117077A JP61262001A JP26200186A JPS63117077A JP S63117077 A JPS63117077 A JP S63117077A JP 61262001 A JP61262001 A JP 61262001A JP 26200186 A JP26200186 A JP 26200186A JP S63117077 A JPS63117077 A JP S63117077A
Authority
JP
Japan
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group
halogen
water
alkyl
dye
Prior art date
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Pending
Application number
JP61262001A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyofumi Nagai
希世文 永井
Kakuji Murakami
格二 村上
Masaru Shimada
勝 島田
Tamotsu Ariga
保 有賀
Hiroyuki Kamimura
上村 浩之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は印刷用、筆記用、記録計用、インクジェット記
録用に好適な黒色の水性インクに関する。
[従来技術] 従来、黒色の水性インクに関する発明は数多くあり、例
えば、特公昭54−16245 @公報、特開昭53−
61412号公報、同54−16243号公報、同55
−43153号公報、同56−2362号公報、同56
−11974号公報、同55−144070号公報等に
開示されている。
これらの従来の黒色の水性インクよりざらに高濃度、高
安全性の黒インクの開発が要望されており、この要望を
満たすために色の異なる染料を配合して黒色調を出す試
みがなされている。
この例としては、特開昭57−207660号公報、同
60−49069号公報がある。
しかしながらこれらの水性インクにも種々の問題がある
。例えば単純にイエロー、マゼンタ、シアンの組合せと
しても、各色の濃度が限られているため、全体の染料濃
度を増加させない限り、画像濃度が低くなる。染料濃度
を増加させれば、目詰まりを生じ易く、特にインクジェ
ット記録用に用いた場合に不都合である。又、耐水性、
耐光性にも難があるものがあり、仲々満足すべき黒色水
性インクは得られていないのが実状である。
[目 的] 本発明は、記録画像の耐水性、耐光性に優れ、かつ黒色
としての色調がよい水性インキを提供し、特にインクジ
ェット記録用に用いても目詰まりすることのないような
ものを提供するものである。
[構 成] 本発明は下記一般式(A)で表わされる染料と、一般式
(B)で表わされる染料の少なくとも2種を含有するこ
とを特徴とする水性インクである。
一般式(A): ただし、R1,R2:水素、アルキル基、アルコキシ基
、ヒドロキシアルキル基、ハ ロゲン、カルボキシル基、ニトリル基、スルホン酸基、
カルバモイル基、スル ファモイル基、アセチル基、アセチル アミノ基、シアノ基 Rコ二水素、アルキル基、ハロゲン  ゛R4:水素、
アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン、スルホン酸基 R5:、水素、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン、
カルボキシル基、スルホン 酸基 X :水素、アルカリ金属、第4級アンモニウム、第4
級ホスホニウム、有機ア ミンのカチオン 9、:1又は2 一般式(B): H Ar11Ar2:水酸基、アミノ基、置換アミノ基、ア
ルキル基、アルコキシ基、ハ ロゲン、スルホン酸基、カルボキシル 基等の置換基を有するフェニル基 X :水素、アルカリ金属、第4級アンモニウム、第4
級ホスホニウム、有機ア ミンのカチオン 上記一般式(A)で示される染料は、単独で耐候性およ
び溶解性が優れているが、黒色調に難点がある。そこで
補色染料として種々の染料を検討した結果、一般式(B
)の染料を混合することにより理想的な黒色調を有し、
溶解性が優れ、かつ耐水、耐光性も優れた高濃度の黒色
インクが得られることを見出し、本発明に到達した。
そして一般式(A>の染料と一般式(B)の染料との混
合比は471〜8/1の範囲が好適である。
一般式(A>で表わされる染料の具体例を以下に列挙す
る。
一般式(B)で表わされる染料の具体例を以下に列挙す
る。
(B−1) (B −2) (B−4) (B−6) (B−7) (B−8) (B−9) (B−10) (B −13) (B −14) 上記一般式(A>、(B)の染料を合計した含有量は湿
潤剤、水等の溶媒成分の種類、記録液に要求される特性
等に依存されるが、一般には記録液の全量に対して0.
5〜30重量%好ましくは1.5〜6重量%の範囲とさ
れる。
本発明のインクは溶媒成分として水を使用するものであ
るが、インク物性を所望の値に調整するため、インクの
乾燥を防止するため、染料の溶解性を向上するため等の
目的で、下記の水溶性有機溶媒と水とを混合して使用す
ることもできる。
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、グリセリン等の多価アルコール類、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール七ツメ
チルエーテル、ジエチレングリコール七ノエチル工−テ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエ
チレングリコールモノメチルエ−チル、トリエチレング
リールモノエチルエーテル等の多価アルコールのアルキ
ルエーテル類、その他N−メチルー2−ピロリドン、2
−ピロリドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ジ
メチルホルムアミド、トリエタノールアミン等でおる。
これらの中で特に好ましいのはジエチレングリコール、
ポリエチレングリコール200〜6001トリエチレン
グリコール、エチレングリコール、グリセリン、N−メ
チル−2−ピロリドンであり、これらを用いることによ
り染料の高い溶解性と水分蒸発防止による目詰まり防止
の効果を得ることができる。
インク中の上記水溶性有機溶媒の含有量はインク仝重母
に対して5〜80%の範囲で使用できるが、粘性、乾燥
性等から15〜60%の範囲で用いることが好ましい。
本発明のインクには上記染料、溶剤の他に従来より知ら
れている添加剤を加えることができる。
例えば防腐防黴剤としてはデヒドロ酢酸ナトリウム、ソ
ルビン酸ナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキ
サイドナトリウム、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロ
フェノールナトリウム等が本発明に使用できる。
pH調整剤としては調合されるインクに悪影響をおよぼ
さずにインクのpHを9.0〜11.Oの範囲に制御で
きるものでおれば任意の物質を使用することができる。
その例としてジェタノールアミン、トリエタノールアミ
ンなどのアミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムなどのアルカリ金属元素の水酸化物、水
蕨化アンモニウム、4級アンモニウム水酸化物、炭酸リ
チウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ
金属の炭酸塩、ホスホニウム水酸化物などがあげられる
キレート試薬としては例えばエチレンジアミン四酢酸ナ
トリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、ヒドロキシエチ
ルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、ジエチレントリ
アミン五酢酸ナトリウム、ウラミルニ酢酸ナトリウムな
どがある。
防錆剤としては、例えば酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリ
ウム、チオグリコール酸アンモン、ジイソプロピルアン
モニウムニトライト、四硝酸ペンタエリスリトール、ジ
シクロヘキシルアンモニウムニトライトなどがおる。
その細目的に応じて水溶性紫外線吸収剤、水溶性赤外線
吸収剤、水溶性高分子化合物、染料溶解剤、界面活性剤
などを添加することができる。
以下に本発明の実施例および比較例を示す%はすべて重
量%で必る。
実施例1 下記の組成物を約50℃に加熱して滑拌溶解した後、孔
径0122μmのテフロンフィルターで濾過することに
よってインクを作製した。
具体例(A−1)の染料    2.5%具体例(B−
1>の染料    0.5%ジエチレングリコール  
   15.0%N−メチル−2−ピロリドン  15
.0%デヒドロ酢酸ナトリウム     0.2%水 
                   66.8%下
記の組成よりなる材料を用いる以外は実施例1と同様に
して実施例2〜5および比較例1〜3のインクを作製し
た。
実施例2 具体例(A−2>の染料    2.6%具体例(B−
3)の染料    0.4%ポリエチレングリコール2
00  15.0%トリエチレングリコールモノ メチルエーテル 5.0% デヒドロ酢酸ナトリウム     0.2%水    
                76.8%実施例3 具体例(A−3>の染料    2.7%具体例(B−
5>の染料    0.3%ジエチレングリコール  
   20,0%1.3−ジメチルイミダゾリジノン5
.0%2.4−ジメチル−6−アセトキ ーm−ジオキサン 0.3% 水                   71.7%
実施例4 具体例(A−6)の染料    2.7%具体例(B−
7>の染料    0.3%ジエチレングリコール  
   20.0%グリセリン          5.
0%2.4−ジメチル−6−アセトキシ −m−ジオキサン 0゜3% 水                   71.7%
実施例5 具体例(A−9>の染料    2.5%具体例(B−
9>の染料    0.5%ポリエチレングリコール2
00  15.0%トリエチレングリコールモノ メチルエーテル 5゜0% 2−ピリジンチオール−1− オキサイドナトリウム 0.3% 水                   76.7%
実施例6 具体例(A−9>の染料    2.1%具体例(B−
12>の染料    0.9%ジエチレングリコール 
    15.0%N−メチル−2−ピロリドン  1
5.0%デヒドロ酢酸ナトリウム     0.2%水
                   66.8%実
施例7 具体例(A−14>の染料    2.5%具体例(B
−14)の染料    0.5%ジエチレングリコール
     20.0%グリセリン          
5.0%2.4−ジメチル−6−アセトキシ −m−ジオキサン 0.3% 水                   71.7%
比較例1 具体例(A−1>の染料    2.5%C,1,ダイ
レクトブラウン116   1.0%ジエチレングリコ
ール     15.0%N−メチル−2−ピロリドン
  15.0%デヒドロ酢酸ナトリウム     0.
2%水                   66.
3%比較例2 C,1,ダイレクトブラック32   3.0%ポリエ
チレングリコール200  15.0%トリエチレング
リコール モノメチルエーテル 5.0% デヒドロ酢酸ナトリウム     0.2%水    
               76.8%比較例3 C,1,フードブラック2     3.0%ジエチレ
ングリコール     20.0%グリセリン    
      5.0%2.4−ジメチル−6−アセトキ
シ −m−ジオキサン 0.3% 水                   71.7%
[効 果] 前記実施例1〜7および比較例1〜3について、下記の
試験を行なった。
1)画像の色調 インクジェットプリンター(リコー製ワードプロセッサ
ー、リポート5600J用)に各インクを充填し、市販
上質紙に印字を行なった。
印字した画像サンプルの反射スペクトルをダブルビーム
分光光度計(日立製作断裂、228型)で測定し、色調
をしらべた。
その結果、色調がVGtl「ゴー「7市J2<3となる
ものについて○印で表に示した。
[a)!、b’はL III a)I b)1表色系の
(a)!、b’)色度座標] 2)画像の耐光性 1)で得た画像サンプルをフェードメーター(カーボン
・アーク灯、63℃)に3時間かけ、光照射前後の画像
濃度をマクベス濃度計で測定し、下記式により耐光性(
褪色率)を求めた。
褪色率(%)=[1−(光照射後の画像濃度 /光照射
前の画像濃度)]x1003)画像の耐水性 1)で得た画像サンプルを30’Cの水に1分間浸漬し
、浸漬前後の画像濃度をマクベス濃度計で測定し、2)
項の式と同様の式により耐水性(褪色率%)を求めた。
4)保存 インクをポリエチレン類の容器に入れ、−20℃、4℃
、20℃、50℃、70℃、それぞれの条件下で3か月
間保存し、保存前後の粘度、表面張力、電気伝導度の変
化および沈澱物析出の有無を調べた。どの条件下で保存
しても、物性変化、沈澱物の発生がなかったものを表で
はQとした。
5)ノズルの目詰まりテスト 1)で印字した俊、印字体止したままで、20℃、65
%RHの環境下で2か月間放置し、放置後再び正常な印
字が可能か否かを調べた。
1づのインクサンプルについて3台のプリンターを使用
し試験した。表には3台のプリンターとも正常に印字で
きた場合をO13台中1台又は2台で正常印字ができな
かった場合をX、3台とも正常印字ができなかった場合
をXXで示した。なお、5600J用プリンターにはノ
ズルに詰まりが生じ、噴射ができなくなったとき、ジェ
ットの噴射方向が著しく放置前に比べて変化した時には
、それを自動的に検出し、プリンターの作動を停止する
ための装置が取付けられている。
表1 上記表に示した結果から明らかなように、本発明の水性
インクは記録画像の耐水性、耐光性に優れ、かつ黒色と
しての色調に優れ、特にインクジェット記録に用いても
目詰まりすることがない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式(A)で表わされる染料と、一般式(B)で
    表わされる染料の少なくとも2種を含有することを特徴
    とする水性インク。 一般式(A): ▲数式、化学式、表等があります▼ ただし、R_1、R_2:水素、アルキル基、アルコキ
    シ基、ヒドロキシアルキル基、ハロゲン、カルボキシル
    基、ニトリル基、スルホン酸基、カルバモイル基、スル
    ファモイル基、アセチル基、アセチルアミノ基、シアノ
    基 R_3:水素、アルキル基、ハロゲン R_4:水素、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン、
    スルホン酸基 R_5:水素、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン、
    カルボキシル基、スルホン酸基 X:水素、アルカリ金属、第4級アンモニウム、第4級
    ホスホニウム、有機アミンのカチオン l:1又は2 一般式(B): ▲数式、化学式、表等があります▼ Ar_1、Ar_2:水酸基、アミノ基、置換アミノ基
    、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン、スルホン酸基
    、カルボキシル基等の置換基を有するフェニル基 X:水素、アルカリ金属、第4級アンモニウム、第4級
    ホスホニウム、有機アミンのカチオン
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6248161B1 (en) 1999-01-11 2001-06-19 Hewlett-Packard Company Preparation of permanent color inks from water-soluble colorants using specific phosphonium salts
WO2021251086A1 (ja) * 2020-06-10 2021-12-16 富士フイルム株式会社 感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物、レジスト膜、パターン形成方法、電子デバイスの製造方法、化合物

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US6248161B1 (en) 1999-01-11 2001-06-19 Hewlett-Packard Company Preparation of permanent color inks from water-soluble colorants using specific phosphonium salts
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