JPS6094475A - 水性インク組成物 - Google Patents
水性インク組成物Info
- Publication number
- JPS6094475A JPS6094475A JP58201029A JP20102983A JPS6094475A JP S6094475 A JPS6094475 A JP S6094475A JP 58201029 A JP58201029 A JP 58201029A JP 20102983 A JP20102983 A JP 20102983A JP S6094475 A JPS6094475 A JP S6094475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- water
- dye
- ink composition
- blue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は印刷用、筆記具用、記録針用、スタンプ用とし
て好適な水性インク組成物に関するものであり、特にイ
ンクジェット印刷用としですぐれた性能を有する青色お
よび赤色水性インク組成物に関する。
て好適な水性インク組成物に関するものであり、特にイ
ンクジェット印刷用としですぐれた性能を有する青色お
よび赤色水性インク組成物に関する。
従来技術
通常、水性インク組成物は、基本的には染料および湿潤
剤といわれる多価アルコールまたはそのエーテル類と水
より構成され必要に応じてさらに防カビ剤等の添加剤を
含有するものである。
剤といわれる多価アルコールまたはそのエーテル類と水
より構成され必要に応じてさらに防カビ剤等の添加剤を
含有するものである。
青色用染料としては、従来例えばC01゜ダイレフ1〜
ブルー1.15,22,25.87,98,120,1
63.192,199,236あるいはC,1,アシッ
ドブルー 1.7,9,126,175,234等の直
接染料や酸性染料が用いられている。さらに赤色用染料
としては例えばC,I ダイレクl〜レッドi、1i。
ブルー1.15,22,25.87,98,120,1
63.192,199,236あるいはC,1,アシッ
ドブルー 1.7,9,126,175,234等の直
接染料や酸性染料が用いられている。さらに赤色用染料
としては例えばC,I ダイレクl〜レッドi、1i。
37.62,75,83,99.220,227やC,
1,アシッドレッド87,92,94,115,131
,154.18t3,254等の直接染料や酸性染料が
用いられている。
1,アシッドレッド87,92,94,115,131
,154.18t3,254等の直接染料や酸性染料が
用いられている。
しかし、このような染料を含有させたインクをインクジ
ェットに用いると連続印刷時や再開時にノズルの目詰ま
りを起こしたり、印刷後の耐水性、耐光性が悪くて画像
の保存性に問題がある等の欠点を有している。
ェットに用いると連続印刷時や再開時にノズルの目詰ま
りを起こしたり、印刷後の耐水性、耐光性が悪くて画像
の保存性に問題がある等の欠点を有している。
目 的
本発明は記録後の耐水性、耐光性に優れ、又例えば、イ
ンクジェット記録に用いて目詰まりを生じない水性イン
ク組成物を提供させんとするものである。
ンクジェット記録に用いて目詰まりを生じない水性イン
ク組成物を提供させんとするものである。
構 成
前記欠点を解決する手段として特定の染料を用いること
が十分な効果をもたらすことを見い出して本発明にいた
った。すなわち、本発明のインク組成物は下記一般式で
表わされる水溶性染料を少なくとも一種含有することを
特徴とするものである。
が十分な効果をもたらすことを見い出して本発明にいた
った。すなわち、本発明のインク組成物は下記一般式で
表わされる水溶性染料を少なくとも一種含有することを
特徴とするものである。
■
R;水素、アルキル基、ヒドロキシ
アルキル基、
Ar+、Arz;1〜3のスルホン基を有するナフトー
ル、ナフチルアミンお よびアミノナフトール、 上記一般式で表わされる染料の含有量は、インク 10
0重量部に対して065〜30重量部、好ましくは1.
5〜6重量部が適当である。
ル、ナフチルアミンお よびアミノナフトール、 上記一般式で表わされる染料の含有量は、インク 10
0重量部に対して065〜30重量部、好ましくは1.
5〜6重量部が適当である。
0.5重量部未満であると着色剤としての効力にうすれ
て、得られる画像の色調は不十分となり、また30重量
部を越える場合には、長時間経時さけるとインク中に析
出が生じて、インクジェット記録が十分に行われなくな
る傾向がある。以下に該染料の具体例を列挙する。
て、得られる画像の色調は不十分となり、また30重量
部を越える場合には、長時間経時さけるとインク中に析
出が生じて、インクジェット記録が十分に行われなくな
る傾向がある。以下に該染料の具体例を列挙する。
本発明で用いる染料は通常知られている方法で合成でき
るが例えば具体例(1)の染料は3,6−ジアミノ(N
−エチル)カルバゾールを常法でテトラゾ化した後、ア
ルカリ性で1−アミノ−8−ナフトール−3,6−ジス
ルホン酸とカップリング反応することにより容易に得る
ことができる。
るが例えば具体例(1)の染料は3,6−ジアミノ(N
−エチル)カルバゾールを常法でテトラゾ化した後、ア
ルカリ性で1−アミノ−8−ナフトール−3,6−ジス
ルホン酸とカップリング反応することにより容易に得る
ことができる。
これらの染料を用いたインクの色調は青色または赤色を
示ずが、他に黄色インクと組合せて黒色インクとするこ
とができる。このような場合黄色用染料としては、例え
ばC,1ダイレクトイエロー27,28,39,50,
58,86.100.142,144等を各々用いるこ
とができる。
示ずが、他に黄色インクと組合せて黒色インクとするこ
とができる。このような場合黄色用染料としては、例え
ばC,1ダイレクトイエロー27,28,39,50,
58,86.100.142,144等を各々用いるこ
とができる。
本発明に使用する湿潤剤としては多価アルコール及びそ
のエーテル類等であるが、例えばエチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコー
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチ
レングリコールモノエチルエーテル、チオジェタノール
等であり、インク1ools部に対して5〜30重量部
用いることができ、2種以上を併用してもよい。
のエーテル類等であるが、例えばエチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコー
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチ
レングリコールモノエチルエーテル、チオジェタノール
等であり、インク1ools部に対して5〜30重量部
用いることができ、2種以上を併用してもよい。
又、本発明のインク組成物には防カビ剤として、デヒド
ロ酢酸す1−リウム、2,2−ジメチル−6−アセトキ
シジオキリン−1,3、安息香酸ナトリウム、チオ硫酸
ナトリウム、チオグリコール酸アンモン等を添加するこ
とができる。
ロ酢酸す1−リウム、2,2−ジメチル−6−アセトキ
シジオキリン−1,3、安息香酸ナトリウム、チオ硫酸
ナトリウム、チオグリコール酸アンモン等を添加するこ
とができる。
以下に本発明の実施例および比較例を示ず。
%はすべて重量%である。
実施例1(青インク)
下記の組成物を約50℃に加熱して攪拌、溶解した後、
孔径0.22μmのテフロンフィルターで濾過すること
によってインクを作成した該インクの物性は表−1に示
J゛とおりである。
孔径0.22μmのテフロンフィルターで濾過すること
によってインクを作成した該インクの物性は表−1に示
J゛とおりである。
具体例(1)の染料 2.5%
ジエチレングリコール 18.0%
グリセリン 4.0%
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2%
イオン交換水 75.3%
下記の組成よりなる材料を用いる以外は実施例1と同様
にして実施例2〜5 J5よび比較例1〜3のインクを
作成した。
にして実施例2〜5 J5よび比較例1〜3のインクを
作成した。
実施例2(青インク)
具体例(3)の染料 2.7%
ポリエチレングリコール200 15,0%トリエチレ
ングリコール モノメチルエーテル 3.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2% イオン交換水 79.1% 実施例3(赤インク) 具体例(6)の染料 2.8% ジエチレングリコール 15.0% 2.2−−チオジェタノール 4.0%2.2−ジメチ
ル−6− アセドキシジオキサンー1.3 0.3%イオン交換水
77.9% 実施例4(赤インク) 具体例(10)の染料 2.8% ジエチレングリコール 15.0% グリセリン 5.0% 2−ピリジンチオール −1−オキサイトナ1〜リウム 0.3%イオン交換水
76.9% 実施例5(黒インク) 具体例(1)の染料 1.8% 具体例(6)の染料 0.2% 染料(C,’1.ダイレクi〜イエロー144)1.0
% ポリエチレングリコール200 15.0%トリエチレ
ングリコール モノメチルエーテル 5.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2% イオン交換水 16.8% 比較例1 染料(C,1,ダイレクトブルー87)2.5% ジエチレングリコール 18.0% グリセリン 4.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2% イオン交換水 75.3% 比較例2 染料(C,1,アシッドブルー9) 2.7% ポリエチレングリコール 15.0% トリエチレングリコール モノメチルエーテル 5.0% デヒドロ酢酸す[〜リウム 0.2% イオン交換水 79.1% 比較例3 染料(C,1,ダイレクトレッド9) 2.5% ジエチレングリコール 18.0% グリセリン 4.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2% イオン交換水 751.3% 比較例4 染料(C,1,アシッドレッド92) 2.7% ポリエチレングリコール200 15.0%トリエチレ
ングリコール モノメチルエーテル 5.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2% イオン交換水 79.1% 表−1インクの物性 Xl インクを純水で染料81度1wt%に希釈して上
質紙に0.1μワイヤーバーで塗イrル、1日風乾して
サンプルを作成した。
ングリコール モノメチルエーテル 3.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2% イオン交換水 79.1% 実施例3(赤インク) 具体例(6)の染料 2.8% ジエチレングリコール 15.0% 2.2−−チオジェタノール 4.0%2.2−ジメチ
ル−6− アセドキシジオキサンー1.3 0.3%イオン交換水
77.9% 実施例4(赤インク) 具体例(10)の染料 2.8% ジエチレングリコール 15.0% グリセリン 5.0% 2−ピリジンチオール −1−オキサイトナ1〜リウム 0.3%イオン交換水
76.9% 実施例5(黒インク) 具体例(1)の染料 1.8% 具体例(6)の染料 0.2% 染料(C,’1.ダイレクi〜イエロー144)1.0
% ポリエチレングリコール200 15.0%トリエチレ
ングリコール モノメチルエーテル 5.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2% イオン交換水 16.8% 比較例1 染料(C,1,ダイレクトブルー87)2.5% ジエチレングリコール 18.0% グリセリン 4.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2% イオン交換水 75.3% 比較例2 染料(C,1,アシッドブルー9) 2.7% ポリエチレングリコール 15.0% トリエチレングリコール モノメチルエーテル 5.0% デヒドロ酢酸す[〜リウム 0.2% イオン交換水 79.1% 比較例3 染料(C,1,ダイレクトレッド9) 2.5% ジエチレングリコール 18.0% グリセリン 4.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2% イオン交換水 751.3% 比較例4 染料(C,1,アシッドレッド92) 2.7% ポリエチレングリコール200 15.0%トリエチレ
ングリコール モノメチルエーテル 5.0% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2% イオン交換水 79.1% 表−1インクの物性 Xl インクを純水で染料81度1wt%に希釈して上
質紙に0.1μワイヤーバーで塗イrル、1日風乾して
サンプルを作成した。
このサンプルを30℃の水に1分間浸漬した後の濃度を
マクベス濃度計で測定し、浸漬前の濃度と比較しIC0
※2 ”1と同様にして作成したサンプルを3時間フェ
ードメータ(カーボンアーク灯、63℃)にか【ノ月と
同じ方法で褪色率をめた。
マクベス濃度計で測定し、浸漬前の濃度と比較しIC0
※2 ”1と同様にして作成したサンプルを3時間フェ
ードメータ(カーボンアーク灯、63℃)にか【ノ月と
同じ方法で褪色率をめた。
効 果
(1)実施例1のインク組成物について、4つの項目に
ついて評価試験を行った。その結果を以下に示ず。
ついて評価試験を行った。その結果を以下に示ず。
1)画像鮮明性および画像の乾燥性:
内径30μmのノズルから粒子周波数1100KHzの
条件で市場の上質紙上にインクをジェット記録したとこ
ろ、ニジミのない鮮明な黒色画像が得られた。記録物の
乾燥時間【よ常温常湿で10秒以内であった。
条件で市場の上質紙上にインクをジェット記録したとこ
ろ、ニジミのない鮮明な黒色画像が得られた。記録物の
乾燥時間【よ常温常湿で10秒以内であった。
2)保存性:
インクをガラス容器に密閉し、−20℃で1力月間、4
°Cで1力月間、20°Cで1年間、及び90℃で1週
間、夫々保存したが、析出【ま認められなかった。また
インク物性や色調についても変化はみとめられなかった
。
°Cで1力月間、20°Cで1年間、及び90℃で1週
間、夫々保存したが、析出【ま認められなかった。また
インク物性や色調についても変化はみとめられなかった
。
3)噴射安定性:
前記1)のジェット記録を1000時間連続して行った
が、ノズルに目詰まりや噴射方向の変化なく、安定した
記録が行えた。
が、ノズルに目詰まりや噴射方向の変化なく、安定した
記録が行えた。
4)噴射応答性:
前記1)に従ってジェット記録を行った後、常温常湿で
1力月間、及び40℃−30%RHで1週間夫々放置し
、ついで再び1)のジェット記録を行ったが、前記3)
と同様、安定した記録が行えた。
1力月間、及び40℃−30%RHで1週間夫々放置し
、ついで再び1)のジェット記録を行ったが、前記3)
と同様、安定した記録が行えた。
(2) 実施例2〜5のインクについて実施例1と同じ
く噴射応答性をテストしたところ実施例1と同じく噴射
応答性をテストしたところ実施例1と同様に良好な結果
が得られた。これに対してJ、l:較例1〜3の場合番
よ、常温常湿で1週間、および40℃−30%RHで3
日間放置したところ、各々ノズルの部分的目詰まりが生
じてインクの噴射方向が著しく不安定となり、ジェット
記録は不可能であった。
く噴射応答性をテストしたところ実施例1と同じく噴射
応答性をテストしたところ実施例1と同様に良好な結果
が得られた。これに対してJ、l:較例1〜3の場合番
よ、常温常湿で1週間、および40℃−30%RHで3
日間放置したところ、各々ノズルの部分的目詰まりが生
じてインクの噴射方向が著しく不安定となり、ジェット
記録は不可能であった。
特許出願人 株式会社リ コ −
代理人 弁理士 小 松 秀 岳
代理人 弁理士 旭 宏
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記一般式で表わされる水溶性染料を少なくとも一種含
有することを特徴とする水性インク組成物。 旦 R:水素、アルキル基、ヒドロキシ アルキル基、 Art、Arz:1〜3のスルホン基を有するナフトー
ル、ナフチルアミンお よびアミノナフトール、
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58201029A JPS6094475A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 水性インク組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58201029A JPS6094475A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 水性インク組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6094475A true JPS6094475A (ja) | 1985-05-27 |
Family
ID=16434262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58201029A Pending JPS6094475A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 水性インク組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6094475A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007302807A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Mitsubishi Chemicals Corp | 異方性色素膜用アゾ色素、該アゾ色素を含有する組成物及び異方性色素膜並びに偏光素子 |
-
1983
- 1983-10-28 JP JP58201029A patent/JPS6094475A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007302807A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Mitsubishi Chemicals Corp | 異方性色素膜用アゾ色素、該アゾ色素を含有する組成物及び異方性色素膜並びに偏光素子 |
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