JPH0751020Y2 - 手洗器 - Google Patents

手洗器

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JPH0751020Y2
JPH0751020Y2 JP1989150870U JP15087089U JPH0751020Y2 JP H0751020 Y2 JPH0751020 Y2 JP H0751020Y2 JP 1989150870 U JP1989150870 U JP 1989150870U JP 15087089 U JP15087089 U JP 15087089U JP H0751020 Y2 JPH0751020 Y2 JP H0751020Y2
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JP
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detergent
air outlet
hand
outlet
water supply
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JP1989150870U
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正己 飯田
百合子 山崎
圭一郎 秋葉
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は洗剤、給水、乾燥を行うことができる手洗器に
関するものである。
(従来の技術) 洗面所の手洗器に洗剤供給器を付設し、更に洗った手の
温風乾燥を行うため乾燥器を設けることが行われ、従来
は手洗器のボール部周縁のリム後部に洗剤供給器を起設
し、乾燥器を手洗器に隣接する壁面に設けている。
かかる従来の方法では、洗剤供給装置がボール後方部に
起設すること、側壁に乾燥器があること等から機能性に
劣り、使い勝手が悪い。
そこで洗面器の洗面ボール後部上に左右に離間して洗剤
吐出口、給水口、乾燥用温風吹出口を並設した手洗ユニ
ットを設けるものが実用に供されている(TOTO′89総合
カタログ238ページNTE181Mの洗面器)。又クリーン手洗
器としては上傾口状の洗面ボールの上方に同様に洗剤吐
出口、給水口、乾燥用温風吹出口を並設したものも実用
に供されている(TOTO′89総合カタログ304ページ ク
リーン手洗器Gシリーズ、Sシリーズ)。
(考案が解決しようとする技術課題) 以上の従来技術は、通常の手洗器、クリーン手洗器何れ
も洗剤吐出口、給水口、温風吹出口が左右に離間して個
々が独立して並設されているので、ユニットの左右方向
の寸法が大きくなり、大きなユニットを要することから
ボールを含む洗面器が大型化すること、クリーン手洗器
でも事情は同様で左右が大型化すること、次に手洗いを
行う場合、先ず洗剤の吐出口の下に手を臨ませて洗剤の
供給をうけ、次に給水口の下に手を臨ませて給水を受
け、更に温風の吹出口の下に手を臨ませて手を乾燥させ
る必要があり、手を左右に移動させるため面倒である。
本考案は以上の如き問題点を解決すべくなされたもの
で、その目的とする処は、洗剤供給、給水、乾燥の機能
を備えつつ小型化、特に左右方向の幅を可及的に小さく
し、コンパクト化が図れるとともに、手洗いのさい、手
を移動させることなく所定の位置に手を臨ませるだけで
洗剤供給、手洗い、乾燥を行い得るようにした手洗器を
提供するにある。
(技術課題を解決するための手段) 以上の技術課題を解決するための手段は、ボール部上方
に洗剤の吐出口と給水口と乾燥用温風の吹出口とを備え
る手洗器において、温風吹出口を大径に設け、この温風
吹出口内の略中央部に温風吹出口よりも小径の洗剤供給
管の吐出口と、給水管の給水口を近接して並設した。
(上記手段による作用) 上記手段によれば、洗剤の吐出口と給水口が近接して設
けられ、これを囲むように温風の吹出口を設けているの
で、形態上は温風の吹出口だけで足り、且つ該吹出口の
下方に洗剤供給、給水、温風の吹出が行われる。
(実施例) 次に本考案の好適する一実施例を添付図面を参照しつつ
詳述する。
第1図は手洗器の斜視図、第2図は同要部の縦断正面
図、第3図は第2図矢視3−3方向の図である。
実施例はクリーン手洗器の例を示し、手洗器1は縦長方
形箱状をなすケース2を備え、ケース2の中間部乃至上
部には前面に開口するようにボール3が設けられ、ボー
ル3は前面の開口部3aが方形で大きく、前上方を向くよ
うに開口されて下部が手前に突出し、上部が後方に位置
するように方形のリム部3bが設けられている。リム部3b
の下部3cの下は後下傾するように下壁3dが下方に延出さ
れ、側壁3eは横山型に前方に突出し、この部分でボール
3の前部を形成し、後部3fはケース2内に埋設され、後
壁3g、底壁3h、側壁3eと連続する側壁3i、天井壁3jを備
え、陶器等で形成されている。
ボール3の底壁3hの中央部には排水口4を備え、排水口
4は金具5によりトラップ6を介して排水管7に接続さ
れ、排水管7はケース2内に縦設されている。
以上のボール3の天井壁3jの左右方向中間部には乾燥用
温風の吹出口8を設ける。吹出口8は下向に開口8aし、
上部が大径で下部が若干小径のテーパー状の円筒状をな
し、中間部周にフランジ部8bが形成されて下半部8cを天
井壁3jに形成した孔部3kから下方に垂下突出し、フラン
ジ部8bは孔部3k周縁上面に止着し、上半部8dは太径のま
ま天井壁3j上方に突出し、エルボジョイント9を介して
ボール3の一側を縦通させたフレキシブル部分を有する
管状温風ダクト10の上部下流部に連結する。
ケース2の下半部内の一側寄り部にはヒータ及びファン
等からなる温風乾燥器11を収納配設し、乾燥器11の吐出
部11aを既述の温風ダクト10の下部上流部に連結する。
従って乾燥器11の駆動で温風ダクト10を介して温風が吹
出口8の天井に供給され、吹出口8の下端開口8aから下
方に吐出されることとなる。
以上の温風吹出口8は充分の風量を得るべく大径に形成
され、これの略中央部に洗剤の吐出口12を下向に開口す
る如く設け、又これに近接して給水口13を下向きに開口
する如く設ける。従って近接して並設された洗剤の吐出
口12と給水口13の周りを大きなギャップをもって温風吹
出口8が囲むこととなる。これを第3図で示した。
下端に洗剤吐出口12を開口した洗剤供給管12aは逆L字
型をなし、縦部12bは吹出口8内を縦通し、横部12cは吹
出口8の上半部8d内を径方向に延出し、周壁外へその基
部12dは突出し、チューブ14に接続される。チューブ14
はケース2内の前記ボール3直下の洗剤供給ユニット15
に接続され、該ユニットは洗剤貯留タンク、圧送用ポン
プ等からなる。
給水口13を開口した給水管13aは同様に逆L字型をな
し、縦部13bは吹出口8内を既述の洗剤供給管12aの縦部
12bと当接しつつ縦通し、横部13cは吹出口8の上半部8d
内を径方向に前記洗剤供給管12aの横部12cと上下に離間
しつつ延出し、周壁外へその基部13dは突出し、チュー
ブ16に接続される。チューブ16は既述の洗剤供給ユニッ
ト15の下に配設された給水用バルブユニット17に接続さ
れ、バルブの開動作で水道水や温水をチューブ16を介し
て給水口13に供給する。このように洗剤供給ユニット1
5、給水用バルブユニット17、乾燥器11等をケース2の
下部に収納しているので、洗剤の補充、メンテナンスの
ためにケース2の下部正面に扉18を設けて開閉可能とし
た。
以上においては、ボール3の天井壁3jに不図示のセンサ
を設置し、ボール3の温風吹出口8下方への手の差し入
れによって手洗い動作を開始するようにし、先ず洗剤を
所定量吐出口12から吐出せしめ、手を洗剤で洗い、所定
時間経過後給水口13から水道水、或は温水を所定量、所
定時間供給し、給水による手洗いを行う。手洗後乾燥器
11を駆動させて所定時間温風を吹出口8から供給する。
このようにして吹出口8の下に手を差し入れ、手を移動
させることなくこの位置で洗剤供給、給水、乾燥を行わ
せることができる。上記した洗剤供給量、給水時間、乾
燥時間等は既知の如くCPU等の制御装置で制御し、好ま
しい量、必要な時間に設定する。
以上実施例はクリーン手洗器に実施したものを説明した
が、洗剤吐出、給水、温風吹出を行う通常の手洗器にも
用いることができる。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本考案によれば、温風吹出口を大径
に設け、この温風吹出口内の略中央部に温風吹出口より
も小径の洗剤供給管の吐出口と、給水管の給水口を近接
して並設したので、吐出口と給水口が吹出口内に設けら
れるから、左右に離間して個々に独立して設ける従来構
造に比し、左右方向の長さが大幅に小さくなり、コンパ
クト化が図れること、手洗時に吹出口の下に手を差し入
れれば、その場所で洗剤の供給、給水、そして温風の供
給が受けられ、手を左右の各ステーションに移動させる
ような操作が不要となり、無駄な挙動を行うことなく効
率良く、効果的に手洗いが行えること等多大の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は手洗器
の斜視図、第2図は同要部の縦断正面図、第3図は第2
図矢視3−3方向の図である。 尚図面中1は手洗器、3はボール部、8は温風吹出口、
12は洗剤吐出口、13は給水管である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−141692(JP,U) 実開 平1−71575(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボール部上方に洗剤の吐出口と給水口と乾
    燥用温風の吹出口とを備える手洗器において、前記温風
    吹出口を大径に設け、この温風吹出口内の略中央部に温
    風吹出口よりも小径の洗剤供給管の吐出口と、給水管の
    給水口を近接して並設したことを特徴とする手洗器。
JP1989150870U 1989-12-28 1989-12-28 手洗器 Expired - Fee Related JPH0751020Y2 (ja)

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JP4879037B2 (ja) * 2007-01-31 2012-02-15 株式会社Lixil スライドバー装置及びその取付施工方法
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