JPH0615587Y2 - 洗面台用温風乾燥装置 - Google Patents
洗面台用温風乾燥装置Info
- Publication number
- JPH0615587Y2 JPH0615587Y2 JP5069589U JP5069589U JPH0615587Y2 JP H0615587 Y2 JPH0615587 Y2 JP H0615587Y2 JP 5069589 U JP5069589 U JP 5069589U JP 5069589 U JP5069589 U JP 5069589U JP H0615587 Y2 JPH0615587 Y2 JP H0615587Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- casing
- warm air
- wash basin
- washbasin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は洗面台にて手を洗った際に濡れた手を乾燥させ
るために用いられる洗面台用温風乾燥装置に関する。
るために用いられる洗面台用温風乾燥装置に関する。
[従来の技術] 従来のこの種の洗面台用温風乾燥装置としては、吹出口
に部材を洗面台上面に固定し、ファンを洗面台キャビネ
ット内に配置し、ファンと吹出口部材とをダクトにより
接続したものが用いられている。
に部材を洗面台上面に固定し、ファンを洗面台キャビネ
ット内に配置し、ファンと吹出口部材とをダクトにより
接続したものが用いられている。
[考案が解決しようとする課題] ファンをキャビネット内に配置すると、該ファンと吹出
口部材とを接続するダクトの長さが大きくなり、空気が
ダクト内を通過する際の圧損が高い。このため、十分な
風量の温風を吹出口から吹き出させるためには、ファン
の容量を大きくとらざるを得なかった。
口部材とを接続するダクトの長さが大きくなり、空気が
ダクト内を通過する際の圧損が高い。このため、十分な
風量の温風を吹出口から吹き出させるためには、ファン
の容量を大きくとらざるを得なかった。
[課題を解決するための手段] 本考案は洗面台の上に設置されるケーシングと、該ケー
シング内に一部又はすべてが配置され、ケーシングの前
面の吹出口から空気を吹き出させるためのファンと、該
ファンからの空気を加熱するためのヒータとを備えてな
るものである。
シング内に一部又はすべてが配置され、ケーシングの前
面の吹出口から空気を吹き出させるためのファンと、該
ファンからの空気を加熱するためのヒータとを備えてな
るものである。
本考案では、吹出口に蓋を設けてもよい。この蓋は、上
端がケーシングに対し枢支され、下端側が揺動可能とさ
れている。
端がケーシングに対し枢支され、下端側が揺動可能とさ
れている。
本考案では、ファンのモータ部分をケーシング底面から
突出させ、このモータ部分を洗面台上面に形成された凹
部に挿入しても良い。
突出させ、このモータ部分を洗面台上面に形成された凹
部に挿入しても良い。
[作用] 本考案の洗面台用温風乾燥装置によると、ファンが吹出
口に近接されるため、圧損が小さくなる。
口に近接されるため、圧損が小さくなる。
吹出口に蓋を下端側が振動可能となるように設けた場合
には、温風を吹き出させると蓋が跳ね上げられる如くし
て吹出口が開放する。この際、ファンから送られてきた
風は、蓋により下向きに吹出方向が変えられる。このた
め、洗面鉢内に差し込んである使用者の手に向って温風
が吹き付けられるようになる。ファンを停止すると蓋は
閉まり、吹出口内部に水や塵埃が入り込むことが防止さ
れる。
には、温風を吹き出させると蓋が跳ね上げられる如くし
て吹出口が開放する。この際、ファンから送られてきた
風は、蓋により下向きに吹出方向が変えられる。このた
め、洗面鉢内に差し込んである使用者の手に向って温風
が吹き付けられるようになる。ファンを停止すると蓋は
閉まり、吹出口内部に水や塵埃が入り込むことが防止さ
れる。
モータ部分をケーシング底面から突出させ、洗面台上面
の凹部に挿入するようにした場合には、ケーシングの高
さが小さくなる。
の凹部に挿入するようにした場合には、ケーシングの高
さが小さくなる。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明する。
第1図は実施例に係る洗面台用温風乾燥装置を示す斜視
図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図である。
図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図である。
第1図において、洗面器1が壁面2に取り付けられてお
り、洗面器1の排水口と壁面2内の排水配管(図示略)
とを接続する排水管3が設けられている。符号4は洗面
器1の鉢部を示し、5はオーバーフロー口、6は給湯
管、7は給水管を示す。
り、洗面器1の排水口と壁面2内の排水配管(図示略)
とを接続する排水管3が設けられている。符号4は洗面
器1の鉢部を示し、5はオーバーフロー口、6は給湯
管、7は給水管を示す。
洗面台用温風乾燥装置8は該洗面器1の奥側上面1a上
に設置されるように構成されている。該温風乾燥装置8
は、その外殻がケーシング9で構成されており、該ケー
シング9内にはファン10と温水混合弁(図示略)とが
設置されている。
に設置されるように構成されている。該温風乾燥装置8
は、その外殻がケーシング9で構成されており、該ケー
シング9内にはファン10と温水混合弁(図示略)とが
設置されている。
ケーシング9の前面には吹出口11が設けられており、
ファン10の排風口10aは短いダクト12を介して該
吹出口11に連通されている。
ファン10の排風口10aは短いダクト12を介して該
吹出口11に連通されている。
なお、ダクト12内にはPTCヒータ等の空気加熱用ヒ
ータ(図示略)が設置されている。
ータ(図示略)が設置されている。
このようにファン10の排風口10aから吹出口11に
至る流路長さが小さいので、圧損がきわめて少ない。従
って、ファン9の容量を小さくしても十分に多量の温風
を吹き出すことができる。
至る流路長さが小さいので、圧損がきわめて少ない。従
って、ファン9の容量を小さくしても十分に多量の温風
を吹き出すことができる。
吹出口11には蓋13が設けられている。該蓋13はそ
の上端がケーシング9に枢着され、その下端側がケーシ
ング9の前方へ揺動自在とされている。この蓋13を設
けたことにより、吹出口13内への水や塵埃の侵入が防
止される。
の上端がケーシング9に枢着され、その下端側がケーシ
ング9の前方へ揺動自在とされている。この蓋13を設
けたことにより、吹出口13内への水や塵埃の侵入が防
止される。
なお、ファン10のモータ14は下方に吹出しており、
該モータ14はケーシング9の底面に設けられた突部9
a内に挿入されている。洗面器1の上面には該突部9a
が挿入される凹部1bが設けられている。このようにモ
ータ14を凹部1b内に挿入することにより、ケーシン
グ9が高さの小さいものとなり、温風乾燥装置8が全体
として小型化される。
該モータ14はケーシング9の底面に設けられた突部9
a内に挿入されている。洗面器1の上面には該突部9a
が挿入される凹部1bが設けられている。このようにモ
ータ14を凹部1b内に挿入することにより、ケーシン
グ9が高さの小さいものとなり、温風乾燥装置8が全体
として小型化される。
ケーシング9の底面からは湯用脚管15と水用脚管16
とが突設されており、これら脚管15、16は洗面器1
に形成された開口17、18に挿通される。脚管15、
16の外周には雄ねじが刻設されており、脚管15、1
6にナット(図示略)を締め込むことにより温風乾燥装
置8が洗面器1に固定される。なお、湯用脚管15は給
湯管6に接続され、水用脚管16は給水管7に接続され
る。
とが突設されており、これら脚管15、16は洗面器1
に形成された開口17、18に挿通される。脚管15、
16の外周には雄ねじが刻設されており、脚管15、1
6にナット(図示略)を締め込むことにより温風乾燥装
置8が洗面器1に固定される。なお、湯用脚管15は給
湯管6に接続され、水用脚管16は給水管7に接続され
る。
ケーシング9の前面には吐水口19が設けられており、
該吐水口19は湯水混合弁に接続されている。ケーシン
グ9の前面には人体の手を検知するセンサ20、21が
設けられており、センサ20は給水制御回路(図示略)
に接続され、センサ21は温風制御回路(図示略)に接
続されている。符号22は吐水温度の調節ダイヤルを示
す。
該吐水口19は湯水混合弁に接続されている。ケーシン
グ9の前面には人体の手を検知するセンサ20、21が
設けられており、センサ20は給水制御回路(図示略)
に接続され、センサ21は温風制御回路(図示略)に接
続されている。符号22は吐水温度の調節ダイヤルを示
す。
前記凹部1aの底面には排水用の開口23が設けられて
おり、該開口23はチューブ24を介して排水管3に連
通されている。このチューブ24を設けたことにより、
凹部1b内に水が入っても速やかに排出管3に排出する
ことが可能である。なお、開口23が洗面器1のオーバ
ーフロー流路に連通するように構成しても良い。
おり、該開口23はチューブ24を介して排水管3に連
通されている。このチューブ24を設けたことにより、
凹部1b内に水が入っても速やかに排出管3に排出する
ことが可能である。なお、開口23が洗面器1のオーバ
ーフロー流路に連通するように構成しても良い。
このように構成された洗面台において、手が吐水口19
の近傍に差し出されると、センサが20がこれを検知し
て吐水が行なわれる。手を温風吹出口11の近傍に移す
と、吐水が停止されると共に、ファン10及びヒータが
作動され、温風の吹き出しが開始する。前記蓋13は風
圧により第2図の如く跳ね上げられるようにして吹出口
11を開放させる。なお、この蓋13により風向きが斜
め下方とされる。従って、吐水口19の下方で洗って濡
れた手をそのまま動かして鉢部4内の低いレベルの箇所
に手を位置させた場合でも、この手に対して温風が吹き
付けられるようになり、手を効率良く急速に乾かすこと
ができる。
の近傍に差し出されると、センサが20がこれを検知し
て吐水が行なわれる。手を温風吹出口11の近傍に移す
と、吐水が停止されると共に、ファン10及びヒータが
作動され、温風の吹き出しが開始する。前記蓋13は風
圧により第2図の如く跳ね上げられるようにして吹出口
11を開放させる。なお、この蓋13により風向きが斜
め下方とされる。従って、吐水口19の下方で洗って濡
れた手をそのまま動かして鉢部4内の低いレベルの箇所
に手を位置させた場合でも、この手に対して温風が吹き
付けられるようになり、手を効率良く急速に乾かすこと
ができる。
手を引込めると、ファン10及びヒータが停止される。
ファン10の停止に伴い、蓋13は吹出口11を被うよ
うに回動する。
ファン10の停止に伴い、蓋13は吹出口11を被うよ
うに回動する。
上記実施例では混合水が吐出されるよう構成されている
が、水道水をそのまま吐出させるようにしても良い。ま
た、本考案は吐水機能を省略し、温風吹出機能だけを具
備するようにしても良い。
が、水道水をそのまま吐出させるようにしても良い。ま
た、本考案は吐水機能を省略し、温風吹出機能だけを具
備するようにしても良い。
本考案にあっては、蓋13を吹出口11の閉止方向に軽
度に付勢するばねを設けても良い。また、ファンのO
N、OFFに同期して蓋13を開閉させる駆動機能を設
けても良い。
度に付勢するばねを設けても良い。また、ファンのO
N、OFFに同期して蓋13を開閉させる駆動機能を設
けても良い。
[効果] 以上の通り、本考案の洗面台用温風乾燥装置にあって
は、ファンから送られる風の圧損が小さいので、小さい
容量のファンにより十分な風量の温風を吹き出すことが
できる。
は、ファンから送られる風の圧損が小さいので、小さい
容量のファンにより十分な風量の温風を吹き出すことが
できる。
また、本考案にあっては、吹出口内への水や塵埃の侵入
を防止するよう構成できる。さらに、温風の吹出方向を
下向きにすることもできる。
を防止するよう構成できる。さらに、温風の吹出方向を
下向きにすることもできる。
本考案にあっては、ケーシングの高さを小さくし、全体
としてコンパクトな構成とすることができる。
としてコンパクトな構成とすることができる。
第1図は実施例を示す斜視図、第2図は要部断面図であ
る。 1……洗面器、8……温風乾燥装置、 9……ケーシング、10……ファン、 11……吹出口、13……蓋、 19……吐水口、20、21……センサ。
る。 1……洗面器、8……温風乾燥装置、 9……ケーシング、10……ファン、 11……吹出口、13……蓋、 19……吐水口、20、21……センサ。
Claims (3)
- 【請求項1】洗面台の上に設置されるケーシングと、該
ケーシング内に一部又はすべてが配置され、ケーシング
の前面の吹出口から空気を吹き出させるためのファン
と、該ファンからの空気を加熱するためのヒータとを備
えてなる洗面台用温風乾燥装置。 - 【請求項2】前記吹出口には、上端がケーシングに枢支
され、下端側が揺動可能とされた蓋が設けられている請
求項(1)の洗面台用温風乾燥装置。 - 【請求項3】前記ファンは、そのモータの部分がケーシ
ングの底面から突出ており、該モータの部分は、洗面台
上面に設けられた凹部に挿入される請求項(1)又は
(2)の洗面台用温風乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5069589U JPH0615587Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 洗面台用温風乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5069589U JPH0615587Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 洗面台用温風乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02141293U JPH02141293U (ja) | 1990-11-27 |
JPH0615587Y2 true JPH0615587Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31569464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5069589U Expired - Lifetime JPH0615587Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 洗面台用温風乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615587Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4564179B2 (ja) * | 2000-10-17 | 2010-10-20 | サラヤ株式会社 | 流体供給装置 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP5069589U patent/JPH0615587Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02141293U (ja) | 1990-11-27 |
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