JPH0315665Y2 - - Google Patents

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JPH0315665Y2
JPH0315665Y2 JP8511586U JP8511586U JPH0315665Y2 JP H0315665 Y2 JPH0315665 Y2 JP H0315665Y2 JP 8511586 U JP8511586 U JP 8511586U JP 8511586 U JP8511586 U JP 8511586U JP H0315665 Y2 JPH0315665 Y2 JP H0315665Y2
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JP
Japan
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heater
control device
humidity
toilet bowl
drain trap
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JP8511586U
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JPS62196269U (ja
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は排水トラツプ部やロータンクの外面へ
の結露を防止するようにした防露洋風便器に関す
るものである。
[従来の技術] 洋風便器の排水トラツプ部やロータンクには水
が貯留されているので、梅雨時など大気中の湿度
が高い場合には、この排水トラツプ部やロータン
ク外面に結露が生じることがある。このような結
露が生じると、トイルの床面を濡らす等の不都合
が生じていた。
とりわけ、水道水の水温が低い地域において
は、このような結露が生じ易く、上記問題が発生
し易い。
[問題点を解決するための手段] 本考案の防露洋風便器は、排水トラツプ部及び
ロータンクの少なくとも一方の外面にヒータを配
設すると共に、湿度センサ及び該湿度センサの検
出値が所定湿度例えば露点湿度以上となつたとき
に前記ヒータへの通電を行う制御装置を備えたこ
とを特徴とするものである。
[作用] 本考案の洋風便器においては、排水トラツプ部
やロータンクの外面に結露が生じるような高湿度
状態では、湿度センサからの検出信号に基づいて
制御装置がヒータへ通電を行うように作動し、上
記外面の加熱が行われる。これにより該外面への
結露が防止される。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る洋風便器の側面
図、第2図は同正面図である。この実施例に係る
洋風便器はブローアウト方式のものであり、便器
10の上面側に便座12及び便蓋14が開閉自在
に備えられており、便器10の奥側上面にはフラ
ツシユバルブ16が接続されている。また、便器
10の背面側の壁面18中には排水管が配設さ
れ、便器10の排水口に接続されている。
しかして、便器10の排水トラツプ部外面には
ヒータ20が取り付けられ、このヒータ20への
通電を行う制御装置22が便器10の脇部分に設
置され、コード24にてヒータと制御装置22と
が接続されている。符号26は制御装置22をコ
ンセントに接続するためのコードである。
ヒータ20は例えば温度上昇に優れた線ヒータ
を用い、排水トラツプ部外面部分を均一に昇温さ
せるために該排水トラツプ部外面の全域に所定間
隔でつづら折状に貼設される。なおこのヒータ2
0は線状ヒータに限らず、面状ヒータであつても
よい。
制御装置22には、湿度センサが内蔵されてお
り、大気中の湿度を検出している。この湿度セン
サの出力は制御装置22内の回路に入力され、湿
度センサからの出力が予め設定されている基準と
なる湿度(例えば相対湿度90%)以上になると、
ヒータ20に通電する。これにより、排水トラツ
プ部外面への結露が防止される。なお、排水トラ
ツプ部外面に温度センサを設けておき、ヒータ2
0の出力を調節し、排水トラツプ部外面を例えば
40℃程度の温度に加熱するなど適宜の設計的変更
が可能である。
なお上記実施例では制御装置22が便器と一体
的に設けられているが、便器から離して設けても
よい。
第3図及び第4図は本考案の異なる実施例に係
る洋風便器の側面図及び正面図である。この第3
図及び第4図の実施例の便器はサイホン式のもの
であり、便器30の上面には便座32と便蓋34
が開閉自在に取り付けられ、便器30の奥側には
ロータンク36が設置されている。
しかして、この便器30の排水トラツプ部外面
にはヒータ20が取り付けられ、便器30の脇の
部分に設けられた制御装置22と電気コード24
を介して接続されている。この制御装置22及び
ヒータ20の構成は上記実施例と同様であり、電
気コード26から受け入れた電源によつてヒータ
20を作動可能としてある。
この第3図及び第4図の実施例によつても排水
トラツプ部外面への結露が確実に防止される。
第5図及び第6図は本考案のさらに異なる実施
例を示すものであり、ロータンク36の外周面の
うち、内部に貯留される水の最高水位もしくはそ
れよりも若干高レベルの部分よりも下方の部分に
ヒータ38が設けられている。このヒータ38は
電気コード(図示略)を介して前記制御装置22
によつて通電制御されるものであり、上記ヒータ
20と同様に、基準湿度を超えた高湿度状態とな
つたときに通電加熱され、ロータンク外周面の結
露を防止している。その他の構成は第3,4図の
実施例と同様であり、同じ作用効果が奏される。
なお、本考案では、図示はしないが、ロータン
ク外周面のみにヒータを設ける構成としても良
い。
また、本考案では、トイレルーム内の気温を測
定する温度センサを設けると共に、排水トラツプ
部外表面やロータンクの貯水最高水位よりも下方
の外表面に温度センサを設けておき、ロータンク
内や排水トラツプ部に冷たい洗浄水が流れ込んで
これらの外表面温度が基準温度(そのときの気温
及び相対湿度雰囲気下で結露を生じさせるおそれ
のある温度、もしくはそれよりも若干高目の温
度)よりも下がつたときにヒータへの通電を行う
ように構成することもできる。即ち、相対湿度が
予め定められた湿度(例えば相対湿度90%)を下
回る比較的乾いた雰囲気であつても、洗浄水(例
えば水道水や井戸水)の温度が著しく低いと、ロ
ータンクや便器に結露するおそれがある。
そこで、ロータンクや便器の外表面温度が前記
基準温度よりも低くなつたときには、現状の検出
湿度が予め定められた相対湿度(例えば90%)を
下回つていてもヒータに通電して結露を予防する
のである。
この場合、ロータンク内に水温センサを設けて
おき、上記外表面温度の降下を予測してヒータへ
の通電開始を図るよう構成しても良い。
本考案は逆トラツプ形、サイホンゼツト式など
各種の洋風便器に適用できる。
また、温水洗浄装置を備えた洋風便器が近年広
く普及しているが、このような温水洗浄装置付の
洋風便器においては、本考案のヒータの制御装置
をこの温水洗浄装置の制御装置に並列して設置す
るようにしてもよい。
[考案の効果] 以上の通り、本考案の洋風便器によれば排水ト
ラツプ部やロータンク外面への結露が防止され、
トイレの床等を濡らすことがなく、快適な使用が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は同正面図、第3図は異なる実施例を示す側面
図、第4図は同正面図である。第5図はさらに異
なる実施例を示す側面図、第6図は同正面図であ
る。 10,30……便器、12,32……便座、2
0……ヒータ、22……制御装置、36……ロー
タンク、38……ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排水トラツプ部の外面とロータンクの外面との
    少なくとも一方にヒータを配設すると共に、湿度
    センサ及び該湿度センサの検出値が所定湿度以上
    となつたときに前記ヒータへの通電を行う制御装
    置を備えたことを特徴とする防露洋風便器。
JP8511586U 1986-06-04 1986-06-04 Expired JPH0315665Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8511586U JPH0315665Y2 (ja) 1986-06-04 1986-06-04

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JP8511586U JPH0315665Y2 (ja) 1986-06-04 1986-06-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62196269U JPS62196269U (ja) 1987-12-14
JPH0315665Y2 true JPH0315665Y2 (ja) 1991-04-04

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ID=30940225

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JP8511586U Expired JPH0315665Y2 (ja) 1986-06-04 1986-06-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5072626B2 (ja) * 2008-02-01 2012-11-14 株式会社Lixil 排水接続具
TWI477677B (zh) * 2008-02-01 2015-03-21 Lixil Corp 排水連接器

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JPS62196269U (ja) 1987-12-14

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