JPH027993Y2 - - Google Patents

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JPH027993Y2
JPH027993Y2 JP1790884U JP1790884U JPH027993Y2 JP H027993 Y2 JPH027993 Y2 JP H027993Y2 JP 1790884 U JP1790884 U JP 1790884U JP 1790884 U JP1790884 U JP 1790884U JP H027993 Y2 JPH027993 Y2 JP H027993Y2
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JP
Japan
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discharge port
wall surface
toilet bowl
electric heater
blower
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JP1790884U
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JPS60130885U (ja
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  • Toilet Supplies (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は用便後の局部を温水等で洗浄後、温風
により乾燥する機能を有する洋式便器等に用いる
便座装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、この種の装置では、第1図に示すように
便器1内に開口した吐出口2と便器1外に開口し
た給気口3を設けて外装4内に通風路5を構成す
るとともに通風路5内に羽根車6と、これを駆動
するモータ7とで構成される送風機8および電気
ヒータ9とを内装した乾燥装置Aを設けている。
そして、この乾燥装置Aを便器1の上部後方に配
し、電気ヒータ9に通電し、送風機8を運転する
ことにより給気口3から吐出口2に至る空気流
(同図中、実線矢印で示す)を形成し、電気ヒー
タ9で加温後、吐出口2より便器1内に吐出し局
部の乾燥に供していた。一方、乾燥用温風を局部
の方向に向けるために吐出口2は、第2図に示す
ように、下流に至るに従つて徐々に、その断面積
が減少し、かつ、吐出口2の中心が局部に向かう
ように構成されていた。
しかしながら、このような構成においては、送
風機8から吐出口2に至る間での圧力損失が大き
くなる欠点があつた。
考案の目的 本考案は従来の問題点を解決するもので、便座
装置内に配されている局部乾燥用の温風吐出口
を、コアンダ効果が得られるように構成し、通路
の圧力損失を減少させ、送風機としてより小型の
送風機を使用することで、便座装置の小型化を図
ることを目的にしたものである。
考案の構成 この目的を達成するために本考案は、局部乾燥
用に使用する電気ヒータの下流側通風路の下流端
に、便器内に開放する吐出口を設け、吐出口の上
側壁面を下側に凸とした円弧状に形成して付着壁
とし、これに対抗する下側壁面に、前記付着壁に
向かつて突出したバイアス突起を設けて構成する
とともに、バイアス突起の上流側の下側壁面に、
便器内に開口する小孔を設けたものである。
上記構成によれば、吐出口からの温風を効果的
に、局部方向に向けることができ、送風機から吐
出口に至る圧力損失を軽減することができるとと
もに吐出口から侵入した汚水を便器内に排出する
ことができる。
実施例の説明 以下、本考案の実施例を第3図および第4図を
用いて説明する。第3図は、本装置Bを便器11
上に配設した側面の部分断面を示す図であり、第
4図はその主要部の断面を示す図である。なお、
第3図および第4図において実線矢印は局部乾燥
用温風の流れを示す。
第3図および第4図に示すように局部乾燥用の
温風を送気する送風機18および空気加温用の電
気ヒータ19を外装14内に配し、電気ヒータ1
9の下流側に設けた通風路15の下流端は便器1
1内に開放して局部乾燥用温風を吐出する吐出口
12とするとともに、前記吐出口12は、上側壁
面を円弧状に形成して付着壁13とし、これに対
向する下側壁面に、付着壁13との間に通気路1
7を有すべく付着壁13に向かつて突出したバイ
アス突起14を設け、バイアス突起14の上流側
に吐出口12より侵入した汚水を便器11内に放
出するために、便器11内に開口した小孔16を
設けて構成したものである。また円弧状の付着壁
13の外端部での接線の方向は、局部方向に対し
て5〜10゜程度上方に取るとともに、バイアス突
起14の上流側壁面も円弧状とし、その形状は付
着壁13の円弧半径より小径とし、かつその最下
端部に小孔16を設けている。
すなわち、本構成において送風機18で送気さ
れた空気は、電気ヒータ19を通過する際、加温
されて温風となり吐出口12から便器11内に放
出され、局部の乾燥に供される。一方、吐出口1
2の上側壁面を下側に凸とした円弧状に形成して
付着壁13とするとともに、これに対向して、下
側壁面から付着壁13方向に突出させたバイアス
突起14を設けているため、通風路15からの流
れは、バイアス突起14によつて付着壁13方向
に偏流する流れになる。この偏流した流れによつ
て、この偏流した流れと付着壁13との間の圧力
が低下し、さらに付着壁13側に偏流する流れと
なり、最終的に付着壁13に表面に沿つて付着す
る流れになる、いわゆるコアンダ効果を呈する。
したがつて、吐出12からの流れは、付着壁13
を形成する円弧の接線方向に吐出する流れにな
る。さらにコアンダ効果を利用することによつて
ルーバなどを利用して偏流させるより空気抵抗が
小さくてしかも、大きく偏流することができる特
徴を持つている。
一方、吐出口12からバイアス突起14内に浸
入した汚水については、バイアス突起14の上流
に設けた小孔によつて、便器11内に排出するこ
とができる。
考案の効果 本考案によれば、吐出口の上側壁面を円弧状に
形成するとともにこれに対向してバイアス突起を
設けているため、ここを通過する空気流に対して
コアンダ効果が生じ、ダクトのみで空気流を曲折
させる場合と比較して空気抵抗を小さくすること
ができる。従つて、送風機に対する負荷を軽減す
ることができ、より小型の送風機を使用して、便
座装置を小型化することができる。また、バイア
ス突起の上流側の下側壁面最下部に設けた小孔に
よつて、吐出口から浸入した汚水を排出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示すもので、第
1図は装置を便器上に搭載した場合の部分断面平
面図、第2図はその主要部の断面側面図を示す。
第3図および第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第3図は本装置を便器上に搭載した場合の
部分断面側面図、第4図はその主要部の断面側面
図を示す。 B…便座装置、11…便器、12…吐出口、1
3…付着壁、14…バイアス突起、15…通風
路、16…小孔、17…通気路、18…送風機、
19…電気ヒータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 送風機と電気ヒータを有し、前記電気ヒータ
    の下流側の通風路の下流端に、便器内に開放し
    た局部乾燥用温風の吐出口を設け、前記吐出口
    の上側壁面を下側に凸とした円弧状に形成して
    付着壁とし、これに対抗する下側壁面に、前記
    付着壁に向かつて突出したバイアス突起を設け
    るとともに、このバイアス突起の上流側に便器
    内に開口する小孔を設けた便座装置。 (2) 小孔を下側壁面の最下部に設けた実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の便座装置。
JP1790884U 1984-02-10 1984-02-10 便座装置 Granted JPS60130885U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1790884U JPS60130885U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 便座装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1790884U JPS60130885U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 便座装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60130885U JPS60130885U (ja) 1985-09-02
JPH027993Y2 true JPH027993Y2 (ja) 1990-02-26

Family

ID=30506049

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JP1790884U Granted JPS60130885U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 便座装置

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JPS60130885U (ja) 1985-09-02

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