JPH0240143Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0240143Y2 JPH0240143Y2 JP1441685U JP1441685U JPH0240143Y2 JP H0240143 Y2 JPH0240143 Y2 JP H0240143Y2 JP 1441685 U JP1441685 U JP 1441685U JP 1441685 U JP1441685 U JP 1441685U JP H0240143 Y2 JPH0240143 Y2 JP H0240143Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- toilet seat
- hot water
- drying device
- water washer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 238000007602 hot air drying Methods 0.000 claims description 18
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 3
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007601 warm air drying Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は温水洗浄器における温風乾燥装置の改
良に関するものである。
良に関するものである。
温水洗浄器は通常局部を洗浄するノズルおよび
洗浄後局部を乾燥させる温風乾燥装置から構成さ
れている。これを図面によりさらに説明すると、
第9図は温水洗浄器を取付けた洋風便器(以下便
器という)の斜視図であり、1は便器2の後方に
取付けられた温水洗浄器である。13は通常伸縮
自在の洗浄用ノズルである。3は第10図、第1
1図、第12図に示す温風乾燥装置6における横
長長方形の温風吹出口である。なお上図において
便器2の中心線4の左側に位置する温風乾燥装置
6は、前面に温風吹出口3を設けたダクト11の
内部にモータ7aで回転するフアン7およびヒー
タ8を収納して構成される。
洗浄後局部を乾燥させる温風乾燥装置から構成さ
れている。これを図面によりさらに説明すると、
第9図は温水洗浄器を取付けた洋風便器(以下便
器という)の斜視図であり、1は便器2の後方に
取付けられた温水洗浄器である。13は通常伸縮
自在の洗浄用ノズルである。3は第10図、第1
1図、第12図に示す温風乾燥装置6における横
長長方形の温風吹出口である。なお上図において
便器2の中心線4の左側に位置する温風乾燥装置
6は、前面に温風吹出口3を設けたダクト11の
内部にモータ7aで回転するフアン7およびヒー
タ8を収納して構成される。
そして上記温風吹出口3は、温風乾燥装置6の
取付方法によつて、第13図、第14図の温水洗
浄器の概略正面図に示されるように便器2の中心
線4の中央部や右側に位置する場合がある。
取付方法によつて、第13図、第14図の温水洗
浄器の概略正面図に示されるように便器2の中心
線4の中央部や右側に位置する場合がある。
上記何れの位置に温風吹出口3が存在する場合
においても、上記温風吹出口3から吹出す温風に
よつて洗浄後の局部を乾燥することになるので便
器2の中央部に温風を吹き出すことが肝要である
が、温風は第9図の場合には便器2の中心線4の
左側に、また第14図の場合には右側に多く集ま
り、極端な場合には局部の左側または右側が熱く
なるという欠点があつた。これをさらに第10
図、第11図により説明すると、モータ7aが矢
印9の方向に回転し、モータ7aと連結したフア
ン7が同方向に回転して風が発生しこの風がヒー
タ8により加熱されて温風吹出口3から便器内側
10に吹き出される。この場合の状態を第12図
により説明すると便器2の中心線4に近い温風吹
出口3からの温風の流速をVA、最も離れた部分
からの流速をVBとすると、ダクト11内の遠心
力でVAの方がVBよりも若干上回る傾向はあるも
のの大体VA≒VBとなる。この場合温風吹出口3
の高さをlとし幅方向の単位長さをΔXとすると、
単位断面積Sはs=l×ΔXである。また、風量
=流速×単位断面積であるから、便器2の中心線
4に近い温風吹出口3から出る風量QAと最も離
れた部分から出る風量QBとは、QBの方が若干上
回る傾向があるがおおむね等しくQA≒QBである。
したがつてこの場合には乾燥時に尻部の左側に風
が集まる結果となり、温風乾燥時の快適性が失な
われることになる。
においても、上記温風吹出口3から吹出す温風に
よつて洗浄後の局部を乾燥することになるので便
器2の中央部に温風を吹き出すことが肝要である
が、温風は第9図の場合には便器2の中心線4の
左側に、また第14図の場合には右側に多く集ま
り、極端な場合には局部の左側または右側が熱く
なるという欠点があつた。これをさらに第10
図、第11図により説明すると、モータ7aが矢
印9の方向に回転し、モータ7aと連結したフア
ン7が同方向に回転して風が発生しこの風がヒー
タ8により加熱されて温風吹出口3から便器内側
10に吹き出される。この場合の状態を第12図
により説明すると便器2の中心線4に近い温風吹
出口3からの温風の流速をVA、最も離れた部分
からの流速をVBとすると、ダクト11内の遠心
力でVAの方がVBよりも若干上回る傾向はあるも
のの大体VA≒VBとなる。この場合温風吹出口3
の高さをlとし幅方向の単位長さをΔXとすると、
単位断面積Sはs=l×ΔXである。また、風量
=流速×単位断面積であるから、便器2の中心線
4に近い温風吹出口3から出る風量QAと最も離
れた部分から出る風量QBとは、QBの方が若干上
回る傾向があるがおおむね等しくQA≒QBである。
したがつてこの場合には乾燥時に尻部の左側に風
が集まる結果となり、温風乾燥時の快適性が失な
われることになる。
本考案の目的は上記のような欠点のない温水洗
浄器を提供することにある。
浄器を提供することにある。
本考案は、便座の後方に温風乾燥装置を備え、
かつ該温風乾燥装置に便座の前方に向い開口する
温風吹出口を設けた温水洗浄器において、上記温
風吹出口を、開口面が便座の中央部側から横方向
にかけて狭くなるように形成したことを特徴とす
る温水洗浄器に関する。
かつ該温風乾燥装置に便座の前方に向い開口する
温風吹出口を設けた温水洗浄器において、上記温
風吹出口を、開口面が便座の中央部側から横方向
にかけて狭くなるように形成したことを特徴とす
る温水洗浄器に関する。
上記を本考案の一実施例に対応する第1図、第
2図、第3図により説明すると、本実施例におけ
る温風乾燥装置6aは図に示されていない便座後
方左側に位置し、3aは開口面が便座の中央部側
から左横側に向うにしたがい狭くなるように形成
した温風吹出口である。なおその他の構成は第1
0図、第11図、第12図に示す温水洗浄器と同
一である。
2図、第3図により説明すると、本実施例におけ
る温風乾燥装置6aは図に示されていない便座後
方左側に位置し、3aは開口面が便座の中央部側
から左横側に向うにしたがい狭くなるように形成
した温風吹出口である。なおその他の構成は第1
0図、第11図、第12図に示す温水洗浄器と同
一である。
第4図は、上記第1図、第2図、第3図に示し
た温風乾燥装置6aにおける温風吹出状況を示す
説明図であり、この場合、便器の中心線4に近い
温風吹出口3aから温風の流速をVA、最も離れ
た部分の流速をVBとするとVA≒VBである。また
中心線4に近い方の温風吹出口3aの高さをlA、
最も離れた部分の高さをlBとし、幅方向の単位長
さをΔXとすると、中心線4に近い部分の単位断
面積SA=lA×ΔX、最も離れた部分の単位断面積
SB=lB×ΔXであるから風量QA=VB×SBとなりVA
≒VBSA>SBであるからQA>QBとなり便座の中央
部分に温風がさらに集まりやすくなる。
た温風乾燥装置6aにおける温風吹出状況を示す
説明図であり、この場合、便器の中心線4に近い
温風吹出口3aから温風の流速をVA、最も離れ
た部分の流速をVBとするとVA≒VBである。また
中心線4に近い方の温風吹出口3aの高さをlA、
最も離れた部分の高さをlBとし、幅方向の単位長
さをΔXとすると、中心線4に近い部分の単位断
面積SA=lA×ΔX、最も離れた部分の単位断面積
SB=lB×ΔXであるから風量QA=VB×SBとなりVA
≒VBSA>SBであるからQA>QBとなり便座の中央
部分に温風がさらに集まりやすくなる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例になる温水洗浄器の
概略正面図、第2図は第1図における温風乾燥装
置6の平面図、第3図は第2図の正面図であり、
温水吹燥装置6aは図に示されていない便座後方
の左側に位置し、ダクト11には開口面が便座の
中央部側から左横側に向うにしたがい狭くなる温
風吹出口3aが形成される。またダクト11の内
部にはモータ7aで回転するフアン7、およびヒ
ータ8が収納されている。
概略正面図、第2図は第1図における温風乾燥装
置6の平面図、第3図は第2図の正面図であり、
温水吹燥装置6aは図に示されていない便座後方
の左側に位置し、ダクト11には開口面が便座の
中央部側から左横側に向うにしたがい狭くなる温
風吹出口3aが形成される。またダクト11の内
部にはモータ7aで回転するフアン7、およびヒ
ータ8が収納されている。
第5図は本考案の他の実施例になる温水洗浄器
における温風乾燥装置の平面図、第6図は第5図
の正面図である。この場合、温風吹出装置6aは
第10図、第11図に示したと同様に図に示ささ
れていない便座後方の左側に位置するが温風吹出
口3bは開口面が便座の中央に向うように斜め
に、すなわち便座のへり12とθの角度を有する
ように形成されている。この場合角度θを選ぶこ
とにより温風を中心線4上の最適な場所に集中す
ることができる。なお上記以外の構成は第1図、
第2図、第3図に示す実施例の場合と同様であ
る。上記の各実施例の場合には何れも温風吹出装
置が便座後方左側に位置する場合であるが、上記
装置を第7図のように便座後方右側に位置せしめ
てもよいし、また便座第8図のように後方中央に
位置せしめてもよい。
における温風乾燥装置の平面図、第6図は第5図
の正面図である。この場合、温風吹出装置6aは
第10図、第11図に示したと同様に図に示ささ
れていない便座後方の左側に位置するが温風吹出
口3bは開口面が便座の中央に向うように斜め
に、すなわち便座のへり12とθの角度を有する
ように形成されている。この場合角度θを選ぶこ
とにより温風を中心線4上の最適な場所に集中す
ることができる。なお上記以外の構成は第1図、
第2図、第3図に示す実施例の場合と同様であ
る。上記の各実施例の場合には何れも温風吹出装
置が便座後方左側に位置する場合であるが、上記
装置を第7図のように便座後方右側に位置せしめ
てもよいし、また便座第8図のように後方中央に
位置せしめてもよい。
このように本考案によると従来単に横長矩形状
の間口面を有する温風吹出口の上記開口面の形状
を、便座の中央部側から横方向にかけて狭く形成
したので、便座が座つた状態で局部を乾燥する場
合に便座中央部に集まるため局部を均一に乾燥す
ることができる。
の間口面を有する温風吹出口の上記開口面の形状
を、便座の中央部側から横方向にかけて狭く形成
したので、便座が座つた状態で局部を乾燥する場
合に便座中央部に集まるため局部を均一に乾燥す
ることができる。
特に温風吹出口が便座の中心線より右側ないし
は左側に位置する場合においても尻部の右側ない
し左側に温風が偏る度合いを小さくすることがで
き、快適に局部を乾燥させることができる。さら
に温風吹出口の開口面を便器の中央部分に対向す
るように傾斜して形成することにより、温風を便
器の中心線上における最適な場中に集中すること
もでき上記快適度を一層高めうる効果がある。
は左側に位置する場合においても尻部の右側ない
し左側に温風が偏る度合いを小さくすることがで
き、快適に局部を乾燥させることができる。さら
に温風吹出口の開口面を便器の中央部分に対向す
るように傾斜して形成することにより、温風を便
器の中心線上における最適な場中に集中すること
もでき上記快適度を一層高めうる効果がある。
第1図は本考案の一実施例になる温水洗浄器の
概略正面図、第2図は第1図における温風乾燥装
置の平面図、第3図は第2図における温風乾燥装
置の正面図、第4図は上記実施例における温風吹
出状況を示す説明図、第5図は本考案の他の実施
例になる温水洗浄器における温風乾燥装置の平面
図、第6図は第5図における温風乾燥装置の正面
図、第7図、第8図は本考案のその他の実施例に
なる温水洗浄器の概略正面図、第9図は従来の温
水洗浄器を取付けた便器の斜視図、第10図は第
9図の温水洗浄器における温風乾燥装置の平面
図、第11図は第10図の温風乾燥装置の正面
図、第12図は従来の温風乾燥装置における温風
吹出状況を示す説明図、第13図、第14図は従
来の温水洗浄器の概略正面図である。 符号の説明、1,1a,1b,1c……温水洗
浄器、2……便器、3,3a,3b3c,3d…
…温風吹出口、4……中心線、5……便座、6,
6a,6b……温風乾燥装置、7……フアン、7
a……モータ、8……ヒータ、9……矢印、10
……便器内側、11……ダクト、12……へり。
概略正面図、第2図は第1図における温風乾燥装
置の平面図、第3図は第2図における温風乾燥装
置の正面図、第4図は上記実施例における温風吹
出状況を示す説明図、第5図は本考案の他の実施
例になる温水洗浄器における温風乾燥装置の平面
図、第6図は第5図における温風乾燥装置の正面
図、第7図、第8図は本考案のその他の実施例に
なる温水洗浄器の概略正面図、第9図は従来の温
水洗浄器を取付けた便器の斜視図、第10図は第
9図の温水洗浄器における温風乾燥装置の平面
図、第11図は第10図の温風乾燥装置の正面
図、第12図は従来の温風乾燥装置における温風
吹出状況を示す説明図、第13図、第14図は従
来の温水洗浄器の概略正面図である。 符号の説明、1,1a,1b,1c……温水洗
浄器、2……便器、3,3a,3b3c,3d…
…温風吹出口、4……中心線、5……便座、6,
6a,6b……温風乾燥装置、7……フアン、7
a……モータ、8……ヒータ、9……矢印、10
……便器内側、11……ダクト、12……へり。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 便座の後方に温風乾燥装置を備え、かつ該温
風乾燥装置に便座の前方に向い開口する温風吹
出口を設けた温水洗浄器において、上記温風吹
出口を開口面が便座の中央部側から横方向にか
けて狭くなるように形成したことを特徴とする
温水洗浄器。 2 温風吹出口の開口面が便座の中央部に向うよ
うに斜めに形成したものであることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の温水洗
浄器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1441685U JPH0240143Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1441685U JPH0240143Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130673U JPS61130673U (ja) | 1986-08-15 |
JPH0240143Y2 true JPH0240143Y2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=30499321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1441685U Expired JPH0240143Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0240143Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7394604B2 (ja) * | 2019-11-29 | 2023-12-08 | 株式会社Lixil | 便座装置 |
-
1985
- 1985-02-04 JP JP1441685U patent/JPH0240143Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61130673U (ja) | 1986-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3823235B2 (ja) | ハンドドライヤー | |
WO2013011701A1 (ja) | 手乾燥装置 | |
JPH0240143Y2 (ja) | ||
JP3808950B2 (ja) | 手乾燥装置 | |
JP2012213585A (ja) | 手乾燥装置 | |
JP3475746B2 (ja) | 手乾燥装置 | |
JP2005139619A (ja) | トイレ装置 | |
JPH0211513Y2 (ja) | ||
JP2553587B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JPH027993Y2 (ja) | ||
JPH0144614Y2 (ja) | ||
JPH0464632A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JPH03891B2 (ja) | ||
JPH0534011A (ja) | トイレ用電気温風機 | |
JPS627730Y2 (ja) | ||
JPS5835941Y2 (ja) | ファン付き機具 | |
JP3229956B2 (ja) | トイレットルーム | |
JPH0448964Y2 (ja) | ||
JPH0343557Y2 (ja) | ||
JPH0342869Y2 (ja) | ||
JPH0683000U (ja) | 温風吹出口 | |
JP2584572Y2 (ja) | キャブオーバ型車における外気吸入口の水切り装置 | |
JPH0350387Y2 (ja) | ||
KR920006796Y1 (ko) | 좌변기 온수세정장치의 온수온풍 공급기 | |
JPS6011189Y2 (ja) | 洗浄器付便器 |