JPH0720500Y2 - ダクト用換気扇 - Google Patents

ダクト用換気扇

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JPH0720500Y2
JPH0720500Y2 JP1988021319U JP2131988U JPH0720500Y2 JP H0720500 Y2 JPH0720500 Y2 JP H0720500Y2 JP 1988021319 U JP1988021319 U JP 1988021319U JP 2131988 U JP2131988 U JP 2131988U JP H0720500 Y2 JPH0720500 Y2 JP H0720500Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ventilation fan
plate piece
intake port
main body
intake
Prior art date
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Application number
JP1988021319U
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JPH01125948U (ja
Inventor
哲男 石津
Original Assignee
松下精工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、おもに居室内の天井面に取り付けられ、ダク
トを通じて2室以上の部屋の空気を排出する換気扇に関
するものである。
従来の技術 従来のこの種の換気扇は一般に第6図および第7図に示
すように構成されていた。
すなわち、排気用ダクトを接続する排気用ダクト接続部
101を有する排気用垂直板102と吸気用ダクトを接続する
吸気用ダクト接続部103を有する吸気用垂直板104がそれ
ぞれの上部で接続されている枠体105と、下面室内側に
開口部117と前記排気用ダクト接続部101と連通するよう
1側面に設けた吐出口106と前記吸気用ダクト接続部103
と連通するよう他側面に設けた吸気口107を有する箱状
の換気扇本体108とからなり、吸気用ダクト接続部103は
家屋内の構成により排気用ダクト接続部101に対して方
向を選択できるように、枠体105にねじ109などで吸気用
垂直板104が着脱自在に固定され、枠体105の対応する位
置にねじ穴110が設けられていた。これに対応して吸気
口107は吐出口106に対して方向が選択できるように複数
個設けられ、換気扇設置後不用な吸気口107aは逆L字形
の板片111で外部から着脱可能に塞がれていた。ここで
板片111には、上方水平部111aに穴112と下方垂直部111b
にねじ穴113が設けてあり、換気扇本体108の上部に設け
られた突起部114に前記穴を係止し、下部垂直部111bで
不用な吸気口107aを塞ぎ換気扇本体108の側面にねじ止
め固定していた。
考案が解決しようとする課題 ところで、この種の換気扇は浴室と洗面所あるいはトイ
レの2室の換気をすることがほとんどである。したがっ
て、換気扇本体108内には湿った空気が吸気されること
が多い。
しかし、上記従来の構成では、湿った空気が換気扇本体
108内部で結露した場合、第7図に示すように結露水115
は矢印116の径路をたどって板片111と換気扇本体108の
側面の隙間から換気扇本体108の外部に出てしまい、天
井材などの構造物を湿らせ腐食させるという課題があっ
た。
本考案はこのような課題を解決するもので、換気扇本体
内部に発生した結露水を外部に出すことなく、確実にか
つ容易に換気扇本体内部を流して処理するダクト用換気
扇を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するために、複数側面を有し内
部に送風機を備えた箱体状の換気扇本体と、この換気扇
本体の一側面に設けた吐出口と、この吐出口を設けた側
面以外の他の複数側面に設けた吸気口と、この吸気口を
着脱自在に閉塞する一枚の板材より構成される板片とか
らなり、この板片は、板片の巾と高さ方向のそれぞれの
寸法を前記吸気口の巾と高さよりも大きな寸法とし、板
片の底辺の先端部に折曲部を設け、この折曲部の巾の寸
法は前記吸気口の横巾寸法と略同一とし、前記折曲部を
前記吸気口に挿入し、この板片を前記換気扇本体側面の
外表面に当接して固定したことを特徴とするダクト用換
気扇の構成としたものである。
作用 この構成により換気扇本体の内部に発生した結露水のう
ち吸気口付近を流れるものは、板片の内面を流れてその
下方先端部から換気扇本体内部の側面に移り、外部には
流出しない。また、板片が吸気口の上部および左右両側
部において換気扇本体側面の外表面に当接していること
から換気扇本体から外部への空気漏れがない。
実施例 以下、本考案の一実施例について、第1図〜第5図を参
照しながら説明する。
図に示すように、箱体状の換気扇本体1は、下面を開口
して本体吸気口1aを設け、内部に図示しない送風機を配
設している。また、1側面には吐出口2と他の3側面の
それぞれには吸気口3が形成されている。この吐出口2
には排気用ダクトを接続する排気用ダクト接続部4が当
接して設けられる。なお、3個の吸気口3は、ダクト用
換気扇が設置される建物の部屋の配置により吐出口2に
対する方向を選択して使われる。そして、選択された吸
気口3には吸気用ダクトを接続する吸気用ダクト接続部
5が当接して設けられ、また不用となった吸気口3aはそ
の外部に着脱自在に設けられた板片8によって塞がれて
いる。この板片8は、一枚の板材からなり、吸気口3aに
取り付けられたとき、上部および左右両側部が吸気口3a
の内縁部より外方に位置し、吸気口3aの下部以外の縁部
を塞ぐ大きさに形成されている。またこの板片8の下方
先端部は、左右方向寸法が吸気口3aの横巾寸法と同一寸
法であって、この先端部を換気扇本体1内方に折曲した
爪部6として形成されている。
上記構成におけるダクト用換気扇は、換気を必要とする
部屋、たとえば浴室の天井面に設置され、本体吸気口1a
より浴室の湿った空気を吸気して排気する。そして他の
部屋、たとえば洗面所の方向により3個の吸気口3のう
ちから適当な位置の吸気口3を選び、洗面所と換気扇本
体1とを吸気用ダクトにより連通させて洗面所の空気を
換気する。また、不用となった吸気口3aは板片8をねじ
10で固定して塞ぐが、この取り付けは、板片8の下端部
の爪部6を吸気口3aに外方から挿入して全体を換気扇本
体1の側面に押しつければ簡単に位置決めされ、作業が
容易にかつ確実なものとなる。この3個の吸気口3を選
択して設置する状態を第3図〜第5図に示すが、第3図
および第5図は吐出口2に対して吸気口3を直角に右方
向あるいは左方向に配置した場合、第4図は吐出口2と
吸気口3を正対する方向に配置した場合である。
そして、上記のように設置されたダクト用換気扇が運転
されると、換気扇本体1内に湿った空気を吸気されその
内部に結露水7が発生する。この結露水7は第2図に示
すように矢印9の径路をたどって流れる。すなわち、吸
気口3a付近の結露水7は板片8の内側に沿って流れてい
き、先端の爪部6までくると、この爪部6は板片8の下
端部に延設した、すなわち一体状に折曲形成したもので
あるので、下端部には隙間となるところが存在しなく、
しかも爪部6は換気扇本体1内に位置しているので、そ
のまま換気扇本体1内部の下方に滴下していく。そし
て、図示していないが、換気扇本体1には結露水7を下
方で処理するように構成されている。
したがって、結露水7が換気扇本体8の外部に漏れて出
てくることはなくなる。
考案の効果 以上の実施例から明らかなように本考案によれば、吸気
口を塞ぐ板片は、一枚の板材からなり、板片の下方先端
部が換気扇本体の内部に位置しているので、板片の下端
部に換気扇本体の内部と外部を連通する隙間がなく、換
気扇本体の内部に発生した結露水が換気扇本体の外側に
流れ出ることがなく天井材などの建造物を湿らすことが
なくなり、したがって建造物を腐食させるおそれがなく
なる。また、板片は吸気口の上部および左右両側部にお
いて換気扇本体側面の外表面に当接していることから換
気扇本体から外部への空気漏れがなくなるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例のダクト用換気扇の分解斜視
図、第2図は同ダクト用換気扇の吸気口部の断面図、第
3図〜第5図は同ダクト用換気扇の吸気口の選択配置説
明図、第6図は従来のダクト用換気扇の分解斜視図、第
7図は同ダクト用換気扇の吸気口部の断面図である。 1……換気扇本体、2……吐出口、3……吸気口、6…
…爪部、8……板片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数側面を有し内部に送風機を備えた箱体
    状の換気扇本体と、この換気扇本体の一側面に設けた吐
    出口と、この吐出口を設けた側面以外の他の複数側面に
    設けた吸気口と、この吸気口を着脱自在に閉塞する一枚
    の板材より構成される板片とからなり、この板片は、板
    片の巾と高さ方向のそれぞれの寸法を前記吸気口の巾と
    高さよりも大きな寸法とし、板片の底辺の先端部に折曲
    部を設け、この折曲部の巾の寸法は前記吸気口の横巾寸
    法と略同一とし、前記折曲部を前記吸気口に挿入し、こ
    の板片を前記換気扇本体側面の外表面に当接して固定し
    たことを特徴とするダクト用換気扇。
JP1988021319U 1988-02-19 1988-02-19 ダクト用換気扇 Expired - Lifetime JPH0720500Y2 (ja)

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JPH01125948U JPH01125948U (ja) 1989-08-28
JPH0720500Y2 true JPH0720500Y2 (ja) 1995-05-15

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JPS5822040Y2 (ja) * 1978-10-09 1983-05-11 株式会社東芝 レンジフ−ド

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