JPH10288357A - 熱交換換気装置 - Google Patents

熱交換換気装置

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Publication number
JPH10288357A
JPH10288357A JP9095498A JP9549897A JPH10288357A JP H10288357 A JPH10288357 A JP H10288357A JP 9095498 A JP9095498 A JP 9095498A JP 9549897 A JP9549897 A JP 9549897A JP H10288357 A JPH10288357 A JP H10288357A
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JP
Japan
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humidifier
drain pan
heat exchange
partition plate
indoor
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Application number
JP9095498A
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English (en)
Inventor
Yuji Nakano
裕二 中野
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/147Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with both heat and humidity transfer between supplied and exhausted air

Abstract

(57)【要約】 【課題】加湿器を備えた熱交換換気装置において、ドレ
ンパン破損時等に、容易に交換できるよう点検口よりド
レンパンが脱着できるようにすることを目的とする。 【解決手段】ドレンパン9と滴下気化式加湿器7が取り
出せる第2点検口16と第2点検蓋17を備え、第3側
面13と対向し、この第3側面13との距離が排水用の
パイプ8の長さを含んだ前記ドレンパン9の全長よりも
長い位置に第1室内側吸込口3と第1室内側吹出口2の
第1仕切板18を備え、この第1仕切板18と前記ドレ
ンパン9の間にこのドレンパン9を第1仕切板18に接
続するための断面略W型の金具19を備えることで、前
記ドレンパン9を脱着させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井裏内に埋め込
まれる熱交換換気装置に関し、主として特に加湿器を搭
載した熱交換換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の熱交換換気装置は、特開平
4−137号公報に記載されたものが知られている。以
下、従来の熱交換換気装置について図16を参照しなが
ら説明する。
【0003】図に示すように、本体を構成する側面10
1には室内側吹出口102と室内側吸込口103を備
え、前記側面101に対向した側面104には室外側吸
込口105と室外側吹出口106を形成していた。そし
て、この本体の内部には室内側吹出口102の手前に加
湿器107があり、この加湿器107の排水用のドレン
パン108を、側板109と仕切板110に接触するよ
うに加湿器107の設置されているスペース一杯に広が
る状態で設置固定されていた。
【0004】さらに本体の内部には加湿器107の風上
方向に設け、この加湿器107に給気流を送るための給
気用送風機111と、室外側吹出口106の手前に設け
た排気用送風機112と、この排気用送風機112と給
気用送風機111の間に給気流と排気流が熱交換するた
めの断面略四角形状の熱交換器113を配設し、側面1
09には熱交換器点検蓋114と加湿器点検蓋115を
備えた構成となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱交
換換気装置では、ドレンパン108は加湿器107の設
置されているスペース一杯に広がる状態で設置固定され
ていて、腐食などのドレンパン破損時等にドレンパン1
08を取り外すことができないという課題があり、ドレ
ンパン108の容易な脱着を可能にすることが要求され
ている。
【0006】また、天井裏に取り付けるため、ダクトの
取り付けが困難な場合があるという課題があり、現場
で、本体ダクト取り付け位置を選択できることが要求さ
れている。
【0007】また、天井面に設けられる点検口の位置に
よっては、加湿器107のメンテナンスがやりにくいと
いう課題があり、メンテナンスし易い位置に加湿器点検
口を取り付けられるようにすることが要求されていると
ともに、加湿器全体を取り外してメンテナンスできるよ
う要求されている。
【0008】また近年、外気汚染という課題があり、有
害物質の屋外への放出を軽減することが要求されてい
る。
【0009】また、点検口の位置によっては、チャンバ
ー部内のフィルターのメンテナンスがやりにくいという
課題があり、メンテナンス作業の容易な位置にフィルタ
ー点検口を取り付けられるようにすることが要求されて
いる。
【0010】また、このような従来の熱交換換気装置で
は本体が大きいため、天井裏に取り付けるためのスペー
スが確保できないという課題があり、本体を小さくする
ことが要求されている。
【0011】また、滴下気化式加湿器は、最も風速が速
いと思われる部分で集中的に加湿を行うためほとんど加
湿していないと思われる加湿板が発生し加湿板の無駄と
なるという課題があり、加湿器全体に風を当てることが
要求されている。
【0012】また、夏場に誤って加湿器を使用すること
で、水を無駄に排水してしまうという課題があり、夏場
は自動的に供給水が止まることが要求されている。
【0013】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、現場で、本体ダクト取り付け位置を選択
することができ、また、加湿器のメンテナンス作業が容
易に行える位置に加湿器点検口を取り付けることがで
き、また、有害物質が屋外へ放出することを軽減するこ
とができ、また、フィルターのメンテナンス作業が容易
に行える位置にフィルター点検口を取り付けることがで
き、また、加湿部分とチャンバー部分を分割することに
より大きなスペースがない場合でも本体を取り付けるこ
とができ、また、滴下気化式加湿器の、加湿能力を落と
さずに加湿板の枚数を減らし加湿器を小さくすることが
でき、また、夏場は自動的に供給水を止めることができ
る熱交換換気装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換換気装置
は、上記目的を達成するために、滴下気化式加湿器と、
滴下気化式加湿器下部に排水用のパイプを備えたドレン
パンを設け、装置本体を形成する側面に前記ドレンパン
と前記滴下気化式加湿器を取り出す点検口を備え、前記
側面と対向するとともに側面との距離が前記排水用のパ
イプの長さを含んだ前記ドレンパンの全長よりも長い位
置に仕切板を設け、この仕切板と前記ドレンパンの間に
ドレンパンを仕切板に固定するための断面略W型の金具
を備えたものである。
【0015】本発明によれば、前記点検口より前記ドレ
ンパンを取り出すことが可能な熱交換換気装置を提供す
ることができる。
【0016】本発明の熱交換換気装置は、上記目的を達
成するために、仕切板に隣接して室内空気吸込用のチャ
ンバー部を形成し、このチャンバー部に複数の室内側吸
込口と、この室内側吸込口を遮蔽する閉止板と備え、選
択的に閉じる構成としたものである。
【0017】本発明によれば、室内側吸込口を複数(例
えば、本体縦方向と横方向の2通り)選択することがで
きる熱交換換気装置を提供することができる。
【0018】また、本発明の熱交換換気装置は、上記目
的を達成するために、仕切板と、滴下気化式加湿器と給
気用送風機を仕切っている第2仕切板の位置で加湿器部
分が本体より分離分割可能に構成したものである。
【0019】本発明によれば、加湿部分が脱着すること
により加湿器点検口を自由な位置に取り付けることがで
き、また、取り付け用スペースの制限を緩和し、大きな
スペースがなくても本体を取り付けることができる熱交
換換気装置を提供することができる。
【0020】また、本発明の熱交換換気装置は、上記目
的を達成するために、チャンバー部に、化学吸着フィル
ターを設けて外気汚染を軽減する構成としたものであ
る。
【0021】本発明によれば、外気汚染を軽減すること
ができる熱交換換気装置を提供することができる。
【0022】また、本発明の熱交換換気装置は、仕切板
と、第2仕切板の位置でチャンバー部が本体より分離分
割可能に構成したものである。
【0023】本発明によれば、チャンバー部分を脱着す
ることによりフィルター点検口を自由な位置に取り付け
ることができ、また、取り付け用スペースの制限を緩和
し、大きなスペースがなくても本体を取り付けることが
できる熱交換換気装置を提供することができる。
【0024】また、本発明の熱交換換気装置は上記目的
を達成するために、給気用送風機から滴下気化式加湿器
へ給気流を送り込む風路で最も風速が速い部分に遮蔽板
を設けるか、または滴下気化式加湿器の正面から外れた
部分に室内側吹出口を設けることで、圧力を均等にさせ
て加湿器を通過させる構成としたものである。
【0025】本発明によれば、加湿器全体に風を当てる
ことにより加湿板の有効面積を増加させ、加湿板の無駄
を減少させることが可能となる。
【0026】また、本発明の熱交換換気装置は上記目的
を達成するために、外気温センサーを用いて夏場は加湿
器の供給水を止める構成としたものである。
【0027】本発明によれば、夏場に誤って加湿器を使
用することで、水を無駄に排水してしまうことが防止で
きる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明は、排気用送風機と給気用
送風機の間に給気流と排気流が熱交換するための熱交換
器を配設した熱交換換気装置であって、装置本体の内部
に、室内側吹出口の手前に多数枚の加湿板からなる滴下
気化式加湿器と、前記滴下気化式加湿器下部に排水用の
パイプを備えたドレンパンを設け、装置本体を形成する
側面に前記ドレンパンと前記滴下気化式加湿器を取り出
す点検口を備え、前記側面と対向するとともに側面との
距離が前記排水用のパイプの長さを含んだ前記ドレンパ
ンの全長よりも長い位置に仕切板を設け、この仕切板と
前記ドレンパンの間にドレンパンを仕切板に固定するた
めの断面略W型の金具を備えたものであり、点検口より
前記ドレンパンを取り出すことができるという作用を有
する。
【0029】また、仕切板に隣接して室内空気吸込用の
チャンバー部を形成し、このチャンバー部に複数の室内
側吸込口と、この室内側吸込口を遮蔽する閉止板とを備
え、選択的に閉じる構成としたものであり、施工時に室
内吸込口の位置を複数選択できるという作用を有するも
のである。
【0030】また、仕切板と、滴下気化式加湿器と給気
用送風機を仕切っている第2仕切板の位置で加湿器部分
が本体より分離分割可能に構成したものであり、分離可
能となることにより、天井面に設けるべき加湿器点検口
を自由な位置に取り付けることができ、また、取り付け
用スペースの制限を緩和するという作用を有する。
【0031】また、チャンバー部に、化学吸着フィルタ
ーを設けて外気汚染を軽減する構成としたものであり、
外気汚染を軽減することができるという作用を有する。
【0032】また、上記構成に加え、仕切板と、第2仕
切板の位置でチャンバー部が本体より分離分割可能に構
成したものであり、フィルター点検口を自由な位置に取
り付けることができ、また、取り付け用スペースの制限
を緩和し、大きなスペースがなくても本体を取り付ける
ことができるという作用を有する。
【0033】また、給気用送風機から滴下気化式加湿器
へ給気流を送り込む風路で最も風速が速い部分に遮蔽板
を設け、圧力を均等にさせて加湿器を通過させる構成と
したものであり、加湿器全体に風を当てることにより加
湿板の有効面積を増加させ、加湿板の無駄を減少させる
ことが可能となるという作用を有する。
【0034】また、給気用送風機から滴下気化式加湿器
を通過して室内側吹出口へ給気流を送り込む風路におい
て、滴下気化式加湿器の正面から外れた部分に室内側吹
出口を設け、圧力を均等にさせて加湿器を通過させる構
成としたものであり、上記同様、加湿器全体に風を当て
ることにより加湿板の無駄を少なくするという作用を有
する。
【0035】また、外気温センサーを用いて夏場は加湿
器の供給水を止める構成としたものであり、夏場に誤っ
て加湿器を使用することで、水を無駄に排水してしまう
ことが防止できるという作用を有する。
【0036】
【実施例】
(実施例1)図1に示すように、第1側面1に第1室内
側吹出口2と第1室内側吸込口3を備え、第1側面1に
対向する第2側面4に室外側吸込口5と室外側吹出口6
を形成している。また、本体の内部には、第1室内側吹
出口2の手前に多数枚の加湿板からなる滴下気化式加湿
器7と、この滴下気化式加湿器7下部に排水用のパイプ
8を備えたドレンパン9を設けている。
【0037】そして、滴下気化式加湿器7の風上方向
に、この滴下気化式加湿器7に給気流を送るための給気
用送風機10を設ける一方、室外側吹出口6の手前に設
けた排気用送風機11と、この排気用送風機11と給気
用送風機10の間に給気流と排気流が熱交換するための
断面略四角形状の熱交換器12を配設している。
【0038】さらに、第1側面1と第2側面4に直交す
る第3側面13の第1室内側吹出口2の近傍に、断面略
四角形状の熱交換器12を脱着するための第1点検口1
4と第1点検蓋15を設けている。
【0039】そして、ドレンパン9と滴下気化式加湿器
7を取り出すための第2点検口16と第2点検蓋17を
上記第3側面13に備え、第3側面13と対向し、第3
側面13との距離が排水用のパイプ8の長さを含んだド
レンパン9の全長よりも長くなるような位置に第1室内
側吸込口3と第1室内側吹出口2を区分する、第1仕切
板18を備えている。
【0040】この第1仕切板18とドレンパン9の間に
このドレンパン9を第1仕切板18に接続するための断
面略W型の金具19を備えている。
【0041】上記構成により、図2に要部を示すような
ドレンパン9は、図3に示すように奥の方を持ち上げ、
金具19の段差部分より上側にくるようにすることで、
パイプ8を本体内部に取り入れることができ、その結
果、図4に示すように斜めに傾けながら、図5に示すよ
うにドレンパン9の全てを本体から取り外すことができ
る。
【0042】本実施例によれば、上記した簡単な操作
で、第2点検口16よりドレンパン9を容易に本体部分
から取り出すことができる。
【0043】(実施例2)上記実施例1の構成に加え、
図6に示すように、ダクトからの流入空気の静圧変換領
域であるチャンバー部Aは、第1側面1と第1仕切板1
8と第3側面13に対向する第4側面20に囲まれ、こ
のチャンバー部Aにおいて、第4側面20側に第1開口
部21を設け、この第1開口部21と第1閉止板22を
備えている。
【0044】上記構成により、第1閉止板22にて第1
室内側吸込口3と、第1開口部21とを選択的に閉止で
き、室内側吸込口の位置を2通り選択可能な熱交換換気
装置を提供できる。
【0045】(実施例3)図1を参考に図7および図8
を用いて説明する。
【0046】図に示すように、滴下気化式加湿器7と給
気用送風機10を区画する第2仕切板23は、第2室内
側吹出口24を備えている。また、図1に示す第1点検
蓋15と第2点検蓋17を備えた第3側面13を、図7
に示すような第5側面25と第6側面26とに分割し、
図示していないが、前記第5側面25には第1点検蓋1
5のみを備え、第6側面26には第2点検蓋17のみを
備えている。そして、第2仕切板23は分割箇所より本
体から突出した部分に第1ねじ孔27を備えている。同
様に第1側面1を、第1室内側吸込口3のみ備えた第7
側面28と第1室内側吹出口2のみ備えた第8側面29
に分割し、同様に分割した第1底面30を設けている。
また、第1天板立ち上がり部32には第2ねじ孔31を
設けている。
【0047】こうして分離した、第6側面26、第8側
面29、第1底面30、第9側面33、第10側面34
および第1天板36にて囲まれた加湿スペースBの内部
に滴下気化式加湿器7(図示せず)を収納するのであ
る。
【0048】次に、この分離した加湿スペースBのある
加湿器部分Cの取り付け構成について説明すると、第2
仕切板23と略同形状の第10側面34を備えることに
より、これら第2仕切板23と第10側面34を互いの
第1ねじ孔27で接合でき、さらに、天面に第2ねじ孔
31と重なる第3ねじ孔35がある第1天板36を設け
てあるため、これらのねじ孔で接合が可能となってい
る。
【0049】上記構成により、加湿器部分Cを本体より
完全に分離脱着することができる。したがって、施工時
のスペース条件に応じて、加湿器部分Cを本体部分より
切り離して両者間をダクトで接続することが可能とな
る。
【0050】また、図8に示したように、上記両者を一
体化して取り付ける場合は、本体の第1天板立ち上がり
部32と第2仕切板23という方向の異なる2平面で接
合することができるため、簡単な少数の固定手段(ねじ
など)で固定しても強固な接合固定が可能である。
【0051】(実施例4)実施例1の構成に加えて、図
9に示すように、第1仕切板18にメンテナンス用の第
2開口部37と第2閉止板38を設け、チャンバー部A
の本体空気吸入口39aに、化学吸着フィルター39を
設けている。この化学吸着フィルター39は活性炭を主
成分として各種の化学添着成分を付加している。
【0052】上記構成により、室内に有害なガスが発生
した場合でも外気汚染を軽減することができる。
【0053】(実施例5)上記実施例1の構成に加え、
図10に示すように、チャンバー部Aの第1室内側吸込
口3と対向し第2仕切板23と同一面上にある第3仕切
板40は、第2室内吸込口41を備え、第3仕切板40
は本体から突出した部分に第4ねじ孔42を設けてお
り、同様に第5ねじ孔44を第2天板立ち上がり部45
に設けている。一方、分離したチャンバー部Aは、第7
側面28、第2底面43、第11側面46、第12側面
47および第2天板49で囲まれ形成されている。
【0054】上記構成により、チャンバー部Aを本体よ
り完全に分離脱着することができる。したがって、施工
時のスペース条件に応じて、チャンバー部Aを本体部分
より切り離して両者間をダクトで接続することが可能と
なる。
【0055】また、図11に示したように、上記両者を
一体化して取り付ける場合は、第2天板立ち上がり部4
5と第3仕切板40という方向の異なる2平面で接合す
ることができるため、簡単な少数の固定手段(ねじな
ど)で固定しても強固な接合固定が可能である。
【0056】(実施例6)図12に示すように、給気用
送風機10から滴下気化式加湿器7へ給気流を送り込む
風路で最も風速が速い部分に遮蔽板50を設け、風路抵
抗を部分的に増加させることで圧力を均等にさせて加湿
器を通過させる構成としている。
【0057】上記構成により、加湿器全体に給気流を当
てることができ、その結果、これまで部分的にしか給気
流が当たらず存在価値の低かった加湿板を有効に活用す
ることができる。
【0058】(実施例7)図13に示すように、給気用
送風機(図示せず)から滴下気化式加湿器7を通過して
室内側吹出口2へ給気流を送り込む風路において、滴下
気化式加湿器7の正面から外れた部分に室内側吹出口2
を設けた構成としている。
【0059】上記構成により、給気流は滴下気化式加湿
器7の正面の第1側板1または第8側板29にいったん
衝突することにより、動圧成分を静圧成分に変換し、そ
の結果、圧力を均等にさせて加湿器を通過させる構成と
なり加湿器全体に風を当てることにより加湿板の無駄を
少なくすることができる。
【0060】(実施例8)図14および詳細の図15に
示すように、室外側吸込口5近傍の外気流に接触する箇
所に外気温センサー51を設け、制御部52からの電圧
出力をこの外気温センサー51を介して、その温度依存
性からの入力電圧変動により外気温度を感知するように
なっている。そして制御部52は外気温度が一定の設定
値、例えば20℃以上であれば、滴下気化式加湿器7へ
の供給水を制御している電磁弁53に停止信号を出力す
るよう接続している。
【0061】上記構成により、加湿が不要な夏場は加湿
器の供給水が停止し、夏場に誤って加湿器を使用するこ
とで、水を無駄に排水してしまうことが防止できる。
【0062】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、装置本体を形成する側面にドレンパンと滴
下気化式加湿器を取り出す点検口を備え、前記側面と対
向するとともに側面との距離が排水用パイプの長さを含
んだ前記ドレンパンの全長よりも長い位置に仕切板を設
け、この仕切板と前記ドレンパンの間にドレンパンを仕
切板に固定するための断面略W型の金具を備えること
で、腐食などによるドレンパン破損時等にドレンパン交
換が加湿器点検口より容易にできるという効果のある熱
交換換気装置を提供できる。
【0063】また、本発明によれば、仕切板に隣接して
室内空気吸込用のチャンバー部を形成し、このチャンバ
ー部に複数の室内側吸込口と、この室内側吸込口を遮蔽
する閉止板と備えたので、施工時に、室内側吸込口の位
置を複数選択することができる熱交換換気装置を提供で
きる。
【0064】また、本発明によれば、仕切板と滴下気化
式加湿器と給気用送風機を仕切っている第2仕切板の位
置で、加湿器部分が本体より分離分割可能に構成したの
で、加湿器点検口を自由な位置に取り付けることがで
き、また、取り付け用スペースの制限を緩和し、大きな
スペースがなくても本体を取り付けることができるとい
う効果のある熱交換換気装置を提供できる。
【0065】また、本発明によれば、チャンバー部に化
学吸着フィルターを設けてあるので、外気汚染を軽減す
ることができる熱交換換気装置を提供できる。
【0066】また、本発明によれば、仕切板と第2仕切
板の位置で、チャンバー部が本体より分離分割可能に構
成したので、フィルター点検口を自由な位置に取り付け
ることができ、また、取り付け用スペースの制限を緩和
し、大きなスペースがなくても本体を取り付けることが
できるという効果のある熱交換換気装置を提供できる。
【0067】また、本発明によれば、給気用送風機から
滴下気化式加湿器へ給気流を送り込む風路で最も風速が
速い部分に遮蔽板を設けるか、または滴下気化式加湿器
の正面から外れた部分に室内側吹出口を設けることで、
圧力を均等にさせて加湿器を通過させる構成としたの
で、加湿板の無駄を少なくするという効果のある熱交換
換気装置を提供できる。
【0068】また、本発明によれば、外気温センサーを
用いて夏場は加湿器の供給水を止める構成としたので、
夏場に誤って加湿器を使用することで、水を無駄に排水
してしまうことが防止できる効果のある熱交換換気装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1および実施例3の熱交換換気
装置の全体構成を示す斜視図
【図2】同実施例1の熱交換換気装置のドレンパン固定
状態を示す斜視図
【図3】同ドレンパンと金具が分離された状態を示す斜
視図
【図4】同ドレンパンが第2点検口より取り出される状
態を示す斜視図
【図5】同金具の取付状態示す斜視図
【図6】本発明の実施例2の熱交換換気装置の全体構成
を示す斜視図
【図7】本発明の実施例3の熱交換換気装置の本体とチ
ャンバー部が分離された状態を示す斜視図
【図8】同本体とチャンバー部がねじで固定された状態
を示す斜視図
【図9】本発明の実施例4の熱交換換気装置の全体構成
を示す斜視図
【図10】本発明の実施例5の熱交換換気装置の本体と
チャンバー部が分離された状態を示す斜視図
【図11】同本体とチャンバー部がねじで固定された状
態を示す斜視図
【図12】(a)本発明の実施例6の熱交換換気装置の
遮蔽板取付状態および風の流れを示す斜視図 (b)同A矢視図
【図13】(a)本発明の実施例7の熱交換換気装置の
室内側吹出口の取付状態および風の流れを示す斜視図 (b)同A矢視図
【図14】本発明の実施例8の熱交換換気装置の全体構
成を示す斜視図
【図15】同外気温センサー取付位置を示す要部斜視図
【図16】従来の熱交換換気装置の全体構成を示す斜視
【符号の説明】
1 側面(第1側面) 2 室内側吹出口(第1室内側吹出口) 3 室内側吸込口(第1室内側吸込口) 7 滴下気化式加湿器 8 パイプ 9 ドレンパン 10 給気用送風機 11 排気用送風機 12 熱交換器 16 点検口(第2点検口) 18 仕切板(第1仕切板) 19 金具 22 閉止板(第1閉止板) 23 第2仕切板 39 化学吸着フィルター 50 遮蔽板 51 外気温センサー A チャンバー部 B 加湿スペース C 加湿器部分

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気用送風機と給気用送風機の間に給気
    流と排気流が熱交換するための熱交換器を配設した熱交
    換換気装置であって、装置本体の内部に、室内側吹出口
    の手前に多数枚の加湿板からなる滴下気化式加湿器と、
    前記滴下気化式加湿器下部に排水用のパイプを備えたド
    レンパンを設け、装置本体を形成する側面に前記ドレン
    パンと前記滴下気化式加湿器を取り出す点検口を備え、
    前記側面と対向するとともに側面との距離が前記排水用
    のパイプの長さを含んだ前記ドレンパンの全長よりも長
    い位置に仕切板を設け、この仕切板と前記ドレンパンの
    間にドレンパンを仕切板に固定するための断面略W型の
    金具を備えることにより、前記点検口より前記ドレンパ
    ンを取り出すことができる熱交換換気装置。
  2. 【請求項2】 仕切板に隣接して室内空気吸込用のチャ
    ンバー部を形成し、このチャンバー部に複数の室内側吸
    込口と、この室内側吸込口を遮蔽する閉止板とを備え、
    選択的に閉じることで室内側吸込口の位置を複数選択で
    きる請求項1記載の熱交換換気装置。
  3. 【請求項3】 仕切板と、滴下気化式加湿器と給気用送
    風機を仕切っている第2仕切板の位置で加湿器部分が本
    体より分離分割可能に構成した請求項1記載の熱交換換
    気装置。
  4. 【請求項4】 チャンバー部に、化学吸着フィルターを
    設けて外気汚染を軽減する構成とした請求項1および2
    記載の熱交換換気装置。
  5. 【請求項5】 仕切板と、第2仕切板の位置でチャンバ
    ー部が本体より分離分割可能に構成した請求項1記載の
    熱交換換気装置。
  6. 【請求項6】 給気用送風機から滴下気化式加湿器へ給
    気流を送り込む風路で最も風速が速い部分に遮蔽板を設
    け、圧力を均等にさせて加湿器を通過させる構成とした
    請求項1および3記載の熱交換換気装置。
  7. 【請求項7】 給気用送風機から滴下気化式加湿器を通
    過して室内側吹出口へ給気流を送り込む風路において、
    滴下気化式加湿器の正面から外れた部分に室内側吹出口
    を設け、圧力を均等にさせて加湿器を通過させる構成と
    した請求項1および3記載の熱交換換気装置。
  8. 【請求項8】 外気温センサーを用いて夏場は加湿器の
    供給水を止める構成とした請求項1、3、6および7記
    載の熱交換換気装置。
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