JPH042139B2 - - Google Patents

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JPH042139B2
JPH042139B2 JP60265478A JP26547885A JPH042139B2 JP H042139 B2 JPH042139 B2 JP H042139B2 JP 60265478 A JP60265478 A JP 60265478A JP 26547885 A JP26547885 A JP 26547885A JP H042139 B2 JPH042139 B2 JP H042139B2
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toilet
cleaning
water tank
flush
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JP60265478A
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JPS62125127A (ja
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、汚物を洗浄排出するための洗浄水タ
ンクと局部を洗浄・乾燥するための衛生洗浄機能
を備えた構成の水洗便器に関する。
〔従来の技術〕
近来、局部に洗浄水を噴出しかつ洗浄後には温
風を噴出して乾燥を行う衛生洗浄装置を水洗便器
に付属したものが急速に普及している。
このような衛生洗浄装置は、ケーシングに機器
類を組み込み、これを便器本体に固定するもの、
または便器本体とは別置型としたもの等が一般的
である。
第7図は便器本体100の後部に衛生洗浄装置
のケーシング101を配置した例の斜視図で、ケ
ーシング101は内部に温水タンク等を収納する
部分を便器本体100の側部に位置させ、かつ中
央部には洗浄ノズル102を進退可能に配置して
いる。
さらに、このケーシング101内には、洗浄水
の加熱系、配管系、洗浄ノズル102の駆動系等
を配置し、便器本体100の側部に操作バネル1
03を備えた構成である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような衛生洗浄装置を便器本体100に付
属する場合、洗浄水タンク104前面の限られた
スペースを利用して配置するので、ケーシング1
01の形状も必然的に制限を受ける。従つて、こ
のケーシング101の内部機器レイアウトの自由
度を大きくとれないことから、電気系や配管系の
専用部品を必要とし、汎用性に欠ける面がある。
また、衛生洗浄装置を備えると、便器本体10
0と洗浄水タンク104に加えてケーシング10
1を付加した3要素となり、それぞれの形状や寸
法の取り合いの影響を受け、総合的に一括した設
計ができず、容量の小型化に対して一つの障害と
なつている。
本発明は、以上のような問題に鑑み創作された
もので、衛生洗浄機能や乾燥機能を付属する水洗
便器において、洗浄水タンクを含む各機能要素を
便器本体をベースとして総合的に関連した空間配
置とすることによつて、設計の自由度の向上と装
置容量の小型化を図ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明の水洗便器は、便器本体の後部に、局部
洗浄用の衛生洗浄機能部をレイアウトしたユニツ
ト基板及び前記便器本体のボール部に連通して洗
浄水を該ボール部に供給する洗浄水タンクを配置
し、さらに前記ユニツト基板及びその付帯機器と
前記洗浄水タンクとを一体的に被覆する合成樹脂
製のカバーを備えたことを特徴とする。
便器本体の後部に、ユニツト基板に固定された
衛生洗浄機能部及び洗浄水タンクを集結させたレ
イアウトが得られ、また、機能部及び洗浄水タン
クをカバーで一体に被覆するので全体のコンパク
ト化が図られる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説
明する。
第1図は本発明に係る水洗便器の透視斜視図、
第2図は主要素の分解斜視図、第3図は同側面
図、第4図は部分平面図である。
図中、1は陶器製の便器本体、2,3は便座と
便蓋、4,5はともに合成樹脂を素材とする下部
カバー、上部カバー、6は両カバー4,5内に収
納される洗浄水タンク、7は衛生洗浄機能部をレ
イアウトしたユニツト基板である。
便器本体1は洗浄水タンク6に連通する通水路
10を後端側に形成し、ボール部11の側部に噴
出口12を開口させたボルテクスフロー式で、後
端部の側部には鍔部13を設けている。
下部カバー4は便器本体1の通水路10部分が
挿通する切欠14を前面下部に設けた箱体状で、
内部にはステー15を2列配置し、鍔部13を貫
通する連結ボルト16によつて便器本体1の後端
に一体的に連結固定する。
上部カバー5は下部カバー4全体と便器本体1
の後端部上面を含む領域を被覆するスカート状
で、上端には洗浄水タンク6内を点検するための
蓋8を着脱自在に配置している。17は前方下部
側に形成したフード部、18は便座2と便蓋3を
ピン19によつて回動自在に連結するための枢着
孔である。
洗浄水タンク6内には、洗浄水レベルによつて
外部の給水配管(図示せず)からの水の供給を行
うボールタツプ20、便器本体1の通水路10へ
の流路を開閉する排水栓21、溢水を防止するオ
ーバフロー管22、及び排水栓21にアーム23
と玉鎖24で接続され通電によりアーム23を上
に回動させるロータリソレノイド25とを備え、
このロータリソレノイド25の動作によつて排水
栓21を開き、洗浄水を便器本体1のボール部1
1に供給する構成である。
衛生洗浄機能部を配置するユニツト基板7は合
成樹脂板を素材とし、便器本体1の後部面と下部
カバー4内のステー15に載置支持され、固定ビ
ス30によつて便器本体1に固定する。
このユニツト基板7の略中央部にはシリンダ3
1、このシリンダ31に摺動自在に内蔵したノズ
ル本体32、シリンダ31の基端に配置した駆動
モータ33等を主要素とするノズル装置を設け、
その側部には乾燥用の温風を噴出する温風フアン
34を配置している。
この温風フアン34は通常のシロツコフアン等
にヒータ35を備えかつ温風供給ダクト36をノ
ズル装置部分から噴出できるように配置してい
る。
37はユニツト基板7から垂下するように取付
けた温水タンクで、内部にはヒータ、温度セン
サ、過熱防止機器等(いずれも図示せず)を収納
し、配管系に電磁弁または電磁ポンプを備えるこ
とにより伸縮自在な供給ホース38からノズル本
体32に洗浄用の温水を供給する。
さらに、40は上部カバー5の側部に開設した
取付け口5aに整合する状態に配置した消臭ユニ
ツト収納部、41はこの収納部40から便器本体
1方向に配置した消臭吸引ダクトであり、第5図
に平面断面図、第6図に同第5図の−線矢視
による断面図を示す。
消臭ユニツト収納部40には電源に接続したコ
ンセント42を設け、消臭芳香カセツト43を組
み込むときにカセツト43の背部に設けたプラグ
44を差し込める構成とする。また、このプラグ
44にモータ45を接続し消臭吸引ダクト41か
ら異臭を吸引するフアン46をこのモータ45に
取付けている。
47は消臭芳香カセツト43に装填する消臭芳
香ユニツト、48は上部カバー5の表面に整合し
て取付けた蓋で、第6図の一点鎖線で示すように
開閉自在である。
以上のユニツト基板7にレイアウトする駆動モ
ータ33、温風フアン34、ヒータ35、温水タ
ンク37のヒータ、温度センサ、過熱防止機器、
配管系の電磁弁または電磁ポンプ、フアン46の
モータ45及び洗浄水タンク6内のロータリソレ
ノイド25等の電気機器に関する制御は、コント
ロールユニツト50によつて行い、操作はユニツ
ト基板7の側部に設けた操作パネル51面の各種
スイツチをオン・オフすることによつて行う。
すなわち、用便後において洗浄するときは、操
作パネルの洗浄スイツチ52をオンすると、駆動
モータ33によつてノズル本体32が洗浄位置ま
で伸出すると同時に配管系の電磁弁または電磁ポ
ンプの作動により温水タンク37で加熱された温
水がノズル本体32先端の噴出口32aから噴出
される。
洗浄を終了すると停止スイツチ53をオンする
ことによつて、電磁弁または電磁ポンプが作動を
停止すると同時に駆動モータ33の逆転によりノ
ズル本体32は元の収納位置に復帰する。
次いで、ボール部11内の汚物を排出するに
は、フラツシユスイツチ54をオンすることによ
つてロータリソレノイド25が作動して排水栓2
1を開き、洗浄水タンク6から洗浄水をボール部
11に供給して排出できる。
さらに、乾燥を行う場合には、乾燥スイツチ5
5をオンすると、温風フアン34とヒータ35に
通電され、温風供給ダクト36から温風を噴出す
る。
また、使用の間継続して消臭芳香機能を作動さ
せる場合には、消臭スイツチ56をオンしておけ
ばモータ45が作動し、フアン46によつてボー
ル部11内の臭気を吸引するとともに消臭芳香ユ
ニツト47により芳香を付与して蓋48の排気孔
48aから排出できる。
尚、以上の洗浄・乾燥・フラツシユ洗浄・消臭
芳香の各機能の動作タイムは各スイツチ52〜5
6の操作によつて任意に設定できる。
上記構成の衛生洗浄及び乾燥機能を持つ水洗便
器では、便器本体1の後部にこれらの機能部と洗
浄水タンク6を集結させ、全体を総合的にレイア
ウトでき、各要素の形状や寸法を適性に組み合わ
せることによつて容量を小型化できる。
また、これらの要素を上、下カバー4,5で被
覆しているので、便器本体1との一体感をもつて
据え付けでき、しかも上、下カバー4,5は合成
樹脂製なので軽量化が図れ、施工性の向上も達成
できる。
さらに、従来のように便器本体・洗浄水タン
ク・衛生洗浄装置のケーシングの3要素をまとめ
た外装となるので、表面形状の単純化によつて埃
等の堆積を抑制ししかも掃除も簡単となり、常に
衛生的に使用できる。
〔発明の効果〕
本発明は、洗浄水タンクを含む各機器要素を、
便器本体をベースとして総合的に関連した空間配
置とすることができるので、設計の自由度の向上
と装置容量の小型化を図ることができ、しかも外
装をシンプルとなすことによつて埃等の影響に対
しても衛生的に使用できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る水洗便器の透視斜視図、
第2図は同便器の主要素を分解して示す斜視図、
第3図は同側面図、第4図は部分平面図、第5図
は消臭芳香機能部を示す概略平面断面図、第6図
は同第5図の−線矢視による断面図、第7図
は従来例の斜視図である。 1:便器本体、2:便座、3:便蓋、4:下部
カバー、5:上部カバー、6:洗浄水タンク、
7:ユニツト基板、13:鍔部、31:シリン
ダ、32:ノズル本体、33:駆動モータ、3
4:温風フアン、37:温水タンク、38:供給
ホース、40:消臭ユニツト収納部、41:消臭
吸引ダクト、50:コントロールユニツト、5
1:操作パネル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 便器本体の後部に、局部洗浄用の衛生洗浄機
    能部をレイアウトしたユニツト基板及び前記便器
    本体のボール部に連通して洗浄水を該ボール部に
    供給する洗浄水タンクを配置し、さらに前記ユニ
    ツト基板及びその付帯機器と前記洗浄水タンクと
    を一体的に被覆する合成樹脂製のカバーを備えた
    ことを特徴とする水洗便器。
JP26547885A 1985-11-25 1985-11-25 水洗便器 Granted JPS62125127A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26547885A JPS62125127A (ja) 1985-11-25 1985-11-25 水洗便器

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JP26547885A JPS62125127A (ja) 1985-11-25 1985-11-25 水洗便器

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Publication Number Publication Date
JPS62125127A JPS62125127A (ja) 1987-06-06
JPH042139B2 true JPH042139B2 (ja) 1992-01-16

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ID=17417730

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004100255A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置

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JPH01116127A (ja) * 1987-10-28 1989-05-09 Toto Ltd 水洗便器
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