JPH0312854Y2 - - Google Patents

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JPH0312854Y2
JPH0312854Y2 JP2663785U JP2663785U JPH0312854Y2 JP H0312854 Y2 JPH0312854 Y2 JP H0312854Y2 JP 2663785 U JP2663785 U JP 2663785U JP 2663785 U JP2663785 U JP 2663785U JP H0312854 Y2 JPH0312854 Y2 JP H0312854Y2
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JP
Japan
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case
wall surface
lower case
fan
buzzer
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JP2663785U
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は便器本体の上面に載置して使用する衛
生洗浄装置に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に特開昭58−80041号公報のように洗浄ユ
ニツトと乾燥ユニツトを内装した洗浄器本体は便
器本体の上面に載置して使用する構成となつてお
り、乾燥ユニツトを覆うケースの底部に吸気孔を
設けてフアンにより吸気し温風に熱交換して吐出
するようにしている。
又、最近の洗浄器本体には使用者が緊急時に家
族の者に知らせるブザーを設けたものが商品化さ
れたが、このブザーを操作する操作釦はケースの
上面に設置され、前記ブザーの近辺に位置するケ
ースの側壁には透孔を設けてブザー音が遠くまで
とどく様にしている。
ところが、前述の様に洗浄器本体は便器本体に
載置して使用するためにケースの表面に水がかか
りやすく、この水が操作釦とケースとの隙間より
洗浄器本体内に侵入しブザー或いはスイツチに触
れて誤動作を生じる欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案はケース内に侵入した水を効率よく外部
に流出してブザー或いはスイツチの誤動作を防止
すると共にフアンの吸気用の透孔をブザーの音ぬ
きに利用したものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は便器本体と、該便器本体の上面に載置
され洗浄ユニツトと乾燥ユニツトを内装しそれぞ
れのユニツトを上ケースと下ケースにより覆つた
洗浄器本体と、上ケースの上面に形成した水抜き
孔を有する凹所に設けた操作釦と、該釦の下方に
対向して下ケースに設けたスイツチ及びブザーを
固定した基板とを備え、前記乾燥ユニツトは温風
ヒータとモータにより回転駆動されるフアンを配
設し被洗浄部に温風を吐出する送風ダクトを設
け、一方前記下ケースの底壁の一側を低く他側を
高くした壁面を形成すると共に低壁面に複数個の
透孔を形成し該透孔の上方にフアンを配設し、高
壁面に設けた上方に突設するボスに前記水抜き孔
を直下を避けて前記基板を固定した構成としたも
のである。
(ホ) 作用 フアンの回転により透孔から吸気され温風ヒー
タによつて温風を吐出すると共に緊急時には操作
釦を操作することによりスイツチが閉成してブザ
ーが鳴る。この時のブザー音は透孔より外部に報
知される。又、操作釦とケースとの間隙より侵入
した水はボスに固定された基板に触れることなく
高壁面から低壁面に流れ吸気用の透孔より外部に
流出する。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面基づき説明する。1は便
器本体、2は該便器本体の後方に設置したシスタ
ーン、3は前記便器本体1の上面後部に載置した
横長の洗浄器本体で、上ケース4と下ケース5と
夫々のケース内に配設した洗浄ユニツト6と乾燥
ユニツト7と報知ユニツト8から構成する。
前記洗浄ユニツト6は洗浄器本体6の一側に収
納固定したヒータ(図示せず)を内装するタンク
9とパイプ10を介して前記シスターン2に連結
し、該シスターンの水をタンク9に給水する給水
ポンプ11と便器本体1の内側中央部に向けて洗
浄水を放出するノズル12とから構成する。
前記乾燥ユニツト7は温風ヒータ13と取付板
14に固定したモータ15により回転駆動される
フアン16を内装し便器本体1の内側中央部に向
けて温風を吐出する送風ダクト17により構成
し、前記フアン16及びモータ15は洗浄器本体
3の他側に収納固定している。
報知ユニツト8は上ケース4の上面に設けた操
作釦18と下ケース5の底壁に固定し前記操作釦
18の下方に対向して配置したスイツチ19とブ
ザー20を有する基板21とから構成する。
前記操作釦18の上ケース4への取付構造を説
明する。上ケース4の上面に底壁22を有した円
形の凹所23を形成し底壁にその中央部に摺動孔
(図示せず)と該孔の外側に複数個のガイド孔2
4,24を穿設し、さらに底壁の前側に水抜き孔
25を穿設している。操作釦18は下面中央部に
前記摺動孔に摺動自在に挿通する軸杆26と該杆
の外側に前記ガイド孔24,24に摺動自在に挿
通して操作釦18の上下動作を安定にするガイド
片27,27を設けている。
前記下ケース5はその底壁28を第3図に示す
様に操作釦18の下部に位置する一側(後側)を
低く、モータ15、フアン16を収納した他側
(前側)を高くした壁面29a,29bを形成す
ると共に前記低壁面29aには前記フアン16の
吸気口となる複数個の透孔30,30…を穿設
し、高壁面29bには上方に突設する角筒状のボ
ス31を設け、その内側にブザー20の共鳴室3
2を形成している。
前記ボス31の上面に固定した基板21の外径
寸法は第3図の様にその周縁が水抜き孔25の下
部に対向しない大きさに設定している。
斯して、作用時はスタートボタン(図示せず)
を操作して給水ポンプ11を作動しノズル12よ
り被洗浄部に洗浄水を放出する。洗浄後はフアン
16を回転駆動して透孔30,30…より吸気し
温風ヒータ13により温風に熱交換して被洗浄部
に吐出する。
ここで、使用者が何らかの理由で緊急に家族に
知らせる必要が生じた時には操作釦18を押圧操
作しスイツチ19を閉成してブザー20を鳴ら
す。この時のブザー音は共鳴室32で共鳴すると
共に透孔30,30…より抜けて遠くまでとどく
ことになる。このため、ブザー20は小型のもの
でよく収納スペースが小さく且つ安価となる。
而して、洗浄器本体3は洗浄水を使用するシス
ターン2及び便器本体1に近接していること及び
内部に洗浄ユニツト6を有しているために本体内
に水が侵入することが考えられる。例えば上ケー
ス4の上面にかかつた水は凹部23に入つたとし
ても水抜き孔25から落下し、ボス31の側方を
通つて高壁面29bに落下するが低壁面29aに
流れて透孔30,30…から外部に流出する。
又、パイプの破損等により洗浄器本体3から流れ
た水が下ケース5の底壁28に流れた場合も同様
に透孔30,30…から流出する。
(ト) 考案の効果 以上の様に本考案によれば、操作釦を配置する
凹所の水抜き孔の直下を避けて基板を配置してい
るので、ケースと操作釦の隙間より浸入した水を
基板に触れることなく流出させ、基板上のブザー
やスイツチの誤動作を防止できる。
又、下ケースの底壁の一側を低く他側を高くし
た壁面を形成すると共に低壁面に複数個の透孔を
形成し該透孔の上方にフアンを配設し、高壁面に
設けた上方に突設するボスに前記基板を固定して
いるので、ケース内に浸入した水を効果的に透孔
より外部に流出させることができると共に、この
透孔を乾燥ユニツトの吸気用のみならず水の排出
用とブザーの音抜き用として有効に利用できる。
このため、ケースに穿設する孔は最小限となつて
ケースの強度を高めることができると共に、ケー
スの外側に付着した水がケース内に侵入するのを
防止することができる。又、下ケースの高壁面は
洗浄器本体を薄くすることになり化粧室内の空間
を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の衛生洗浄装置の使用状態を示
す斜視図、第2図は洗浄器本体の上ケースを取外
した平面図、第3図は要部側面断面図、第4図は
上ケースを取外した下ケースの上部斜視図であ
る。 1……便器本体、3……洗浄器本体、4……上
ケース、5……下ケース、6……洗浄ユニツト、
7……乾燥ユニツト、8……報知ユニツト、13
……温風ヒータ、15……モータ、16……フア
ン、17……送風ダクト、18……操作釦、19
……スイツチ、20……ブザー、21……基板、
28……底壁、29a……低壁面、29b……高
壁面、31……ボス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 便器本体と、該便器本体の上面に載置され洗浄
    ユニツトと乾燥ユニツトを内装しそれぞれのユニ
    ツトを上ケースと下ケースにより覆つた洗浄器本
    体と、上ケースの上面に形成した水抜き孔を有す
    る凹所に設けた操作釦と、該釦の下方に対向して
    下ケースに設けたスイツチ及びブザーを固定した
    基板とを備え、前記乾燥ユニツトは温風ヒータと
    モータにより回転駆動されるフアンを配設し被洗
    浄部に温風を吐出する送風ダクトを設け、一方前
    記下ケースの底壁の一側を低く他側を高くした壁
    面を形成すると共に低壁面に複数個の透孔を形成
    し該透孔の上方にフアンを配設し、高壁面に設け
    た上方に突設するボスに前記水抜き孔の直下を避
    けて前記基板を固定したことを特徴とする衛生洗
    浄装置。
JP2663785U 1985-02-26 1985-02-26 Expired JPH0312854Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2663785U JPH0312854Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2663785U JPH0312854Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61146579U JPS61146579U (ja) 1986-09-10
JPH0312854Y2 true JPH0312854Y2 (ja) 1991-03-26

Family

ID=30522832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2663785U Expired JPH0312854Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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JP (1) JPH0312854Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2809149B2 (ja) 1995-09-04 1998-10-08 コクヨ株式会社 リストレスト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2809149B2 (ja) 1995-09-04 1998-10-08 コクヨ株式会社 リストレスト

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Publication number Publication date
JPS61146579U (ja) 1986-09-10

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