JP4879037B2 - スライドバー装置及びその取付施工方法 - Google Patents
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Description
図において200はスライドバー装置で、202はその主体を成すスライドバーである。ここでスライドバー202は上下方向に配置されていて、壁等の取付基体に取り付けられている。
204は、このスライドバー202に沿って上下にスライド移動可能に保持されるシャワーフックで、嵌合孔205においてスライドバー202に摺動可能に嵌合されている。
シャワーフック204は、図中左端部にフック部206を有しており、そのフック部206の掛止孔208においてシャワーヘッドを脱着可能に掛止するようになっている。
以上のようにスライドバーの上端と下端とを固定部にて壁に固定し、そしてその固定部分をカバー部材で隠蔽して成るスライドバー装置については下記特許文献1にも開示されている。
またその継目にはごみ等が入り込み易く、汚れの原因となるとともに、その継目部分は清掃性が悪く、清掃も難しいといった問題がある。
更にカバー部材がスライドバーとは別部品として必要で、このことがスライドバー装置のコストを増大させる要因となっていた。
またその継目にごみ等が入り込んで汚れの原因となったり、その継目が清掃困難な個所となって清掃が難しいといった従来の問題を併せて解決することができる。
尚ヒンジの前側に位置させたスライドバーは、その状態で回転不能に固定状態とすることもできるし、或いはまた回転可能なままとなしておくこともできる。
この場合、締結具による締結個所のみならずヒンジ全体をスライドバーにて背面側に隠蔽できるため、スライドバー装置の美観をより一層良好となすことができる。
ここでスライドバーは、上端が上ヒンジよりも上方に突出し、また下端が下ヒンジよりも下方に突出する形状で構成しておくことがより望ましい。
このようにすれば、スライドバーに対する見た目の連続性,一様性が際立ち、スライドバー装置の美観をより一層良好となすことができる。
このようにすることで、スライドバーの左右方向の幅を大となしつつ、スライドバーの形状が全体的に大形状となって大型化するのを回避することができる。
このようにすれば、スライドバーの連続性,一様性を更に一段と高めることができ、従ってスライドバー装置の外観,美観をより一層高めることができる。
図1において、10はスライドバー装置、12はその主体をなす、上下方向に長く延びたスライドバーで、その上端部と下端部とが、背面に配置された上固定部材としての上ヒンジ14,下固定部材としての下ヒンジ16にて取付基体としての壁W(図5参照)に取付固定されている。
18はこのスライドバー12に沿って上下に移動可能に保持されたシャワーフックで、このシャワーフック18は基端部(図中左端部)に嵌合部20を備えており、その嵌合部20の嵌合孔22においてスライドバー12に上下にスライド移動可能に嵌合している。
尚、シャワーフック18は基端部から先端部に向って斜め上向きに僅かに傾斜した形状をなしている。
この実施形態では、このロック解除操作部28を上向きに押し上げることによって、ロック機構によるロックが解除される。
詳しくはこのスライドバー12は、下端から上端に到るまで左右幅及び前後方向幅ともに一様な、横断面四角形状の上下の直状形状をなしている。
上端のキャップ32は、スライドバー本体12Aの背面側で下向きに垂下する突出片34を備えており、その突出片34に雌ねじ孔36が形成されている。
ここで嵌合凹部38及び雌ねじ孔36は、スライドバー本体12Aの背面に形成された四角形状の貫通孔40に対応した位置に設けられている。
そして雄側のヒンジ片側部材42が、スライドバー12の背面に固定され、また雌側のヒンジ片側部材44が壁W(図5参照)に直接固定されている。
この雄側のヒンジ片側部材42は、全体として平面形状が円形状をなしており、そして図中右側即ちスライドバー12の背面側に、スライドバー12の背面に当接する四角形状の当接部48が突出状態で設けられている。
尚ボルト50は、その頭部が雄側のヒンジ片側部材42の内部に収容されている。
このヒンジ片側部材42には、このボルト50を回転操作するための開口が図中左側の位置に設けられている。
即ち、スライドバー12Aにキャップ32を装着した状態で、雄側のヒンジ片側部材42の嵌合突部52をスライドバー12の背面側の開口40に嵌め合わせるとともに、更にキャップ32の嵌合凹部38に嵌合させ、その状態でボルト50をキャップ32の雌ねじ孔36にねじ込んで行く。
このとき、雄側のヒンジ片側部材42は嵌合突部52と嵌合凹部38との嵌合に基づいて、スライドバー12に対し回転防止された状態でヒンジ軸46が正しく垂直下向きに突出する状態にスライドバー12に締結固定される。
そしてその前部の上部が、雄側のヒンジ片側部材42に対応した形状で切り欠かかれている。
図中54はその切欠部を、また56は切欠面である円弧面を表している。
即ちスライドバー12がこのヒンジ軸46周りに回転可能とされている。
尚ヒンジ軸46には、弾性シール部材としてのOリング60が装着されており、図5に示しているようにこのOリング60によってヒンジ軸46と嵌合孔58との間が水密にシールされている。
そしてこの固定孔64を挿通してビス(締結具)66が壁Wにねじ込まれ、雌側のヒンジ片側部材44が壁Wに対しビス66にて締結固定されている。
尚、図中70は凹所62の前面の開口を表しており、72はその開口70に嵌め込まれたキャップを表している。
また68は凹所62の図中左側の底面に着座させられたビス66の頭部を表している。
この下ヒンジ16は、雄側のヒンジ片側部材74,雌側のヒンジ片側部材76ともに、上ヒンジ14における雄側のヒンジ片側部材42,雌側のヒンジ片側部材44と上下方向に対称形状をなしている。また下端のキャップ32もまた、上端のキャップ32と上下対称形状をなしている。
従って、ここではそれらの更なる詳しい説明は省略する。
従って図3に示しているように、その状態でスライドバー12は上ヒンジ14,下ヒンジ16をその背面側に隠蔽した状態となる。
ここでは、上ヒンジ14における雄側のヒンジ片側部材42と雌側のヒンジ片側部材44、及び下ヒンジ16における雄側のヒンジ片側部材74と雌側のヒンジ片側部材76を、それぞれヒンジ軸46と嵌合孔58とで回転可能に嵌合した状態、即ち結合しておき、そしてスライドバー12を壁W側に回転させて、上ヒンジ14の雌側のヒンジ片側部材44、及び下ヒンジ16の雌側のヒンジ片側部材76の、それぞれの前面を前方に向って露出させた状態としておく。
その状態で一対の雌側のヒンジ片側部材44,76を壁Wに対し、正面からビス66の壁Wへのねじ込みによりかかる壁Wに締結固定する。
ここにおいてスライドバー装置10の壁Wへの取付施工が完了する。
またその継目にごみ等が入り込んで汚れの原因となったり、その継目が清掃困難な個所となって、清掃が難しいといった従来の問題を併せて解決することができる。
例えば上記実施形態と異なって壁Wに取付固定されるヒンジ片側部材を雄側のヒンジ片側部材とし、スライドバーに固定される側のヒンジ片側部材を雌側のヒンジ片側部材となすことも勿論可能であるし、また本発明ではスライドバー12をヒンジ14,16の前側に持ち来した後において、即ち施工完了状態でスライドバー12を回転不能に固定状態となしておくこともできるし、或いはまたその後の使用時においても、スライドバー12を回転可能なままの状態としておくことも可能である。
12 スライドバー
14 上ヒンジ
16 下ヒンジ
18 シャワーフック
42,74 雄側のヒンジ片側部材
44,76 雌側のヒンジ片側部材
46 ヒンジ軸
58 嵌合孔
66 ビス(締結具)
W 壁(取付基体)
Claims (6)
- シャワーヘッドを掛止するシャワーフックをスライドバーに沿って上下にスライド移動可能に保持するスライドバー装置であって
ヒンジを構成する一対のヒンジ片側部材のうちの縦のヒンジ軸を有する雄側のヒンジ片側部材、及び該ヒンジ軸に回転可能に嵌合する嵌合孔を有する雌側のヒンジ片側部材の何れかの一方を、壁等縦の取付基体に締結具にて締結固定するとともに、他方を前記スライドバーの該取付基体側の背面に取り付け、該一対のヒンジ片側部材の結合により該スライドバーを該取付基体に取付固定してあり、該スライドバーが前記一方のヒンジ片側部材の前記締結具による締結個所を背面側に隠蔽する隠蔽部材を兼ねて構成してあることを特徴とするスライドバー装置。 - 請求項1において、前記スライドバーが、前記一方のヒンジ片側部材と前記他方のヒンジ片側部材とを含む前記ヒンジの全体を背面側に隠蔽する隠蔽部材を兼ねて構成してあることを特徴とするスライドバー装置。
- 請求項2において、前記スライドバーが該スライドバーの上端側に配置された上位置のヒンジと下端側に配置された下位置のヒンジとによって前記取付基体に取付固定してあり、
該スライドバーは、該取付基体に対してそれらヒンジの前側に位置した状態で該ヒンジよりも該取付基体に向って左右方向の幅が大とされているとともに、上端が前記上位置のヒンジと同等以上の高さ、下端が前記下位置のヒンジと同等以下の低さとなしてあることを特徴とするスライドバー装置。 - 請求項3において、前記スライドバーは、前記左右方向の幅が前後方向の幅よりも大きい扁平形状となしてあることを特徴とするスライドバー装置。
- 請求項1において、前記スライドバーは、下端から上端に到るまで前記取付基体に向って前記左右方向の幅が一様な幅で構成してあることを特徴とするスライドバー装置。
- 請求項1のスライドバー装置の取付施工方法であって、
前記スライドバーを前記ヒンジ軸周りに前記取付基体側に回転させて、前記一方のヒンジ片側部材の前記取付基体とは反対側の前面を露出させた状態とし、該一方のヒンジ片側部材を該取付基体に向って正面から前記締結具にて該取付基体に締結固定した後に、該スライドバーを回転させて前記ヒンジの前側に持ち来し、該スライドバーにて前記締結具による前記一方のヒンジ片側部材の前記取付基体への締結固定個所を背面側に隠蔽した状態とすることを特徴とするスライドバー装置の取付施工方法。
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