JP2009215761A - 採光小窓付きドア - Google Patents
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Abstract
【課題】多種多様のデザインのドアに合わせて簡単に小窓を取り付けることができ、意匠性と生産性を兼ね備えた採光小窓付きドアを提供する。
【解決手段】木口面から内側方向の所定位置までドアパネルの厚さ方向に連通する凹状の切欠き部を設けたドアパネルと、該切欠き部に設けられた採光部とで構成される採光小窓付きドアであり、採光部は透光部材と枠材とを有する一組の雄側採光部材と雌側採光部材とからなり、枠材にはドアパネルの表裏両面から雄側採光部材と雌側採光部材とを相互に嵌合させるための雄側嵌合部と雌側嵌合部とを有する。
【選択図】 図4
【解決手段】木口面から内側方向の所定位置までドアパネルの厚さ方向に連通する凹状の切欠き部を設けたドアパネルと、該切欠き部に設けられた採光部とで構成される採光小窓付きドアであり、採光部は透光部材と枠材とを有する一組の雄側採光部材と雌側採光部材とからなり、枠材にはドアパネルの表裏両面から雄側採光部材と雌側採光部材とを相互に嵌合させるための雄側嵌合部と雌側嵌合部とを有する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、採光性、意匠性、生産性に優れた室内ドアの採光小窓に関するものである。
トイレ、クローゼット、寝室等に使用するドアは、透明または半透明の窓によって直接中の様子がわかっては困るが、人が室内にいるかいないかをわかるようにする必要がある。そのため、図6に示すようにドアパネル50の上部に採光小窓51を設けることにより照明の点灯、消灯を確認することが一般的にされており、例えば特許文献1に開示されている。
特開2004−360244公報
しかし、単に円や四角の小窓が設けられるだけなので、内装のデザイン上アクセント部分となるドアではあるが、現状一般的に用いられるドアは無機質で意匠性に乏しいものとなっている。
また、この種のトイレ等に使用されるドアは、枠組みの両面に面材を貼ったフラッシュドアが框ドアに比べて軽量で安価であるため一般的に用いられているが、小窓を設ける際に表と裏の面材に小窓用の孔を開けて位置合わせを行わなければならないので、高い加工精度が必要とされる。さらに、多種多様のデザインをドアに施そうとした場合は、小窓の形状、位置、個数等に応じてドアパネルの孔開け加工をその都度変更しなければならないので、予め大量に小窓用の孔を開けたドアを生産し在庫することができず、手間がかかり生産性も低くなる。
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたものであり、多種多様のデザインのドアを生産するために簡単に小窓を取り付けることができ、意匠性と生産性を兼ね備えた採光小窓付きドアを提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、請求項1に係る発明の採光小窓付きドアは、木口面から内側方向の所定位置までドアパネルの厚さ方向に連通する凹状の切欠き部を設けたドアパネルと、該切欠き部に設けられた採光部とからなることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の採光小窓付きドアの採光部が透光部材と枠材とを有する一組の雄側採光部材と雌側採光部材とからなることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の採光小窓付きドアの雄側採光部材と雌側採光部材とがそれぞれ有する枠材には相互に嵌合する雄側嵌合部材と雌側嵌合部材とがそれぞれ形成されてなることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、本発明の採光小窓付きドアは、ドアパネルの木口面から内側方向の所定位置まで設けたドアパネルの厚さ方向に連通する凹状の切欠き部に採光部を設けることよって、ドアパネルの表と裏の面材に開けた採光小窓用の孔の位置合わせ及び採光小窓のドアパネルへの固定を容易に行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の採光小窓付きドアの採光部が透光部材と枠材とを有する一組の雄側採光部材と雌側採光部材とからなるので、ドアパネルに予め設けた切欠き部に雄側採光部材と雌側採光部材を固定することで採光小窓付きドアが容易に得られると共に、採光部材のバリエーションを変えるだけで種々のデザインのドアを得ることができる。また、ドアパネル自体を小窓のデザイン毎に個別に加工する必要がないので、個別対応による生産性の低下を防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の採光小窓付きドアの雄側採光部材と雌側採光部材とがそれぞれ有する枠材には相互に嵌合する雄側嵌合部材と雌側嵌合部材とがそれぞれ形成されてなるので、内部が中空構造のフラッシュドアのようにドアパネル部分に採光小窓を固定できない場合でも、雄側嵌合部材と雌側嵌合部材とを嵌合させることで表裏から小窓を簡単強固に固定することができる。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。もちろん本発明は本実施形態の記載内容に限られるものではない。
図1は本発明に係る採光小窓付きドアの正面図であり、トイレ等に使用する開き戸の例であるが、ドアパネル10の片側上端部に長方形状の採光部12が設けられている。
採光部12は図4に示すように、一組の雄側採光部材20と雌側採光部材30の組み合わせにより形成されている。雄側・雌側各採光部材の詳細を図2及び図3に示す。それぞれ共通する機能を有する部分があるので、雄側採光部20について説明し共通する部分は()で表す。
雄側採光部材20(雌側採光部材30)は主要構成材である枠材21(31)と透光部材22(32)からなり、枠材21の内側には段部が設けられ雄側嵌合部23を形成している。雄側嵌合部23は雌側採光部材30の枠材31の外側に設けられた段部である雌側嵌合部33と嵌合するように形成されている。枠材21(31)は樹脂又はアルミニウム等の金属からなり、透光部材22(32)は透明または半透明で着色または無着色のガラスや樹脂からなる。
枠材21(31)のドアパネル10の木口端部側に位置する部分に目隠し板24(34)が設けられる。目隠し板24(34)はドアパネル10の木口部分を被覆するもので、雌側採光部材30に設けられた目隠し板34は、雄側採光部材20に設けられた目隠し板24の厚み分だけ端部から内側にずれた位置に設けることで、相互に衝突することがない。また、図示しないが、目隠し板24(34)は、引戸や折戸のように木口部分に戸車を設ける際には、目隠し板24(34)を切り取ることができるように切り取り溝25(35)が設けてある。
雄側採光部材20(雌側採光部材30)の表側には、切欠き部11に固定した際にその端部を被覆するカバー部26(36)が枠材21(31)から突設して設けられる。通常は採光部材がドアパネル表面とほぼ面一になるようにカバー部26(36)の厚みは1mm前後が好ましいが、逆に立体感を持たせるために厚く設定しても良い。
次に図4に基づき施工方法について説明する。ドアパネル10にその木口面から内側方向に向かって各採光部材の寸法に基づき予め所定位置まで設けたドアパネルの厚さ方向に連通する凹状の切欠き部11に、表裏両面より雄側採光部材20及び雌側採光部材30を嵌め込む。切欠き部11の形状は図4のように長方形状が加工しやすいが特に限定はしない。また、寸法は多少の誤差が吸収できるように採光部材の枠材21(31)の寸法よりも若干大きく、カバー部25(35)の寸法は切欠き部11を完全に被覆するため大きなものとされている。
ドアパネル10に採光部を固定するためには、雄側嵌合部23と雌側嵌合部33に接着剤を塗布して嵌合状態で固定させるか、または、カバー部26(36)裏面や枠材21(31)に接着剤を塗布しドアパネル10に直接貼着する。両者を併用しても良い。接着剤はドアパネルと採光部材のそれぞれの材質に合ったものを使用することができる。また、図示はしないが、雄側嵌合部23と雌側嵌合部33を嵌合する際に弾力性のある突起等を設けることでワンタッチで固定することができる。
図5に、本発明の具体的な使用のデザイン例をその正面図で示す。13種類の使用例を記載しているが、これは一部に過ぎない。(ア)〜(オ)は透光部材22(32)の形状や個数を変えた例である。採光部の位置を変えることもでき、ドアの上端部の片側に偏った位置だけでなく、上端部中央(ク)や側端部上方(キ)、側端部下方(サ)、側端部中央(シ)、下端部中央(ス)等、デザインに応じて取付位置を自由に調整できる。また、採光部の個数を変えることもできる。(使用例(コ)〜(ス)は3個の採光部を設けているが、個数は自由に設定できる。)
本発明の採光部は、新しいドアを生産する場合だけでなく、古いドアをリフォームする場合にも活用できる。例えば、ドアパネルの木口面から内側方向に向かって切欠き部設けるだけなので、採光小窓のないドアに現場で簡単に切り欠き加工して採光部を設けることができる。また、本発明のドアの採光部材を取り外して、新しい採光部材に取り替えるだけで簡単なデザイン変更(例えば四角形の小窓を円形の小窓に変更する)を行うことができる。
本発明の採光小窓付きドアは、安価な採光部材の品揃えをすることで、多様なデザインのドアを簡単に生産できると共に、リフォームも簡単に行える。
10 ドアパネル
11 切り欠き部
12 採光部
20 雄側採光部材
30 雌側採光部材
21(31) 枠材
22(32) 透光部材
23(33) 嵌合部
24(34) 目隠し
25(35) 切り取り溝
26(36) カバー部
11 切り欠き部
12 採光部
20 雄側採光部材
30 雌側採光部材
21(31) 枠材
22(32) 透光部材
23(33) 嵌合部
24(34) 目隠し
25(35) 切り取り溝
26(36) カバー部
Claims (3)
- 木口面から内側方向の所定位置までドアパネルの厚さ方向に連通する凹状の切欠き部を設けたドアパネルと、該切欠き部に設けられた採光部とからなることを特徴とする採光小窓付きドア。
- 採光部は透光部材と枠材とを有する一組の雄側採光部材と雌側採光部材とからなることを特徴とする請求項1に記載の採光小窓付きドア。
- 雄側採光部材と雌側採光部材とがそれぞれ有する枠材には、相互に嵌合する雄側嵌合部材と雌側嵌合部材とがそれぞれ形成されてなることを特徴とする請求項2に記載の採光小窓付きドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008059655A JP2009215761A (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 採光小窓付きドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008059655A JP2009215761A (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 採光小窓付きドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009215761A true JP2009215761A (ja) | 2009-09-24 |
Family
ID=41187884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008059655A Pending JP2009215761A (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 採光小窓付きドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009215761A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018105115A (ja) * | 2018-03-07 | 2018-07-05 | 大建工業株式会社 | 引戸 |
JP2020020189A (ja) * | 2018-08-02 | 2020-02-06 | 阿部興業株式会社 | 採光部材付きパネル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000120346A (ja) * | 1998-10-15 | 2000-04-25 | Bunka Shutter Co Ltd | 窓構造 |
JP2007309000A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Enomoto Co Ltd | 明り窓及びその取付構造 |
-
2008
- 2008-03-10 JP JP2008059655A patent/JP2009215761A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JP2000120346A (ja) * | 1998-10-15 | 2000-04-25 | Bunka Shutter Co Ltd | 窓構造 |
JP2007309000A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Enomoto Co Ltd | 明り窓及びその取付構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018105115A (ja) * | 2018-03-07 | 2018-07-05 | 大建工業株式会社 | 引戸 |
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JP7176881B2 (ja) | 2018-08-02 | 2022-11-22 | 阿部興業株式会社 | 採光部材付きパネル |
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