JPH07504700A - 向上した硬化速度を有するエネルギー硬化性組成物 - Google Patents

向上した硬化速度を有するエネルギー硬化性組成物

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JPH07504700A JP5516547A JP51654793A JPH07504700A JP H07504700 A JPH07504700 A JP H07504700A JP 5516547 A JP5516547 A JP 5516547A JP 51654793 A JP51654793 A JP 51654793A JP H07504700 A JPH07504700 A JP H07504700A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 向上した硬化速度を有するエネルギー硬化性組成物発明の分野 本発明はウレタンプリカーサ−及び二成分硬化剤を含むエネルギー硬化性組成物 に関する。別の態様において、ポリウレタンブ1ノカーサーの硬化速度及び得ら れたポリマーの性能特性の向上(二関する。
この組成物は、限定するわけではないが、以下の用途(二使用されうる・耐摩耗 性塗料、保護仕上、感圧接着剤、構造接着剤、コイル被覆、車両塗料(vehi cular transportation coatings) 、自動車再 仕上塗料、インク及び高固形分の低揮発性有機化合物(VOC)配合物を必要と する他の用途。
発明の背景 種々のポリマー塗料及び製品は有機溶剤の使用を含む方法で製造される。このよ うな溶剤の使用及びそれに付随するコスト並び(二環境汚染を減じ、又は排除す るために、高し〜、又は100%固形分配合物の奨励するための多大な努力が立 法議員、研究者及び産業界(二よりなされている。これらの方法は制御された形 で活性化しうる潜触媒又は潜反応促進剤を必要とする。
錫塩又は第三アミンのような反応促進剤を使用した、ポーノウレタンの硬化は当 業界に知られる。潜触媒を使用した、ボ1ノイ°ノシアネートのポリオールとの 重合性混合物(ポリウレタンブ1ノカーサーと呼ぶ)の硬化は当業界に知られる (米国特許第4.521.545号及び第4、582.861号参照)。
ウレタン(メト)アクリレートの光硬化はよく知られて0る(T、 A。
5peckard、 K、に、S、 Hwang、 S、B、 Lin、 S、 Y、 Tsay、 &1.Koshiba。
Y、S、Ding、 S、L、 Cooper J、 Appl、 Polym er−Science 1985.30゜647〜666、C,Blueste in Polym、−Plast、 Technol、Eng、1981. 1 7゜83〜93を参照)。ジアゾニウム塩、第三アミンプリカーサ−1又は有機 錫化合物を使用した、ポリウレタンプリカーサ−の光硬化も知られている(米国 特許第4.544.466号、第4.549.945号及び欧州特許第28.6 96号 Derwentの要約書参照)。これらの方法の全ては次の1種以上の 欠点に悩まされる。酸素に対する感受性、紫外線及び/又は高強度光の必要性、 改質樹脂の必要性、ウレタンの特性の損失もしくは希薄化、低活性、過度の硬化 時間、低い可溶性及び低いポットライフ。
触媒として潜伏性の有機金属塩を使用した、ウレタンプレポリマーの硬化は米国 特許第4.740.577号及び米国特許第5.091.439号に記載されて いる。例えば、エチレン系不飽和モノマー及びポリウレタンプリカーサ−並びに 触媒として有機金属塩を含むエネルギー重合性組成物は欧州特許第344.91 1号に記載されている。ポリイソシアネート筒材はフェロジニウム化合物の存在 下で硬化することが米国特許第4.861.806号に開示されている。
ポリウレタンプリカーサ−もしくはカチオン系重合性ポリマーとの組み合わせで のエチレン系不飽和モノマーは、米国特許第4、950.696号において、オ ニウム塩とともに有機金属化合物により硬化される。
米国特許第4.342.793号は、ポリウレタンプリカーサ−を硬化させるた めに、例えば、錫塩、錫化合物、又は第三アミンを使用し、そして、ラジカル重 合性化合物を硬化させるために、有機過酸化物(ヒドロペルオキシド、過酸、過 酸エステル及びジアルキルペルオキシドを含む)、アブ化合物又はラジカル開始 剤、例えば、ベンゾイン、ベンゾインエーテル、ミヒラーケトン、又は塩素化ポ リ芳香族炭化水素を使用した、ポリウレタンプリカーサ−及びラジカル重合性化 合物を含む硬化性組成物を教示している。エチレン系不飽和化合物を含む又は含 まないポリウレタンプリカーサ−を硬化させるためにヒドロペルオキシドもしく はアシルペルオキシドとともに有機金属塩を使用することは教示されていない。
国際特許公開第W088102879号、Loctite Corporati onはラジカル重合性モノマー物質を硬化させるために、π−アレーン金属錯体 とともにラジカル重合開始剤の使用を記載している。このラジカル重合性物質は 、更に、アクリレートもしくはメタクリレート基を含む1種以上のモノマー及び /又はプレポリマー:ポリチオール及びポリエンを基礎とした、共重合性モノマ ーの組み合わせとして記載されている。ラジカル重合開始剤は最も適切には、ベ ンゾイルペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、メチルエチルペルオキシド 等として特定される。この文献では重合性物質としてウレタンプリカーサ−を開 示していない。
オーストラリア特許書類第38551/85号はa)アニオンもしくはラジカル 重合により重合性の物質、b)鉄(11)−η“−ベンゼン−η5−シクロペン タジェニル錯塩、C)化合物b)の増感剤、及びd)ラジカル重合により重合性 の物質用の酸化剤(酸化剤はヒドロペルオキシドである。)としての電子収受体 からなる硬化性組成物に関する。
米国特許第4.985.340号は、例えば、エチレン系不飽和モノマーと合わ されても、又は合わされないウレタンプリカーサ−を含み、そして、硬化剤とし て有機金属塩及びオニウム塩の組み合わせを使用するエネルギー重合性組成物を 記載している。フリーラジカル源として過酸化物の使用は教示されていない。
有機金属錯体カチオンは開示されている(欧州特許第094.915号(198 3)(Derwentの要約書):及び第094.914号(1983) (D erwen tの要約書)、並びに米国特許第5.089.536号参照)。有 機金属錯体カチオンのイオン塩及びカチオン感受性物質を含むエネルギー重合性 組成物及びその硬化は教示されている。
最近発見されたシクロペンタジェニル鉄(11)アレーンの製造法は米国特許第 5.059.701号に開示されている。
1種以上のラジカル重合性モノマー及びポリウレタンプリカーサ−からなるエネ ルギー重合性組成物を逐次的に硬化させるために、過酸化物であることができる ラジカル光開始剤とともに有機金属塩もしくはジアゾニウム塩を使用することは 米国特許第5.102.924号に記載されている。同様の組成物及び同様の方 法で、過酸化物であることができるラジカル光開始剤とともに有機金属塩を使用 することは感圧接着剤にさせることをU、 S、 S、 N 071578.0 22号に開示されている。これらの願書は、エチレン系不飽和モノマーを含む、 又は含まないポリウレタンプリカーサ−を硬化させるために、特定の過酸化物と ともに有機金属塩を使用することを教示していない。
発明の要旨 端的に、本発明は、ポリウレタンプリカーサ−1及び、任意に、エチレン系不飽 和モノマー、並びに、二成分硬化剤として、l)有機金属錯体カチオンのイオン 塩、及び、2)ヒドロペルオキシド及びアシルペルオキシドからなる群より選ば れる過酸化物、を含む光重合性組成物を提供する。好ましくは、過酸化物は式、 (式中、R1及びR2は、独立に、水素、又は、(1)1〜50個の炭素原子及 び0〜20個のへテロ原子を含む直鎖もしくは分枝鎖脂肪族炭化水素基、(2) 2〜50個の炭素原子及び0〜20個のへテロ原子を含む脂環式炭化水素基、( 3)3〜15個の炭素原子及び0〜10個のへテロ原子を含む芳香族炭化水素基 もしくは複素環式芳香族基、(4)6〜50個の炭素原子及び0〜10個のへテ ロ原子を含むアリール脂肪族(araliphatic)炭化水素基、又は、( 5)1〜50個の炭素原子及び0〜10個のへテロ原子を含むアルコキシ基から なる群より選ばれた、有機基である。)を有する。R’及びR2に存在しうるヘ テロ原子は組成物の全体の効率を阻害しないものであることができ、過酸化性酸 素、非過酸化性酸素、硫黄、窒素(好ましくは非アミノ窒素である)、ハロゲン 、珪素、及び非ホスフィノ燐を含み、m及びnは独立に、0又はlであることが でき、但し、R’及びR1の両方が有機基である(即ち、水素でない)ときには 、m+nはl又は2に等しく、そして、R1がアルコキシであるときにはmgl であり、そして、R2がアルコキシであるときには、n=1である。
別の態様において、本発明は、上記の二成分硬化剤を使用することにより、好ま しくはポリイソシアネート及びポリオールであるポリウレタンプリカーサ−の硬 化速度を増加させる方法を提供する。
現状技術における進歩は、任意にエチレン系不飽和モノマーの存在下でウレタン プリカーサ−をエネルギー誘導硬化させるために、有機金属錯塩とともに、好ま しくは上記の式を有する上記の過酸化物を使用することである。
本発明のエネルギー硬化性組成物の利点は、1)所定のペルオキシドなしで必要 とされる不粘着時間の少なくとも25%の不粘着時間を減少、及び、ジアルキル ペルオキシドを使用したときに、必要とされる不粘着時間の約50%の減少を達 成すること、 2)本発明の方法により製造したポリウレタンプリカーサ−とエチレン系不飽和 モノマーの硬化混合物が、硬化剤として有機金属塩及び従来のラジカル開始剤を 使用して製造した同ポリマープリカーサ−と比較して、引張試験の間に少なくと も50%破断エネルギーの増加及び接線モジュラスの増加を達成すること、3) 厚い着色塗料に浸入し、そして重合させる潜在的な能力を有する、放射線加工、 特に、電子線及び光生成触媒(photogeneratedcatalyst )を使用すること、 4)官能化オリゴマー(従来技術で使用された)の代わりに、より多くの容易に 入手可能なモノマーの使用を可能にし、それにより、より粘性のオリゴマー溶液 よりも塗布することが容易な低粘度のモノマー溶液になること、を含む。
本明細書において、 「ヒドロペルオキシド」とはOOH基(HOOH、CH,00H%C,H,00 H等)を含む過酸化物を意味し、 「アシルペルオキシド」とは 基を含む過酸化物を意味し、 [エネルギー誘導硬化」とは電磁線(紫外及び可視)、加速粒子、(電子線を含 む)及び熱(赤外及び加熱)手段を使用した硬化を意味し、 [エチレン系不飽和モノマーjとはラジカル重合機構により重合するモノマーを 意味し、 [触媒有効量」とは少なくとも組成物の粘度の増加をもたらす程度にまで、硬化 性組成物を重合した生成物へ重合させるために充分な量を意味し、 「有機金属化合物」とは有機基の少なくとも1個の炭素原子が金属原子に結合し た化学物質を意味しく”Ba5ic Organic Chemistry”。
F、A、Cotton、G、Wilkinson、 Wiley、 New Y ork、1976、p497)、「金属」とは周期表の第4〜lO族のあらゆる 遷移金属を意味し、「基」とは置換が可能な化学種、即ち、所望の生成物を阻害 しない従来の置換基によって置換されつる化学種を意味し、例えば、置換基はア ルコキシ、フェニル、ハロ(F、 C1,Br、 I)、シアノ、ニトロ等であ ることができ、 [ポリウレタンプリカーサ−」とはジイソシアネート及びポリイソシアネートを 含むタイプの1種以上のモノマーと、少なくとも2個のイソシアネート反応性水 素原子を含む1種以上の化合物の混合物を意味し:イソシアネート基のイソシア ネート反応性水素原子に対する比はl:2〜2:1の範囲であり:イソシアネー ト反応性水素原子を含む好ましい化合物はポリオールであり、[ポリイソシアネ ート」とは2個以上のイソシアネート基を有する脂肪族もしくは芳香族イソシア ネートを意味し、[ポリオールjとは2個以上のヒドロキシル基を含む脂肪族も しくは芳香族化合物を意味し、 「橋掛はリガンド」とは金属結合が存在し、又は存在しないで、2個以上の金属 を結合するリガンドを意味し、「両反応性モノマー」とは少なくとも1個のラジ カル重合性基と少なくとも1個のイソシアネートもしくはイソシアネート反応性 基の両方を含むモノマーを意味し、 「(メト)アクリレート」とはアクリレート及びメタクリレートのうちの少なく とも片方を意味し、 「破断伸び率」とは試験試料の破断の瞬間でのパーセント伸び率(ASTM 6 38ムl−87b)を意味し、「ラジカル重合性モノマー」とはラジカル重合機 構により重合する少なくとも1種のモノマーを意味し、このモノマーは一官能性 、二官能性又は多官能性であることができ、そして、アクリレート及びメタクリ レート、ビニルエステル、ビニル芳香族化合物、アリル化合物、アルキルエーテ ル化合物等を含み、「破断エネルギー」とは破断点で取られた応カー歪み曲線よ り下の面積であり、ニュートン−メートルで表され(ASTM 638九l−8 7b)、そして、 「接線モジュラス」又は「弾性率」は低い応力での応カー歪み曲線の接線の傾き を意味し、モしてメガパスカルで表される(ASTM638M−87b)。
図面の簡単な説明 図1は引張評価における破断エネルギーデータにュートンーメートル)を示す棒 グラフである。
図2は引張評価における破断点%伸び率を示す棒グラフである。
図3は接線モジュラスデータ(メガパスカル)を示す棒グラフである。
発明の詳細な開示 上記に述べたように、本発明は、ポリウレタンプリカーサ−1二成分硬化剤、及 び任意に少なくとも1種のエチレン系不飽和モノマーを含むエネルギー重合性組 成物を提供する。
本発明の組成物中の、硬化し又は重合しうるポリウレタンプリカーサ−のポリイ ソシアネート成分は、あらゆる脂肪族、脂環式、アリール芳香族、芳香族もしく は複素環式ポリイソシアネート、又はこのようなポリイソシアネートのあらゆる 組み合わせであってよい。
特に適切なポリイソシアネートは、式 0式%[ に対応し、式中、pは2〜4であり、そして、Qは2〜100個の炭素原子及び 0〜50個のへテロ原子を含む2価、3価又は4価の脂肪族炭化水素基、4〜1 00個の炭素原子及び0〜50個のへテロ原子を含む脂環式炭化水素基、5〜1 5個の炭素原子及び0〜lO個のへテロ原子を含む芳香族炭化水素基もしくは複 素環式芳香族基、又は、8〜100個の炭素原子及び0〜50個のへテロ原子を 含むアリール脂肪族炭化水素基を表す。Q中に存在しうるヘテロ原子は、非過酸 化性酸素、硫黄、非アミノ窒素、ハロゲン、珪素、及び非ホスホリノ燐ポリイソ シアネートの例は次のようである・エチレンジイソシアネート、1.4−テトラ メチレンジイソシアネート、1.6−ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメ チルへキサメチレンジイソシアネート、1.12− ドデカンジイソシアネート 、シクロブタン−1,3−ジイソシアネート、シクロヘキサン−1,3−及び− 1,4−ジイソシアネート及びこれらの異性体混合物、1−イソシアナト−3, 3,5−トリメチル−5−イソシアナトメチルシクロヘキサン(ドイツ特許第1 .0202.785号及び米国特許第3.401.190号参照)、2.4−及 び2.6−へキサヒドロトルエンジイソシアネート及びこれらの異性体混合物、 ヘキサヒドロ−1,3−及び/又は−1,4−フェニレンジイソシアネート、ベ ルヒドロ−2,4’ −及び/又は−4,4゛−ジフェニルメタンジイソシアネ ート、1.3−及び1.4−フェニレンジイソシアネート、2.4−及び2.6 − トリレンジイソシアネート及びこれらの異性体混合物、ジフェニルメタン− 2,4゛−及び/又は−4,4゛−ジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジ イソシアネート、並びに、上記のイソンア不−ト含有化合物4当量のイソシアネ ート反応性基含有化合物との反応生成物。
本発明により、例えば、トリフェニルメタン−4,4°、4“−トリイソシアネ ート、ポリフェニルポリメチレンポリイソシアネート(英国特許第874.43 0号及び第848.671号に記載)、米国特許第3、454.606号による m−及びP−イソノアナトフェニルスルホニルイソシアネート、例えば、ドイツ 特許第1.157.6o1号(米国特許第3.277、138号)に記載のタイ プの過塩素化アリールポリイソシアネート、米国特許第3.152.162号及 びドイツ特許出願公開第2、504.400号、第2.537.685号及び第 2.552゜350号に記載のタイプのカルボジイミド基を含有するポリイソシ アネート、米国特許第3、492.330号によるノルボルナンジイソシアネー ト、例えば、英国特許第994.890号、ベルギー特許第761.626号及 びオランダ特許出願第7.102.524号に記載のタイプのアロファネート基 を含有するポリイソシアネート、例えば、米国特許第3.001.973号、ド イツ特許第1.022.789号、第1.222.067号及び1.027.3 94号並びにドイツ特許出願公開第1.929.034号及び第2.004.0 48号に記載のタイプのイソシアヌレート基を含有するポリイソシアネート、例 えば、ベルギー特許第752.261号又は米国特許第3.394.164号及 び第3.644.457号に記載のタイプのウレタン基を含有するポリイソシア ネート、ドイツ特許第1.230.778号によるアクリル化ウレア基を含有す るポリイソシアネート、例えば、米国特許第3.124.605号、第3.20 1.372号及び第3,124.605号及び英国特許第889.050号に記 載のタイプのビウレット基を含有するポリイソシアネート、例えば、米国特許第 3、654.106号に記載のタイプのテロ重合反応により生じるポリイソシア ネート、例えば、英国特許第965.474号及び第1.072.965号、米 国特許第3.567、763号及びドイツ特許第1.231.688号に記載の タイプのエステル基を含有するポリイソシアネート、ドイツ特許1、072.3 85号による上記のジイソシアネートとアセタールの反応生成物、並びに、米国 特許第3.455.883号によるポリマー脂肪酸エステルを含有するポリイソ シアネートを使用することも可能である。
イソシアネートの商業生産で得られたイソシアネート基を存する蒸留残留物を、 任意に、1種以上の上記のポリイソシアネートの溶液中で使用することも可能で ある。上記のポリイソシアネートのいかなる混合物も使用することが可能である 。
好ましいポリイソシアネートはへキサメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレ ンジイソシアネートのビウレット及びそのオリゴマー(Desmodur (商 標) N−100,tJiles、Pittsburgh、 PA) 、ヘキサ メチレンジイソシアネートのイソシアヌレート(Desmodur (商標)N −3300、Miles、Pittsburgh、 PA);4.4−メチレン ビス(シクロヘキシルイソシアネート)、l−イソシアナト−3,3,5−トリ メチル−5−イソシアナトメチルシクロベキザン(イソホロンジイソシアネート )ニトリレンジイソシアネート及びそれらのイソシアヌレート: トリレンジイ ソシアネート及びヘキサメチレンジイソシアネートの混合イソシアヌレート1モ ルのトリメチロールプロパンと3モルのトリレンジイワシアネート及び粗ジフェ ニルメタンジイソシアネートとの反応生成物である。
少なくとも2個のイソシアネート反応性水素原子を含有する適切な化合物は、高 又は低分子量化合物であることができ、一般に、約50〜50.000の重量平 均分子量を育する。アミノ基、チオール基又はカルボキシル基を含有する化合物 に加えて、適切な化合物は、好ましくはヒドロキシル基を含有する化合物、特に 約2〜50個のヒドロキシル基を含有する化合物、そして、とりわけ、約400 〜25000、好ましくは約700〜2000の重量平均分子量を化合物を含む 。これらの好ましい化合物の例はポリエステル(例えば、オリゴマーポリエステ ルポリオールの混合物であって、それらは市販である(Desmophen ( 商標) 、670−100.800 、’1100.651A−65,1Jil es。
Pittsburgh、PA))、ポリエーテル(例えば、Carbowax  (商標)シリーズ、例えば、400.600.800 、+000.20.00 0としてOn i onCarbide、 Danbury、CTから市販)、 ポリチオエーテル、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリ(メト)アクリレ ート及びポリアミドであり、少なくとも2個の、一般には約2〜8個の、しかし 、好ましくは約2〜4個のヒドロキシル基を含み、又は、ポリウレタン製造に知 られるタイプの、ヒドロキシル−含有の、これらの化合物と当量より少ない量の ポリイソシアネートとのプレポリマーである。
本発明により使用される上記の化合物の代表例は、例えば、HighPoiym ers Vat、XVI ”Po1yurethanes、Chemistry  andTechnology” 、5aunders及びFr1sch、In terscience Publishers。
New York/London、及びVol、1.+962. p−32〜4 2及び44〜54、及びVol、Il、1964. p−5〜6及び198〜1 99、及び”Kunststoff−Handbuch”、Vol、VIl、V ieweg−Hochtlen、Carl−Hanserverlag、Mun ich、1966、例えば、p−45〜71に記載されている。少なくとも2個 のイソシアネート反応性水素原子を含有し、且つ、約50〜50.000の重量 平均分子量を有する上記の化合物の混合物、例えば、ポリエステルとポリエーテ ルの混合物を使用することは、勿論、可能である。
特定に場合において、低融点及び高融点のポリヒドロキシ含有化合物を互いに組 合わせることは特に有利である(ドイツ特許出願公開第2.706.297号参 照)。
本発明による使用に適切である少なくとも2個のイソシアネート反応性水素原子 を含有する低分子量化合物(約50〜400の分子量)は、好ましくはヒドロキ シル基を含有し、そして、一般には約2〜8個、好ましくは約2〜4個のイソシ アネート反応性水素原子を含有する化合物である。少なくとも2個のイソシアネ ート反応性水素原子を含有し、且つ、約50〜400の範囲の分子量を有する異 なる化合物の混合物を使用することも可能である。このような化合物の例は、エ チレングリコール、1.2=及び1.3−プロピレングリコール、1.4=及び 2.3−ブチレングリコール、1.5−ベンタンジオール、1.6−ヘキサンジ オール、1.8−オクタンジオール、ネオペンチルグリコール、1.4−ビス− ヒドロキシメチルシクロヘキサン、2−メチル−1,3−プロパンジオール、ジ ブロモブチンジオール(米国特許第3.723.392号)、グリセロール、ト リメチロールプロパン、1.2.6−ヘキサンジオール、トリメチロールエタン 、ペンタエリトリトール、キニトール、マニトール、ソルビトール、ジエチレン グリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、高級ポリエ チレングリコール、ジプロピレングリコール、高級ポリプロピレングリコール、 ジエチレングリコール、高級ポリブチレングリコール、4.4′−ジヒドロジフ ェニル−プロパン及びジヒドロキシメチルヒドロキノンである。。
本発明の目的に適切な他のポリオールは、触媒として金属化合物及び補助触媒と してエンジオール生成が可能な化合物の存在下で、ホルムアルデヒドの自己縮合 により形成される、ヒドロキシアルデヒドとヒドロキシケトン(ホルモース)も しくはそれから還元により得られる多価アルコール(ホルミトール)の混合物で ある(ドイツ特許出願公開第2.639.084号、第2.714.084号、 第2.714.104号、第2.721.186号、第2.738.154号及 び第2.738.512号参照)。低分子量多価アルコール中の、ポリイソシア ネート重付加生成物の溶液、特に、イオン性基を含有するポリウレタンウレアの 溶液、及び/又はポリヒドラゾジ力ルポナミドの溶液も、本発明によるポリオー ル成分として使用されつる(ドイツ特許出願公開第2.6638.759号参照 )。
他の多くのポリイソシアネート及びイソシアネート反応性水素を含有する化合物 は本発明に有用であり、そして、ポリウレタン化学及び技術における当業者に明 らかである。
上記のポリウレタンプリカーサ−と異なる、本発明に有用な任意に存在するモノ マーはエチレン系不飽和物質であり、好ましくはアクリレート及びメタクリレー トであり、それらはモノマー及び/又はオリゴマーであることができ、例えば、 (メト)アクリレート、アクリル酸エステル、及びメタクリル酸であることがで きる。このようなモノマーは、モノ−、ジー、及びポリ−アクリレート及びメタ クリレート、例えば、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアク リレート、イソプロピルメタクリレート、イソオクチルアクリレート、アクリル 酸、ローへキシルアクリレート、ステアリルアクリレート、アリルアクリレート 、イソボルニルアクリレート、イソボルニルメタクリレート、フェノキシエチル アクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアク リレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、シクロへキシルアクリレー ト、シクロへキシルメタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリ レート、エトキシエトキシエチルアクリレート、エトキシエトキシエチルメタク リレート、グリセロールトリアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリ レート、1.4−ブタンジオールジアクリレート、エチレングリコールジアクリ レート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジメタ クリレート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、1.3−プロパンジオ ールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、1.2.4 −ブタントリオールトリメチルアクリレート、1.4−シクロヘキサンジオール ジアクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレート、ペンタエリトリトー ルテトラアクリレート、ペンタエリトリトールテトラメタクリレート、フルビト ールへキサアクリレート、ビス[1−(2−アクリロキシ)]−]p−エトキシ フェニルジメチルメタンビス[1−(3−アクリロキン−2−ヒドロキ2月−p −プロポキシフェニル−ジメチルメタン、トリス−ヒドロキシエチルイソシアヌ レートトリメタクリレート分子量200〜500ポリエチレングリコールのビス −アクリレート及びメタクリレート、米国特許第4、642.126号に開示の ようなアクリル化オリゴマー及び米国特許第4、652.274号に開示のよう なアクリル化モノマーの共重合性混合物であることができる。
−及び多官能性(メト)アクリレートの混合物はいかなる比でも使用されつる。
モノアクリレート/多官能性(メト)アクリレートの重量比は0.1:99.1 〜99.9:0.1の範囲であることが好ましく、より好ましくは10:90〜 90:10であり、最も好ましくは50:50〜80:20である。高性能塗料 組成物の製造に特に有用なのは、20°C〜40℃の範囲のTgを存するポリマ ーを形成する(メト)アクリレート又はその混合物であり、ここで、Tgはガラ ス転移温度を意味する。特に有利であるのは、(メト)アクリレートモノマーで あり、ここで、エステル基は、アルコールのヒドロキシル基に加えてヘテロ原子 を含むアルコールのエステル化により誘導され、このようなヘテロ原子は2個の 炭素原子の間の結合のいずれの側でも化学的に安定な結合であり、ポリウレタン プリカーサ−反応に悪影響を与えない基を形成する。このようなヘテロ原子は、 例えば、二価の酸素、三価の窒素、又は多価の硫黄を含むことができ、そして、 好ましくは、(メト)アクリレートモノマーは二価の酸素原子、即ち、エーテル 酸素原子を含むアルコールから誘導される。このようなモノマーの例はフェノキ シエーテルアクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、テトラヒドロフル フリルメタクリレート、エトキシエトキシエチルアクリレート、エトキシエトキ ンエチルメタクリレート、グリセロールトリアクリレート、テトラエチレングリ コールジアクリレート、1.4−ブタンジオールジアクリレート、エチレングリ コールジアクリレート及びジエチレングリコールノアクリレートである。
本発明において有用なエチレン系不飽和化合物の他のタイプは、ビニル化合物、 アリル化合物及びアリルエーテル化合物であり、例えば、ビニルアセテート、ジ ビニルアジペート、ジビニルフタレート、ビニルジメチルアズラクトン(米国特 許第4.304.705号参照)、ジアリルフタレート及びエチレングリコール ジアルキルエーテルである。
本発明の組成物に有用なモノマーの別の群は両段応性モノマー、即ち、少なくと も1個のラジカル重合性基及び1個のイソシアネートもしくはイソシアネート反 応性官能基を有するものである。このようなモノマーは、例えば、グリセロール ジアクリレート、2−イソノアナトエチルメタクリレート、3−イソプロペニル フェニルイソシアネート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメ タクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート及びヒドロキシブチルアクリ レートを含む。両段応性モノマーは25モル%までのイソシアネートもしくはイ ソシアネート反応性基を含むことができ、好ましくは5モル%より少量のイソシ アネートもしくはイソシアネート反応性基を含み、そして、それらは50モル% までのラジカル重合性モノマーを含むことができ、好ましくは25モル%より少 量のラジカル重合性モノマーを含む。好ましくは、組成物は両段応性モノマーを 含まない。
二成分硬化剤の有機金属錯塩は米国特許第4.740.577号のコラム33、 第39行〜コラム12、第40行に詳細に開示されている。この特許をここに引 用により取り入れる。有機金属錯塩は次の一般式%式%[[ (式中、Mは周期表の第4〜IO族の元素から選ばれる金属原子であり、但し、 式[11は一元もしくは二元金属カチオンを有する有機金属塩を表し。
Llは、置換及び非置換の非環状及び環状の不飽和化合物及び基並びに置換及び 非置換の炭素環式芳香族及び複素環式芳香族化合物から選ばれた同−又は異なる リガンドでありうるπ電子を供与性の0.1.2又は3個のリガンドを表し、各 々はMの原子価数に2〜12個のπ電子を供与することができ: L2は、モノ−、ジー、及びトリー画情(dentate)リガンドから選ばれ た同−又は異なることができる偶数のσ電子を供与性の、0又は1〜6個のリガ ンドを表し、各々は2.4、又は6個のσ電子を九1の原子価数に供与すること ができ;L3は、置換及び非置換の非環状及び環状の不飽和化合物及び基並びに 置換及び非置換の炭素環式芳香族及び複素環式芳香族化合物から選ばれた同−又 は異なるリガンドでありうるπ電子を供与性のO1■又は2個の橋掛はリガンド を表し、各々は2個の金属原子Mの原子価数に、同時に4〜24個のπ電子を供 与する橋掛はリガンドとして作用することができ。
L4は、モノ−、ジー、及びトリー画情(dentate)リガンドから選ばれ た同−又は異なることができる偶数のσ電子を供与性の、0又はl、2又は3個 の橋掛はリガンドを表し、各々は2.4、又は6個のσ電子を2個の金属原子λ Iの原子価数に、同時に供与することかでき、旦し、リガンドL’、 L2、L 3及びL4により供与される総電荷十 Mのイオン電荷とbの積はカチオンの残 留正電荷eとなり。
bはl又は2の値を有する整数であり。
eはl又は2の値を育する整数であり、カチオンの残留電荷であり: Xは金属もしくはメタロイドのハロゲン含有錯体アニオン及び有機スルホン酸ア ニオンから選ばれたアニオンであり:fはl又は2の値を存する整数であり、カ チオンの正電荷を中和するために必要なアニオン数である。)により表されつる 。
本発明の好ましい組成物において、有機金属錯体カチオン塩は、式 %式% (式中、Mは周期表の第4〜10族の元素から選ばれた遷移金属原子を表し。
L5は、式111のリガンドL1が選ばれたのと同一のりガンどの群から選ばれ たπ電子供与性の、同−又は異なることができるo、l又は2個のリガンドを表 し。
L6は、式II+のりガントL2が選ばれたのと同一のリガンドの群から選ばれ た、偶数のσ電子供与性の、同−又は異なることができるO又は1〜6個のリガ ンドを表し、I&シ、LS及びL6によりMに供与された総電荷十λIのイオン 電荷は錯体の正味の残留正電荷eとなりそして、e、f及びXは式IIIて与え たのと同一の定義である。)を存する。
最も好ましい光開始剤において、L6はリガンドなしく0個)であり、そしてA Iは鉄である。
リガンドし1〜L6は遷移金属有機金属化合物の業界でよく知られる。
一般式11[のリガンドし+、[2及び一般式]VのりガントL5は、到達:又 は芳香族基を有するあらゆるモノマーもしくはポリマーにより提供され、それは 化合物の総分子量に関係なく到達可能なπ電子を有する。「到達可能」とは不飽 和基を含む化合物(又は到達可能な化合物を製造するプリカーサ−化合物)が、 反応媒体、例えば、アルコール、例えば、メタノール;ケトン、例えば、メチル エチルケトン、エステル、例えば、アミルアセテート:ハロカーボン、例えば、 トリクロロエチレン:アルキレン、例えば、デカリン:芳香族炭化水素、例えば 、アニソール:エーテル、例えば、テトラヒドロフラン等の中で可溶性であるこ と、又は、不飽和基(芳香族基を含む)がその不飽和基と金属原子の間にπ結合 を形成するために充分に近くなるように、化合物が高表面積の非常に微細な粒子 に分割可能であることを意味する。ポリマー化合物とは、下記に示すように、リ ガンドかポリマー鏡上の基であることができることを意味する。
リガンドL’、 L”及びL5の例は、100個より少ない炭素原子を育し、そ して、好ましくは60個より少ない炭素原子を有し、且つ、O−10個のへテロ 原子を育する直鎖状及び環状オレフィン系及びアセチレン系化合物であり、この ヘテロ原子は窒素、硫黄、非過酸化性酸素、砒素、燐、セレン、はう素、アンチ モン、テルル、珪素、ゲルマニウム及び錫から選ばれ、例えば、エチレン、アセ チレン、プロピレン、メチルアセチレン、1−ブテン、2−ブテン、ジアセチレ ン、ブタジェン、1.2−ジメチルアセチレン、シクロブテン、ペンテン、シク ロペンテン、ヘキセン、シクロヘキセン、1.3−シクロへキサジエン、クロロ ペンタジェン、1.4−シクロへキサジエン、シクロヘプテン、1−オクテン、 4−オクテン、3.4−ジメチル−3−ヘキセン及びl−デセン: η2−アリ ル、η3−ペンテニル、ノルボルナジェン、η5−シクロへキサジェニル、η6 −シクロへブタトリエン、η1−シクロオクタテトラエンであり、;及び、25 個までの環及び100個までの炭素原子並びに10個までのへテロ原子を育する 、置換及び非置換炭素環式及び複素環式芳香族リガンドであり、このへテロ原子 は窒素、硫黄、非過酸化性酸素、燐、砒素、セレン、はう素、アンチモン、テル ル、珪素、ゲルマニウム及び錫から選ばれ、例えば、ηb−ノクロペンタジエニ ル、η6−ベンゼン、η1−メシチレン、η6− トルエン、η6−p−キシレ ン、η6−〇−キシレン、η6−m−キンレン、η1−クメン、η“−へキサメ チルベンゼン、η6〜フルオレン、η1−ナフタレン、η6−アントラセン、η “−ペリレン、η6−クリセン、η6−ピレン、η7−シクロへブタトリエンル 、η6−トリフェニルメタン、η12−バラシクロファン、η12−1.4−ジ フェニルブタン、η5−ピロール、η5゛−チオフェン、η3−フラン、η8− ピリジン、η1−γ−ピコリン、η6−キナルジン、η6−ヘンゾビラン、η6 −チオクロム、η6−ペンズオキサジン、η1−インドール、η6−アクリジン 、η1−カルバゾール、η6− トリフェニレン、η6−ンラベンセン、η1− アルサベンゼン、η1−スチバベンゼン、η’−2,4,6−ドリフエニルホス フアベンゼン、η6−セレツフエン、η6−ジベンシスタンネビン(eta−d ibenzsosutannepine) 、y)’−テルロフェン、η6−フ ニノチアルソン、η6−セレンアントレン、η1−フェノキサホスフィン、η1 −フエンアルサジン、η6−フエナテルラジン、η6−1−フェニルポラヘンセ ンである。他の適切な芳香族化合物は多くの化学参考書を引くことにより見つけ られる。
上記のように、リガンドはポリマーの単位であってよもよく、例えば、ポリスチ レン、ポリ(スチレンーコーブタジエン)、ポリ(スチレンーコーメチルメタク リレート)、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリビニルカルバゾール及びポリメ チルフェニルシロキサン中のフェニル基;ポリ(ビニルシクロペンタジエン)中 のシクロペンタジェン基:ポリ(ビニルピリジン)中のピリジン基等であること ができる。]、 000.000以上までの重量平均分子量を有するポリマーは 使用されつる。ポリマー中に存在する不飽和もしくは芳香族基の5〜50%は金 属カチオンと複合していることが好ましい。
リガンドL1、し3及びL5の各々は、金属原子とのリガンドの複合を阻害しな い基、又は、金属原子との複合が起こらない程にリガンドの溶解度を減じない基 により置換されていてよい。置換基の例は、その全てが好ましくは30個より少 ない炭素原子及び10個までのへテロ原子を有し、二のへテロ原子は窒素、硫黄 、非過酸化性酸素、燐、砒素、セレン、アンチモン、テルル、珪素、ゲルマニウ ム、錫及びほう素から選ばれ、それらは、ヒドロカルビル基、例えば、メチル、 エチル、ブチル、ドデシル、テトラコサニル、フェニル、ベンジル、アリル、ベ ンジリデン、エチニル及びエチニル;ヒドロカルビルオキシ基、例えば、メトキ シ、ブトキシ及びフエノキシ:ヒドロカルビルメルカプト基、例えば、メチルメ ルカプト(チオメトキシ)、フェニルメルカプト(チオフェノキシ):ヒドロカ ルビルオキシカルボニル、例えば、メトキシカルボニル及びフェノキシカルボニ ル:ヒドロカルビルカルボニル、例えば、ホルミル、アセチル及びベンゾイル、 ヒドロカルビルカルボニルオキシ、例えば、アセトキシ、及びシクロヘキサンカ ルボニルオキシ:ヒドロカルビルカルボンアミド、例えば、アセトアミド、ベン ズアミド:アゾ、ボリル:ハロ、例えば、クロロ、ヨード、ブロモ及びフル才口 :ヒドロキシ:シアノ二二トロ:ニトロソ、オキソ、ジメチルアミノ:ジフェニ ルホスホリノ:ジフェニルアルシノ:ジフェニルスチビン: トリメチルゲルマ ン: トリブチル錫;メチルセレノ;エチルテルロ、及びトリメチルシロキシ: 縮合環、例えば、ベンゾ、シクロペンタ:ナフト、インデノ等を含む。
式I[[のりガントL2及びL4、及び式IVのリガンドし6は、好ましくは約 30個までの炭素原子及び10個までのへテロ原子を含むモノ歯状もしくはポリ 歯状化合物により提供され、このへテロ原子は窒素、硫黄、非過酸化性酸素、燐 、砒素、セレン、アンチモン及びテルルから選ばれ、金属原子の付加時に、次い で0、l又は2個の水素原子を失い、ポリ歯状化合物は好ましくは金属Mととも に4−15−1又は6−員環飽和もしくは不飽和環を形成する。適切なモノ歯状 化合物もしくは基は一酸化炭素、硫化炭素、セレン化炭素、テルル化炭素、アル コール、例えば、エタノール、ブタノール及びフェノール:ニトロソニウム(即 ち、NO”>:第15族元素化合物、例えば、アンモニア、ホスフィン、トリメ チルアミン、トリメチルホスフィン、トリフェニルアミン、トリフェニルホスフ ィン、トリブチルホスフィツト、イソニトリル、例えば、フェニルイソニトリル 、ブチルイソニトリル:カルベン基、例えば、エトキシメチルカルベン、ジチオ メトキシカルベン、アルキリデン、例えば、メチリデン、エチリデンであり;適 切なポリ歯状化合物もしくは基は1.2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン 、1.2−ビス(ジフェニルアルジノ)エタン、ビス(ジフェニルホスフィノ) メタン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、1. 3−ジイソシアノプロパン、及びヒドリドトリピラゾリルポレート、ヒドロキシ カルボン酸、例えば、グリコール酸、乳酸、サリチル酸、多価フェノール、例え ば、カテコール及び2.2−ジヒドロキシビフェニル:ヒドロキシアミン、例え ば、エタノールアミン、プロパツールアミン及び2−アミノフェノール、ジチオ カルバメート、例えば、ジエチルジチオカルバメート、ジベンジルジチオカルバ メート、キサンチン、例えば、エチルキサンチン、フ、エニルキサンテン;ジチ オレン、例えば、ビス(ペルフルオロメチル)−1,2−ジチオレン:アミノカ ルポン酸、例えば、アラニン、グリシン及びアミノ安息香酸ニジカルボン酸ジア ミン、例えば、オキサルアミド、ビウレット:ジケトン、例えば、2.4−ペン タンジオン、ヒドロキシケトン、例えば、2−ヒドロキシアセトフェノン:α− ヒドロキシオキシム、例えば、サリチルアルドキシム、ケトキシム、例えば、ベ ンジルオキシム、及びグリオキシム、例えば、ジメチルグリオキシムを含む。他 の適切な基は無機基であり、例えば、CN−、SCN −、F −、OH−、C I−、Br−、I−及びH−であり、そして、有機基、例えば、アセトキシ、ホ ルミルオキシ、ペンゾイルオキシ等である。上記のように、リガンドはポリマー の単位であることができ、例えば、ポリ(エチレン)アミン中のアミノ基、ポリ (4−ビニルフェニルジフェニルホスフィン)中のホスフィノ基:ポリ(アクリ ル酸)中のアクリル酸基:及びポリ(4−ビニルフェニルイソニトリル)中のイ ソニトリル基である。
N1は周期表の第4〜lO族のいかなる元素であることもでき、例えば、Ti、  Zr、 Hf、 V 、 Nb5TaSCr、 Mo、W 、 Mn、 Tc 、 Re、 Fe、 Ru、Os、 Co、 Rh、 [r、 Ni、Pd、及 びPtである。好ましい組成物において、K1はC01FeSkIn、ReS! 110又はC「である。最も好ましい組成物において、入(はFeである。
本発明の好ましい放射線感受性組成物中の有機金属錯体カチオンのイオン塩中で 対イオンとして有用な式+1[及びIV中の適切なアニオン、Xは、Xが式DZ 、を有し、ここで、Dは、元素周期律表の第8〜第11族(第[8−IA族)の 金属であり、又は第13〜15族(第([[1A−VA族)の金属もしくはメタ ロイドであり、Zはハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換フェニル基もしくはアル キル基であり、モしてrは1〜6の値を有する整数である。好ましくは、金属は 銅、亜鉛、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト又はニッケル であり、そして、メタロイトは好ましくは、はう素、アルミニウム、アンチモン 、錫、砒素及び燐である。好ましくは、式IVのXのハロゲンZは塩素又はフッ 素である。
適切なアニオンの例は、B(フェニル)4−、アルキルがエチル、プロピル、ブ チル、ヘキシル等であることができるB(フェニル)。
(アルキル) −、BFa −、PFs −、AsF5− 、SbFg−、Fe Cl4−1SnC1s 、 5bFs−、AIFs−、GaC14−、1nFt  −1TiFs −1ZrF、−等である。好ましくは、7 二t :/ l; LaF3− 、PFs −、SbFg−1SbFSOH−、ASFG−及びsb c+s−である。
有機金属錯体カチオンのイオン塩中の対イオンとして有用な、式Il+及び1v の更なる適切なアニオンXは、Xが有機スルポン酸塩であるものを含む。適切な スルホネート含有アニオンの例は、CH,SO。
−、CF□SO3−、C@H5SO2−、P−トルエンスルホネート、p−クロ ロベンゼンスルホネート及び関連の異性体等である。
有機金属塩は当業界に知られ、そして、例えば、欧州特許第094、914号、 第094.915号及び第126.712号並びに米国特許第5、089.53 6号及び第5.059.701号に開示のように製造されつる。そしてそれらを 引用によりここに取り入れる。式III及び[Vの化合物に加えて、これらの文 献に開示の有機金属塩の全ては本発明に有用である。
本発明の組成物に有用な有機金属錯体カチオンの好ましい塩は式IVから誘導さ れ、ここで、L5はベンゼンもしくはシクロペンタジェニル核を基礎とする置換 及び非置換芳香族化合物の群から選ばれ、L′は存在せず、N1はFeてあり、 eはl又は2であり、そしてX、はテトラフルオロホレート、ヘキサフルオロホ スフェート、ヘキサフロオロアルセネート又はヘキサフルオロアンチモネートで ある。
本発明の組成物に有用な有機金属錯体カチオンの好ましい塩の例は次を含む。
(η6−ベンゼン)(η5−シクロペンタジェニル)鉄(1+)ヘキサフルオロ ホスフェート、 (η6− トルエン)(η5−ノクロペンタジエニル)鉄(1+)ヘキサフルオ ロアンチモネート (η6−クメン)(η5−シクロペンタジェニル)鉄(l+)ヘキサフルオロホ スフェート (η6−p−キシレン)(η5−シクロペンタジェニル)鉄(I+)ヘキサフル オロホスフェ−) [CpFeXyPF’ ](η@−0−キシレン)(η5− シクロペンタジェニル)鉄(l+)ヘキサフルオロホスフェート (η6−m−キシレン)(η5−シクロペンタジェニル)鉄(l十)ヘキサフル オロホスフェート (η6−メノチレン)(η5−シクロペンタジェニル)鉄(l十)ヘキサフルオ ロアンチモネート (η6−へキサメチルベンゼン)(η5−シクロペンタジェニル)鉄(l+)ヘ キサフルオロアンチモネート(η6−ナフタレン)(η5−シクロペンタジェニ ル)鉄(l+)ヘキサフルオロアンチモネート (η“−ピレン)(η5−ンクロペンタジエニル)鉄(l+)ヘキサフルオロホ スフェート (η6−ピレリン)(η5−シクロペンタジェニル)鉄(l+)ヘキサフルオ0 アンチモネート (η6−クリセン)(η5−シクロペンタジェニル)鉄(l+)ヘキサフルオロ ホスフェート (η6−アセトフェノン)(η5−メチルシクロペンタジエニル)鉄(l+)ヘ キサフルオロアンチモネート(η6−フルオレン)(η5−シクロペンタジェニ ル)鉄(l+)へキサフル才ロアンチモ不一ト ビス(η1−メンチレン)鉄(2+)へキサフルオロアンチモネート本発明に有 用な過酸化物の例は次のようである。
過酸化水素 クメンヒドロペルオキシドt−ブチルヒドロペルオキシド 2.5 −ジヒドロペルオキシ−2,5−ジメチルヘキサン 【−アミルヒドロペルオキシド ノクロヘキサノンペルオキシド(モノマー)  (ダイマー) メチルエチルケトンペルオキシド ジアシルペルオキシド ジイソノナノイルペルオキシド:デカノイルペルオキシド:琥珀酸ペルオキシド :ビス(2,4−ジクロロベンゾイル)ペルオキシド:ビス(p−クロロベンゾ イル)ペルオキシド:ラウロイルペルオキシド ベンゾイルペルオキシドペルオ キシジカーボネート ゛ ジ(ロープロピル)ベル才キシジカーボネート:ジ(イソプロピル)ペルオキシ ジカーボネート、イソプロピルS−ブチルペルオキシジカーボネート:ジ(4− 5−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカーボネート。
ジ(S−ブチル) ジ(2−エチルヘキシル)ペルオキシジカーボネート ペル オキシジカーボネート1.1−ジメチル−3−ヒドロキシブチルペルオキシネオ ペンタノエート、α−クミルペルオキシネオヘプタノエート:α−クミルペルオ キシビバレート:t−アミルペルオキシビバレート:t−プチルペルオキシビバ レー):1.l−ツメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルペルオキシ) ヘキサン、t−アミルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルペル オキシ−2−エチルヘキノエート:t−プチルペルオキシーイソブチレートt− ブチルペルオキシマレイン酸:0O−t−ブチル叶イソプロビルモノペルオキシ カーポネート;2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサ ン:0O−t−ブチル0−(2−エチルヘキシル)モノベルオキソカーホネート :oo−t−アミル0−(2−エチルヘキシル)モノペルオキシカーポ不−ha t−ブチルペルオキシアセテートat−アミルペルオキシアセテートジーt−ブ チルジベルオキソフタレート:ビス(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)ベ ルオキシド:t−プチルペルオキシイソブロピルカーボネート、t−ブチルペル オキシ−2−メチルヘンシェード。
t−プチルペルオキシベンゾエート、t−アミルペルオキシベンゾエート t−ブチルペルオキシオクトエート 一般に、有機金属錯体カチオン及びヒドロペルオキシドもしくはアノルベルオキ シドのイオン塩によるポリウレタンプリカーサ−のの放射線誘導重合は、低温( 例えば、−10°C)もしくは高温(例えば、30°C〜200°Cてあって、 好ましくは50°C−150°C)が、重合発熱を抑制するためにもしくは重合 を促進するために、それぞれ使用されうるが、多くのポリウレタンプリカーサ− については、室温で行われつる。本発明の潜触媒の場合、−20°C〜250° C1好ましくは10〜150°Cの範囲の温度が一般に使用されうる。重合温度 及び触媒量は、使用された特定のポリウレタンプリカーサ−及び重合され、又は 硬化された製品の所望の用途に依存する。
本発明において触媒として使用されようとする有機金属錯体カチオンのイオン塩 の量は、所望の使用条件下でポリウレタンプリカーサ−の重合を行うために充分 (即ち、触媒有効量)であるべきである。このような量は、一般に、ポリウレタ ンプリカーサ−の重量基準で約0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜5. 0重量%、そして最も好ましくは0.1〜5.0重量%の範囲であろう。
過酸化物成分は、総樹脂の0.01〜20、好ましくは0.1〜5重量%の範囲 で存在することができる。二成分硬化剤は総樹脂(ポリマープリカーサ−)の0 .02〜25を量%の範囲の量で存在することができる。
好ましくは、重合性組成物は溶剤を含まない。しかし、溶剤、好ましくは有機溶 剤は、ポリウレタンプリカーサ−及びアクリレートモノマー中の光開始剤系の溶 解を補助するために、そして加工助剤として使用されつる。重合組成物の製造を 簡単にするために少量の溶剤中に有機金属錯塩の濃厚溶液を製造することは有利 でありうる。
代表的な溶剤は、プロピレンカーボネート、7セトン、メチルエチルケトン、シ クロペンタノン、メチルセロソルブアセテート、メチレンクロリド、ニトロメタ ン、メチルホルメート、アセトニトリル、γ−ブチロラクトン及び1.2−ジメ トキシエタン(グライム)を含む。
特定の用途において、米国特許第4.677、137号に記載のように、不活性 担体、例えば、シリカ、アルミナ又はクレー上に光硬化剤を吸着させることは有 利でありうる。この文献を引用によりここに取り入れる。好ましくは、光開始剤 系は約50°C〜60°Cに加熱されたポリオール中に溶解されることができ、 これにより、少量の溶剤の必要性さえ排除される。
放射線感受性である本発明の組成物、即ち、ポリウレタンプリカーサ−及び式I I!もしくはIVの有機金属錯体カチオンのイオン塩を含有する組成物に関して 、電子線を含むあらゆる放射線源及び紫外及び可視スペクトル領域(即ち、約2 00〜800nm)の活性放射線を発生する放射線源は使用されつる。高度に顔 料を含む組成物において、可視範囲(350〜800nm)で加工することが好 ましい。適切な放射線源は水銀灯、カーボンアーク、タングステンランプ、キセ ノンランプ、ハロゲンランプ、太陽光、レーザー等を含む。重合を行うために必 要な照射Iは、有機金属錯体カチオンのイオン塩が何か、その濃度、過酸化物補 助触媒の量、特定のポリウレタンプリカーサ−1照射される物質の厚さ、基材の タイプ、照射源の強度、及び、照射に関連する熱量のような要因に依存する。
任意に、感光剤もしくは光促進剤を放射線感受性組成物に含ませることは本発明 の範囲内である。光増感剤もしくは光促進剤の使用は本発明の潜触媒を使用した 放射線感受性組成物の波長感度を変える。潜触媒が入射放射線を強く吸収しない ときに、このことは特に有利である。光増感剤もしくは光促進剤の使用は放射線 感度を増加し、より短い照射時間及び/又は、より弱い放射線源の使用を可能に する。トリブレットエネルギーが少なくとも45キロ力ロリー7モルであれば、 いかなる光増感剤もしくは光促進剤も有用でありうる。
このような光増感剤の例は、文献、5teven L、klurov、 Han dbook ofPhotochemistry、 Marcel Dekke r Inc、、 NY、 27〜35(1973)の表2に提供され、そして、 ピレン、フルオロアントレン、キサントン、チオキサントン、ベンゾフェノン、 アセトフェノン、ベンジル、ベンゾイン及びベンゾインエーテル、クリセン、p −ターフェニル、アセナフテン、ナフタレン、フェナントレン、ビフェニル、先 行化合物の置換誘導体等を含む。存在するならば、本発明の実施に使用される光 増感剤もしくは光促進剤の量は、一般に、有機金属塩1部当たりの光増感剤もし くは光促進剤の重量基準で、0.01−10部、好ましくは0,1〜1.0部の 範囲である。
第一にそして、硬化性組成物に照射することにより式1[[及び+Vの開始剤を 活性化させること、及び、次いで、このように得られた活性化したプリカーサ− を熱硬化させることによる二段階重合(硬化)を含むことは本発明の範囲であり 、ここで、照射温度は続いて行う熱硬化に用いる温度よりも低い。これらの活性 化したプリカーサ−は、通常、直接的な熱硬化に必要とされるよりも実質的に低 い温度で硬化されることができ、50°C−110°Cの範囲で有利である。
この二段階硬化は、特に単純で有利な方法により重合を制御することも可能にす る。任意に、組成物は空気中で硬化され、その後、N。
雰囲気中で放射線照射されて、存在するならば残留のエチレン系不飽和モノマー を除去する。組成物は、基材上に塗布され、そして光重合が行われるまで、弱い 光の下に、又は好ましくは完全な暗所に保管されるべきである。コーティングは 供給管路から圧着装置中で照射されることもできる。
コーティング及びオーバーコーテイング組成物は、浸漬、ブラッシング、噴霧、 ナイフコーティング、バーコーティング、塗装、リバースロールコーティング、 刻み付はロール、スピンコーティング、又は他のあらゆる適切なコーティング方 法により基材上に適用されうる。オーバーコーテイング組成物のコーティング厚 さは、所望のま膜またはコーティングの使用による。ま膜またはコーティングの 厚さの実際上の上限及び下限は、その配合物の性質に依存し、そして、得られた 塗膜またはコーティングが硬化後にその一体性を維持する必要がある。
オーバーコーテイング組成物の硬化は、存在する特定のモノマーに適切なエネル ギー源を使用することにより現場で達成されつる。
エチレン系不飽和物質が存在するときに、本発明の空気硬化を向上させるために 酸素掃去剤を使用することは有利である。典型的な酸素掃去剤は、制限するわけ ではないが・イソプロピルアミン、フェンエチルアミン、N、N−ジメチルm− トルイジン、N、N−ジメチルp−トルイジン、トリエチルアミン、モノエタノ ールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジェタノ ールアミン、トリエチレンジアミン、エチル4−ジメチルアミノベンゾエート、 ジ−エチレントリアミン、N、N−ジメチルアミノエチル(メト)アクリレート 、及び、骨格にアミンを含み、そして、別の官能基を含む、又は含まないオリゴ マー組成物、例えば、Uvecryl (商標)7100、Uvecryl ( 商標) p−115、及びUvecryl (商標’) p−104(全て、R adcure 5opecialties、Inc、、 Louisville 、 KYより)、及び当業者に知られる他の酸素掃去剤を含む。
着色剤、安定剤、光安定剤、酸化防止剤、流れ剤、増粘剤、平滑剤、被覆顔料( hiding pigments) 、不活性充填剤、結合剤、発泡剤、殺真菌 剤、殺細菌界面活性剤、可ツ剤、及び当業者に知られる他の添加剤のような補助 剤は、組成物中に加えられてよい。このような補助剤は、存在するならば、その 意図する目的に可動な量で加えられる。
本発明の組成物との使用に適切な基材は、例えば、金属(例えば、アルミニウム 、銅、カドミウム、亜鉛、ニッケル、#l)、セラミック、ガラス、紙、木、種 々の熱可塑性もしくは熱硬化性プラスティックフィルム(例えば、ポリエチレン テレフタレート、可塑化ポリビニルクロリド、ポリプロピレン、ポリエチレン) 、布、及びセルロースアセテートを含む。
本発明の重合性組成物は、輸送機及び保全筒材市場に有用な高性能の低vocc 揮発性有機化合物)塗料として特に有用である。
有利なことに、本発明は、組成物が適用されようとするときに混合されることが できる成分パッケージを有する潜硬化性筒材組成物を調製するためのキットとし て提供されることができ、前記キットはポリオール及びポリイソシアネートが別 々のバゲージである第−及び第二パッケージの組み合わせを含む。1つの好まし い態様において、キットは、1つのパッケージに、ポリオール、ラジカル重合性 化合物、有機金属塩の混合物、及び、第二のパッケージに、本発明の過酸化物と ポリイソシアネートの混合物を含む。別の好ましい態様において、キットは1つ のパッケージに本発明の過酸化物とポリイソシアネートの混合物、及び、第二の パッケージにポリイソシアネートとラジカル重合性化合物と有機金属塩の混合物 を含む。好ましい2パツケージ筐料キツトは、1つのパッケージに、ポリオール 、ラジカル重合性化合物、顔料、着色、平滑化、被覆等に関する補助剤、酸素掃 去剤、有機金属塩及び任意に溶剤:そして、第二のパッケージに、本発明の過酸 化物及びポリイソシアネートを含む。
本発明の目的及び利点は次の実施例で更に例示されるが、これらの実施例に引用 される特定の物質及びその量、並びに、他の条件及び詳細は本発明を過度に制限 すると考えられるべきでない。
実施例1 本実施例は、本発明の二成分硬化剤が、ポリウレタンプリカーサ−を不粘着性状 懸にまで硬化するために必要な時間を減じる能力を示す。
重合性組成物は、ポリオール(46,50g Desmophen (商標)6 70−100(ポリオールA)もしくは22.43g Desmophen ( 商標)800(ポリオールB))及び23.50[iのポリイソシアネート(D esmodur N−100(商標))(全て八tiles、 Pittsbu rgh、PAから入手可能)、プロピレンカーボネート中のi、00gの(η6 −キシレン)(ηゝ−シクロペンタジェニル)鉄(1+)ヘキサフルオロホスフ ェート(CpFeXylPFsであり、米国特許第5.059.701号に記載 のように製造される)の異性体混合物の25%溶液からなった。2種の試料は各 配合物から作られ、0、60gのメチルエチルケトンペルオキシド(MEKP) (Atochem、Buffalo、 NYから入手可能)を片方に加え、もう 片方は過酸化物なしに硬化させた。 アルミニウム試験パネル(Q−Panel  (商標)。
C1eveland、 OH)は、76、2a m(3ミル)のナイフコーター を用いてコートされ、5uper Diazo Blue (商標)ランプ(S yLvania、 Danvers。
λIA)の下で硬化させられた。C不粘着性までの分」は種々の照射時間でコツ トンポール試験により決定され、ここで、コツトンポールはコーティング上に置 かれ、視覚的に決定して、汚れを又はいかなる綿繊維を残すことなく除去される 。データを下記の表1に示す。
表1 硬化速度データ 照射時間 ポリオール配合物 状態 2分 ポリオールA(比較) 湿潤 ポリオールA、 MEKP 湿潤 ポリオールB(比較) 湿潤 ポリオールB、 LIEKP 粘着 3分 ポリオールA(比較) 粘着 ポリオールA、 MEKP 弱粘着 ポリオールB(比較) 弱粘着 ポリオール配合物IEKP 不粘着 5分 ポリオールA(比較) 粘着 ポリオールA、 MEKP 不粘着、硬化ポリオールB(比較) 不粘着、 基材において湿潤 ポリオールB、 AIEKP 不粘着、硬化完了表1のデータは、過酸化物硬化 剤を含まないものと比較して、本発明の組成物の不粘着時間が減少することを示 す。
同一配合物は、アルミニウムパネル上の76.2μm(3ミル)のフィルムとし て、水晶/ハロゲンランプ(Sylvania、 Danvers、LIA)下 でも硬化された。パネルは5分又は10分間、照射され、鉛筆硬度(A37M3 363−74)は光を除去した後、10分間以内にチェックした。データを下記 の表2に示す。
ポリオールA(比較) 湿潤 4B ポリオールA、入IEKP <68 2BポリオールB(比較)<68 2B ポリオールB、八IEKP 2B F °鉛筆硬度とはフィルムを切断しない最も硬い鉛筆を意味する。
″′硬度の序列は柔らかいものから硬いもので: 6B−5B−4B−3B−2 8−B−HB−F−H−2H−3H−4H−5H−6Hこのスケールを実施例2 及び3でも用いる。
表1及び2のデータは、過酸化物の添加が、得られるポリウレタンの不粘着時間 及び鉛筆硬度を向上させることを示す。
実施例2 過酸化物の種類の間の相違を証明するために、硬化の試みを行った。アルミニウ ムパネルを76.2μm(3ミル)でナイフコーターによりコートし、20.3 cm(8インチ)の距離で5uper Diazo Blueランプにさらした 。全ての試料は総計て45分間の照射を受けた。「不粘着性までの分」を実施例 1に定義したコ・シトンボール試験により決定した。更に、鉛筆硬度は、24時 間の後硬化の後に測定した。
本試験に用いた配合物は、ポリイソシアネート(Desmodur N−1oo )12、61g、プロピレンカーボネート中のCpFeXY lPF5の25% 溶液0.25g及び過酸化物により提供される活性酸素0.0182当量であっ た。データを下記の表3に示す。
表3 不粘着性及び鉛筆硬度データ 不粘着までの分 24時間 後硬化 メチルエチルケトンペルオキシド 12 2H(DDM−9(商標) 、Ato chem、 Buffalo NY)t−プチルベルオキシベンゾエ−ト(Tr igonox 17 3H(商標) ”C”、 Noury Chemical s、 Chicago、 IL)ジ−t−ブチルペルオキシド(Trigono x″B”、 44 HBNoury Chemicals) (比較)t−ブチ ルクミルペルオキシド(Trigonox″T“、 41 FNoury Ch emicals) (比較)1−1−ジ−t−ブチルペルオキシ3.3.5−  41 Fトリメチルシクロヘキサン (Trigonox (商標)“29”Noury Chemicals) ( 比較)シクロヘキサノンヒドロペルオキシド (LE−50(商標) 、Noury Chemicals)1スケールは表2 と同一である。
表3のデータは、本発明に含まれる種類の過酸化物がポリウレタンを提供するた めの硬化を向上させ、一方、他はポリウレタンを提供するための硬化を阻害する ことを示す。
実施例3 本実施例は、本発明に開示の過酸化物が当業界に知られるオニウム塩及びベンゾ インエーテルよりも存利であることを示す。原料溶液は、343.05gのDe smophen 800.10.50gの分散剤(Solsperse (商標 ) 24000 、Imperial Chemical Indust’ri es、 PLC,Manchester。
England) 、87.75gのフェノキシエーテルアクリレート(Sar tomer。
5tratford、 CT) 、及び525.00gのTi0t(Dupon l Wilmington、 DE)を用いて製造された。この原料溶液をエア ミキサーで高速分散ブレードを用いて、Hegman#7の粉砕物の微細性(粒 子サイズは高々lOμm)として、分散させた。
試料を製造するために使用された配合物は、30.00gの原料溶液、2、72 gのトリプロピレングリコールジアクリレート、3.63gのフェノキンエーテ ルアクリレート、0.30gの、プロピレンカーボネート中のCpFeXylP Fsの25%溶液、及び10.54gのDesmodur n−100からなっ た。個々の試料は、O,18gのメチルエチルケトンペルオキシド(LIEKP )、ジフェニルヨードニウムヘキサフルオロホスフェート塩(PhilpFs  )(米国特許第4.256.828号、コラム7、第34行〜第41行に開示) 、又はベンジルジメチルケタール(KB−1(商標)(Sartomer))を 加えることにより製造された。第四の試着を、対照として用いるために、ラジカ ル開始剤なしで製造した。
コートされたアルミニウムパネルを76.2μm(3ミル)ナイフコーターで製 造し、パネルを5cmの距離で15分間5uper Diazo Blueラン プを用いて照射した。試料を1.5時間、室温で後硬化させ、その後、硬度及び 耐薬品性試験を行った。データを下記の表4に示す。
表4 鉛筆硬度及び耐薬品性 入IEKP Ph21PF、KB−1ラジカル源なしMEK往復摩擦 (AsrN+ 4752−87) >200 70 26 80表4のデータは 、本発明の硬化剤が、オニウム塩もしくはベンゾインエーテルとともに有機金属 塩を用いた同様の従来技術の組成物よりもフィルム硬度及び耐薬品性を提供する のに有利であることを示す。
実施例4 本実施例は、ポリウレタンプリカーサ−の硬化速度に関して、オニウム塩もしく はベンゾインエーテルとともに有機金属塩を使用するよりも本発明の二成分硬化 剤を使用するほうが有利であることを示す。
使用した配合物及び硬化条件は実施例2と同一である。使用した過酸化物の全て はAtochemからの生試料であった。データを下記の表5に示す。
表5 フリーラジカル %活性酸素5°ゝ 不粘着性までの分 ヒドロペルオキシド クメンヒドロペルオキシド 8.20 12t−ブチルヒドロペルオキシド 1 5.98 13ソクロヘキサノンヒトロベルオキシド 5.20 122.4− ペンタンジオンペルオキシド 4.00 15メチルエチルケトンペルオキシド  8.70 13ジアルキルペルオキシド:(比較) ジ−t−ブチルペルオキシド 10.80 >45t−ブチルコミルベルオキシ ド 6.91 >45ジアルキルケタール・(比較) 1.1−ジ(t−ブチルペルオキシ)3.3.5− 9.73 >45トリメチ ルシクロヘキサン エチル−3,3−ノ(t−ブチルペルオキシ) 8.21 45ブチレート ベルオキシカーホネート ジ(2−エチルヘキシル)ペルオキシ 3.48 12ベルオキシエステル・ t−アミルベルベンツ゛エート 7.30 、 +5t−プチルペルヘンゾエー ト 8.07 14ベンシルジメチルケタール(比較)−42ラジカル源なしく 比較)−32 (−1過酸化物により提供された%活性酸素(Atochem)表5のデータは 、本発明の組成物の向上した硬化速度を示す。
更に、実施例は、との種類の過酸化物が本発明に有利であるかを次のように規定 する ヒドロキノペルオキシド、ケトンペルオキシド、ペルオキシジカーボネート、及 びペルオキシエステル。これらの全てはポリウレタンプリカーサ−の硬化を向上 させ、一方、ジアルキルペルオキシド、ベルオキソケタールオニウム塩及びベン ゾインエーテルは硬化を抑制することができる。
実施例5 本実施例は、ポリウレタンプリカーサ−用硬化剤としてベンゾインエーテルを用 いた組成物と比較して、本発明の組成物の物理特性の向上を示す。組成物は、( a) 140.35gのDesmophen 670−100 、(b)41. 30gのイソホロンジイソシアネート(Aldrich Chemical C o、。
Milwaukee、 Wl) 、(c)65.50gのヘキサンジアクリレー ト(HDDA)(Sartomer、 5tratford、 CT) 、(d )0.55gの、ブチロラクトン中のCpFeXylPFsの25%溶液、(e ) 1.87gのメチルエチルケトンペルオキシド(!、IEKP)もしくは( f)ベンジルジメチルケタール(lrgacure (商標) 651 、Ci ba−Geigy、 Hawthrone、 NY)、及び(g)28.07g のテトラヒドロフルフリルアクリレート(THFA)(Sartomer、 5 tratford、 CT)もしくは(h)31.88gの2−(2−エトキシ エトキシ)エチルアクリレ−h(EEEA)(Sartomer、 5trat ford、 CT)からなった。組成物1は成分(a) 、(b) 、 (c)  、(d) 、(e)及び(g)を含んだ。組成物11は成分(a) 、(b)  、(c) 、(d) 、(f)及び(g)を含んだ。組成物1[+は成分(a ) 、(b) 、(c) 、(d) 、 (e)及び(h)を含んだ。組成物[ V(比較)は成分(a) 、(b) 、(c) 、(d) 、(f)及び(h) を含んだ。全ての試料は、ASTM D 638−89タイプIVダイを使用し て切断したダンベル型形状で製造された。硬化は、Uvプロセッサーで標準出力 設定を使用して空気中で15.2m/min(50fpm)で行い、次いで、− 晩、100°Cの炉を使用した。Model 1122試験機(lnstron 、 Canton、 MA)を用いたインストロン引張試験は、次の日に、得ら れた硬化した試料で行った。
破断エネルギー、破断点伸び率、及び接線モジュラスを決定した。
データを図1.2及び3に示す。Irgacur’e 651である成分(f) を含む試料(組成物II及びmは比較用である。
注:EEEA/Iragacure 651試料(図2及び3における組成物] v)はないよってある。これは、実際、構造一体性を有しない試料を正確に示す 。
図1のデータは、特定の過酸化物がベンジルジメチルケタール([rgacur e 651)の使用と比較して使用されたときに、破断エネルギーの向上を示す 。lrgacure 651(mを含むEEEA配合物は0の破断エネルギーを 有したが、MEKP(ItOを含む同一配合物は2.5N−mの破断エネルギー を有した。THFAが使用されたときに、Irgacure 651配合物(I I)は1.6N−mの破断エネルギーに向上されたが、MEKP配合物(1)は 3.3N−mに向上された。
図2に示すように、MEKPを含有する143.1%(1)及び166、6%( 目1)の破断伸び率の値は、150.4%のTHFA/[rgacure 65 1試料(II)と匹敵する柔軟性を示し、そして、組成物の増加した靭性及び硬 度は柔軟性を犠牲にしていないことを示す。
図3は接線モジュラスを描き、本発明を用いて製造した組成物の利点を示す。l rgacure651を混合したEEEA配合物(IV)は0MPaの値を有し たが、kl E K Pの場合の同一配合物Cl11)は57.9λlPaであ った。
好に硬化したので、THFA配合物は直接的な比較を提供する。その値は、しか し、&IEKPの場合の同一配合物(+)の155.2MPaの値に対してわず か29.〇へIPaてあった。
図1.2及び3のデータは、本発明の硬化剤と有機金属塩及びベン1インエーテ ルを含む硬化剤とを比較したときに、伸び率を損失することなしに破断エネルギ ー及び接線モジュラスの向上した物理特性を示す。
実施例6 本実施例は本発明を用いてポリウレタンプリカーサ−のみ及び了クリレートモノ マーを含むポリウレタンプリカーサ−の硬化速度が向上することを示す。DuP ontモデル930光示差走査光量差走査熱量計)を、照射した組成物のエンタ ルピー測定に用いた。13.17gのDesmophen670−100.2. 98gのエトキシエトキシエチルアクリレート、5.80gのヘキサンジオール ジアクリレート、0.11gの、ブチロラクトン中のCpFeXylPF、の2 5%溶液、及び6.77gのDesmodur N−3300を用いて2個の試 料を製造した(配合物A)。1個の試料を0.17gの&1EKPにより触媒し 、もう一つの試料を0.07gのIrgacure 651により触媒した。
上記のように更なる2個の試料を製造したが、エトキシエトキシエチルアクリレ ートもしくはヘキサンジオールジアクリレートを含まなかった(配合物B)。
配合物A及び配合物Bの試料はPDSC中で40°Cで5分間照射された。
データを下記の表6に示す。
表6 エンタルピーJ/g 配合物A lrgacure 651(比較) 175.2AIEKP 239.9 配合物B [rgacure 651(比較)2.6NIEKP 68.7 エンタルピーの比較により、ItlEKI’を含む試料は239.9J/gのエ ンタルピーを有したが、[rgacure 651の試料は175.2J/gの エンタルピーしか有せず、過酸化物により64.7J/g大きくなったことが観 測されつる。
&IEKPを使用して増加したエンタルピーがアクリレートの反応性での結果で あるか、又はポリウレタンプリカーサ−の反応性の結果であるかを決定するため に、配合物Bの試料は上記のようにMEKP又はfrgacure 651のい ずれかで触媒し、そしてPDSCを試験した。過酸化物で硬化した系のエンタル ピーは68.7J/gであったが、Irgacure651の試料のエンタルピ ーはわずか2.6J/gであり、[rgacure 651とポリウレタンポリ カーサ−との間に実質的な相互作用はなかったことを示す。また、配合物Aと同 様に、エンタルピーの増加は約65J/gであった。
本実施例は、潜伏性有機金属触媒及び従来のフリーラジカル源により硬化された 配合物と比へて、同配合物が潜伏性有機金属触媒及びメチルエチルケトンペルオ キシドにより硬化されたときに、ポリウレタンプリカーサ−(B)及びアクリレ ートを含むポリウレタンプリカーサ−(A)の硬化速度が向上することを教示す る。
実施例7 本実施例は過酸化物フリーラジカル源、対オニウム塩もしくはベンゾインエーテ ルを用いて、発生した低揮発性有機化合物(VOC)を示す。アルミニウムパネ ルを76.2μm(3ミル)のナイフコーターを使用して塗布し、5uper  Diazo Blueランプに5cmの距離で15分間さらした。
使用した塗料配合物は、17.75gのDesmophen 800.0.54 gの5olsperse (商標) 3000(Imperial Chemi cal Industries、 PLC。
klanchester、 England)、27.16gの二酸化チタン、 4.54gのヘキサンジオールジアクリレート、0.51gの、プロピレンカー ボネート中のCpFeXylPFsの25%溶液、17.56gのDesmod ur N−100、及び0.04gの流れ補助剤(Coroc A−620−A 2. Cook Composites and Polymers、 Por tWashington、 Wl)からなった。フリーラジカル源は0.30g の、次のうちの1ってあった。メチルエチルケトンベルオキシト、ベンジルジメ チルケタール(KB−1)又はトリフェニルホスホニウムへキサフルオロアンチ モ不−ト(Ph、5SbFG)。フリーラジカル源が!IIEKPである5個の パネル、フリーラジカル源がKB−1である5個のパネル、及びフリーラジカル 源がPhzSSbFs(Union Carbide、 Danbury、 C T)である5個のパネルを製造した。
塗布前にアルミニウムパネルを重量計量し、その後、塗料を塗布し、そして、再 びパネルを重量計量した。コートされた/ぐネルを本実施例の上記の条件下で硬 化し、室温で24時間、後硬化させた。それらを110°Cの炉中に入れた。炉 から取り出した後、総重量損失を決定するためにパネルを再び重量計量した。結 果を下記の表7に示す。
表7 パネル 湿潤 炉取出後■OC重量% 平均%vOC重量 重量 の重量 1.1EKP 1 15.6267 16.2521 +6.2047 7.082 15.6 980 16.4014 16.3464 7.323 15.8230 16 .5031 16.4523 6.97 7.124 15.9016 16. 5263 +6.4790 7.075 15.8704 16.4B43 1 6.4372 7.17B−1 115,775716,4409+6.3035 20.162 15.846 1 16.5091 +6.37s719.923 15.8954 16.5 317 16.4015 19.96 20.024 +5.9456 16. 3710 16.4412 20.015 15.9177 16.5766  16.4412 20.05Ph5SSbFs 1 15.7704 16.3204 16.2107 19.452 15. 6889 16.2978 16.1767 19.393 15.6487  16.3287 +6.1930 19.46 19.364 15.6968  16.3710 +6.2375 19.305 15.9177 16.4 397 16.3054 19.19表7のデータは、低VOCコーティング及 びフィルムの製造において、オニウム塩もしくはベンゾインエーテルを含む有機 金属塩よりも本発明の硬化剤は有利であることを示す。
実施例8 本実施例は、ポリウレタンプリカーサ−及びエチレン系不飽和化合物を含む配合 物が本発明の二成分硬化剤を使用して空気中で硬化されるときに、酸素掃去剤を 使用してアクリレート変換率(ポリマーへの変換)が向上することを示す。
次の配合を存する塗料を製造した:192.26gのポリオール(Desmop hen 800) 、IO,39gの分散剤(Solperse 24.000 ) 、84.34gのテトラヒドロフルフリルアクリレート、521.34gの 二酸化チタン(R−960、DuPont) 、 165.04gのポリオール (Desmophen 651A−65゜kliles、 Pittsburg h、 PA)、201.81gのヘキサンジオールジアクリレート、0.30g の、ブチロラクトン中のCpFeXylPFsの25%溶液、310.51gの ポリイソシアネート(Desmodur N−1oo)、及び5.12gのメチ ルエチルケトンペルオキシド。各々46.’26gの211Iの了りコートを取 り、次のように調整した。
試料A 酸素掃去剤を含まない 試料8 2.3gのオリゴマー第三アミン(Uvecryl (商標) 710 0゜Radcure 5pecialities、Inc、、Louisvil le、KY)各試料の5個の試験パネルをアルミニウムパネル上に76.2μ0 1(3ミル)のナイフコーターを使用して製造し、5uper Diazo B lueランプの下で5cmの距離で15分間硬化した。固形分損失は、%■oc を測定し、%溶剤を減じることにより%固形分損失を決定するように計算された 。vOCは実施例7に記載のように決定された。固形分損失はアクリレートモノ マーによるものであり、それは、アクリレートモノマーの低い分子量及び比較的 高い蒸気圧のためである。結果を次に示す。
試料 %アクリレート変換率 酸素掃去剤Uvercryl 7100の添加は、試料Aと比較して、試料Bの アクリレート変換率を向上させた。
本発明の種々の改良及び変更は、本発明の範囲及び本質を逸脱することなく当業 者に明らかになるであろう。そして、本発明はここに示した例示の態様に過度に 制限されると解釈されるべきでない。
補正書の翻訳文提出書 − (特許法第184条の8) 平成6年9月12日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(1)又は(2)に開示のポリマープリカーサーであって、ここで、 (1)は、少なくとも1種のポリイソシアネート、及び、少なくとも2個のイソ シアネート反応性水素原子を含む少なくとも1種の化合物を含み、イソシアネー ト及び反応性水素原子含有化合物はポリウレタンブリカーサーを構成する、 (2)は、少なくとも1種のエチレン系不飽和モノマー、少なくとも1種のポリ イソシアネート、及び、少なくとも2個のイソシアネート反応性水素原子を含む 少なくとも1種の化合物を含み、イソシアネート及び反応性水素原子含有化合物 はポリウレタンプリカーサーを構成する、 及び、 (1)又は(2)用の二成分硬化剤であって、少なくとも特許請求の範1個の遷 移金属原子及び少なくとも1個の炭素原子−金属原子結合を含む有機金属錯体カ チオンのイオン塩、並びに、ヒドロペルオキシド及びアシルペルオキシドからな る群より選ばれた過酸化物を含む、二成分硬化剤、 を含む重合性組成物であって、前記重合性組成物は、重合を行うために充分なエ ネルギーを受けたときに、不粘着性の保護コーティングを提供し、そして、任意 に光増感剤を含む重合性組成物。 2.前記過酸化物が式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R1及びR2は独立に、水素又は、 (1)1〜50個の炭 素原子及び0〜20個のヘテロ原子を含む直鎖伏もしくは分枝鎖状脂肪族炭化水 素基、(2)2〜50個の炭素原子及び0〜20個のヘテロ原子を含む脂環式炭 化水素基、(3)3〜15個の炭素原子及び0〜10個のヘテロ原子を含む芳香 族炭化水素基もしくは複素環式芳香族炭化水素基、(4)6〜50個の炭素原子 及び0〜20個のヘテロ原子を含むアリール脂肪族炭化水素基(aralpha tichydrocarbon group)、又は(5)1〜50個の炭素原 子及び0〜20個のヘテロ原子を含むアルコキシ基からなる群より選ばれた有機 基であり、ここでR1及びR2は組成物全体の効率を阻害せず、m及びnは独立 に0又は1であり、そして、wは1〜4の範囲の整数であり、 但し、R1及びR2の両方が有機基であるときに、m+nは0又は1であり、そ してR1がアルコキシであるときに、m=1であり、R2がアルコキシであると きに、n=1である。)を有する請求項1に記載の組成物。 3.重合を行うために充分なエネルギーを受けた、硬化した組成物を提供する請 求項1又は2に記載の組成物。 4,前記ポリウレタンブリカーサーが少なくとも1種のポリイソシアネート及び 少なくとも1種のポリオールである請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。 5.前記エチレン系不飽和モノマーが、少なくとも1種のモノ又は多官能性(メ ト)アクリレート、(メト)アクリルアミド、ビニル化合物、アリル化合物、ア リルエーテル化合物、及びラジカル重合性基並ひにイソシアネート及びイソシア ネート反応性基のうちの片方を含む両反応性モノマーからなる群より選ばれる、 請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。 6.塗料である請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。 7.請求項1〜6のいずれかに記載の硬化した組成物を含むコートされた製品。 8.(a)請求項1〜7に記載の組成物を提供すること、及び、(b)不粘着性 コーティングを提供するために、前記混合物を重合させる、又は、重合を行うた めに前記混合物にエネルギーを加えること、の工程を含む方法。 9.重合が2段階で行われ、第一の段階が放射線硬化を含み、そしで第二の段階 が熱硬化を含む請求項8に記載の方法。 10,請求項1〜6のいずれかに記載の潜伏硬化性組成物を製造するためのキッ トであって、2パッケージキットであり、前記パッケージは組成物か適用される ときに混合されることができ、前記キットは第一及び第二パッケージの組み合わ せを含み、前記イソシアネート反応性水素含有化合物及び前記ポリイソシアネー トが別々のパッケージに入っているキット。
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